JPH0779011A - 半導体受光素子 - Google Patents
半導体受光素子Info
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- JPH0779011A JPH0779011A JP5224398A JP22439893A JPH0779011A JP H0779011 A JPH0779011 A JP H0779011A JP 5224398 A JP5224398 A JP 5224398A JP 22439893 A JP22439893 A JP 22439893A JP H0779011 A JPH0779011 A JP H0779011A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速応答可能な半導体受光素子を提供する。
【構成】 絶縁膜105上のボンディングパッド106
aを、ドット状に形成された複数の支持領域7と、受光
領域104及び金ワイヤ107を接続するための接続領
域6とで構成する。 【効果】 ワイヤボンディングによって金ボール108
は支持領域7に固着されるとともに、金ワイヤ107は
接続領域6で受光領域104と電気的に接続される。そ
して、ボンディングパッド106aが絶縁膜105に密
着してn−InP層103と向かい合っている面積を小
さくして寄生容量を小さくする。寄生容量が小さくなる
ことによって半導体受光素子の高速応答が可能になる。
aを、ドット状に形成された複数の支持領域7と、受光
領域104及び金ワイヤ107を接続するための接続領
域6とで構成する。 【効果】 ワイヤボンディングによって金ボール108
は支持領域7に固着されるとともに、金ワイヤ107は
接続領域6で受光領域104と電気的に接続される。そ
して、ボンディングパッド106aが絶縁膜105に密
着してn−InP層103と向かい合っている面積を小
さくして寄生容量を小さくする。寄生容量が小さくなる
ことによって半導体受光素子の高速応答が可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速応答が可能な半
導体受光素子に関するものである。
導体受光素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体受光素子、例えば、フォトダイオ
ード〔Photodiode(以下PDと記す。)〕を高速応答で
きるようにするためには、電極の寄生容量を減らすこと
が一般に行われる。PDの場合に、電極の容量で最も大
きく作用するのは、PDチップを電気的に結線するため
にワイヤをボンディングする為のボンディングパッド部
分である。ボンディング用のワイヤは通常直径25μm
程度の金線であり、この金線を熱圧着するために圧着後
の金の塑性変形を考慮すると75μmφ程度の面積を有
するボンディングパッドが必要となる。この面積は、光
を受ける受光部分の面積よりも通常は大きく、PDの高
速応答性を阻害することになる。
ード〔Photodiode(以下PDと記す。)〕を高速応答で
きるようにするためには、電極の寄生容量を減らすこと
が一般に行われる。PDの場合に、電極の容量で最も大
きく作用するのは、PDチップを電気的に結線するため
にワイヤをボンディングする為のボンディングパッド部
分である。ボンディング用のワイヤは通常直径25μm
程度の金線であり、この金線を熱圧着するために圧着後
の金の塑性変形を考慮すると75μmφ程度の面積を有
するボンディングパッドが必要となる。この面積は、光
を受ける受光部分の面積よりも通常は大きく、PDの高
速応答性を阻害することになる。
【0003】従来のフォトダイオードについて図9を用
いて説明する。図9は従来のPDの構造を模式的に示し
た図である。図9(a)は、従来のフォトダイオードの
構成の一部を示す平面図であり、図9(b)は図9
(a)に示したフォトダイオードのX−X断面図であ
る。なお、図9(b)には、図9(a)では省いたボン
ディングされた金ワイヤも合わせて記載している。図に
おいて、101はn−InP基板、102はn−InG
aAs(光吸収)層、103はn−InP層、105は
SiNからなる絶縁膜、104はZnを拡散した受光領
域、206は金メッキによるボンディングパッド、10
7は先端に金ボール108を有する金ワイヤである。
いて説明する。図9は従来のPDの構造を模式的に示し
た図である。図9(a)は、従来のフォトダイオードの
構成の一部を示す平面図であり、図9(b)は図9
(a)に示したフォトダイオードのX−X断面図であ
る。なお、図9(b)には、図9(a)では省いたボン
ディングされた金ワイヤも合わせて記載している。図に
おいて、101はn−InP基板、102はn−InG
aAs(光吸収)層、103はn−InP層、105は
SiNからなる絶縁膜、104はZnを拡散した受光領
域、206は金メッキによるボンディングパッド、10
7は先端に金ボール108を有する金ワイヤである。
【0004】この構造は、通常、次のようにして形成さ
れる。まず、準備されたn−InP基板101上に、気
相成長法などにより順次n−InGaAs層102、n
−InP層103を成長する。次に選択拡散あるいは、
選択イオン注入によりZnを拡散してp型受光領域10
4を形成する。受光領域を除きSiNなどの絶縁膜を半
導体ウェハ全体に成長した後、受光領域部分に対応する
絶縁膜を選択的に除去する。p型受光領域104に接
し、n型半導体領域には接しないように、すなわち絶縁
膜105上にボンディングパッド206を蒸着あるいは
メッキ等によって形成する。
れる。まず、準備されたn−InP基板101上に、気
相成長法などにより順次n−InGaAs層102、n
−InP層103を成長する。次に選択拡散あるいは、
選択イオン注入によりZnを拡散してp型受光領域10
4を形成する。受光領域を除きSiNなどの絶縁膜を半
導体ウェハ全体に成長した後、受光領域部分に対応する
絶縁膜を選択的に除去する。p型受光領域104に接
し、n型半導体領域には接しないように、すなわち絶縁
膜105上にボンディングパッド206を蒸着あるいは
メッキ等によって形成する。
【0005】この構造では、次に述べるような理由から
高周波信号に対しては充分応答できないという問題があ
った。即ち、ボンディングパッドは絶縁膜上に形成され
ているため、直流的にはp型受光領域104に電気的に
接触しているだけであるが、交流的にはこのボンディン
グパッド206は絶縁膜105を介してn型半導体層の
n−InP層103に対向しており寄生容量を有してい
る。
高周波信号に対しては充分応答できないという問題があ
った。即ち、ボンディングパッドは絶縁膜上に形成され
ているため、直流的にはp型受光領域104に電気的に
接触しているだけであるが、交流的にはこのボンディン
グパッド206は絶縁膜105を介してn型半導体層の
n−InP層103に対向しており寄生容量を有してい
る。
【0006】従って、周波数の高い信号に対しては、寄
生容量が、リーク経路を形成し、高周波応答特性を劣化
させることになる。できるだけ高周波特性を良くするた
めに、ボンディングパッド206の面積を小さくするこ
とが行われるが、接続用の金ワイヤの太さを考慮する
と、面積を小さくすることにも制限があった。
生容量が、リーク経路を形成し、高周波応答特性を劣化
させることになる。できるだけ高周波特性を良くするた
めに、ボンディングパッド206の面積を小さくするこ
とが行われるが、接続用の金ワイヤの太さを考慮する
と、面積を小さくすることにも制限があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォトダイオー
ドは以上のように構成されているので、金ワイヤ107
を用いて受光領域104との電気的接続を行うためにボ
ンディングパッド206を有しており、ボンディングパ
ッド206によって形成される寄生容量のため高速応答
性に制限がある等の問題点があった。
ドは以上のように構成されているので、金ワイヤ107
を用いて受光領域104との電気的接続を行うためにボ
ンディングパッド206を有しており、ボンディングパ
ッド206によって形成される寄生容量のため高速応答
性に制限がある等の問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、寄生容量を実効的に小さくする
ことにより高速応答が可能なフォトダイオードを得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、寄生容量を実効的に小さくする
ことにより高速応答が可能なフォトダイオードを得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
受光素子は、第1導電型の半導体層と、前記半導体層上
に形成された受光領域と、前記受光領域の周囲の前記半
導体層上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成さ
れ、前記受光領域の一部に接続した接続領域及び該接続
領域と分離して離散的に設けられた複数の支持領域から
なる、ワイヤボンディングのための電極とを備えて構成
されている。
受光素子は、第1導電型の半導体層と、前記半導体層上
に形成された受光領域と、前記受光領域の周囲の前記半
導体層上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成さ
れ、前記受光領域の一部に接続した接続領域及び該接続
領域と分離して離散的に設けられた複数の支持領域から
なる、ワイヤボンディングのための電極とを備えて構成
されている。
【0010】第2の発明に係る半導体受光素子は、第1
の発明の半導体受光素子において、前記電極の直下の周
囲の部分において前記半導体層の表面が彫り込まれてい
ることを特徴とする。
の発明の半導体受光素子において、前記電極の直下の周
囲の部分において前記半導体層の表面が彫り込まれてい
ることを特徴とする。
【0011】第3の発明に係る半導体受光素子は、第2
の発明の半導体受光素子において、前記電極の前記支持
領域の直下の前記第1導電型の半導体層の表面に、第2
導電型の半導体領域を設けたことを特徴とする。
の発明の半導体受光素子において、前記電極の前記支持
領域の直下の前記第1導電型の半導体層の表面に、第2
導電型の半導体領域を設けたことを特徴とする。
【0012】第4の発明に係る半導体受光素子は、第1
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域
の一部に接続した、ワイヤボンディングのための電極と
を備え、前記半導体層の表面の一部を彫り込んだことに
より、前記絶縁膜と前記電極の間の一部に空隙を設けた
ことを特徴とする。
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域
の一部に接続した、ワイヤボンディングのための電極と
を備え、前記半導体層の表面の一部を彫り込んだことに
より、前記絶縁膜と前記電極の間の一部に空隙を設けた
ことを特徴とする。
【0013】第5の発明に係る半導体受光素子は、第4
の発明の半導体受光素子において、前記絶縁膜と前記電
極とが接触している部分の直下の前記第1導電型の半導
体層の表面に、第2導電型の半導体領域を設けたことを
特徴とする。
の発明の半導体受光素子において、前記絶縁膜と前記電
極とが接触している部分の直下の前記第1導電型の半導
体層の表面に、第2導電型の半導体領域を設けたことを
特徴とする。
【0014】第6の発明に係る半導体受光素子は、第1
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域
の一部に接続した、ワイヤボンディングのための電極
と、前記電極の下の前記第1導電型の半導体層の表面に
形成された第2導電型の半導体領域とを備えて構成され
る。
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域
の一部に接続した、ワイヤボンディングのための電極
と、前記電極の下の前記第1導電型の半導体層の表面に
形成された第2導電型の半導体領域とを備えて構成され
る。
【0015】第7の発明に係る半導体受光素子は、所定
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された突出状の絶縁
体と、前記絶縁体上面に形成されたワイヤボンディング
のための電極と、 前記絶縁膜上及び前記絶縁体に形成
された、前記電極と前記受光領域とを接続するための前
記電極に比べて占有面積の小さな配線とを備えて構成さ
れている。
導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された受光
領域と、前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された突出状の絶縁
体と、前記絶縁体上面に形成されたワイヤボンディング
のための電極と、 前記絶縁膜上及び前記絶縁体に形成
された、前記電極と前記受光領域とを接続するための前
記電極に比べて占有面積の小さな配線とを備えて構成さ
れている。
【0016】
【作用】第1の発明における電極は、ボンディングの際
に複数の支持領域によりワイヤとの熱圧着が容易に行
え、接続領域によってワイヤと受光領域との電気的接続
を行うことができる。そして、支持領域を離散的に設け
ることによって、例えば支持領域を金属の小さなドット
の集合体のように設けることによって絶縁膜上の電極の
占有面積を少なくするとともにワイヤと絶縁膜との間に
空隙を形成して寄生容量を小さくすることができる。
に複数の支持領域によりワイヤとの熱圧着が容易に行
え、接続領域によってワイヤと受光領域との電気的接続
を行うことができる。そして、支持領域を離散的に設け
ることによって、例えば支持領域を金属の小さなドット
の集合体のように設けることによって絶縁膜上の電極の
占有面積を少なくするとともにワイヤと絶縁膜との間に
空隙を形成して寄生容量を小さくすることができる。
【0017】第2の発明における半導体層は、支持領域
周囲の半導体層の表面が彫り込まれており、その半導体
層表面に密着して絶縁膜が形成され、絶縁膜と電極に接
続されたワイヤとの間にできる空隙の高さを十分にとっ
て寄生容量を小さくすることができる。
周囲の半導体層の表面が彫り込まれており、その半導体
層表面に密着して絶縁膜が形成され、絶縁膜と電極に接
続されたワイヤとの間にできる空隙の高さを十分にとっ
て寄生容量を小さくすることができる。
【0018】第3の発明におけるpn接合は容量を有し
ており、pn接合による容量が支持領域と絶縁膜と半導
体層とでできる寄生容量に直列につながるため、信号に
影響を及ぼす容量成分を全体として減少させることがで
きる。
ており、pn接合による容量が支持領域と絶縁膜と半導
体層とでできる寄生容量に直列につながるため、信号に
影響を及ぼす容量成分を全体として減少させることがで
きる。
【0019】第4の発明における電極は、一部空隙を介
して絶縁膜と対向することとなる。電極がその空隙を介
して絶縁膜と対向する部分は、電極と絶縁膜とが密着し
ている部分に比べて容量が小さく、このような空隙を設
けることで寄生容量を減少することができる。
して絶縁膜と対向することとなる。電極がその空隙を介
して絶縁膜と対向する部分は、電極と絶縁膜とが密着し
ている部分に比べて容量が小さく、このような空隙を設
けることで寄生容量を減少することができる。
【0020】第5の発明における絶縁膜とpn接合とで
囲まれた領域は、絶縁膜と電極とが接触している部分の
直下に設けられ、絶縁膜と電極と半導体層とによって発
生する寄生容量にpn接合による容量を直列につなげる
ことができ、全体として信号に影響を及ぼす容量成分を
さらに減少させることができる。
囲まれた領域は、絶縁膜と電極とが接触している部分の
直下に設けられ、絶縁膜と電極と半導体層とによって発
生する寄生容量にpn接合による容量を直列につなげる
ことができ、全体として信号に影響を及ぼす容量成分を
さらに減少させることができる。
【0021】第6の発明におけるpn接合で囲まれた領
域は、絶縁膜と電極と半導体層とによって発生する寄生
容量にpn接合による容量を直列につなげて、全体とし
て信号に影響を及ぼす容量成分を減少させることができ
る。
域は、絶縁膜と電極と半導体層とによって発生する寄生
容量にpn接合による容量を直列につなげて、全体とし
て信号に影響を及ぼす容量成分を減少させることができ
る。
【0022】第7の発明における配線は、電極に比べて
占有面積が小さいので発生する寄生容量を小さく抑える
ことができる。
占有面積が小さいので発生する寄生容量を小さく抑える
ことができる。
【0023】
【実施例】以下この発明の第1実施例について図1を用
いて説明する。図1はこの発明の第1実施例によるフォ
トダイオードの構成を示す図である。図1(a)はフォ
トダイオードの電極部分を拡大した平面図であり、図1
(b)は図1(a)のI−I断面図である。なお、図1
(b)には、図1(a)では省いたボンディングされた
金ワイヤも合わせて記載している。図1において、6は
その一部が受光領域104上に形成されて受光領域10
4に電気的に接続され、その他の部分が絶縁膜105上
に形成され金ワイヤ107の先端の金ボール108と接
続される金属(Au)からなる接続領域、7はそれぞれ
絶縁膜105上に離散的に形成され金ボール108を支
持するための金属(Au)からなる支持領域であり、ボ
ンディングパッド106aは接続領域6と複数の支持領
域7とからなっている。図1において、図9と同一符号
で示したものは図9に示したものに相当する部分であ
る。
いて説明する。図1はこの発明の第1実施例によるフォ
トダイオードの構成を示す図である。図1(a)はフォ
トダイオードの電極部分を拡大した平面図であり、図1
(b)は図1(a)のI−I断面図である。なお、図1
(b)には、図1(a)では省いたボンディングされた
金ワイヤも合わせて記載している。図1において、6は
その一部が受光領域104上に形成されて受光領域10
4に電気的に接続され、その他の部分が絶縁膜105上
に形成され金ワイヤ107の先端の金ボール108と接
続される金属(Au)からなる接続領域、7はそれぞれ
絶縁膜105上に離散的に形成され金ボール108を支
持するための金属(Au)からなる支持領域であり、ボ
ンディングパッド106aは接続領域6と複数の支持領
域7とからなっている。図1において、図9と同一符号
で示したものは図9に示したものに相当する部分であ
る。
【0024】図から分かるように、受光領域104とボ
ンディングワイヤ107との接続は、ボンディングパッ
ド106aの接続領域6を介して行われる。金ボール1
08と固着してボンディングワイヤ107を固定してい
るのは主に支持領域7である。しかし、支持領域7が離
散的に形成されているため、支持領域7のない部分で
は、金ボール108が空隙8を介して絶縁膜105と対
向している。このように、支持領域7のない部分では、
支持領域7部分に比べて、金ボール108が絶縁膜10
5及びn−InP層103とともに形成する寄生容量が
極めて小さくなる。従って、図9に示したボンディング
パッド206が絶縁膜105と接する面積に対して、接
続領域6と支持領域7とからなるボンディングパッド1
06aが絶縁膜105と接する面積が減少した分だけ、
ボンディングパッド106aを有するフォトダイオード
は寄生容量を減少させることができる。そして、高速応
答が可能になり、例えば、遮断周波数20GHz以上を
可能とした。
ンディングワイヤ107との接続は、ボンディングパッ
ド106aの接続領域6を介して行われる。金ボール1
08と固着してボンディングワイヤ107を固定してい
るのは主に支持領域7である。しかし、支持領域7が離
散的に形成されているため、支持領域7のない部分で
は、金ボール108が空隙8を介して絶縁膜105と対
向している。このように、支持領域7のない部分では、
支持領域7部分に比べて、金ボール108が絶縁膜10
5及びn−InP層103とともに形成する寄生容量が
極めて小さくなる。従って、図9に示したボンディング
パッド206が絶縁膜105と接する面積に対して、接
続領域6と支持領域7とからなるボンディングパッド1
06aが絶縁膜105と接する面積が減少した分だけ、
ボンディングパッド106aを有するフォトダイオード
は寄生容量を減少させることができる。そして、高速応
答が可能になり、例えば、遮断周波数20GHz以上を
可能とした。
【0025】ボンディングパッド106aを形成するた
めには、従来のPDのボンディングパッドと同様に大き
な面積を有する金属円板(通常50−60μmφ)を形
成した後、写真製版等により選択的にエッチングを行い
複数のドット(支持領域7)とT字型の接続領域6から
なるボンディングパッド106aに仕上げる。ドット
(支持領域7)の形状は円形とは限らず矩形等自由に選
ぶことができる。又ドットの寸法は、直径数μmから1
0μm程度に設定することが望ましい。又ドットの高さ
は、金ボール108をドット(支持領域7)に熱圧着し
たとき金ボール108が塑性変形した「底」の部分が絶
縁膜に接しない程度の厚みであればよい。通常数μm程
度に選ぶことが望ましい。図には支持領域7が円形状に
配置されているが、これに限られることはなく放射状、
直線状等任意の形状に配置しても差し支えない。またド
ット(支持領域7)の数も図に示すように多数個の必要
はなく、ワイヤボンディングできる程度の数があればよ
い。ドットの数を減らすことで容易にボンディングパッ
ドによる容量を半減あるいはそれ以下に減らすことが可
能である。
めには、従来のPDのボンディングパッドと同様に大き
な面積を有する金属円板(通常50−60μmφ)を形
成した後、写真製版等により選択的にエッチングを行い
複数のドット(支持領域7)とT字型の接続領域6から
なるボンディングパッド106aに仕上げる。ドット
(支持領域7)の形状は円形とは限らず矩形等自由に選
ぶことができる。又ドットの寸法は、直径数μmから1
0μm程度に設定することが望ましい。又ドットの高さ
は、金ボール108をドット(支持領域7)に熱圧着し
たとき金ボール108が塑性変形した「底」の部分が絶
縁膜に接しない程度の厚みであればよい。通常数μm程
度に選ぶことが望ましい。図には支持領域7が円形状に
配置されているが、これに限られることはなく放射状、
直線状等任意の形状に配置しても差し支えない。またド
ット(支持領域7)の数も図に示すように多数個の必要
はなく、ワイヤボンディングできる程度の数があればよ
い。ドットの数を減らすことで容易にボンディングパッ
ドによる容量を半減あるいはそれ以下に減らすことが可
能である。
【0026】また、選択エッチングによりドット(支持
領域7)を形成したが、選択メッキによりドットを形成
しても良く、また、ドットの材料も金に限られることは
なく、銀、アルミニウムなどであっても良い。
領域7)を形成したが、選択メッキによりドットを形成
しても良く、また、ドットの材料も金に限られることは
なく、銀、アルミニウムなどであっても良い。
【0027】次に、この発明の第2実施例について図2
を用いて説明する。図2は、この発明の第2実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図2(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図2(b)は図2(a)のII−II断面図である。な
お、図2(b)には、図2(a)では省いたボンディン
グされた金ワイヤも記載している。図2において、9は
ボンディングパッド106aとn−InP層103をエ
ッチングすることによって生じた空隙であり、その他図
1と同一符号のものは図1で示したものに相当する部分
である。第1実施例に示したフォトダイオードでは、ボ
ンディングパッド106aを形成している金属(Au)
を成形して複数の支持領域7を形成したが、ボンディン
グパッド106aの厚みが充分でない場合(言い替える
と空隙8の高さが充分でない場合)がある。このとき
は、半導体層であるn−InP層103のうちボンディ
ングパッド106aが形成されない部分をエッチング
し、図1に示した空隙8よりもさらに深い空隙9を形成
する。
を用いて説明する。図2は、この発明の第2実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図2(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図2(b)は図2(a)のII−II断面図である。な
お、図2(b)には、図2(a)では省いたボンディン
グされた金ワイヤも記載している。図2において、9は
ボンディングパッド106aとn−InP層103をエ
ッチングすることによって生じた空隙であり、その他図
1と同一符号のものは図1で示したものに相当する部分
である。第1実施例に示したフォトダイオードでは、ボ
ンディングパッド106aを形成している金属(Au)
を成形して複数の支持領域7を形成したが、ボンディン
グパッド106aの厚みが充分でない場合(言い替える
と空隙8の高さが充分でない場合)がある。このとき
は、半導体層であるn−InP層103のうちボンディ
ングパッド106aが形成されない部分をエッチング
し、図1に示した空隙8よりもさらに深い空隙9を形成
する。
【0028】空隙9の作製方法としては、受光領域10
4を形成するためのZnを選択的に拡散した後、n−I
nP層103を選択的にエッチングし、全面に絶縁膜1
05を形成する。その後、金メッキ層を選択的に行うか
あるいは、全面に金メッキを施したのち選択的に金を除
去する。n−InPのエッチングには、塩酸などを用い
てもよく、またドライエッチング技術を適用しても構わ
ない。またエッチングの深さは、n−InP層の厚みに
相当(1〜3μm)しても良いし、n−InPを貫通
し、n−InGaAs層に達しても、あるいはn−In
P層中でエッチングを止めてn−InP層の途中までの
深さにしてもよい。
4を形成するためのZnを選択的に拡散した後、n−I
nP層103を選択的にエッチングし、全面に絶縁膜1
05を形成する。その後、金メッキ層を選択的に行うか
あるいは、全面に金メッキを施したのち選択的に金を除
去する。n−InPのエッチングには、塩酸などを用い
てもよく、またドライエッチング技術を適用しても構わ
ない。またエッチングの深さは、n−InP層の厚みに
相当(1〜3μm)しても良いし、n−InPを貫通
し、n−InGaAs層に達しても、あるいはn−In
P層中でエッチングを止めてn−InP層の途中までの
深さにしてもよい。
【0029】次に、この発明の第3実施例について図3
を用いて説明する。図3は、この発明の第3実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図3(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図3(b)は図3(a)のIII −III 断面図であ
る。なお、図3(b)には、図3(a)では省いたボン
ディングされた金ワイヤも記載されている。上記第1実
施例では、ボンディングパッド106aを接続領域6と
複数の支持領域7とで構成し、金ボール108を支持す
るための支持領域7全体の面積を削減することによって
寄生容量を減少させた。さらに、この第3実施例では、
図1に示したドット状に形成されたボンディングパッド
106aの下にpn接合を形成して寄生容量をさらに減
少させている。
を用いて説明する。図3は、この発明の第3実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図3(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図3(b)は図3(a)のIII −III 断面図であ
る。なお、図3(b)には、図3(a)では省いたボン
ディングされた金ワイヤも記載されている。上記第1実
施例では、ボンディングパッド106aを接続領域6と
複数の支持領域7とで構成し、金ボール108を支持す
るための支持領域7全体の面積を削減することによって
寄生容量を減少させた。さらに、この第3実施例では、
図1に示したドット状に形成されたボンディングパッド
106aの下にpn接合を形成して寄生容量をさらに減
少させている。
【0030】図3において、11は支持領域7直下のn
−InP層103及びInGaAs層102にZnを拡
散したZn拡散領域、12はZnを拡散することによっ
てp型半導体領域となったZn拡散領域11とn型半導
体領域であるn−InP層103及びn−InGaAs
層102との境界面にできるpn接合であり、その他図
1と同一符号で示したものは図1に示したものに相当す
る部分である。
−InP層103及びInGaAs層102にZnを拡
散したZn拡散領域、12はZnを拡散することによっ
てp型半導体領域となったZn拡散領域11とn型半導
体領域であるn−InP層103及びn−InGaAs
層102との境界面にできるpn接合であり、その他図
1と同一符号で示したものは図1に示したものに相当す
る部分である。
【0031】p型半導体とn型半導体との境界面のpn
接合は容量をもっている。電位差は図に対して上下方向
に発生する。従って、寄生容量として働くのは、図の上
下方向に直列に接続される、支持領域7、絶縁膜及び半
導体層103で形成されるキャパシタの容量とpn接合
の容量とからなる合成容量である。容量は直列につなげ
ばつなぐ程合計の容量は小さくなる性質があるため、ド
ット(支持領域7)の下にpn接合を形成することによ
って第3の実施例ではさらに寄生容量が低減され、より
高周波の信号に対応できることとなる。
接合は容量をもっている。電位差は図に対して上下方向
に発生する。従って、寄生容量として働くのは、図の上
下方向に直列に接続される、支持領域7、絶縁膜及び半
導体層103で形成されるキャパシタの容量とpn接合
の容量とからなる合成容量である。容量は直列につなげ
ばつなぐ程合計の容量は小さくなる性質があるため、ド
ット(支持領域7)の下にpn接合を形成することによ
って第3の実施例ではさらに寄生容量が低減され、より
高周波の信号に対応できることとなる。
【0032】pn接合の形成は、Znを拡散して受光領
域104を形成するとき、拡散マスクを変更し受光領域
のみならず、支持領域7を形成すべき部分のn−InP
層103及びInGaAs層102にも拡散が行えるよ
うにしておけば、特別工程を設けることもなく、支持領
域7の下にpn接合を形成することができる。
域104を形成するとき、拡散マスクを変更し受光領域
のみならず、支持領域7を形成すべき部分のn−InP
層103及びInGaAs層102にも拡散が行えるよ
うにしておけば、特別工程を設けることもなく、支持領
域7の下にpn接合を形成することができる。
【0033】次に、この発明の第4実施例について図4
を用いて説明する。図4は、この発明の第4実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図4(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図4(b)は図4(a)のIV−IV断面図である。な
お、図4(b)には、図4(a)では省いたボンディン
グされた金ワイヤも記載されている。第3実施例に示し
たフォトダイオードでは、ボンディングパッド106a
を形成している金属(Au)を成形して複数の支持領域
7を形成するとともに、支持領域7の下にpn接合を形
成したが、ボンディングパッド106aの厚みが充分で
ない場合(言い替えると空隙8の高さが充分でない場
合)がある。このときは、第2実施例のフォトダイオー
ドと同様に、半導体層であるn−InP層103のうち
ボンディングパッド106aが形成されない部分をエッ
チングし、図3に示した空隙8よりもさらに深い空隙1
3を形成することができる。空隙13を深くすることで
金ボール108と絶縁膜105との間で十分距離を保
て、寄生容量を小さくすることができる。
を用いて説明する。図4は、この発明の第4実施例によ
るフォトダイオードの構成を示す図である。図4(a)
はフォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であ
り、図4(b)は図4(a)のIV−IV断面図である。な
お、図4(b)には、図4(a)では省いたボンディン
グされた金ワイヤも記載されている。第3実施例に示し
たフォトダイオードでは、ボンディングパッド106a
を形成している金属(Au)を成形して複数の支持領域
7を形成するとともに、支持領域7の下にpn接合を形
成したが、ボンディングパッド106aの厚みが充分で
ない場合(言い替えると空隙8の高さが充分でない場
合)がある。このときは、第2実施例のフォトダイオー
ドと同様に、半導体層であるn−InP層103のうち
ボンディングパッド106aが形成されない部分をエッ
チングし、図3に示した空隙8よりもさらに深い空隙1
3を形成することができる。空隙13を深くすることで
金ボール108と絶縁膜105との間で十分距離を保
て、寄生容量を小さくすることができる。
【0034】次に、この発明の第5実施例について図5
を用いて説明する。図5はこの発明の第5実施例による
フォトダイオードの構成を示す図である。図5(a)は
フォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であり、
図5(b)は図5(a)のV−V断面図である。なお、
図5(b)には、図5(a)では省いたボンディングさ
れた金ワイヤも記載されている。図5において、14は
n−InP層103をエッチングすることによって生じ
た空隙であり、その他図9と同一符号のものは図9で示
したものに相当する部分である。第5実施例は、第2実
施例において、金ワイヤとボンディングパッドの接着を
より確実にするために、図2に示した孤立しているドッ
ト状のボンディングパッド106aを連結したものであ
る。この場合、空隙14は保存されるように連結するこ
とが必要である。空隙201が残っているために、パッ
ドの面積自体は図9に示した従来のフォトダイオードと
同じであるが、空隙(空気)の誘電率が充分小さいため
に、実効的な寄生容量は第1あるいは第2実施例と同程
度に低い値となり高速応答が可能となる。
を用いて説明する。図5はこの発明の第5実施例による
フォトダイオードの構成を示す図である。図5(a)は
フォトダイオードの電極部分を拡大した平面図であり、
図5(b)は図5(a)のV−V断面図である。なお、
図5(b)には、図5(a)では省いたボンディングさ
れた金ワイヤも記載されている。図5において、14は
n−InP層103をエッチングすることによって生じ
た空隙であり、その他図9と同一符号のものは図9で示
したものに相当する部分である。第5実施例は、第2実
施例において、金ワイヤとボンディングパッドの接着を
より確実にするために、図2に示した孤立しているドッ
ト状のボンディングパッド106aを連結したものであ
る。この場合、空隙14は保存されるように連結するこ
とが必要である。空隙201が残っているために、パッ
ドの面積自体は図9に示した従来のフォトダイオードと
同じであるが、空隙(空気)の誘電率が充分小さいため
に、実効的な寄生容量は第1あるいは第2実施例と同程
度に低い値となり高速応答が可能となる。
【0035】図5のように金メッキを空隙14の上にも
広がるようにするためには、例えば、n−InP層10
3をエッチングして絶縁膜を形成した後、空隙14にホ
トレジストなどを充填し、全面に金を蒸着、あるいは金
メッキを施してから、ホトレジストを除去すると良い。
広がるようにするためには、例えば、n−InP層10
3をエッチングして絶縁膜を形成した後、空隙14にホ
トレジストなどを充填し、全面に金を蒸着、あるいは金
メッキを施してから、ホトレジストを除去すると良い。
【0036】次に、この発明の第6実施例について図6
を用いて説明する。図6(a)はフォトダイオードの電
極部分を拡大した平面図であり、図6(b)は図6
(a)のVI−VI断面図である。なお、図6(b)には、
図6(a)では省いたボンディングされた金ワイヤも記
載されている。図6において、11は絶縁膜105の下
のZnを拡散したZn拡散領域、12はZnを拡散する
ことによってp型半導体領域となったZn拡散領域11
とn型半導体領域であるn−InP層103及びInG
aAs層102との境界面にできるpn接合であり、そ
の他図5と同一符号で示したものは図5に示したものに
相当する部分である。
を用いて説明する。図6(a)はフォトダイオードの電
極部分を拡大した平面図であり、図6(b)は図6
(a)のVI−VI断面図である。なお、図6(b)には、
図6(a)では省いたボンディングされた金ワイヤも記
載されている。図6において、11は絶縁膜105の下
のZnを拡散したZn拡散領域、12はZnを拡散する
ことによってp型半導体領域となったZn拡散領域11
とn型半導体領域であるn−InP層103及びInG
aAs層102との境界面にできるpn接合であり、そ
の他図5と同一符号で示したものは図5に示したものに
相当する部分である。
【0037】上記第5実施例では、ボンディングパッド
106の下のn−InP層103をエッチングして空隙
14を形成することによって寄生容量を減少させた。そ
して、この第6実施例では、図5に示したボンディング
パッド106が絶縁膜105と接触している部分の下に
pn接合を形成してさらに寄生容量を減少させている。
なお、pn接合の形成は第3実施例と同様に行える。
106の下のn−InP層103をエッチングして空隙
14を形成することによって寄生容量を減少させた。そ
して、この第6実施例では、図5に示したボンディング
パッド106が絶縁膜105と接触している部分の下に
pn接合を形成してさらに寄生容量を減少させている。
なお、pn接合の形成は第3実施例と同様に行える。
【0038】次に、この発明の第7実施例について図7
を用いて説明する。図7(a)はフォトダイオードの電
極部分を拡大した平面図であり、図7(b)は図8
(a)のVII −VII 断面図である。なお、図7(b)に
は、図7(a)では省いたボンディングされた金ワイヤ
も記載されている。図において、11は絶縁膜105の
下のZnを拡散した領域、12はZnを拡散することに
よってp型半導体領域となったZn拡散領域11とn型
半導体領域であるn−InP層103及びInGaAs
層102との境界面にできるpn接合であり、その他図
9と同一符号で示したものは図9に示したものに相当す
る部分である。このように、pn接合のみを設け、pn
接合による容量を、絶縁膜105を挟んで発生する寄生
容量と直列に接続することよっても全体としての寄生容
量を減少させることができる。この場合には、上記各実
施例ほどの効果はないが、従来に比べて高速応答が可能
になる。
を用いて説明する。図7(a)はフォトダイオードの電
極部分を拡大した平面図であり、図7(b)は図8
(a)のVII −VII 断面図である。なお、図7(b)に
は、図7(a)では省いたボンディングされた金ワイヤ
も記載されている。図において、11は絶縁膜105の
下のZnを拡散した領域、12はZnを拡散することに
よってp型半導体領域となったZn拡散領域11とn型
半導体領域であるn−InP層103及びInGaAs
層102との境界面にできるpn接合であり、その他図
9と同一符号で示したものは図9に示したものに相当す
る部分である。このように、pn接合のみを設け、pn
接合による容量を、絶縁膜105を挟んで発生する寄生
容量と直列に接続することよっても全体としての寄生容
量を減少させることができる。この場合には、上記各実
施例ほどの効果はないが、従来に比べて高速応答が可能
になる。
【0039】次に、この発明の第8実施例について図8
を用いて説明する。図8はこの発明の第8実施例による
フォトダイオードの電極部分の構成を示す斜視図であ
る。ボンディングパッドの面積を小さくするには、金ワ
イヤの圧着等との関係で限界がある。また、絶縁膜10
5を厚くすると剥離し易くなるなどの悪影響がでる。そ
こで、第8実施例では、ボンディングパッドと絶縁膜と
の間隔を長くすることで寄生容量を低減している。
を用いて説明する。図8はこの発明の第8実施例による
フォトダイオードの電極部分の構成を示す斜視図であ
る。ボンディングパッドの面積を小さくするには、金ワ
イヤの圧着等との関係で限界がある。また、絶縁膜10
5を厚くすると剥離し易くなるなどの悪影響がでる。そ
こで、第8実施例では、ボンディングパッドと絶縁膜と
の間隔を長くすることで寄生容量を低減している。
【0040】図8において、52はボンディングパッ
ド、51はボンディングパッド50と絶縁膜105との
間に設けられボンディングパッド50を支えるポリイミ
ド製の円筒、52は絶縁膜105上に形成された受光領
域104と金ワイヤ107とを電気的に接続するための
金メッキ配線、53はポリイミド製の円筒の中心に形成
されボンディングパッド50と金メッキ配線52とを接
続する金リード柱である。
ド、51はボンディングパッド50と絶縁膜105との
間に設けられボンディングパッド50を支えるポリイミ
ド製の円筒、52は絶縁膜105上に形成された受光領
域104と金ワイヤ107とを電気的に接続するための
金メッキ配線、53はポリイミド製の円筒の中心に形成
されボンディングパッド50と金メッキ配線52とを接
続する金リード柱である。
【0041】p型の受光領域104から金メッキ配線5
2(幅10μm程度)を形成し、その端に10μm程度
の円柱状の金層(金リード柱53)を形成する。その高
さは数μmとする。具体的には金メッキ配線52を形成
後、ポリイミドなどの誘電体を絶縁膜105全体に塗布
写真製版により、直径十μm程度の穴を金メッキ配線5
2の端に対応するように形成する。そして、金リード柱
53は、電気メッキあるいは、金ペーストなどの導電材
料を該穴に充填して形成する。その後、金ワイヤ107
が熱圧着できる面積の金メッキ層をつけてボンディング
パッド50を形成する。その後、ポリイミドを写真製版
で円柱状に加工してポリイミド製の円筒51を作る。
2(幅10μm程度)を形成し、その端に10μm程度
の円柱状の金層(金リード柱53)を形成する。その高
さは数μmとする。具体的には金メッキ配線52を形成
後、ポリイミドなどの誘電体を絶縁膜105全体に塗布
写真製版により、直径十μm程度の穴を金メッキ配線5
2の端に対応するように形成する。そして、金リード柱
53は、電気メッキあるいは、金ペーストなどの導電材
料を該穴に充填して形成する。その後、金ワイヤ107
が熱圧着できる面積の金メッキ層をつけてボンディング
パッド50を形成する。その後、ポリイミドを写真製版
で円柱状に加工してポリイミド製の円筒51を作る。
【0042】寄生容量を発生するのは、金メッキ配線5
2と金リード柱53の断面積であり、充分小さな値にす
ることが可能である。金ワイヤ107がボンディングさ
れる金メッキ層(ボンディングパッド50)はポリイミ
ド製の円筒51によって半導体基板から数μm以上離れ
ているので寄生容量としてはあまり寄与せず、高速応答
性を確保することができる。例えば、遮断周波数20G
Hz以上を可能とした。
2と金リード柱53の断面積であり、充分小さな値にす
ることが可能である。金ワイヤ107がボンディングさ
れる金メッキ層(ボンディングパッド50)はポリイミ
ド製の円筒51によって半導体基板から数μm以上離れ
ているので寄生容量としてはあまり寄与せず、高速応答
性を確保することができる。例えば、遮断周波数20G
Hz以上を可能とした。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明の半導
体受光素子によれば、絶縁膜上に形成され、受光領域の
一部に接続した接続領域及び該接続領域と分離して離散
的に設けられた複数の支持領域からなる、ワイヤボンデ
ィングのための電極を備えて構成されているので、電極
と絶縁膜と半導体層で発生する寄生容量を小さくして、
高速応答の可能な半導体受光素子を得ることができると
いう効果がある。
体受光素子によれば、絶縁膜上に形成され、受光領域の
一部に接続した接続領域及び該接続領域と分離して離散
的に設けられた複数の支持領域からなる、ワイヤボンデ
ィングのための電極を備えて構成されているので、電極
と絶縁膜と半導体層で発生する寄生容量を小さくして、
高速応答の可能な半導体受光素子を得ることができると
いう効果がある。
【0044】請求項2記載の発明の半導体受光素子によ
れば、電極の直下の周囲の部分において半導体層の表面
が彫り込まれているので、ワイヤと絶縁膜との空隙を十
分に確保でき、電極と絶縁膜と半導体層で発生する寄生
容量を小さくして、高速応答の可能な半導体受光素子を
得ることができるという効果がある。
れば、電極の直下の周囲の部分において半導体層の表面
が彫り込まれているので、ワイヤと絶縁膜との空隙を十
分に確保でき、電極と絶縁膜と半導体層で発生する寄生
容量を小さくして、高速応答の可能な半導体受光素子を
得ることができるという効果がある。
【0045】請求項3記載の発明の半導体受光素子によ
れば、電極の支持領域の直下の第1導電型の半導体層の
表面に、第2導電型の半導体領域を設けたので、pn接
合の容量によって、電極と絶縁膜と半導体層で発生する
寄生容量の影響を抑え、高速応答の可能な半導体受光素
子を得ることができるという効果がある。
れば、電極の支持領域の直下の第1導電型の半導体層の
表面に、第2導電型の半導体領域を設けたので、pn接
合の容量によって、電極と絶縁膜と半導体層で発生する
寄生容量の影響を抑え、高速応答の可能な半導体受光素
子を得ることができるという効果がある。
【0046】請求項4記載の発明の半導体受光素子によ
れば、半導体層の表面を彫り込んだことにより、絶縁膜
と電極の間の一部に空隙を設けたので、空隙の部分の容
量が小さくなることを利用して電極と絶縁膜と半導体層
で発生する寄生容量を小さくして、高速応答の可能な半
導体受光素子を得ることができるという効果がある。
れば、半導体層の表面を彫り込んだことにより、絶縁膜
と電極の間の一部に空隙を設けたので、空隙の部分の容
量が小さくなることを利用して電極と絶縁膜と半導体層
で発生する寄生容量を小さくして、高速応答の可能な半
導体受光素子を得ることができるという効果がある。
【0047】請求項5記載の発明の半導体受光素子によ
れば、絶縁膜と電極とが接触している部分の直下の第1
導電型の半導体層の表面に、第2導電型の半導体領域を
設けたので、pn接合の容量によって、電極と絶縁膜と
半導体層で発生する寄生容量の影響を抑え、さらに高速
応答の可能な半導体受光素子を得ることができるという
効果がある。
れば、絶縁膜と電極とが接触している部分の直下の第1
導電型の半導体層の表面に、第2導電型の半導体領域を
設けたので、pn接合の容量によって、電極と絶縁膜と
半導体層で発生する寄生容量の影響を抑え、さらに高速
応答の可能な半導体受光素子を得ることができるという
効果がある。
【0048】請求項6記載の発明の半導体受光素子によ
れば、電極の下の第1導電型の半導体層の表面に形成さ
れた第2導電型の半導体領域を備えているので、pn接
合の容量によって、電極と絶縁膜と半導体層で発生する
寄生容量の影響を抑え、高速応答の可能な半導体受光素
子を得ることができるという効果がある。
れば、電極の下の第1導電型の半導体層の表面に形成さ
れた第2導電型の半導体領域を備えているので、pn接
合の容量によって、電極と絶縁膜と半導体層で発生する
寄生容量の影響を抑え、高速応答の可能な半導体受光素
子を得ることができるという効果がある。
【0049】請求項7記載の発明の半導体受光素子によ
れば、絶縁膜上に形成された突出状の絶縁体と、絶縁体
上面に形成されたワイヤボンディングのための電極と、
絶縁膜上及び絶縁体に形成された、電極と受光領域とを
接続するための電極に比べて占有面積の小さな配線とを
備えて構成されているので、配線と絶縁膜と半導体層で
発生する寄生容量が小さく、そのため高速応答の可能な
半導体受光素子を得ることができるという効果がある。
れば、絶縁膜上に形成された突出状の絶縁体と、絶縁体
上面に形成されたワイヤボンディングのための電極と、
絶縁膜上及び絶縁体に形成された、電極と受光領域とを
接続するための電極に比べて占有面積の小さな配線とを
備えて構成されているので、配線と絶縁膜と半導体層で
発生する寄生容量が小さく、そのため高速応答の可能な
半導体受光素子を得ることができるという効果がある。
【図1】この発明の第1実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図2】この発明の第2実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図3】この発明の第3実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図4】この発明の第4実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図5】この発明の第5実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図6】この発明の第6実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図7】この発明の第7実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図8】この発明の第8実施例によるフォトダイオード
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図9】従来のフォトダイオードの構成の一部を示す図
である。
である。
8,9,13,14 空隙 50,106,106a ボンディングパッド 11 Zn拡散領域 12 pn接合 51 ポリイミド製の円筒 52 金メッキ配線 53 金リード柱 101 n−InP基板 102 n−InGaAs層 103 n−InP層 104 受光領域 105 絶縁膜 107 金ワイヤ 108 金ボール
Claims (7)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体層と、 前記半導体層上に形成された受光領域と、 前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成された絶縁
膜と、 前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域の一部に接続し
た接続領域及び該接続領域と分離して離散的に設けられ
た複数の支持領域からなる、ワイヤボンディングのため
の電極とを備える、半導体受光素子。 - 【請求項2】 前記電極の直下の周囲の部分において前
記半導体層の表面が彫り込まれていることを特徴とす
る、請求項1記載の半導体受光素子。 - 【請求項3】 前記電極の前記支持領域の直下の前記第
1導電型の半導体層の表面に、第2導電型の半導体領域
を設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2記
載の半導体受光素子。 - 【請求項4】 第1導電型の半導体層と、 前記半導体層上に形成された受光領域と、 前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成された絶縁
膜と、 前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域の一部に接続し
た、ワイヤボンディングのための電極とを備え、 前記半導体層の表面の一部を彫り込むことにより、前記
絶縁膜と前記電極の間の一部に空隙を設けたことを特徴
とする、半導体受光素子。 - 【請求項5】 前記絶縁膜と前記電極とが接触している
部分の直下の前記第1導電型の半導体層の表面に、第2
導電型の半導体領域を設けたことを特徴とする、請求項
4記載の半導体受光素子。 - 【請求項6】 第1導電型の半導体層と、 前記半導体層上に形成された受光領域と、 前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成された絶縁
膜と、 前記絶縁膜上に形成され、前記受光領域の一部に接続し
た、ワイヤボンディングのための電極と、 前記電極の下の前記第1導電型の半導体層の表面に形成
された第2導電型の半導体領域とを備える、半導体受光
素子。 - 【請求項7】 所定導電型の半導体層と、 前記半導体層上に形成された受光領域と、 前記受光領域の周囲の前記半導体層上に形成された絶縁
膜と、 前記絶縁膜上に形成された突出状の絶縁体と、 前記絶縁体上面に形成されたワイヤボンディングのため
の電極と、 前記絶縁膜上及び前記絶縁体に形成された、前記電極と
前記受光領域とを接続するための前記電極に比べて占有
面積の小さな配線とを備える、半導体受光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224398A JPH0779011A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 半導体受光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224398A JPH0779011A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 半導体受光素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779011A true JPH0779011A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16813129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5224398A Pending JPH0779011A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 半導体受光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779011A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008235487A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子部品、電子部品の製造方法、加速度センサ、及び加速度センサの製造方法 |
| JP2010225654A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Toyota Central R&D Labs Inc | 半導体装置 |
| JP2010258342A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Toyota Central R&D Labs Inc | 半導体基板 |
| WO2020178995A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224398A patent/JPH0779011A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| TWI735167B (zh) * | 2019-03-06 | 2021-08-01 | 日商三菱電機股份有限公司 | 半導體裝置 |
| JPWO2020178995A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2021-09-13 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
| CN113474871A (zh) * | 2019-03-06 | 2021-10-01 | 三菱电机株式会社 | 半导体装置 |
| KR20210121125A (ko) | 2019-03-06 | 2021-10-07 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
| CN113474871B (zh) * | 2019-03-06 | 2023-10-20 | 三菱电机株式会社 | 半导体装置 |
| US11876061B2 (en) | 2019-03-06 | 2024-01-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device including bond pad with fixing parts fixed onto insulating film |
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