JPH0777476A - 力センサの検査方法 - Google Patents
力センサの検査方法Info
- Publication number
- JPH0777476A JPH0777476A JP24748393A JP24748393A JPH0777476A JP H0777476 A JPH0777476 A JP H0777476A JP 24748393 A JP24748393 A JP 24748393A JP 24748393 A JP24748393 A JP 24748393A JP H0777476 A JPH0777476 A JP H0777476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- force
- force sensor
- moment
- detected
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title abstract description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 abstract description 4
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 力センサの検査方法に関し製造現場において
簡単でかつ高精度に検出性能を検査できるようにする。 【構成】 力センサ5を介して作業工具7を取り付けた
本体部1と、力センサの検出信号を入力して位置と力の
制御を実行するために必要な演算を行うと共に制御指令
を生成する制御手段8とを含み、制御手段の制御に基づ
き本体部に任意の姿勢をとらせ、作業工具を任意の位置
に移動させる多自由度作業機械に適用される検査方法で
あって、作業工具7は工具ホルダ12によって力センサ5
に取り付けられかつこの工具ホルダ12は吊り下げ位置が
知られた荷重載荷バー13を有し、また質量が知られた重
錘14を用意し、重錘を荷重載荷バーで吊り下げ状態で力
センサを利用して力FとモーメントMを検出し、前記吊
り下げ位置と前記質量の各データを用いて検出されるべ
き力F′とモーメントM′を算出し、検出した前記力お
よびモーメントと算出した前記力およびモーメントを比
較してその誤差に基づき力センサの検出性能を判定す
る。
簡単でかつ高精度に検出性能を検査できるようにする。 【構成】 力センサ5を介して作業工具7を取り付けた
本体部1と、力センサの検出信号を入力して位置と力の
制御を実行するために必要な演算を行うと共に制御指令
を生成する制御手段8とを含み、制御手段の制御に基づ
き本体部に任意の姿勢をとらせ、作業工具を任意の位置
に移動させる多自由度作業機械に適用される検査方法で
あって、作業工具7は工具ホルダ12によって力センサ5
に取り付けられかつこの工具ホルダ12は吊り下げ位置が
知られた荷重載荷バー13を有し、また質量が知られた重
錘14を用意し、重錘を荷重載荷バーで吊り下げ状態で力
センサを利用して力FとモーメントMを検出し、前記吊
り下げ位置と前記質量の各データを用いて検出されるべ
き力F′とモーメントM′を算出し、検出した前記力お
よびモーメントと算出した前記力およびモーメントを比
較してその誤差に基づき力センサの検出性能を判定す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は力センサの検査方法に関
し、特に、各種姿勢にてバリ取り、ワークの曲面研磨、
曲面の倣い動作などを行う多自由度作業機械に適用され
る位置と力の制御装置において、作業工具に加わる力を
検出する手段として設けられた力センサの検出性能を診
断するための検査方法に関する。
し、特に、各種姿勢にてバリ取り、ワークの曲面研磨、
曲面の倣い動作などを行う多自由度作業機械に適用され
る位置と力の制御装置において、作業工具に加わる力を
検出する手段として設けられた力センサの検出性能を診
断するための検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バリ取り等の力を伴う作業を行う多自由
度作業機械(以下ロボットという)では、ロボットアー
ムの先部に形成した手首部に力センサを設け、さらにこ
の力センサを介して作業工具を取り付けている。力を伴
う作業を行うロボットの動作の制御には、位置と力に関
する制御指令を生成する制御装置が使用される。この位
置と力の制御装置では、前記力センサから作業工具に加
わる力に関する情報を得て、位置に関する検出データと
共に力に関する情報を用いて制御方程式に基づいて位
置、姿勢、力に関する制御指令を作成する。従って、力
に関する制御を正確に実行するためには、力に関する情
報を生成する力センサの検出性能すなわちセンサ精度を
高い状態に保持することが要求される。
度作業機械(以下ロボットという)では、ロボットアー
ムの先部に形成した手首部に力センサを設け、さらにこ
の力センサを介して作業工具を取り付けている。力を伴
う作業を行うロボットの動作の制御には、位置と力に関
する制御指令を生成する制御装置が使用される。この位
置と力の制御装置では、前記力センサから作業工具に加
わる力に関する情報を得て、位置に関する検出データと
共に力に関する情報を用いて制御方程式に基づいて位
置、姿勢、力に関する制御指令を作成する。従って、力
に関する制御を正確に実行するためには、力に関する情
報を生成する力センサの検出性能すなわちセンサ精度を
高い状態に保持することが要求される。
【0003】上記のごとく力制御に基づいて動作するロ
ボットでは、メンテナンス上、力センサの検出性能を確
認することが必要であり、従来ではその確認方法として
3つの方法が存在した。第1の方法は、製造現場におい
て人間の手で作業工具に荷重を加えて力センサによる力
およびモーメントの検出値を求め、検出性能を確認する
方法であり、第2の方法は、予め質量が分かっている重
りを作業工具の任意の位置につるして力センサによる検
出値を求めて力センサの検出性能を確認する方法であ
り、第3の方法は、センサメーカに検査を依頼し、力セ
ンサの検出性能を高精度に調べる方法である。
ボットでは、メンテナンス上、力センサの検出性能を確
認することが必要であり、従来ではその確認方法として
3つの方法が存在した。第1の方法は、製造現場におい
て人間の手で作業工具に荷重を加えて力センサによる力
およびモーメントの検出値を求め、検出性能を確認する
方法であり、第2の方法は、予め質量が分かっている重
りを作業工具の任意の位置につるして力センサによる検
出値を求めて力センサの検出性能を確認する方法であ
り、第3の方法は、センサメーカに検査を依頼し、力セ
ンサの検出性能を高精度に調べる方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の各方法は
次のような問題を有する。第1の方法によれば、検査を
行う人間すなわち作業者の手で荷重を作用させるので、
作業者の感覚による主観的な判断となり、検査の精度と
しては不十分である。第2の方法によれば、重りが取り
付けられた箇所と力センサにおける荷重検出基準点との
間の距離を正確に管理することができないので、モーメ
ントに関する検査が精度的に不十分である。モーメント
に関しては、第1の方法と同様に人間の感覚で判定する
ことになる。第3の方法によれば、力センサの各軸方向
の力とモーメントの検出性能に関して高い精度の情報を
得ることができるが、検出性能を確認するために時間や
費用を必要とし、実際上問題である。
次のような問題を有する。第1の方法によれば、検査を
行う人間すなわち作業者の手で荷重を作用させるので、
作業者の感覚による主観的な判断となり、検査の精度と
しては不十分である。第2の方法によれば、重りが取り
付けられた箇所と力センサにおける荷重検出基準点との
間の距離を正確に管理することができないので、モーメ
ントに関する検査が精度的に不十分である。モーメント
に関しては、第1の方法と同様に人間の感覚で判定する
ことになる。第3の方法によれば、力センサの各軸方向
の力とモーメントの検出性能に関して高い精度の情報を
得ることができるが、検出性能を確認するために時間や
費用を必要とし、実際上問題である。
【0005】本発明の目的は、製造現場において簡単で
かつ高精度に検出性能を検査することができる力センサ
の検査方法を提供することにある。
かつ高精度に検出性能を検査することができる力センサ
の検査方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る力センサの
検査方法は、力センサを介して作業工具を取り付けた本
体部と、力センサの検出信号を入力して位置と力の制御
を実行するために必要な演算を行うと共に制御指令を生
成する制御手段とを含み、制御手段の制御に基づき本体
部に任意の姿勢をとらせ、作業工具を任意の位置に移動
させる多自由度作業機械に適用される検査方法であっ
て、作業工具は工具ホルダによって力センサに取り付け
られかつこの工具ホルダは吊り下げ位置が知られた荷重
載荷バーを有し、また質量が知られた重錘を用意し、重
錘を荷重載荷バーで吊り下げ状態で力センサを利用して
力とモーメントを検出し、前記吊り下げ位置と前記質量
の各データを用いて検出されるべき力とモーメントを算
出し、検出した前記力およびモーメントと算出した前記
力およびモーメントを比較してその誤差に基づき力セン
サの検出性能を判定するものである。
検査方法は、力センサを介して作業工具を取り付けた本
体部と、力センサの検出信号を入力して位置と力の制御
を実行するために必要な演算を行うと共に制御指令を生
成する制御手段とを含み、制御手段の制御に基づき本体
部に任意の姿勢をとらせ、作業工具を任意の位置に移動
させる多自由度作業機械に適用される検査方法であっ
て、作業工具は工具ホルダによって力センサに取り付け
られかつこの工具ホルダは吊り下げ位置が知られた荷重
載荷バーを有し、また質量が知られた重錘を用意し、重
錘を荷重載荷バーで吊り下げ状態で力センサを利用して
力とモーメントを検出し、前記吊り下げ位置と前記質量
の各データを用いて検出されるべき力とモーメントを算
出し、検出した前記力およびモーメントと算出した前記
力およびモーメントを比較してその誤差に基づき力セン
サの検出性能を判定するものである。
【0007】前記の方法において、好ましくは、前記誤
差を、作業者が使用する教示操作器の表示画面に表示す
るようにした。
差を、作業者が使用する教示操作器の表示画面に表示す
るようにした。
【0008】前記の方法において、好ましくは、重錘は
フックを備え、このフックが荷重載荷バーに形成された
V溝に係止することにより重錘が荷重載荷バーに吊り下
げられることを特徴とする。
フックを備え、このフックが荷重載荷バーに形成された
V溝に係止することにより重錘が荷重載荷バーに吊り下
げられることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、ロボット本体に設けられた力セン
サに関し、工具ホルダに吊り下げ位置が知られた荷重載
荷バーを設け、この荷重載荷バーに吊り下げられる質量
の知られた重錘を用意し、荷重載荷バーに重錘を吊り下
げた状態で、力センサを利用して力とモーメントを検出
すると共に、既知の吊り下げ位置および質量の各データ
を用いて本来力センサが正常であるときに検出されるべ
き力とモーメントを計算で求め、検出された力およびモ
ーメントと算出された力およびモーメントを比較するこ
とにより、ロボット本体に備えられた力センサの性能を
検査しその検出性能を判定するものである。
サに関し、工具ホルダに吊り下げ位置が知られた荷重載
荷バーを設け、この荷重載荷バーに吊り下げられる質量
の知られた重錘を用意し、荷重載荷バーに重錘を吊り下
げた状態で、力センサを利用して力とモーメントを検出
すると共に、既知の吊り下げ位置および質量の各データ
を用いて本来力センサが正常であるときに検出されるべ
き力とモーメントを計算で求め、検出された力およびモ
ーメントと算出された力およびモーメントを比較するこ
とにより、ロボット本体に備えられた力センサの性能を
検査しその検出性能を判定するものである。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は、力センサが適用される力制御ロボ
ットの全体的な構成を示す。図1で1はロボット本体で
あり、複数の関節部を有するアーム2が基台3に取り付
けられる。各関節部にはモータ等の駆動装置が配設さ
れ、各関節部は所定方向に可動する機能を有する。アー
ム2の各関節部の可動機能により、アーム全体の姿勢は
作業上必要な姿勢に変化し、アーム2の先部は作業上必
要とされる位置に移動する。ロボット本体1は少なくと
も2つ以上の各種の姿勢をとる。アーム2の先端のリス
ト部4には6軸の力センサ5が取り付けられる。力セン
サ5の先には、作業時にワーク6に対し研削作業等を行
う研削工具7が取り付けられる。研削工具7はその回転
駆動軸に砥石7aを有する。8はコントローラであり、
コントローラ8は例えばコンピュータで構成される。コ
ントローラ8は、位置と力の制御のための予め設定され
た演算式等を計算する制御プログラムをその記憶装置に
備えており、当該制御プログラムと与えられた作業条件
に関するパラメータと教示内容とを用いて、ロボット本
体1の動作を制御するものである。またコントローラ8
は、後述するように力センサ5の性能を検査するための
手段を備えている。
ットの全体的な構成を示す。図1で1はロボット本体で
あり、複数の関節部を有するアーム2が基台3に取り付
けられる。各関節部にはモータ等の駆動装置が配設さ
れ、各関節部は所定方向に可動する機能を有する。アー
ム2の各関節部の可動機能により、アーム全体の姿勢は
作業上必要な姿勢に変化し、アーム2の先部は作業上必
要とされる位置に移動する。ロボット本体1は少なくと
も2つ以上の各種の姿勢をとる。アーム2の先端のリス
ト部4には6軸の力センサ5が取り付けられる。力セン
サ5の先には、作業時にワーク6に対し研削作業等を行
う研削工具7が取り付けられる。研削工具7はその回転
駆動軸に砥石7aを有する。8はコントローラであり、
コントローラ8は例えばコンピュータで構成される。コ
ントローラ8は、位置と力の制御のための予め設定され
た演算式等を計算する制御プログラムをその記憶装置に
備えており、当該制御プログラムと与えられた作業条件
に関するパラメータと教示内容とを用いて、ロボット本
体1の動作を制御するものである。またコントローラ8
は、後述するように力センサ5の性能を検査するための
手段を備えている。
【0012】コントローラ8は、信号ライン9で、ロボ
ット本体1に対してその動作を制御するための指令を与
える。またコントローラ8には、力センサ5で検出され
た力およびモーメントに関する信号、すなわち力信号1
0が与えられる。11は、コントローラ8に対し、実行
すべき作業に関する諸条件を付与し、その記憶装置にセ
ットするための教示用操作器である。操作器11は、テ
ンキーおよび各種の指令を与えるための操作スイッチ
と、表示装置11aとを有する。この操作器11を操作
することによって、例えば、研削動作の教示、研削作業
条件の設定等の教示が行われる。
ット本体1に対してその動作を制御するための指令を与
える。またコントローラ8には、力センサ5で検出され
た力およびモーメントに関する信号、すなわち力信号1
0が与えられる。11は、コントローラ8に対し、実行
すべき作業に関する諸条件を付与し、その記憶装置にセ
ットするための教示用操作器である。操作器11は、テ
ンキーおよび各種の指令を与えるための操作スイッチ
と、表示装置11aとを有する。この操作器11を操作
することによって、例えば、研削動作の教示、研削作業
条件の設定等の教示が行われる。
【0013】上記の研削工具7は、工具ホルダ12によ
って力センサ5に取り付けられる。工具ホルダ12は、
力センサ5に直接に取り付けられている。
って力センサ5に取り付けられる。工具ホルダ12は、
力センサ5に直接に取り付けられている。
【0014】図1および図2から明らかなように、工具
ホルダ12の側面には側方に伸びる荷重載荷バー13が
設けられる。荷重載荷バー13の先部には、図2および
先部Bを拡大した図3に示すように、V溝13aが形成
される。点PはV溝13aの底点である。この点Pの位
置は、力センサ5における荷重検出基準点Oを基準にし
て予め分かっている。すなわち、図2に示す通り、荷重
検出基準点Oを通る軸線Aからの距離L1の値が最初か
ら与えられている。距離L1に関するデータはコントロ
ーラ8内にセットされる。
ホルダ12の側面には側方に伸びる荷重載荷バー13が
設けられる。荷重載荷バー13の先部には、図2および
先部Bを拡大した図3に示すように、V溝13aが形成
される。点PはV溝13aの底点である。この点Pの位
置は、力センサ5における荷重検出基準点Oを基準にし
て予め分かっている。すなわち、図2に示す通り、荷重
検出基準点Oを通る軸線Aからの距離L1の値が最初か
ら与えられている。距離L1に関するデータはコントロ
ーラ8内にセットされる。
【0015】また図1において、ロボット本体1の動作
し得る範囲内に、質量が予め分かっている重錘14が置
かれている。重錘14の質量に関するデータはコントロ
ーラ8内にセットされる。この重錘14の上面にはフッ
ク14aが設けられる。図4に重錘14を拡大して示
す。フック14aを拡大して示した図5おけるC−C線
断面図を図6に示す。図6で明らかなように、フック1
4aの断面形状は楔形状になっている。
し得る範囲内に、質量が予め分かっている重錘14が置
かれている。重錘14の質量に関するデータはコントロ
ーラ8内にセットされる。この重錘14の上面にはフッ
ク14aが設けられる。図4に重錘14を拡大して示
す。フック14aを拡大して示した図5おけるC−C線
断面図を図6に示す。図6で明らかなように、フック1
4aの断面形状は楔形状になっている。
【0016】前述の荷重載荷バー13は、後述するよう
に、重錘14のフック14aに引っ掛けて重錘14を吊
り下げる働きを有する。このとき、荷重載荷バー13の
V溝13aの箇所にフック14aが係止し、フック14
aの楔形状の先端部が、V溝13aの底点Pに接触す
る。
に、重錘14のフック14aに引っ掛けて重錘14を吊
り下げる働きを有する。このとき、荷重載荷バー13の
V溝13aの箇所にフック14aが係止し、フック14
aの楔形状の先端部が、V溝13aの底点Pに接触す
る。
【0017】本発明による力センサの検査方法は、前述
の工具ホルダ12に設けた荷重載荷バー13と重錘14
を利用することによって、次のように行われる。
の工具ホルダ12に設けた荷重載荷バー13と重錘14
を利用することによって、次のように行われる。
【0018】図7を参照して力センサ5の検査方法を説
明する。図7の(A),(B)は、力センサ5の検査で
ロボット本体1がとり得る2つの動作状態を示す。力セ
ンサ5の性能の自動検査のためのプログラムはコントロ
ーラ8内の記憶装置に格納される。また外部指令によっ
て逐次に検査動作をとらせることも可能である。検査の
ための動作の開始前には、そのときの状態を無負荷であ
ると決定する処理が行われる。次に、まず図7(A)で
は、ロボット本体1が動作してその姿勢および先部の位
置を変化させ、荷重載荷バー13を重錘14のフック1
4aに係止させる。この状態で、荷重載荷バー13のV
溝13aにフック14aが嵌まり込み、前述の通り、楔
形状の先端部がV溝13aの底点Pに接触する。そし
て、荷重載荷バー13が上昇するようにロボット本体1
が動作すると、図7(B)に示すように、重錘14が荷
重載荷バー13に吊り下がった状態になる。
明する。図7の(A),(B)は、力センサ5の検査で
ロボット本体1がとり得る2つの動作状態を示す。力セ
ンサ5の性能の自動検査のためのプログラムはコントロ
ーラ8内の記憶装置に格納される。また外部指令によっ
て逐次に検査動作をとらせることも可能である。検査の
ための動作の開始前には、そのときの状態を無負荷であ
ると決定する処理が行われる。次に、まず図7(A)で
は、ロボット本体1が動作してその姿勢および先部の位
置を変化させ、荷重載荷バー13を重錘14のフック1
4aに係止させる。この状態で、荷重載荷バー13のV
溝13aにフック14aが嵌まり込み、前述の通り、楔
形状の先端部がV溝13aの底点Pに接触する。そし
て、荷重載荷バー13が上昇するようにロボット本体1
が動作すると、図7(B)に示すように、重錘14が荷
重載荷バー13に吊り下がった状態になる。
【0019】図7(B)に示す状態では、重錘14の重
量によって底点Pを通る力Fが発生する。力センサ5の
荷重検出基準点Oでは、力Fによってその回りにF×L
1のモーメントMが発生する。6軸力センサ5によれ
ば、上記の力FとモーメントMを検出することができ
る。検出された力Fに関する信号およびモーメントMに
関する信号はコントローラ8に与えられ、コントローラ
8は力Fに関する信号およびモーメントMに関する信号
に基づいて力FおよびモーメントMのデータを取り出
す。
量によって底点Pを通る力Fが発生する。力センサ5の
荷重検出基準点Oでは、力Fによってその回りにF×L
1のモーメントMが発生する。6軸力センサ5によれ
ば、上記の力FとモーメントMを検出することができ
る。検出された力Fに関する信号およびモーメントMに
関する信号はコントローラ8に与えられ、コントローラ
8は力Fに関する信号およびモーメントMに関する信号
に基づいて力FおよびモーメントMのデータを取り出
す。
【0020】一方、コントーラ8では、重錘14の質量
のデータと、荷重載荷バー13における底点Pと軸線A
との距離L1のデータが予めセットされているので、重
錘14を荷重載荷バー13で引っ掛けて持ち上げたとき
に、力センサ5が正常である場合に当該力センサ5に当
然に作用すべき力F′とモーメントM′を所定の演算式
に基づいて計算して求めることができる。
のデータと、荷重載荷バー13における底点Pと軸線A
との距離L1のデータが予めセットされているので、重
錘14を荷重載荷バー13で引っ掛けて持ち上げたとき
に、力センサ5が正常である場合に当該力センサ5に当
然に作用すべき力F′とモーメントM′を所定の演算式
に基づいて計算して求めることができる。
【0021】そこで、コントローラ8の内部に比較手段
を設け、この比較手段によって、力センサ5により検出
されたFと計算で求められたF′を比較し、また力セン
サ5によって検出されたMと計算で求められたM′を比
較する。この比較において得られたそれぞれの誤差がコ
ントローラ8から操作器11に送られ、その表示装置1
1aの画面に表示される。その誤差が許容範囲内の値で
あれば、力センサ5の検出性能は正常であると判断でき
る。またこの誤差の値を管理することによって力センサ
5の精度を常に確認することができる。
を設け、この比較手段によって、力センサ5により検出
されたFと計算で求められたF′を比較し、また力セン
サ5によって検出されたMと計算で求められたM′を比
較する。この比較において得られたそれぞれの誤差がコ
ントローラ8から操作器11に送られ、その表示装置1
1aの画面に表示される。その誤差が許容範囲内の値で
あれば、力センサ5の検出性能は正常であると判断でき
る。またこの誤差の値を管理することによって力センサ
5の精度を常に確認することができる。
【0022】前記の実施例では、荷重載荷バー13で重
錘14を吊り下げるようにしたが、コントローラ8によ
る制御上ロボット本体1の姿勢を正確に知ることができ
るので、重錘14を吊り下げるロボット本体1の姿勢を
変化させることにより、力センサ5に作用する荷重ベク
トルの方向を正確に検出することができる。従って、荷
重載荷バー13のV溝13aとフック14aの楔形状部
分との点Pにおける接触状態が保持される範囲内で、ロ
ボット本体1の姿勢を任意に設定し、前述した検査方法
と同様な方法で力センサ5の性能を検査することができ
る。
錘14を吊り下げるようにしたが、コントローラ8によ
る制御上ロボット本体1の姿勢を正確に知ることができ
るので、重錘14を吊り下げるロボット本体1の姿勢を
変化させることにより、力センサ5に作用する荷重ベク
トルの方向を正確に検出することができる。従って、荷
重載荷バー13のV溝13aとフック14aの楔形状部
分との点Pにおける接触状態が保持される範囲内で、ロ
ボット本体1の姿勢を任意に設定し、前述した検査方法
と同様な方法で力センサ5の性能を検査することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、力制御ロボットの力センサの検出性能の良否に関
して、製造現場において、作業者自身が簡単に、短時間
に、かつ高い精度で検査することができ、さらには力セ
ンサの故障を判定することもできる。
れば、力制御ロボットの力センサの検出性能の良否に関
して、製造現場において、作業者自身が簡単に、短時間
に、かつ高い精度で検査することができ、さらには力セ
ンサの故障を判定することもできる。
【図1】力センサが用いられた力制御ロボットの一例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】力制御ロボットの先部の構造を示す正面図であ
る。
る。
【図3】荷重載荷バーの先部を拡大して示した側面図で
ある。
ある。
【図4】重錘を拡大して示した図である。
【図5】フックの拡大側面図である。
【図6】図5におけるC−C線断面図である。
【図7】力センサの検査方法を説明するための図であ
る。
る。
1 ロボット本体 2 アーム 5 力センサ 6 ワーク 7 研削工具 8 コントローラ 11 教示用操作器 13 荷重載荷バー 14 重錘
Claims (3)
- 【請求項1】 力センサを介して作業工具を取り付けた
本体部と、前記力センサの検出信号を入力して位置と力
の制御を実行するために必要な演算を行うと共に制御指
令を生成する制御手段とを含み、前記制御手段の制御に
基づき前記本体部に任意の姿勢をとらせ、前記作業工具
を任意の位置に移動させる多自由度作業機械に適用され
る前記力センサの検査方法であり、 前記作業工具は工具ホルダによって前記力センサに取り
付けられかつこの工具ホルダは吊り下げ位置が知られた
荷重載荷バーを有し、さらに質量が知られた重錘を用意
し、 前記重錘を前記荷重載荷バーで吊り下げ状態で前記力セ
ンサを利用して力とモーメントを検出し、前記吊り下げ
位置と前記質量のデータを用いて検出されるべき力とモ
ーメントを算出し、検出した前記力およびモーメントと
算出した前記力およびモーメントを比較してその誤差に
基づき前記力センサの検出性能を判定するようにしたこ
とを特徴とする力センサの検査方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の力センサの検査方法にお
いて、前記誤差を、作業者が使用する教示操作器の表示
画面に表示するようにしたことを特徴とする力センサの
検査方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の力センサの検査方法にお
いて、前記重錘はフックを備え、このフックが前記荷重
載荷バーに形成されたV溝に係止することにより前記重
錘が前記荷重載荷バーに吊り下げられることを特徴とす
る力センサの検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24748393A JPH0777476A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 力センサの検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24748393A JPH0777476A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 力センサの検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777476A true JPH0777476A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=17164138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24748393A Pending JPH0777476A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 力センサの検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777476A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6382012B2 (en) | 1998-02-23 | 2002-05-07 | Fanuc Ltd. | Method for calibrating force sensor mounted on robot, and robot |
| JPWO2021177147A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP24748393A patent/JPH0777476A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6382012B2 (en) | 1998-02-23 | 2002-05-07 | Fanuc Ltd. | Method for calibrating force sensor mounted on robot, and robot |
| JPWO2021177147A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ||
| WO2021177147A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ファナック株式会社 | 力センサの診断装置およびロボット制御装置 |
| CN115190834A (zh) * | 2020-03-05 | 2022-10-14 | 发那科株式会社 | 力传感器的诊断装置以及机器人控制装置 |
| US12306057B2 (en) | 2020-03-05 | 2025-05-20 | Fanuc Corporation | Force sensor diagnostic device and robot control device |
| CN115190834B (zh) * | 2020-03-05 | 2025-07-04 | 发那科株式会社 | 力传感器的诊断装置以及机器人控制装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2012232370A (ja) | ロボットコントローラー、簡易設置型ロボット、及び簡易設置型ロボットの制御方法 | |
| JP7401207B2 (ja) | ツールの状態を学習する機械学習装置、ロボットシステム、及び機械学習方法 | |
| CN110405729B (zh) | 机器人控制装置 | |
| JP6737831B2 (ja) | 設置形態判定装置、設置形態判定用コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
| JP2013000833A (ja) | ロボットの故障検出方法、ロボット | |
| JP3766484B2 (ja) | 多関節ロボットの負荷重量及び負荷重心位置の自動算出方法 | |
| JP2021076395A (ja) | 診断装置 | |
| JP2021096561A (ja) | 制御装置、計測システム、計測方法 | |
| JPH08257975A (ja) | 力検出補償を行う力制御ロボット | |
| JPH0464562B2 (ja) | ||
| JPH07205022A (ja) | 力制御ロボットの砥石摩耗補正方法 | |
| CN115059127B (zh) | 挖掘机稳定性评价系统和方法、控制器和挖掘机 | |
| JPH0777476A (ja) | 力センサの検査方法 | |
| JPH09183087A (ja) | 作業ロボット装置 | |
| JPH0719982A (ja) | 力センサの検査方法 | |
| JP7376683B2 (ja) | 力センサの診断装置およびロボット制御装置 | |
| JP3104839B2 (ja) | ロボット診断方法 | |
| CN111604900A (zh) | 一种适用于机械手在手操作的目标参数检测方法 | |
| US20240169550A1 (en) | Specific point detection system, specific point detection method, and specific point detection program | |
| JP2911211B2 (ja) | ロボット制御装置 | |
| JP3165087B2 (ja) | 産業用ロボットの故障検出方法 | |
| JP2022071927A (ja) | ロボットアームの状態判断方法、ロボットシステム、及び、コンピュータープログラム | |
| CN115423114A (zh) | 判定系统及判定方法 | |
| JPH02302663A (ja) | 非破壊検査装置 | |
| CN119279556B (zh) | 一种人体手臂阻抗测量方法及装置 |