JPH077838A - 回路遮断器の制御装置 - Google Patents

回路遮断器の制御装置

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JPH077838A
JPH077838A JP5144787A JP14478793A JPH077838A JP H077838 A JPH077838 A JP H077838A JP 5144787 A JP5144787 A JP 5144787A JP 14478793 A JP14478793 A JP 14478793A JP H077838 A JPH077838 A JP H077838A
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JP
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circuit
sampling value
signal
sampling
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JP5144787A
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Inventor
Katsuhiro Furukawa
勝浩 古川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要なアナログ回路素子数を減らして、回路
構成の簡単化、製造コストの抑制などを図ると共に、耐
ノイズ性の向上を実現する。 【構成】 演算制御手段の制御内容を示す図1におい
て、A−D変換回路からは、周期的な変換指令に応じて
サンプリング値(デジタルデータAk、Bk、Ck)が
周期的に出力され(ステップc、h、m)、ステップ
d、i、nでは上記サンプリング値が適正か否かを判断
する。この判断は、前回、前々回のサンプリング値に基
づいて予め予測しておいた値に基づいて行うもので、そ
の予測値と実測サンプリング値との差が所定の限度値以
下の状態を両者が一致したものと見なし、これを適正な
状態と判断する。サンプリング値が適正であると判断し
た場合には、そのサンプリング値をデジタル演算に利用
するが、不適正であった場合には、当該予測値をサンプ
リング値として有効化する(ステップe、j、o)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事故電流を検出したと
きに主回路接点を開放させるという引き外し動作を行う
回路遮断器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、例えば特開昭62−1739
30号公報に見られるような回路遮断器が示されてい
る。即ち、この図6において、1a、1b、1cは三相
交流電源に接続される電源側端子で、これらは夫々主回
路接点2a、2b、2c及び交流電路たる主回路導体3
a、3b、3cを介して負荷側端子4a、4b、4cに
接続されている。5a、5b、5cは各相の主回路導体
3a、3b、3cを夫々一次側導体とした変流器、6
a、6b、6cは各相用の変流器5a、5b、5cの二
次側出力を全波整流する整流回路である。
【0003】また、7a、7b、7cは整流回路6a、
6b、6cの出力電流を各相用のアナログ電圧信号に変
換する負担回路であり、そのアナログ電圧信号の電圧レ
ベルは、各相の負荷電流値に応じたものとなる。つま
り、上記変流器5a〜5c、整流回路6a〜6c及び負
担回路7a〜7cによって負荷電流を検出するための電
流検出手段8が構成されている。尚、整流回路6a、6
b、6cの負側の出力端子、並びに負担回路7a、7
b、7cにおける出力端子と反対側の端子は、共通電位
ラインであるライン9に接続されている。
【0004】そして、上記のような電流検出手段8内の
負担回路7a、7b、7cからのアナログ電圧信号は、
ダイオードOR回路10を介してライン11に与えられ
ると共に、最大相弁別回路12に対し個別に入力される
ようになっている。上記最大相弁別回路12は、入力さ
れた各相のアナログ電圧信号のうち最大の信号を選択し
て出力する構成となっており、その出力は信号変換回路
13に入力される。この信号変換回路13は、入力され
たアナログ電圧信号の実効値を演算するようになってお
り、その演算結果値はA−D変換回路14によりデジタ
ル電圧信号に変換された後にマイクロコンピュータ15
に与えられる。
【0005】このマイクロコンピュータ15は、入力さ
れたデジタル電圧信号により示される負荷電流値に基づ
いて主回路接点2a〜2cを開放させるという引き外し
動作を制御するためのものであり、その出力ポートP0
がサイリスタ16のゲートに接続されている。上記サイ
リスタ16は、そのアノードが釈放形の引き外し装置1
7を介してライン11に接続されていると共に、カソー
ドがライン9に接続されている。この引き外し装置17
は、サイリスタ16のオンに応じて通電されたときに図
示しない引き外し機構を介して主回路接点2a、2b、
2cを開放する構成となっている。
【0006】18はライン11及び9間に図示極性の定
電圧ダイオード19を介して接続された限時制御回路
で、これは定電圧ダイオード19のブレークダウンに応
じて通電状態となったときに、その印加電圧の大小に応
じた限時時間経過後にトリガパルスを出力して前記サイ
リスタ16のゲートに与えるように構成されている。ま
た、20はライン11から給電される電源回路で、前記
A−D変換回路14及びマイクロコンピュータ15の電
源は、この電源回路20から得るようになっている。
【0007】上記のように構成された回路遮断器におい
て、主回路導体3a、3b、3cに負荷電流が流れた状
態では、ライン11に対して、電流検出手段8及びダイ
オードOR回路10を通じてアナログ電圧信号が与えら
れるようになる。このため、ライン11及び9間に電位
差が生じて給電状態になると共に、電源回路20が機能
してA−D変換回路14及びマイクロコンピュータ15
に電源が与えられるようになる。
【0008】このような状態で、主回路導体3a、3
b、3cに短絡事故に至らない小規模の事故電流が流れ
たときには、次のように作用する。即ち、電流検出手段
8内の負担回路7a、7b、7cから各相の負荷電流値
に応じた電圧レベルのアナログ電圧信号が夫々出力され
るものであり、これら電圧信号の波形は周知のように絶
対値波形となる。このように各相用のアナログ電圧信号
が出力されると、最大相弁別回路12が最も大なる電圧
信号を選択すると共に、信号変換回路13が、斯様に選
択されたアナログ電圧信号の実効値を演算するようにな
る。
【0009】そして、信号変換回路13からの信号は、
A−D変換回路14によりデジタル電圧信号に変換され
た後にマイクロコンピュータ15に入力される。このと
き、マイクロコンピュータ15は、予め設定されたプロ
グラムに基づいて上記デジタル電圧信号により示される
負荷電流値のレベル判別を実行し、さらに斯かるレベル
判別結果に基づいて所定の限時動作を行った後に出力ポ
ートP0 からトリガパルスを出力する。すると、このト
リガパルスをゲートに受けたサイリスタ16がターンオ
ンして引き外し装置17に通電されるようになるため、
主回路接点2a、2b、2cが開放されるという時延引
き外し動作が行われる。
【0010】これに対して、主回路導体3a、3b、3
cに短絡電流等の大規模の事故電流が流れたときには、
次のように作用する。即ち、この場合には、電流検出手
段8内の負担回路7a、7b、7cからのアナログ電圧
信号の電圧レベルが急上昇して、ライン11及び9間の
電圧が定電圧ダイオード19のツェナー電圧を越えるよ
うになる。すると、定電圧ダイオード19がブレークダ
ウンして限時制御回路18が通電状態になるため、所定
の限時時間経過後に上記限時制御回路18からトリガパ
ルスが出力される。従って、このトリガパルスによりサ
イリスタ16がターンオンされるようになり、以て引き
外し装置17により主回路接点2a、2b、2cが開放
されるという瞬時引き外し動作が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の回路遮
断器では、各相用のアナログ電圧信号のうち最大電圧レ
ベルの信号の弁別、並びに負荷電流の実効値の演算を、
アナログ演算処理手段である最大相弁別回路12及び信
号変換回路13により行っている。このため、多数のア
ナログ回路素子を組合わせる必要が生じて回路構成の複
雑化並びに全体の製造コストの高騰を招くばかりか、そ
のアナログ回路部分の出力レベルを調整するための面倒
な作業が必要になってくる問題点があった。
【0012】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、回路構成の簡単化並
びに製造コストの抑制を図り得ると共に、面倒な調整作
業を不要にでき、しかも、耐ノイズ性能の向上も合わせ
て実現できるようになる回路遮断器を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数相の交流電路に流れる負荷電流を検出
するため電流検出手段と、この電流検出手段による検出
出力を負荷電流に応じたレベルの信号に変換する負担回
路と、この負担回路からの信号を一定周期でサンプリン
グするA−D変換回路と、このA−D変換回路によるサ
ンプリング値に基づいた演算処理を行って回路遮断器を
動作させるための信号を出力する演算処理手段とを備え
た回路遮断器において、前記演算処理手段を、前記A−
D変換回路による信号サンプリング時において前回以前
のサンプリング値に基づいて次回のサンプリング値を予
測すると共に、その予測値に基づいてサンプリング値の
適否を判定し、その判定結果が適正であるときのみ当該
サンプリング値を有効化すると共に、判定結果が不適正
であるときには前記予測値をサンプリング値として有効
化する第1の判定手段と、この判定手段により有効化さ
れた各相のサンプリング値を夫々二乗する二乗演算手段
と、この二乗演算手段による各相用のサンプリング値の
演算結果を夫々について一定周期毎に累算する第1の加
算手段と、この第1の加算手段による累算回数を計数す
る計数手段と、この計数手段が設定計数値に達したとき
に前記第1の加算手段による各相用の累算データのうち
最大のものを選択する最大相選択手段と、この最大相選
択手段により選択された累算データを前記設定計数値に
より除算する除算手段と、この除算手段の除算結果が所
定の動作レベルに達したか否かを判定する第2の判定手
段と、この判定手段によって前記除算結果が所定の動作
レベルに達した旨判定されたときに前記除算手段の除算
結果を一定周期毎に累算する第2の加算手段と、この第
2の加算手段の累算結果が所定値を越えたか否かを判定
する第3の判定手段と、この第3の判定手段による判定
結果に基づいて前記回路遮断器を動作させるための信号
を出力する出力手段とを含んだ構成としたものである
(請求項1)。
【0014】この場合、前記第1の判定手段は、前記予
測値として、過去のサンプリング値の変化状態に基づい
て算出した模擬データを利用する構成としても良い(請
求項2)。
【0015】さらに、上記第1の判定手段は、予測値と
実際のサンプリング値との差が限度値以下の状態をサン
プリング値が適正な状態と判断する構成としても良い
(請求項3)。
【0016】
【作用】請求項1の構成によれば、A−D変換回路は、
電流検出手段により検出され且つ負担回路により負荷電
流に応じたレベルの信号に変換された信号を一定周期で
サンプリングするようになり、演算処理手段は、このよ
うなサンプリング値に基づいた演算処理を行なうように
なる。この場合、演算処理手段は、A−D変換回路によ
る信号サンプリング時において前回以前のサンプリング
値に基づいて次回のサンプリング値を予測すると共に、
その予測値に基づいてサンプリング値の適否を判定し、
その判定結果が適正であるときのみ当該サンプリング値
を有効化すると共に、判定結果が不適正であるときには
前記予測値をサンプリング値として有効化する。このよ
うな演算処理が行われることにより、重畳ノイズによる
悪影響が除去される。
【0017】さらに、演算処理手段は、このように有効
化された各相のサンプリング値を夫々二乗すると共に、
この二乗値を各相に対応したものについて夫々一定周期
毎に累算し、その累算回数が設定計数値に達したときに
上記二乗値の各相用累算データのうち最大のものを選択
すると共に、斯様に選択された累算データを前記設定計
数値で除算し、この除算結果が所定のレベルに達したと
きにはその除算結果を一定周期毎に累算し、この累算結
果が所定値を越えたときに回路遮断器を動作させるため
の信号を出力し、これにより引き外し動作が行われる。
従って、引き外し動作のための演算処理をデジタル電圧
信号によってのみ行うことができる。
【0018】請求項2の構成によれば、上記のような演
算処理時において、過去のサンプリング値の変化状態に
基づいて算出した模擬データを予測値として利用するよ
うになるから、予測値を正確なものとすることができ
る。
【0019】請求項3の構成によれば、演算処理時にお
いて、予測値と実際のサンプリング値との差が限度値以
下の状態をサンプリング値が適正な状態と判断するよう
になるから、その判断に冗長性を持たせることができる
ようになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図5を参照しながら説明する。全体の電気的構成の概略
を示す図2において、電源側端子21a、21b、21
cは、A、B、C各相より成る三相交流電源に接続され
るもので、これらは夫々主回路接点22a、22b、2
2c及び交流電路たる主回路導体23a、23b、23
cを介して負荷側端子24a、24b、24cに接続さ
れている。
【0021】変流器25a、25b、25cは、夫々
A、B、C各相の主回路導体23a、23b、23cを
一次側導体とするもので、それらの二次側出力は整流回
路26a、26b、26cにより全波整流される。この
とき、整流回路26a、26b、26cの負側の各出力
端子はライン27に共通に接続され、正側の各出力端子
は夫々ライン28a、28b、28cに接続されてい
る。
【0022】負担回路29a、29b、29cは、整流
回路26a、26b、26cの出力電流を各相用のアナ
ログ電圧信号に変換するためのものであり、これらは図
3に示すように、前記ライン28a、28b、28cと
後述する電源回路30との間に夫々抵抗R1 、R2 、R
3 を接続することにより構成されている。
【0023】従って、ライン28a、28b、28cに
は各抵抗R1 、R2 、R3 での電圧降下に応じたアナロ
グ電圧信号Va、Vb、Vcが出力されるものであり、
各アナログ電圧信号Va、Vb、Vcの電圧レベルは、
各相の負荷電流値Ia、Ib、Icに応じたものとな
る。つまり、以上述べた変流器25a〜25c、整流回
路26a〜26c及び負担回路29a〜29cによっ
て、主回路導体23a、23b、23cに流れるA、
B、C各相の負荷電流を検出するための電流検出手段3
1が構成されている。
【0024】そして、上記のような電流検出手段31か
らライン28a、28b、28cに夫々出力される各相
用アナログ電圧信号Va、Vb、Vcは、ダイオード3
2a、32b、32cより成るダイオードOR回路32
を介してライン33に与えられると共に、信号選択手段
34に与えられるようになっている。
【0025】上記信号選択手段34は、アナログ電圧信
号Va、Vb、Vcを所定の順序で択一的に通過させる
という選択動作を、外部からの動作指令信号に基づいて
繰返し実行するものであり、その具体的な構成について
は後述する。また、信号選択手段34の出力を増幅する
ための差動増幅回路35の具体的構成も後述する。
【0026】A−D変換回路36は、差動増幅回路35
の出力(つまりアナログ電圧信号Va、Vb、Vcに対
応した電圧信号)をデジタル変換するためのもので、そ
の変換出力は演算処理手段であるマイクロコンピュータ
37に与えられる。
【0027】このマイクロコンピュータ37は、A−D
変換回路36による変換動作を制御する共に、入力され
たデジタル電圧信号により示される負荷電流値に基づい
て主回路接点22a〜22cを開放させるという引き外
し動作を制御するためのものであり、その出力ポートP
0 がサイリスタ38のゲートに接続されている。また、
マイクロコンピュータ37は、前記信号選択手段34の
制御も行うように構成されており、その出力ポートP1
から信号選択手段34を動作させるための動作指令信号
Sa、Sb、Scを後述のように周期的に出力する。
【0028】上記サイリスタ38は、そのアノードが釈
放形の引き外し装置39を介してライン33に接続され
ていると共に、カソードがライン27に接続されてい
る。上記引き外し装置39は、サイリスタ38のオンに
応じて通電されたときに図示しない引き外し機構を介し
て主回路接点22a、22b、22cを開放する構成と
なっている。
【0029】限時制御回路40は、ライン33及びライ
ン27間に図示極性の定電圧ダイオード41を介して接
続されており、定電圧ダイオード41のブレークダウン
に応じて通電状態となったときに、その印加電圧の大小
に応じた限時時間経過後にトリガパルスを出力して前記
サイリスタ38のゲートに与えるように構成されてい
る。尚、信号選択手段34、A−D変換回路36及びマ
イクロコンピュータ37等の電源は、前記電源回路30
から得るようになっている。
【0030】図3には信号選択手段34及び差動増幅回
路35の具体的な構成例が関連回路と共に示されてお
り、以下この図3について説明する。即ち、前にも述べ
たように負担回路29a、29b、29cを構成する抵
抗R1 、R2 、R3 は、ライン28a、28b、28c
と電源回路30との間に接続されている。この電源回路
30は、これに接続されたライン42にアナロググラン
ド電圧を出力するようなっており、このライン42及び
前記抵抗R1 、R2 、R3 が共通に接続されたライン4
3間に正電圧を出力すると共に、ライン42及び前記ラ
イン27間に負電圧を出力する二電源型に構成されてい
る。
【0031】信号選択手段34において、アナログスイ
ッチ44a、44b、44cの各入力側端子は夫々抵抗
R4 、R5 、R6 を介して前記ライン28a、28b、
28cに接続され、また各出力側端子はライン45に共
通に接続されている。このとき、上記ライン45は抵抗
R7 を介してアナロググランド電位のライン42に接続
されており、この抵抗R7 にはノイズ吸収用のコンデン
サC1 が並列接続されている。
【0032】上記各アナログスイッチ44a、44b、
44cは、そのゲート端子に前記マイクロコンピュータ
37からの動作指令信号Sa、Sb、Scを受けるよう
になっており、その信号入力状態で導通するようになっ
ている。また、信号選択手段34において、アナログス
イッチ44a、44b、44cの各入力側端子には、こ
れらのオフ時に過大電圧が印加されることを阻止するた
めのダイオードD1 、D2 、D3 の各アノードが夫々接
続されており、これらダイオードD1 、D2 、D3 の各
カソードは前記ライン43に共通に接続されている。
【0033】一方、差動増幅回路35において、ライン
43及び27から給電されるオペアンプ46は、その非
反転入力端子(+)がライン45に接続されていると共
に、反転入力端子(−)が抵抗R8 を介してライン43
に接続されている。また、オペアンプ46の出力端子と
反転入力端子(−)との間には、帰還抵抗R9 及びノイ
ズ吸収用コンデンサC2 の並列回路が接続されている。
さらに、オペアンプ46の出力端子は、A−D変換回路
36の入力端子ADに接続されている。尚、この場合に
おいて、抵抗R4 〜R9 の抵抗値をその符号で表わした
場合、各抵抗値は、R4 =R5 =R6 =R8 =Ra 、R
7 =R9 =Rb となるように設定されている。
【0034】さて、以下においては、上記構成の作用に
ついてマイクロコンピュータ37による制御内容と共に
説明する。主回路導体23a、23b、23cに負荷電
流が流れた状態では、ライン28a、28b、28cに
アナログ電圧信号Va、Vb、Vcが出力されるように
なるため、電源回路30が機能して信号選択手段34、
差動増幅回路35、A−D変換回路36及びマイクロコ
ンピュータ37に電源が与えられるようになる。
【0035】このような電源投入状態で、主回路導体2
3a、23b、23cに短絡事故に至らない小規模の事
故電流が流れたときには、次のように作用する。即ち、
電流検出手段31からライン28a、28b、28cに
対し、A、B、C各相の負荷電流値Ia、Ib、Icに
夫々対応した電圧レベルのアナログ電圧信号Va、V
b、Vcが出力されるものであり、これら電圧信号V
a、Vb、Vcの波形は周知のように絶対値波形とな
る。ここで、電源回路30によってライン43及び42
間に出力される電圧をVzとした場合、Va、Vb、V
cは次式で表わされる。
【0036】 Va=R1 Ia+Vz Vb=R2 Ib+Vz Vc=R3 Ic+Vz
【0037】一方、マイクロコンピュータ37は、後述
するように動作指令信号Sa、Sb、Scをこの順に時
分割した状態で所定周期にて反復出力して信号選択手段
34に与える。このため、動作指令信号Saが出力され
た期間にはアナログスイッチ44aが導通し、ライン2
8aに出力されたアナログ電圧信号Vaが、抵抗R4、
アナログスイッチ44a及びライン45を介して差動増
幅回路35内のオペアンプ46の非反転入力端子(+)
に与えられる。
【0038】また、動作指令信号Sb及びSc出力され
た各期間には、アナログスイッチ44b及び44cの各
導通に応じて、ライン28b及び28cに出力されたア
ナログ電圧信号Vb及びVcが、夫々抵抗R5 、アナロ
グスイッチ44b、ライン45或は抵抗R6 、アナログ
スイッチ44c、ライン45を介してオペアンプ46の
非反転入力端子(+)に与えられる。
【0039】このとき、上記ライン45は、アナロググ
ランド電位のライン42に対して抵抗R7 を介して接続
されているから、上記のようにアナログスイッチ44
a、44b、44cの各導通に応じてオペアンプ46の
非反転入力端子(+)に夫々与えられるアナログ電圧信
号V'a、V'b、V'cは、次式で与えられる。但し、次式
においてVoはライン42の電位(アナロググランド電
位)である。
【0040】 V'a=(R1 Ia +Vz −V0 )R7 /(R4 +R7 ) V'b=(R2 Ib +Vz −V0 )R7 /(R5 +R7 ) V'c=(R3 Ic +Vz −V0 )R7 /(R6 +R7 )
【0041】しかして、オペアンプ46には、その反転
入力端子(−)に対しライン43から(Vz−Vo)で
示される値の電圧が抵抗R8 を介して与えられ、また、
非反転入力端子(+)に対し上記アナログ電圧信号V'
a、V'b、V'cの何れかが入力されるため、そのオペア
ンプ46による増幅出力電圧は、次式で得られる。但
し、以下においては、アナログ電圧信号V'a、V'b、
V'cが入力された各場合におけるオペアンプ46の増幅
出力電圧を夫々Vxa、Vxb、Vxcとして表わすことにす
る。
【0042】 Vxa=V'a(R8 +R9 )/R8 −(Vz −Vo )R9 /R8 Vxb=V'b(R8 +R9 )/R8 −(Vz −V0 )R9 /R8 Vxc=V'C(R8 +R9 )/R8 −(Vz −V0 )R9 /R8
【0043】ここで、R4 =R5 =R6 =R8 =Ra に
設定され、且つR7 =R9 =Rb に設定されているか
ら、V'a、V'b、V'c及びVxa、Vxb、Vxcは夫々次式
で得られる。
【0044】 V'a=(R1 Ia +Vz −V0 )Rb /(Ra +Rb ) V'b=(R2 Ib +Vz −V0 )Rb /(Ra +Rb ) V'c=(R3 Ic +Vz −V0 )Rb /(Ra +Rb ) Vxa=V'a(Ra +Rb )/Ra −(Vz −V0 )Rb /Ra =Ia R1 Rb /Ra Vxb=V'b(Ra +Rb )/Ra −(Vz −V0 )Rb /Ra =Ib R2 Rb /Ra Vxc=V'c(Ra +Rb )/Ra −(Vz −V0 )Rb /Ra =Ic R3 Rb /Ra
【0045】以上のようにして、マイクロコンピュータ
37にて信号選択手段34を制御することにより、差動
増幅回路35の出力端子から、A、B、C各相の負荷電
流値Ia、Ib、Icに比例した電圧レベルのアナログ
電圧信号Vxa、Vxb、Vxcを周期的に取出すことができ
るものである。この場合、負担回路29a、29b、2
9cを構成する各抵抗R1 、R2 、R3 を等しく設定し
ておけば、上記各アナログ電圧信号Vxa、Vxb、Vxcを
同じ基準で比較することができる。
【0046】マイクロコンピュータ37は、このような
動作指令信号Sa、Sb、Scによる信号選択手段34
の時分割制御と同時に、A−D変換回路36も時分割制
御するようになっている。従って、A−D変換回路36
は、上記のように得られるアナログ電圧信号Vxa、Vx
b、Vxcを一定周期でサンプリングすることになる。つ
まり、A−D変換回路36は、負担回路29a、29
b、29cからのアナログ電圧信号を一定周期でサンプ
リングしてデジタル電圧信号に変換するものであり、そ
のデジタル電圧信号(本発明でいうサンプリング値に相
当)はマイクロコンピュータ37に入力される。
【0047】このとき、マイクロコンピュータ37にお
いては、予め設定されたプログラムに基づいて上記デジ
タル電圧信号により示される負荷電流のうち最大のもの
を選択して、その実効値の演算並びにその実効値により
示される各相負荷電流値のレベル判別を実行するもので
あり、これらの演算内容については後で図1に基づいて
説明する。
【0048】また、マイクロコンピュータ37は、上記
レベル判別結果に基づいて事故電流の有無を検知し、事
故電流が流れた旨を検知した場合には、その事故電流の
大きさに応じた限時動作を行った後に出力ポートP0 か
らトリガパルスを出力する。すると、このトリガパルス
をゲートに受けたサイリスタ38がターンオンして引き
外し装置39に通電されるようになるため、主回路接点
22a、22b、22cが開放されるという通常の引き
外し動作が行われる。
【0049】これに対して、主回路導体23a、23
b、23cに短絡電流等の大規模の事故電流が流れたと
きには、次のように作用する。即ち、この場合には、電
流検出手段31からライン28a、28b、28cに出
力されるアナログ電圧信号Va、Vb、Vcの電圧レベ
ルが急上昇するため、ライン33及びライン27間の電
圧もダイオードOR回路32を通じて上昇して定電圧ダ
イオード41のツェナー電圧を越えるようになる。
【0050】すると、定電圧ダイオード41がブレーク
ダウンして限時制御回路40が通電状態になるため、上
記限時制御回路40からは、その印加電圧(即ち負荷電
流値)の大小に応じた所定の限時時間経過後にトリガパ
ルスが出力される。従って、このトリガパルスによりサ
イリスタ38がターンオンされるようになり、以て引き
外し装置39により主回路接点22a、22b、22c
が開放されるという瞬時引き外し動作が行われる。
【0051】さて、図1にはマイクロコンピュータ37
の演算内容が示されており、以下これについて関連作用
と共に説明する。図1において、まず、マイクロコンピ
ュータ37の電源投入に応じた初期化ステップaの実行
後に、変数Kを初期値「1」にセットする(ステップ
b)。この後、ステップcにおいて、信号選択手段34
に対し動作指令信号Saを出力すると共に、A−D変換
回路36に対してデジタル変換開始指令を出力する。す
ると、信号選択手段34がA相のアナログ電圧信号Va
を通過させるようになり、この電圧信号VaはA−D変
換回路36によりA相用のデジタル電圧信号(本発明で
いうサンプリング値に相当)を示すデジタルデータAk
に変換される。
【0052】次いで、ステップdにおいて、上記のよう
に変換された実測デジタルデータAkが適正なものか否
かを判断する。このような判断は、前回、前々回のデジ
タルデータAkに基づいて予め予測しておいたデジタル
データAk′に基づいて行うものであり、その予測デジ
タルデータAk′と実測デジタルデータAkとの差が所
定の限度値以下の状態を両者が一致したものと見なし、
これを適正な状態と判断する。
【0053】そして、上記ステップdで「YES」と判
断した場合(つまり、デジタルデータAkが適正なもの
であった)場合には、そのままステップfへ移行し、
「NO」の場合(デジタルデータAkが不適正なもので
あった場合)には、ステップeにおいて、予測デジタル
データAk′を実測デジタルデータAkとして有効化
し、この後にステップfへ移行する。尚、上記ステップ
d、eは本発明でいう第1の判定手段に相当する。
【0054】二乗演算手段に相当する上記ステップfに
おいては、上記のように有効化されたデジタルデータA
kの二乗演算を行うと共に、その演算結果値Ak2 をデ
ータDkとしてストアする。さらに、次のステップg
(第1の加算手段に相当)では、上記のようにストアさ
れたデジタルデータDk(=Ak2 )を累算用メモリデ
ータEkに累算する。その後において、以上のようなス
テップc〜gは、後述のステップsで「YES」と判断
されるまで一定周期で繰返されるものであり、従って上
記のような二乗演算及び累算は一定周期毎に行われる。
【0055】この後には、ステップhにおいて、信号選
択手段34に対し動作指令信号Sbを出力すると共に、
A−D変換回路36に対してデジタル変換開始指令を出
力する。従って、この場合には、B相のアナログ電圧信
号Vbが信号選択手段34を通過してA−D変換回路3
6によりB相用のデジタル電圧信号(本発明でいうサン
プリング値に相当)を示すデジタルデータBkに変換さ
れる。
【0056】次いで、ステップiにおいて、上記のよう
に変換された実測デジタルデータBkが適正なものか否
かを判断する。このような判断は、前述したステップd
での判断と同様にして予め予測しておいたデジタルデー
タBk′に基づいて行うものであり、その予測デジタル
データBk′と実測デジタルデータBkとの差が所定の
限度値以下の状態を両者が一致したものと見なし、これ
を適正な状態と判断する。
【0057】そして、上記ステップiで「YES」と判
断した場合(つまり、デジタルデータBkが適正なもの
であった)場合には、そのままステップkへ移行し、
「NO」の場合(デジタルデータBkが不適正なもので
あった場合)には、ステップjにおいて、予測デジタル
データBk′を実測デジタルデータBkとして有効化
し、この後にステップkへ移行する。尚、上記ステップ
i、jは本発明でいう第1の判定手段に相当する。
【0058】二乗演算手段に相当する上記ステップkに
おいては、上記デジタルデータBkの二乗演算を行うと
共に、その演算結果値Bk2 をデータFkとしてストア
し、さらに第1の加算手段に相当するステップlにおい
て、上記のようにストアされたデータFk(=Bk2
を累算用メモリデータGkに加算する。そして、この場
合にも上記のような二乗演算及び累算は一定周期毎に行
われる。
【0059】引続いてステップmにおいて、信号選択手
段34に対し動作指令信号Scを出力すると共に、A−
D変換回路36に対してデジタル変換開始指令を出力す
る。従って、この場合には、C相のアナログ電圧信号V
cが信号選択手段34を通過してA−D変換回路36に
よりC相用のデジタル電圧信号を示すデジタルデータC
kに変換される。
【0060】次いで、ステップnにおいて、上記のよう
に変換された実測デジタルデータCkが適正なものか否
かを判断する。このような判断は、前述したステップ
d、iでの判断と同様にして予め予測しておいたデジタ
ルデータCk′に基づいて行うものであり、その予測デ
ジタルデータCk′と実測デジタルデータCkとの差が
所定の限度値以下の状態を両者が一致したものと見な
し、これを適正な状態と判断する。
【0061】そして、上記ステップnで「YES」と判
断した場合(つまり、デジタルデータCkが適正なもの
であった)場合には、そのままステップpへ移行し、
「NO」の場合(デジタルデータCkが不適正なもので
あった場合)には、ステップoにおいて、予測デジタル
データCk′を実測デジタルデータCkとして有効化
し、この後にステップpへ移行する。尚、上記ステップ
n、oは本発明でいう第1の判定手段に相当する。
【0062】二乗演算手段に相当する上記ステップpに
おいて、上記デジタル電圧信号により示されるデジタル
データCkの二乗演算を行うと共に、その演算結果値C
2をデータHkとしてストアし、さらに第1の加算手
段に相当するステップqにおいて、上記のようにストア
されたデータHk(=Ck2 )を累算用メモリデータI
kに加算する。そして、この場合にも上記のような二乗
演算及び累算は一定周期毎に行われる。
【0063】この後には、ステップsにおいて、変数K
が設定計数値Nに達したか否かを判断し、「NO」の場
合には変数Kを「1」だけインクリメントするステップ
r(計数手段に相当)を実行した後にステップcへ戻
る。この場合において、上記ステップc〜qの1サイク
ルの周期がt0 であった場合には、ステップsで「YE
S」と判断されるまでの所要時間Tは、T=N・t0 と
なり、従ってステップg、l、qでのNはN=T/t0
で表わされる。
【0064】上記ステップsで「YES」と判断した場
合、つまりステップc〜qがN回実行されて各相用デジ
タルデータDk(=Ak2 )、Fk(=Bk2 )、Hk
(=Ck2 )がN回サンプリングされ、以て夫々の累算
データEk、Gk、Ikが得られた場合には、最大相選
択手段に相当するステップtにおいて、上記各相用の累
算データEk、Gk、Ikのうち最大のものを選択し、
これを最大値データJkとしてストアする。次いで、除
算手段に相当するステップuにおいて、上記最大値デー
タJkを設定計数値Nにより除算すると共に、その除算
結果Jk/N(=Jk・t0 /T)を除算データLkと
してストアする。
【0065】この後には、第2の判定手段に相当するス
テップvにおいて、上記除算データLkが過電流動作レ
ベルに達しているか否かの判定を行う。このステップv
で「YES」となったときには、第2の加算手段に相当
するステップxにおいて、上記除算データLkを累算用
メモリデータMkに累算する。また、ステップvで「N
O」となったときには、ステップwにおいて、上記累算
用メモリデータMkから除算データLkを減算する。斯
様なステップx及びwは、その後のステップyで「YE
S」と判断されるまで、一定周期で繰返されるものであ
り、従って上記のような累算或は減算は一定周期で行わ
れる。
【0066】第3の判定手段に相当する上記ステップy
では、累算用メモリデータMkが所定値Pを越えたか否
かを判断するものであり、「YES」のときには出力ポ
ートP0 からトリガパルスを出力するステップz(出力
手段に相当)を実行して演算動作を終了する。従って、
斯様な演算動作終了時には、上記トリガパルスにより前
述した引き外し動作が行われる。また、ステップyで
「NO」となったときには前記ステップbへ戻るもので
あり、以下のステップを上述同様に繰返す。
【0067】ここで、一般的な回路遮断器の保護特性は
図4のように設定される。即ち、負荷電流値が過電流動
作レベルを越えると、負荷電流の大きさに応じて、長限
時動作、短限時動作及び瞬時動作を実行する。特に、本
実施例のマイクロコンピュータ37が行う過電流保護動
作に対応した長限時動作領域では、図1に示したような
演算処理が行われることにより、動作時間が負荷電流値
の二乗に反比例する反限時特性に設定される。即ち、長
限時動作領域では、(負荷電流)2 ×(動作時間)=一
定値となるような動作が行われる。
【0068】以上のように、本実施例によれば、反限時
特性を有した過電流保護動作をデジタル演算により行う
ようにしたから、アナログ回路素子を組み合わせて成る
従来構成で必要であった面倒な出力レベル調整作業が不
要になり、また、必要となるアナログ回路素子数を減ら
すことができて、回路構成の簡単化並びに製造コストの
抑制を実現できるようになる。
【0069】特に、本実施例では、A−D変換回路36
により負荷電流に応じた電圧信号をサンプリングする際
において、そのサンプリング結果であるデジタル電圧信
号(デジタルデータAk、Bk、Ck)の適否を、前回
及び前々回のサンプリング値に基づいて予測した値(予
測デジタルデータAk′、Bk′、Ck′)により判定
し、その判定結果が適正であるときのみサンプリング値
を有効化すると共に、判定結果が不適正であるときには
上記のような予測値を実測のサンプリング値を示すデー
タとして有効化する構成としたから、以下に述べるよう
な効果を奏することができる。
【0070】即ち、図5に示すように、負荷電流を示す
電圧信号Vは、A−D変換回路36により一定周期t0
でサンプリングされるものであり、そのサンプリング値
は、図5中の“イ”→“ロ”→“ハ”→“ニ”→“ホ”
→……の順に出力される。この場合、電圧信号Vに髭状
のノイズが重畳する場合があり、そのノイズ発生タイミ
ングとサンプリングタイミングが一致したときには、
“ヘ”、“ト”のようなサンプリング値が誤出力される
ため、引き外し動作が不安定になる虞がある。このよう
な場合、サンプリング値の適否を上述のように判定する
構成を採用した本実施例によれば、例えば“ヘ”のサン
プリングタイミングでは、実測サンプリング値“ニ”と
略一致した値の予測値が有効化されることになるから、
ノイズによる悪影響を殆ど受けない安定した引き外し動
作が得られるようになる。また、この場合には、予測値
と実際のサンプリング値との差が所定の限度値以下の状
態を両者が一致したものと見なして適正状態と判断する
構成となっているから、その判断に冗長性を持たせるこ
とができるようになる。
【0071】尚、上記実施例において、A−D変換回路
36による過去のサンプリング値の変化状態に基づいて
予め模擬データを算出しておき、この模擬データを予測
値として利用するように構成しても良いものであり、こ
のような構成とした場合には予測値を正確なものにでき
る。
【0072】また、本発明は上記した実施例に限定され
るものではなく、例えば信号処理回路をディスクリート
回路を組合わせて成るデジタル回路により実現しても良
い等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、以上の説明によって明
らかなように、複数相の交流電路に流れる負荷電流値を
示す各相用アナログ電圧信号をデジタル変換するA−D
変換回路を設けると共に、このA−D変換回路からの出
力に基づいたデジタル演算によって反限時特性を有した
過電流保護動作を行なう構成としたから、必要なアナロ
グ回路素子数を減らすことができて、回路構成の簡単化
並びに製造コストの抑制を図り得ると共に、従来必要で
あった面倒な出力レベル調整作業が不要になり、しか
も、信号処理手段により負荷電流の実効値をデジタル演
算するのに要する時間は過電流保護動作時間に比して十
分に早くすることができて、その演算結果値の精度向上
を期待できるようになるものである。
【0074】さらに、A−D変換回路によるサンプリン
グ値が不適正であった場合には、そのサンプリング値に
代えて、前回以前のサンプリング値により予め予測して
おいた値を有効化するように構成としたから、回路遮断
器による引き外し動作の耐ノイズ性を向上させ得るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における要部の制御内容を示
すフローチャート
【図2】全体の概略的回路構成図
【図3】同図2中の一部を詳細に示す回路構成図
【図4】保護特性曲線図
【図5】作用説明用のタイミングチャート
【図6】従来例説明用の図2相当図
【符号の説明】
図面中、22a、22b、22cは主回路接点、23
a、23b、23cは主回路導体(交流電路)、25
a、25b、25cは変流器、26a、26b、26c
は整流回路、29a、29b、29cは負担回路、30
は電源回路、31は電流検出手段、34は信号選択手
段、35は演算増幅回路、36はA−D変換回路、37
はマイクロコンピュータ(演算処理手段)、38はサイ
リスタ、39は引き外し装置を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数相の交流電路に流れる負荷電流を検
    出するため電流検出手段と、この電流検出手段による検
    出出力を負荷電流に応じたレベルの信号に変換する負担
    回路と、この負担回路からの信号を一定周期でサンプリ
    ングするA−D変換回路と、このA−D変換回路による
    サンプリング値に基づいた演算処理を行って回路遮断器
    を動作させるための信号を出力する演算処理手段とを備
    えた回路遮断器において、 前記演算処理手段は、 前記A−D変換回路による信号サンプリング時において
    前回以前のサンプリング値に基づいて次回のサンプリン
    グ値を予測すると共に、その予測値に基づいてサンプリ
    ング値の適否を判定し、その判定結果が適正であるとき
    のみ当該サンプリング値を有効化すると共に、判定結果
    が不適正であるときには前記予測値をサンプリング値と
    して有効化する第1の判定手段と、 この判定手段により有効化された各相のサンプリング値
    を夫々二乗する二乗演算手段と、 この二乗演算手段による各相用のサンプリング値の演算
    結果を夫々について一定周期毎に累算する第1の加算手
    段と、 この第1の加算手段による累算回数を計数する計数手段
    と、 この計数手段が設定計数値に達したときに前記第1の加
    算手段による各相用の累算データのうち最大のものを選
    択する最大相選択手段と、 この最大相選択手段により選択された累算データを前記
    設定計数値により除算する除算手段と、 この除算手段の除算結果が所定の動作レベルに達したか
    否かを判定する第2の判定手段と、 この判定手段によって前記除算結果が所定の動作レベル
    に達した旨判定されたときに前記除算手段の除算結果を
    一定周期毎に累算する第2の加算手段と、 この第2の加算手段の累算結果が所定値を越えたか否か
    を判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段による判定結果に基づいて前記回路
    遮断器を動作させるための信号を出力する出力手段とを
    含んで構成されていることを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 演算処理手段が有する第1の判定手段
    は、過去のサンプリング値の変化状態に基づいて算出し
    た模擬データを予測値として利用するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 演算処理手段が有する第1の判定手段
    は、予測値と実際のサンプリング値との差が限度値以下
    の状態をサンプリング値が適正な状態と判断するように
    構成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の回路遮断器の制御装置。
JP5144787A 1993-06-16 1993-06-16 回路遮断器の制御装置 Pending JPH077838A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005027292A1 (de) * 2003-09-12 2005-03-24 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur steuerung eines elektronischen überstromauslösers für niederspannungs-leistungsschalter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005027292A1 (de) * 2003-09-12 2005-03-24 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur steuerung eines elektronischen überstromauslösers für niederspannungs-leistungsschalter
US7724488B2 (en) 2003-09-12 2010-05-25 Siemens Aktiengesellschaft Method for controlling an electronic overcurrent trip for low-voltage circuit breakers

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