JPH0777327A - 燃焼装置の煤詰まり検知方法とそれを利用したcoセンサ付燃焼装置のcoセンサ故障検知方法 - Google Patents

燃焼装置の煤詰まり検知方法とそれを利用したcoセンサ付燃焼装置のcoセンサ故障検知方法

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JPH0777327A
JPH0777327A JP24592293A JP24592293A JPH0777327A JP H0777327 A JPH0777327 A JP H0777327A JP 24592293 A JP24592293 A JP 24592293A JP 24592293 A JP24592293 A JP 24592293A JP H0777327 A JPH0777327 A JP H0777327A
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combustion device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の感覚に頼らず、自動的に煤詰まりを検
知できる燃焼装置の煤詰まり検知方法とそれを利用した
COセンサ付燃焼装置のCOセンサ故障検知方法を提供
する。 【構成】 煤詰まりのないときの燃焼装置の安定した熱
効率を基準熱効率として予め実験等により求めて与えて
おく。制御装置の煤詰まり検知部において、バーナの燃
焼運転時に、熱交換器の入側と出側の温度情報と、燃料
供給量と、水の流量とより熱効率を逐次演算モニタし、
安定したとき以降の熱効率が、前記基準熱効率の値より
も許容偏差を越えて低下したときに煤詰まり検知信号を
出力する。また、COセンサ付燃焼装置において、上記
のように、燃焼装置の煤詰まりが検知されても、COセ
ンサによるCO安全動作が行われないときには、COセ
ンサ故障検知信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器や暖房器等の燃
焼装置の煤詰まり検知方法と、それを利用したCOセン
サ付燃焼装置のCOセンサ故障検知方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近においては、ガスや石油を燃料とす
る給湯器、風呂釜、あるいは暖房器等の燃焼装置の小型
化を図るため、装置内に燃焼ファンを配設することによ
り、燃料量に見合った空気量をバーナに供給して強制燃
焼を行わせている。しかし、燃焼ファンにより燃料量に
見合った空気量がバーナに供給されなくなり、燃料量と
空気量のバランスが崩れると、部分不燃を起こしやす
く、一度部分不燃を起こすと熱交換器に煤が急速に付着
し、火災へとつながる虞があった。このような燃料量と
空気量のバランスの崩れに起因する部分不燃の発生例
が、図5と図6に示されている。
【0003】図5には、燃焼ファン3が排気側に配設さ
れているタイプの給湯器が示されており、このような給
湯器を埃の多い地面等に設置した場合には、バーナ1の
空気口から埃が吸い込まれ、バーナ1の炎口1aの内側
に図示のように埃が溜まり、そのため、バーナ1に供給
される空気は均等ではなくなり、空気量と燃料量とのバ
ランスが崩れ、バーナ1の炎口に埃が付着した部分で部
分不燃を起こすこととなり、熱交換器2に急速に煤が付
着し、煤詰まりが発生することとなる。
【0004】図6には、燃焼ファン3が給気側に配設さ
れているタイプの給湯器が示されており、このような給
湯器では、燃焼ファン3とバーナ1との間にパンチング
メタル等の均圧板4を介設することによって、燃焼ファ
ン3からの空気が均等に分圧されてバーナ1の各部へ空
気が供給されるよう構成されている。この場合には、燃
焼ファン3の回転による吸い込み力が強く、給気口3a
から蚊や蛾等の虫が吸い込まれ、この虫が前記均圧板4
に引っ掛かり、バーナ1には均等に空気が供給されなく
なって部分不燃を起こすこととなり、前記同様に熱交換
器2に煤詰まりが生ずることとなる。
【0005】上記のように部分不燃が起き、熱交換器2
に煤詰まりが生じた場合に、従来はこれを検知する方法
がなく、燃焼装置の利用者が装置周辺の煤の汚れや燃焼
時の異臭に気付く等、人間の感覚に頼る他なかった。一
方、燃焼装置にCOセンサを配設して、このCOセンサ
が排ガス中のCOガスを検出し、CO検出濃度が予め与
えられている基準濃度に達したときに、警報器を動作さ
せる等のCO安全動作を行うCO安全装置が設けられて
いるCOセンサ付燃焼装置では、上記のように、部分不
燃が起こることによりCO検出濃度が基準濃度に達する
ので、COセンサによるCO安全動作が行われるが、C
Oセンサが故障するとCO安全動作が行われなくなるの
で、部分不燃が放置されたままとなり、災害へとつなが
る虞を生じ大変危険である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、煤詰ま
りの判断を人間の感覚だけに頼るのは甚だ危険であり、
これを自動的に検知できる機能を有する燃焼装置が望ま
れている。
【0007】また、COセンサ付燃焼装置においては、
熱交換器の煤詰まりを自動的に検知できるようにすれ
ば、煤詰まりが検知されても、COセンサによるCO安
全動作が行われないときには、COセンサの故障が検知
されることとなり、不完全燃焼による事故を未然に防ぐ
ことができる。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、熱交換器の煤詰まりを人
間の感覚に頼らずに、自動的に検知できる燃焼装置の煤
詰まり検知方法とそれを利用したCOセンサ付燃焼装置
のCOセンサ故障検知方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、バーナに供給される燃料を、燃焼ファンの回転
によって取り込まれる空気を利用して燃焼し、この燃焼
火力でもって熱交換器を通る加熱媒体を加熱する燃焼装
置の煤詰まり検知方法であって、熱交換器の入側と出側
における加熱媒体の温度情報と、燃料供給量と、加熱媒
体の流量とを含む情報を取り込んで、バーナの燃焼運転
時に熱効率を逐次演算モニタし、予め与えられる基準熱
効率の値と比較し、熱効率の演算値が基準熱効率の値よ
りも所定の許容偏差を越えて低下したときに熱交換器の
煤詰まりが発生したと判断して煤詰まり検知信号を出力
することを特徴として構成されており、また、これを利
用した本発明のCOセンサ付燃焼装置のCOセンサ故障
検知方法は、前記燃焼装置に排気ガス中のCO濃度を検
出するCOセンサと、COセンサのCO検出濃度が予め
与えられる基準濃度に達したときにCO安全動作を行う
CO安全装置が設けられ、請求項1記載の方法で演算さ
れる熱効率の演算値が予め与えられる基準熱効率の値よ
りも所定の許容偏差を越えて低下したときにCOセンサ
の故障検知信号を出力することを特徴として構成されて
いる。
【0010】
【作用】熱交換器の入側と出側における加熱媒体の温度
情報と、燃料供給量と、加熱媒体の流量との情報から、
バーナ燃焼運転時の熱効率を逐次演算モニタし、この熱
効率の演算値が、例えば、煤詰まりがないときの熱効率
である基準熱効率の値よりも所定の許容偏差を越えて低
下したときに、燃焼装置に煤詰まりがあったものと判断
して、煤詰まり検知信号を出力する。
【0011】また、排ガス中のCO濃度が基準濃度に達
したときに、COセンサによるCO安全動作が行われる
COセンサ付燃焼装置では、上記のように煤詰まりが検
知されても、COセンサによるCO安全動作が行われて
いない場合には、COセンサの故障が検知される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1と図2には、本発明に係る燃焼装置の煤詰ま
り検知方法と、それを利用したCOセンサ付燃焼装置の
COセンサ故障検知方法を行う第1の実施例が示されて
いる。
【0013】図2には、本実施例における燃焼装置とし
て、加熱媒体が水である給湯器のシステム構成が示され
ている。同図において、熱交換器2の入口側には給水管
6が接続されており、この給水管6には入水温度を検出
する入側サーミスタ8と、水の流量を検出する流量セン
サ9とが設けられている。熱交換器2の出口側には給湯
管7が接続され、この給湯管7には、出湯温度を検出す
る出側サーミスタ10が設けられており、給湯管7の出口
側には給湯栓(図示せず)が設けられている。
【0014】熱交換器2の下方にはバーナ1が配設され
ており、バーナ1へはガス管12から燃料としてのガスが
供給され、一方、バーナ1の下方にある燃焼ファン3の
回転によりバーナ1へ空気が供給され、このバーナ1で
のガスと空気の燃焼による燃焼火力により熱交換器2を
通る水が加熱される。また、ガス管12にはガス供給量を
開弁量によって制御するガス比例弁13と、管路の開閉を
行うガス電磁弁18が介設されている。
【0015】この種の給湯器には制御装置11が備えられ
ており、この制御装置にはリモコン(図示せず)が接続
され、このリモコンには給湯温度を設定するボタンや設
定温度の表示部が設けられている。制御装置11は給湯器
の給湯動作を制御しており、給湯栓が開けられると流量
センサ9が水の流量を検出して、その流量がある一定の
流量以上になったときに、流量センサ9からの信号を受
けて制御装置は燃焼ファン3を回転させ、ガス電磁弁18
を開け、ガス比例弁13の開弁量を可変して、熱交換器2
から出る湯温の安定化制御を行っている。
【0016】さらに、この給湯器は、排ガス中のCO濃
度を検出するCOセンサ19が排気側に配設されているC
Oセンサ付給湯器であり、COセンサ19は制御装置11内
に形成されているCO安全装置5に接続されており、C
O検出濃度が基準濃度に達したときに警報器40を動作さ
せたり、ガス電磁弁18を閉めて燃焼停止を行う等のCO
安全動作が行われるよう構成されている。
【0017】本実施例は、上記構成のCOセンサ付給湯
器において、熱交換器2の煤詰まりによるバーナの燃焼
運転時の熱効率の低下を利用して、煤詰まりを検知する
ものである。
【0018】図1には、本実施例の煤詰まり検知方法を
行う煤詰まり検知部17のブロック構成図が示されてい
る。煤詰まり検知部17は、前記制御装置11の内部に形成
されており、温度検出部20と、燃料供給量計測部21と、
流量検出部22と、熱効率演算部24と、安定判定部25と、
平均熱効率算出部27と、比較判定部28と、報知部29と、
データ格納部30と、メモリ31とを有して構成されてい
る。
【0019】データ格納部30には、基準熱効率と許容偏
差が記憶されている。基準熱効率は、熱交換器2に煤詰
まりがない場合のバーナの燃焼運転時の熱効率であり、
この熱効率は、図3の曲線Aに示すように、燃焼開始後
徐々に上昇して一定の値に安定するので、この安定した
ときの熱効率が、実験や演算等により予め求められて記
憶されている。一般に3〜16号の給湯器における基準熱
効率はほぼ79〜83%である。
【0020】また、許容偏差は、熱交換器2に煤詰まり
が生じていないと判断するための、前記基準熱効率を基
準とした許容の範囲である。熱交換器2に煤詰まりがあ
ると、同図の曲線Bに示すように、その熱効率は前記熱
交換器2に煤詰まりがないときの基準熱効率の値よりも
低下しており、この実施例では、熱効率の値が基準熱効
率の値よりも許容偏差を越えて低下したときに、燃焼装
置の煤詰まり検知信号を出力するようにしている。
【0021】CO安全装置5がCO安全動作を行うとき
の基準濃度は、煤詰まり検知信号が出力されるときのC
O検出濃度よりも十分低い値が設定されている。つま
り、バーナ燃焼運転時の熱効率が基準熱効率より許容偏
差を越えて低下して、燃焼装置の煤詰まり検知信号が出
力される以前に、CO検出濃度が基準濃度に達して、C
OセンサによるCO安全動作が行われるよう構成されて
いる。
【0022】温度検出部20は、熱交換器2の入側と出側
における水の温度情報を、入側サーミスタ8と出側サー
ミスタ10により検出して、これらを入側温度および出側
温度として熱効率演算部24に加える。
【0023】燃料供給量計測部21は、バーナ1へ供給さ
れる燃料供給量を計測するもので、この燃料供給量は、
ガス比例弁13に流れる開弁駆動電流を計測することによ
って求められ、熱効率演算部24に加えられる。
【0024】流量検出部23は、流量センサ9からの信号
を受けて給水管6に流入する水の流量を検出しており、
この検出した流量を熱効率演算部24に加える。
【0025】熱効率演算部24では、前記した入側温度、
出側温度、燃料供給量、流量の情報から、バーナ1の燃
焼運転時の熱効率を、内蔵されている演算回路を用いて
逐次演算モニタする。熱効率の値は、熱効率=実効熱量
/供給熱量=λ・(出側温度−入側温度)・流量/(α
・燃料供給量)を計算することにより求められる。ここ
で、λは加熱媒体の比熱であり、水の場合は1となる。
また、αは燃料であるガスの単位体積当たりの熱量であ
る。このように求められた熱効率の演算値は、メモリ31
に逐次記憶される。
【0026】安定判定部25は、メモリ31に記憶されてい
る熱効率の演算値を読み出し、直前の熱効率の値と最新
の熱効率の演算値とを比較して、この差が予め与えられ
ている許容範囲よりも小さくなったときに、熱効率が安
定したものと判断して、安定信号を平均熱効率算出部27
に加える。
【0027】平均熱効率算出部27では、安定信号を受け
ると、安定信号が発せられた以降にメモリ31に記憶され
た最新およびその前、さらにその前の熱効率の演算値を
順に3つを読み出し、この3つの熱効率の演算値の平均
を、内蔵されている演算回路により演算して求め、これ
を平均熱効率として比較判定部28に加える。
【0028】比較判定部28には比較回路が形成されてお
り、平均熱効率の値を受けて、この値をデータ格納部30
に記憶されている基準熱効率の値と比較する。そして、
平均熱効率の値が基準熱効率の値よりもデータ格納部30
に記憶されている許容偏差を越えて低下したときに、熱
交換機2に煤詰まりが発生したと判断して、煤詰まり検
知信号を報知部29に加え、さらに、COセンサによるC
O安全動作が行われないときには、COセンサ故障検知
信号も報知部29に加える。
【0029】報知部29では、煤詰まり検知信号やCOセ
ンサ故障検知信号を受けて、警報器40を鳴らしたり、あ
るいはリモコンの表示部に表示して、燃焼装置の煤詰ま
りやCOセンサ故障の報知を行う。さらに、ガス電磁弁
18を閉めて燃焼停止を行う等の安全動作を行う。
【0030】本実施例によれば、バーナの燃焼運転時の
熱効率を逐次演算モニタし、熱効率の演算値が基準熱効
率の値よりも許容偏差を越えて低下したときに、燃焼装
置に煤詰まりがあると判断して煤詰まり検知信号を出力
しており、このように、人間の感覚に頼らずに煤詰まり
が自動的に検知されることになる。
【0031】また、上記のように煤詰まりが検知されて
も、COセンサによるCO安全動作が行われないときに
は、COセンサの故障が検知される。
【0032】図4には、本発明を加熱媒体が空気である
FF型石油ファンヒータに適用した第2の実施例の構成
が示されている。部屋から入り込む冷たい空気の入口側
にはフィルタ16が設けられ、冷たい空気は送風ファン15
の回転により熱交換器2の方向へ送られている。入側サ
ーミスタ8は熱交換器2の入側の冷たい空気の温度を、
また、出側サーミスタ10は熱交換器2の出側の暖かい空
気の温度を検出する。また、バーナ1に供給される石油
の量は、電磁ポンプ14により制御されており、この電磁
ポンプ14は、前記給湯器のガス比例弁13と同じ機能を有
している。
【0033】さらに、バーナ1に供給される空気は、燃
焼ファン3の回転により屋外より取り込まれている。こ
のバーナ1における空気と石油の燃焼による燃焼火力に
より、熱交換器2を通る空気が加熱されて、この暖かい
空気が部屋に放出される。また、排気側には、排ガス中
のCO濃度を検出するCOセンサ19が装備されており、
このCOセンサ19には、前記第1の実施例同様にCO安
全装置34が接続されており、CO安全装置34は、CO検
出濃度が基準濃度を越えたときCO安全動作が行われる
よう構成されている。
【0034】このCOセンサ付FF型石油ファンヒータ
の場合にも、熱交換器2に煤詰まりがあれば、バーナ1
の燃焼運転時の熱効率を、前記第1の実施例同様に、逐
次演算モニタすることにより煤詰まりが検知される。た
だし、この場合、図1に示す第1の実施例における燃料
供給量計測部21では、ガス比例弁13の代わりに電磁ポン
プ14を用いて、その駆動電流により石油の燃料供給量を
計測しており、また、流量検出部22では、流量センサ9
の代わりに送風ファン15を用い、この消費電力から空気
の流量としての送風量を求めている。この送風量は、送
風ファン15の回転数によって求めることもできるが、こ
うすると、フィルタ16に目詰まりがあったり、もしく
は、熱交換器2の出側から逆風があって、排気抵抗が大
きくなると送風量と送風ファン15の回転数とが比例しな
くなり、送風ファン15の回転数から正確な送風量が得ら
れなくなる。
【0035】一方、上記のように排気抵抗が大きくなる
と、送風ファン15の吹き出し側の圧力が高まって、送風
ファン15は空転に近くなり、送風ファン15を駆動するモ
ニタ15aの負荷が小さくなるので、送風ファン15の消費
電力は小さくなる。また、排気抵抗が大きくなると送風
量も小さくなるため、送風量が小さくなると送風ファン
15の消費電力も小さくなる傾向となるが、消費電力と送
風量は必ずしも比例関係とはならないので、本実施例で
は、送風ファン15の回転数と消費電力の情報によって送
風量を正確に求めている。
【0036】以上のように、送風ファン15の回転数と消
費電力より送風量が、入側サーミスタ8と出側サーミス
タ10より熱交換器2の入側と出側の温度情報が、また、
電磁ポンプ14の駆動電流により燃料供給量が求められ、
これらの情報に基づいて第1の実施例同様に熱効率が逐
次演算モニタされ、その安定したとき以降の熱効率の平
均値が基準熱効率と比較されることにより、煤詰まりの
検知が自動的に行われる。また、煤詰まりが検知されて
も、COセンサによるCO安全動作が行われないときに
は、COセンサの故障が検知されることとなり、前記第
1の実施例同様の効果を奏する。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
各実施例では、煤詰まり検知信号を発生するときと、C
Oセンサの故障を検知するときのそれぞれの許容偏差を
同一の値に設定して、安定熱効率の値が、基準熱効率の
値よりも許容偏差を越えて低下して煤詰まりが検知され
ると、COセンサの故障も検知するように構成したが、
COセンサの故障の検知は、上記煤詰まりの検知よりも
早く、すなわち、許容偏差よりも小さな値を準許容偏差
として新たに設定して、平均熱効率の値が基準熱効率の
値よりもこの準許容偏差を越えて低下したときに、CO
センサの故障が検知されるようにしてもよい。
【0038】また、上記各実施例では、熱効率が安定し
た以降の平均熱効率の値を、メモリ31に記憶されている
最新のもの、その前のもの、さらにその前のものと、3
つの熱効率の平均値から求めたが、3つ以外の複数個の
熱効率の平均値から求めてもよい。さらに、平均熱効率
を求めることなく、熱効率が安定した以降のメモリ31に
記憶されている最新の熱効率の値だけを用いて、基準熱
効率の値と比較するようにしてもよい。
【0039】さらに、上記実施例では、燃料供給量をガ
ス比例弁13や電磁ポンプ14に流れる駆動電流から求めた
が、ガス管や石油管等の燃料を供給する管に流量計を配
設して、直接燃料供給量を計測するようにしてもよい。
【0040】さらに、上記各実施例では、COセンサ付
の給湯器や石油ファンヒータを用いて説明したが、CO
センサが装備されていない燃焼装置においても、上記各
実施例の同様の方法によって燃焼装置の煤詰まりが検知
されることは当然である。
【0041】さらに、上記第1の実施例では、煤詰まり
検知信号やCOセンサ故障検知信号が報知部29に加えら
れると、報知部29でガス電磁弁18を閉めてガス燃料路を
遮断し燃焼停止を行うようにしたが、報知部29では、前
記各検知信号が加えられると、CO安全装置5に遮断信
号を加えて、CO安全装置5を介して、前記同様にガス
燃料路を遮断して燃焼停止を行うようにしてもよい。さ
らには、警報を出したり、換気扇を回すようにしたり、
リモコンに表示したりする等してもよい。
【0042】さらに、上記実施例では、演算される熱効
率の最新の値とその直前の値との差が許容範囲よりも小
さくなったときに熱効率が安定したものと判断したが、
バーナの点火時から一定の時間を設定し、この時間が経
過したときに熱効率が安定したものと判断するようにし
てもよい。
【0043】さらに、上記実施例では、熱効率の演算値
が安定した以降に熱効率演算値と基準熱効率とを比較し
て煤詰まりやCOセンサの故障を検知したが、熱効率の
演算値が安定したか否かは判断せず、例えば、バーナの
点火開始時からの時間と燃焼量に基づく基準熱効率のデ
ータを予め与えておき、点火時からの熱効率演算値をこ
の基準熱効率と比較して同様に煤詰まりやCOセンサの
故障を検知するようにしてもよい。この場合、出側サー
ミスタ10の測定温度は流量によりタイムラグが発生する
ので、流量に応じた補正を行うことにより、その温度を
正確に得ることができる。
【0044】さらに、燃料供給量に応じて燃焼ファン3
の送風量を可変し、燃料供給量≒ファン送風量として燃
焼制御しているタイプの燃焼装置にあっては、ファン送
風量のデータを燃料供給量のデータとして用いてもよ
く、この場合、燃料供給量≒ファン送風量≒ファン回転
数として扱ってもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は、燃焼装置の煤詰まりを、バー
ナの燃焼運転時の熱交換器の入側と出側の加熱媒体の温
度情報と、加熱媒体の流量と、燃料供給量とに基づい
て、熱効率が逐次演算モニタされ、この熱効率の演算値
が基準熱効率の値よりも許容偏差を越えて低下したとき
に煤詰まりがあったものと判断して、煤詰まり検知信号
を出力しており、従来のように、人間の感覚に頼らず
に、燃焼装置の煤詰まりが自動的に検知できるようにな
る。
【0046】また、COセンサ付燃焼装置にあっては、
上記のように、煤詰まりの検知があるものと判断されて
も、COセンサによるCO安全動作が行われないときに
は、COセンサの故障が自動的に検知され、COガスに
対する対策は万全なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼装置の煤詰まり検知方法とそ
れを利用したCOセンサ付燃焼装置のCOセンサ故障検
知方法を行う第1の実施例のブロック構成図である。
【図2】同実施例に使用される給湯器のシステム構成図
である。
【図3】同実施例において煤詰まりがあるときとないと
きの熱効率の経時変化を示すグラフである。
【図4】本発明をFF型石油ファンヒータに適用した第
2の実施例の構成図である。
【図5】燃焼ファンを排気側に配設したタイプの給湯器
の煤詰まりの態様を示す説明図である。
【図6】燃焼ファンを給気側に配設したタイプの給湯器
の煤詰まりの態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バーナ 2 熱交換器 3 燃焼ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナに供給される燃料を、燃焼ファン
    の回転によって取り込まれる空気を利用して燃焼し、こ
    の燃焼火力でもって熱交換器を通る加熱媒体を加熱する
    燃焼装置の煤詰まり検知方法であって、熱交換器の入側
    と出側における加熱媒体の温度情報と、燃料供給量と、
    加熱媒体の流量とを含む情報を取り込んで、バーナの燃
    焼運転時に熱効率を逐次演算モニタし、予め与えられる
    基準熱効率の値と比較し、熱効率の演算値が基準熱効率
    の値よりも所定の許容偏差を越えて低下したときに熱交
    換器の煤詰まりが発生したと判断して煤詰まり検知信号
    を出力する燃焼装置の煤詰まり検知方法。
  2. 【請求項2】 燃焼装置に排気ガス中のCO濃度を検出
    するCOセンサと、COセンサのCO検出濃度が予め与
    えられる基準濃度に達したときにCO安全動作を行うC
    O安全装置が設けられ、請求項1記載の方法で演算され
    る熱効率の演算値が予め与えられる基準熱効率の値より
    も所定の許容偏差を越えて低下したときにCOセンサの
    故障検知信号を出力するCOセンサ付燃焼装置のCOセ
    ンサの故障検知方法。
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CN106527382A (zh) * 2016-12-14 2017-03-22 南京南瑞继保电气有限公司 一种焦炉热效率在线监测方法

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