JPH077737B2 - 静止誘導機器の組立方法 - Google Patents

静止誘導機器の組立方法

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JPH077737B2
JPH077737B2 JP25840287A JP25840287A JPH077737B2 JP H077737 B2 JPH077737 B2 JP H077737B2 JP 25840287 A JP25840287 A JP 25840287A JP 25840287 A JP25840287 A JP 25840287A JP H077737 B2 JPH077737 B2 JP H077737B2
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昭文 乾
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は変圧器やリアクトル等の静止誘導機器の組立方
法に係り、特に組立が簡単でかつ防震・防音効果を高め
た静止誘導機器の組立方法に関する。
(従来の技術) 従来の静止誘導機器の概略構成を第3図によって説明す
る。
変圧器等の静止誘導機器は鉄心1の周囲に巻線2を巻回
した中身本体をタンク3内に収納し、中に絶縁油・絶縁
ガス等の絶縁媒体を封入して成る。中身本体をタンク3
内に収納する際、鉄心フレーム上部に設けたつり耳4を
利用して本体をつり上げ、タンク3上部から本体をタン
ク3内に収納する。
(発明が解決しようとする問題点) ところが近年・変圧器等の機器の容量の増大によって重
量が増大し、また、機器の寸法が増加する傾向になって
きた。このように機器が大型化するにつれ、組立てに際
し、本体をつりあげタンク3上部からタンク3内に納め
るには大がかりなクレーン等の設備が必要となる。高さ
においては、本体をタンクに納めるためには少なくとも
本体をつり耳を用いてタンクの上部より高くつりあげる
必要があるため、つりあげ設備はタンク3と本体の合計
高さより相当高いものでなければならず、組み立て工事
内の建屋高さも必然的に高いものでなければならない。
また、重量的にも、鉄心1と巻線2、びその他の附属品
の重量を総合すると本体の重量は何十トンにもなる相当
な重量なものであり、これをつりあげるのにはクレー
ン,レッカー等も大規模なものが必要であることはもち
ろんであるが、これらにより中身本体をつりあげてタン
ク3内に納める際、タンク3内の所定位置に正確に配置
するためには、作業者にも相当の熟練と技術が必要とな
り、また相当すぐれた作業者においても、又補助者がそ
の位置を確認するにも非常に作業性の悪い方法であっ
た。
さらに第2の問題点として、特に機器の大容量化さらに
は高電圧化に伴う定格の増大に従い、機器から生じる振
動・騒音がタンクを通じて伝わり、公害問題ともなって
いた。特にこのような機器の振動を抑制するため、タン
ク3の内部又は外部にしゃ音板をとりつけたり、さらに
は機器全体を防音壁で囲ってしまうような手段も必要と
なり、その設備に要する時間と費用は莫大なものであっ
た。さらに、屋外に設置し防音壁を設ける場合に要する
用地の確保や美観の問題も重要であった。また、ビルの
地下や屋内に設ける場合等においては、機器全体の寸法
の制限や据付場所全体の広さが限られることからも振動
の少ない機器が望まれていた。
また、第3の問題として、機器を現地に据付けるための
輸送中に加わる種々の振動や、地震等による振動が加わ
った場合、本体がその振動に共振して大きく振動し、支
えが折れたり、さらには本体が倒れたりするおそれがあ
った。
本発明は上記のような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、組み立てが簡単でかつ防振
・防音効果の優れた静止誘導機器の組立方法を提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては鉄心に巻
回されたコイルからなる中身本体を絶縁媒体とともにタ
ンク内に収納密閉して成る静止誘導機器の組立方法にお
いて、前記中身本体下部にゴム等の緩衝・防振材料を取
り付け、さらにその下部にまさつ係数の小さい高分子材
料を取り付けて機器本体と成し、この機器本体を、前記
タンク底面に設けた横方向軌道と、この横方向軌道に連
接され前記タンクの外部に設けられた補助軌道上を移動
させ前記タンクの側面より前記タンク内に収納した後、
前記絶縁媒体を前記タンク内に封入することを特徴とす
る。
(作用) 前記静止誘導機器は中身本体をまさつ係数の小さな高分
子材料と軌道との接触移動により容易にタンク内に収納
可能となり、機器はゴム等の緩衝・防震材料により、振
動に対し安定性が良くなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図および第2図を参照して
説明する。鉄心1の回りに巻線2が巻回され、変圧器等
の中身本体が形成されこれをタンク3の側部に設けた側
壁3′からタンク内に収納する。鉄心1のフレーム下部
には、ゴム等の緩衝・防震材料5を取り付け、その下部
にさらにテフロン(デュポン社の商品名)等の高分子材
料からなるまさつ係数の小さな高分子材料を取り付け機
器本体を形成する。タンク3底部に機器本体を取り付け
る位置の鉄心フレームが位置する部分には、ステンレス
等の表面をなめらかにしあげた横方向軌道7を設ける。
さらに、第2図に示すようにこの軌道7に連接するよう
に取り外しが可能とした補助軌道8を一直線上にタンク
外部に設け、この補助軌道8上に上記防震材料と高分子
材料が取りついた機器本体の鉄心フレーム面が位置する
ように機器本体を静置する。このように配置したのち、
機器本体をひっぱるあるいは押す等の手段により軌道8,
7上をすべらせてタンク3内の定位置に移動させる。定
位置に配置し固定すると補助軌道8は取りはずす。鉄心
フレーム底部に取り付けた防震材料と高分子材料はその
まま機器本体とタンク間の間に位置されたまま、本体は
タンクに固定収納される。その後、絶縁媒体がタンク内
へ封入密閉されることとなる。
鉄心と巻線が一体となった機器本体は重量は相当なもの
となるが、これを補助軌道8上にのせた後は、高分子材
料の軌道7面に対するまさつ係数は非常に小さく軌道上
をすべらせるだけで小さな力で定位置に据付けることが
できる。位置の調整も容易である。
また、タンク上部から搬入するのに比べ、機器本体をタ
ンクの高さより高くつりあげる必要はないのでつりあげ
設備が簡略化され、また、安全性も高くなると同時に軌
道上をすべらせることにより定位置に据付けることがで
きるため据付け位置の調整が非常に容易となる。
また、鉄心フレームの下部にはゴム等の防震材料を取り
付けたのち、高分子材料が取り付けてあるため、このゴ
ムが機器の振動・騒音をタンクに伝えるのを防ぎ、防震
・防音効果のすぐれた機器が得られる。
また、地震さらに輸送の際に加わる振動等の外部からの
振動に対しても防振ゴムや高分子材料がその振動を直接
コイルに伝えることを防ぎ、防振効果が高くなる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、鉄心フレーム
下部にゴム等からなる緩衝・防振材料を取り付け、さら
にその下部にまさつ係数の小さな高分子材料を取り付
け、この部分を変圧器タンク底部に設けた横方向軌道と
これにつながる側部からタンク外部に直線上に設けられ
た補助軌道上を摺動させてタンク内に納めるようにした
ので、機器のタンク内への収納が容易となり、さらに防
振・防音効果の高い静止誘導機器の組立方法を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明による静止誘導機器を示す
側面図および正面図、第3図は従来の静止誘導機器を示
す断面図である。 1……鉄心、2……コイル 3……タンク、5……防振ゴム 6……高分子材料、7……横方向軌道 8……補助軌道

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心に巻回されたコイルからなる中身本体
    を絶縁媒体とともにタンク内に収納密閉して成る静止誘
    導機器の組立方法において、前記中身本体下部にゴム等
    の緩衝・防振材料を取り付け、さらにその下部にまさつ
    係数の小さい高分子材料を取り付けて機器本体と成し、
    この機器本体を、前記タンク底面に設けた横方向軌道
    と、この横方向軌道に連接され前記タンクの外部に設け
    られた補助軌道上を移動させ前記タンクの側面より前記
    タンク内に収納した後、前記絶縁媒体を前記タンク内に
    封入することを特徴とする静止誘導機器の組立方法。
JP25840287A 1987-10-15 1987-10-15 静止誘導機器の組立方法 Expired - Fee Related JPH077737B2 (ja)

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