JPH077924Y2 - 医療用電極 - Google Patents

医療用電極

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JPH077924Y2
JPH077924Y2 JP1989110830U JP11083089U JPH077924Y2 JP H077924 Y2 JPH077924 Y2 JP H077924Y2 JP 1989110830 U JP1989110830 U JP 1989110830U JP 11083089 U JP11083089 U JP 11083089U JP H077924 Y2 JPH077924 Y2 JP H077924Y2
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は医療用電極(biomedical electrodes)に関す
るものである。一層具体的にいえば本考案は、患者また
は被験動物の皮膚面に取付けるのに適した電極に関す
る。本考案は特に、可撓性を有し、かつ、比較的薄形で
あるという利点を有する電極に関する。
従来の技術 心電図診断学は、心臓内で生じた電流を記録し診断する
ことに関するものであつて、これは既にかなりよく発達
し、そして現在もなお急速に発達しつつある。心電図診
断技術は医学および獣医学の両方の分野において容易に
利用できるものである。本明細書には本考案を医学分野
で利用することについて詳細に記載されているけれど
も、本考案が獣医学の分野においても勿論有利に利用で
きるものであることは、容易に理解されるであろう。
心電図(ECG)は心電計で得られ、心電計は心臓を横切
つて流れる電流の電位を測定する装置である。実際に
は、患者の皮膚面に電極を装着し、電極を心電計に電気
的に接続する。電極は一般に、種々の生物学的現象に伴
つて生じる電気信号を正確に検出しそして送信し得るも
のでなければならない。したがつて電極は一般に、電気
信号を受けるための広い電導性表面を有し、導体(電導
性表面)と患者の間に電導性の良好な界面を有し、そし
て、測定操作の実施時に患者と電極との間の相対的運動
を避けるために、患者に固定できるものでなければなら
ない。
心電図は種々の医学分野で利用され、たとえば静止状態
で行われる診察、外科室や救急治療室における治療、心
臓病治療ユニツト、重病治療ユニツト、外来診察室等で
利用され、さらにまた、心臓の活動の恒常的管理機能を
欠き、実質的に活動を規制し得ない患者のために選定さ
れた継続的または間欠的観察手段として利用される。後
者の患者の場合には、一般に患者に携帯用モニタたとえ
ばベルト型モニタが装着される。このモニタは、患者の
身体に取付けられた複数の電極に電気的に接続される。
この種のモニタの例にはホルターのモニタ装置があげら
れる。
患者の心臓の活動が大体正常であり、かつ患者がその行
動について実質的に制限をうけていないときに、心臓の
モニタリングのために心電計を使用する場合には、若干
の特別な問題が生じる。これらの特別な問題のうちのい
くつかについて、以下の文節において簡単に説明する。
1.このような患者は、衣服を着て日常の生活をしながら
治療ができるようにしなければならない。したがつて、
使用される電極はその機能が着衣等によつて容易に妨害
されないものでなければならない。さらに、電極と共に
使用される皮膚接着剤(電極を患者の皮膚に接着させる
ために使用される接着剤)および/または電解質溶液ま
たは電導性接着剤は、接着によつて充分に保持されるも
のであるべきであり(たとえば電極中に封入すべきであ
り)、これによつて、患者の衣服との接触が防止され、
したがつて衣服の汚れや損傷が防止され、患者の生活の
快適性および利便性が保たれる。さらにまた、比較的薄
形であつて、装着時に目立たない電極を患者が一般に好
むことにも留意すべきである。
2.前記のモニタリングの期間中に患者がかなり動くこと
があり得る。測定すべき電気信号への干渉を避けるため
に、患者と電極との間の実質的な相対的運動を防止する
ことが重要である。したがつて、患者が動いたりまたは
身体をねじつたりしたときに容易にたわみ得るような電
極を使用することが必要である。さらに、患者の身体に
比較的長期間にわたつて確実に強く接着し得るような電
極であることが一般に必要である。
3.使用時には、電極にカツプラー装置によつてリード線
を取付け、このリード線を心電計に接続する。或場合に
は、モニタリングの期間中にリード線を何回も着脱する
こともあり得る。
前記の条件下で有利に使用できる電極として、構造およ
び/または機能の異なる若干の種類の電極が考えられ
る。このような電極の構造および/または機能について
簡単に説明する。
1.心電計のリード線に簡単かつ確実に電気的接続を具合
よく行い得るような構造を有する電極が好ましい。
2.患者の身体と電極との接着部に著しく有害な応力を与
えることなくモニタに簡単に接続できるような構造を有
する電極が好ましい。
3.電極の部材を実質的に損なうことなく電線の着脱を何
回も行い得るような構造にするのが好ましい。しかしな
がら、家庭で使用される場合には、この治療法の指導者
はリード線の接続解除を多分好まないであろう。
4.具合よく操作を行うために、患者の身体と電極との間
に良好な電導性界面を形成させることが重要である。こ
の目的のために、患者の身体と電極内の電導性部材との
間に電解質のゲルあるいは電導性接着剤が配置できる。
患者の身体の所定の位置に電極を長時間にわたつて、医
師の継続的な管理なしに保持しなければならない場合に
は、次のごとく操作するのが好ましい。
(a)患者の身体と電極との間の場所から実質的な量の
電解質のゲルおよび/または電導性接着剤の漏出が防止
できるかまたは少なくとも実質的に抑制できるような構
造の電極を使用する。
(b)電解質のゲルおよび/または電導性接着剤の作用
に干渉するおそれのある水やごみのような異種物質が、
患者の身体と電極との間の界面に侵入するのを実質的に
防止しなければならない。
5.実質的に長い時間にわたつて心電計用電極を装着して
普通の生活をしている患者の場合には、電極装着部の近
くの皮膚面が水と接触することがあり得る。たとえば、
患者は雨、通常の入浴、事故による出血等のために身体
が濡れることがあり得る。これは種々の態様で電極に影
響を与えることがあり、たとえば次のことが考えられ
る。(a)水分の存在は電気信号中のノイズの原因とな
り得る。
(b)水分は電極の各部材の劣化の原因となり得る。
(c)水分が患者の身体と電極との接着部の界面に侵入
した場合には、この水分が該接着部の界面に悪影響を与
えることがあり得る。したがつて、水分による前記の事
故の防止のために、電極を耐水性構造のものにするのが
好ましい。
6.電極に接続される前記リード線の末端部は、心電計
(すなわちモニタ)と接続できるようにするために、少
なくとも一部が裸出した電導性の部分を有する。患者が
動いた場合にリード線の前記電導性の部分が患者の身体
に直接に接触しないように、電解質のゲルおよび/また
は電導性接着剤に直接に接触しないように、および/ま
たはその隣のリード線および/または電極に直接に接触
しないように構成された電極が好ましい。
7.患者が普通に動くときに、リード線がかなり強く引張
られることがあり得る。たとえば、患者が動いたり身体
を曲げたりしたときに、リード線が強く引張られること
がある。この結果として電極に引張力がかかり、さらに
また、患者の身体と電極との間の界面に存在する接着剤
にも応力がかかる。この応力によつて電極が患者の身体
からはがれることを実質的かつ効果的に防止できるよう
な構造を有する電極を使用するのが好ましい。
8.医師による管理が行われずに外来患者に使用された後
に、または他の態様で使用された後に、医療用電極は廃
棄されるのが実際には好ましい。したがって、電極を比
較的安価にかつ高能率で製造することが必要である。大
量生産技術によつて作られた安価な部材を用いて容易に
組立てることができるような構造を有する電極が好まし
い。
9.容易に予想されるように、医療用電極を装着して普通
の生活をしている患者が偶然に或物と衝突し、すなわ
ち、前記の医療用電極の近くの場所が前記の物と接触す
ることがあり得る。さらにまた、胸の上に電極を装着し
た患者は、胃の上に平坦な状態で置きたいと思うことも
あり得る。医療用電極は、前記の接触や圧力下において
も決して破損しないような構造のものに作るのが好まし
い。さらに、医療用電極は硬質の突出部を有しないこと
が好ましい。なぜならば、電極が前記のごとく接触した
りまたは押圧されたときに該突出部が患者の身体に突き
あたつて傷をつけることがあり得るからである。
10.医療用電極を装着した患者にX線検査が行われるこ
とがある。X線写真像において、“影に関する問題”を
起さないような医療用電極を使用するのが好ましい。す
なわち、電極によつて生ずる像が比較的薄く、X線写真
像の検査の際に全く影響を与えないような電極が好まし
い。
11.電極内の係合部(すなわち、クリツプ等による係合
によつてモニタと接続される部分)が、スイツチとして
間欠的かつ反復的に手によつて操作される部分であるこ
とは容易に理解されるであろう。電極内の係合部は手で
操作されるから、当該電極装置の接合部等に不所望の引
張力がかかり、装置の故障の原因となることがある。モ
ニタとの接続のためにクリツプまたリード線との係合部
を前記のごとく手で操作しても、決して早期故障等の不
所望の故障を起さないような構造を有する医療用電極が
好ましい。
12.電極内の種々の部分を手で操作する場合には、いわ
ゆるまくれ上がりが認められることがある。このまくれ
上がりは、電極の周縁部が患者の皮膚面からまくれ上が
ることである。これによつて、電気信号にノイズが生
じ、電導性接着剤が汚染する等の問題が起ることがあ
る。このようなまくれ上がりを最小限に抑制または阻止
するような構造を有する電極を製造するのが好ましい。
電極の構成および機能に関する前記の説明から明らかな
ように、絶縁部材の第2面にタブ部を設けるのが好まし
い。本考案の3種の好ましい具体例について、以下の文
節において詳細に説明する。これらの具体例に係る電極
は種々の方法によつて製造できる。
本考案の第1具体例について述べると、この場合の電極
の中の絶縁部材は、実質的に非電導性材料からなる第1
区域および第2区域を含むものである。前記の第1区域
および第2区域の各々は、辺境部を包含する辺縁部を有
する。この電極は、前記の第1区域および第2区域が互
いに実質的に同一平面上に(Coplanar)位置するように
配向している。前記の辺縁部は互いに対向しかつオーバ
ラツプしている。電導性部材は電極内で配向しており、
そのタブ部は、絶縁部材の前記の2つの区域のオーバラ
ツプ辺縁部の辺境部の間の場所に突出している。その結
果として、タブ部は一般に絶縁部材の片面上に配向して
おり、パツド部は絶縁部材の別の片面上に配向してい
る。勿論、電導性部材の一部(一般にタブ部の一部)は
前記の2つの面の間を貫ぬいてのびている。
第2具体例に係る電極について述べる。この場合におい
ても絶縁部材は、非電導性材料からなる第1区域と第2
区域とを含み、各区域は辺縁部を有する。この第2具体
例では、絶縁部材の第1区域および第2区域は、互いに
実質的に同一平面上に位置するように配向している。そ
の辺縁部は互いに対向するように、ただし相互にオーバ
ラツプしないように配向している。すなわち、これらの
辺縁部は互いに向かいあつており、その間にあるシーム
部を画定する。第2具体例では、前記区域の間に画定さ
れた前記シーム部をタブ部が貫いて突出するように、電
導性部材が配向している。その結果として、第1具体例
の場合と同様にタブ部は一般に絶縁部材の片面上に位置
し、パツド部はその反対側の片面上に位置する。
前記の2つの区域の間の前記シーム部を密封するため
に、密封用テープを、シーム部の延長部およびタブ部上
にオーバラツプさせて貼着できる。添付図面および詳細
な説明から容易に理解されるように、この構成によつて
シーム部の一体性および強度が改善され、漏電の危険性
も著しく低下し、かつ、電導性部材の若干の区域におい
て所望通りの補強が達成できる。
第3具体例について述べると、この場合の絶縁部材は、
非電導性材料からなる1つの区域を有する。この区域の
中にスリツト部、すなわち間隙が存在する。電導性部材
は絶縁部材に対して配向しており、タブ部は前記スリツ
ト部を貫ぬいてのびており、そしてこの構成によれば、
パツド部は絶縁部材の片面上に位置し、タブ部は別の片
面上に位置する。第3具体例では、任意的に密封用テー
プが使用でき、すなわち該テープを、前記スリツト部お
よびタブ部を覆うように貼着できる。第2具体例におい
て密封用テープを用いることによつて得られる効果と同
様な効果が、第3具体例においても得られる。
前記のごとき一般的構成によつて、種々の好ましい効果
が得られる。たとえば、本考案に係る医療用電極は可撓
性を有するから、この電極は患者の身体の一部に容易に
装着できる。本考案の医療用電極を装着した患者が動い
た身体をねじつたときでも、この患者の身体の運動およ
び/またはねじれに適合するように電極は容易に屈曲し
得る。
さらに、既述の詳細な記述から明らかなように、この電
極は比較的容易に製造できる。さらにまた、この電極は
比較的安価な材料から製造できる。費用の点からみて、
使い捨て型の電極として商業的に採算可能な新規電極が
容易に製造できる。
既述の説明から容易に理解されるように、本考案の前記
の好ましい具体例のいずれかに従つて作られた医療用電
極が使用するときには、電導性部材のタブ部の大部分
を、絶縁部材の外面上によりかかつた状態に保つ。次い
で、心電モニタのリード線をタブ部に接続する。この電
気的接続はクリツプまたは留金部材を用いて行う。クリ
ツプまたは留金部材は電導性部材のタブ部に取付けるこ
とができる。この電極は既述の構造を有するために、電
導性要素を内部に備えたクリツプまたは留金部材は、既
述の絶縁部材によつて患者の身体と直接に接触せず、患
者の身体から完全に絶縁されている。すなわちクリツプ
または留金部材が、前記電導性部材を通じ送られる信号
以外の信号を受信することは全くない。その結果とし
て、本考案の電極では、心電モニタに受信されるべき所
望信号を妨害する偶発的なノイズの発生の可能性はほと
んど皆無である。既述の説明および添付図面から明らか
なように、好ましい具体例では患者の身体からのクリツ
プまたは留金部材の絶縁が確実な方法によつて行われ
る。もし所望ならば、クリツプを所定の位置に保つため
の接着テープまたはその類似物の使用を省略してもよ
く、このような場合でさえ絶縁は確実に行われる。これ
によつて、クリツプの着脱が所望に応じて容易に実施で
き、かつ患者の気分が一層よくなる。
一般に、患者の身体に装着するために、絶縁部材の第1
面に皮膚接着剤(skin adhesive)を塗布する。次い
で、この医療用電極を患者の身体に接着剤で接着して固
定し、所定の用途に使用する。さらにまた、パツド部材
と患者の身体との間に電導性接着剤またはゲルを使用す
る。添付図面から容易に理解されるように、このように
構成した場合には、比較的平坦な電導性部材が、絶縁部
材および患者の身体に実質的に平行にのびている電極が
製造できる。クリツプやリード線が引張られることによ
つて電導性部材に外力がかかるが、この外力の最大の成
分は、電導性部材のパツド部/絶縁部材および患者の身
体の間の界面上に剪断力として作用するであろう。この
医療用電極では外力が上記のように作用するから、これ
によつて電極が患者の身体から剥離することは全くな
い。公知の電極の場合には、別の種類の成分をもつ外力
がかかり、すなわち、該電極を患者の身体から剥離させ
るように作用する外力がかかることがある。
本考案に係る電極の構造は好ましいものであると考えら
れる。なぜならば前記の引張力を具合よく“処理”する
からである。すなわち、引張力は剪断力に変換され、し
たがつて、患者の身体と電極との間の接着剤の作用は全
くそこなわれない。従来の電極ではその構造上の理由か
ら、前記の剥離をもたらす外力がかかりやすく、かつ、
それと共に接着剤がそこなわれることがあつた。
前記の詳細な説明から明らかなように、本考案の好まし
い具体例に従つて作られた医療用電極には、硬質の突起
部を有する部材は全く存在しない。このような突起部が
存在する場合には、医療用電極を装着した患者が電極装
着部の近傍の場所を偶然にぶつつけたときまたは電極を
下にして横臥したときに、患者に苦痛を与え、または打
ちきずが生ずることがある。さらに、前記の比較的平坦
な各部材は、前記のごとき患者の動きによつて故障する
ことがない。
好ましい具体例では、医療用電極の電導性部材のパツド
部と患者の身体との電気的接続のために、電導性接着剤
またはゲルが使用される。電導性部材のパツド部の周縁
部を絶縁部材の辺境部が完全に包囲するように該辺境部
を画定できるように、絶縁部材の相対的寸法(電導性部
材のパツド部の寸法基準)を定めるのが好ましい。すな
わち、電導性部材のパツド部の全表面積は絶縁部材の第
1面の全表面積より小であり、絶縁部材の第1面は電導
性部材のパツド部上に重なつた裏張材として役立つ。そ
の結果として、皮膚接着剤の少なくとも一部が、電導性
接着剤またはゲルの区域を完全に包囲してひろがる辺境
部を形成するであろう。皮膚接着剤は医療用電極の周縁
部から電導性接着剤またはゲルを絶縁するために、すな
わち隔離するために使用できるものである。
前記の構成によつて種々の利益が得られる。第1に、種
々の部材と電導性接着剤またはゲルとの接触を防止でき
る。すなわち、電導性接触剤またはゲルの劣化が防止で
きる。さらにまた、電導性接着剤またはゲルの漏出によ
る不所望の信号ノイズの発生も防止できる。
使用される感圧性の皮膚接着剤は、電導性を有するもの
である必要はない。一般に皮膚接着剤は通常の電導性接
着剤または電解質のゲルよりも寿命が長く、かつ、接着
力が大である。その結果として、医療用電極の辺縁部
(この場所は、電導性接着剤でなく皮膚接着剤によつて
具合よく患者の身体に接着される)が短時間内にまくれ
上がることはなく、したがつて、電導性部材のパツド部
のすぐ近くの場所での漏電や汚染は全く起らない。かな
り長時間にわたつて良好な密封性を保つことは、外来患
者用の電極にとつて特に望ましいことである。なぜなら
ば患者の運動量がかなり大きく、かつ、電極を所定の場
所に装着して入浴することもあり得るからである。
本考案に使用される実質的に平形の電導性部材は、ポリ
エステルフイルムのごとき可撓性重合体材料の少なくと
も片面に、銀/塩化銀系材料のごとき電導性材料の層を
形成されることによつて製造できる。比較的薄く、可撓
性が非常に大きく、かつ本考案の電極内に容易に装着で
きる材料が好ましい。また、これらの材料はX線に対し
比較的透明であり、したがつて、本考案の好ましい具体
例に従つて作られた医療用電極を装着した患者はそのま
まX線検査を受けることができ、“濃い影に起因する問
題”は全く起らない。すなわち、患者は、定期的なX線
検査のために医療用電極の着脱を行う必要はなく、すな
わち電極の着脱という面倒な操作から解放される。
一般に、前記の3種の具体例の各々において、絶縁部材
の外面すなわち前面の外側に沿つてのびている電導性部
材のタブ部は、フラツプ(すなわち垂れ幕)のごとく動
く傾向がある。すなわち、これが或方向に引張られたと
きに、これは電導性部材のパツド部と患者の身体との接
触を妨げる働きをする。さらに、若干の具体例では、タ
ブ部が動くことによつて医療用電極の構造の一体性がそ
こなわれ、不所望のノイズを発生してこれが心電モニタ
に受信され、または、電導性部材のパツド部材と患者の
身体の間の場所から電導性接着剤および/または電解質
のゲルのごとき電導性物質が漏出することがある。タブ
部に前記の問題が生ずるのを防ぐために、本考案の好ま
しい具体例では、パツド部に実質的に近い区域にタブ部
の一部を位置させ、適当な場所で接着剤等によつて固定
するのである。この固定は、電極の使用態様等に応じて
種種の方法によつて実施できる。たとえば、タブ部を絶
縁部材に適所において固定するために、タブ部の外面上
に、それと交叉する方向に接着テープを貼着できる。あ
るいは、タブ部と絶縁部材の片面とを接着させてもよ
く、同様な密封係合効果が得られる。
新品である医療用電極には、一般に絶縁部材の第1面に
保護用離形材(たとえば離形紙)またはその類似物が取
付けてある。使用時に、離形材は絶縁部材の第1面から
剥離でき、これによつて、皮膚接着剤および電導性接着
剤(または電解質のゲル)が裸出する。離形材として種
々の材料が使用でき、たとえばシリコーンを被覆したポ
リプロピレン材料が使用できる。好ましい具体例では、
離形材の剥離の促進のために、離形材の一部と絶縁部材
との間にスペーサまたはタブが配置され得る。
皮膚接着剤の代表的な具体例について述べると、これは
絶縁部材の第1面を完全に覆い、そしてこの皮膚接着剤
の区域の中央の場所に電導性接着剤を混在状態または局
所的分布状態で存在させることができる。普通の電導性
接着剤は、医療用電極のための非電導性の感圧性接着剤
によく接着しないことがある。このような場合には、電
導性接着剤と非電導性の皮膚接着剤との間に繊維層すな
わちスクリム層(scrim)を配置して、接着を促進する
ことができる。すなわち、電導性接着剤と非電導性の皮
膚接着剤との間の橋架け材として、薄層材料が使用でき
る。
添付図面は本考案の好ましい具体例を示したものであ
る。添付図面には種々の部材の寸法および/または層状
材料の厚みが過度に大きく示されているが、これは本考
案の構成を判り易く表現するためである。
好ましい具体例の詳細な記述 本考案の若干の具体例について詳細に説明する。これら
の具体例は単なる例示にすぎず、本考案はこれらの具体
例以外の種々多様な態様で実施できるものであることが
理解されるべきである。
第1図において、参照番号1は本考案の第1具体例に係
る医療用電極を表わす。第1図(斜視図)には電極1
が、心電モニタ2に接続された状態で示されている。モ
ニタ2は、図面に示されたような携帯用のベルト型モニ
タであつてよい。実質的に長い時間にわたつて医療用電
極を使用するが、日常の生活を制限する必要のないよう
な患者に対し、電極1のごとき本考案に係る電極は特に
適したものである。たとえば本考案に係る電極1は、約
1日間にわたつてベルト型モニタ2を装着する外来患者
が有利に使用できるものである。電極1のごとき種々の
医療用電極は、携帯用および非携帯用モニタを包含する
種々の種類のモニタ2と共に使用できる。
電極1にモニタ2に、一般にリード線5によつて電気的
に接続される。リード線5の第1末端部6にクリツプま
たは留金7を取付け、第2末端部8にモニタ2係合用の
ジヤツク9またはその類似物を取付ける。種々の種類の
クリツプ7が使用できる。第1図に記載のクリツプ7は
親指操作型のカム式スイツチ10を有する。スイツチ10を
矢印11の方にスライドさせると、後記の電極1内の薄板
状部材、特にタブ部がはさみこまれるようになつてい
る。
本考案に係る電極1は2つの主要部材を有し、すなわち
可撓性絶縁部材15と、実質的に平坦であつて可撓性を有
する電導性部材16とを有する。電導性部材16と絶縁性部
材15とを具合よく組合わせることによつて、既述の本考
案の種々の効果が確実に得られる。
第1図に示されているように、電導性部材16は一般にタ
ブ部18およびパツド部19を有する。本考案に従えば、電
導性部材16は絶縁部材15の方向に配向され、したがつて
パツド部19は絶縁部材15の片面(第1面)上に位置し、
タブ部18は一般に絶縁部材15の別の片面(第2面)上に
位置する。第1図には、パツド部19は絶縁部材15の下側
に破線で示されており、タブ部18の一部は絶縁部材15の
片面20上に実線で示されている。電導性部材16のタブ部
18は、電導性部材16の係合部[すなわちクリツプ7と係
合し得る部分]を包含することに注目されたい。好まし
い具体例に使用されるタブ部18は、電導性部材16からの
びている比較的細長い形の延長部に相当する。
電導部材16のパツド部19は、患者の身体から電気信号を
受ける場所である。一般にパツド部19の「全表面積」
(gross surface area)は比較的大である。ここに使用
された用語「全表面積」は、パツド部19の周囲全体の寸
法に基いて算出される値であるが、パツド部19の電導性
の面の顕微鏡的検査によつて測定できる表面積であると
は限らない。用語「表面積」また「全表面積」は、パツ
ド部19の片面のみの表面積を意味する。本考案の好まし
具体例に従つて作られる大人の患者用の電極では、パツ
ド部19の全表面積は約0.65−6.5cm2であるべきである。
一方、タブ部18の全長は約2.2−2.6cmであり、幅は約0.
8−1.2cmであるべきである。図面に示されたパツド部19
では幅の値は長さの値より約60%大であるが、寸法およ
び形態は種々変えることができる。
使用時には、電導性部材16のパツド部19と患者の身体と
の間に電導性材料が配置される。この電導性材料は一般
に電解質のゲルまたは電導性接着剤である。本考案の好
ましい具体例では、電導性接着剤が使用される。なぜな
らば、これはパツド部19と患者の身体との間の良好な電
導体として役立つのみならず、接着剤としても役立ち、
すなわち、長時間にわたつて良好な接着、結合状態を維
持するからである。種々の種類の電導性接着剤が使用で
きる。この接着剤に対する一般的条件は、パツド部19と
患者の身体との間に良好な電導性接触状態を保つべきで
あるということである。好ましい電導性接着剤について
は、後記の文節において詳細に説明する。
好ましい具体例では、絶縁部材15の片面24に、電導性部
材のパツド部19を配置し、片面24の面積はパツド部19の
表面の面積よりも実質的に大である。この理由によつ
て、絶縁部材15の片面24の中に辺境部25が設けられる。
辺境部25はパツド部19を完全に包囲し(かつ保護し)、
したがつて、電極内を通る通路や隙間は実質的に存在し
ない。ここに使用された用語「パツド部19の表面」は一
般に第1面、すなわち信号を受ける面(すなわち操作
面)を意味し、換言すれば、絶縁部材15から離れた位置
にある表面を意味する。
代表的な使用法について述べると、少なくとも辺境部25
に感圧性の皮膚接着剤を塗布し、電極1を患者の身体に
接着する。皮膚接着剤については後で詳細に説明する。
一般に、皮膚接着剤は表面24全体に付着させ、かつ電導
性接着剤およびパツド部19が該表面24上に位置するよう
にする。
電導性部材のパツド部19を包囲するように辺境部25を設
置することによつて次の効果が得られる。第1の効果
は、電極1が患者の身体に、具合よく緊密にかつ確実に
接着することである。すなわち、電極1の使用時には絶
縁部材15の周縁部26全体が確実に患者の身体に接着し、
周縁部26のまくれ上がりは全く起らない。その結果とし
て、パツド部10の隣接区域の汚染は完全に防止される。
たとえば、水または他の電導性物質がパツド部19に到達
することはあり得ないから、これらの物質が心電モニタ
の機能に干渉することは全くあり得ない。
皮膚接着剤の付いている辺境部25は、パツド部19および
そこに存在する電導性接着剤および/または電解質のゲ
ルを完全に包囲し、かつ確実に保持する。換言すれば、
電導性物質は決してパツド部19と患者の身体との間の区
域から外側に流出しない。さらに、電導性物質および/
または電解質のゲルは水、ちり、石鹸等の電極の劣化を
起す物質と全く接触しないであろう。
好ましい具体例では、表面20の寸法は次のごとく定めら
れる。すなわち、表面20と組合わされて配置されたタブ
部18およびクリツプ7を絶縁部材15によつて患者の身体
から完全に隔離できるように表面20の寸法を定める。換
言すれば、絶縁部材15の下側から外方にのびているタブ
部18の区域と重なつてこれを完全に保護できるような寸
法に、表面20の寸法を定める。この方法によつて、クリ
ツプ7(およびその上の電導性部材)と患者の身体との
直接接触は完全に防止される。この結果として、この装
置における不所望の信号ノイズの発生は完全に防止され
る。
第1図に記載の装置は実質的に平形であるので、この形
によつて種々の利益が得られる。たとえば、患者がクリ
ツプ7のスイツチを操作し、あるいは電極1およびクリ
ツプ7を通常の操作として動かしたときに、タブ部18が
顕著な引張状態になることがある。大抵の場合には、電
極1が平形であるために前記の引張力は一般に矢印30の
方向に向くであろう。すなわち、この力は一般に平形の
電極1の面に平行な、さらにまた、電極1を取付けた患
者の身体に平行な方向に向くであろう。この力は、絶縁
部材15と患者の身体との間にある皮膚接着剤にかかる剪
断力である。患者の身体からの電極の絶縁部材15の剥離
を促進する力の成分は比較的少なく、引張作用を有する
力の成分の大部分は剪断力であるから、前記の剥離は起
りにくい。これは本考案の重要な効果である。この効果
は、あまり平坦でない従来の電極装置では得られなかつ
た効果である。換言すれば、リード線5を引張る力がか
かつたときでも、この力によつて電極1が患者の身体か
ら浮き上がつて剥離することがないような構造を、本考
案の電極1は有するのである。電極1の外周縁部は電導
性部材16から隔離されており、したがつて、電導性部材
16の操作時にも絶縁部材15の周縁部のまくれ上がりは起
らない。なお、該周縁部は従来の電極において皮膚接着
剤の機能低下(すなわち剥離)の起り易い場所である。
平形の電極1の別の効果は、患者が衣服の内側で装着し
たときに目立たないことである。さらに、この電極は容
易に製造でき、操作でき、かつ装着も容易である。
容易に理解されるように、平形であつて可撓性を有する
電極1は、実質的に突出した部分を含まないから、電極
1を装着した患者の当該装着部の近傍の場所が他の物に
ぶつかつた場合や患者が電極を下にして横臥した場合で
も、患者が前記突出部によつてけがをすることが全くな
い。
既に述べたように、本明細書には本考案の3種の具体例
が詳細に記載されている。第1具体例は最も好ましい具
体例であつて、これは第2図、第3図および第4図に示
されている。第2図において、電極40は第1図記載の電
極1と大体同様なものである。電極40は絶縁部材41およ
び電導性部材42を含む。
第2図記載の具体例において、絶縁部材41は第1区域44
および第2区域45を有する。第1区域44および第2区域
45との両者は、絶縁部材41の面46およびその反対側の面
47を画定する。前記の2つの区域44および45の各々はそ
れぞれ長い辺縁部50および51を有する(第3図)。辺縁
部50および51の各々はそれぞれ辺境部52および53を有す
る(第3図)。辺境部52および53の各々はそれぞれ第1
区域44および第2区域45の周縁部を構成し、そしてこれ
らは、それぞれ辺縁部50および51に沿つてのびている。
第2図、第3図および第4図に記載の絶縁部材41内の区
域44および45は配向されており、すなわちこれらの区域
は互いに実質的に平行にのびている。これらの区域はそ
れぞれ辺縁部50および51を有し、辺縁部50および51は互
いにオーバラツプし、すなわち、辺境部52および53は互
いにオーバラツプしており、そこにシーム部60が形成さ
れる。ここに使用された用語「実質的に平行」は、区域
45および46が正確に平行でなくてもよいことを意味す
る。電導性部材42の厚みのために、区域44および45は、
正確に同一平面上に一直線に正確に配列させることは必
ずしも必要ではない。
一般に電極40は次のごとく構成される。電導性部材42の
タブ部61はシーム部60を貫ぬいて張出し片面46の一部の
上側に沿つてのびている。したがつて、第2図、第3図
および第4図に記載のごとく電導性部材42のパツド部62
は絶縁部材41の片面47の上側に位置し、電導性部材42の
タブ部61は絶縁部材41の別の片面46の下側に位置する。
この構造によつて既述の効果が得られる。タブ部61がシ
ーム部60を貫ぬいてのびていることを除いて、シーム部
60は接着剤またはその類似手段によつて密閉できる。
好ましい具体例では、シーム部60を覆う外部密閉部を設
けるのが有利である。この目的のために次の部材が配置
できる。すなわち、シーム部60上に接着テープ64または
その類似物を貼つける。この接着テープ64はタブ部61の
一部の上を通り、そしてタブ部61の縦軸を横切る方向に
のびているものである。接着テープ64はシーム部60の密
閉のために役立ち、外来物質の侵入を防止し、さらにま
た、既述の電導性接着剤または電解質のゲルの漏出を防
止する。テープ64は勿論任意手段であり、第2図、第3
図および第4図のみに示されている。
第2図、第3図および第4図の具体例では区域44および
45が相互にオーバラツプした場所があり、そのために顕
著な効果が得られる。特に第3図に明瞭に示されている
ように、タブ部61が区域45から離れてまくれ上がるよう
な力がかかつたとしても、このまくれ上がりによつてパ
ツド部62がその接着面が浮き上がる前に、タブ部61はシ
ーム部60特に辺縁部50を引張る運動を開始するであろ
う。すなわち、電導性部材42に応力がかかつたときに、
この応力が電導性部材42と患者の身体との境界面に移る
前に、該応力を絶縁部材41が吸収してしまうであろう。
したがつて、常に良好な電気的接続が確実に維持され
る。
容易に理解され得るように、パツド部62の近傍に存在す
るタブ部61の第1区域67を絶縁部材41、特に区域45に確
実に接着させるためにテープ64が役立つであろう。テー
プ64は、チツプ部68と区域67との間の場所を通つて、タ
ブ部61の延伸方向を横切る方向にのびている。あるい
は、区域67と表面47との間に接着剤を存在させることも
できるが、このことは容易に理解されるであろう。
第4図は電極40の各部をそれぞれ切りはなして示した展
開斜視図である。電極40の絶縁部材41は区域44および45
を有し、これらの区域のそれぞれの辺縁部50および51は
互いにオーバラツプしている。平坦でありかつ可撓性を
有する電導性部材42は、区域44と区域45との間の適当な
位置に存在してそこから外方にのびており、その延伸部
がタブ部61を構成する。したがつてパツド部61およびタ
ブ部61は、絶縁部材41の対向面(互いに対向する2つの
面)の方向に配向して存在する。第4図記載の具体例で
は、タブ部61内の区域67は両面接着テープ69によつて区
域45内の適所に接着される。すなわち、第4図の具体例
ではタブ部61と区域45との接着は、タブ部61の上側より
もむしろ下側で接着手段によつて行われる(第2図参
照)。
第4図には、電導性接着剤の適用区域70が電導性部材の
大体下側の位置に存在することが示されている。容易に
理解されるように、一般に電導性接着剤の適用区域70
は、絶縁部材41の片面[パツド部62を載した片面]に適
用される皮膚接着剤の適用区域によつて囲まれている。
第3図に記載の電導性接着剤の区域70および皮膚接着剤
の区域71も第4図に示されている。第4図には皮膚接着
剤は別個の要素として示されていないが、これが区域71
に適用されることは容易に理解されるであろう。
或種の具体例に使用される電導性接着剤は、皮膚接着剤
に容易に接着しない材料からなる。皮膚接着剤は一般に
片面47の上に位置してそれを完全に覆い、さらにまた、
パツド部62と絶縁部材44との間の区域をも完全に覆う。
第4図に記載の好ましい具体例では、区域70に存在する
電導性接着剤と皮膚接着剤との間に繊維層すなわちスク
リム層72が配置される。繊維層72は一般に、皮膚接着剤
および電導性接着剤の両者に容易に接着し得る材料から
作られ、しかして該材料の例には8ポンドのテイツシユ
ペーパーがあげられ、そしてこれは、たとえば2つの区
域73および74で使用され得る。
第3図および第4図に記載の具体例では、層状の離形材
75が電極40の片面に取付けられる。電極40は皮膚接着剤
71、電導性接着剤70およびパツド部62を有する。離形材
75は、皮膚接着剤または電導性接着剤(または後述のス
ペーサー)のみに直接に接触させるのが好ましい。
電極40の製造後にこれを貯蔵している間は、電極40に離
形材75を取付けたままにしておく。なぜならば皮膚接着
剤および/または電導性接着剤70の存在する区域を保護
するためである。容易に理解されるように、電極40の使
用の直前に離形材75が剥離される。種々の種類の離形材
75が使用でき、その例には、シリコーン系の離形性保有
物質の被覆を施したポリプロピレンのごとき重合体物質
があげられ、しかしてこれは皮膚接着剤および電導性接
着剤から容易に剥離し得るものである。或種の具体例の
場合には、剥離を一層容易にするために離形材75と絶縁
部材41の一部との間にスペーサまたはタブ76を配置する
のが好ましいであろう。
第2図および第4図に記載の電極の断面図が第3図に示
されている。第3図には、テープ64は記載されていない
が離形材75、スペーサ76および両面接着テープ69は示さ
れている。さらに、区域44および45、その辺縁部50およ
び51、および辺境部52および53も示されている。さらに
また、可撓性の電導性部材42の延長部も示されており、
すなわち、該延長部は絶縁部材41の外側にのびてパツド
部62を構成して、パツド部62は前記の片面47の上に位置
し、タブ部61は別々の片面46上に位置する。
本考案を理解し易くするために、第2図には各層の寸法
および形状を多少誇張して画かれている。一般に電極装
置40は、電導性部材42がS字状に少し屈曲していること
を除いて実質的に平形の外観を有する。
本考案の別の具体例を第5図−第6図に示す。第5図に
記載の電極80は絶縁部材81および電導性部材82を有す
る。絶縁部材81は第1区域84および第2区域85を含む。
第6図に示されているように、区域84および85の各々は
それぞれ辺縁部87および88を有する。第2図、第3図お
よび第4図に示されたオーバラツプ部を有する具体例と
異なつて、第5図および第6図に記載の具体例では区域
84および85が実質的に同一平面上に配列されている。し
かしながら、電導性部材82(および繊維層)の厚みのた
めに、辺縁部87とそれに対向せる辺縁部88との間にシー
ム部90が画定される。可撓性の電導性部材82はシーム部
90を貫ぬいて延伸し、タブ部92を形成し得る。タブ部92
は絶縁部材81の片面93上に存在する。また、電導性部材
82の別の延伸部はパツド部95を形成する。パツド部95は
絶縁部材81の別の片面96の下に存在する。第5図−第6
図に記載の具体例では、接着テープ98がシーム部90を覆
うように貼着され、シーム部90を密閉する。容易に理解
されるように、テープ98は、第2図記載のテープ69の場
合と同様な効果を奏し、すなわちテープ98は、パツド部
95と患者の身体との間にかかる応力から電極80を保護
し、たとえば、タブ部82を片面93から離すように引張る
力である応力から、電極を保護する。第5図には電導性
接着剤の区域99が示されており、第6図には電導性接着
剤の区域99および皮膚接着剤の区域100の両者が示され
ている。
容易に理解されるように、第5図−第6図の具体例にお
ける多くの構成要件は、第2図、第3図および第4図に
記載の具体例における多くの構成要件と実質的に同じで
あつてもよく、これらの要件の例には電導性接着剤およ
び皮膚接着剤の区域、使用される離形材、および、電導
性接着剤と皮膚接着剤との間の場所に繊維層101を配置
することがあげられる。第6図にはこれらの共通の要件
の詳細は示されていない。なぜならば、この具体例にお
ける絶縁部材81および電導性部材82に関する主な特徴を
一層判りやすく図示するためである。たとえば、スペー
サは示されていない。しかし離形材102は示されてい
る。
本考案のさらに別の具体例を第7図−第8図に示す。
第7図において、電極110は絶縁部材111および可撓性の
平形電導性部材112を有する。絶縁部材111は単一材料か
らなる区域115を有し、該区域のほぼ中央にスリツト部
またはスロツト部116が存在する。スロツト部116の寸法
は、電導性部材のタブ部118が通過し得る程度の方法で
ある。したがつて、電導性部材112のパツド部119は絶縁
部材111の片面120の下側に存在し、タブ部118は絶縁部
材111の別の片面121上に存在する。この構造は第8図の
参照下に理解されるであろう。
任意的に、第7図に記載のごとく封着用の接着テープ12
2またはその類似物を、スロツト部116とタブ部118の一
部とを覆うように貼りつけることができ、しかしてその
貼着方法は既述の具体例の場合と大体同様である。任意
的手段であるテープ122は、第7図に示されているが、
第8図には示されていない。
第7図−第8図に記載の具体例は、前記の独特な構成要
件を有することを除いて、第2図、第3図および第4図
の具体例、および第5図−第6図の具体例の場合と大体
同じである。すなわち、製造された電極の貯蔵時には、
電導性接着剤の区域126および皮膚接着剤の区域127に離
形材127を貼着できる。また、既述の具体例の場合と同
様な方法で繊維層128が配置される。さらに、また、同
様な方法でスペーサ(図示せず)を絶縁111と離形材125
との間の場所に配置できる。
既述の3種の具体例において、電導性部材42、82、112
は実質的に同じ構造を有し、すなわち、比較的大形の、
かつ四角形の形を有するパツド部を備え、さらにまた、
外方にのびた細長い形のタブ部を有する。容易に理解さ
れるように、種種の形で電極が使用できるが、既述の形
が特に効果的である。なぜならばタブ部が第1図記載の
ごとくクリツプ7または他の種類のクリツプで容易に係
合でき、さらにまた、パツド部は比較的大なる表面積を
有するが、その外縁部は絶縁部材の辺境部によつて容易
に包囲できるからである(絶縁部材の辺境部には皮膚接
着剤が塗布されている)。
電導性部材16、42、82、112のごとき種々の電導性部材
の形成のために種々の種類の材料が使用できるが、少な
くともその片面に銀/塩化銀系の電導性被覆を施したプ
ラスチツク材料または他の材料から形成された比較的薄
くかつ平形の、そして可撓性を有する部材を使用するの
が好ましい。電導性部材の片面のみに電導層を形成させ
る場合には、絶縁部材から離れた位置にあるパツド部の
面、および絶縁部材に対向するタブ部の一部の面に相当
する片面に、電導層を形成させるのが一般に好ましい。
容易に理解されるように、代表的な電導性部材は約10−
20ミクロメートルの厚みを有する長片状材料からなり、
その例には、米国ミネソタ州セントポールの3M社から販
売されている「インペリアル、ラツピング、フイルム、
NO.5」があげられる。これは、約0.3−0.7、好ましくは
約0.5ミクロメートルの銀/塩化銀系の被覆を施したも
のである。容易に理解されるようにこの種の構造体は、
可撓性を有しかつ平形で薄く、しかもX線照射時に実質
的に大なる影部を形成しないものである。したがつて、
本考案に係る好適な医療用電極を装着した患者は、該医
療用電極を除去せずに(したがつて、除去に伴う苦痛や
不自由さを感じることなく)X線検査を受けることがで
き、したがつて該電極の再装着操作も勿論不要である。
種々の形態および寸法を有する電導性部材が使用できる
けれども、パツド部の寸法が約1.5−2.3cm×1.0−1.4cm
であり、タブ部すなわち舌部の寸法が約2.2−2.6cm(長
さ)×0.8−1.2cm(幅)である電導性部材を使用するの
が好ましい。
基層部材すなわち絶縁部材の1つまたは2つの主要区域
の形成のために、種々の材料が使用できる。一般に好ま
しい材料は可撓性材料であつて、これは患者にとつて気
持がよく、しかも比較的強く、しかも薄くすることがで
きる。好ましい材料は重合体フオーム(特にポリエチレ
ンフオーム)、不織パツド(特にポリエステル系の不織
パツド)、および種々の種類の紙である。最も好ましい
材料は、メルト吹込操作で製造されたポリウレタン繊維
から作られた不織パツドであり、これは非常にすぐれた
可撓性と伸長回復性を有し、かつ通気性を有する。
本考案に係る電極の絶縁部材に使用され得るメルト吹込
操作で作られたポリウレタン材料は、弾性不織ウエブの
形のものである。このウエブは、約50ミクロンより小さ
い直径を有する弾性繊維(すなわちメルト吹込操作で作
られた弾性繊維)からなり、この小直径の繊維は不規則
に配列し、その接触点において接着されており、該ウエ
ブが形成された方向(すなわち機械方向)におけるウエ
ブの引張強度は、前記のウエブ形成方向に直角の方向
(すなわち交叉方向)における引張強度の約2.5倍より
大きくなく、ウエブを50%伸長した後の回復力は、前記
の機械方向において約85%以上である。
不織ウエブの弾性は、ウエブ構成繊維の寸法およびウエ
ブの基準重量(basic weight)の調節によつて調整でき
る。前記の小直径の弾性繊維の直径は、好ましくは約1
−50ミクロンまたはそれ以上であり、一層好ましくは約
5−30ミクロンである。この小径繊維の直径が1ミクロ
ン未満である場合では、ウエブは充分な引張強度を有し
ないであろう。一方、小径繊維の直径が約50ミクロンよ
り大きい値である場合には、接着剤による接着のための
接触面の面積が減少し、すなわち当該粘着性材料の接触
点の数が減少する。個々の場合の電極の使用方法および
その場合に要求される張力または圧力を考慮して、所定
の用途に最適の前記のミクロン繊維の直径を決定するの
がよい。一般に、低い張力が要求される用途の場合には
比較的小直径の繊維を有するウエブを使用し、高い張力
が要求される用途の場合には比較的大きい直径を有する
繊維を有するウエブを使用するのが有利である。
弾性を有する不織ウエブの基準重量もまた、ウエブの弾
性の制御のために考慮すべき重要な条件である。一般
に、比較的高い張力が要求される用途の場合には、比較
的大なる基準重量を有するウエブを使用し、低い張力が
要求される用途の場合には、比較的低い基準重量のウエ
ブを使用するのがよい。ウエブの基準重量は好ましくは
約15−150g/m2であり、一層好ましくは約20−70g/m2
ある。繊維の直径の場合と同様に、個個の用途に応じて
それに最適の基準重量が決定されるであろう。
本考案に使用される弾性を有する不織ウエブの引張強度
(機械方向)は、好ましくは少なくとも約30g/2.5cm
(幅)/g/m2(基準重量)、一層好ましくは少なくとも
約40g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)である。引張強度
が15g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)より低い場合に
は、このウエブは伸長時に破れてしまうであろう。
本考案に使用される弾性を有する不織ウエブにおける、
破壊時の伸びは好ましくは少なくとも約250%であり、
一層好ましくは少なくとも約300%である。破壊時の伸
びが約100%未満である場合には、このウエブは充分な
弾性を有しない。
本考案に使用される弾性を有する不織ウエブにおける機
械方向における50%の伸びのために要する力は、好まし
くは少なくとも5g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)であ
り、一層好ましくは少なくとも約7g/2.5cm(幅)/g/m2
(基準重量)である。50%の伸びのために要する前記の
力が約3g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)より低い場合
には、このウエブは所望通りの圧縮特性を有しない。
本考案に使用される弾性を有する不織ウエブにおける50
%の伸びのときの回復力は、好ましくは少なくとも約1.
2g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)であり、一層好まし
くは少なくとも約1.6g/2.5cm(幅)/g/m2(基準重量)
である。50%の伸びのときの回復力が0.8g/2.5cm(幅)
/g/m2(基準重量)より低い値である場合には、このウ
エブは所定の用途のためには回復力が不充分であると判
断できる。
本考案に使用される弾性を有する不織ウエブの回復率
は、好ましくは少なくとも約85%であり、一層好ましく
は少なくとも約90%であり、最も、好ましくは少なくと
も約95%である。上記回復率の値は、機械方向における
50%伸長後に測定された値である。一方、交叉方向にお
ける50%伸長後のウエブの回復率は、好ましくは少なく
とも約80%であり、一層好ましくは少なくとも約85%で
あり、最も好ましくは少なくとも約90%である。
弾性を有するメルト吹込不織ウエブは、ウエンテ、バ
ン、A.の論文「超微細熱可塑性繊維」[「インダストリ
アル、エンジニアリング、ケミストリ」第48巻第1342頁
以下(1965年)]、またはウエンテ、バン、A.,ブー
ン、C.D.およびフルーハーテイ、E.L.の論文「超微細有
機繊維の製造」[「レポートNO.4634、オブ、ネーバ
ル、リサーチ、ラボラトリズ」、1954年5月25日発行]
に記載の公知方法に類似の方法によつて製造できる。た
だし前記ウエブの製造の場合にはドリルドダイ(drille
d die)を使用するのが好ましい。熱可塑性のエラスト
マ材料を、前記のダイを通じて押出して高温かつ高速の
空気流の中に入れ、生じた繊維をその固化前に延伸して
細くし、其後に集める。繊維は不規則に捕集し、好まし
くは孔のあいたスクリーンシリンダ上に集めるが、これ
は繊維の完全固化の前に行う。この方法によれば繊維は
相互に結合し、いわゆる合着ウエブが形成でき、バイン
ダ剤は不必要である。本考案に使用される粘着性ドレツ
シングまたは粘着性ラツプ(wrap)を製造する場合に
は、離形材に担持された粘着性フイルム上において直接
に、前記吹込繊維が捕集することからなる製造操作が実
施できる。個々の場合におけるウエブの物理的特性は、
この製法に使用される重合体のレオロジー的性質、繊維
の形成および捕集条件を適宜調節することによつて調整
でき、これによつて、所望の性質を有するウエブが得ら
れる。
本考案に従つて絶縁部材に使用するのに好適なウエブ材
料(メルトト吹込ポリウレタン)のウエブ基準重量は約
60−140g/m2、一層好ましくは約120g/m2である)。この
ウエブ材料は適当な引張強度および孔隙率を有する。孔
隙率は好ましくは約100−300g(水)/m2/24時間、一層
好ましくは約200g(水)/m2/24時間である。(ASTM−E
96−80に従つて温度21℃、相対温度50%において測定さ
れた値)。この材料の長所は、該材料から作られたウエ
ブが良好な弾性を有し、かつ良好な伸長回復力を有する
ことである。このことは、患者の身体の動きに応じて電
極がすべての方向によく伸長し、しかも、皮膚接着剤に
よつて形成された密封部の損壊および/または電極の一
体性の喪失という事故は全く起らないことを意味する。
50%伸長後の、すべての方向における伸長回復率は少な
くとも約85%であることが好ましい。
容易に理解されるように、前記の医療用電極は種々の寸
法のものであつてもよい。代表的な用途に最適の絶縁部
材の寸法は一般に約3.5−4.5cm×5.5−6.5cmである。ま
た、代表的な用途において適切なな強度を保ちかつ輪郭
を目立たないようにするために、厚みは約400−600ミク
ロメートルにするのがよい。
皮膚接着剤として種々の種類材料が使用できるが、これ
も容易に理解されるであろう。一般にエステル共重合体
系接着剤が好ましい。アクリル酸エステル共重合体系接
着剤が特に好ましい。この種の材料は米国特許第2,973,
826号明細書等に記載されている。
電解質の層のためには、米国特許出第4,848,353号明細
書等に記載の電導性接着剤が好ましい。特に、下記の組
成の接着剤が好適である。
重量%(乾燥時) 共重合体: アクリル酸 10.00 N−ビニルピロリドン 10.00 グリセリン 50.88 グアルゴム 0.12 水 26.00 水酸化ナトリウム 2.80 イルガキユア(lrgacure) 0.07 TEGBM 0.13 100.00 前記の繊維層は種々の材料のうちのいずれかから製造で
きる。この材料に課せられた一般的条件は、薄膜状にし
たときに充分な引張強度を有すること、可撓性を有する
こと、電導性接着剤および皮膚接着剤と具合よく接着す
ることである。フイルム状のポリエチレン、ナイロンお
よび紙等が使用でき、クリステツクスペーパー(米国オ
ハイオ州ミドルタウンのクリスタル、ペーパー社の製
品)が好ましい。
本明細書には本考案の若干の具体例について詳細に記載
されているけれども、本考案は決して明細書本文および
/または添付図面に記載の構成材料、寸法、形態または
配列態様の電極のみに限定されるものでないことが理解
されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る医療用電極の一具体例と、それ
と一緒に使用される心電モニタと、該電極から該モニタ
までのびているリード線とを示した斜視図であつて、破
線は、前の位置からは隠れて見えない電極の部分を示す
線である。 第2図は、第1図記載の医療用電極の平面図である。破
線は、前の位置から見えない部分を示す線である。任意
部材である密封用テープが電極の最上部にあることも示
されている。 第3図は、第2図中の線3−3に沿つた部分の拡大断面
図である。ただし第2図に記載の任意部材である密封用
テープは第3図に出されていない。第3図の電極には、
離形材が取り付けてある。 第4図は、第3図記載の電極の展開斜視図である。 第5図は、本考案の電極の別の具体例の平面図である。
破線は、前の位置から見えない部分を示す線である。 第6図は、第5図中の線6−6に沿つた部分の拡大断面
図である。第5図に記載されていない離形材が、第6図
に示されている。 第7図は、本考案の電極のさらに別の具体例の平面図で
ある。破線は、前の位置から見えない部分を示す線であ
る。第7図には電極の上部に取付けられた任意部材であ
る密封テープも示されている。 第8図は、第7図中の線8−8に沿つた部分の拡大断面
図である。第7図記載の任意部材である密封テープは、
第8図に示されていない。ただし第8図には離形材が示
されいる。 1…医療用電極;2…心電モニタ;5…リード線;6…第1末
端部;7…クリツプ;8…第2末端部;9…ジヤツク;10…カ
ム式スイツチ;15…絶縁部材;16…電導性部材、18…タブ
部;19…パツド部;20…絶縁部材の片面;24…絶縁部材の
別の片面;25…辺境部、26…辺縁部、40,80,100…医療用
電極;41,81,111…絶縁部材;42,82,112…電導性部材;44,
84…第1区域;45,85…第2区域;46,93,120…絶縁部材の
片面;47,96,121…反対側の面;50,51,87,88…辺縁部;52,
53…辺境部、60,90…シーム部;61,92,118…タブ部;62,9
5,119…パツド部;64,98,122…接着テープ;67…チツプ
部;69…両面接着テープ;70,99,126…電導性接着剤;71,1
00,127…皮膚接着剤;72,101,128…繊維層(スクリム
層);74,102,125…離形材;76…スペーサまたはタブ;115
…絶縁部材の区域;116…スリツト部またはスロツト部。
フロントページの続き (72)考案者 クラレンス アンドリュー ニベン,ジュ ニア アメリカ合衆国ミネソタ州セント ポー ル,3エム センター(番地なし) (56)参考文献 特開 昭62−284629(JP,A)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)可撓性の絶縁部材を有し、該絶縁部
    材は第1面と、その反対側の第2面とを有し、 (b)パッド部とタブ部を備えた実質的に平形で可撓性
    を有する電導性部材を有し、 (i)前記電導性部材のパッド部が前記絶縁部材の第1
    面上に位置するように、そして前記のタブ部が前記絶縁
    部材の第2面上に位置するように、前記電導性部材は電
    極内で配向しており、 (ii)前記絶縁部材の第1面は、前記電導性部材のパッ
    ド部を包囲する辺境部を画定し、 (iii)前記絶縁部材の第2面は、前記電導性部材のタ
    ブ部を包囲する辺境部を画定し、 (c)前記電導性部材のパッド部の片面上に電導性接着
    剤の層が配置されており、前記パッド部の前記片面は、
    前記絶縁部材の第1面から離れた位置にある面であり、 (d)前記絶縁部材の第1面上に皮膚接着剤の層が配置
    されており、前記皮膚接着材の層は、前記の電導性接着
    剤の層を包囲する区域を包含することを特徴とする医療
    用電極。
  2. 【請求項2】前記の可撓性の絶縁部材が実質的に非電導
    性材料からなる平形シートを包含し、該シートの中にス
    リット部を有し、このスリット部を貫いて、前記電導性
    部材のタブ部が張出している請求項1に記載の医療用電
    極。
  3. 【請求項3】(a)前記絶縁部材が実質的に非電導性材
    料からなる第1区域および第2区域を有し、これらの区
    域の各々は辺縁部を有し、 (i)前記の第1区域および第2区域の各々は、前記絶
    縁部材の第1面およびその反対側の第2面の一部を画定
    し、 (ii)前記の第1区域および第2区域は、これらが互い
    に実質的に同一平面上をのびるように配向しており、前
    記の辺縁部は、互いにオーバーラップせずに対向するよ
    うに配向しており、これによって前記絶縁部材のシーム
    部が画定され、 (b)前記の電導性部材は、その一部が前記第1区域の
    辺縁部と第2区域の辺縁部との間を貫いて張出すように
    配向している請求項1に記載の医療用電極。
  4. 【請求項4】(a)絶縁部材が実質的に非電導性材料か
    らなる第1区域および第2区域を有し、 (i)前記の第1区域および第2区域の各々は、前記絶
    縁部材の第1面およびその反対側の第2面の一部を画定
    し、 (ii)前記の第1区域および第2区域は、これらが互い
    に実質的に同一平面上をのびるように配向しており、前
    記の辺縁部は、互いにオーバーラップせずに対向するよ
    うに配向しており、 (b)電導性部材はパッド部およびタブ部を有し、前記
    電導性部材の一部は、前記の第1区域の辺縁部と第2区
    域の辺縁部との間を貫いて張出しているように前記のパ
    ッド部が前記絶縁部材の第1面上に位置するように、か
    つ、前記のタブ部が前記絶縁部材の第2面上に位置する
    ように電極内で配向している請求項1に記載の医療用電
    極。
  5. 【請求項5】前記の電導性部材は、非電導性プラスチッ
    ク材料からなる片状体と、その少なくとも1つの面上に
    取付けられた電導性部材の層とを有するものである請求
    項1、2、3または4に記載の医療用電極。
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