JPH0779608B2 - 食肉の異物除去方法 - Google Patents

食肉の異物除去方法

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JPH0779608B2
JPH0779608B2 JP4055951A JP5595192A JPH0779608B2 JP H0779608 B2 JPH0779608 B2 JP H0779608B2 JP 4055951 A JP4055951 A JP 4055951A JP 5595192 A JP5595192 A JP 5595192A JP H0779608 B2 JPH0779608 B2 JP H0779608B2
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JP
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meat
foreign matter
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brush
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JP4055951A
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裕二 荒木
謙一 工藤
英夫 中島
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Prima Meat Packers Ltd
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Prima Meat Packers Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食肉の異物除去方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハムやベーコンを製造する場合、
毛、皮等を除去し、骨を抜いた肉塊から単身品と称され
る部分を取り出し、それを加工しているが、前記単身品
を取り出したときの残りの肉(残肉)はソーセージの
原料にされる。ソーセージを製造する場合、前記残り
肉はサイレントカッタで細かく砕かれる。
【0003】ところが、前記肉の表面には毛、筋等の
異物が付着していることがあり、これら異物が付着した
ままカッティング工程に送られると、最終製品に異物が
混入し、消費者の印象を著しく害してしまうため、通常
はカッティング工程に送る前に肉の目視検査を行い、
手作業で異物を除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の食肉の異物除去方法においては、肉の目視検査を
行い、手作業で異物を除去するので、除去に必要な時間
が極めて長くなり、作業コストが高くなってしまう。例
えば、通常、作業者一人が1時間かけて目視検査を行
い、手作業で異物を除去する場合、肉の処理量はわず
かに数十〔kg〕程度であり、1時間当たり2〜3
〔t〕の肉を処理する場合には、極めて多くの作業員
が必要になる。
【0005】しかも、塩付工程に送られる肉は圧縮又
は押圧され、箱に詰められるなどして搬送されるため、
肉の切れ目にも毛が噛(か)み込まれていることが
あり、目視検査では発見することができず、そのまま最
終製品中に混入してしまうことがある。さらに、手作業
で異物を除去する際に肉が手の温度で温められてしま
うため、品質が低下してしまう。
【0006】本発明は、前記従来の食肉の異物除去方法
の問題点を解決して、肉の表面に付着している異物
けでなく、切れ目などに噛み込まれている異物を容易に
除去することができ、肉の品質を低下させることのな
食肉の異物除去方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の
肉の異物除去方法においては、水流が形成された水槽内
処理水中に肉を浸漬(しんせき)し、水流によって
ほぐす開き工程と、前記処理水中において、少なくとも
一つのロールブラシ対を回転させ、前肉の表面に前
記ロールブラシ対のブラシを当てる剥離(はくり)工程
とから成る
【0008】
【作用】本発明によれば、前記のように食肉の異物除去
方法においては、水流が形成された水槽内の処理水中に
食肉を浸漬し、水流によってほぐす開き工程と、前記処
理水中において、少なくとも一つのロールブラシ対を回
転させ、前記食肉の表面に前記ロールブラシ対のブラシ
を当てる剥離工程とから成る
【0009】したがって、開き工程において、処理水中
肉を浸漬すると、処理水の水流によって肉は開か
れ、ほぐされる。次に、剥離工程において、前記ロール
ブラシ対のブラシは、回転に伴って肉の表面に当た
り、該食肉に付着している異物を剥離する。すなわち、
開き工程において開かれ、ほぐされた食肉の表面に付着
している異物は前記ロールブラシ対のブラシによっては
じき飛ばされ、剥離される。また、この場合、処理水中
でブラシに当てられるので、肉の表面から異物が剥離
しやすい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の食肉の異物除去
方法が適用される異物除去装置の断面図、図2は本発明
食肉の異物除去方法の概念図である。図において、1
1は上方が開放された細長い箱形の水槽であり、該水槽
11内に処理水、例えばチラー水12が収容され、
肉に付着している毛、筋等の異物が前記チラー水12中
において除去されるようになっている。前記チラー水1
2を使用した場合は、異物を除去する間に肉の品質が
低下しないようにすることができ、肉を低温に維持し
たままの塩付工程に送ることができる。その場合、チ
ラー水12は図示しない冷凍機によって+2〜−2
〕に維持される。
【0011】なお、本実施例においては、前記処理水と
してチラー水12を使用しているが、必ずしもチラー水
12を使用する必要はなく、常温水、温水等も使用する
ことができる。また、肉からドリップが溶け出すのを
防止するために、食塩水、リン酸塩溶液を使用すること
もできる。前記水槽11の一端側の上縁部には、圧縮又
は押圧された状態で搬送されてきた肉を開き工程に送
るための搬入手段、例えばホッパ13が配設されてい
る。該ホッパ13は所定の角度で傾斜するプレートで形
成されていて、該プレートの上方近傍には供給口として
噴射ノズル16が配設される。該噴射ノズル16は、チ
ラー水12及び必要に応じて気泡を噴射して水槽11内
で水流を形成する。前記噴射ノズル16は、図におい
方に向けて形成されているが、肉の進行方向に向け
て形成し、チラー水12を水平方向に噴射させてもよ
い。
【0012】前記ホッパ13に搬送された肉は、プレ
ート上を転がって落下し、前記チラー水12の流れに乗
って移動するとともに、チラー水12中に浸漬され、水
流や気泡の力によって転動したり、互いにぶつかり合っ
たりして踊らされ、ほぐされる。開き工程を出た
は、続いて剥離工程に送られる。該剥離工程において、
肉はロールブラシ集合体17に送られ、該ロールブラ
シ集合体17によって肉の表面から異物剥離される
ようになっている。
【0013】そのため、前記ロールブラシ集合体17
は、前記ホッパ13の先端近傍から肉の進行方向に向
けて少なくとも1個、好ましくは複数個配設された水平
ロールブラシ対18及び垂直ロールブラシ対19から成
る。前記水平ロールブラシ対18は水平方向に配設され
た一対のロールブラシから成り、垂直ロールブラシ対1
9は垂直方向に配設された一対のロールブラシから成
る。そして、前記水平ロールブラシ対18と垂直ロール
ブラシ対19は交互に配設されていて、肉は水平ロ
ールブラシ対18間及び垂直ロールブラシ対19間を順
次通過して送られる。なお、各ロールブラシ対18,1
9は必要に応じて所定角度だけ傾斜させることができ
る。
【0014】各ロールブラシ対18,19を構成するロ
ールブラシは、いずれも図示しないモータなどの駆動手
段に連結され、該モータによって回転させられる。そし
て、各ロールブラシの回転方向は、肉の進行方向に対
して互いに異方向になるようにしてもよいし、同方向に
なるようにしてもよいが、異方向に回転させ、進行方向
肉を送り出すようにするのが好ましい。
【0015】前記各ロールブラシは、表面全体に線状の
ブラシを多数植設して形成され、各ロールブラシが回転
すると肉の表面に付着している異物がブラシの弾性力
によってはじき飛ばされ、剥離される。この剥離を良好
に行うために、各水平ロールブラシ対18と垂直ロー
ルブラシ対19は交互に配設され、水平ロールブラシ
対18によって行われる上下からの剥離と、垂直ロール
ブラシ対19によって行われる左右からの剥離が繰り返
される。したがって、水平ロールブラシ対18間及び垂
直ロールブラシ対19間を交互に通過する間に、肉の
表面に各方向からブラシが当てられ、表面の全体から異
物がはじき飛ばされ、剥離される。前記各水平ロールブ
ラシ対18及び垂直ロールブラシ対19は、必ずしも全
体がチラー水12中に浸漬されている必要はなく、チラ
ー水12中で各ブラシの先端が肉の表面に当たるよう
になっていればよい。
【0016】このように、前記開き工程において肉は
ほぐされており、更に水平ロールブラシ対18間及び垂
直ロールブラシ対19間を交互に通過する間に一層ほぐ
されるため、肉の切れ目などに噛み込まれていた異物
肉の表面に出され、各ロールブラシのブラシによっ
て剥離される。ところで、肉は水分や脂肪分を多く含
むため柔らかく、空気中でロールブラシを使用しても異
物を剥離することが困難であり、仮に剥離しても再び付
着してしまう。ところが、本実施例においては、剥離が
チラー水12中で行われるため、異物が肉の表面から
剥離しやすく、一旦(いったん)剥離した異物は再び
肉に付着しにくい。また、チラー水12の温度が+2〜
−2〔〕であり、肉に含まれている脂肪分が固化す
るため、ブラシの表面に油膜が付着することがなく、常
に良好な剥離力を維持することができる。
【0017】また、水槽11の底部の全域には底部吸引
ノズル31が複数個配設されていて、剥離された異物を
含むチラー水12は、前記底部吸引ノズル31から吸引
され回収される。そして、フィルタ27に送られ、該フ
ィルタ27において異物が捕獲される。したがって、剥
離されチラー水12中に浮遊する異物が再び肉に
付着することがなくなる。そして、フィルタ27を通過
して異物が捕獲された後のチラー水12は、ポンプ28
によって吸引され、前記噴射ノズル16から再び水槽1
1内に噴射される。また、前記水平ロールブラシ対18
垂直ロールブラシ対19の間に、吸引ノズルを配設
ることもできる。
【0018】前記フィルタ27は、水槽11とは別に配
設された分離槽29内に配設され、粗さの異なる複数の
メッシュから成る。なお、30はオーバフローしたチラ
ー水12の回収用パイプである。なお、前記ロールブラ
シのブラシには肉から剥離した異物が付着することが
あるが、該異物は定期的にロールブラシを水槽11から
取り外し、水洗することによって除去される。
【0019】また、前記ロールブラシ集合体17の各ロ
ールブラシ対18,19より前方の排出端には、送られ
てきた肉を搬出するためのコンベア35が上がり勾配
(こうばい)に取り付けられている。該コンベア35は
水槽11の他端側の上縁部に固定されているため、
はコンベア35に搬送され、水槽11の他端側の上縁部
から搬出される。
【0020】次に、ロールブラシの詳細について説明す
る。図3は本発明の食肉の異物除去方法に採用されるロ
ールブラシの斜視図である。図において、36は図示し
ないモータに連結されたシャフト、37はロール、38
は該ロール37の表面全体に植設された樹脂製のブラシ
である。説明の便宜上、図には上端及び下端のブラシ3
8のみが示されている。
【0021】本実施例において、前記シャフト36の径
aは15〔mm〕、ロール37の径bは60〔mm〕、
ロールブラシの径cは240〔mm〕である。前記ロー
ル37の長さdは水槽11(図1)の幅や深さに対応し
て任意に設定される。また、ブラシ38の長さは、対象
とする肉の形状によって異なるが、通常、50〜20
0〔mm〕が好ましく、これより長いとブラシ38に付
着した異物や肉を除去するのが困難になり、これより
短いと肉の切れ目に噛み込まれた異物を除去すること
ができない。本実施例の場合、ブラシ38の長さは90
〔mm〕とする。各ロールブラシ対18,19において
互いに対向させられるロールブラシは、ブラシ38が0
〜5〔mm〕相互に重なるように配設される。
【0022】前記ブラシ38は、線径が太すぎると
の切れ目に噛み込まれた異物を除去することができず、
肉を傷つける。一方線径が細すぎると異物を除去す
る力がなくなるだけでなく、ブラシ38を長時間使用し
た場合に折れたり、曲がったりする。本実施例の場合、
ブラシ38の線径は0.7〔mm〕とする。また、ロー
ルブラシは、回転数が低すぎると肉からの異物の剥離
性が低下し、回転数が高すぎると肉が各ロールブラシ
対18,19間を通過する時間が短くなりすぎる。した
がって、ロールブラシの径cが240〔mm〕である場
合、回転数を5〜300〔rpm〕、望ましくは30〜
120〔rpm〕とする。水平ロールブラシ対18を
いに逆方向に回転させる場合、上方のロールブラシと下
方のロールブラシの回転数を同じにするか、上方のロー
ルブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数より高
くすると、肉の送りが良好になる。一方、上方のロー
ルブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数より低
くすると、ブラシ38噛み込んでしまう。
【0023】なお、垂直ロールブラシ対19を互いに逆
方向に回転させる場合、左右のロールブラシの回転数は
等しくされる。前記実施例においては、開き工程と剥離
工程を複数回繰り返すようにしているが、必ずしも複数
回繰り返す必要はなく、開き工程と剥離工程を1回ずつ
設けるだけでもよい。
【0024】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、食肉の異物除去方法においては、水流が形成され
た水槽内の処理水中に食肉を浸漬し、水流によってほぐ
す開き工程と、前記処理水中において、少なくとも一つ
のロールブラシ対を回転させ、 前記食肉の表面に前記ロ
ールブラシ対のブラシを当てる剥離工程とから成る
【0026】開き工程において、処理水中で肉は開か
れ、ほぐされるので肉の切れ目などに噛み込まれた
異物が肉の表面に出てくる。また、剥離工程におい
て、食肉の表面に付着している異物は前記ロールブラシ
のブラシによってはじき飛ばされ、剥離される。そし
て、処理水中の食肉は、開かれ、ほぐされた状態でブラ
シに当てられるだけでなく、ブラシによって一層ほぐさ
れる。
【0027】したがって、食肉の表面に付着している異
物だけでなく、切れ目などに噛み込まれている異物を容
易に除去することができる。また、手作業で異物を除去
する必要がないので、食肉が温められることはなく、品
質は低下しない。さらに、異物を除去する作業を自動化
することができるため、1時間当たり1〜1.5〔t〕
異物の除去処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食肉の異物除去方法が適用される異物
除去装置の断面図である。
【図2】本発明の食肉の異物除去方法の概念図である。
【図3】本発明の食肉の異物除去方法に採用されるロー
ルブラシの斜視図である。
【符号の説明】
11 水槽 12 チラー水 13 ホッパ 16 噴射ノズル 17 ロールブラシ集合体 18 水平ロールブラシ対 19 垂直ロールブラシ対 27 フィルタ 31 底部吸引ノズル 35 コンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水流が形成された水槽内の処理水
    中に肉を浸漬し、水流によってほぐす開き工程と、 (b)前記処理水中において、少なくとも一つのロール
    ブラシ対を回転させ、前肉の表面に前記ロールブラ
    シ対のブラシを当てる剥離工程とから成ることを特徴と
    する食肉の異物除去方法。
JP4055951A 1992-03-16 1992-03-16 食肉の異物除去方法 Expired - Lifetime JPH0779608B2 (ja)

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JP4055951A JPH0779608B2 (ja) 1992-03-16 1992-03-16 食肉の異物除去方法

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JPH05252860A JPH05252860A (ja) 1993-10-05
JPH0779608B2 true JPH0779608B2 (ja) 1995-08-30

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ID=13013388

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017546B2 (ja) * 1972-09-25 1975-06-21
JPH0614573B2 (ja) * 1985-02-25 1994-02-23 日本電信電話株式会社 半導体レ−ザ

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JPH05252860A (ja) 1993-10-05

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Effective date: 19960220