JPH0777282A - 機器及び機械装置等におけるシール構造 - Google Patents

機器及び機械装置等におけるシール構造

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JPH0777282A
JPH0777282A JP5224745A JP22474593A JPH0777282A JP H0777282 A JPH0777282 A JP H0777282A JP 5224745 A JP5224745 A JP 5224745A JP 22474593 A JP22474593 A JP 22474593A JP H0777282 A JPH0777282 A JP H0777282A
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JP
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hole
peripheral surface
magnet
yoke
magnetic fluid
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JP5224745A
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Hideo Tamamura
玉村秀雄
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームカメラ等においては、カメラの前面外
装板にあけられたレンズ鏡筒挿入穴とレンズ鏡筒の外周
面との間の空隙をゴム等のシール材で遮蔽していたが、
該シール材と該鏡筒との摩擦が大きいため、鏡筒の駆動
速度が遅くなるという欠点があり、またゴムは経年劣化
してシール性能の低下が早い、という欠点があった。本
発明の目的は、前記欠点のない新規なシール構造を提供
することである。 【構成】 本発明のシール構造においては、機器等の壁
部材7の穴7aに挿入されている可動部材5の外周面と
該穴7aとの空隙6を遮蔽するためのシール材として磁
性流体層4を該穴の中もしくは該穴の出口もしくは入口
に配置し、該磁性流体層4を該位置に保持するためのヨ
ーク1及び3と磁石2を該穴の中もしくは入口もしくは
出口に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は機器や機械装置等におけ
るシール構造に関し、特にカメラ等の光学機器等に好適
なシール構造に関する。 【0002】 【従来の技術】最近のレンズ非交換型カメラ(すなわち
コンパクトカメラ)にはズームレンズを装備しているも
のが多くなっており、また、この形式のカメラには非使
用時にレンズ鏡筒がカメラ本体内へ沈胴する沈胴型カメ
ラとして構成されているものもある。このようにズーム
レンズを装備しているレンズ非交換型カメラ(これは一
般にズームカメラと称されている)においてはレンズ鏡
筒の前後進量が大きいので、レンズ鏡筒の前後進に伴う
ポンプ作用によりカメラ内に空気が吸い込まれたり、カ
メラ内から空気が排出されたりする。従って、レンズ鏡
筒が繰り出されていく時にはカメラ内に外部からごみや
水蒸気等が吸い込まれる危険性があった。また、前記カ
メラでは、カメラ前面の外装カバーに貫設されているレ
ンズ鏡筒挿入穴がレンズ鏡筒の外径よりも大きいので該
穴の内周面とレンズ鏡筒の外周面との間にはかなりのク
リアランスがあり、このクリアランスを通って外部から
ごみや水蒸気や有害光線が入り込みやすいという危険性
があった。それ故、従来は、カメラ内空間と外部との連
通を遮断するために、該穴の直径よりも小さな穴を有す
るゴム製のリング状シール部材をカメラ外装体の内面に
取付け、該シール部材の穴の内周縁部をレンズ鏡筒の外
周面に圧接させてごみや有害光線の侵入を防止してい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
シール構造には次のような欠点があった。 【0004】該シール部材をかなり強くレンズ鏡筒の
外周面に圧接させないとごみや有害光線の侵入を防止で
きないので、該シール部材をかなり強く圧接させている
が、このため、レンズ鏡筒に対する摩擦負荷が増大し、
鏡筒の移動速度が遅くなり、カメラの性能が低下する。
また、鏡筒の速度を低下させないためには大出力のモー
タが必要となるためカメラの大型化や大重量化及び価格
の増大を招くばかりでなく、電池寿命が短くなるため、
カメラの使用コストが増大する。 【0005】ゴムは経年変化により硬くなって柔軟性
を失ないやすく、硬くなると該シール部材とレンズ鏡筒
との摩擦負荷は更に増大し、前述の悪影響は更に増大す
る。また、ゴムは経年劣化が早いのでカメラの耐久性及
び信頼性が低い。 【0006】それ故、本発明の目的は、従来のシール構
造の欠点を有しないシール構造を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明はレンズ鏡筒に対
する摩擦負荷がゴム製シール部材よりも小さく、しかも
経年劣化等の問題が生じないシール構造を開発するため
に種々の試行を行った結果、磁性流体をシール材として
使用する本発明のシール構造を実現した。磁性流体はよ
く知られているように、強磁性材料の微粉体を液体等の
媒体に分散させた懸濁液であり、磁界を作用させない時
には通常の液体と同じように容器等に入れないと流出し
てしまうが、磁界を作用させると水銀のように凝集する
ため、容器等がなくても一定位置に保持することができ
るという性質を有している。従って、磁性流体シール材
として使用することにより、可動部材に対する摩擦負荷
が殆どなく且つ経年変化のない極めて良好なシール構造
を実現できる。また、最近では小型で強力な希土類磁石
を比較的安価に利用できるため、該シール構造を比較的
安価に実現できる。 【0008】 【実施例】以下に図を参照して本発明の実施例について
説明する。 【0009】〈実施例1〉図1は本発明の第一実施例の
シール構造を装備した機器もしくは機械装置の要部断面
概略図と、該シール装置の構成要素の斜視図、である。 【0010】同図において、7は機器もしくは機械装置
のケーシングもしくは外装部材である壁部材であり、該
壁部材7には穴7aが貫設されている。穴7a内には該
穴の軸線と平行に矢印方向に移動できる棒状もしくは筒
状の可動部材5が挿入されており、穴7aの内周面と可
動部材5の外周面との間にはクリアランスすなわち空隙
6が設けられている。空隙6を通って壁部材7の内部の
空間8と外部の空間9とが連通してしまわないように、
壁部材7の内部の空間8には本発明の第一実施例のシー
ル10が配置されている。該シール装置10は、穴7a
と同径の穴が貫設されるとともに透磁性材料で構成され
た環状円板型の第一ヨーク1と、該ヨーク1に対して軸
線方向において隔置された同じく透磁性材料で構成され
た環状円板型の第二ヨーク3と、該両ヨーク間に配置さ
れるとともにN極面を第一ヨーク1に密着させS極面を
第二ヨーク3に密着させたリング状の永久磁石2と、第
一ヨーク1の内周面と可動部材5の外周面との間に配置
されるとともに空隙6を遮断する磁性流体層4と、で構
成されている。第一ヨーク1は壁部材7の内壁面に穴7
aと同心になるように接着等により固定されている。永
久磁石2から生じる磁束は図示の二点鎖線のように磁気
回路Cを作って循環し、この磁束により磁性流体4は図
示の位置に保持される。従って、可動部材5が矢印方向
に移動しても磁性流体層4は図示の位置に留まり、壁部
材7の内部の空間8と外部の空間9との連通が完全に遮
断された状態を保持する。また、磁性流体層4と可動部
材5との相互摩擦は殆どないので可動部材5の摩擦負荷
は他の支持部分における摩擦や動力伝達機構における摩
擦負荷などによるものとなり、本実施例のシール装置に
よる摩擦負荷の増加は殆どない。 【0011】〈実施例2〉図2に本発明の第二実施例を
示す。本実施例は第一実施例の変形実施例であって、第
一実施例のシール装置を公知のズームカメラの外装部分
におけるシール構造に適用したものである。 【0012】図2において、11はズームカメラの前面
外装カバー、11aは該カバー11の前面に突設された
筒状部である。11bは筒状部11aの先端部に設けら
れた端板部であって第一実施例の壁部材に該当する。1
1cは端板部11bの中心に貫設されたレンズ鏡筒挿入
孔、12は該孔11cに挿入されて矢印A方向に移動可
能なレンズ鏡筒、13は該鏡筒内に保持されているレン
ズ、である。本実施例のシール装置は該カバー11の筒
状部11a内に該筒状部11aと同心に配置されるとと
もに第一ヨーク1が該端板部11bの内側面に接着され
ている。レンズ鏡筒12の外径は該孔11cの直径より
も小さいので該鏡筒の外周面と該孔11cの内周面との
間には環状の空隙があり、該空隙を介して該カバー11
の内部空間と外部空間とが連通することを磁性流体層4
が遮断している。 【0013】本実施例における効果も第一実施例と同じ
であり、本実施例によればズームカメラのレンズ鏡筒の
移動に伴うカメラ内へのごみ等の侵入を完全に防止で
き、また、該鏡筒の摩擦を増加することなく軽快に小駆
動力で駆動することができる。 【0014】〈実施例3〉図3に本発明の第三の実施例
を示す。本実施例は第二実施例の一部変形実施例であ
り、具体的には、壁部材たる前記カバー11の端板部に
対するヨークの取付け構造に関するものである。図3に
おいて、111はズームカメラの前面外装カバー、11
1aは該カバーの前面中央部に突設された筒状部、11
1bは該筒状部の先端に設けられた環状円板形の端板
部、111cは該端板部の中心に貫設されたレンズ鏡筒
挿入孔、である。また、101は本発明のシール構造の
構成要素である環状円板形のヨーク、102は該ヨーク
の一端面に密着固定された環状円板形の永久磁石、10
4は該ヨーク101の内周面とレンズ鏡筒112の外周
面との間の環状空隙に保持された磁性流体層、である。 【0015】本実施例では、ヨーク101の面に該ヨー
クの軸心を中心とする円弧上に複数の孔101aが貫設
され、該孔101aには該カバー111の端板部111
bの内面に突設されたピンもしくはダボ111dが嵌入
されることにより該ヨーク101が該端板部111bに
固定されている。なお、該ダボ111dの軸方向長さは
ヨーク101の肉厚t1よりも小さい値t2になってい
るため、該ダボが永久磁石102に接触することはな
く、従ってヨーク101内における磁束が乱される恐れ
がない。 【0016】〈実施例4〉図4に本発明の第四の実施例
を示す。 【0017】同図において、205は前記カバーの筒状
部に相当する中空形の構造部材、205aは前記壁部材
に相当する端板部、205bは該端板部の中心に開口さ
れた穴、206は該穴205bの内径より小さな外径を
有するとともに該穴205bに挿入されて矢印B方向に
移動可能な可動部材、である。 【0018】該端板部の内面には該穴205bの軸心を
中心とする円弧に沿って(すなわち図4において紙面に
直交する方向に)延在する円弧状突部205cが形成さ
れており、本実施例のシール装置の構成要素たる環状円
板形のヨーク201が該円弧状突部205cに囲まれた
空間に嵌入固定されている。また、該構造部材205の
該端板部205aと該ヨーク201との間には該可動部
材206の外径よりもわずかに大きな径の穴を有した環
状円板形の遮蔽部材204(本実施例では該部材204
がマイラーやプラスチック等の非透磁性材料で構成され
ている)が挟み込まれている。該部材204は該構造部
材205の外部の空間9の側に磁性流体層203が流出
することを防止するためと、外部の空間9側から磁性流
体層203に触れたりすることを防止するとともに、空
間9側から磁性流体層203を見えないように遮蔽する
ために設けられている。 【0019】〈実施例5〉図5に本発明の第五の実施例
を示す。 【0020】図5において、306は穴306aが貫設
された壁部材、307は該穴306aの直径よりも小さ
な外径を有するとともに該穴306aに挿入されて図示
矢印Aの方向に移動できる可動部材、304は可動部材
307の外径よりもわずかに大きく且つ穴306aより
も小さい穴を中心に有した環状円板形の遮蔽部材、30
5は該部材304と同じ大きさの穴を中心に有する環状
円板形の第二の遮蔽部材、301は穴306aよりも大
きな穴を中心に有した環状円板形のヨーク、302は遮
蔽部材305の外径とほぼ同じ大きさの穴を中心に有し
た環状円板形の永久磁石、である。ヨーク301は遮蔽
部材304とともに壁部材306の内側面に固定され、
遮蔽部材305と磁石302はヨーク301の一方の面
に固定されている。ヨーク301の穴縁は図に示すよう
に面取りが施されていて厚さt11が他の部分の厚さt
10にくらべて薄くなっている。従ってヨーク301の
内周面と可動部材307の外周面との間に配置された磁
性流体層303の横広がりが抑制される。なお、遮蔽部
材304及び305は磁性流体層303の流出を防止す
るとともに磁性流体層303に外部の空間9から触れら
れないように保護し、且つ、壁部材の外側の空間9から
磁性流体層303を見えないように遮蔽する役目をして
いる。 【0021】なお、本実施例をカメラに適用する場合に
は、壁部材306がカメラの前面外装カバーであり、可
動部材307がレンズ鏡筒になり、ヨーク及び磁石並び
に磁性流体層から成るシール装置は該カバーの内側面に
装着される。 【0022】〈実施例6〉図6に本発明の第六の実施例
を示す。同図において、405は壁部材としてのカメラ
外装カバー、406は該カバーの穴に挿入されて軸線方
向に移動する可動部材としてのレンズ鏡筒である。該カ
バー405の穴の周辺部は図示のように他の部分より肉
薄になっていて、その肉薄部分405aにレンズ鏡筒出
入り用の穴が貫設されている。なお、該穴の直径がレン
ズ鏡筒406の外径よりも大きいことは前述の実施例と
同じである。該カバー405の内側面には該穴の軸線を
中心とする円弧に沿って突出した突部405bが形成さ
れ、この突部405bで囲まれた円形の空間内に環状円
板形の磁石401が保護部材403とともに嵌合固定さ
れている。保護部材403はマイラーやプラスチック等
の非透磁性弾性材料で構成されており、該磁石401の
一方の端面と外周面とを覆っている。該保護部材403
の中心部は該カバー405の穴の周辺の凹部に入り込む
ように図6において左側へ(すなわち磁石401の前方
側の面から離れる方向へ)膨らんだ膨出部403aにな
っており、該膨出部403aの中心には該カバー405
の穴とほぼ同径の穴が貫設されている。 【0023】404は磁石401の後方の面を覆ってい
る第二の保護部材であり、該保護部材404も第一の保
護部材403と同じ素材で構成され、中心部には該磁石
401の面から離れる方向に(すなわち、カメラの後方
側へ向かって)膨らんだ膨出部404aを有しており、
該膨出部には該カバー405の穴とほぼ同径の穴が貫設
されている。 【0024】402は該磁石404の内周面とレンズ鏡
筒406の外周面との接触するとともに該両保護部材の
該膨出部に囲まれた環状空間に配置された磁性流体層で
ある。 【0025】本実施例の構成においても図5の実施例と
同じ効果が得られることは明らかである。本実施例の構
成では、壁部材である外装カバー405の穴の周辺部が
切欠かれていて凹部が形成されているため、シール装置
を配置した場合の光軸方向の占有スペースが小さくで
き、且つ、ヨークを使用せずに磁石により直接に磁性流
体層を保持するようにしたので該シール装置の小型化と
軽量化とが達成できる、という効果が得られる。 【0026】なお、該保護部材403及び404により
磁性流体層402の光軸方向の広がりを防止できること
や、保護部材403により外部の空間9から磁性流体層
402に触れることを防止し且つ該空間9から磁性流体
層402を見えないように遮蔽する効果は実施例5と同
じである。 【0027】また、本実施例では、磁石401が保護部
材403及び404により完全に被覆されているので磁
石401が仮りに割れても飛び散る恐れがないことも特
徴の一つである。 【0028】〈実施例7〉図7に本発明の第七の実施例
を示す。 【0029】同図において、17はカメラの前面外装カ
バー、17aは該カバーの筒状部17dの端板部、17
bは該端板部17aの中心に貫設された穴、18は該穴
17bに空隙を以て挿入されたレンズ鏡筒、19は該鏡
筒18内に保持されているレンズである。本実施例のシ
ール装置は該筒状部17dの中に配置され、該端板部1
7aの内側表面17cに対して所定の間隙を以て環状円
板形のヨーク1が配置されている。ヨーク1の外径は該
筒状部の内径よりも小さく、ヨーク1の外周面と該筒状
部17dの内周面との間の環状間隙には第1の磁性流体
層14が配置されている。また、ヨーク1の内周面とレ
ンズ鏡筒18の外周面との間の環状間隙にも第2の磁性
流体層4が配置されている。すなわち、本実施例の構成
においては、ヨーク1が第2の磁性流体層14により該
筒状部17d内に保持されている。 【0030】2は環状円板形の磁石であり、該磁石はヨ
ーク1の後方側の端面に密着固定されている。20は該
カバー17の段部に固着されたストッパーであり、該ヨ
ーク及び磁石の光軸方向の後退限界位置を決定してい
る。 【0031】本実施例の構成においては、磁石2及びヨ
ーク1が該カバーの筒状部17d内で非剛性的に支持さ
れているので該カバーの振動が該シール装置を介してレ
ンズ鏡筒に伝達される恐れがなく、また、該カバー17
の穴17bの軸線に対して該鏡筒の軸線がずれたとして
も(該穴17bに対して該鏡筒が半径方向に多少動いた
としても)シール性能が低下する恐れがない。 【0032】なお、以上に説明した各実施例は、該可動
部材と該穴との間に全周に渡って空隙が存在する場合を
例にとって説明したが、該穴と該可動部材との間の空隙
が全周に渡って存在しない場合(該空隙が該可動部材及
び該穴の周面の一部にのみ存在する場合)も本発明のシ
ール構造を適用できることは当然である。 【0033】また、該可動部材及び該穴が軸心に関して
対称な断面形状でなくともよく、軸心に関して非対称な
断面形状を有するものであってもよいことは明らかであ
る。 【0034】従って、該ヨークや該磁石が環状体である
必要はなく、該可動部材と該穴との相互嵌合関係に応じ
て非環状の形態にすることができる。 【0035】また、該シール構造を機器及び機械装置の
外側や壁の中に設けてもよいことは当然である。 【0036】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明のシール
構造では、可動部材と接触するシール材が磁性流体であ
るため、該駆動部材に対して殆ど負荷を与える恐れがな
く、また、該可動部材が穴に対して多少の軸ずれを生じ
てもシール性能が低下する恐れもないため該可動部材と
該穴の寸法精度や該可動部材の移動時の半径方向のぶれ
の許容量などを従来よりも緩和することができ、更に、
シール装置の組み込み時の取付け精度も従来よりゆるや
かにすることができる。また、経年劣化がないのでシー
ル性能を機器及び機械装置の新製時と同じレベルに長時
間保つことができ、該機器及び機械装置の耐久性と信頼
性を従来よりも著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の第一実施例のシール構造を有
した機器もしくは機械装置の要部の断面図、(b)は該
シール構造の構成要素の斜視図。 【図2】本発明の第二実施例としてのカメラのシール構
造を示した断面図。 【図3】(a)は本発明の第三の実施例のシール構造に
使用されるヨークの正面図、(b)は本実施例のシール
構造の半部断面図。 【図4】本発明の第四の実施例のシール構造の半部断面
図。 【図5】本発明の第五の実施例のシール構造の半部断面
図。 【図6】本発明の第六の実施例の半部断面図。 【図7】本発明の第七の実施例の断面図。 【符号の説明】 1,101,201,301…ヨーク 2,102,202,302,401…磁石 4,14,104,203,303,402…磁性流体
層 5,206,307…可動部材 11,111,405…カメラの外装カバー 12,112,406,18…レンズ鏡筒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の内
    周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部材
    と、を有している機器及び機械装置におけるシール構造
    にして、 該空隙の途中位置及び該空隙の両端側の位置の少なくと
    も一ケ所において該可動部材の外周面に接触するととも
    に該空隙を遮断もしくは遮蔽する磁性流体層と、該磁性
    流体層を該位置に保持するための磁束を発生する磁石
    と、を有していることを特徴とする、機器及び機械装置
    等におけるシール構造。 【請求項2】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の内
    周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部材
    と、を有している機器及び機械装置におけるシール構造
    にして、 該空隙の途中位置及び該空隙の両端側の位置の少なくと
    も一ケ所において該可動部材の外周面に接触するととも
    に該空隙を遮断もしくは遮蔽する磁性流体層と、該磁性
    流体層を該位置に保持するための磁束を発生する磁石
    と、該可動部材の外周面に対して所定の間隙を介して配
    置されるとともに該磁性流体層と該磁石とに接触してい
    るヨークと、を有していることを特徴とする、機器及び
    機械装置等におけるシール構造。 【請求項3】 該壁部材の内部に該ヨーク及び該磁石が
    配置され、該磁性流体層が該空隙の途中もしくは該空隙
    の中に配置されるとともに該可動部材の外周面と該ヨー
    クとに接触していることを特徴とする請求項2の機器及
    び機械装置等におけるシール構造。 【請求項4】 該ヨーク及び該磁石が該壁部材の内側の
    空間に配置され、該磁性流体層が該空間の該壁部材の内
    側表面に接して配置されるとともに該空隙と該空間との
    連通を遮断していることを特徴とする、請求項2の機器
    及び機械装置等におけるシール構造。 【請求項5】 該ヨーク及び磁石並びに該磁性流体層が
    該壁部材の外側表面に隣接して配置され、該磁性流体層
    が該壁部材の空間と該空隙との連通を遮断していること
    を特徴とする、請求項2の機器及び機械装置におけるシ
    ール構造。 【請求項6】 該磁石が該可動部材の外径よりも大きな
    穴を有した環状体として構成され、該磁性流体層が該磁
    石の内周面と該可動部材の外周面との間隙に配置されて
    いることを特徴とする請求項1の機器及び機械装置等に
    おけるシール構造。 【請求項7】 該ヨークが該可動部材よりも大きな穴を
    有した環状体として構成され、該磁性流体層が該ヨーク
    の内周面と該可動部材の外周面との間の間隙に配置され
    ていることを特徴とする請求項2の機器及び機械装置等
    におけるシール構造。 【請求項8】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の内
    周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部材
    と、を有している機器及び機械装置等におけるシール構
    造にして、 該壁部材の内側の空間に配置されて該可動部材の外周面
    に接触するとともに該空間と該空隙との連通を遮断する
    磁性流体層と、該磁性流体層に接触して該磁性流体層に
    磁束を作用させる磁石と、該壁部材の外側から該空隙を
    通して該磁性流体層に対する接触を防止するための遮蔽
    部材と、を有していることを特徴とする機器及び機械装
    置等におけるシール構造。 【請求項9】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の内
    周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部材
    と、を有している機器及び機械装置等におけるシール構
    造にして、 該壁部材の内側の空間に配置されて該可動部材の外周面
    に接触するとともに該空間と該空隙との連通を遮断して
    いる磁性流体層と、該磁性流体層に接触して該磁性流体
    層に磁束を作用させるヨークと、該ヨークに固着されて
    該ヨークに磁束を供給する磁石と、該壁部材の外側から
    該空隙を通して該磁性流体層に対する接触を防止するた
    めの遮蔽部材と、を有していることを特徴とする機器及
    び機械装置等におけるシール構造。 【請求項10】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置等におけるシール
    構造にして、該壁部材と平行に配置されるとともに該可
    動部材の外周面に対向する対向面部分がテーパーカット
    等により薄肉化されている板状のヨークと、該可動部材
    の外周面に対して該空隙よりも狭い間隙を介して配置さ
    れるとともに該ヨークの両面に接して配置された薄板状
    の保護部材と、該可動部材の外周面と該ヨークの該対向
    面とに接触するとともに該保護部材の間に挟まれた空間
    内に配置された磁性流体層と、該ヨークに接して配置さ
    れた磁石と、を有し、該ヨーク及び該磁性流体層並びに
    該磁石及び該保護部材が該壁部材の内側表面及び外側表
    面の少なくとも一方に接して設けられていることを特徴
    とする、機器及び機械装置等におけるシール構造。 【請求項11】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置等におけるシール
    構造にして、中心部に該可動部材の外径よりも大きな穴
    が貫設されるとともに該穴の縁部がテーパーカット等に
    より薄肉にされている環状板形状のヨークと、該壁部材
    の穴よりも小さな穴が中心部に貫設されるとともに該ヨ
    ークの両端面に接して配置された非透磁性の薄板状保護
    部材と、該可動部材の外周面と該ヨークの内周面と該薄
    板状保護部材とで囲まれた空間に配置されて該可動部材
    の外周面と該ヨークの内周面とに接触している磁性流体
    層と、該ヨークに接して配置されている磁石と、を有
    し、該ヨーク及び該磁性流体層並びに該保護部材及び磁
    石が該壁部材の内側表面及び外側表面の少なくとも一方
    に接して配置されていることを特徴とする、機器及び機
    械装置等におけるシール構造。 【請求項12】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置等のシール構造に
    して、 該可動部材の外径より大きな中心穴を有した環状板形状
    の磁石と、該磁石の一方の面及び外周面を被覆する部分
    と該磁石の該中心穴の近傍位置において該磁石の面から
    離れる方向に膨出する膨出部とを有し、該膨出部に該中
    心穴よりも小径の穴が貫設されている第一の保護部材
    と、該磁石の他方の面を被覆する部分と該磁石の該中心
    穴の近傍位置において該磁石の面から離れる方向に膨出
    した膨出部とを有し、該膨出部には該中心穴より小径の
    穴が貫設されている第二の保護部材と、該第一及び第二
    の保護部材の該膨出部に囲まれた空間に配置されるとと
    もに該可動部材の外周面と該磁石の該中心穴の内周面と
    に接触している磁性流体層と、を有し、該磁石及び該磁
    性流体層並びに該保護部材が該壁部材の内側表面及び外
    側表面の少なくとも一方に接して配置されており、該保
    護部材の一方の該膨出部が該壁部材の表面の凹部に配置
    されていることを特徴とする、機器及び機械装置等にお
    けるシール構造。 【請求項13】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置のシール構造にし
    て、 該可動部材の外周面に対向する面を有するとともに該壁
    部材の内側表面に接して配置されたヨークと、該可動部
    材の外周面と該ヨークに接触するとともに該壁部材の内
    側空間と該空隙との連通を遮断している磁性流体層と、
    該ヨークに固定されている磁石と、該壁部材と該ヨーク
    との間に配置されて該磁性流体層を遮蔽且つ保護する保
    護部材と、を有していることを特徴とする、機器及び機
    械装置等におけるシール構造。 【請求項14】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置のシール構造にし
    て、 該可動部材の外周面に対向する面を有するとともに該壁
    部材の内側表面に接して配置されたヨークと、該可動部
    材の外周面とヨークとに接触するとともに該壁部材の内
    側空間と該空隙との連通を遮断している磁性流体層と、
    該ヨークに固定されている磁石と、を有し、 該壁部材の内側表面に形成された嵌合部に該ヨークが嵌
    合固定されていることを特徴とする、機器及び機械装置
    等におけるシール構造。 【請求項15】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置のシール構造にし
    て、 該空隙の途中位置及び該空隙の両端側の位置の少なくと
    も一ケ所において該可動部材の外周面に接触するととも
    に該空隙を遮断もしくは遮蔽する磁性流体層と、該磁性
    流体層を該位置に保持するための磁束を発生する磁石
    と、該磁石の該磁性流体層との接触面以外の磁石表面を
    被覆している非透磁性保護部材と、を有していることを
    特徴とする、機器及び機械装置等におけるシール構造。 【請求項17】 穴が貫設されている壁部材と、該穴の
    内周面との間に空隙を以て該穴に挿入されている可動部
    材と、を有している機器及び機械装置のシール構造にし
    て、該空隙の途中位置及び該空隙の両端位置の少なくと
    も一ケ所において該可動部材の外周面に接触するととも
    に該空隙を遮断もしくは遮蔽する第一の磁性流体層と、
    該磁性流体層を該位置に保持するための磁束を発生する
    磁石と、該可動部材の外周面に対して所定の間隙を介し
    て配置されるとともに該第一の磁性流体層と該磁石とに
    接触しているヨークと、該ヨークと該ヨークを該可動部
    材の半径方向及び軸線方向に相対移動可能に浮遊的に保
    持する第二の磁性流体層と、を有していることを特徴と
    する、機器及び機械装置等におけるシール構造。
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