JPH077933A - デューティサイクル制限式帰還型モード切換電源装置 - Google Patents

デューティサイクル制限式帰還型モード切換電源装置

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JPH077933A
JPH077933A JP6061755A JP6175594A JPH077933A JP H077933 A JPH077933 A JP H077933A JP 6061755 A JP6061755 A JP 6061755A JP 6175594 A JP6175594 A JP 6175594A JP H077933 A JPH077933 A JP H077933A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、過大なデューティサイクルの動作
に起因するチョッパの過電圧印加状態を防止し得る電源
装置の提供を目的とする。 【構成】 本発明のモード切換電源装置は、感知信号を
受ける入力と、パルス変調された信号を出力する出力と
を有する変調器(U4150)を含む。出力スイッチ
(Q4100)は、変調器に接続され、パルス変調され
た信号に従って切換えられる。電圧発生器(D2、WS
2、C5)は、スイッチの動作に応じて電源を発生させ
る。変調器出力と変調器入力との間に接続された帰還回
路(FBS)は、パルス変調された信号のデューティサ
イクルを制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モード切換電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】モード切換電源装置を使用し、実行モー
ドと待機(standby)モードを有するテレビ受像
機において、無調節のDC電圧は、主電源に接続された
ブリッジ整流器から取り出される。無調節のDC電圧
は、シャーシのコールドグランド側からホットグランド
側を絶縁する電源変圧器の1次巻線に供給される。SG
Sトムソンマイクロエレクトロニクス社製のTEA22
60又はTEA2261のような待機レギュレータは、
ホット側に配置され、パルス幅と振幅が可変である電流
パルスを1次巻線に印加するチョッパトランジスタのよ
うな切換手段を制御する。調節された電圧は、電源変圧
器の2次巻線に発生させられる。待機レギュレータは、
テレビ受像機が最初に主電源に接続されるとき、無調節
のB+電圧より給電され、次いで、装置が実行モードに
切換えられるまで待機動作モードの調節動作を実行し、
その後、待機レギュレータはホットグランド側に配置さ
れている実行レギュレータにより制御される。
【0003】待機モード負荷と、水平偏向回路のような
実行モード負荷とを含む待機レギュレータ以外の負荷
は、電源変圧器の2次巻線に接続されている。実行モー
ド負荷は、待機モードにおいて動作していない。実行モ
ード負荷は、調節された電圧に接続されても構わない
が、遠隔制御に応じるマイクロプロセッサのような制御
器の信号によって待機モードにおいてスイッチを切断さ
れてもよい。或いは、実行モード負荷は水平フライバッ
ク変圧器の2次巻線に接続されていても良く、又、実行
モード負荷は、フライバック変圧器は調節されたB+電
圧に接続されているが、フライバック変圧器の2次巻線
の電圧は水平方向の走査が行なわれないときには発生さ
れないので、待機モードにおいて電源を供給されない。
【0004】待機レギュレータは、安定した周波数で動
作し、又、チョッパトランジスタに印加された電圧パル
スのパルス幅或いはデューティサイクルを調整して電源
変圧器の2次巻線上の電圧を調節するパルス幅変調器を
有する。待機モードにおける待機レギュレータは、局部
発振周波数において自走し、2次巻線のホットグランド
の電圧を感知して電源変圧器を調節する。感知された電
圧は、電圧基準に接続されている第2の入力を有する誤
差増幅器の入力に結合されている。B+走査電源電圧の
調節は、すべての2次巻線上の電圧が共に上昇又は下降
するので、間接的に行なわれる。
【0005】実行モードにおける待機レギュレータは、
コールドグランド側の実行レギュレータのスレーブにな
る。実行レギュレータは、例えば、SGSトムソンマイ
クロエレクトロニクス社製のTEA5170でも良い。
待機レギュレータは、チョッパトランジスタのスイッチ
を2次側に調節された電圧を発生する電源変圧器の1次
巻線につなぎ続けるが、実行モードの待機レギュレータ
は、実行レギュレータによって発生されるパルス幅変調
信号により駆動される。実行レギュレータは、例えば、
水平フライバックパルスにより水平偏向に同期させられ
ている。水平偏向回路用の調節されたB+電圧は、待機
レギュレータに再び結合されるパルス幅変調信号を発生
する実行レギュレータの誤差増幅器に帰還されて基準と
比較される。実行レギュレータのパルス出力は、待機レ
ギュレータのパルス幅変調回路の出力の替わりに実行モ
ードにおいて利用される。
【0006】制御中のレギュレータのいずれかへの帰還
が適当な基準レベルと異なる場合、そのレギュレータの
パルス幅変調回路は、電源変圧器に亘る電源を変化さ
せ、その出力電圧を調節するよう、出力パルスのパルス
幅又はデューティサイクルを変化させる。チョッパトラ
ンジスタと電源変圧器に過大な電流が発生するのを避け
るために、多数の安全機能が実行レギュレータ、待機レ
ギュレータ、及び、実行モードと待機モードとを切換え
る制御器に組み込まれている。
【0007】電流感知抵抗器はチョッパに直列に接続さ
れている。この抵抗器は、チョッパと1次巻線の電流レ
ベルを表わす電圧を待機レギュレータ用停止回路に与え
る。TEA2260/61用停止回路は2つの閾値レベ
ルを有する。電流が低い方の閾値を超える場合、パルス
幅の変調された出力のオン−パルスは直ちに打ち切られ
るが、次の動作周期において再び発生させられる。電流
が高い方の閾値を超える場合、待機レギュレータは停止
し、例えば、主電源のプラグを引き抜くことによってV
CCが取り除かれるまで再始動しない。
【0008】待機及び実行レギュレータの各々は、他の
保護性能と、VCC電源電圧が内部で定められている基
準レベルよりも高く、或いは、低くなる場合、その動作
を不能にさせるよう配置されている感知回路とを含む。
各レギュレータは、帰還ループが所定の限界値を超える
出力デューティサイクルの駆動を図るとき、所定のデュ
ーティサイクル出力を替わりに利用して、その出力の最
大デューティサイクルを制限する回路も有する。
【0009】これら及び他の保護性能は、一般に、始動
のときと、待機から実行に切換わるときと、パルス幅変
調器が、チョッパに損傷を加える可能性を伴いながら、
その基準まで出力電圧を上げるためパルス出力のデュー
ティサイクルを特に増加させようとするときとに生ずる
負荷の増大に対処する。しかし、特に実行モード中のあ
る条件においては、負荷の変化によって、デューティサ
イクルがチョッパトランジスタに過剰な電圧が印加され
る点まで急激に変化させられる可能性が残っている。
【0010】例えば、TEA5170実行モードレギュ
レータの最大デューティサイクルは、公称78%であ
る。通常のデューティサイクルは、例えば、高画像輝度
及び高音声負荷のような高負荷の条件下で大画面セット
が動作する如くテレビ受像機に高い電力が供給されてい
る場合、かなり高くなることがある。デューティサイク
ルは、AC主電源電圧がかなり低い場合にもかなり高く
なり得るであろう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の状況により、実
行レギュレータのデューティサイクルは、時折、その上
限に達することがある。実行モードにおける負荷が変化
するような動作、例えば、画像が極めて暗い領域から極
めて明るい領域への変化を含む場合、実行レギュレータ
は、デューティサイクルをその上限にまで増大させるこ
とがある。これにより、過剰な電圧が印加される可能性
のある動作条件が得られる。
【0012】実行モードの動作中にAC主電源電圧が失
われる場合、他の電位の問題が発生する可能性がある。
これは、電源装置が故障する場合、又は、実行モードの
動作中にテレビ受像機のプラグが抜かれる場合に生じる
可能性がある。主電源電圧が低下すると、実行レギュレ
ータは、調節された公称B+出力電圧を維持するようチ
ョッパのデューティサイクルを増大させる。実行レギュ
レータと待機レギュレータのVCC感知及び最大電流保
護の性能は、過大なデューティサイクルの動作又は変動
に起因するチョッパの過電圧印加状態を防止するために
は、限界に近く、或いは、効果的でない可能性がある。
【0013】実行モードと待機モードとを切換えるオン
/オフ信号を発生するテレビ受像機マイクロプロセッサ
は、典型的には、動作電源の損失を検出する電源リセッ
ト回路が設けられている。かかる損失が、例えば、電源
から分離されたACライン上に検出されると、マイクロ
プロセッサは、オン/オフ信号のオフ状態を発生し、実
行レギュレータへの電源は絶たれる。電源損失は2次巻
線から検知されるので、リセット回路の作動は、AC電
源の損失環境におけるチョッパトランジスタの過電圧印
加を回避するためには遅すぎる可能性がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の配置によれば、
モード切換電源装置は、感知信号を受ける入力と、パル
ス変調された信号を出力する出力とを含む。出力スイッ
チは変調器に接続されパルス変調された信号に従って切
換えられる。電圧発生器はスイッチの動作に応じて電源
電圧を発生させる。変調器出力と変調器入力との間に接
続されている帰還回路は、パルス変調された信号のデュ
ーティサイクルを制限する。
【0015】
【実施例】図1は、スレーブレギュレータとしてのSG
Sトムソンマイクロエレクトロニクス社製TEA226
0又はTEA2261待機レギュレータと、実行レギュ
レータ又はマスターとしてのTEA5170とに基づく
マスター・スレーブ型モード切換電源回路を示す。電源
変圧器T4100は、キャパシタC1と、プラグ22を
介してブリッジ整流器CR4001に接続されているA
C主電源21とにより発生させられる無調節のDC電圧
に結合されている1次巻線WPを有する。調節された電
圧は、多数の2次巻線WS1乃至WS4に保持され、そ
の2次巻線の各々は、調節されたDC電圧を発生させる
整流器D1乃至D4夫々の一に接続されている。かかる
電圧は、テレビジョン装置の実行モード及び/又は待機
モードで動作し得る種々の負荷に電力を供給する。
【0016】チョッパトランジスタQ4100は、1次
巻線WPに接続され、1次巻線WPを介して無調節のD
C電圧源の電流を制御可能に切換える動作を行い得る切
換手段を形成する。1次巻線WPのピーク電流は、変圧
器T4100を介して可変量の電力を結合するパルス幅
変調により、負荷の電力に関する要求量が変化すること
に応じて、制御可能に変化される。待機モードにおいて
要求電力量は少なく、待機レギュレータU4100の独
自の動作により調節が行なわれる。実行モードにおいて
要求電力量が大きく、正確な電圧調節が必要とされる場
合、待機レギュレータU4100は、変圧器T4101
を介して待機レギュレータに結合されているパルス幅変
調信号を使用して、実行レギュレータ又は変調器段U4
150のスレーブとして動作する。2つの変圧器T41
00及びT4101は、シャーシ回路を、無調節の主電
源電圧側であるホットグランド側と、調節された電圧の
殆どが発生させられる側であるコールドグランド側とに
分割することにより、電気的衝撃事故を隔離する。
【0017】待機モードにおける待機レギュレータU4
100は、回路をAC主電源に接続する際、即ち、プラ
グ22を電源21に接続する際、抵抗器R4111によ
って充電されるフィルタキャパシタC2を利用して、無
調節のB+電圧から最初に直接的にそのVCC電源電圧
を得る。待機レギュレータが動作を開始し、チョッパト
ランジスタQ4100のベースにパルスを発生させ始め
ると、ホットグランド側の2次巻線WS1は、ダイオー
ドD1によって整流され、待機レギュレータ用のVCC
を供給するキャパシタC2によって濾波される電圧を発
生させる。
【0018】待機レギュレータU4100は、2次巻線
WS1上の電圧レベルの帰還により全ての2次巻線上の
電圧を調節する誤差増幅器41及びパルス幅変調回路1
40を有する。誤差増幅器の感知入力は、整流器CR4
103と、フィルタキャパシタC3と、ポテンショメー
タR4121により示される分圧器とを介して2次巻線
WS1に結合される。誤差増幅器の出力は、パルス幅変
調回路140と、チョッパQ4100のデューティサイ
クルを制御する。
【0019】TEA2260/61レギュレータは、1
次巻線WP及びチョッパQ4100における過大な電流
を回避するための種々の保護機能を含む。1次巻線WP
及びチョッパトランジスタQ4100の主電流は、チョ
ッパに直列に接続されているサンプリング抵抗器R41
07を使用して感知される。抵抗器R4107は、待機
レギュレータに結合される電流検知電圧を発生する。電
流検知電圧は、過大な電流が検出される場合チョッパに
パルス出力がなされ得ないように、TEA2260/6
1の図1には示されていない論理回路に印加される。
【0020】2次巻線WS2乃至WS4夫々の電圧は、
整流され、電源装置のコールドグランド側の実行モード
の負荷と待機モードの負荷に電力を供給するよう印加さ
れる。負荷の中の幾つか、即ち、実行モードで動作し、
待機モードで動作し得ないR1及びR2は、図示されて
いないフライバック変圧器を含み、水平走査周波数2f
Hで駆動される水平偏向回路20に接続される。ここ
で、fHは、例えば、16キロヘルツの標準偏向周波数
である。
【0021】水平偏向回路20は、負荷R1及びR2に
電力を供給する電源電圧U1及びU2を発生する。電圧
U1は超高電圧であり、R1はビーム電流を引き出すブ
ラウン管の陽極であっても良い。電圧U2は、垂直偏向
回路のような負荷R2に電力を供給する低電圧でも良
い。これらの電圧は、偏向回路が待機モードにおいて制
御器30によって供給されるオン/オフ信号のオフ状態
により動作され得なくされているので、水平走査期間中
にのみ発生される。
【0022】実行レギュレータU4150用のVCCを
含む、他の実行モードの負荷又は電源は、制御器30の
信号によってスイッチをオンまたはオフされる。制御器
30は、例えば、図示されていない赤外線遠隔制御の制
御入力に応答するシステム制御マイクロプロセッサでも
良い。制御器30は、図1にトランジスタ32によって
一般的に示されている1以上の切換手段に印加されるオ
ン/オフ信号を利用して、電源をスイッチ実行モードの
負荷に切換える。制御器30は電源リセット回路34に
も接続され、かくして、システムは、最初に電源が供給
されるとき、或いは、AC電源の中断後、確実に待機モ
ードになる。
【0023】実行レギュレータU4150も同様に、感
知入力を有し、パルス幅変調器を制御して感知入力の電
圧Vinを調節する必要に応じて変化させられるデュー
ティサイクルを伴う出力パルスVmrを発生する誤差増
幅器61を含む。実行レギュレータの感知入力は、レギ
ュレータ帰還回路FBRの一部であるポテンショメータ
R4156を介して、調節されたB+電源に結合されて
いる。
【0024】本発明は、誤差増幅器61の感知入力が、
レギュレータのパルス幅変調された出力Vmrをレギュ
レータの感知入力の如き入力に帰還させる第2の帰還手
段FBSにも結合されていることを特徴とする。これに
より、出力のデューティサイクルは制限され、特に、突
然の負荷の増大、又は、AC主電源電圧の損失の際のチ
ョッパトランジスタQ4100のデューティサイクルが
制限される。この安全帰還を設けることにより、電源装
置のスレーブ待機レギュレータの過電流保護回路への依
存が低下し、時系列的パルスの不所望な発振が低減す
る。
【0025】帰還回路FBSは、レギュレータU415
0の出力レベルを平均化する手段、即ち、PWM(パル
ス幅変調)電圧Vmrを積分する積分器100を含む。
積分器100は、直列の抵抗器R5003と並列のキャ
パシタC5001とにより形成される。キャパシタC5
001の電圧は、出力のDC成分が、例えば、デューテ
ィサイクルが大きくなるにつれて大きくなるので、可変
幅パルス出力のデューティサイクルの関数として変化す
る。抵抗器R5003と、R5004と、R4156
は、この負帰還ループの利得に影響を及ぼす。
【0026】ブロッキングダイオードCR5001が積
分器100の出力と直列に帰還ループに接続されている
ことは利点である。ブロッキングダイオードCR500
1は、キャパシタC5001の電圧として表わされるパ
ルス幅の変調された出力電圧の平均が誤差増幅器61の
感知入力に与えられたレベルを下回る場合、逆方向にバ
イアスをかけられる。従って、帰還ループFBSは、低
いレベルのデューティサイクルで使用できなくなり、実
行レギュレータU4150は、調節されたB+電圧の良
好な調節を維持するよう負荷の変化に迅速に応答し得
る。デューティサイクルがダイオードCR5001に順
方向のバイアスをかけるのに充分な大きさである場合、
安全帰還ループは使用可能になる。この安全帰還ループ
は、負荷の突然の増大、又は、過大な印加電圧による他
の状況において、実行レギュレータがパルス変調された
出力のデューティサイクルを増加させる程度を緩和す
る。
【0027】実行レギュレータにより感知される負荷の
要求量の増加は、表示される画像の輝度、又は、音声負
荷の増大による、テレビジョン受像機の動作の変化に起
因することがある。実行レギュレータは、AC主電源の
電源電圧が低下するとき、デューティサイクルの増大の
必要性を示す電力量の増加の要求を感知する。実行モー
ドにおいて、例えば、AC主電源の電力低下、又は、テ
レビジョン受像機のプラグをAC主電源から抜くことに
よってAC電力が損失されるとき、厳しい条件が発生す
る。低下するVCCレベルにより制御器のリセット及び
待機モードへの切換えが示唆される前、及び/又は、T
EA2260/61待機レギュータに組み込まれている
保護回路が動作する前に、B+電圧レベルを一定に維持
するよう実行レギュレータによって出力パルス幅が徐々
に増大させられる危険性がある。これにより、ピーク電
流がより高くなり、損傷を与える可能性のあるチョッパ
トランジスタQ4100の他の動作条件が生じる。本発
明の帰還回路FBSは、この問題を低減、或いは、除去
する。
【0028】図2は、図1の電源装置の待機又はホット
シャーシ側の詳細な一実施例を示す構成図であり、図3
及び図4は、実行側又はコールドシャーシ側を示す詳細
な構成図である。対応する参照符号は、全ての図面を通
じて同じ構成要素を示すよう用いられている。何れの場
合も、特定の構成要素の値とピン番号は、2つのレギュ
レータU4100及びU4150のパルス発生及び保護
回路との信号の結合を示す。
【0029】図2に示された実施例において、待機レギ
ュレータは、誤差増幅器41の出力に反応し、プッシュ
プル出力段70とパルス形成回路71を介してチョッパ
Q4100に接続されるパルス幅変調素子40を含む。
誤差増幅器41の反転入力は、整流器CR4103と、
キャパシタC3と、抵抗器R4120と、ポテンショメ
ータR4121を介して2次巻線WS1の電圧に結合さ
れている。その非反転入力は、例えば、2ボルトの内部
電圧基準42に結合されている。
【0030】保護性能には、直列抵抗器R4105を介
して電流感知抵抗器R4107に接続されている停止論
理モジュール43が含まれる。停止論理モジュールは、
チョッパQ4100の電流レベルを示す電荷を蓄積する
キャパシタC4122にも接続されている。停止モジュ
ール43は、2つの閾値を有し、低い方の閾値は、所定
のサイクルにおいて出力パルスを直ちに停止させ、高電
流条件の発生中を検出する手段としてのキャパシタC4
122を充電するようパルス幅変調論理40にトリガを
かける。高電流条件を持続し、又は、高い方の閾値を超
える瞬間の電流を伴うため、トリガ論理40は、AC主
電源の電源の切断によりVCC電圧がレギュレータU4
100から除去されるまで、出力を持続的に停止させる
ようラッチする。電流感知配置は、過電流の場合のキャ
パシタC4122による充電に部分的に依存しているの
で、低い方の閾値に達する高電流条件に応じる永久停止
に対し時間遅れが組み込まれている。
【0031】VCCモニター46は、抵抗器R4149
を介して電源電圧に接続され、電圧閾値検出器として機
能する。VCCモニターは、VCCのピン16の感知低
電圧に基づいて少なくとも一時的にレギュレータが出力
を停止させる。しかし、AC主電源の損失のある場合、
ピン16の電圧は、キャパシタC2の負荷により定めら
れる速さで指数関数的に降下する。かくして、VCCモ
ニター46も、組み込み時間遅れを有する。
【0032】PWM40は、チョッパトランジスタQ4
100のデューティサイクルを予め定められている一定
の最大値を下回る値に制限する論理も含む。テレビジョ
ン受像機をAC主電源に最初に接続するとき、電源は待
機モードにおいて起動するよう配置されているとして
も、蓄電キャパシタ等を充電するため大きな電力が必要
とされる。ソフト始動回路44は、最初に負荷が使われ
る際、レギュレータの出力の振幅の立ち上がりを制御す
るようPWMモジュール40に接続される。この振幅
は、動作の開始時に充電するキャパシタC4108の電
圧の関数として制御される。
【0033】待機モードにおいて、レギュレータU41
00は、実行レギュレータのパルス信号とは別個に動作
する。局部発振器45は、幅が変調されたパルスの周波
数を定める。自走周波数は、発振器の第1入力に接続さ
れている抵抗器R01及びR02と、第2入力に接続さ
れているキャパシタC0とのRC回路網により定められ
る。他のソフト始動機能として、発振器は、抵抗器R0
1が初期的には非伝導性のトランジスタQ4101を介
して接地されて低下させられた周波数で動作させられ
る。始動時に、抵抗器R4118及びR4120を介し
てトランジスタQ4101の順方向ベース−エミッタ電
圧以上に充電するキャパシタC4120の電圧によって
誘起される遅延の後、そのトランジスタのスイッチが入
る。次いで、抵抗器R01は抵抗器R02に並列に接続
され、それにより、始動後に自走周波数を増大させる。
【0034】図3及び図4は、実行レギュレータを詳細
に示し、更に、システム制御と、待機モードの始動を行
い、待機モードと実行モードとの間を切換える切換配置
の詳細を示している。図3及び図4の回路は、VCCを
実行レギュレータに切換えるよう動作し、実行レギュレ
ータの出力を変圧器T4101を介して待機レギュレー
タに戻して印加させ、又は、印加させないよう動作す
る。切換機能は、システム制御マイクロプロセッサ30
のオン/オフ信号により発生させられ、このシステム制
御マイクロプロセッサは、オン(実行)状態とオフ(待
機)状態との間を必要に応じて、例えば、図示されてい
ない遠隔制御及び赤外線受信器により受信される制御信
号に応じて、切換えるようプログラムされている。
【0035】実行レギュレータU4150は、ダイオー
ドD2及びキャパシタC5により2次巻線WS2から発
生させられ調節されたB+走査電圧を感知する。かかる
電圧は、抵抗器R4144と、R4159と、及びポテ
ンショメータR4156の分圧器よりなるレギュレータ
負帰還回路FBRを介して誤差増幅器61に接続され
る。B+電圧は、例えば、+2ボルトの内部DC電圧基
準VREF1と比較される。利得安定化AC負帰還経路
が、キャパシタC4154と、R4159とR4150
とのRC結合とにより設けられている。内部抵抗器R6
1は、B+の調節、即ち、負帰還ループのDC利得を確
定する。
【0036】実行レギュレータは、2つのパルス幅変調
器72及び74を有する。第1のPWMは、誤差増幅器
61の出力に接続され、第2のPWMはソフト起動及び
デューティサイクル制限器65の出力に接続されてい
る。制限器65は、待機レギュレータU4100のソフ
ト始動動作と同様に、実行モードの動作開始時に出力パ
ルス振幅を徐々に増大させるキャパシタC4150を充
電する。その上、制限器65は、出力の最大デューティ
サイクルを定める。
【0037】PWM72及び74の出力は、2つの出力
の間の選択、特に、パルス幅の狭い出力を選択する論理
ブロック76に接続される。このパルスは、待機レギュ
レータのそれと同様にプッシュプル段でも良いドライバ
82に接続される。実行レギュレータは、VCCが最小
レベル以下に降下、又は、最大レベル以上に上昇する場
合、出力を抑止するよう動作するVCC感知回路66も
有する。VCCモニター66は、出力を抑止する切換素
子84に接続されている。ドライバ82の出力は、切換
素子84を通り、直列抵抗器R4157を介して、2次
巻線が待機レギュレータの制御入力に結合されているコ
ールド側の信号変圧器T4101の1次巻線に結合され
ている。
【0038】実行モードにおいて、実行レギュレータ
は、テレビジョン受像機の水平走査に同期して動作す
る。発振器段170は、増幅器78と、論理同期装置7
7と、トリガパルスをPWM72及び74と、論理素子
76に供給する制御可能な発振器64とを含む。この発
振器を水平走査に同期させるために、発振器段は、偏向
回路20によって発生させられる正向きのAC水平フラ
イバックパルスを受信する。フライバックパルスは、分
圧抵抗器R4155及びR4151によって振幅を縮小
され、ダイオードCR4155を介して、パルスの負向
きの部分を抑止する発振器に印加される。DCを抑止す
るキャパシタC4153は、抵抗器R4155とR41
51との間に接続されている。キャパシタCtと、抵抗
器Rtは、フライバックパルスが無いときの動作の自走
周波数を定める。
【0039】システム制御マイクロプロセッサ30は、
主電源によりAC電源が供給されるとき常に得られる+
5ボルトの待機電源によって動作する。+5ボルトの待
機電源は、+16ボルトの待機電源からレギュレータ2
4を介して発生させられる。電源がシャーシに最初に供
給されるとき、リセット回路34は、電源が5ボルトの
待機電源に最初に与えられた後、トランジスタQ350
1及びQ3502を介して、マイクロプロセッサ30の
リセット入力を100ミリ秒の間低レベルに保持する電
源立ち上げリセットを供給する。これにより、待機5ボ
ルトが安定化する機会を得るまで、マイクロプロセッサ
の動作が抑止される。リセット回路は、電力損失の間も
リセットラインを低レベルに引き下げる。リセット中、
マイクロプロセッサ30はダイオードCR3102を介
して水晶発振器Y3101における電圧を引き下げ、か
くして、主クロックを停止させ、マイクロプロセッサの
全ての動作を停止させることにより低電力モードに維持
される。
【0040】リセット回路34は、レギュレータ23を
介して12ボルト待機電源も発生させる2次巻線WS3
の16ボルト待機電源のレベルを利用する。16ボルト
電源は、巻線WS3よりダイオードD3及びキャパシタ
C7を介して発生させられている。AC電源が供給さ
れ、待機電源が上昇する場合、トランジスタQ3501
のエミッタはツェナーダイオードCR3602と抵抗器
R3617により12ボルト待機電源からの4.7ボル
トに維持される。トランジスタQ3501のベース電圧
は、抵抗器R3501及びR3502よりなる分圧器に
よって定められ、最初はトランジスタQ3501のエミ
ッタにおける4.7ボルトよりも低く、それにより、ト
ランジスタQ3502がターンオンされ、ダイオードC
R3101及び抵抗器R3118を介してリセット入力
を引き下げることによってリセットを発生する。16ボ
ルト電源が約9ボルトに上昇するとき、Q3501はス
イッチを切断される。マイクロプロセッサへのリセット
ラインは、12ボルト電源に接続されている抵抗器R3
137を介して上昇する。ダイオードCR3102は、
逆方向にバイアスをかけられ、水晶発振器Y3101は
発振を再開し得る。
【0041】リセットラインは、カイネアーク(kine ar
c)のような瞬間の負荷変化が検出される場合、直ちに引
き下げられる。2つのキャパシタ、C3612及びC3
613は、16ボルト待機電源のサージ又はグリッチを
トランジスタQ3501に結合する。サージ又はグリッ
ジが1.2ボルトを超える場合、Q3501は導通し、
リセットラインを低レベルに引き下げる。
【0042】電力損失中、リセット回路は、5ボルトの
待機電源が制御マイクロプロセッサ30の誤動作が生じ
る点に降下する前にリセットラインを低レベルに引き下
げる。5ボルトの待機電源が信頼性を失う前にリセット
を起動するため、リセット回路は、トランジスタQ35
01のベースの16ボルトの待機電源を監視する。16
ボルト電源は、5ボルトの待機電源を発生させるために
利用され、16ボルト電源が実質的に降下するまで、5
ボルトのレベルを維持する。かくして、16ボルト電源
の損失が、5ボルト電源の降下の前に検出される。16
ボルト電源の約9ボルトへの降下は、抵抗器R3501
及びR3502よりなる分圧器によってトランジスタQ
3501をターンオンさせる。
【0043】リセット信号は、例えば、過負荷により、
5ボルトの実行電源の電力損失がある場合も発生され
る。5ボルトの実行電源は、7.5ボルトの待機電源か
らレギュレータ25を介して発生させられる。7.5ボ
ルトの電源は、2次巻線WS4からダイオードD4及び
キャパシタC6を介して発生させられる。トランジスタ
Q3204が16ボルトの電源から抵抗器R3119及
びR3220を介して導通するように、7.5ボルトの
待機電源が5.4ボルトより下に降下し、マイクロプロ
セッサ30のオン/オフ出力が高レベルにある場合、即
ち、実行モードである場合、トランジスタQ3601
は、抵抗器R3623及びR3624よりなる分圧器に
よってターンオフされている。従って、ダイオードCR
3608は順方向にバイアスをかけられ、トランジスタ
Q3502をターンオンさせ、リセットを発生させる。
【0044】リセットラインが一旦引き下げられると、
システム制御マイクロップロセッサは、低電力モードに
置かれ、その発振器は停止させられ、その全ての機能は
一時的に停止させられる。これにより、5ボルト電源上
の負荷が軽減され、電源が短時間の内に復旧する場合、
実質的な期間少なくとも1ボルト以上に保持させて、同
じ条件(例えば、チャネル番号、音量設定等)に従って
動作を再開するためマイクロプロセッサのメモリに格納
されているデータを保持する。
【0045】制御マイクロプロセッサ30により発生さ
せられるオン/オフ信号は、抵抗器R3119を介し
て、オン/オフトランジスタQ3204のスイッチ導通
作用に結合され、高レベル、即ち、オン−状態によりト
ランジスタをターンオンさせ、低レベル、即ち、オフ−
状態により、トランジスタをターンオフさせる。コレク
タ負荷は、抵抗器R3220により供給され、エミッタ
抵抗器R3155は、バイパスキャパシタC3114が
設けられている。
【0046】トランジスタQ3204のエミッタで発生
させられたオン/オフ信号は、抵抗器R4102及びR
4119を介して、トランジスタQ4104のベースに
結合されている。Q4104のコレクタは、抵抗器R4
124を介して+16ボルト電源に接続され、抵抗器R
4126を介してトランジスタQ4105のベースに接
続されている。
【0047】モード切換電源を待機モードにするため
に、実行レギュレータU4150の出力は、トランジス
タQ4104をターンオフし、トランジスタQ4105
をターンオンして引き下げられる。これにより、ダイオ
ードCR4111を通る出力が引き下げられる。オン/
オフ信号は、16ボルトの電源から実行レギュレータへ
のVCCの結合も制御する。オン/オフ信号は、抵抗器
R4153及びR4154を介して、実行モードのトラ
ンジスタQ4151をターンオンするよう結合されてい
る。Q4151に関するコレクタ負荷は、抵抗器R41
61と、PNP型トランジスタQ4150のベースであ
る。従って、トランジスタQ4150のベースの電圧
は、抵抗器R4156を介してフィルタキャパシタC4
160を充電することにより、トランジスタをターンオ
ンさせ、16ボルト電源を実行レギュレータU4150
に接続する抵抗器R4160を介して引き下げられる。
【0048】マイクロプロセッサ30のオン/オフ出力
端子は、3状態出力として内部的には構成されている。
高レベルの状態は、ソースインピーダンスが低く、+5
ボルトレベルの動作状態である。低レベルの状態は、0
ボルトレベルのソースインピーダンスの低い動作状態で
ある。第3番目の状態は、高インピーダンス状態であ
り、端子のソースインピーダンスは極めて高い。
【0049】実行モード、即ち、マイクロプロセッサ3
0のオン/オフ信号のオン−状態は、+5ボルト動作の
高レベルの状態である。例えば、遠隔制御の操作により
発生される通常の待機オフ−状態は、0ボルト動作の低
レベル状態である。オフ−状態は、リセット信号がリセ
ット回路34によりマイクロプロセッサ30に供給され
るときも生じさせられる。かかる状況において、マイク
ロプロセッサ30は、そのオン/オフ端子を高インピー
ダンス状態に置き、トランジスタQ3204のベースが
抵抗器R3153により接地レベルに引き下げられるこ
とを可能にする。これにより、上述の如く、トランジス
タはターンオフされ、動作の順序は初期化され、テレビ
ジョン受像機は動作の待機モードに置かれる。
【0050】図示及び上述したオン又はオフのリセット
回路及び保護回路に応じて、実行レギュレータ及び待機
レギュレータがその動作モードにおいて協働させられる
多数の方法がある。しかし、この協働は、特定の電源電
圧等の降下のようなタイミングの考慮に依っている。電
力損失の開始と、実行レギュレータが動作し得なくなる
時点との間において、調節されたB+電圧は降下する傾
向にあり、これにより、実行レギュレータはパルス出力
電圧Vmrのデューティサイクルを増加させるようにな
る。これは、チョッパトランジスタQ4100に損傷を
与える可能性のある状況を発生させる。
【0051】コールドグランド基準側に配置されている
リセット信号発生器34は、AC主電源の損失のような
ホットグランド基準側の電源不良をさほど迅速には検出
し得ない。従って、リセット信号発生器が、デューティ
サイクルにおける印加電圧の変化を被る前に、実行レギ
ュレータを待機状態にさせることは期待し難い。損傷を
与える可能性の有る他の状況は、負荷の要求量が突然増
加するのに伴って生じ得る。実行レギュレータは、シス
テムに電圧を加えるような方法で、デューティサイクル
をデューティサイクル制限回路65によって許容されて
いる最大値にまで増大させることにより、反応し得る。
【0052】本発明の配置によれば、安全帰還回路FB
Sは、抵抗器R5003と、キャパシタC5001と、
ダイオードCR5001と、及び抵抗器R5004とか
ら構成され、実行レギュレータの上記条件への応答を低
下させる。この回路は、デューティサイクルの過大、或
いは、急速な増大を防止し、又は、チョッパトランジス
タに不所望な励振を生じさせることを防止する。
【0053】実行モードにおいて、PWM電圧Vmr
は、周期が2fHの周波数の2層レベルの電圧であり、
例えば、0.8ボルトと6.9ボルトの間のレベルを切
換わる。電圧Vmrの平均値は、正の値であり、デュー
ティサイクルの増大又は時系列的なチョッパの駆動の増
加につれて、その大きさが増大するパルスデューティサ
イクルの関数である。
【0054】PWM電圧Vmrは、この平均値を安全帰
還電圧Vsfとして、積分用キャパシタC5101の両
側に発生させる安全帰還回路FBSの積分器100に印
加される。積分器100のRC時定数は、2fH基本周
波数と、電圧Vmrの倍音成分の電圧周波数とを実質的
に低減させるよう充分に大きい。しかし、この時定数
は、帰還回路FBSが大きな印加電圧、又は、不規則な
動作条件下において電圧Vmrのデューティサイクルの
変化に応答し得るよう高速性が必要とされる。
【0055】PWM電圧Vmrのデューティサイクルが
B+電圧レベルの降下に起因してある閾値を超える場
合、帰還電圧Vsfは、ブロッキングダイオードCR5
101を順方向にバイアスできるよう充分大きくなる。
ダイオードCR5101が導通すると、帰還電圧Vsf
は、抵抗器R5004を介して、誤差増幅器61の反転
入力端子に供給される。負帰還の手法により、出力電圧
Vmr及び安全帰還回路FBSを含むループを介して、
高い利得を有する誤差増幅器61は、PWM電圧Vmr
のデューティサイクルを、Vref1、即ち、正の入力
端子で確定される基準電圧レベルに一致するよう反転入
力端子の電圧Vinを維持する値に制限する。
【0056】レギュレータの負帰還回路FBRは、降下
するB+電圧レベルを一定に保持するために、R415
6の接触子アームの帰還電圧を減少させる。この負帰還
回路は、PWM電圧Vmrのデューティサイクルを増大
させて上記の減少を図る。安全帰還回路FBSの帰還動
作は、レギュレータ帰還回路FBRの帰還動作とは反対
であり、安全帰還回路が作動されると、レギュレータ帰
還回路に優先して、安全な方法で電圧Vmrのデューテ
ィサイクルを制限する。
【0057】図5乃至8は、実行モード中のテレビジョ
ン受像機の種々の動作条件において安全帰還回路の効果
を示している。図5の(a)乃至図8の(a)は、本発
明の安全帰還回路FBSを回路内に有するモード切換電
源装置の種々のパラメータを示すタイミングチャートで
あり、一方、図5の(b)乃至図8の(b)は、回路F
BSを含まない場合のタイミングチャートである。
【0058】図5の(a)と(b)は、略時点t0にお
いて発生しているAC主電源の損失、又は、中断の間の
PWM出力電圧Vmrの時系列及びデューティサイクル
を安全帰還の有無によって比較している。負帰還を有す
る図5の(a)のデューティサイクルは、実行レギュレ
ータのデューティサイクル制限器65によって許容され
る最大デューティサイクルまで滑らかに上昇し、リセッ
ト回路34が時点t1において作動されるまで最大値を
持続する。マイクロプロセッサ30は、次いで、オン/
オフ制御信号のオフ状態を出力し、実行レギュレータU
4150の動作を抑止し、出力のデューティサイクルと
パルス幅を零に低下させる。
【0059】安全帰還を含まない場合のパルス幅の対応
するグラフが図5の(b)に示され、ここで、パルス幅
は、時点t0’においてAC主電源の中断の発生後、最
大値まで増加するが、この増加は、最大値に達する迄の
略10ミリ秒の間隔tOSCに亘る、パルス幅、従っ
て、デューティサイクルの実質的に不所望な発振により
特徴付けられている。リセット発生器34は、電力損失
に迅速には応答し得ない。マイクロプロセッサ30は、
デューティサイクルの発振開始後の時点、即ち、時点t
2’迄は、オン/オフ制御信号のオフ状態を与えない。
これに対して、図5の(a)において、安全帰還回路F
BSは、パルス変調された信号Vmrのデューティサイ
クルを滑らかに制限するよう、リセット信号が発生され
る前に充分早く動作することを利点とする。
【0060】図6の(a)及び(b)は、時系列のパル
スと、デューティサイクルタイミングチャートであり、
例えば、0から100IREまでの最小輝度レベルの単
調なフィールドから最大レベルの一つに切換えることに
より誘発されるビデオ負荷の変化中の2つのパラメータ
を、帰還を含む場合の(a)と帰還を含まない場合の
(b)とにより比較している。電力負荷の差は、本例に
おいて、電源最大出力電力レベル277ワットに比較し
て約40乃至50ワットである。これらの曲線は、99
VACの低いACライン入力電圧の条件下においても発
生されたので、実行レギュレータの通常のデューティサ
イクルはその範囲内の高い方の部分に置かれている。
【0061】図6の(a)において、デューティサイク
ルは、0IREの単調なフィールド表示と100IRE
の単調なフィールド表示との間の時点t2の変化の直後
にピークを通過し、ピークの後、比較的高く、しかし、
安定したレベルに再び安定する。しかし、対応する
(b)において、変化時点t2’に続く周期と、その後
のデューティサイクルの最大値における平坦部は、特
に、パルス幅が最大値からかなり高い負荷レベルの動作
を表わす一つのパルス幅に降下しながら、(a)に示す
振動よりも大きく振動することによって特徴付けられて
いる。
【0062】図7の(a)及び(b)は、同様に、最大
輝度の繰り返しブロックパターンの表示時のビデオ負荷
変化中に、出力電圧Vmrの時系列及びデューティサイ
クルとを比較している。(a)に示す如く、帰還を伴う
場合、パルスデューティサイクルは、負荷が加算される
に伴って増加し、増加させられたデューティサイクルパ
ルスの各々の間隔は、伸ばされる傾向にあり、(b)に
示す帰還の無い場合の動作と比較してかなり低いピーク
値に達する。これにより、チョッパ回路の保護が改善さ
れ、B+電圧の調節が改善される。
【0063】AC主電源の損失後の1次巻線及びチョッ
パトランジスタQ4100の電流変化時における帰還回
路FBSの効果は、図8の(a)と(b)の比較により
明らかである。チョッパトランジスタQ4100は、電
源変圧器T4100の1次巻線に接続されている。かく
して、1次巻線の電流は、チョッパトランジスタQ41
00が導通するとき、指数関数的に上昇する。(a)に
示す如く帰還の無い場合、出力パルス幅を増加すると、
電流は、破線ENV1により示される電流包絡線の勾配
に従ってチョッパトランジスタのピーク電流を増加させ
る方法で、各サイクルに上昇させられ得る。(b)にお
いて、パルス幅の変化は実行レギュレータの帰還回路F
BSにより制限され、増加する電流の包絡線ENV2の
勾配はかなり小さいので、リセット回路及びVCC切換
回路が電源を待機モードにさせるよう動作する時点まで
には、かなり低いピーク電流が得られる。
【0064】パルス変調電圧Vmrのデューティサイク
ルを制限するよう帰還を利用することにより、安全帰還
回路FBSは、実行レギュレータU4150のデューテ
ィサイクル制限器と、待機レギュレータU4100のデ
ューティサイクル制限器とは別個に動作することを利点
とする。これにより、モード切換電源装置の動作パラメ
ータが極端な値となる場合、安全性の余裕が増大され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデューティサイクルが制限される
帰還型モード切換電源装置の一般化された構成図であ
る。
【図2】待機レギュレータ或いは電源装置のホットグラ
ンド側をより詳細に示すより具体的な一例の構成図であ
る。
【図3】実行レギュレータ側のより具体的な一例の一部
の構成図である。
【図4】図3に続く構成図である。
【図5】(a)及び(b)は、AC主電源中断中のモー
ド切換電源装置のデューティサイクルを図1及び図3の
実行レギュレータに接続された安全帰還回路の有無に応
じて示すタイミングチャートである。
【図6】(a)及び(b)は、最大と最小の表示輝度の
間の点滅によるビデオ負荷の変化中のデューティサイク
ルを帰還の有無に応じて示すタイミングチャートであ
る。
【図7】(a)及び(b)は、同様に、白黒のテストパ
ターンの表示時におけるビデオ負荷の変化中のデューテ
ィサイクルを比較するタイミングチャートである。
【図8】(a)及び(b)は、AC主電源損失中のチョ
ッパトランジスタのコレクタ電流変化を表わす抵抗器R
4107の電圧を帰還の有無に応じて示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
20 水平偏向回路 21 AC主電源 22 プラグ 23,24,25 レギュレータ 30 制御器 32 トランジスタ 34 電源リセット回路 40 パルス幅変調素子 41 誤差増幅器 42 内部電圧基準 43 停止論理モジュール 44 ソフト始動回路 45 局部発振器 46 VCCモニター 64 発振器 65 ソフト起動及びデューティサイクル制限器 66 VCC感知回路 70 プッシュプル出力段 71 パルス形成回路 72,74 パルス幅変調器 76 論理ブロック 77 論理同期装置 78 増幅器 82 ドライバ 84 切換素子 100 積分器 140 パルス幅変調回路 170 発振器段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知信号を受ける入力と、パルス変調さ
    れた信号を出力する出力とを有する変調器と;該変調器
    に接続され、該パルス変調された信号に従って発生させ
    られる切換信号により切換えられる切換手段と;該切換
    手段の動作に応じて供給電圧を発生する供給手段と、 該変調器出力と変調器入力との間の帰還路に接続され、
    該パルス変調された信号のデューティサイクルを制限す
    る手段とからなる、モード切換電源装置。
  2. 【請求項2】 パルス変調された信号を出力する出力を
    有する変調器と;切換手段と;該変調器及び該切換手段
    に接続され、該切換手段に該パルス変調された信号に応
    じて切換信号を供給する切換制御回路と;該切換手段の
    動作に応じて電源電圧を発生する供給手段と;該変調器
    の入力に接続され、該電源電圧における変化を示す感知
    信号に応じて、該電源電圧を調節するよう第1の方向に
    該パルス変調された信号を変調する第1の帰還手段と;
    該変調器の入力と、該変調器の出力との間に接続され、
    該第1の帰還手段の方向と反対の方向に該パルス変調さ
    れた信号を変調する第2の帰還手段とからなる、モード
    切換電源装置。
  3. 【請求項3】 感知信号を受ける入力と、パルス変調さ
    れた信号を出力する出力とを有する変調器と;該変調器
    に接続され、該パルス変調された信号に従って発生させ
    られる切換信号により切換えられる切換手段と;該切換
    手段の動作に応じて電源電圧を発生する供給手段と;該
    パルス変調された信号に応じて該パルス変調された信号
    のデューティサイクルによって変化する制御信号を発生
    させる手段と;該制御信号に応じて該デューティサイク
    ルの制限を与える手段とからなる、モード切換電源装
    置。
JP06175594A 1993-03-31 1994-03-30 デューティサイクル制限式帰還型モード切換電源装置 Expired - Lifetime JP3428722B2 (ja)

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