JPH0778356A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH0778356A JPH0778356A JP5172413A JP17241393A JPH0778356A JP H0778356 A JPH0778356 A JP H0778356A JP 5172413 A JP5172413 A JP 5172413A JP 17241393 A JP17241393 A JP 17241393A JP H0778356 A JPH0778356 A JP H0778356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- metal layer
- peripheral portion
- optical information
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保護層の支持体との密着力を高めることによ
り、耐久性や保存安定性などを向上させた光情報記録媒
体を提供すること。 【構成】 支持体1上に色素記録層5、金属層2、保護
層7が順に設けられた構成において、支持体1の記録領
域8外の内周部及び/又は外周部における金属層形成領
域に金属層が存在しない部分が不連続的に設け、該不連
続部分を含む金属層全体を覆いつくすように保護層7を
形成する。
り、耐久性や保存安定性などを向上させた光情報記録媒
体を提供すること。 【構成】 支持体1上に色素記録層5、金属層2、保護
層7が順に設けられた構成において、支持体1の記録領
域8外の内周部及び/又は外周部における金属層形成領
域に金属層が存在しない部分が不連続的に設け、該不連
続部分を含む金属層全体を覆いつくすように保護層7を
形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色素などを用いた光情報
記録媒体に関し、特に耐久性や保存安定性に優れたCD
−Rなどの光情報記録媒体に関する。
記録媒体に関し、特に耐久性や保存安定性に優れたCD
−Rなどの光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】記録層として色素を用いた光情報記録媒
体は、金属などの記録材料を用いたものと比べて高感度
となることやスピナー塗布法により膜形成が容易に行な
えるという利点を有している。しかし一方、色素からな
る記録層は一般に反射率が低いため、色素記録層上に金
属、例えばAuなどの反射層を設けて反射率の向上を図
る場合がある。そしてこの場合、耐久性、保存安定性な
どの確保のため金属層からなる反射層上に保護層を設け
ることが一般的に行なわれている。
体は、金属などの記録材料を用いたものと比べて高感度
となることやスピナー塗布法により膜形成が容易に行な
えるという利点を有している。しかし一方、色素からな
る記録層は一般に反射率が低いため、色素記録層上に金
属、例えばAuなどの反射層を設けて反射率の向上を図
る場合がある。そしてこの場合、耐久性、保存安定性な
どの確保のため金属層からなる反射層上に保護層を設け
ることが一般的に行なわれている。
【0003】上述のように、色素からなる記録層は一般
的にスピナー塗布法により形成される。この場合、スピ
ナー塗布法はその特性上、支持体(基板)の内周側にお
ける膜形成開始位置はある程度任意に制御できるが、外
周側における膜形成終了位置は制御することができず、
内周を除いて全面に色素記録層が形成されることにな
る。
的にスピナー塗布法により形成される。この場合、スピ
ナー塗布法はその特性上、支持体(基板)の内周側にお
ける膜形成開始位置はある程度任意に制御できるが、外
周側における膜形成終了位置は制御することができず、
内周を除いて全面に色素記録層が形成されることにな
る。
【0004】金属層からなる反射層は、外周部において
は支持体の外周縁部より内側で、かつ記録領域よりも外
側に、内周部においては記録領域よりも内側に設けられ
るが、通常外周部では、場合によっては内周部でも、反
射層は色素記録層よりも狭い領域に形成される。これは
Auなどの金属表面は不活性であり、殆どの有機物は密
着しづらいので、反射層がない部分を内・外周部に設
け、保護層の密着性を高めようとするものである。
は支持体の外周縁部より内側で、かつ記録領域よりも外
側に、内周部においては記録領域よりも内側に設けられ
るが、通常外周部では、場合によっては内周部でも、反
射層は色素記録層よりも狭い領域に形成される。これは
Auなどの金属表面は不活性であり、殆どの有機物は密
着しづらいので、反射層がない部分を内・外周部に設
け、保護層の密着性を高めようとするものである。
【0005】また、紫外線硬化型樹脂などからなる保護
層は色素記録層と同様にスピナー塗布法により形成させ
ることができるが、その形成領域は反射層を全て覆いつ
くすような範囲に形成される。したがって、このような
構造の光情報記録媒体は支持体の外周部で、また場合に
よっては内周部も保護層が直接色素記録層上に形成され
ることになる。ところが、色素記録層上に紫外線硬化型
樹脂からなる保護層を積層した場合、色素記録層の凝集
力が弱いため色素記録層中で容易に剥離してしまう。
層は色素記録層と同様にスピナー塗布法により形成させ
ることができるが、その形成領域は反射層を全て覆いつ
くすような範囲に形成される。したがって、このような
構造の光情報記録媒体は支持体の外周部で、また場合に
よっては内周部も保護層が直接色素記録層上に形成され
ることになる。ところが、色素記録層上に紫外線硬化型
樹脂からなる保護層を積層した場合、色素記録層の凝集
力が弱いため色素記録層中で容易に剥離してしまう。
【0006】そこで、保護層形成時に、外周部、また場
合によっては内周部の色素記録層を溶解・除去し、紫外
線硬化型樹脂などからなる保護層がポリカーボネートな
どの支持体に直接接触させることが重要になる。そのた
め保護層形成時に内・外周部の余分な色素記録層を溶剤
を用いて洗い流してから保護層を形成したり、色素を溶
解する溶剤でモノマー希釈したタイプの紫外線硬化型樹
脂材料を用い、保護層形成と同時に余分な色素記録層を
洗い流すといったようなことが一般に行なわれる。
合によっては内周部の色素記録層を溶解・除去し、紫外
線硬化型樹脂などからなる保護層がポリカーボネートな
どの支持体に直接接触させることが重要になる。そのた
め保護層形成時に内・外周部の余分な色素記録層を溶剤
を用いて洗い流してから保護層を形成したり、色素を溶
解する溶剤でモノマー希釈したタイプの紫外線硬化型樹
脂材料を用い、保護層形成と同時に余分な色素記録層を
洗い流すといったようなことが一般に行なわれる。
【0007】しかし、このような光情報記録媒体の場
合、保護層とポリカーボネートなどの支持体との密着力
が保護層の全体の密着性を支配する因子となっているた
め、上述したような内・外周部の色素記録層除去だけで
は必ずしも十分な密着力を有しているとは言えない。
合、保護層とポリカーボネートなどの支持体との密着力
が保護層の全体の密着性を支配する因子となっているた
め、上述したような内・外周部の色素記録層除去だけで
は必ずしも十分な密着力を有しているとは言えない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、保護層の支持体との密着力を高め、耐久性や保存安
定性などを向上させた光情報記録媒体を提供することに
ある。
は、保護層の支持体との密着力を高め、耐久性や保存安
定性などを向上させた光情報記録媒体を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、支持体上に少なくとも金属層及び
保護層が順に設けられた光情報記録媒体において、支持
体の記録領域外の内周部及び/又は外周部に金属層が設
けられていない部分を有するとともに、支持体の記録領
域外の内周部及び/又は外周部における金属層部分が径
方向の凹凸状に形成され、かつ該凹凸部を含む金属層全
体を覆いつくすように保護層が形成されていることを特
徴とする光情報記録媒体が提供される。また、本発明に
よれば、支持体上に少なくとも金属層及び保護層が順に
設けられた光情報記録媒体において、支持体の記録領域
外の内周部及び/又は外周部に金属層が設けられていな
い部分を有するとともに、金属層表面に連続的あるいは
不連続的な膜厚方向の凹凸部が形成され、かつ該凹凸部
を含む金属層全体を覆いつくすように保護層が形成され
ていることを特徴とする光情報記録媒体が提供される。
また、本発明によれば、支持体上に少なくとも金属層及
び保護層が順に設けられた光情報記録媒体において、支
持体の記録領域外の内周部及び/又は外周部における金
属層形成領域に金属層が存在しない部分が不連続的に設
けられ、該不連続部分を含む金属層全体を覆いつくすよ
うに保護層が形成されていることを特徴とする光情報記
録媒体が提供される。また、本発明によれば、上記構成
において、構成層のひとつに色素記録層を含み、該色素
記録層が金属層の形成領域に対応する領域以外には形成
されてないことを特徴とする光情報記録媒体が提供され
る。また、本発明によれば、上記構成において、前記保
護層は、最終的に密着する記録領域外の内周部及び/又
は外周部に形成された金属層下層をある程度溶解もしく
は膨潤させる物質を含む材料を用いて形成されたもので
あることを特徴とする光情報記録媒体が提供される。さ
らに、本発明によれば、上記構成において、光情報記録
媒体がプラスチック支持体/色素記録層/金属層/保護
層、プラスチック支持体/下引層/色素記録層/金属層
/保護層、又はプラスチック支持体/金属層/保護層で
構成されていることを特徴とする光情報記録媒体が提供
される。
め、本発明によれば、支持体上に少なくとも金属層及び
保護層が順に設けられた光情報記録媒体において、支持
体の記録領域外の内周部及び/又は外周部に金属層が設
けられていない部分を有するとともに、支持体の記録領
域外の内周部及び/又は外周部における金属層部分が径
方向の凹凸状に形成され、かつ該凹凸部を含む金属層全
体を覆いつくすように保護層が形成されていることを特
徴とする光情報記録媒体が提供される。また、本発明に
よれば、支持体上に少なくとも金属層及び保護層が順に
設けられた光情報記録媒体において、支持体の記録領域
外の内周部及び/又は外周部に金属層が設けられていな
い部分を有するとともに、金属層表面に連続的あるいは
不連続的な膜厚方向の凹凸部が形成され、かつ該凹凸部
を含む金属層全体を覆いつくすように保護層が形成され
ていることを特徴とする光情報記録媒体が提供される。
また、本発明によれば、支持体上に少なくとも金属層及
び保護層が順に設けられた光情報記録媒体において、支
持体の記録領域外の内周部及び/又は外周部における金
属層形成領域に金属層が存在しない部分が不連続的に設
けられ、該不連続部分を含む金属層全体を覆いつくすよ
うに保護層が形成されていることを特徴とする光情報記
録媒体が提供される。また、本発明によれば、上記構成
において、構成層のひとつに色素記録層を含み、該色素
記録層が金属層の形成領域に対応する領域以外には形成
されてないことを特徴とする光情報記録媒体が提供され
る。また、本発明によれば、上記構成において、前記保
護層は、最終的に密着する記録領域外の内周部及び/又
は外周部に形成された金属層下層をある程度溶解もしく
は膨潤させる物質を含む材料を用いて形成されたもので
あることを特徴とする光情報記録媒体が提供される。さ
らに、本発明によれば、上記構成において、光情報記録
媒体がプラスチック支持体/色素記録層/金属層/保護
層、プラスチック支持体/下引層/色素記録層/金属層
/保護層、又はプラスチック支持体/金属層/保護層で
構成されていることを特徴とする光情報記録媒体が提供
される。
【0010】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の光情報記録媒体の説明に先だって従来の光情報記
録媒体の層構成を図4により説明すると、ポリカーボネ
ートなどの支持体1上に記録層5、反射層としての金属
層2を順次設け、金属層2の内・外周側の記録層5を保
護層設置前に除去した後、さらに金属層2を全体的に覆
うように保護層7を設ける。この場合、金属層2を介し
て保護層7が接する支持体面は平坦面である。図中8は
記録領域である。
発明の光情報記録媒体の説明に先だって従来の光情報記
録媒体の層構成を図4により説明すると、ポリカーボネ
ートなどの支持体1上に記録層5、反射層としての金属
層2を順次設け、金属層2の内・外周側の記録層5を保
護層設置前に除去した後、さらに金属層2を全体的に覆
うように保護層7を設ける。この場合、金属層2を介し
て保護層7が接する支持体面は平坦面である。図中8は
記録領域である。
【0011】図1は、本発明による光情報記録媒体の構
成例を示す図であり、支持体1上に記録層を設け、記録
領域8外の内周部及び外周部の領域に金属層2のない部
分を設け、さらに記録領域8外の内周部及び外周部に径
方向の金属層凹凸部3を設けた上で、金属層全体を覆い
つくすように保護層を形成させた場合の構成を示すもの
である。ここでは記録領域8外の内周部及び外周部の両
方の領域に金属層2のない部分を設けるとともに、径方
向の金属層凹凸部3を設けたが、これらは記録領域8外
の内周部あるいは外周部のみに設けてもよい。
成例を示す図であり、支持体1上に記録層を設け、記録
領域8外の内周部及び外周部の領域に金属層2のない部
分を設け、さらに記録領域8外の内周部及び外周部に径
方向の金属層凹凸部3を設けた上で、金属層全体を覆い
つくすように保護層を形成させた場合の構成を示すもの
である。ここでは記録領域8外の内周部及び外周部の両
方の領域に金属層2のない部分を設けるとともに、径方
向の金属層凹凸部3を設けたが、これらは記録領域8外
の内周部あるいは外周部のみに設けてもよい。
【0012】図2は、支持体1上に記録層5を設け、記
録領域8外の内周部及び外周部の領域に、不連続に金属
層が存在しない金属層非形成部4を有する金属層を設け
た後、金属全体を覆いつくすように保護層を形成させた
場合の構成を示すものである。この場合も、金属層非形
成部4は記録領域8外の内周部あるいは外周部の領域の
みに設けてもよい。
録領域8外の内周部及び外周部の領域に、不連続に金属
層が存在しない金属層非形成部4を有する金属層を設け
た後、金属全体を覆いつくすように保護層を形成させた
場合の構成を示すものである。この場合も、金属層非形
成部4は記録領域8外の内周部あるいは外周部の領域の
みに設けてもよい。
【0013】これらの構成により、従来の金属層を介し
て保護層が接する支持体面が平坦面である場合に比べ、
本発明の保護層と接する支持体面が金属層により径方向
に凹凸部を有しているため、支持体と保護層及び金属層
と保護層の密着性がはるかに向上しているので、光情報
記録媒体としての耐久性、保存安定性等が向上する。
て保護層が接する支持体面が平坦面である場合に比べ、
本発明の保護層と接する支持体面が金属層により径方向
に凹凸部を有しているため、支持体と保護層及び金属層
と保護層の密着性がはるかに向上しているので、光情報
記録媒体としての耐久性、保存安定性等が向上する。
【0014】図1のような金属層の径方向の凹凸部形成
の場合は、記録領域外の内周部及び外周部に金属層の連
続的な未形成部分の記録層を除去し、保護層と接する下
層を露出させる必要があるが、図2のように金属層形成
領域中に不連続的に金属層が存在しない部分を設ける場
合には、必ずしも金属層の形成領域最外周部と支持体の
最外周部との間に金属層の下層が連続的に露出している
ような金属層の未形成部分を設ける必要はない。
の場合は、記録領域外の内周部及び外周部に金属層の連
続的な未形成部分の記録層を除去し、保護層と接する下
層を露出させる必要があるが、図2のように金属層形成
領域中に不連続的に金属層が存在しない部分を設ける場
合には、必ずしも金属層の形成領域最外周部と支持体の
最外周部との間に金属層の下層が連続的に露出している
ような金属層の未形成部分を設ける必要はない。
【0015】図3は、本発明による膜厚方向の金属層凹
凸部6を設けた構成を示す。この構成においても、従来
の保護層面と金属層面が平坦であった場合に比べて密着
性がはるかに向上しているので、光情報記録媒体として
の耐久性、保存安定性等が向上する。即ち、従来媒体で
は内周部及び外周部では確かに保護層と支持体が強く密
着しているが、保存試験や機械的な圧力をかけると殆ど
の場合、金属層上に形成されている保護層から剥離した
りクラックが入るなどの欠点があるのに比し、この構成
によれば金属層と保護層の密着性が改善されているので
これらの問題がない。
凸部6を設けた構成を示す。この構成においても、従来
の保護層面と金属層面が平坦であった場合に比べて密着
性がはるかに向上しているので、光情報記録媒体として
の耐久性、保存安定性等が向上する。即ち、従来媒体で
は内周部及び外周部では確かに保護層と支持体が強く密
着しているが、保存試験や機械的な圧力をかけると殆ど
の場合、金属層上に形成されている保護層から剥離した
りクラックが入るなどの欠点があるのに比し、この構成
によれば金属層と保護層の密着性が改善されているので
これらの問題がない。
【0016】また、この金属層の膜厚方向に凹凸部を設
ける場合、凹凸の形成領域は記録領域外上であっても記
録領域上であってもかまわない。但し、記録領域上に凹
凸を設ける場合、金属層の反射率が凹凸により記録・再
生に支障をきたさないように平均膜厚に対する凹凸の比
が小さくなければならない。
ける場合、凹凸の形成領域は記録領域外上であっても記
録領域上であってもかまわない。但し、記録領域上に凹
凸を設ける場合、金属層の反射率が凹凸により記録・再
生に支障をきたさないように平均膜厚に対する凹凸の比
が小さくなければならない。
【0017】以上、保護層が支持体と直接内・外周部で
密着する例を述べたが、本発明はこれらにとらわれるも
のではなく、保護層と密着性のよい他の層が金属層下に
存在してもよい。本発明で重要なことは、保護層が最終
的に接する層との密着性が良好でなければならないとい
うことである。また、金属層を支持体全面に設けるので
はなく、内周部や外周部に未形成部を設けるとともに、
金属層より下に形成されている層で、保護層との密着性
の悪い層は金属層と同様に内周部や外周部に未形成部分
を設けることが必要である。
密着する例を述べたが、本発明はこれらにとらわれるも
のではなく、保護層と密着性のよい他の層が金属層下に
存在してもよい。本発明で重要なことは、保護層が最終
的に接する層との密着性が良好でなければならないとい
うことである。また、金属層を支持体全面に設けるので
はなく、内周部や外周部に未形成部を設けるとともに、
金属層より下に形成されている層で、保護層との密着性
の悪い層は金属層と同様に内周部や外周部に未形成部分
を設けることが必要である。
【0018】そのため一般的には保護層との密着性の悪
い層は、内周部や外周部の不必要な部分を除去しなけれ
ばならないが、どうしても密着性の悪い層が支持体全面
に形成されてしまい、容易に簡単な方法で除去できない
場合、つまり保護層との密着性の悪い層が金属層下の最
上層となってしまう場合は、その層が保護層と接着する
面の厚さ方向に連続的または不連続的な凹凸部を設ける
ことにより耐久性や保存安定性の面で十分実用性をもた
せることができる。
い層は、内周部や外周部の不必要な部分を除去しなけれ
ばならないが、どうしても密着性の悪い層が支持体全面
に形成されてしまい、容易に簡単な方法で除去できない
場合、つまり保護層との密着性の悪い層が金属層下の最
上層となってしまう場合は、その層が保護層と接着する
面の厚さ方向に連続的または不連続的な凹凸部を設ける
ことにより耐久性や保存安定性の面で十分実用性をもた
せることができる。
【0019】本発明で用いる保護層材料としては、スピ
ナー塗布法により膜を形成させることのできる紫外線硬
化型樹脂などが好ましい。これはスピナー塗布法で保護
層を形成させると、保護層が容易に支持体端面にも形成
され、支持体端面と保護層の密着力を利用でき、密着性
が向上するためである。さらに、紫外線硬化型樹脂とし
て金属層下層の保護層との密着性の悪い材料層を溶解す
るような物質を含んだ溶剤でモノマーを希釈したタイプ
のものが生産性の面から好ましい。
ナー塗布法により膜を形成させることのできる紫外線硬
化型樹脂などが好ましい。これはスピナー塗布法で保護
層を形成させると、保護層が容易に支持体端面にも形成
され、支持体端面と保護層の密着力を利用でき、密着性
が向上するためである。さらに、紫外線硬化型樹脂とし
て金属層下層の保護層との密着性の悪い材料層を溶解す
るような物質を含んだ溶剤でモノマーを希釈したタイプ
のものが生産性の面から好ましい。
【0020】記録領域外の内周部及び/又は外周部の領
域に保護層と接する金属層の径方向に金属層未形成部に
よる凹凸部を設ける場合、金属層に不連続に金属層が存
在しない金属層非形成部を設ける場合、あるいは膜厚方
向の金属層凹凸部を設ける場合の何れの場合でも、その
形状やサイズは必要な耐久性及び保存安定性により設定
するのが好ましい。
域に保護層と接する金属層の径方向に金属層未形成部に
よる凹凸部を設ける場合、金属層に不連続に金属層が存
在しない金属層非形成部を設ける場合、あるいは膜厚方
向の金属層凹凸部を設ける場合の何れの場合でも、その
形状やサイズは必要な耐久性及び保存安定性により設定
するのが好ましい。
【0021】以上、例としてCD−Rのような色素記録
層を持つ光情報記録媒体、つまり金属層が反射層として
機能している場合を説明したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、金属層が記録層として機能するもので
あっても構わない。
層を持つ光情報記録媒体、つまり金属層が反射層として
機能している場合を説明したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、金属層が記録層として機能するもので
あっても構わない。
【0022】
【実施例】以下、実施例について述べるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
【0023】実施例1 トラッキング用の溝が設けられたディスク状のポリカー
ボネート製射出成形支持体に、下記式(I)に示す色素
層をスピンコート法により形成し、その上にスパッタ法
により約1500ÅのAu層をマスクにより内周部と外
周部にAuの非形成領域ができるように、かつ、図1に
示すように内周部と外周部に径方向の凹凸部を有するサ
ンプルを作製した(支持体の孔部の周縁より10mm外
側の範囲、外周縁より1.5mm内側の範囲にのみAu
層が形成されるようにした)。このAu反射層上に紫外
線硬化型樹脂(TB−3070:スリーボンド社製)を
スピンコート法で膜厚約2μmの保護層を形成し、本発
明によるメディアとした。この時、Au反射層からはみ
出していた色素層は保護層材料によりきれいに洗い流さ
れていた。
ボネート製射出成形支持体に、下記式(I)に示す色素
層をスピンコート法により形成し、その上にスパッタ法
により約1500ÅのAu層をマスクにより内周部と外
周部にAuの非形成領域ができるように、かつ、図1に
示すように内周部と外周部に径方向の凹凸部を有するサ
ンプルを作製した(支持体の孔部の周縁より10mm外
側の範囲、外周縁より1.5mm内側の範囲にのみAu
層が形成されるようにした)。このAu反射層上に紫外
線硬化型樹脂(TB−3070:スリーボンド社製)を
スピンコート法で膜厚約2μmの保護層を形成し、本発
明によるメディアとした。この時、Au反射層からはみ
出していた色素層は保護層材料によりきれいに洗い流さ
れていた。
【化1】
【0024】比較例1 実施例1において内周部及び外周部の非記録領域に凹凸
部を設けなかったこと以外は実施例1と同様にしてメデ
ィアを作製した。
部を設けなかったこと以外は実施例1と同様にしてメデ
ィアを作製した。
【0025】比較例2 実施例1においてAu層を基板外縁まで形成し、さらに
内周部及び外周部の非記録領域に凹凸部を設けなかった
こと以外は実施例1と同様にしてメディアを作製した。
内周部及び外周部の非記録領域に凹凸部を設けなかった
こと以外は実施例1と同様にしてメディアを作製した。
【0026】上記で得られた各光情報記録媒体に記録パ
ワー6.0mW、線速1.3m/sで記録を行い、80
℃、80%の環境で1週間保存試験し、その前後でのC
/N比を測定した。結果を表1に示す。
ワー6.0mW、線速1.3m/sで記録を行い、80
℃、80%の環境で1週間保存試験し、その前後でのC
/N比を測定した。結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明により保護層と金属層下層の密着
性を高められ、耐久性、保存安定性が向上し、信頼性が
高く、しかも生産性に優れた光情報記録媒体が提供され
る。
性を高められ、耐久性、保存安定性が向上し、信頼性が
高く、しかも生産性に優れた光情報記録媒体が提供され
る。
【図1】本発明による光情報記録媒体の場合の構成を示
す図で、支持体上の記録領域外の内周部及び/又は外周
部に金属層の径方向に金属層未完成部による凹凸部を設
けた構成を示す。
す図で、支持体上の記録領域外の内周部及び/又は外周
部に金属層の径方向に金属層未完成部による凹凸部を設
けた構成を示す。
【図2】本発明による光情報記録媒体の場合の構成を示
す他の図で、支持体上の記録領域外の内周部及び/又は
外周部の金属層に不連続に金属層が存在しない金属層非
形成部を設けた構成を示す。
す他の図で、支持体上の記録領域外の内周部及び/又は
外周部の金属層に不連続に金属層が存在しない金属層非
形成部を設けた構成を示す。
【図3】本発明による光情報記録媒体の場合の構成を示
す他の図で、膜厚方の金属層凹凸部を設ける構成を示
す。
す他の図で、膜厚方の金属層凹凸部を設ける構成を示
す。
【図4】従来の光情報記録媒体の層構成を示す図であ
る。
る。
1 支持体 2 金属層 3 径方向の金属層凹凸部 4 金属層非形成部 5 記録層 6 膜厚方向の金属層凹凸部 7 保護層 8 記録領域
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも金属層及び保護層
が順に設けられた光情報記録媒体において、支持体の記
録領域外の内周部及び/又は外周部に金属層が設けられ
ていない部分を有するとともに、支持体の記録領域外の
内周部及び/又は外周部における金属層部分が径方向の
凹凸状に形成され、かつ該凹凸部を含む金属層全体を覆
いつくすように保護層が形成されていることを特徴とす
る光情報記録媒体。 - 【請求項2】 支持体上に少なくとも金属層及び保護層
が順に設けられた光情報記録媒体において、支持体の記
録領域外の内周部及び/又は外周部に金属層が設けられ
ていない部分を有するとともに、金属層表面に連続的あ
るいは不連続的な膜厚方向の凹凸部が形成され、かつ該
凹凸部を含む金属層全体を覆いつくすように保護層が形
成されていることを特徴とする光情報記録媒体。 - 【請求項3】 支持体上に少なくとも金属層及び保護層
が順に設けられた光情報記録媒体において、支持体の記
録領域外の内周部及び/又は外周部における金属層形成
領域に金属層が存在しない部分が不連続的に設けられ、
該不連続部分を含む金属層全体を覆いつくすように保護
層が形成されていることを特徴とする光情報記録媒体。 - 【請求項4】 構成層のひとつに色素記録層を含み、該
色素記録層が金属層の形成領域に対応する領域以外には
形成されてないことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項5】 前記保護層は、最終的に密着する記録領
域外の内周部及び/又は外周部に形成された金属層下層
をある程度溶解もしくは膨潤させる物質を含む材料を用
いて形成されたものであることを特徴とする請求項1〜
4のいずれか一項に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項6】 光情報記録媒体がプラスチック支持体/
色素記録層/金属層/保護層、プラスチック支持体/下
引層/色素記録層/金属層/保護層、又はプラスチック
支持体/金属層/保護層で構成されていることを特徴と
する請求項1〜5のいずれか一項に記載の光情報記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172413A JPH0778356A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172413A JPH0778356A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778356A true JPH0778356A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=15941504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172413A Pending JPH0778356A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778356A (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5172413A patent/JPH0778356A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20040152501A1 (en) | Gaming machine and display device therefor | |
| JPH0785506A (ja) | ラベル層が蒸着された光ディスク製造方法 | |
| JP2542647B2 (ja) | 光情報記録媒体 | |
| GB2080598A (en) | Optical data storage and recording medium having a replaceable protective coverplate | |
| EP1537568A1 (en) | Optical disk | |
| JPH0614414B2 (ja) | 転写型光記録媒体 | |
| JPH0589517A (ja) | 光デイスク | |
| CA2190285C (en) | Optical disk structure, method of manufacturing the same, and apparatus for manufacturing the same | |
| JPH0778356A (ja) | 光情報記録媒体 | |
| JPH06333265A (ja) | 光情報記録媒体 | |
| JPH07296418A (ja) | 情報記録媒体及びその基体と製造方法 | |
| JP2005501363A (ja) | 光記録媒体 | |
| JPH0230595A (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP2569627Y2 (ja) | 光ディスク用基板 | |
| US20040158848A1 (en) | Optical disk and method for manufacturing the same | |
| JPS60243835A (ja) | 光学用記録担体 | |
| JP2701027B2 (ja) | 光記録カードの製造方法 | |
| JPH01251446A (ja) | 光ディスク | |
| JPS60150244A (ja) | 光学式情報記録担体 | |
| JPH0626021U (ja) | 光情報記録担体 | |
| JP2000090499A (ja) | 光ディスクのカバーシート貼付装置と方法 | |
| JP2532989B2 (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
| JP3665687B2 (ja) | 光情報記録媒体 | |
| JPH05347034A (ja) | 光ディスクの製造方法 | |
| JPH05189820A (ja) | 光記録媒体の製造方法 |