JPH0777879A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0777879A
JPH0777879A JP5247588A JP24758893A JPH0777879A JP H0777879 A JPH0777879 A JP H0777879A JP 5247588 A JP5247588 A JP 5247588A JP 24758893 A JP24758893 A JP 24758893A JP H0777879 A JPH0777879 A JP H0777879A
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JP
Japan
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image
intermediate transfer
transfer member
forming apparatus
transfer roller
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Application number
JP5247588A
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English (en)
Inventor
Toshio Miyamoto
敏男 宮本
Kazuro Ono
和朗 小野
Koichi Tanigawa
耕一 谷川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の像担持体1上に形成された可転写画像
を中間転写体5上に転写した後、更に第2の像担持体8
上に転写して画像形成物を出力する画像形成装置、ある
いは第1の像担持体1上に形成された可転写画像を中間
転写体5上に転写する動作を複数回繰り返すことにより
中間転写体上に複数の可転写画像の積層画像を形成さ
せ、該積層画像を第2の像担持体8上に一括転写して合
成カラー画像・多色画像・多重画像等の画像形成物を出
力する画像形成装置について、第1の像担持体に形成さ
れた1dotのハーフトーン画像でも乱すことなく中間
転写体上に再現し、複数の成分色画像も忠実に第2の像
担持体に転写して、全体に高画像品位の画像形成物を出
力させること。 【構成】 中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)
の十点平均粗さRZの値が、1画素の直径Lの半分の値
L/2より小さいこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写方式のプリンタ・複
写機・ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、第1の像担持体上に形成さ
れた可転写画像(トナー画像)を中間転写体上に転写し
た後、更に第2の像担持体上に転写して画像形成物を出
力する画像形成装置、上記第1の像担持体上に形成され
た可転写画像を中間転写体上に転写する動作を複数回繰
り返すことにより中間転写体上に複数の可転写画像の積
層(重畳)画像を形成させ、該積層画像を第2の像担持
体上に一括転写して合成カラー画像・多色画像・多重画
像等の画像形成物(コピー・プリント)を出力する画像
形成装置に関する。
【0003】上記において、第1の像担持体は、例えば
電子写真感光体・静電記録誘電体・磁気記録磁性体等で
ある。
【0004】第1の像担持体に対する可転写画像の作像
プロセスは、例えば電子写真プロセス・静電記録プロセ
ス・磁気記録プロセス等である。
【0005】第2の像担持体は、例えば転写材・記録紙
・印刷紙等である。
【0006】
【従来の技術】上記のように中間転写体を使用した画像
形成装置は、カラー画像情報や多色画像情報の複数の成
分色画像を順次積層転写してカラー画像や多色画像を合
成再現した画像形成物を出力するカラー画像形成装置や
多色画像形成装置、もしくはカラー画像形成機能や多色
画像形成機能を具備させた画像形成装置として有効であ
り、各成分色画像の重ね合わせズレ(色ズレ)のない画
像を得ることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら問題点と
して、画像に所謂「ガサつき」・乱れなどが発生するこ
とがあることが挙げられる。この問題について本発明者
らの実験によれば、複数の成分色画像の重ね合わせのズ
レは発生していないが、重ね合わせの回数にかかわらず
1dotの画像、特にハーフトーン画像がガサつき、汚
く見えることが明らかになった。一方、太い文字画像、
ベタ画像に関しては何の問題もなく、きれいな画像が得
られている。
【0008】そこで本発明はこの種の画像形成装置につ
いて、第1の像担持体に形成された1dotのハーフト
ーン画像でも乱すことなく中間転写体上に再現し、複数
の成分色画像も忠実に第2の像担持体に転写して、全体
に高画像品位の画像形成物を出力させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0010】(1)第1の像担持体上に形成された可転
写画像を中間転写体上に転写した後、更に第2の像担持
体上に転写して画像形成物を出力する画像形成装置であ
り、前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の
十点平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L
/2より小さい(すなわちRZ <L/2)ことを特徴と
する画像形成装置。
【0011】(2)第1の像担持体上に形成された可転
写画像を中間転写体上に転写した後、更に第2の像担持
体上に転写して画像形成物を出力する画像形成装置であ
り、前記中間転写体の周速度VT が、前記第1の像担持
体の周速度VD に対し周速比a(すなわちVT =aV
D )をもっており、前記中間転写体のJIS表面粗さ
(B0601)の十点平均粗さRZ の値が、1画素の直
径Lの半分の値L/2に対し、 {RZ /f(a)}<L/2 (f(a)はaを中間転写体によって決まるある関数f
に入れた値)であることを特徴とする画像形成装置。
【0012】(3)第1の像担持体上に形成された可転
写画像を中間転写体上に転写する動作を複数回繰り返す
ことにより中間転写体上に複数の可転写画像の積層画像
を形成させ、該積層画像を第2の像担持体上に一括転写
して画像形成物を出力する画像形成装置であり、前記中
間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の十点平均粗
さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/2より小
さい(すなわちRZ <L/2)ことを特徴とする画像形
成装置。
【0013】(4)第1の像担持体上に形成された可転
写画像を中間転写体上に転写する動作を複数回繰り返す
ことにより中間転写体上に複数の可転写画像の積層画像
を形成させ、該積層画像を第2の像担持体上に一括転写
して画像形成物を出力する画像形成装置であり、前記中
間転写体の周速度VT が、前記第1の像担持体の周速度
D に対し周速比a(すなわちVT =aVD )をもって
おり、前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)
の十点平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値
L/2に対し、 {RZ /f(a)}<L/2 (f(a)はaを中間転写体によって決まるある関数f
に入れた値)であることを特徴とする画像形成装置。
【0014】(5)中間転写体から第2の像担持体への
可転写画像の転写が転写電界によりなされることを特徴
とする(1)乃至(4)4の何れかに記載の画像形成装
置。
【0015】(6)中間転写体が中抵抗の弾性体である
ことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画
像形成装置。
【0016】(7)中間転写体が中抵抗の弾性体ローラ
であることを特徴とする(1)乃至(4)4の何れかに
記載の画像形成装置。
【0017】
【作用】中間転写体の表面の凹凸が1画素の直径Lの1
/2にくらべて大きいと、1dotの潜像に対してトナ
ー像が崩れて大きくはみ出し、その結果として1dot
の画像、特にハーフトーン画像がガサつき、汚く見え
る。中間転写体の表面の凹凸を1画素の直径Lの1/2
にくらべて小さくすると、潜像に対してトナー像がほと
んどはみ出さず、トナーの1dot像が崩れることがな
いため、第1の像担持体に形成された1dotのハーフ
トーン画像でも乱すことなく中間転写体上に忠実に再現
でき、複数の成分色画像も忠実に第2の像担持体に転写
して、全体に高画像品位の画像形成物を出力させること
が可能となる。
【0018】
【実施例】
〈実施例1〉(図1〜図6) (1)装置構成・作像プロセス(図1) 図1は一実施例装置としての、中間転写体を使用した画
像形成装置の概略構成図である。本例の画像形成装置は
電子写真プロセス利用のカラー画像形成機能を有するレ
ーザプリンタである。
【0019】1は第1の像担持体としての、繰り返し使
用される回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ド
ラムと記す)であり、アルミニウム等の導電性シリンダ
11上に有機光半導体等からなる感光層12を形成した
もので、矢示の反時計方向に所定の周速度で回転駆動さ
れる。
【0020】2・3・4・5・7はそれぞれ、この感光
ドラム1の回りに配設した作像プロセス機器としての、
1次帯電器、レーザスキャナ、4色現像器、中間転写
体、クリーナーである。
【0021】1次帯電器2は本実施例は接触帯電ローラ
であり、所定の押圧力をもって感光ドラム1の面に当接
されて感光ドラム1の回転に従動して回転し、該ローラ
2にバイアス電源Sから所定の帯電バイアスが印加され
ることで、回転感光ドラム1の外周面が所定の極性・電
位に一様に帯電処理される。
【0022】4色現像器4はそれぞれ色の異なるトナー
(粉体荷電粒子)、本例では有彩色トナーとしてのイエ
ローTY 、マゼンタTM 、シアンTC のトナー、及び無
彩色トナーとしてのブラックTBKの都合4種のトナーを
それぞれ収納した第1〜第4の4器のイエロー現像器4
Y・マゼンタ現像器4M・シアン現像器4C・ブラック
現像器4BKからなる。
【0023】中間転写体5は第2の像担持体としての転
写材8の長さよりも周長が若干長い回転ローラ体(以
下、中間転写ローラと記す)であり、芯金51上に、ウ
レタン・EPDM・クロロプレン等の弾性体、あるいは
これら弾性体中にカーボン・酸化亜鉛・酸化スズ等の導
電性粒子を分散させて105 〜1010Ω、好ましくは1
7 〜109 Ωの中抵抗とした中抵抗弾性層52を形成
したもので、硬度(アスカーC測定値)は20°〜50
°、好ましくは30°〜40°である。
【0024】本例の該中間転写ローラ5は、抵抗値を1
8 Ω、硬度を35°、更に表面を研摩してJIS表面
粗さ(B0601)の十点平均粗さRZ を、1画素の直
径L(本例では約42μm)の1/2より小さい値であ
る約15μmになるように仕上げたものである。
【0025】中間転写ローラ5は感光ドラム1に対して
所定の押圧力をもって圧接させてあり、感光ドラム1の
周速度と同じ周速度をもって、もしくは所定の周速差を
もって感光ドラム1の回転と順方向に回転される。
【0026】中間転写時には芯金51に転写バイアス電
源6の第1電源61からトナーと逆極性のバイアス電圧
(本例は正極性)が付与される。
【0027】.感光ドラム1は回転過程で帯電ローラ
2により所定の極性(本例は負)・電位に一様に帯電処
理され、次いでその帯電面にレーザスキャナ3により、
目的のカラー画像情報の第1の成分色画像(例えばイエ
ロー成分色画像)のレーザ走査書き込み露光31を受け
ることにより第1の成分色画像に対応した静電潜像が形
成される。
【0028】次いで、その静電潜像が第1の成分色画像
に対応する第1現像器(イエロー現像器)4Yによって
第1色目のイエロートナー画像として反転現像される。
このとき他の現像器4M・4C・4BKは非作動状態に
保たれている。
【0029】次いで、感光ドラム1と中間転写ローラ5
との接触部である転写ニップ部Nにおいて、感光ドラム
1面側の上記のイエロートナー画像が中間転写ローラ5
の外周面に一旦中間転写される。このとき中間転写ロー
ラの芯金51には転写バイアス電源6の第1電源61か
らトナーと逆極性の所定電圧のバイアス電圧(正)が付
与されることで、感光ドラム1面側のイエロートナー画
像が中間転写ローラ5の外周面に転写電界により転写さ
れる。
【0030】中間転写ローラ5に対する第1色目として
のイエロートナー画像の転写を終えた感光ドラム1の表
面はクリーナー7により清掃される。
【0031】以下同様に、 .回転感光ドラム1に対する帯電→第2の成分色画像
(例えばマゼンタ成分色画像)のレーザ走査書き込み露
光31→第2現像器(マゼンタ現像器)4Mによる現像
→形成された第2色目であるマゼンタトナー画像の中間
転写ローラ5に対する転写→感光ドラム1面のクリーナ
ー7による清掃、 .回転感光ドラム1に対する帯電→第3の成分色画像
(例えばシアン成分色画像)のレーザ走査書き込み露光
31→第3現像器(シアン現像器)4Cによる現像→形
成された第3色目であるシアントナー画像の中間転写ロ
ーラ5に対する転写→感光ドラム1面のクリーナー7に
よる清掃、 .回転感光ドラム1に対する帯電→第4の成分色画像
(例えばブラック成分色画像)のレーザ走査書き込み露
光31→第4現像器(ブラック現像器)4BKによる現
像→形成された第4色目であるブラックトナー画像の中
間転写ローラ5に対する転写→感光ドラム1面のクリー
ナー7による清掃、 以上の〜の作像・転写サイクルが順次に実行される
ことにより、回転する中間転写ローラ5の外面に対して
上記4つの成分色トナー画像、即ち、イエロートナー画
像・マゼンタトナー画像・シアントナー画像・ブラック
トナー画像が互いに位置合わせ(レジスト)された状態
において順次に積層転写されて、目的のカラー画像情報
に対応した合成カラー画像(鏡像)が形成される。
【0032】なお、の第2色目のマゼンタトナー画像
の中間転写ローラ5に対する転写時の転写バイアスは、
極性はの第1色目の転写時と同じであるが、電圧の絶
対値は若干大きく設定される。これは中間転写ローラ5
に既に転写されている第1色目のトナー画像の電荷が転
写バイアスの電界を弱めるように作用するのを補償する
ためである。
【0033】また、の第3色目のシアントナー画像の
中間転写ローラ5に対する転写時の転写バイアスは、同
様の理由により、極性は・の第1色目・第2色目の
トナー画像転写時と同じであるが、電圧の絶対値はの
第2色目のトナー画像転写時よりも若干大きく設定され
る。
【0034】つまり、転写バイアス電圧の絶対値は第1
色目より第2色目、第2色目より第3色目と順次大きく
なり、第3色目のトナー画像転写時に最大となる。
【0035】ブラックトナー画像は単層の転写が行われ
るので、上述3色のカラートナー画像とは独立した転写
バイアスが印加される。
【0036】また第1色目から第4色目のトナー画像の
形成順序は上記〜の順序に限らず適宜の順に設定す
ることができる。
【0037】.の第4色目のトナー画像の中間転写
ローラ5への転写が終了すると、感光ドラム1と中間転
写ローラ5との接触部である転写ニップ部Nに対して不
図示の給紙機構側から第2の像担持体としての転写材8
が所定のタイミングで給送される。
【0038】このとき中間転写ローラ5に対する転写バ
イアス電源6が第2電源62に切り換えられて、中間転
写ローラ5に対してトナーと同極性(本例では負極性)
のバイアス電圧が印加される。
【0039】これにより中間転写ローラ5の外周面に対
して前記のように積層転写されている第1〜第4のトナ
ー画像が上記の給送転写材8に対して一括転写される。
即ち転写材8に対して合成カラートナー画像が転写形成
される。
【0040】転写ニップ部Nを通った転写材8は不図示
の画像定着器によりトナー画像の定着処理(加熱、加圧
等)を受けて画像形成物として出力される。
【0041】9は中間転写ローラ5に対するクリーナー
であり、常時は中間転写ローラに対して非作用状態に保
持されているが、中間転写ローラ5側から転写材8に対
するトナー画像転写を終了すると、該中間転写ローラ5
に対して作用状態にされて中間転写ローラ5を清掃す
る。
【0042】また中間転写ローラ5に対して第2電源6
2よりトナーと同極性のバイアス電圧を印加して中間転
写ローラ5面の転写残りトナーを感光ドラム1の面へ逆
移行させ、この感光ドラム1面側へ逆移行させたトナー
を感光ドラム1側のクリーナー7で除去させて中間転写
ローラ5の清掃を行なわせることにより、中間転写ロー
ラ5側のクリーナー9を省略することもできる。
【0043】(2)中間転写ローラ5の表面粗さと1画
素サイズ(図2〜図4) 本実施例の装置において、中間転写体としての中間転写
ローラ5は前記したように、抵抗値を108 Ω、硬度を
35°、更に表面を研磨してJIS表面粗さ(BO60
1)の十点平均粗さRZ を1画素の直径L(本例では約
42μm)の1/2より小さい値である約15μmにな
るように仕上げてある。
【0044】図2は、この中間転写ローラ5の表面粗さ
と、1画素サイズの比較模型図である。本実施例の装置
は、解像度600dpiのプリンタであり、1画素は約
42μmであり、感光ドラム1を走査露光して潜像を形
成するレーザ露光31のレーザスポット径も42μmの
円形である。
【0045】中間転写ローラ5の表面は拡大すると図2
のように数多くの凹凸が存在するが、この凹凸の大きさ
は1画素の直径Lの1/2の大きさに比較して十分小さ
くなっている。
【0046】これにより、1dotの点のような画像で
も忠実に再現できるわけであるが、その様子を図3に模
式的に示した。
【0047】図3の(a)はRZ ≒30μmの中間転写
ローラの表面凹凸状態と、その表面上に1dotの点画
像を形成した場合のトナーの状態である。
【0048】(b)はRZ ≒15μmの中間転写ローラ
の表面凹凸状態と、その表面上に1dotの点画像を形
成した場合のトナーの状態である。
【0049】なお本実施例で使用したトナーTは、粒径
が約12μmのものである。
【0050】図3の(a)によるとRZ ≒30μmで
は、中間転写ローラ5の表面の凹凸が1画素の直径Lの
1/2にくらべて大きいため、トナーの1dot像が崩
れてしまうが、(b)のRZ ≒15μmでは、中間転写
ローラ5の表面の凹凸は1画素の直径Lの1/2にくら
べて小さいので、トナーの1dot像が崩れることがな
い。
【0051】図4に1dot像の、実際にプリントした
状態の模型図を示した。RZ ≒30μmの中間転写ロー
ラ使用の場合は1dotの潜像に対してトナー像が崩れ
て大きくはみ出しているが、RZ ≒15μmの中間転写
ローラ使用の場合は潜像に対してトナー像がほとんどは
み出さず、忠実に再現できていることがわかる。
【0052】以上は中間転写ローラ5の表面をミクロ的
に見た場合であるが、実際のプリント結果をマクロ的に
見ると、例えば1dot3spacesのハーフトーン
画像を比較したところ、RZ ≒30μmでは、画がガサ
ついた感じがあるが、RZ ≒15μmのものは、画が緻
密で飛び散りも少なく、きれいであった。
【0053】以上のデータも含め、本発明者らの実験を
表にまとめると表1のようになる。
【0054】 [表1] 1dot 2dot Z ハーフトーン ハーフトーン 太文字 ベタ黒 60μm × × ○ ○ 30μm × ○ ○ ○ 15μm ○ ○ ○ ○ 8μm ○ ○ ○ ○ 1dotの直径L≒42μm 2dotの直径L≒84μm 表1より、ドットからなるハーフトーン画像は中間転写
ローラ5の表面粗さRZ がプリント画像の最小ドットの
直径Lの1/2より小さければ良好な画像が得られるこ
とがわかる。
【0055】一方、太文字画像・ベタ黒像は中間転写ロ
ーラ5の表面のRZ に影響されていないことがわかる。
【0056】(3)トナー粒径との関係(図5) 次に、トナー粒径が異なる場合を図5に示す。図5はト
ナーとして粒径約5〜6μmの微粒子トナーを使用した
ものである。
【0057】高精細画像をプリントするには、トナーの
微粒径化は大きな要素である。この微粒径トナーを適用
してみたところ、さらに大きな効果があることがわかっ
た。
【0058】すなわち、微粒子トナーは通常粒径のトナ
ー(約12μm)よりもさらに中間転写ローラ5の表面
凹凸に影響されやすく、図5の(a)のようにRZ ≒3
0μmではトナーが凹部分に流れ込み、もとの潜像上の
1dotよりもトナー像がかなりはみ出してしまうが、
(b)のようにRZ ≒15μmの中間転写ローラではト
ナー像が凹凸に影響されることが少なく、潜像を忠実に
再現している。
【0059】実際のプリント結果を比較すると、1do
t3spacesハーフトーン画像ではRZ ≒15μm
の中間転写ローラを用いた方が、RZ ≒30μmのもの
を用いた場合よりもガサつき感がなく、飛び散りも非常
に少ないことがわかった。
【0060】(4)解像度との関係(図6) 更に解像度を上げた場合を図6に示した。図6ではプリ
ンタの解像度をさらに高め1200dpiとし、トナー
は前例(3)と同様に、粒径5〜6μmの微粒子トナー
を使用している。
【0061】これは高精細である反面、中間転写ローラ
5の表面凹凸による画像ムラは目立ちやすくなる。
【0062】本発明はこの場合においても有効である。
図6によると、(a)のRZ ≒30μmの中間転写ロー
ラ5ではトナーが凹部分に流れ込み、潜像の1dotに
対して2倍位の大きさに崩れている。一方、(b)のR
Z ≒8μmの中間転写ローラでは表面の凹凸に影響され
ずに1dotを忠実に再現している。
【0063】なお、(b)の中間転写ローラ5は、プリ
ンタの解像度が1200dpiであるので、1画素が約
21μmで、中間転写ローラの表面粗度の1点平均粗さ
Zは10.5μm以下でないといけないので、中間転
写ローラはRZ が約8μmになるように表面研磨精度を
上げて加工した。
【0064】高精細の場合は、本発明の効果は絶大で、
従来の中間転写体では1dotを使ったハーフトーン画
像は乱れてきたない印象を受けるが、本発明による中間
転写体では高精度の画像プリントすることができた。
【0065】〈実施例2〉(図7) 本実施例は前記実施例1の図1のプリンタについて、中
間転写ローラ5に図7の(a)のように表面層53とし
て中抵抗(約108 Ω)の平滑層を設けものである。他
の装置構成は図1のものと同様である。
【0066】この表面平滑層53はカーボン等の導電性
微粒子を分散させたナイロン等をディピィングにより厚
さ約50μmで形成させたものである。
【0067】これにより表面研磨を行うことなく表面の
十点平均粗さRZ を小さくすることが可能で、本実施例
ではRZ ≒7μmであり、図7の(b)のように中間転
写ローラ5の凹凸表面形状は前述実施例1より滑らかに
なっている。
【0068】この表面平滑層53は前記実施例1のよう
な精細画像をプリントする場合に大変有効であり、また
中間転写体表面のクリーニング性能を向上させる効果が
ある。
【0069】なお、本実施例では上記の表面平滑層53
をディピィングで形成したが、これに限るものではな
く、スプレー法や、チューブを被せる等の方法も有効で
ある。また材質はナイロンに限るものではなく、ウレタ
ン、、ゴムなどでも平滑に塗布できれば同様な効果を発
揮できるのはもちろんである。
【0070】〈実施例3〉(図8) 本実施例は前述実施例1の図1のプリンタにおいて、感
光ドラム1と中間転写ローラ5との間に周速差をもたせ
たことが特徴である。他の装置構成は図1のものと同様
である。
【0071】プリンタのプロセススピードをVP 、感光
ドラム1の周速をVD 、中間転写ローラ5の周速をVT
とすると、感光ドラム周速はプロセススピードと同じ
で、VD =VP である。
【0072】本実施例では中間転写ローラ5の周速を感
光ドラム1の周速より1%速く、すなわち、a=1.0
1で、VT =1.01VD とした。
【0073】この周速差をもたせることによる中間転写
ローラ5の表面凹凸形状の変化を図8に示した。図8の
(a)は中間転写ローラ5の通常時の表面凹凸形状であ
る。同図(b)は上記周速差をもたせることにより、中
間転写ローラ表面凹凸の凸部分が回転下流方向にならさ
れて、RZ が実質的に小さくR′Z になる効果が得られ
る。この関係をR′Z =f(RZ )とすると、本発明者
の実験によれば、RZが約10%小さくなる効果、すな
わち、 R′Z =RZ /{(a−1)×10+1} の関係があって、同じ中間転写ローラを使用しても、前
記実施例1より優れた画像が得られることがわかった。
【0074】逆に周速差をもたせることにより10%R
Z が大きい中間転写ローラを使用することが可能で、1
画素の大きさをLとすれば、使用可能なRZ は (RZ /1.1)<(L/2) となる。
【0075】また、周速差をもたせず、中間転写体を感
光ドラムと等速で回転させた場合は、転写ニップ部Nで
の中間転写ローラ表面の凸部分は一定方向でなくばらば
らの方向につぶされるので、RZ を実質的に小さくさせ
る効果は得られないことが判明した。
【0076】本実施例では周速比を1%(1.01)と
したが、この値に限るものではないことはもちろんであ
る。ただし、実験によると周速の比は0.5〜3%くら
いの範囲で使用することが望ましい。
【0077】〈その他〉(図1・図9・図10) (1)前述実施例1の図1のプリンタにおいて、通常の
白黒画像プリントの出力は、第1の像担持体としての感
光ドラム1を帯電器2で帯電し、その帯電面を目的の白
黒画像情報に対応してレーザ走査露光31して潜像を形
成させ、その潜像をブラック現像器4BKで現像させ、
そのトナー画像を中間転写ローラ5に転写させることな
く、感光ドラム1と中間転写ローラ5との接触部である
転写ニップ部Nへ第2の像担持体としての転写材8を給
送させ、感光ドラム1のトナー画像を中間転写ローラ5
を転写ローラとして機能させて転写材8側へ転写させる
ことによりなされる。
【0078】(2)また両面同時プリントも実行でき
る。即ち、転写材の第1面に形成すべき画像情報のトナ
ー画像を第1の像担持体としての感光ドラム1に形成し
てそれを中間転写ローラ5に転写させ、次いで転写材の
第2面に形成すべき画像情報のトナー画像を感光ドラム
1に形成してそれは中間転写ローラ5に転写させること
なく、感光ドラム1と中間転写ローラ5との接触部であ
る転写ニップ部Nに転写材8を給送することで、中間転
写ローラ5側のトナー画像と、感光ドラム1側のトナー
画像とを転写材8の第1面と第2面とに同時に転写させ
るものである。
【0079】(3)図9のように中間転写ローラ5に対
して転写ローラ10を設けて中間転写ローラ5と該転写
ローラ10との接触部である転写ニップ部nに第2の像
担持体としての転写材8を給送して該転写材8に中間転
写ローラ5側に転写形成されたトナー画像を転写させる
構成とすることもできる。11は転写ローラ10に対す
る転写バイアス印加電源である。
【0080】(4)中間転写体5はローラ型に限らず、
図10のようにエンドレス回転ベルト型の中抵抗の部材
(中間転写ベルト)5Aとすることもでき、この場合も
該転写ベルト5AのJIS表面粗さ(BO601)の十
点平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/
2より小さいようにすることで、前述実施例1乃至同3
のものと同様の効果を得ることができる。
【0081】エンドレスの中間転写ベルト5Aは、導電
ローラ12、2個のターンローラ13・14の3本のロ
ーラ12・13・14間に懸回張設してあり、導電ロー
ラ12はベルト5Aを感光ドラム1に対して所定の押圧
力をもって圧接した状態に保持しており、感光ドラム1
と中間転写ベルト5Aとの間には転写部としての転写ニ
ップ部Nが形成されている。
【0082】中間転写ベルト5Aは矢示の反時計方向に
感光ドラム1と同じ周速度もしくは所定の周速差をもっ
て回転駆動されており、導電ローラ12には第1のバイ
アス電源61から感光ドラム1上の形成トナー画像のト
ナーの帯電極性とは逆極性の転写バイアスが印加され
る。中間転写ベルト5Aはポリエステル・ポリエチレン
等の中抵抗の誘電体フィルム、背面を導電体を裏内した
複合層タイプの中抵抗の誘電体フィルムなどである。
【0083】なお、この中間転写ベルトタイプの装置
と、前述図1の中間転写ローラタイプの装置との対比に
おいては、後者の装置は前者の装置に比べて、転写材の
保持力も大きく中間転写時及び最終転写時の静電的な画
像の乱れが少なく、また感光ドラムと中間転写体の長手
方向の位置ズレがないので、4色の顕像の重ね合わせの
ズレもないカラー画像を得ることができる。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の像
担持体上に形成された可転写画像を中間転写体上に転写
した後、更に第2の像担持体上に転写して画像形成物を
出力する画像形成装置、あるいは上記第1の像担持体上
に形成された可転写画像を中間転写体上に転写する動作
を複数回繰り返すことにより中間転写体上に複数の可転
写画像の積層画像を形成させ、該積層画像を第2の像担
持体上に一括転写して合成カラー画像・多色画像・多重
画像等の画像形成物を出力する画像形成装置について、
第1の像担持体に形成された1dotのハーフトーン画
像でも乱すことなく中間転写体上に再現し、複数の成分
色画像も忠実に第2の像担持体に転写して、全体に高画
像品位の画像形成物を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例装置としての、中間転写体を使用し
た、電子写真プロセス利用のカラー画像形成機能を有す
るレーザプリンタの概略構成図
【図2】 中間転写ローラの表面粗さと、1画素サイズ
の比較模型図
【図3】 (a)はRZ ≒30μmの中間転写ローラの
表面凹凸状態と、その表面上に1dotの点画像を形成
した場合のトナーの状態を示した模型図、(b)はRZ
≒15μmの中間転写ローラの表面凹凸状態と、その表
面上に1dotの点画像を形成した場合のトナーの状態
を示した模型図、(c)は1画素サイズの直径を示す図
【図4】 1dot像の、実際にプリントした状態の模
型図であり、(a)はRZ ≒30μmの中間転写ローラ
使用の場合、(b)はRZ ≒15μmの中間転写ローラ
使用の場合である。(c)は1画素サイズの直径を示す
【図5】 (a)はRZ ≒30μmの中間転写ローラの
表面凹凸状態と、その表面上にトナーとして粒径約5〜
6μmの微粒子トナーを使用し1dotの点画像を形成
した場合のトナーの状態を示した模型図、(b)はRZ
≒30μmの中間転写ローラの表面凹凸状態と、その表
面上にトナーとして粒径約5〜6μmの微粒子トナーを
使用し1dotの点画像を形成した場合のトナーの状態
を示した模型図、(c)は1画素サイズの直径を示す図
【図6】 解像度を1200dpiに上げ、またトナー
として粒径5〜6μmの微粒子トナーを使用した場合に
おける中間転写ローラの表面凹凸状態と、1dotの点
画像を形成した場合のトナーの状態を示した模型図であ
り、(a)はRZ ≒30μmの中間転写ローラの場合、
(b)はRZ ≒8μmの中間転写ローラの場合、(c)
は1画素サイズの直径を示す図
【図7】 (a)は表面平滑層を設けた中間転写ローラ
の層構成模型図、(b)は該中間転写ローラの表面凹凸
模型図
【図8】 感光ドラムと中間転写ローラの回転に周速差
をもたせることによる中間転写ローラ5の表面凹凸形状
の変化を示すもので、(a)は中間転写ローラの通常時
の表面凹凸形状の模型図、(b)は転写ニップ通過時の
表面凹凸形状の模型図、(c)は1画素サイズの直径を
示す図
【図9】 中間転写ローラに対して転写ローラを設けた
構成のプリンタの概略図
【図10】 中間転写体を回転ベルトにしたプリンタの
概略構成図
【符号の説明】
1 第1の像担持体(感光ドラム) 2 1次帯電器 3 レーザスキャナ 4(Y・M・C・BK) 4現像器 5・5A 中間転写体(ローラタイプ、ベルトタイ
プ) 6 バイアス印加電源 7 クリーナ 8 第2の像担持体(転写材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の像担持体上に形成された可転写画
    像を中間転写体上に転写した後、更に第2の像担持体上
    に転写して画像形成物を出力する画像形成装置であり、 前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の十点
    平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/2
    より小さいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 第1の像担持体上に形成された可転写画
    像を中間転写体上に転写した後、更に第2の像担持体上
    に転写して画像形成物を出力する画像形成装置であり、 前記中間転写体の周速度VT が、前記第1の像担持体の
    周速度VD に対し周速比a(すなわちVT =aVD )を
    もっており、 前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の十点
    平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/2
    に対し、 {RZ /f(a)}<L/2 (f(a)はaを中間転写体によって決まるある関数f
    に入れた値)であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第1の像担持体上に形成された可転写画
    像を中間転写体上に転写する動作を複数回繰り返すこと
    により中間転写体上に複数の可転写画像の積層画像を形
    成させ、該積層画像を第2の像担持体上に一括転写して
    画像形成物を出力する画像形成装置であり、 前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の十点
    平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/2
    より小さいことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第1の像担持体上に形成された可転写画
    像を中間転写体上に転写する動作を複数回繰り返すこと
    により中間転写体上に複数の可転写画像の積層画像を形
    成させ、該積層画像を第2の像担持体上に一括転写して
    画像形成物を出力する画像形成装置であり、 前記中間転写体の周速度VT が、前記第1の像担持体の
    周速度VD に対し周速比a(すなわちVT =aVD )を
    もっており、 前記中間転写体のJIS表面粗さ(B0601)の十点
    平均粗さRZ の値が、1画素の直径Lの半分の値L/2
    に対し、 {RZ /f(a)}<L/2 (f(a)はaを中間転写体によって決まるある関数f
    に入れた値)であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 中間転写体から第2の像担持体への可転
    写画像の転写が転写電界によりなされることを特徴とす
    る請求項1乃至同4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 中間転写体が中抵抗の弾性体であること
    を特徴とする請求項1乃至同4の何れかに記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 中間転写体が中抵抗の弾性体ローラであ
    ることを特徴とする請求項1乃至同4の何れかに記載の
    画像形成装置。
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