JPH0778566A - ガス放電表示パネル及びその形成方法 - Google Patents
ガス放電表示パネル及びその形成方法Info
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- JPH0778566A JPH0778566A JP5225763A JP22576393A JPH0778566A JP H0778566 A JPH0778566 A JP H0778566A JP 5225763 A JP5225763 A JP 5225763A JP 22576393 A JP22576393 A JP 22576393A JP H0778566 A JPH0778566 A JP H0778566A
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- electrode
- gas discharge
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示セルの高精細が可能であり、かつ、抵抗
体層の抵抗値のバラツキの少ないガス放電表示パネル及
びその形成方法を提供する。 【構成】 複数の第二表示電極20を具えた前面板10
と、この前面板を放電ガスを介して封着された背面板1
2とを具えている。そして、この背面板12上には、第
二表示電極20と対向する面側に第二表示電極と直交す
る複数の第一電極母線14と第一電極母線を含む背面板
の面上に設けられた抵抗体層18と、更に、抵抗体層上
に第二表示電極20及び第一電極母線14と対向し、か
つ、複数の碁盤状に配設されている第一表示電極26と
を具えている。従って、抵抗体層の膜厚の方向で高抵抗
値が得られるため、抵抗値にバラツキが少なく、かつ、
高精細化が可能となる。
体層の抵抗値のバラツキの少ないガス放電表示パネル及
びその形成方法を提供する。 【構成】 複数の第二表示電極20を具えた前面板10
と、この前面板を放電ガスを介して封着された背面板1
2とを具えている。そして、この背面板12上には、第
二表示電極20と対向する面側に第二表示電極と直交す
る複数の第一電極母線14と第一電極母線を含む背面板
の面上に設けられた抵抗体層18と、更に、抵抗体層上
に第二表示電極20及び第一電極母線14と対向し、か
つ、複数の碁盤状に配設されている第一表示電極26と
を具えている。従って、抵抗体層の膜厚の方向で高抵抗
値が得られるため、抵抗値にバラツキが少なく、かつ、
高精細化が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス放電表示パネル、
特に、ガス放電パネルの抵抗体層及びその形成方法に関
する。
特に、ガス放電パネルの抵抗体層及びその形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流型ガス放電表示パネルの
駆動方式として、表示面積が大きくなっても高い表示輝
度が得られる抵抗付パルスメモリ方式が知られている。
この方式で駆動する場合にパネル寿命を延ばすため、例
えば文献I(文献I:「長寿命直流放電型メモリーカラ
ーパネル」、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.
92,No.110、EID92−9、IE−92−2
6、p49〜54)に開示されているパネル構造のもの
がある。この構造は、各表示セル毎に電流制限用の抵抗
体層を設けている。
駆動方式として、表示面積が大きくなっても高い表示輝
度が得られる抵抗付パルスメモリ方式が知られている。
この方式で駆動する場合にパネル寿命を延ばすため、例
えば文献I(文献I:「長寿命直流放電型メモリーカラ
ーパネル」、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.
92,No.110、EID92−9、IE−92−2
6、p49〜54)に開示されているパネル構造のもの
がある。この構造は、各表示セル毎に電流制限用の抵抗
体層を設けている。
【0003】図3の(A)は、文献Iに開示されている
従来の直流型ガス放電表示パネルの要部構成を部分的に
切り欠いて示す概略的な平面図であり、(B)は(A)
のX−X線(一点鎖線)に沿って垂直方向に切断したと
きの切断図である。
従来の直流型ガス放電表示パネルの要部構成を部分的に
切り欠いて示す概略的な平面図であり、(B)は(A)
のX−X線(一点鎖線)に沿って垂直方向に切断したと
きの切断図である。
【0004】図3の(A)及び(B)に示すパネルは、
放電ガスを介して封着した前面板40及び背面板42
と、前面板40側に設けられた陰極52と、背面板42
側に設けられた表示陽極44、抵抗体層46、陽極母線
48、補助陽極50及び誘電体層54と、前面板と背面
板との間に表示用放電空間(表示セル)を形成するよう
に設けられている隔壁60とを主として具えている。そ
して、陽極母線48は、背面板42上に一方の方向に複
数個並設してあると共に、抵抗体46層を各表示陽極4
4毎にL字型に設け、表示陽極44を抵抗体層46を介
して対応する陽極母線48と接続してある。そして、こ
れら陽極母線48、補助陽極50及び抵抗体層46を背
面板42の同一板面上に設けてある。更に、複数の補助
陽極50は、陽極母線48と同じ方向に延在させて設け
てある。更に、補助陽極50を挟まないで隣接する陽極
母線48間にそれぞれ、表示陽極44及び抵抗体層46
を設けてある。
放電ガスを介して封着した前面板40及び背面板42
と、前面板40側に設けられた陰極52と、背面板42
側に設けられた表示陽極44、抵抗体層46、陽極母線
48、補助陽極50及び誘電体層54と、前面板と背面
板との間に表示用放電空間(表示セル)を形成するよう
に設けられている隔壁60とを主として具えている。そ
して、陽極母線48は、背面板42上に一方の方向に複
数個並設してあると共に、抵抗体46層を各表示陽極4
4毎にL字型に設け、表示陽極44を抵抗体層46を介
して対応する陽極母線48と接続してある。そして、こ
れら陽極母線48、補助陽極50及び抵抗体層46を背
面板42の同一板面上に設けてある。更に、複数の補助
陽極50は、陽極母線48と同じ方向に延在させて設け
てある。更に、補助陽極50を挟まないで隣接する陽極
母線48間にそれぞれ、表示陽極44及び抵抗体層46
を設けてある。
【0005】また、陰極52を前面板40の下面に設
け、これら陰極52とする直線上に各表示セル毎に島状
の表示陽極44を配設してある。各表示陽極44と各陰
極52との間にそれぞれ、1画素分の表示用放電空間
(表示セル)60が形成されている。尚、抵抗体層46
を設けることにより表示セル60の放電電流を小さくで
きるので、パネル寿命を長くすることができる。
け、これら陰極52とする直線上に各表示セル毎に島状
の表示陽極44を配設してある。各表示陽極44と各陰
極52との間にそれぞれ、1画素分の表示用放電空間
(表示セル)60が形成されている。尚、抵抗体層46
を設けることにより表示セル60の放電電流を小さくで
きるので、パネル寿命を長くすることができる。
【0006】更に、抵抗体層46、陽極母線48及び補
助陽極50を誘電体層54で覆い、この誘電体層54上
に蛍光体56及び隔壁58を設けてある。また、蛍光体
56を各表示セル60毎に誘電体層54上に設けてあ
る。尚、表示陽極44は誘電体層54及び蛍光体56で
覆わずに露出させている。
助陽極50を誘電体層54で覆い、この誘電体層54上
に蛍光体56及び隔壁58を設けてある。また、蛍光体
56を各表示セル60毎に誘電体層54上に設けてあ
る。尚、表示陽極44は誘電体層54及び蛍光体56で
覆わずに露出させている。
【0007】そして、補助陽極50の部分は、誘電体層
54で覆わずに露出させてある。また、これら補助陽極
50及び陰極52の対向部分の間には、種火放電用の放
電空間61(補助セル)を形成している。そして隔壁5
8に表示セル60及び補助セル61を連通するプライミ
ングスリット62が設けてある。ところで、上述した抵
抗体層46の抵抗値としては、表示陽極44から陽極母
線48に至るまでの間における抵抗体層46の抵抗値と
して、例えば数kΩ〜数MΩが望まれる。このような高
い抵抗値を有する抵抗体層46を形成する場合、抵抗体
層46の長さを長くし、幅を狭くし或は厚さを薄くすれ
ば良い。
54で覆わずに露出させてある。また、これら補助陽極
50及び陰極52の対向部分の間には、種火放電用の放
電空間61(補助セル)を形成している。そして隔壁5
8に表示セル60及び補助セル61を連通するプライミ
ングスリット62が設けてある。ところで、上述した抵
抗体層46の抵抗値としては、表示陽極44から陽極母
線48に至るまでの間における抵抗体層46の抵抗値と
して、例えば数kΩ〜数MΩが望まれる。このような高
い抵抗値を有する抵抗体層46を形成する場合、抵抗体
層46の長さを長くし、幅を狭くし或は厚さを薄くすれ
ば良い。
【0008】従来のガス放電表示パネルの作製では、一
般に、抵抗体層46をスクリーン印刷法により形成して
いるため、抵抗体層46の幅を狭くし或は厚さを薄くす
るにも限界があった。このため、高抵抗の抵抗体層46
を形成するには、抵抗体層46の長さを長くする必要が
あり、このためL字型にして長さを確保していた。
般に、抵抗体層46をスクリーン印刷法により形成して
いるため、抵抗体層46の幅を狭くし或は厚さを薄くす
るにも限界があった。このため、高抵抗の抵抗体層46
を形成するには、抵抗体層46の長さを長くする必要が
あり、このためL字型にして長さを確保していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のガス放電表示パネルでは、抵抗体層46の長さを
長くするには、隣接する表示セル60間の間隔を広げる
必要があり、その結果、表示セル60を高精細に形成す
ることができないという問題があった。
従来のガス放電表示パネルでは、抵抗体層46の長さを
長くするには、隣接する表示セル60間の間隔を広げる
必要があり、その結果、表示セル60を高精細に形成す
ることができないという問題があった。
【0010】また、スクリーン印刷法による抵抗体46
の形成では、スクリーンマスク、スキージ、スキージの
印圧、スナップオフ距離、インク返し、マスク上のイン
ク量及びスキージ、マスク、基板間の平行度などによっ
て印刷形成時に長さ、幅及び厚みにバラツキを生じ、抵
抗体の抵抗値も変化するため、パネル表示特性(例えば
輝度)や寿命に悪影響を及ぼすという問題があった。
の形成では、スクリーンマスク、スキージ、スキージの
印圧、スナップオフ距離、インク返し、マスク上のイン
ク量及びスキージ、マスク、基板間の平行度などによっ
て印刷形成時に長さ、幅及び厚みにバラツキを生じ、抵
抗体の抵抗値も変化するため、パネル表示特性(例えば
輝度)や寿命に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0011】この発明は、上述した従来の問題点に鑑み
行われたものであり、従って、この発明の目的は、表示
セルの高精細が可能であり、かつ、抵抗体層の抵抗値の
バラツキの小さいガス放電表示パネル及びその形成方法
を提供することにある。
行われたものであり、従って、この発明の目的は、表示
セルの高精細が可能であり、かつ、抵抗体層の抵抗値の
バラツキの小さいガス放電表示パネル及びその形成方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の構成によれば、複数の第二表示電極を具
えた前面板と、該前面板と放電ガスを介して封着された
背面板とを具え、該背面板は、前記第二表示電極と対向
する面側に該第二表示電極と直交する複数の第一電極母
線と、該第一電極母線を含む前記背面板の面上に設けら
れた抵抗体層と、該抵抗体層上に前記第二電極及び前記
第一電極母線と対向し、かつ、碁盤目状に配設された複
数の第一表示電極とを具えていることを特徴とする。
め、この発明の構成によれば、複数の第二表示電極を具
えた前面板と、該前面板と放電ガスを介して封着された
背面板とを具え、該背面板は、前記第二表示電極と対向
する面側に該第二表示電極と直交する複数の第一電極母
線と、該第一電極母線を含む前記背面板の面上に設けら
れた抵抗体層と、該抵抗体層上に前記第二電極及び前記
第一電極母線と対向し、かつ、碁盤目状に配設された複
数の第一表示電極とを具えていることを特徴とする。
【0013】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、前記抵抗体層は、導電性物質と低融点ガラスとを含
むのが良い。
は、前記抵抗体層は、導電性物質と低融点ガラスとを含
むのが良い。
【0014】また、この発明に当たり、好ましくは、前
記導電性物質は、酸化インジウム、酸化錫及び酸化イン
ジウム錫の酸化物群中から選択した一種類の酸化物又は
複数種類の酸化物とするのが良い。
記導電性物質は、酸化インジウム、酸化錫及び酸化イン
ジウム錫の酸化物群中から選択した一種類の酸化物又は
複数種類の酸化物とするのが良い。
【0015】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、前記抵抗体層は、酸化亜鉛と、低融点ガラスとを含
むのが良い。
は、前記抵抗体層は、酸化亜鉛と、低融点ガラスとを含
むのが良い。
【0016】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、前記抵抗体層は、酸化亜鉛とアルミナ又はリチウム
と、低融点ガラスとを含むのが良い。
は、前記抵抗体層は、酸化亜鉛とアルミナ又はリチウム
と、低融点ガラスとを含むのが良い。
【0017】また、この発明のパネルの形成方法によれ
ば、ガス放電パネルを形成するに当たり、背面板の一方
の面上に第一電極母線を形成する工程と、該第一電極母
線を含む前記背面板の一方の面上の全面に抵抗体層を厚
膜で形成する工程と、前記抵抗体層上に第一表示電極を
前記第一電極母線と対向させて碁盤目状に形成する工程
とを含むことを特徴とする。
ば、ガス放電パネルを形成するに当たり、背面板の一方
の面上に第一電極母線を形成する工程と、該第一電極母
線を含む前記背面板の一方の面上の全面に抵抗体層を厚
膜で形成する工程と、前記抵抗体層上に第一表示電極を
前記第一電極母線と対向させて碁盤目状に形成する工程
とを含むことを特徴とする。
【0018】
【作用】上述したこの発明のガス放電パネルの構成によ
れば、複数の第二表示電極を具えた前面板とこの前面板
と放電ガスを介して封着された背面板とを具えている。
れば、複数の第二表示電極を具えた前面板とこの前面板
と放電ガスを介して封着された背面板とを具えている。
【0019】そして、背面板上には、第二表示電極と対
向する面側にこの第二表示電極と直交する複数の第一電
極母線と、この第一電極母線を含む背面板の面上に設け
られた抵抗体層と、更に、この抵抗体層上に第二表示電
極及び第一電極母線と対向し、かつ、碁盤目状に配設さ
れている複数の第一表示電極とを具えている。このよう
に、第一電極母線と碁盤目状に形成された第一表示電極
間に介在する抵抗体層を具えているため、この抵抗体層
の膜厚の厚さを設定することによって高抵抗値(数百K
Ω〜数MΩ)を得ることができる。このとき、好ましく
は使用する抵抗体層の材料を、導電性物質と低融点ガラ
スとを含む材料とし、予め、導電性物質と低融点ガラス
の混合比を好適な条件に設定しておくのが良い。このよ
うに抵抗体層の厚膜の厚さを設定し、かつ、抵抗体層の
導電性物質、低融点ガラス及び樹脂ビークルの混合比を
調整することによって所望の高抵抗値の抵抗体層が得ら
れる。従って、抵抗体層の抵抗値を厚さで制御できるた
め、従来のようにL字型に長くする必要がなくなり、表
示セルの高精細化が可能となる。
向する面側にこの第二表示電極と直交する複数の第一電
極母線と、この第一電極母線を含む背面板の面上に設け
られた抵抗体層と、更に、この抵抗体層上に第二表示電
極及び第一電極母線と対向し、かつ、碁盤目状に配設さ
れている複数の第一表示電極とを具えている。このよう
に、第一電極母線と碁盤目状に形成された第一表示電極
間に介在する抵抗体層を具えているため、この抵抗体層
の膜厚の厚さを設定することによって高抵抗値(数百K
Ω〜数MΩ)を得ることができる。このとき、好ましく
は使用する抵抗体層の材料を、導電性物質と低融点ガラ
スとを含む材料とし、予め、導電性物質と低融点ガラス
の混合比を好適な条件に設定しておくのが良い。このよ
うに抵抗体層の厚膜の厚さを設定し、かつ、抵抗体層の
導電性物質、低融点ガラス及び樹脂ビークルの混合比を
調整することによって所望の高抵抗値の抵抗体層が得ら
れる。従って、抵抗体層の抵抗値を厚さで制御できるた
め、従来のようにL字型に長くする必要がなくなり、表
示セルの高精細化が可能となる。
【0020】また、この発明の形成方法によれば、先
ず、背面板の一方の面上に第一電極母線を形成する。続
いて、第一電極母線を含む背面板の一方の面上の全面に
抵抗体層を厚膜で形成する。このように抵抗体層を少な
くとも表示領域の全面に設けるので、抵抗体層の長さや
幅は考慮せずに膜厚だけを考慮すればよく、従って、例
えばベタ印刷法を用いれば容易に抵抗体層の膜厚を制御
できる。従って、抵抗体層の膜厚によって所定の高抵抗
値を得ることができる。また、この発明では、膜厚だけ
制御すれば良いので、従来のスクリーン印刷で形成され
た場合に比べて、抵抗値のバラツキが小さくなる。
ず、背面板の一方の面上に第一電極母線を形成する。続
いて、第一電極母線を含む背面板の一方の面上の全面に
抵抗体層を厚膜で形成する。このように抵抗体層を少な
くとも表示領域の全面に設けるので、抵抗体層の長さや
幅は考慮せずに膜厚だけを考慮すればよく、従って、例
えばベタ印刷法を用いれば容易に抵抗体層の膜厚を制御
できる。従って、抵抗体層の膜厚によって所定の高抵抗
値を得ることができる。また、この発明では、膜厚だけ
制御すれば良いので、従来のスクリーン印刷で形成され
た場合に比べて、抵抗値のバラツキが小さくなる。
【0021】その後、抵抗体層上に第一表示電極を第一
電極母線と対向させて碁盤目状に島状に形成する。この
ように第一表示電極を小さい表面積にすることによって
蛍光体領域が広くできるため、パネルの輝度が大きくな
る。
電極母線と対向させて碁盤目状に島状に形成する。この
ように第一表示電極を小さい表面積にすることによって
蛍光体領域が広くできるため、パネルの輝度が大きくな
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
き説明する。尚、各図は、発明が理解できる程度に各構
成成分の形状、大きさ及び配置関係を透視図又は断面図
で概略的に示してある。また、実際には、ガス放電パネ
ルが多数の表示セルによって構成されているが、各図
は、この発明の実施例の要部構成の一部を示しているに
すぎない。
き説明する。尚、各図は、発明が理解できる程度に各構
成成分の形状、大きさ及び配置関係を透視図又は断面図
で概略的に示してある。また、実際には、ガス放電パネ
ルが多数の表示セルによって構成されているが、各図
は、この発明の実施例の要部構成の一部を示しているに
すぎない。
【0023】図1は、この発明の実施例の要部構成を概
略的に示す平面的に見た説明図である。また、図2の
(A)及び(B)は、図1のX−X及びY−Y線(一点
鎖線)で切断したときに対応する概略的な断面図であ
る。
略的に示す平面的に見た説明図である。また、図2の
(A)及び(B)は、図1のX−X及びY−Y線(一点
鎖線)で切断したときに対応する概略的な断面図であ
る。
【0024】先ず、図1及び図2の(A)、(B)を参
照してこの発明の実施例のガス放電パネル(以下、表示
パネルと称する。)の構造につき説明する。
照してこの発明の実施例のガス放電パネル(以下、表示
パネルと称する。)の構造につき説明する。
【0025】この発明の実施例のパネルは、直流型のカ
ラー表示パネルであって、図1に示すように、複数の帯
状の第二表示電極20が裏面に並設された前面板10
と、この前面板10と放電ガスを介して封着された背面
板12とを具えている。ここでは、点線で示した第二表
示電極20を陰極と称する。
ラー表示パネルであって、図1に示すように、複数の帯
状の第二表示電極20が裏面に並設された前面板10
と、この前面板10と放電ガスを介して封着された背面
板12とを具えている。ここでは、点線で示した第二表
示電極20を陰極と称する。
【0026】また、背面板12には、陰極20に対向す
る面側にこの陰極20と直交する方向に延在する複数の
帯状の第一電極母線(以下、陽極母線と称する。)14
を並設して具える。そして、それぞれの陽極母線14間
には、陽極母線とほぼ同じ厚さに誘電体層16を設けて
陽極母線14間の絶縁性を確保している(図2の(A)
及び(B))。
る面側にこの陰極20と直交する方向に延在する複数の
帯状の第一電極母線(以下、陽極母線と称する。)14
を並設して具える。そして、それぞれの陽極母線14間
には、陽極母線とほぼ同じ厚さに誘電体層16を設けて
陽極母線14間の絶縁性を確保している(図2の(A)
及び(B))。
【0027】また、陽極母線14及び誘電体層16の面
上には、高抵抗値(例えば膜厚方向で1MΩを示す)を
有する抵抗体層18を具えている。また、この抵抗体層
18は、膜厚の厚さ方向に高抵抗値を示す材料を使用し
ている。このとき用いる材料の詳細な説明は、後述す
る。また、この抵抗体層18は、それぞれの陽極母線1
4間に結合されているが、各陽極母線間の方向の抵抗値
は数ギガオーム程度の高い絶縁性を有しているため、陽
極母線間に流れる電流は無視できるほど小さい。
上には、高抵抗値(例えば膜厚方向で1MΩを示す)を
有する抵抗体層18を具えている。また、この抵抗体層
18は、膜厚の厚さ方向に高抵抗値を示す材料を使用し
ている。このとき用いる材料の詳細な説明は、後述す
る。また、この抵抗体層18は、それぞれの陽極母線1
4間に結合されているが、各陽極母線間の方向の抵抗値
は数ギガオーム程度の高い絶縁性を有しているため、陽
極母線間に流れる電流は無視できるほど小さい。
【0028】抵抗体層18の面上に複数個の隔壁24が
設けられ、かつ、陰極20及び前面板10と結合して複
数個の表示セル22を構成している(図2の(A)及び
(B))。
設けられ、かつ、陰極20及び前面板10と結合して複
数個の表示セル22を構成している(図2の(A)及び
(B))。
【0029】また、それぞれの表示セル22の底面であ
って抵抗体層18上の、陰極20及び陽極母線14の交
差点に、島状の第1表示電極(以下、表示陽極と称
す。)26をそれぞれ設け、この表示陽極26の周囲に
蛍光体層28を具えている。尚、表示パネル全体で見れ
ば、表示陽極26は丁度碁盤目状に配設された状態とな
る。
って抵抗体層18上の、陰極20及び陽極母線14の交
差点に、島状の第1表示電極(以下、表示陽極と称
す。)26をそれぞれ設け、この表示陽極26の周囲に
蛍光体層28を具えている。尚、表示パネル全体で見れ
ば、表示陽極26は丁度碁盤目状に配設された状態とな
る。
【0030】また、表示セル22の隔壁24間であっ
て、陽極母線14を同じ方向の抵抗体層18上に誘電体
層32を介して補助陽極30を具えている。この補助陽
極30は設計に応じた箇所に適宜設ければ良い。尚、誘
電体層32は、所要に応じて設ければ良い。
て、陽極母線14を同じ方向の抵抗体層18上に誘電体
層32を介して補助陽極30を具えている。この補助陽
極30は設計に応じた箇所に適宜設ければ良い。尚、誘
電体層32は、所要に応じて設ければ良い。
【0031】次に、図1及び図2の(A)、(B)を参
照してこの発明の実施例の形成方法につき説明する。
照してこの発明の実施例の形成方法につき説明する。
【0032】この発明の実施例では、前面板10及び背
面板12の材料として例えばガラス基板を用いる。そし
て、先ず、背面板12上に陽極母線14を形成する。陽
極母線14は縦方向に延在させた帯状(ストライプ状)
の電極であって、複数個の陽極母線14を平行に配設さ
せて設ける。このとき、陽極母線14を、スクリーン印
刷法によってストライプ状にアルミニウム(Al)ペー
スト(奥野製薬社製#5002)を印刷した後、このペ
ーストを例えば、150℃で約10分間の加熱処理を行
って乾燥させ、その後、例えば580℃の温度で約10
分間(ピーク保持時間)焼成を行って形成する。
面板12の材料として例えばガラス基板を用いる。そし
て、先ず、背面板12上に陽極母線14を形成する。陽
極母線14は縦方向に延在させた帯状(ストライプ状)
の電極であって、複数個の陽極母線14を平行に配設さ
せて設ける。このとき、陽極母線14を、スクリーン印
刷法によってストライプ状にアルミニウム(Al)ペー
スト(奥野製薬社製#5002)を印刷した後、このペ
ーストを例えば、150℃で約10分間の加熱処理を行
って乾燥させ、その後、例えば580℃の温度で約10
分間(ピーク保持時間)焼成を行って形成する。
【0033】次に、各陽極母線14間に誘電体層16を
形成する。この誘電体層16は、スクリーン印刷法によ
り誘電体ペースト材料(奥野製薬製ELD−666)を
用いてペーストを陽極母線14間に印刷した後、このペ
ーストを例えば150℃の温度で約10分間の処理を行
って乾燥させ、その後、例えば580℃の温度で約10
分間(ピーク保持時間)焼成させて形成する。
形成する。この誘電体層16は、スクリーン印刷法によ
り誘電体ペースト材料(奥野製薬製ELD−666)を
用いてペーストを陽極母線14間に印刷した後、このペ
ーストを例えば150℃の温度で約10分間の処理を行
って乾燥させ、その後、例えば580℃の温度で約10
分間(ピーク保持時間)焼成させて形成する。
【0034】その後、陽極母線14及び誘電体層16を
含む背面板12の面上に抵抗体層18を形成する。
含む背面板12の面上に抵抗体層18を形成する。
【0035】このとき、抵抗体層18のペースト材料と
しては、高抵抗酸化物(例えば酸化亜鉛)を含有させた
粉末を用いる。この他にも低融点ガラス(例えば奥野製
薬製#OC−530)粉末や樹脂ビークル(例えば奥野
製薬製#6009)をペースト抵抗材料を混合させる。
このとき、それぞれの材料の混合する割合は以下のよう
にするのが良い。
しては、高抵抗酸化物(例えば酸化亜鉛)を含有させた
粉末を用いる。この他にも低融点ガラス(例えば奥野製
薬製#OC−530)粉末や樹脂ビークル(例えば奥野
製薬製#6009)をペースト抵抗材料を混合させる。
このとき、それぞれの材料の混合する割合は以下のよう
にするのが良い。
【0036】酸化亜鉛(ZnO)粉末:100g 低融点ガラス粉末 :50〜150g 樹脂ビークル :150〜250g 上述した抵抗ペースト材料を用いて陽極母線14及び誘
電体層16の表面に数回ベタ印刷を行った後、このペー
ストを例えば150℃の温度で約10分間の処理を行っ
て乾燥させる。このとき、樹脂ビークルの溶剤が蒸発し
てしまうため、抵抗体層に影響を与えることはない。
尚、このときの抵抗体層18の膜厚を約20μmとす
る。
電体層16の表面に数回ベタ印刷を行った後、このペー
ストを例えば150℃の温度で約10分間の処理を行っ
て乾燥させる。このとき、樹脂ビークルの溶剤が蒸発し
てしまうため、抵抗体層に影響を与えることはない。
尚、このときの抵抗体層18の膜厚を約20μmとす
る。
【0037】ただし、この混合の割合は、酸化亜鉛を基
準に取った場合の好適例である。従って、仮に、酸化亜
鉛の量を変化させた場合、低融点ガラス粉末や樹脂ビー
クルの量も変わってくる。また、抵抗体層18の膜厚の
厚さとの関係もあるため、これらの関係を考慮して最適
量が決定される。
準に取った場合の好適例である。従って、仮に、酸化亜
鉛の量を変化させた場合、低融点ガラス粉末や樹脂ビー
クルの量も変わってくる。また、抵抗体層18の膜厚の
厚さとの関係もあるため、これらの関係を考慮して最適
量が決定される。
【0038】次に、スクリーン印刷法を用いて任意好適
なパターン(ここでは、円筒状)の島状の表示陽極26
を抵抗体層18上に形成する。このとき表示陽極26の
材料として、アルミニウム(Al)ペーストを用いて抵
抗体層16上に印刷した後、このペーストを例えば15
0℃の温度で約10分間の処理を行って乾燥させ、その
後、例えば580℃の温度で約10分(ピーク保持時
間)間の処理を行って抵抗体層18及び表示陽極26を
同時に焼成する。このときビークル樹脂が分解してなく
なる。
なパターン(ここでは、円筒状)の島状の表示陽極26
を抵抗体層18上に形成する。このとき表示陽極26の
材料として、アルミニウム(Al)ペーストを用いて抵
抗体層16上に印刷した後、このペーストを例えば15
0℃の温度で約10分間の処理を行って乾燥させ、その
後、例えば580℃の温度で約10分(ピーク保持時
間)間の処理を行って抵抗体層18及び表示陽極26を
同時に焼成する。このときビークル樹脂が分解してなく
なる。
【0039】更に、抵抗体層18上に任意好適な方法に
よって表示セル22を画成すべき隔壁24と表示セル区
域内の蛍光体層28とを形成する。
よって表示セル22を画成すべき隔壁24と表示セル区
域内の蛍光体層28とを形成する。
【0040】一方、陽極母線14と対向する補助陽極3
0を抵抗体層18上に形成する。この補助陽極30は上
述した陽極母線14の形成のときと同様なスクリーン印
刷法によって形成する。このとき、表示陽極26と補助
陽極30間の絶縁性を確保するため、好ましくは、補助
陽極30と抵抗体層18の間に誘電体層32を設けるの
が良い。
0を抵抗体層18上に形成する。この補助陽極30は上
述した陽極母線14の形成のときと同様なスクリーン印
刷法によって形成する。このとき、表示陽極26と補助
陽極30間の絶縁性を確保するため、好ましくは、補助
陽極30と抵抗体層18の間に誘電体層32を設けるの
が良い。
【0041】更に、前面板10の面上に複数の陰極20
を形成する。この陰極22も陽極母線14の形成のとき
と同様にスクリーン印刷法によって帯状(ストライプ
状)に延在させて形成する。このとき、陰極22を、前
面板10上に陽極母線14と直交させて設ける。そし
て、この前面板10と先に形成した背面板12とを対向
させて位置合わせを行った後、両者を固定し、然る後、
表示セル22内に任意好適な放電ガスを封入してガス放
電表示パネルの主要構造が形成される。
を形成する。この陰極22も陽極母線14の形成のとき
と同様にスクリーン印刷法によって帯状(ストライプ
状)に延在させて形成する。このとき、陰極22を、前
面板10上に陽極母線14と直交させて設ける。そし
て、この前面板10と先に形成した背面板12とを対向
させて位置合わせを行った後、両者を固定し、然る後、
表示セル22内に任意好適な放電ガスを封入してガス放
電表示パネルの主要構造が形成される。
【0042】このような方法によって形成された抵抗体
層18の抵抗値は、数百キロオームから数メガオームの
値が得られた。従って、所望の高抵抗を得るためには、
抵抗体層のペースト材料の酸化亜鉛粉末、低融点ガラス
粉末及び樹脂ビークルの混合比を調整し、抵抗体層18
の膜厚の厚さを決めれば良い。それ故、従来のようにL
字型の長い抵抗体層を形成する必要がなくなるため、パ
ネルの高精細化が可能になる。しかも、抵抗体層18を
形成する場合、従来のようにスクリーン印刷を用いず、
ベタ印刷で膜厚を均一に形成できるため、抵抗体層18
の形状バラツキによる抵抗値のバラツキも軽減される。
層18の抵抗値は、数百キロオームから数メガオームの
値が得られた。従って、所望の高抵抗を得るためには、
抵抗体層のペースト材料の酸化亜鉛粉末、低融点ガラス
粉末及び樹脂ビークルの混合比を調整し、抵抗体層18
の膜厚の厚さを決めれば良い。それ故、従来のようにL
字型の長い抵抗体層を形成する必要がなくなるため、パ
ネルの高精細化が可能になる。しかも、抵抗体層18を
形成する場合、従来のようにスクリーン印刷を用いず、
ベタ印刷で膜厚を均一に形成できるため、抵抗体層18
の形状バラツキによる抵抗値のバラツキも軽減される。
【0043】この発明の実施例の抵抗値のバラツキを測
定した結果は、抵抗値の膜厚を20μ(抵抗値としては
1MΩに相当する)にすることによって3シグマ(σ)
で15%程度のバラツキに抑えることができた。
定した結果は、抵抗値の膜厚を20μ(抵抗値としては
1MΩに相当する)にすることによって3シグマ(σ)
で15%程度のバラツキに抑えることができた。
【0044】一方、従来の方法で形成された抵抗体層の
抵抗値のバラツキは、3σで50%〜60%程度あっ
た。
抵抗値のバラツキは、3σで50%〜60%程度あっ
た。
【0045】また、それぞれの陽極母線14間が抵抗体
層18によって結合されていても絶縁性は十分確保でき
ることを発明者らは確認している。すなわち、抵抗体層
の厚さ方向の抵抗値が1MΩの場合、陽極母線14間に
500Vの電圧を印加しても絶縁抵抗は、数ギガオーム
の値を示し、絶縁性は十分確保されていた。尚、このと
きの陽極母線14間の距離を500μmとし、抵抗体層
の厚さを約20μmとする。
層18によって結合されていても絶縁性は十分確保でき
ることを発明者らは確認している。すなわち、抵抗体層
の厚さ方向の抵抗値が1MΩの場合、陽極母線14間に
500Vの電圧を印加しても絶縁抵抗は、数ギガオーム
の値を示し、絶縁性は十分確保されていた。尚、このと
きの陽極母線14間の距離を500μmとし、抵抗体層
の厚さを約20μmとする。
【0046】上述したこの発明の実施例の説明から理解
できるように、抵抗体層のバラツキを小さくできるた
め、パネルの表示特性(例えば輝度特性)や寿命の向上
を図ることができる。
できるように、抵抗体層のバラツキを小さくできるた
め、パネルの表示特性(例えば輝度特性)や寿命の向上
を図ることができる。
【0047】また、上述した実施例の製造工程では説明
の理解を助けるために、形成条件(例えばペーストの形
成材料やペーストの焼成温度及び乾燥温度やペーストが
含む成分の重量および膜厚)として具体的な材料及び数
値を挙げて説明したが、これらは一例にすぎず従って設
計に応じて任意好適に変更できる。
の理解を助けるために、形成条件(例えばペーストの形
成材料やペーストの焼成温度及び乾燥温度やペーストが
含む成分の重量および膜厚)として具体的な材料及び数
値を挙げて説明したが、これらは一例にすぎず従って設
計に応じて任意好適に変更できる。
【0048】また、この発明の実施例では、抵抗体層の
導電性物質に、酸化亜鉛(ZnO)を用いたが、例えば
導電性物質を、酸化インジウム(In2 O3 )、酸化錫
(SnO2 )及び酸化インジウム錫の酸化物群の中から
選択した一種類の酸化物又は二種類以上の酸化物として
も酸化亜鉛の場合と同様な効果を期待できる。
導電性物質に、酸化亜鉛(ZnO)を用いたが、例えば
導電性物質を、酸化インジウム(In2 O3 )、酸化錫
(SnO2 )及び酸化インジウム錫の酸化物群の中から
選択した一種類の酸化物又は二種類以上の酸化物として
も酸化亜鉛の場合と同様な効果を期待できる。
【0049】また、抵抗体層を、酸化亜鉛とアルミナ
(Al2 O3 )又はリチウム(Li)と低融点ガラスと
を含んで成る抵抗体層としても良く、その場合にも酸化
亜鉛を低融点ガラスとを含んだ抵抗体層の場合と同様な
効果が期待できる。
(Al2 O3 )又はリチウム(Li)と低融点ガラスと
を含んで成る抵抗体層としても良く、その場合にも酸化
亜鉛を低融点ガラスとを含んだ抵抗体層の場合と同様な
効果が期待できる。
【0050】また、この発明の実施例では、表示陽極側
に抵抗体層を形成したが、陰極側に設けても良い。
に抵抗体層を形成したが、陰極側に設けても良い。
【0051】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のガス放電表示パネルの構成によれば、複数の第
二表示電極を具えた前面板と前面板を放電ガスを介して
封着された背面板とを具えている。そして、背面板上に
は、第二表示電極と対向する面側に第二表示電極と直交
する複数の第一電極母線と、第一電極母線を含む背面板
の面上に設けられた抵抗体層と、更に、抵抗体層上に第
二表示電極及び第一電極母線と対向し、かつ、碁盤状に
配設されている複数の第一表示電極とを具えている。従
って、第一電極母線と第一表示電極とは、抵抗体層を介
して電気的に接続されており、かつ、抵抗体層の抵抗値
は、抵抗体層の膜厚方向で数百KΩ〜数MΩになる。こ
のとき抵抗体層の材料として、導電性物質と低融点ガラ
スとを含む材料を用いるのが良い。このように抵抗体層
の膜厚の厚さを設定し、かつ、抵抗体層の導電性物質、
低融点ガラス及び樹脂ビークルの混合比を調整すること
によって所望の高抵抗値の抵抗体層が得られる。従っ
て、抵抗体層の抵抗値を厚さ方向で制御できるため、従
来のようにL字型に長く伸ばす必要がなくなり、表示セ
ルを高精細化できる。
の発明のガス放電表示パネルの構成によれば、複数の第
二表示電極を具えた前面板と前面板を放電ガスを介して
封着された背面板とを具えている。そして、背面板上に
は、第二表示電極と対向する面側に第二表示電極と直交
する複数の第一電極母線と、第一電極母線を含む背面板
の面上に設けられた抵抗体層と、更に、抵抗体層上に第
二表示電極及び第一電極母線と対向し、かつ、碁盤状に
配設されている複数の第一表示電極とを具えている。従
って、第一電極母線と第一表示電極とは、抵抗体層を介
して電気的に接続されており、かつ、抵抗体層の抵抗値
は、抵抗体層の膜厚方向で数百KΩ〜数MΩになる。こ
のとき抵抗体層の材料として、導電性物質と低融点ガラ
スとを含む材料を用いるのが良い。このように抵抗体層
の膜厚の厚さを設定し、かつ、抵抗体層の導電性物質、
低融点ガラス及び樹脂ビークルの混合比を調整すること
によって所望の高抵抗値の抵抗体層が得られる。従っ
て、抵抗体層の抵抗値を厚さ方向で制御できるため、従
来のようにL字型に長く伸ばす必要がなくなり、表示セ
ルを高精細化できる。
【0052】また、従来のスクリーン印刷法に比べてベ
タ印刷を用いて抵抗体層を形成するため、抵抗値のバラ
ツキが小さくなる。従って、抵抗体層を流れる電流も安
定し、表示品質や寿命の向上を図ることができる。
タ印刷を用いて抵抗体層を形成するため、抵抗値のバラ
ツキが小さくなる。従って、抵抗体層を流れる電流も安
定し、表示品質や寿命の向上を図ることができる。
【0053】また、この発明の形成方法によれば、先
ず、背面板の一方の面上に第一電極母線を形成する。続
いて、第一電極母線を含む背面板の一方の面上の全面に
抵抗体層を厚膜で形成する。このように抵抗体層を全面
に設けることによって例えばベタ印刷法で容易に抵抗体
層の膜厚を精度良く制御できる。従って、抵抗体層の膜
厚によって所望の高抵抗値を得ることができる。
ず、背面板の一方の面上に第一電極母線を形成する。続
いて、第一電極母線を含む背面板の一方の面上の全面に
抵抗体層を厚膜で形成する。このように抵抗体層を全面
に設けることによって例えばベタ印刷法で容易に抵抗体
層の膜厚を精度良く制御できる。従って、抵抗体層の膜
厚によって所望の高抵抗値を得ることができる。
【0054】その後、抵抗体層上に第一表示電極を第一
電極母線と対向させて碁盤目状に形成する。このように
第一表示電極を小さい表面積にすることによって蛍光体
領域が広くなり、表示パネルの輝度が大きくなる。
電極母線と対向させて碁盤目状に形成する。このように
第一表示電極を小さい表面積にすることによって蛍光体
領域が広くなり、表示パネルの輝度が大きくなる。
【図1】この発明の実施例の要部構成を部分的に切り欠
いて概略的に示す平面図である。
いて概略的に示す平面図である。
【図2】(A)及び(B)は、この発明の実施例の要部
構成を概略的に示す断面図である。
構成を概略的に示す断面図である。
【図3】(A)及び(B)は、従来のガス放電パネルを
説明するために供する平面図及び断面図である。
説明するために供する平面図及び断面図である。
10:前面板 12:背面板 14:陽極母線 16:誘電体層 18:抵抗体層 20:陰極 22:表示セル 24:隔壁 26:表示陽極 30:補助陽極 32:誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小岩 一郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 澤井 秀夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の第二表示電極を具えた前面板と、 該前面板と放電ガスを介して封着された背面板とを具
え、 該背面板は、前記第二表示電極と対向する面側に該第二
表示電極と直交する複数の第一電極母線と、該第一電極
母線を含む前記背面板の面上に設けられた抵抗体層と、
該抵抗体層上に前記第二電極及び前記第一電極母線と対
向し、かつ、複数の碁盤目状に配設された複数の第一表
示電極とを具えていることを特徴とするガス放電表示パ
ネル。 - 【請求項2】 前記抵抗体層は、導電性物質と、低融点
ガラスとを含むことを特徴とする請求項1記載のガス放
電パネル。 - 【請求項3】 前記導電性物質は、酸化インジウム、酸
化錫及び酸化インジウム錫の酸化物群中から選択した一
種類の酸化物又は複数種類の酸化物としたことを特徴と
する請求項1記載のガス放電表示パネル。 - 【請求項4】 前記抵抗体層は、酸化亜鉛と、低融点ガ
ラスとを含むことを特徴とする請求項1記載のガス放電
表示パネル。 - 【請求項5】 前記抵抗体層は、酸化亜鉛と、アルミナ
又はリチウムと、低融点ガラスとを含むことを特徴とす
る請求項1記載のガス放電表示パネル。 - 【請求項6】 ガス放電パネルを形成するに当たり、 背面板の一方の面上に第一電極母線を形成する工程と、 該第一電極母線を含む前記背面板の一方の面上の全面に
抵抗体層を厚膜で形成する工程と、 前記抵抗体層上に第一表示電極を前記第一電極母線と対
向させて碁盤目状に形成する工程とを含むことを特徴と
するガス放電パネルの形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225763A JPH0778566A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ガス放電表示パネル及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225763A JPH0778566A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ガス放電表示パネル及びその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778566A true JPH0778566A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16834431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5225763A Pending JPH0778566A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ガス放電表示パネル及びその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100289651B1 (ko) * | 1998-06-29 | 2001-10-26 | 박종섭 | 플라즈마디스플레이패널의형광체층형성방법 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5225763A patent/JPH0778566A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100289651B1 (ko) * | 1998-06-29 | 2001-10-26 | 박종섭 | 플라즈마디스플레이패널의형광체층형성방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990706 |