JPH077730A - 同期制御装置および方法 - Google Patents

同期制御装置および方法

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JPH077730A
JPH077730A JP2830794A JP2830794A JPH077730A JP H077730 A JPH077730 A JP H077730A JP 2830794 A JP2830794 A JP 2830794A JP 2830794 A JP2830794 A JP 2830794A JP H077730 A JPH077730 A JP H077730A
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decoder
difference data
data
time
clock
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JP2830794A
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Bitsushiyuwanata Tantorii
タントリー・ビッシュワナタ
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体から読みだした複合データからデコ
ード後の複数種のデータ間でのタイミング同期を確実に
とることのできる同期制御装置および方法を提供する。 【構成】 システムデコーダ(ホストCPU)、ビデオ
デコーダ、および音声デコーダがそれぞれマスタクロッ
ク回路としての機能およびスレーブ回路としての機能を
持ち、これらの機能を選択的に切り替えて使用できるよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示制御システムに
関し、特に画像データと音声データの同期をとる同期制
御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、複数種のデジタルデータ、例えば
映像データと音声データとを複合化してCD−ROM等
の記録媒体に記録しておき、必要に応じてこれらのデー
タを読出して出力させるマルチメディア個人情報機器が
企画、開発されている。この種の機器で、記録媒体から
読出した複合データをその種類毎のデータにデコード
し、各種データ毎にさらに必要なデコードを行なうデコ
ーダについて、マルチメディア国際標準化団体のMPE
G(Moving Picture coding image Experts Group)が
種々の規格を設けており、該規格には画像信号及び音声
信号の圧縮/伸長方式が含まれている。
【0003】このMPEGによる基本デコーディングシ
ステムを図6に示す。同図でデジタルデータ記録媒体1
は例えばCD−ROM等で構成され、複数種のデジタル
データ、例えば画像データと音声データとを複合化して
記録する。このデジタルデータ記録媒体1に記録されて
いる複合データが図示しないピックアップにより読出さ
れ、順次システムデコーダ(ホストCPU)3へ送られ
る。
【0004】システムデコーダ3は、複合データをデコ
ーディングすることにより時間情報を取出してクロック
コントローラ5へ出力すると共に、音声データを音声デ
コーダ7へ、画像データを画像デコーダ9へそれぞれ分
配出力する。クロックコントローラ5は、システムデコ
ーダ3からの時間情報を基に音声デコーダ7及び画像デ
コーダ9へシステムクロックを供給する。
【0005】そして、音声デコーダ7及び画像デコーダ
9は、それぞれクロックコントローラ5と時間情報の送
受を行なうことで同期をとりながら音声データ、画像デ
ータのデコーディングを実行し、得られたデータをそれ
ぞれ画像出力装置8および音声出力装置10へ送出す
る。
【0006】このようなデコードシステムでは、システ
ムデコーダ3がデジタルデータ記録媒体1から読出した
データの流れからの時間情報に基づき、複数種、例えば
音声データと画像データとが多重化されたデジタルデー
タを音声デコーダ7、画像デコーダ9の入力として供す
るべく、音声や画像それぞれのデータの流れに分配、デ
コーディングしている。
【0007】このMPEGの規格によるビットストリー
ムのシンタックスは、シーケンスヘッダと、6つのレイ
ヤー(上から順に、シーケンス、GOP(Group
ofPictures)、ピクチャ−、スライス、マク
ロブロック(16x16ピクセルのブロック、動き補償
ベクトルの算出単位となる)、およびブロック(8x8
要素で構成されるDCTの算出単位となる))から構成
される。32ビットのバイト配置されたスタートコード
が用意される。これらのビットパターンは、ビデオのビ
ットストリーム中において、スタート以外では発生しな
い。シーケンスエラーコード(蓄積メディアからの訂正
不可能エラーを表す)以外のスタートコードはシンタッ
クスの中で定義されている。スタートコードの前にはバ
イト配置を保つために任意の個数の0が付けられる。シ
ーケンスヘッダは画面のフォーマットなどを指定する。
途中からの再生を可能にするため、シーケンスヘッダは
全てのGOPの先頭に付けることができるが、途中のG
OPに付いたシーケンスヘッダは量子化マトリクスだけ
しか変更できない。シーケンススタートコードの後の内
容は、画像の水平サイズ(12ビット)、垂直サイズ
(12ビット)、画素アスペクト比(4ビット)、ピク
チャーレート(4ビット)、ビットレート(18ビッ
ト)、VBV(vide buffering ver
ifier)バッファサイズ(10ビット)、制限パラ
メータフラッグ(1ビット)、2つの量子化マトリクス
のフラッグ(1ビット)と内容(64x8ビット)など
からなる。
【0008】GOPは完全には独立ではない。シーケン
スの最初のGOPでは、原画面順で、Iピクチャから始
まることを許すが、一般のGOPの先頭にあるのは、M
−1(MはP−ピクチャの周期、通常3及至6程度)枚
のB−ピクチャである。そのいくつかのB−ピクチャ
は、以前のGOPの最後のI,P−ピクチャからの予測
を使うことができる。途中からの再生のために、シーケ
ンスヘッダが付いたGOPでは、途中からの再生のとき
は、最初のM−1枚のB−ピクチャを捨てる必要があ
る。GOPレイヤには、クローズGOPフラッグと、ブ
ロークンリンク(Broken Link)フラッグが
設けられている。クローズGOPフラッグはそのGOP
が以前のGOPの画面を必要としないことを表す。GO
Pの先頭のM−1枚のB−ピクチャは後方予測のみを使
うことを意味する。これはエンコード時に設定されるフ
ラッグである。クローズGOPでないシーケンスをGO
P単位で編集した場合に、結合部分の次のGOPのブロ
ークンリンクフラッグを立てないといけない。デコーダ
はブロークンリンクフラッグが立っているGOPの先頭
のM−1枚のB−ピクチャは表示せずに捨てなくてはな
らない。グループスタートコードのあとに、タイムコー
ド(25bits)、クローズGOP(1bit)、ブ
ロークンリンクフラッグ(1bit)などが続く。
【0009】ピクチャは機能的に異なる4種のタイプを
持つ。D−ピクチャは高速フィード、高速リバースのと
きに使うDC成分だけの画像データである。D−ピクチ
ャはデコーダ必須要件であるが、D−ピクチャは別シー
ケンスにはいる。I,P,Bーピクチャの通常画像とは
シーケンスが異なる。ピクチャスタートコードのあと
に、テンポラルリファレンス(10bits),ピクチ
ャタイプのピクチャコードタイプ(3 bits)、デ
コーダの入力仮想バッファの値を示す、vbv(16b
its)のあとに、動ベクトルが整数単位であること、
動ベクトルのフレーム間隔をP,Bタイプでは必要な個
数記述する。その他、シーケンス、GOPヘッダと同様
であるがイクステンションやユーザデータが続きうる。
【0010】スライスは任意の長さの16画素幅の帯で
あり、ピクチャをまたがることはできない。最初と最後
のマクロブロックはノンスキップ(Nonskippe
d)であり、最低1個のマクロブロックがノンスキップ
である。スライスの垂直位置を含んだスライススタート
コードの後に量子化スケール(quantizersc
ale)(5bits)が続き、エクストラインフォメ
ーションンが続きうる。
【0011】マクロブロックはスタートコードをもたな
い。MBAのあと、マクロブロックタイプがくる。タイ
プによって、量子化スケールが続きうる。また動きベク
トルが必要な個数付く。intra以外のCodedタ
イプでは、マクロブロックパターン(CBP)が付く。
【0012】ブロックレイヤ−は、DCT係数がEOB
まで続く。CBPのため落とされたブロックはブロック
レイヤ自体がない。一般に、図8に示すように画像情報
のシーケンスはいくつかのパケットに分けられており、
各パケットは複数のピクチャ(1静止画面)とその下層
データからなるGOP(Group of Pictu
res)と称される単位で構成されている。シーケンス
情報は、コーディング階層を表わす最上層であり、ヘッ
ダ及びいくつかのGOPからなっている。1つのGOP
はそのままランダムアクセス可能な単位となっている。
このGOPは、シーケンスの範囲内で独立してデコーデ
ィング可能な最小コーディング単位であり、1つのヘッ
ダ及び複数のピクチャからなる。1つのピクチャが動画
像や映画の1フレームに対応する。図7はMPEG規格
で定義されているGOPを構成する3タイプのピクチ
ャ、すなわち、I,P,Bピクチャの相互関係を示すも
のであり、各1つのピクチャが動画像あるいは映画の1
フレームに対応する。すなわち、 Iピクチャ:このIピクチャは、基本的なデータ圧縮し
か施されておらずデータ量が3タイプのピクチャの中で
最も多い、ランダムアクセス用のピクチャであり、他の
ピクチャに関係なくコーディング可能である。 すなわ
ち、フレーム内(Intra frame)符号化画面
であり、すべてのマクロブロックがIntra符号化さ
れる。この目的は、GOPの独立性を容易に保つためで
ある。
【0013】Pピクチャ:このPピクチャは前のIまた
はPピクチャの動き補正用にコーディングされる。すな
わち、フレーム間(Predictive)予測符号化
画面であり、CCITT H.261と同じくマクロブ
ロック毎にIntra符号化とInter符号化が選択
できる画面タイプである。
【0014】Bピクチャ:このBピクチャは3タイプの
ピクチャの中で最もデータ量の圧縮率が高いピクチャで
あり、前後のIまたはPピクチャの動き補正用にコーデ
ィングされる。すなわち、双方向(bidirecti
onal)予測符号化画面であり、MPEG特有の画面
タイプであり、過去のI、Pピクチャを予測に使うだけ
でなく、未来のI,Pピクチャも予測に使うことができ
る画面タイプである。
【0015】上述したI,P及びBピクチャの従属関係
を図7中に矢印で示すように、Iピクチャのみが独立し
て存在し、Pピクチャはその前に位置するIまたはPピ
クチャに、Bピクチャは前後のIまたはPピクチャにそ
れぞれ依存することとなる。
【0016】いくつかのアプリケーションでは、画像信
号を逆方向に再生する要求がなされている。しかしなが
ら、上記のように前あるいは前後のピクチャに依存して
生成されるピクチャがあるため、1つのGOPを構成す
るピクチャ全部を記憶可能なだけの容量を有するメモリ
を使用し、一旦順方向でGOP内のピクチャを再生して
該メモリに記憶させた後に、メモリ内のピクチャを逆方
向に読出していくようなデコーダ構成としなければ、上
記のような要求を実現することができない。したがっ
て、順方向に画像を再生する場合に比してデコーディン
グしたピクチャを記憶しておくための表示用メモリがた
くさん必要となるが、現状の回路構成で表示用メモリの
容量を考慮するとそのような余裕はなく、結果として上
記のような逆再生の実現は事実上困難であった。
【0017】また、GOP内で他のピクチャに依存しな
い独立したピクチャであるIピクチャのみを使って逆再
生を行なえば、上記表示用メモリの容量の問題を回避す
ることができるが、その反面、実際に表示に用いられる
ピクチャの数が大幅に減少してしまうため、動きが粗く
滑らかさのない、表示品質の低い動画像しか得ることが
できず、実用的ではなかった。
【0018】また、MPEGのアルゴリズムでは、周波
数を自由に選択してコーディングすること及び他のピク
チャに依存しないIピクチャのGOP内の位置等に関し
て特に規定しておらず、自由に設定可能となっている。
そのため、ランダムアクセス機能が重要なアプリケーシ
ョンでは、特にIピクチャを秒に2回程度配設して使用
される。
【0019】このように現在利用し得るMPEGの画像
デコーダでは、正転/逆転双方向のスキャン機能につい
て何らサポートしておらず、外部アプリケーションソフ
トウェアを用いてIピクチャをスキャニングすることの
みが唯一可能であった。
【0020】しかるに、高速の正転/逆転スキャン機能
を実現するために、画像デコーダにIピクチャを表示の
順序で分配する外部システムを用いることが期待されて
いる。しかし、従来のMPEGシステムでは、アプリケ
ーションソフトウェアによりMPEGピクチャの正転/
逆転のスキャン機能を画像デコーダの外部システムがビ
ットストリームをデコーディングして識別し、スキャニ
ングのためのIピクチャの位置を見付けなければならな
い。これは、外部のシステムデコーダ3に多大な負荷を
強いることとなる。
【0021】また、一般に使用されるMPEGの画像デ
コーディング用の半導体チップでは、ビットストリーム
中のIピクチャの位置に関する情報を記憶保持すること
がないので、該情報の記録を上位のシステムデコーダ3
が保持しなければならず、やはりシステムデコーダ3の
負担が大きかった。
【0022】また、デジタルデコーダはコード化された
ビットストリームデータを受取り、デコードして外部メ
モリに格納し、表示する前にフレームの順番ずけを行
う。MPEGの場合には、I、P,Bタイプの動画があ
るので、各動画は、外部メモリの3つのバッファに瞬時
に格納されなければならない。この格納された動画に対
して、種々の再生機能がデジタルデコーダにより実現さ
れる。このような機能としては、例えば、ノーマルプレ
イ、高速/低速プレイ、静止画、サーチ等がある。しか
し、従来MPEG規格あるいは他のデジタルビデオデコ
ーダでは、デコードした動画を反転する機能は有してい
ない。
【0023】JPEGの場合には、種々の動画操作(動
画の反転を含む)がデコードされた動画に対して成され
るが、ビデオデコーダの他にDSPあるいはグラフィッ
クチップがさらに必要になる。このように、現在市販の
デジタルビデオデコーダでは、表示する前に動画を反転
する(右ー左あるいは上ー下等)動画反転機能を有しな
い。現在市販のデジタルビデオデコーダを使ってこの機
能を実現するためには、デコードした動画データを受け
取るビデオシステムに、グラフィックチップおよびフレ
ームメモリが必要となる。
【0024】また、記録媒体から読みだした複合データ
をその種類毎のデータにデコードし、各種データ毎にさ
らに必要なデコードを行うデコーダにおいては、複合デ
ータからデコードした複数種のデータ間でタイミング同
期をとる必要がある。この同期をとる一般的な方法とし
ては、記録媒体から固定比率でデータを読みだし、各種
データをそれぞれのデコーダブロックに割り当てる。こ
のような場合、記録媒体から各種データを読みだす際の
固定比率を全体の動作タイミングと同期にもとずいて決
定する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】この場合、音声データ
と映像データが記録媒体からデコードされる場合には、
デコーダ出力後のそれら各データ間で同期がとられるこ
とはなく、例えば”停止”と”再生開始”とを繰り返し
行うことで、結果的に音声と映像との出力タイミングに
ずれが生じるという不具合が発生することになる。
【0026】すなわち、従来、システムの種々のデコー
ダに供給されるマルチデータストリーム間の同期は、図
9に示すようにシステムデコーダ267が記録媒体26
3から一定のレートでデータをリードし、分離して各デ
ータストリーム(DS1及至DSn)をそれぞれのデコ
ーダに供給している。この場合、データを記録媒体から
読みだすレートにより、各デコーダのタイミングと同期
が決定される。従って、音声データとビデオデータが共
通の記録媒体からデコードされる場合には、デコード後
にビデオデータの表示と音声出力との同期がとれていな
い場合、実際の音声出力タイミングおよびビデオ出力タ
イミングと相関性が無くなってしまう。
【0027】この発明の目的は、記録媒体から読みだし
た複合データからデコード後の複数種のデータ間でのタ
イミング同期を確実にとることのできる同期制御装置お
よび方法を提供することである。
【0028】この実施例では、各デコーダ、例えばビデ
オデコーダおよび音声デコーダにマスタクロック回路と
しての機能およびスレーブクロック回路としての機能を
持たせ、これらの機能を選択的に切り替えて使用できる
ように構成されている。この結果、システムデコーダ2
69はマスタクロック信号を各種デコーダに供給する必
要が無いので、負荷が軽減され、他のアプリケーション
にサービスすることができる。また、各デコーダが例え
ばデータバッファを有している場合、データのアンダー
フローやオーバフローを防止することができる。また、
各デコーダは、残りの他のデコーダとの同期をとるマス
タタイムキーパの役割を果たすことができるので、シス
テム設計に柔軟性をもたせることができる。さらに、多
重ストリーム間の同期は、共通データストリームにおけ
るプレゼンテーションタイムスタンプにより取ることが
できる。従って、1つのデータストリームの再生を他の
データストリームの再生に合わせるのではなく、すべて
のデータストリームの再生をマスタタイムベースに調整
することによりN個のストリームの再生の同期をとるこ
とができる。
【0029】
【実施例】以下、この実施例について図面を参照して説
明する。図1は、この発明の同期制御回路が適用された
第1デコーダ273および第2デコーダ275を示すブ
ロック図である。図1においてDSM(digials
torage medium)263はビデオデータと
音声データの複合データ(ISO11172規格のデジ
タルデータ)を記憶する記録媒体である。システムデコ
ーダ269は例えばホストシステムのCPUと制御プロ
グラムにより実現され、DSM263から複合データを
読みだし、ビデオデータと音声データとに分離し、それ
ぞれ第1デコーダ273と第2デコーダ275に供給す
る。すなわち、システムデコーダ269はビデオデータ
と時間に関する情報(system clock re
ference(SCR),presentation
time stamp (PTS),and deco
ding time stamp (DTS))とを分
離し、ビデオデータをビデオバッファ277に、時間情
報をシステムタイムクロックカウンタ(STCC)27
9に出力する。さらに、システムデコーダ269は音声
データと時間情報(SCR,PTS,DTS)を分離
し、音声データを音声バッファ281に、時間情報をS
TCC283に出力する。ビデオバッファ277から出
力されるビデオデータおよび音声バッファ281から出
力される音声データはそれぞれビデオデコーダ285お
よびオーディオデコーダ287によりデコードされ、そ
れぞれ出力制御回路289および291に出力される。
出力制御回路289は、STCC279からのPTSに
もとずいてビデオデータの出力制御およびタイミング制
御を行う。同様にして、出力制御回路291は、STC
C283からのPTSにもとずいて、音声データの出力
制御およびタイミング制御を行う。
【0030】この実施例では、3つのモードがある。
i)システムデコーダがタイムマスタになる場合、i
i)第1デコーダがタイムマスタになる場合、iii)
第2デコーダがタイムマスタになる場合である。システ
ムデコーダがタイムマスタになる場合、第1および第2
デコーダはそれぞれスレーブとして動作する。システム
デコーダ269はそれぞれSTCC279、283にシ
ステムクロックおよび時間情報(SCR,DTS,PT
S)を供給する。各STCC279、283は供給され
たSCRを用いてシステムタイムクロックを補正する。
【0031】第1デコーダ273がタイムマスタになる
場合、システムデコーダ269および第2デコーダ27
5がスレーブとして動作する。システムデコーダ269
は第1デコーダ273からの割り込み信号に応答して第
1デコーダ273内のSTCC279により生成される
差分データをリードする。システムデコーダ269は読
み取った差分データにもとずいて自己のシステムタイム
クロックを補正するとともに、前記差分データをスレー
ブである第2デコーダ275内のSTCC283に供給
する。システムデコーダ269は、第1デコーダ273
および第2デコーダ275に設けられるSTCC27
9、283と同様のハードウエア構成を有するかもしく
は、システムデコーダ269によるソフトウエア制御に
より、第1デコーダ273からリードした差分データに
もとずいてシステムタイムクロックを補正する。
【0032】第2デコーダ275がタイムマスタの場
合、システムデコーダ269および第1デコーダ273
はスレーブとして動作する。この場合には、システムデ
コーダ269はSTCC283からの差分データをリー
ドする。システムデコーダ269はリードした差分デー
タにもとずいて自己のシステムタイムクロックを補正す
るとともに、リードした差分データをスレーブである第
1デコーダ273に供給する。
【0033】以下、STCC279、283における差
分データの生成について詳細に説明する。図2は図1に
示したSTCC279およびその周辺回路を示す詳細ブ
ロック図である。なお、第2デコーダのSTCC283
も同様の構成である。
【0034】図2において、システムデコーダ269内
のクロックコントローラ271からのシステムクロック
が分周回路293へ入力され、ここで適宜分周されてI
SO11172規格の90KHzのクロック信号が作ら
れ、STCC279に供給される。STCC279は、
90KHzのクロック信号に同期して差分レジスタ29
5に保持される差分データの値だけアップまたはダウン
カウントを行う。STCC279からのカウント値は比
較回路297に送られる他、同期制御のためのクロック
信号としてビデオバッファ277、ビデオデコーダ28
5、および出力制御回路289に送られる。
【0035】上記比較回路297にはまた、システムデ
コーダ269からの時間情報TSとしてSCR299、
DTS301、及びPTS303が適宜入力される。比
較回路297はこれらの時間情報とSTCC279のカ
ウント値とを比較し、その差分データをセレクタ305
に出力する。セレクタ305はタイムマスタモードのと
きは、比較回路297からの差分データを、スレーブモ
ードのときはタイムマスタから供給された差分データを
選択して、差分レジスタ295にロードする。なお、こ
のセレクタ305へのセレクト信号はシステムデコーダ
269から供給される。
【0036】SCR299、DTS301、PTS30
3は所定時間(MPEG1の規格では、0.7秒未満)
毎に定期的に入力される。従って、STCC279のカ
ウント値も上記所定時間毎に補正される。ビデオバッフ
ァ277はSCR299にもとずいて、そのタイミング
制御がなされ、ビデオデコーダ285はDTS301に
もとずいて、出力制御回路289はPTS303にもと
ずいてそのタイミング制御が行われる。
【0037】これらのタイミング制御の結果、映像デー
タと音声データとの間に時間的な「ずれ」が生じたとし
ても、これをリアルタイムで補正し、同期のとれた映像
データと音声データを出力させることができる。
【0038】上記STCC279はマスタクロックモー
ドまたはスレーブクロックモードとして動作する。ST
CC279がマスタクロックモードで動作する場合に
は、第2デコーダ275内のSTCC283およびホス
トシステムはスレーブモードで動作する。この場合、第
1デコーダ273は、差分レジスタ295にセットされ
た差分データをシステムデコーダ269に知らせるため
に、システムデコーダ269に対して割り込み信号を出
力する。この割り込み信号に応答してシステムデコーダ
269は、差分レジスタ295内の差分データをリード
する。このリードした差分データをスレーブである第2
デコーダ275内のSTCC283の差分レジスタにロ
ードする。
【0039】すなわち、システムデコーダ269のシス
テムタイムクロックおよび第2デコーダ275内のST
CC283のシステムタイムクロックは、第1デコーダ
273内の差分レジスタ295から出力される差分デー
タにより補正される。どのデコーダのSTCCがタイム
マスタになるかはシステムデコーダが決定する。(例え
ばホストシステム側におけるセットアップメニュウプロ
グラムによりユーザが選択する)。
【0040】図3および図4は、マスタモードおよびス
レーブモードにおける動作を示すフローチャートであ
る。なお、この例では、第1デコーダ273がマスタモ
ードの場合について説明するが第2デコーダ275がマ
スタモードの場合においても同様の制御が行われる。
【0041】ステップ311において、システムデコー
ダ269はSCR299およびデータを抽出する。次
に、ステップ313において、各デコーダは自分がマス
タモードかスレーブモードかを判断する。自分がマスタ
モードの場合には、ステップ315において、最初のS
CR299かどうか判断する。最初のSCR299でな
ければステップ321に進む。ステップ315におい
て、最初のSCR299であると判断すると、ステップ
317においてSCR299の値をSTCC279にセ
ットする。そしてステップ319においてデコードを開
始する。ステップ321において、STCC279の値
がPTS303と等しいかどうか、すなわち差分レジス
タ295の値が”0”かどうかをコンパレータ297で
比較する。差分レジスタ295の値が”0”でない場合
には、ステップ323において、STCC279の値と
PTS303との差を差分レジスタ295にセットし、
差分レジスタ295にセットされた値にもとずいてST
CC279の値を補正する。そしてステップ325にお
いてデータを表示するとともに、ステップ327におい
て差分レジスタ295にセットされた差分データをシス
テムデコーダ269に出力する。
【0042】一方、ステップ313においてスレーブモ
ードであると判断すると、ステップ329において、最
初のSCRかどうか判断し、最初のSCRであれば、ス
テッップ331において、SCR299の値をSTCC
279にセットし、差分レジスタ295に”0”をセッ
トする。そしてステップ333においてデコードを開始
する。ステップ335において、差分レジスタ295の
値が”0”かどうか判断する。”0”でなければ、ステ
ップ337において、差分レジスタ295の値をSTC
C279に加え、STCC279の値を補正し、ステッ
プ335に戻る。差分レジスタ295の値が”0”の場
合には、ステップ339において、STCC279の値
がPTS293と一致するかどうか比較回路297によ
り比較する。一致する場合にはステップ341におい
て、データを表示し、ステップ335に戻る。ステップ
339において、一致しない場合には、ステップ343
において、PTS293の方がSTCC279の値より
も大きいか否か判断する。大きい場合には、ステップ3
45において、PTS293とSTCC279の値が一
致するまでウエイトし、ステップ341に進む。他方、
PTS293がSTCC279の値よりも小さい場合に
は、ステップ347において表示をスキップしステップ
335に戻る。
【0043】なお、図2に示す実施例では差分レジスタ
を用いてその差分データをSTCC279に加算するよ
うに構成したが、図5に示すようにPLL(phase
locked loop)回路351を用いてSTC
C279を制御するように構成してもよい。
【0044】また、上記実施例では、ビデオデコーダお
よび音声デコーダに含まれる同期制御回路はいずれも図
2に示す回路構成としたが、例えばビデオデコーダをマ
スタデコーダとして、その同期制御回路を図2に示すよ
うな回路構成とし、音声デコーダをスレーブデコーダと
してその同期制御回路は、STCCと差分レジスタのみ
を有する構成として、マスタデコーダからの差分データ
をスレーブデコーダの差分レジスタに供給するように構
成してもよい。
【0045】さらに、図2に示す実施例では、割り込み
信号に応答してシステムデコーダがタイムマスタの差分
レジスタにセットされた差分データをリードし、スレー
ブの差分レジスタにセットするように構成したが、差分
データレジスタをポーリングするように構成してもよい
し、タイムマスタとスレーブを接続するデータバスを設
け、タイムマスタから直接スレーブに差分データを供給
するように構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】この発明の同期制御装置および方法によ
れば、ビデオデコーダおよび音声デコーダにマスタクロ
ック回路としての機能およびスレーブクロック回路とし
ての機能を持たせ、これらの機能を選択的に切り替えて
使用できるように構成されている。この結果、システム
デコーダ269(ホストシステムのCPU43)はマス
タクロック信号を各種デコーダに供給する必要が無いの
で、負荷が軽減され、他のアプリケーションにサービス
することができる。また、各デコーダが例えばデータバ
ッファを有している場合、データのアンダーフローやオ
ーバフローを防止することができる。また、各デコーダ
は、残りの他のデコーダとの同期をとるマスタタイムキ
ーパの役割を果たすことができるので、システム設計に
柔軟性をもたせることできる。さらに、多重ストリーム
間の同期は、共通データストリームにおけるプレゼンテ
ーションタイムスタンンプにより取ることができる。従
って、1つのデータストリームの再生を他のデータスト
リームの再生に合わせるのではなく、すべてのデータス
トリームの再生をマスタタイムベースに調整することに
よりN個のストリームの再生の同期をとることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の同期制御装置をMPEG1規格のデ
コーダシステムに適用した場合の内部構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1に示すシステムタイムクロックカウンタ
(STCC)およびその周辺部を示す詳細回路図。
【図3】図2に示す同期制御装置がそれぞれマスタモー
ドおよびスレーブモードで動作する場合の制御を示すフ
ローチャートの一部。
【図4】図2に示す同期制御装置がそれぞれマスタモー
ドおよびスレーブモードで動作する場合の制御を示すフ
ローチャートの残りの部分。
【図5】図2に示す同期制御装置の変形例を示す回路
図。
【図6】MPEG規格にもとずいた、一般的なデコーデ
ィングシステムの構成を示すブロック図;
【図7】MPEG規格にもとずいた、GOP内のピクチ
ャの依存関係を示す図;
【図8】MPEG規格にもとずいた、データパケット内
のピクチャの構成の一例を示す図;
【図9】従来行われている同期制御を示すブロック図;
【符号の説明】
1...デジタル記録媒体、3...システムデコー
ダ、5...クロック制御回路、7...音声デコー
ダ、9...ビデオデコーダ、263...デジタルデ
ータ記録媒体、267...システムデコーダ、268
−1及至268−n...デコーダ、269...シス
テムデコーダ、271...クロックコントローラ、2
73...第1デコーダ、275...第2デコーダ、
277...ビデオバッファ、279、283...シ
ステムタイムクロックカウンタ、285...ビデオデ
コーダ、289...出力制御回路、281...オー
ディオバッファ、287...オーディオデコーダ、2
93...分周器、295...差分レジスタ、29
7...比較器、299...システムクロックリファ
レンス(SCR)、301...デコーディングタイム
スタンプ(DTS)、303...プレゼンテーション
タイムスタンプ(PTS)、305...セレクタ、3
51...PLL

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアルタイム表示のためのシステムの種々
    のデコーダの動作を同期させる装置において、 前記システムおよび各デコーダは、 前記システムから供給されるシステムクロックにもとず
    いてシステムタイムクロックをカウントするシステムタ
    イムクロックカウンタ手段と;前記システムタイムクロ
    ックカウンタ手段から出力されるシステムタイムクロッ
    ク信号と前記システムから供給されるシステムクロック
    リファレンスと比較し、その差分データを出力する比較
    手段と;前記比較手段からの差分データおよび前記シス
    テムまたは他のデコーダから供給される差分データを選
    択的に出力するセレクタ手段と;前記セレクタ手段から
    出力される差分データを保持する手段と;前記保持手段
    に保持された差分データを前記システムクロックタイム
    カウンタ手段に供給する手段とを備えることを特徴とす
    る同期制御装置。
  2. 【請求項2】前記各デコーダは前記システムに対して割
    り込み信号を発生する手段を有し、前記システムはこの
    割り込み信号に応答して割り込み信号を発生したデコー
    ダ内の差分データ保持手段に保持されている差分データ
    をリードし、他のデコーダに供給する手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の同期制御装置。
  3. 【請求項3】前記システムはどのデコーダをタイムマス
    タにするかを設定する手段を有し、タイムマスタに設定
    されたデコーダ内の保持手段をポーリングし、保持され
    ている差分データをリードし、他のデコーダに供給する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の同期制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記システムはタイムマスタに設定された
    デコーダ内のセレクタ手段には前記比較手段からの差分
    データを選択するための選択信号を供給し、それ以外の
    デコーダに対しては、システムからの差分データを選択
    するための選択信号を供給する手段を有することを特徴
    とする請求項3記載の同期制御装置。
  5. 【請求項5】リアルタイム表示のためのシステムの種々
    のデコーダの動作を同期させる装置において、 前記システムおよび各デコーダは、 前記システムから供給されるシステムクロックにもとず
    いてシステムタイムクロックをカウントするシステムタ
    イムクロックカウンタ手段と;前記システムタイムクロ
    ックカウンタ手段から出力されるシステムタイムクロッ
    ク信号と前記システムから供給されるシステムクロック
    リファレンスとを比較し、その差分データを出力する比
    較手段と;前記比較手段からの差分データおよび前記シ
    ステムまたは他のデコーダから供給される差分データを
    選択的に出力するセレクタ手段と;前記セレクタ手段か
    ら出力される差分データを保持する手段と; および前
    記保持手段に保持された差分データを前記システムクロ
    ックタイムカウンタ手段にフィードバックするフェーズ
    ロックループ手段とを備えることを特徴とする同期制御
    装置。
  6. 【請求項6】前記各デコーダは前記システムに対して割
    り込み信号を発生する手段を有し、前記システムはこの
    割り込み信号に応答して割り込み信号を発生したデコー
    ダ内の差分データ保持手段に保持されている差分データ
    をリードし、他のデコーダに供給する手段を有すること
    を特徴とする請求項5記載の同期制御装置。
  7. 【請求項7】前記システムはどのデコーダをタイムマス
    タにするかを設定する手段を有し、タイムマスタに設定
    されたデコーダ内の保持手段をポーリングし、保持され
    ている差分データをリードし、他のデコーダに供給する
    手段を有することを特徴とする請求項5記載の同期制御
    装置。
  8. 【請求項8】前記システムはタイムマスタに設定された
    デコーダ内のセレクタ手段には前記比較手段からの差分
    データを選択するための選択信号を供給し、それ以外の
    デコーダに対しては、システムからの差分データを選択
    するための選択信号を供給する手段を有することを特徴
    とする請求項7記載の同期制御装置。
  9. 【請求項9】リアルタイム表示のためのシステムの種々
    のデコーダの動作を同期させる方法において、前記シス
    テムおよび各デコーダの動作は、 a)前記システムから供給されるシステムクロックにも
    とずいてシステムタイムクロック信号をカウントするス
    テップと; b)ステップa)においてカウントされたシステムタイ
    ムクロック信号と前記システムから供給されるシステム
    クロックリファレンス信号とを比較し、その差分データ
    を出力するステップと; c)前記差分データおよび前記システムまたは他のデコ
    ーダから供給される差分データを選択的に出力するステ
    ップと; d)前記選択された差分データを前記ステップa)のカ
    ウント値に加算するステップとで構成されることを特徴
    とする同期制御方法。
  10. 【請求項10】前記システムは割り込み信号を発生した
    デコーダ内の差分データをリードし、他のデコーダに供
    給するステップをさらに有することを特徴とする請求項
    9記載の同期制御方法。
  11. 【請求項11】前記システムはどのデコーダをタイムマ
    スタにするかを設定するステップと、タイムマスタに設
    定されたデコーダをポーリングして差分データをリード
    し、他のデコーダに供給するステップをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項9記載の同期制御方法。
  12. 【請求項12】前記ステップc)の選択ステップはタイ
    ムマスタに設定されたデコーダにおいては、前記ステッ
    プb)の比較ステップにおいて得られた差分データを選
    択し、それ以外のデコーダにおいては、前記システムか
    らの差分データを選択することを特徴とする請求項9記
    載の同期制御方法。
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