JPH0777487A - 集塵装置の検査方法及び検査器 - Google Patents
集塵装置の検査方法及び検査器Info
- Publication number
- JPH0777487A JPH0777487A JP22250793A JP22250793A JPH0777487A JP H0777487 A JPH0777487 A JP H0777487A JP 22250793 A JP22250793 A JP 22250793A JP 22250793 A JP22250793 A JP 22250793A JP H0777487 A JPH0777487 A JP H0777487A
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- JP
- Japan
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- gas
- filter element
- dust
- sampling pipe
- inspection
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵装置の運転を停止させることなく、フィ
ルタエレメント及び又はその保持固定部の損傷を検査し
得る集塵装置の検査方法及び検査器を提供する。 【構成】 一端にガス等の気体g、Gを流入させる流通
孔32を設けたサンプリングパイプ31を排気ガスの濾
過を行う複数のフィルタエレメントの排出孔14上を横
切って移動自在に設け、フィルタエレメントから排出さ
れた気体g、Gをサンプリングパイプ31を移動させる
ことにより流通孔32に順次流入させるとともに、サン
プリングパイプ31の開放端に設けた検査手段によりダ
スト濃度を検出する。
ルタエレメント及び又はその保持固定部の損傷を検査し
得る集塵装置の検査方法及び検査器を提供する。 【構成】 一端にガス等の気体g、Gを流入させる流通
孔32を設けたサンプリングパイプ31を排気ガスの濾
過を行う複数のフィルタエレメントの排出孔14上を横
切って移動自在に設け、フィルタエレメントから排出さ
れた気体g、Gをサンプリングパイプ31を移動させる
ことにより流通孔32に順次流入させるとともに、サン
プリングパイプ31の開放端に設けた検査手段によりダ
スト濃度を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラントから排出
されるガス等の気体に含まれている塵埃を濾過する集塵
装置の検査方法と該検査方法を実行する検査器に関する
ものであり、更に詳しくは集塵装置を構成する集塵用フ
ィルタエレメントの損傷等を検査する際に適用して好適
な検査技術に関する。
されるガス等の気体に含まれている塵埃を濾過する集塵
装置の検査方法と該検査方法を実行する検査器に関する
ものであり、更に詳しくは集塵装置を構成する集塵用フ
ィルタエレメントの損傷等を検査する際に適用して好適
な検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、鉄鋼、電力、窯業、冶金、
化学分野において発生する高温ガス中の塵埃除去に集塵
装置が利用されている。この集塵装置には多数の集塵用
フィルタエレメント(以下、単にフィルタエレメントと
いう)が具備されているが集塵動作を継続しているとフ
ィルタエレメントが目詰まり状態になったり、高熱のた
め破損する等の事故が発生し、そのまま放置しておくと
集塵機能が低下するのでフィルタエレメントを交換する
必要がある。そこで、機能の低下したフィルタエレメン
トを特定するための検査方法や検知装置については特開
昭50−140963号公報、同56−33019号公
報、特開平1−307424号公報、同4−10480
8号公報、同4−126510号公報等に開示されてい
るように種々のものがある。
化学分野において発生する高温ガス中の塵埃除去に集塵
装置が利用されている。この集塵装置には多数の集塵用
フィルタエレメント(以下、単にフィルタエレメントと
いう)が具備されているが集塵動作を継続しているとフ
ィルタエレメントが目詰まり状態になったり、高熱のた
め破損する等の事故が発生し、そのまま放置しておくと
集塵機能が低下するのでフィルタエレメントを交換する
必要がある。そこで、機能の低下したフィルタエレメン
トを特定するための検査方法や検知装置については特開
昭50−140963号公報、同56−33019号公
報、特開平1−307424号公報、同4−10480
8号公報、同4−126510号公報等に開示されてい
るように種々のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集塵装置は
プラント等の運転と連動しているものであるから、フィ
ルタエレメントを検査するため集塵装置を運転停止にす
ることは好ましくない。更に、1台の集塵装置は数百個
ものフィルタエレメントを備えているので、個々のフィ
ルタエレメントについて損傷や目詰まりを正確且つ迅速
に検出することが望ましい。このような観点から公開さ
れた検査方法や検知装置を見ると、次のような問題点を
有している。即ち、特開昭50−140963号公報に
開示されたバグフィルターの破損個所検出方法では、集
塵動作を継続しながらフィルタエレメントであるバグフ
ィルターの破損を検出することができず、しかも破損し
たフィルタエレメントの特定は目視によらなければなら
ない。特開昭56−33019号公報に開示された多室
集塵機の破損バグフィルタ検出方法では、1室にグルー
プ化された多数のフィルタエレメントの破損を検出でき
るが、個々のフィルタエレメントの破損を検出すること
はできない。
プラント等の運転と連動しているものであるから、フィ
ルタエレメントを検査するため集塵装置を運転停止にす
ることは好ましくない。更に、1台の集塵装置は数百個
ものフィルタエレメントを備えているので、個々のフィ
ルタエレメントについて損傷や目詰まりを正確且つ迅速
に検出することが望ましい。このような観点から公開さ
れた検査方法や検知装置を見ると、次のような問題点を
有している。即ち、特開昭50−140963号公報に
開示されたバグフィルターの破損個所検出方法では、集
塵動作を継続しながらフィルタエレメントであるバグフ
ィルターの破損を検出することができず、しかも破損し
たフィルタエレメントの特定は目視によらなければなら
ない。特開昭56−33019号公報に開示された多室
集塵機の破損バグフィルタ検出方法では、1室にグルー
プ化された多数のフィルタエレメントの破損を検出でき
るが、個々のフィルタエレメントの破損を検出すること
はできない。
【0004】特開平1−307424号公報に開示され
たバグフィルタにおける破損濾布検知装置によれば、バ
グフィルタの破損をグループ別に検知し、その後に目視
により破損バグフィルタを特定できるが、個々のバグフ
ィルタを直接特定できず、また、多数の開閉弁やサンプ
リングパイプが必要になり、装置全体が複雑になってし
まう。特開平4−104808号公報に開示された外面
濾過方式バグフィルタの破損濾布検出方法によれば、個
々のバグフィルタの損傷を検出することはできるが、圧
縮気体の送風機構や多数のノズル等を設ける必要があ
り、装置全体が複雑になってしまう。特開平4−126
510号公報に開示されたバグフィルタ用濾布の破損検
出方法は、個々のバグフィルタの破損を検出することが
できない。
たバグフィルタにおける破損濾布検知装置によれば、バ
グフィルタの破損をグループ別に検知し、その後に目視
により破損バグフィルタを特定できるが、個々のバグフ
ィルタを直接特定できず、また、多数の開閉弁やサンプ
リングパイプが必要になり、装置全体が複雑になってし
まう。特開平4−104808号公報に開示された外面
濾過方式バグフィルタの破損濾布検出方法によれば、個
々のバグフィルタの損傷を検出することはできるが、圧
縮気体の送風機構や多数のノズル等を設ける必要があ
り、装置全体が複雑になってしまう。特開平4−126
510号公報に開示されたバグフィルタ用濾布の破損検
出方法は、個々のバグフィルタの破損を検出することが
できない。
【0005】上述の発明ではいずれも個々のフィルタエ
レメント(バグフィルタ)の破損を特定することができ
ず、したがって、多数のフィルタエレメントの中から、
損傷しているフィルタエレメントを迅速且つ正確に特定
する方法又は装置が望まれている。なお、フィルタエレ
メントを損傷の有無に関わらず所定使用期間毎に交換す
ることも考えられるが、この場合はコスト高になってし
まう。本発明の目的は、集塵装置の運転を停止させるこ
となく、しかも個々のフィルタエレメントの損傷を迅速
且つ正確に検査し得る集塵装置の検査方法及び検査器を
提供することにある。
レメント(バグフィルタ)の破損を特定することができ
ず、したがって、多数のフィルタエレメントの中から、
損傷しているフィルタエレメントを迅速且つ正確に特定
する方法又は装置が望まれている。なお、フィルタエレ
メントを損傷の有無に関わらず所定使用期間毎に交換す
ることも考えられるが、この場合はコスト高になってし
まう。本発明の目的は、集塵装置の運転を停止させるこ
となく、しかも個々のフィルタエレメントの損傷を迅速
且つ正確に検査し得る集塵装置の検査方法及び検査器を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記目的
は、下記の集塵装置の検査方法及び検査器により達成さ
れる。 (1)集塵装置を構成する容器体内部を一次側領域と二
次側領域とに分離する遮蔽手段に保持固定した複数のフ
ィルタエレメントに前記一次側領域から供給した気体を
通過させ、該気体中に含有されている塵埃を濾過すると
ともに、前記フィルタエレメントを通過した気体を前記
2次側領域に排出し、該排出した気体を前記フィルタエ
レメントの配設位置に沿って移動するサンプリングパイ
プに流入させ、該流入した気体についてダスト濃度を測
定することにより前記フィルタエレメント及びその保持
固定部の損傷の有無を検査する集塵装置の検査方法。
は、下記の集塵装置の検査方法及び検査器により達成さ
れる。 (1)集塵装置を構成する容器体内部を一次側領域と二
次側領域とに分離する遮蔽手段に保持固定した複数のフ
ィルタエレメントに前記一次側領域から供給した気体を
通過させ、該気体中に含有されている塵埃を濾過すると
ともに、前記フィルタエレメントを通過した気体を前記
2次側領域に排出し、該排出した気体を前記フィルタエ
レメントの配設位置に沿って移動するサンプリングパイ
プに流入させ、該流入した気体についてダスト濃度を測
定することにより前記フィルタエレメント及びその保持
固定部の損傷の有無を検査する集塵装置の検査方法。
【0007】(2)集塵用の容器体内部を一次側領域と
二次側領域とに分離する遮蔽手段に複数のフィルタエレ
メントを保持固定し、前記一次側領域から供給した気体
を前記フィルタエレメントに通過させて前記気体に含有
されている塵埃を濾過する集塵装置の検査器において、
前記フィルタエレメントの気体排出孔の近傍で、前記気
体排出孔上を横切って移動し且つ前記気体排出孔から排
出される気体を流入させる流通孔と開放端に流出させる
サンプリングパイプと、該サンプリングパイプの開放端
から流出する気体の濃度を測定して前記流通孔に対応し
た位置のフィルタエレメント及び保持固定部の損傷の有
無を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする集塵
装置の検査器。
二次側領域とに分離する遮蔽手段に複数のフィルタエレ
メントを保持固定し、前記一次側領域から供給した気体
を前記フィルタエレメントに通過させて前記気体に含有
されている塵埃を濾過する集塵装置の検査器において、
前記フィルタエレメントの気体排出孔の近傍で、前記気
体排出孔上を横切って移動し且つ前記気体排出孔から排
出される気体を流入させる流通孔と開放端に流出させる
サンプリングパイプと、該サンプリングパイプの開放端
から流出する気体の濃度を測定して前記流通孔に対応し
た位置のフィルタエレメント及び保持固定部の損傷の有
無を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする集塵
装置の検査器。
【0008】(3)前記サンプリングパイプは、前記排
出孔に沿って移動する際に排出孔への対応を検知する識
別手段を有していることを特徴とする前記(2)記載の
集塵装置の検査器。
出孔に沿って移動する際に排出孔への対応を検知する識
別手段を有していることを特徴とする前記(2)記載の
集塵装置の検査器。
【0009】
【作用】前記集塵装置の検査方法によれば、サンプリン
グパイプを移動させて、複数のフィルタエレメントを透
過して排出される気体を、該サンプリングパイプ内に順
次流入させてダスト濃度を測定しダスト濃度分布を検出
するので、その測定結果により各フィルタエレメント及
びその保持固定部の損傷の有無を検査することができ
る。
グパイプを移動させて、複数のフィルタエレメントを透
過して排出される気体を、該サンプリングパイプ内に順
次流入させてダスト濃度を測定しダスト濃度分布を検出
するので、その測定結果により各フィルタエレメント及
びその保持固定部の損傷の有無を検査することができ
る。
【0010】前記集塵装置の検査器によれば、一端にガ
ス等の気体を流入させる流通孔を設けたサンプリングパ
イプを排気ガス等の濾過を行う複数のフィルタエレメン
トの排出孔上を横切って移動自在に設けたので、前記フ
ィルタエレメントから排出された気体は前記サンプリン
グパイプを移動させることにより前記流通孔に順次流入
する。そして、前記サンプリングパイプの開放端にはダ
スト濃度計等の検出手段が設けられているので、例えば
ダスト濃度が高ければ前記流通孔に対応した前記フィル
タエレメント又は保持固定部が損傷していることを検出
することができる。
ス等の気体を流入させる流通孔を設けたサンプリングパ
イプを排気ガス等の濾過を行う複数のフィルタエレメン
トの排出孔上を横切って移動自在に設けたので、前記フ
ィルタエレメントから排出された気体は前記サンプリン
グパイプを移動させることにより前記流通孔に順次流入
する。そして、前記サンプリングパイプの開放端にはダ
スト濃度計等の検出手段が設けられているので、例えば
ダスト濃度が高ければ前記流通孔に対応した前記フィル
タエレメント又は保持固定部が損傷していることを検出
することができる。
【0011】また、サンプリングパイプには前記流通孔
の位置とフィルタエレメントの関係を特定するための識
別手段、例えば目盛りが形成されているので、前記のよ
うにダスト濃度が高くなった時、識別手段によりいずれ
のフィルタエレメント又は保持固定部が損傷しているか
を特定することができる。
の位置とフィルタエレメントの関係を特定するための識
別手段、例えば目盛りが形成されているので、前記のよ
うにダスト濃度が高くなった時、識別手段によりいずれ
のフィルタエレメント又は保持固定部が損傷しているか
を特定することができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明に係る集塵装置の検査方法
を実行するための検査器の基本的構成を示す要部の斜視
図、図2は検査器の構成を示す要部の断面図、図3は検
査器の配設を示す要部の概略側面図、図4は各フィルタ
エレメントと検査器との位置関係を示す要部の平面図、
図5及び図6は検査結果の一例を示すダスト濃度の分布
図、図7は集塵装置の構成を示す概略構成図、図8は要
部の平面図、図9はフィルタエレメントの保持固定部を
示す断面図である。なお、本実施例の特徴はフィルタエ
レメントの検査方法及び検査機にあるが、説明の便宜の
ため図7〜図9を参照して集塵装置の全体構成等につい
て説明し、次いで検査方法等について説明する。
を説明する。図1は、本発明に係る集塵装置の検査方法
を実行するための検査器の基本的構成を示す要部の斜視
図、図2は検査器の構成を示す要部の断面図、図3は検
査器の配設を示す要部の概略側面図、図4は各フィルタ
エレメントと検査器との位置関係を示す要部の平面図、
図5及び図6は検査結果の一例を示すダスト濃度の分布
図、図7は集塵装置の構成を示す概略構成図、図8は要
部の平面図、図9はフィルタエレメントの保持固定部を
示す断面図である。なお、本実施例の特徴はフィルタエ
レメントの検査方法及び検査機にあるが、説明の便宜の
ため図7〜図9を参照して集塵装置の全体構成等につい
て説明し、次いで検査方法等について説明する。
【0013】集塵装置1は、図7に示すように容器本体
2、該容器本体2内を一次側領域3Aと二次側領域3B
とに分離する天板11、該天板11の下部で支持板4と
の間に設けられたフィルタエレメント(集塵用フィル
タ)12、天板11の上部に設けられた逆洗のための噴
射ノズル13等により構成されている。容器本体2の下
部には排気ガスGを吹き込むための吹き込み口5が形成
され、容器本体2の上部には集塵後の、即ち濾過後のク
リーンなガスgを排出するための排出口6が形成されて
いる。また、容器体2の下端は漏斗状に形成され、その
下端には集塵した塵埃等を排出するダスト排出口7が開
閉自在に設けられている。
2、該容器本体2内を一次側領域3Aと二次側領域3B
とに分離する天板11、該天板11の下部で支持板4と
の間に設けられたフィルタエレメント(集塵用フィル
タ)12、天板11の上部に設けられた逆洗のための噴
射ノズル13等により構成されている。容器本体2の下
部には排気ガスGを吹き込むための吹き込み口5が形成
され、容器本体2の上部には集塵後の、即ち濾過後のク
リーンなガスgを排出するための排出口6が形成されて
いる。また、容器体2の下端は漏斗状に形成され、その
下端には集塵した塵埃等を排出するダスト排出口7が開
閉自在に設けられている。
【0014】集塵、即ち排気ガスGについて濾過を行う
場合は、吹き込み口5から一次側領域3A内に排気ガス
Gを送り込む。フィルタエレメント12は円筒体であ
り、内部中空部が天板11に形成した排出孔14に連通
するように取り付けられ、その下端はバネ15を介して
支持板4に支持されている。なお、フィルタエレメント
12の保持固定については、後に図9及び図10を参照
して詳細に説明する。一次側領域3A内に送り込まれた
排気ガスGは、フィルタエレメント12の外周面の全面
からフィルタエレメント12内に透過し、この透過時に
排気ガスGに含まれている例えば粒状の塵等が濾過され
る。そして、濾過されたクリーンなガスgが排出孔14
から二次側領域3Bに排出され、更に排出口6から集塵
装置1外に排出される。
場合は、吹き込み口5から一次側領域3A内に排気ガス
Gを送り込む。フィルタエレメント12は円筒体であ
り、内部中空部が天板11に形成した排出孔14に連通
するように取り付けられ、その下端はバネ15を介して
支持板4に支持されている。なお、フィルタエレメント
12の保持固定については、後に図9及び図10を参照
して詳細に説明する。一次側領域3A内に送り込まれた
排気ガスGは、フィルタエレメント12の外周面の全面
からフィルタエレメント12内に透過し、この透過時に
排気ガスGに含まれている例えば粒状の塵等が濾過され
る。そして、濾過されたクリーンなガスgが排出孔14
から二次側領域3Bに排出され、更に排出口6から集塵
装置1外に排出される。
【0015】一方、集塵を継続していると、フィルタエ
レメント12が目詰まりし、これを放置すると集塵効果
が低下する。そこで、図示を省略したエアーヘッダー等
から噴射ノズル13に高圧エアーを送り込み、フィルタ
エレメント12に付着していた塵等を吹き飛ばす。噴射
ノズル13は、例えばパイプの下端で排出孔14に対向
する位置に噴射孔を形成した構造であり、図8に示すよ
うに1列のフィルタエレメント12毎に所定間隔を以て
設けられている。従って、噴射ノズル13から高圧エア
ーを噴射させると高圧エアーは排出孔14から各フィル
タエレメント12の中空部、更に外周面に吹き抜けるよ
うになり、この吹き抜け時に目詰まりしていた塵等をフ
ィルタエレメント12外に吹き飛ばす。吹き飛んだ塵等
は容器本体2の漏斗状の部分に堆積するので、排出口7
を開いて塵等を排出する。
レメント12が目詰まりし、これを放置すると集塵効果
が低下する。そこで、図示を省略したエアーヘッダー等
から噴射ノズル13に高圧エアーを送り込み、フィルタ
エレメント12に付着していた塵等を吹き飛ばす。噴射
ノズル13は、例えばパイプの下端で排出孔14に対向
する位置に噴射孔を形成した構造であり、図8に示すよ
うに1列のフィルタエレメント12毎に所定間隔を以て
設けられている。従って、噴射ノズル13から高圧エア
ーを噴射させると高圧エアーは排出孔14から各フィル
タエレメント12の中空部、更に外周面に吹き抜けるよ
うになり、この吹き抜け時に目詰まりしていた塵等をフ
ィルタエレメント12外に吹き飛ばす。吹き飛んだ塵等
は容器本体2の漏斗状の部分に堆積するので、排出口7
を開いて塵等を排出する。
【0016】次に、図9を参照してフィルタエレメント
12の保持固定について説明する。先ず、フィルタエレ
メント12の上端部の保持固定部40について説明する
と、上部取付金具41及び一対の環状パッキン42a、
42bにより構成され、フィルタエレメント12の中空
部12aと排出口14とが連通するようになっている。
上部取付金具41は円筒状に構成され、その外側面には
フランジ41aが形成されている。そして、上部取付金
具41の外径は排出口14とフィルタエレメント12の
中空部12a内に嵌合するように設定されている。ま
た、一対の環状パッキン42a、42bはセラミックフ
ァイバー等により構成され、上部取付金具41の外側に
嵌合するように構成されている。
12の保持固定について説明する。先ず、フィルタエレ
メント12の上端部の保持固定部40について説明する
と、上部取付金具41及び一対の環状パッキン42a、
42bにより構成され、フィルタエレメント12の中空
部12aと排出口14とが連通するようになっている。
上部取付金具41は円筒状に構成され、その外側面には
フランジ41aが形成されている。そして、上部取付金
具41の外径は排出口14とフィルタエレメント12の
中空部12a内に嵌合するように設定されている。ま
た、一対の環状パッキン42a、42bはセラミックフ
ァイバー等により構成され、上部取付金具41の外側に
嵌合するように構成されている。
【0017】次に、フィルタエレメント12の下端部の
保持固定部44について説明すると、下部取付金具45
及び環状パッキン46、更にバネ15により構成され、
バネ15の弾性によりフィルタエレメント12全体を上
方に押し上げる構成になっている。下部取付金具45は
円柱状に形成され、その外側面にはフランジ45aが形
成されている。フィルタエレメント12の下端には環状
パッキン46を介して下部取付金具45の上端が嵌合さ
れているので、中空部12aの下端は閉塞されることに
なる。そして、バネ15の上端は下部取付金具45の外
側に嵌合され、下端は支持板4に固定されたボス8の小
径部8aに嵌合されている。従って、フィルタエレメン
ト12の上端は上部取付金具41を介して排出口14に
嵌合されているだけであるが、フィルタエレメント12
全体がバネ15により上方に付勢されているので、フィ
ルタエレメント12は抜け落ちることなく支持板4と天
板11との間に弾性的に保持固定される。
保持固定部44について説明すると、下部取付金具45
及び環状パッキン46、更にバネ15により構成され、
バネ15の弾性によりフィルタエレメント12全体を上
方に押し上げる構成になっている。下部取付金具45は
円柱状に形成され、その外側面にはフランジ45aが形
成されている。フィルタエレメント12の下端には環状
パッキン46を介して下部取付金具45の上端が嵌合さ
れているので、中空部12aの下端は閉塞されることに
なる。そして、バネ15の上端は下部取付金具45の外
側に嵌合され、下端は支持板4に固定されたボス8の小
径部8aに嵌合されている。従って、フィルタエレメン
ト12の上端は上部取付金具41を介して排出口14に
嵌合されているだけであるが、フィルタエレメント12
全体がバネ15により上方に付勢されているので、フィ
ルタエレメント12は抜け落ちることなく支持板4と天
板11との間に弾性的に保持固定される。
【0018】フィルタエレメント12の下端は、環状パ
ッキン46を介して下部取付金具45により閉塞され
る。また、フィルタエレメント12の上端とフランジ4
1aとの間には環状パッキン42bが介在し、フランジ
41aと天板11との間には環状のパッキン42aが介
在している。従って、フィルタエレメント12の保持部
においては外側面と中空部12aとの間に隙間が形成さ
れず、ガスGは外側面から中空部12aに透過するよう
になる。
ッキン46を介して下部取付金具45により閉塞され
る。また、フィルタエレメント12の上端とフランジ4
1aとの間には環状パッキン42bが介在し、フランジ
41aと天板11との間には環状のパッキン42aが介
在している。従って、フィルタエレメント12の保持部
においては外側面と中空部12aとの間に隙間が形成さ
れず、ガスGは外側面から中空部12aに透過するよう
になる。
【0019】ところで、ガスGが濾過されずに排出され
るケースを考えると、フィルタエレメント12に割れ等
のクラックが形成された場合と、上端及び下端の保持固
定部に故障が発生した場合、例えば環状パッキン42b
とフィルタエレメント12との接触面に隙間ができた場
合、更に環状パッキン46とフィルタエレメント12の
下端との間に隙間が形成された場合等がある。このよう
なケースでは、クラックや隙間形成等の事故が同時に発
生しても、或いはいずれか一方が発生しても濾過されな
いガスGが必ず排出口14に排出される。従って、排出
口14から排出されるガスgについて濾過されないガス
Gの有無を検出すれば、前記故障の発生の有無を検知す
ることができる。次に説明するフィルタエレメントの検
査方法及び検査器は、前記のように濾過されたガスg中
に含まれるガスGを検出することにより、フィルタエレ
メント12及び保持固定部40、44の損傷を検出する
ものである。
るケースを考えると、フィルタエレメント12に割れ等
のクラックが形成された場合と、上端及び下端の保持固
定部に故障が発生した場合、例えば環状パッキン42b
とフィルタエレメント12との接触面に隙間ができた場
合、更に環状パッキン46とフィルタエレメント12の
下端との間に隙間が形成された場合等がある。このよう
なケースでは、クラックや隙間形成等の事故が同時に発
生しても、或いはいずれか一方が発生しても濾過されな
いガスGが必ず排出口14に排出される。従って、排出
口14から排出されるガスgについて濾過されないガス
Gの有無を検出すれば、前記故障の発生の有無を検知す
ることができる。次に説明するフィルタエレメントの検
査方法及び検査器は、前記のように濾過されたガスg中
に含まれるガスGを検出することにより、フィルタエレ
メント12及び保持固定部40、44の損傷を検出する
ものである。
【0020】先ず、図1〜図3を参照して検査器21の
基本的構成について説明する。検査器21の構成を大別
すると、ガイドパイプ22とサンプリングパイプ31、
更にダスト濃度計51等により構成されている。ガイド
パイプ22は、サンプリングパイプ31を長手方向にガ
イドするとともに、排出孔14から排出される濾過され
た排気ガスg及び故障発生時の濾過されない排気ガスG
を流通させるためのスリット23が形成されている。排
気ガスg、Gとしたのは、フィルタエレメント12が正
常な場合はクリーンな排気ガスgを流通させ、フィルタ
エレメント12が故障した場合は濾過されない排気ガス
Gを流通させるからである。
基本的構成について説明する。検査器21の構成を大別
すると、ガイドパイプ22とサンプリングパイプ31、
更にダスト濃度計51等により構成されている。ガイド
パイプ22は、サンプリングパイプ31を長手方向にガ
イドするとともに、排出孔14から排出される濾過され
た排気ガスg及び故障発生時の濾過されない排気ガスG
を流通させるためのスリット23が形成されている。排
気ガスg、Gとしたのは、フィルタエレメント12が正
常な場合はクリーンな排気ガスgを流通させ、フィルタ
エレメント12が故障した場合は濾過されない排気ガス
Gを流通させるからである。
【0021】一方、サンプリングパイプ31は、ガイド
パイプ22内を長手方向に移動し得るようにガイドパイ
プ22より小径に形成され、しかも図2に示すようにス
リット23内に半ば嵌まり込んだ状態でガイドされるよ
うな直径に設定される。そして、サンプリングパイプ3
1の先端部31aから例えば10mm〜15mm程度の
位置にガス流通孔32が形成されている。従って、スリ
ット23内にサンプリングパイプ31を嵌め込み状態に
位置決めし、ガス流通孔32を下側にした場合は、図2
に明示したようにスリット23、ガス流通孔32が連通
し、排気ガスg(G)がスリット23、ガス流通孔32
を介してサンプリングパイプ31内に流入するようにな
る。
パイプ22内を長手方向に移動し得るようにガイドパイ
プ22より小径に形成され、しかも図2に示すようにス
リット23内に半ば嵌まり込んだ状態でガイドされるよ
うな直径に設定される。そして、サンプリングパイプ3
1の先端部31aから例えば10mm〜15mm程度の
位置にガス流通孔32が形成されている。従って、スリ
ット23内にサンプリングパイプ31を嵌め込み状態に
位置決めし、ガス流通孔32を下側にした場合は、図2
に明示したようにスリット23、ガス流通孔32が連通
し、排気ガスg(G)がスリット23、ガス流通孔32
を介してサンプリングパイプ31内に流入するようにな
る。
【0022】サンプリングパイプ31の先端部31a、
即ち図1について言えばガイドパイプ22内に挿入され
る端部は閉塞され、他端31bは開口されている。従っ
て、図1に示すようにフィルタエレメント12の排出孔
14の上部に、排出孔14の列に沿うようにしてガイド
パイプ22を固定し、その内部にサンプリングパイプ3
1を挿通して排出孔14の位置に合わせて移動すれば、
対応する排出孔14からの排気ガスg(G)がサンプリ
ングパイプ31にガス流通孔32から流入して他端31
bから排出される。そして、他端31bにダスト濃度計
51を配設することにより、各排出孔14から排出され
た排気ガスg(G)のダスト濃度を計測することがで
き、計測値が高ければそれに対応するフィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が故障しているこ
とになる。また、計測値が低ければ、即ち排気ガスが濾
過されている場合はフィルタエレメント12及び保持固
定部40、44にクラック等がなく、正常な濾過を行っ
ていることになる。なお、ダスト濃度計51としては、
光散乱式ダスト濃度計等が好適である。
即ち図1について言えばガイドパイプ22内に挿入され
る端部は閉塞され、他端31bは開口されている。従っ
て、図1に示すようにフィルタエレメント12の排出孔
14の上部に、排出孔14の列に沿うようにしてガイド
パイプ22を固定し、その内部にサンプリングパイプ3
1を挿通して排出孔14の位置に合わせて移動すれば、
対応する排出孔14からの排気ガスg(G)がサンプリ
ングパイプ31にガス流通孔32から流入して他端31
bから排出される。そして、他端31bにダスト濃度計
51を配設することにより、各排出孔14から排出され
た排気ガスg(G)のダスト濃度を計測することがで
き、計測値が高ければそれに対応するフィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が故障しているこ
とになる。また、計測値が低ければ、即ち排気ガスが濾
過されている場合はフィルタエレメント12及び保持固
定部40、44にクラック等がなく、正常な濾過を行っ
ていることになる。なお、ダスト濃度計51としては、
光散乱式ダスト濃度計等が好適である。
【0023】以上の説明は、集塵装置1の検査方法と検
査器21の基本的構成を述べたものであり、以下に集塵
装置1に関連付けて説明する。ガイドパイプ21は、図
3に示すように逆洗のための噴射ノズル13の上部位置
であって、図4に示すように排出孔14の真上位置から
横にずれた位置に、排出孔14の列に沿うように固定さ
れる。即ち、図4に示すa,b,c・・・及び1,2,
3・・・をフィルタエレメント12の配列とすると、太
線で+字に示した交点が排出孔14の位置になり、その
下部にフィルタエレメント12が固定されていることに
なる。そして、噴射ノズル13は各排出孔14に高圧エ
アーを噴射するのであるから、交点からずれた位置に位
置決めしたのでは本来の作用を果たすことができない。
そこで、噴射ノズル13を図4に想像線で示すように交
点上に配設し、各噴射ノズル13に沿うようにガイドパ
イプ21を配設した。なお、噴射ノズル13の作用につ
いては、図7を参照して説明した通りである。
査器21の基本的構成を述べたものであり、以下に集塵
装置1に関連付けて説明する。ガイドパイプ21は、図
3に示すように逆洗のための噴射ノズル13の上部位置
であって、図4に示すように排出孔14の真上位置から
横にずれた位置に、排出孔14の列に沿うように固定さ
れる。即ち、図4に示すa,b,c・・・及び1,2,
3・・・をフィルタエレメント12の配列とすると、太
線で+字に示した交点が排出孔14の位置になり、その
下部にフィルタエレメント12が固定されていることに
なる。そして、噴射ノズル13は各排出孔14に高圧エ
アーを噴射するのであるから、交点からずれた位置に位
置決めしたのでは本来の作用を果たすことができない。
そこで、噴射ノズル13を図4に想像線で示すように交
点上に配設し、各噴射ノズル13に沿うようにガイドパ
イプ21を配設した。なお、噴射ノズル13の作用につ
いては、図7を参照して説明した通りである。
【0024】ガイドパイプ21を図4に示すように1,
2,3,・・・列に位置決めすることにより、サンプリ
ングパイプ31はガイドパイプ22の長手方向に移動す
るようになる。この移動によって、第1列のフィルタエ
レメント12についてa,b,c・・・の順に排気ガス
g(G)がサンプリングパイプ31内に流入し、サンプ
リングパイプ31の他端31bに設けたダスト濃度計5
1によりダストの有無が順次検出される。なお、本実施
例に示した検査方法及び検査器は、集塵装置1の運転を
停止することなく検査を行うことが前提になっている。
運転中の容器本体2内は高温であり、フィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が故障している場
合は、有害なガスGが充満していることもあり、容器本
体2内に顔を入れてサンプリングパイプ31がいずれの
位置にあるかを目視することはできない。
2,3,・・・列に位置決めすることにより、サンプリ
ングパイプ31はガイドパイプ22の長手方向に移動す
るようになる。この移動によって、第1列のフィルタエ
レメント12についてa,b,c・・・の順に排気ガス
g(G)がサンプリングパイプ31内に流入し、サンプ
リングパイプ31の他端31bに設けたダスト濃度計5
1によりダストの有無が順次検出される。なお、本実施
例に示した検査方法及び検査器は、集塵装置1の運転を
停止することなく検査を行うことが前提になっている。
運転中の容器本体2内は高温であり、フィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が故障している場
合は、有害なガスGが充満していることもあり、容器本
体2内に顔を入れてサンプリングパイプ31がいずれの
位置にあるかを目視することはできない。
【0025】そこで、本実施例ではサンプリングパイプ
31の長さをガイドパイプ22に対し例えば1m程度長
くし、容器本体2外から押したり引いたりして移動でき
るように構成した。また、サンプリングパイプ31に形
成したガス流通孔32がいずれの位置にあるかを容器本
体2外から確認するため、ガス流通孔32の形成位置と
は反対の側面、即ち図1について見れば上面にa,b,
c・・・のピッチに合わせた目盛り33を付してある。
この構成によれば、容器本体2外からサンプリングパイ
プ31を移動操作できるとともに、ガス流通孔32が現
在いずれのフィルタエレメント12の排気ガスを流通さ
せているかを検知することができる。
31の長さをガイドパイプ22に対し例えば1m程度長
くし、容器本体2外から押したり引いたりして移動でき
るように構成した。また、サンプリングパイプ31に形
成したガス流通孔32がいずれの位置にあるかを容器本
体2外から確認するため、ガス流通孔32の形成位置と
は反対の側面、即ち図1について見れば上面にa,b,
c・・・のピッチに合わせた目盛り33を付してある。
この構成によれば、容器本体2外からサンプリングパイ
プ31を移動操作できるとともに、ガス流通孔32が現
在いずれのフィルタエレメント12の排気ガスを流通さ
せているかを検知することができる。
【0026】次に、図5及び図6を参照して検査時のダ
スト濃度の変化について説明する。今仮に、第1列のフ
ィルタエレメント12から第2列、更に第3列とダスト
濃度を順次検査し、図5に示すように濃度値Xが第6列
のa、即ち6−aの検査時に至って急激に上昇したとす
る。そして、サンプリングパイプ31をa,b,c・・
・と移動させることにより濃度値Xが次第にレベル低下
したとすれば、このような濃度分布とガスの流れからa
−6の位置のフィルタエレメント12及び又は保持固定
部40、44に損傷が発生していることが判別できる。
また、図6に示すように、第1列から第2列と検査を進
め、第3列のe位置において濃度値Xが急激に上昇し、
第4列以下の検査時に4−d、4−e等の位置で濃度値
Xが高レベルに有る場合は、このような濃度分布とガス
の流れから3−e位置のフィルタエレメント12及び又
は固定保持部40、44が損傷していることが判別でき
る。
スト濃度の変化について説明する。今仮に、第1列のフ
ィルタエレメント12から第2列、更に第3列とダスト
濃度を順次検査し、図5に示すように濃度値Xが第6列
のa、即ち6−aの検査時に至って急激に上昇したとす
る。そして、サンプリングパイプ31をa,b,c・・
・と移動させることにより濃度値Xが次第にレベル低下
したとすれば、このような濃度分布とガスの流れからa
−6の位置のフィルタエレメント12及び又は保持固定
部40、44に損傷が発生していることが判別できる。
また、図6に示すように、第1列から第2列と検査を進
め、第3列のe位置において濃度値Xが急激に上昇し、
第4列以下の検査時に4−d、4−e等の位置で濃度値
Xが高レベルに有る場合は、このような濃度分布とガス
の流れから3−e位置のフィルタエレメント12及び又
は固定保持部40、44が損傷していることが判別でき
る。
【0027】損傷したフィルタエレメント12及び又は
保持固定部40、44は、サンプリングパイプ31の挿
入位置と、目盛り33とにより容易に特定することがで
きる。なお、検査は集塵装置1を運転しながら行うので
あるから、サンプリングパイプ31内に流入するガスも
高温の場合がある。そこで、前記検査に先立って温度測
定を行い、ガスの温度がダスト濃度計51の許容温度以
下の場合はそのまま検査を行い、許容温度以上の場合は
冷却用エアーを検査位置に吹き込んで検査を行うように
する。また、サンプリングパイプ31の一端に吸引ポン
プを設け、排気ガスg(G)を吸引しながら検査を行う
ように構成してもよい。
保持固定部40、44は、サンプリングパイプ31の挿
入位置と、目盛り33とにより容易に特定することがで
きる。なお、検査は集塵装置1を運転しながら行うので
あるから、サンプリングパイプ31内に流入するガスも
高温の場合がある。そこで、前記検査に先立って温度測
定を行い、ガスの温度がダスト濃度計51の許容温度以
下の場合はそのまま検査を行い、許容温度以上の場合は
冷却用エアーを検査位置に吹き込んで検査を行うように
する。また、サンプリングパイプ31の一端に吸引ポン
プを設け、排気ガスg(G)を吸引しながら検査を行う
ように構成してもよい。
【0028】以上に説明した集塵装置1の検査方法及び
検査器によれば、集塵装置1の運転を行いながらガスの
ダスト濃度検査を行い、その濃度値とサンプリングパイ
プ31に形成した流通孔32の位置とにより多数本のフ
ィルタエレメント12及び又は保持固定部40、44の
中から損傷したフィルタエレメント12及び又は保持固
定部40、44を特定することができる。従って、集塵
装置1の故障の有無を正確且つ迅速に、しかも製造工程
を停止させることなく検査することができる。また、損
傷したフィルタエレメント12及び保持固定部40、4
4を容易に検査し交換することができるので、全てのフ
ィルタエレメント12及び保持固定部40、44を所定
時間毎に交換する際に比較して、無駄を省くことができ
る。なお、第1実施例は多数本のフィルタエレメント1
2及び保持固定部40、44を個別に検査しているが、
これを複数本毎に、言い換えればブロック毎に検査して
検査効率を向上させることができる。以下に説明する第
2実施例は、ブロック毎の検査方法を示すものである。
検査器によれば、集塵装置1の運転を行いながらガスの
ダスト濃度検査を行い、その濃度値とサンプリングパイ
プ31に形成した流通孔32の位置とにより多数本のフ
ィルタエレメント12及び又は保持固定部40、44の
中から損傷したフィルタエレメント12及び又は保持固
定部40、44を特定することができる。従って、集塵
装置1の故障の有無を正確且つ迅速に、しかも製造工程
を停止させることなく検査することができる。また、損
傷したフィルタエレメント12及び保持固定部40、4
4を容易に検査し交換することができるので、全てのフ
ィルタエレメント12及び保持固定部40、44を所定
時間毎に交換する際に比較して、無駄を省くことができ
る。なお、第1実施例は多数本のフィルタエレメント1
2及び保持固定部40、44を個別に検査しているが、
これを複数本毎に、言い換えればブロック毎に検査して
検査効率を向上させることができる。以下に説明する第
2実施例は、ブロック毎の検査方法を示すものである。
【0029】次に、図10及び図11を参照して本発明
の第2実施例を説明する。本実施例の要点は、排気ガス
のダスト濃度を最初に2分割、或いは4分割程度に分割
した範囲について検査し、大略の範囲を検出してからそ
の範囲内のフィルタエレメント12及び保持固定部4
0、44について個別に検査を行うことにある。排出孔
14から排出した排気ガスg(G)は、或る範囲では薄
く混合しながらほぼ真っ直ぐに上昇する。そこで、第1
実施例で説明した検査器21の配設位置の更に上部位置
の例えば2〜4か所にガス検出位置を設定し、最初に左
右位置についてダスト濃度を検査し、次いでダスト濃度
の高い方について例えば2か所程度について検査する
と、4回の検査でフィルタエレメント12及び又は保持
固定部40、44の全本数のうちの1/4の範囲が特定
されることになる。従って、いずれのフィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が損傷しているか
は、しぼられた範囲のフィルタエレメント12及び又は
保持固定部40、44について前記同様に行えばよい。
この検査方法によれば、フィルタエレメント12の設置
数が例えば400本であれば、4回の分割検査と最大1
00回の個別検査を行えばよく検査効率を大幅に向上さ
せることができる。
の第2実施例を説明する。本実施例の要点は、排気ガス
のダスト濃度を最初に2分割、或いは4分割程度に分割
した範囲について検査し、大略の範囲を検出してからそ
の範囲内のフィルタエレメント12及び保持固定部4
0、44について個別に検査を行うことにある。排出孔
14から排出した排気ガスg(G)は、或る範囲では薄
く混合しながらほぼ真っ直ぐに上昇する。そこで、第1
実施例で説明した検査器21の配設位置の更に上部位置
の例えば2〜4か所にガス検出位置を設定し、最初に左
右位置についてダスト濃度を検査し、次いでダスト濃度
の高い方について例えば2か所程度について検査する
と、4回の検査でフィルタエレメント12及び又は保持
固定部40、44の全本数のうちの1/4の範囲が特定
されることになる。従って、いずれのフィルタエレメン
ト12及び又は保持固定部40、44が損傷しているか
は、しぼられた範囲のフィルタエレメント12及び又は
保持固定部40、44について前記同様に行えばよい。
この検査方法によれば、フィルタエレメント12の設置
数が例えば400本であれば、4回の分割検査と最大1
00回の個別検査を行えばよく検査効率を大幅に向上さ
せることができる。
【0030】また、検査範囲のしぼりこみを正確に行う
ために、図10及び図11に示すような仕切り板52を
設けてもよい。図示の例では、2次側領域3Bが4分割
されるのでガスg(G)の混合が少なく、第1次検査と
してR、S、T、Uブロックについてダスト濃度の検査
を行い、例えばRブロックのダスト濃度が高ければ、そ
の範囲のダスト濃度を第1実施例の場合と同様に行う。
このように、本実施例の検査方法によれば、検査効率を
大幅に向上させることができる。
ために、図10及び図11に示すような仕切り板52を
設けてもよい。図示の例では、2次側領域3Bが4分割
されるのでガスg(G)の混合が少なく、第1次検査と
してR、S、T、Uブロックについてダスト濃度の検査
を行い、例えばRブロックのダスト濃度が高ければ、そ
の範囲のダスト濃度を第1実施例の場合と同様に行う。
このように、本実施例の検査方法によれば、検査効率を
大幅に向上させることができる。
【0031】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明は前記に限定されるものではなく、種々の変更が可能
である。例えば、ガイドパイプ22はサンプリングパイ
プ31を所定位置にガイドできるものであればよく、パ
イプ体に限定されない。
明は前記に限定されるものではなく、種々の変更が可能
である。例えば、ガイドパイプ22はサンプリングパイ
プ31を所定位置にガイドできるものであればよく、パ
イプ体に限定されない。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る集
塵装置の検査方法及び検査器は、一端にガス等の気体を
流入させる流通孔を設けたサンプリングパイプを排気ガ
ス等の濾過を行う複数のフィルタエレメントの排出孔に
沿って移動自在に設け、前記フィルタエレメントから排
出された気体を前記サンプリングパイプを移動させるこ
とにより前記流通孔に順次流入させるとともに、前記サ
ンプリングパイプの開放端に設けた検出手段によりダス
ト濃度を検出するものである。従って、流通孔から流入
する気体のダスト濃度によって前記流通孔に対応した前
記フィルタエレメント及び又は保持固定部の損傷の有無
を正確且つ迅速に検出することができる。この検出は、
サンプリングパイプを移動しながら行われるので、集塵
装置を運転停止させる必要がなく、製造効率の低下を防
ぐことができるうえに作業にともなう危険がない。更
に、検出器はガイドパイプやサンプリングパイプ、更に
ダスト濃度計により構成された簡単なものであり、低コ
ストで集塵装置に設置し得るうえに故障も少ない等の種
々の効果を奏する。
塵装置の検査方法及び検査器は、一端にガス等の気体を
流入させる流通孔を設けたサンプリングパイプを排気ガ
ス等の濾過を行う複数のフィルタエレメントの排出孔に
沿って移動自在に設け、前記フィルタエレメントから排
出された気体を前記サンプリングパイプを移動させるこ
とにより前記流通孔に順次流入させるとともに、前記サ
ンプリングパイプの開放端に設けた検出手段によりダス
ト濃度を検出するものである。従って、流通孔から流入
する気体のダスト濃度によって前記流通孔に対応した前
記フィルタエレメント及び又は保持固定部の損傷の有無
を正確且つ迅速に検出することができる。この検出は、
サンプリングパイプを移動しながら行われるので、集塵
装置を運転停止させる必要がなく、製造効率の低下を防
ぐことができるうえに作業にともなう危険がない。更
に、検出器はガイドパイプやサンプリングパイプ、更に
ダスト濃度計により構成された簡単なものであり、低コ
ストで集塵装置に設置し得るうえに故障も少ない等の種
々の効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例を示す検査器の斜視図であ
る。
る。
【図2】検査器の要部の断面図である。
【図3】検査作用を説明する模式的側面図である。
【図4】フィルタエレメントと検査器との位置関係を示
す模式的平面図である。
す模式的平面図である。
【図5】ダスト濃度の変化を示す説明図である。
【図6】ダスト濃度変化の他の例を示す説明図である。
【図7】集塵装置の構成を示す断面図である。
【図8】集塵装置の構成を示す要部の平面図である。
【図9】フィルタエレメントと保持固定部の構成を示す
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す仕切り板の斜視図
である。
である。
【図11】仕切り板を設けた集塵装置の要部の断面図で
ある。
ある。
1 集塵装置 2 容器本体 3A 一次側領域 3B 二次側領域 4 支持板 5 吹き込み口 6 排出口 7 ダスト排出口 8 ボス 11 天板 12 フィルタエレメント 12a 中空部 13 噴射ノズル 14 排出孔 15 バネ 21 検査器 22 ガイドパイプ 23 スリット 31 サンプリングパイプ 32 ガス流通孔 33 目盛り 40 上部保持固定部 41 上部取付金具 42a、42b 環状パッキン 44 下部保持固定部 45 下部取付金具 46 環状パッキン 48 ボス 51 ダスト濃度計 52 仕切り板 G 濾過以前の高温ガス g 濾過後の高温ガス R〜U 検査ブロック
Claims (3)
- 【請求項1】 集塵装置を構成する容器体内部を一次側
領域と二次側領域とに分離する遮蔽手段に保持固定した
複数のフィルタエレメントに前記一次側領域から供給し
た気体を通過させ、該気体中に含有されている塵埃を濾
過するとともに、前記フィルタエレメントを通過した気
体を前記2次側領域に排出し、該排出した気体を前記フ
ィルタエレメントの配設位置に沿って移動するサンプリ
ングパイプに流入させ、該流入した気体についてダスト
濃度を測定することにより前記フィルタエレメント及び
その保持固定部の損傷の有無を検査する集塵装置の検査
方法。 - 【請求項2】 集塵用の容器体内部を一次側領域と二次
側領域とに分離する遮蔽手段に複数のフィルタエレメン
トを保持固定し、前記一次側領域から供給した気体を前
記フィルタエレメントに通過させて前記気体に含有され
ている塵埃を濾過する集塵装置の検査器において、前記
フィルタエレメントの気体排出孔の近傍で、前記気体排
出孔上を横切って移動し且つ前記気体排出孔から排出さ
れる気体を流入させる流通孔と開放端に流出させるサン
プリングパイプと、該サンプリングパイプの開放端から
流出する気体の濃度を測定して前記流通孔に対応した位
置のフィルタエレメント及び保持固定部の損傷の有無を
検出する検出手段とを備えたことを特徴とする集塵装置
の検査器。 - 【請求項3】 前記サンプリングパイプは、前記排出孔
に沿って移動する際に排出孔への対応を検知する識別手
段を有していることを特徴とする請求項2記載の集塵装
置の検査器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22250793A JP3215757B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 集塵装置の検査方法及び検査器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22250793A JP3215757B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 集塵装置の検査方法及び検査器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777487A true JPH0777487A (ja) | 1995-03-20 |
| JP3215757B2 JP3215757B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=16783517
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22250793A Expired - Fee Related JP3215757B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 集塵装置の検査方法及び検査器 |
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| JP (1) | JP3215757B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08103616A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Shinwa Corp | 移動パルスジェット式バグフィルタ |
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| CN114001992A (zh) * | 2021-11-01 | 2022-02-01 | 上海励江机电设备安装有限公司 | 一种静电除尘器的除尘检测装置 |
| CN117214067A (zh) * | 2023-10-30 | 2023-12-12 | 深圳市亿天净化技术有限公司 | 一种具有同时测试多种化学滤料的测试系统 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22250793A patent/JP3215757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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