JPH077964Y2 - 輸液用プラスチック容器 - Google Patents
輸液用プラスチック容器Info
- Publication number
- JPH077964Y2 JPH077964Y2 JP1992042945U JP4294592U JPH077964Y2 JP H077964 Y2 JPH077964 Y2 JP H077964Y2 JP 1992042945 U JP1992042945 U JP 1992042945U JP 4294592 U JP4294592 U JP 4294592U JP H077964 Y2 JPH077964 Y2 JP H077964Y2
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- JP
- Japan
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- drainage
- plastic container
- infusion
- mouth
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通気針なしで使用され
る輸液用プラスチック容器の改良に関するものである。
る輸液用プラスチック容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通気針なしで使用される輸液用プラスチ
ック容器のうち、胴部の上方にテーパ状の肩部を介して
口部を連設したガラス壜と類似の形状のものにおいて
は、容器の胴部が潰れながら排液を行うため、均一な速
度で最後まで排液させることが重要な技術的課題とされ
ている。このためにこの種の輸液用プラスチック容器で
は胴部の断面を楕円形または長方形とし、排液の際に短
辺側側面が内側へくぼむことなく外側に張り出して容器
全体が潰れるように工夫されている。
ック容器のうち、胴部の上方にテーパ状の肩部を介して
口部を連設したガラス壜と類似の形状のものにおいて
は、容器の胴部が潰れながら排液を行うため、均一な速
度で最後まで排液させることが重要な技術的課題とされ
ている。このためにこの種の輸液用プラスチック容器で
は胴部の断面を楕円形または長方形とし、排液の際に短
辺側側面が内側へくぼむことなく外側に張り出して容器
全体が潰れるように工夫されている。
【0003】また上記した容易の潰れをより確実に行わ
せるために、短辺側の胴部側面にリブを設けたり、胴部
の偏平度を大きくしたり、胴部の前後の肉厚差をできる
だけなくするようにする工夫もなされている。ところ
が、このような工夫を施してもなお、通常の成形工程で
生ずる肉厚の変動によって潰れ方が変化し、容器によっ
て排液速度のバラツキが大きくなることがある。また、
同一の容器についても、排液開始時の排液速度と排液終
了直前の排液速度との差が大きいという問題が残されて
いる。
せるために、短辺側の胴部側面にリブを設けたり、胴部
の偏平度を大きくしたり、胴部の前後の肉厚差をできる
だけなくするようにする工夫もなされている。ところ
が、このような工夫を施してもなお、通常の成形工程で
生ずる肉厚の変動によって潰れ方が変化し、容器によっ
て排液速度のバラツキが大きくなることがある。また、
同一の容器についても、排液開始時の排液速度と排液終
了直前の排液速度との差が大きいという問題が残されて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解決し、成形工程において通常発生する程度
の肉厚の変動等があっても排液速度のバラツキがなく、
また排液速度が排液開始時と排液終了直前とで大きく変
化しない輸液用プラスチック容器を提供するために完成
されたものである。なお、排液速度を排液開始時の排液
速度で割った値を排液率と呼ぶ。
の問題点を解決し、成形工程において通常発生する程度
の肉厚の変動等があっても排液速度のバラツキがなく、
また排液速度が排液開始時と排液終了直前とで大きく変
化しない輸液用プラスチック容器を提供するために完成
されたものである。なお、排液速度を排液開始時の排液
速度で割った値を排液率と呼ぶ。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、長辺側側面と短辺側側面とから
なる胴部の上方にテーパ状の肩部を介して口部を連設し
た輸液用プラスチック容器において、両方の短辺側の肩
部に排液の末期における肩部の変形を助けるための外側
の円弧面を胴部に向けかつ胴部と略等間隔に形成されて
いるとともに、内側の円弧面を口部に向けかつ口部と略
等間隔に形成されている三日月状の凹部を形成したこと
を特徴とするものである。
めになされた本考案は、長辺側側面と短辺側側面とから
なる胴部の上方にテーパ状の肩部を介して口部を連設し
た輸液用プラスチック容器において、両方の短辺側の肩
部に排液の末期における肩部の変形を助けるための外側
の円弧面を胴部に向けかつ胴部と略等間隔に形成されて
いるとともに、内側の円弧面を口部に向けかつ口部と略
等間隔に形成されている三日月状の凹部を形成したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1〜図3において、1は長辺側側面1
aと短辺側側面1bとからなる断面が楕円ないし長四角
形状の胴部、2は胴部1の上方のテーパ状の肩部、3は
口部である。図2に示すように、胴部1の短辺側側面1
bの中央部には縦長のリブ4が形成されており、排液時
に短辺側側面1bが内側に窪むことを防止している。
細に説明する。図1〜図3において、1は長辺側側面1
aと短辺側側面1bとからなる断面が楕円ないし長四角
形状の胴部、2は胴部1の上方のテーパ状の肩部、3は
口部である。図2に示すように、胴部1の短辺側側面1
bの中央部には縦長のリブ4が形成されており、排液時
に短辺側側面1bが内側に窪むことを防止している。
【0007】またテーパ状の肩部2のうち、胴部1の両
側の短辺側側面1bに臨む部分には、それぞれ三日月状
の凹部5が形成されている。この凹部5は三日月の外側
の円弧面を胴部1に向け、内側の円弧面を口部3に向け
て形成されている。そしてこの凹部5により、テーパ状
の肩部2は内側に変形し易くなっている。
側の短辺側側面1bに臨む部分には、それぞれ三日月状
の凹部5が形成されている。この凹部5は三日月の外側
の円弧面を胴部1に向け、内側の円弧面を口部3に向け
て形成されている。そしてこの凹部5により、テーパ状
の肩部2は内側に変形し易くなっている。
【0008】
【作用】このように構成された輸液用プラスチック容器
は、口部3を下向きにして吊り下げられ、内部に充填さ
れている薬液を通気針を使用しないクローズドシステム
で患者に対して輸液するものである。そして薬液の排出
に連れて大気圧により胴部1がどんどん窪み、両側の長
辺側側面1aがぴったりと合わさるようになる。しかし
肩部2や底部は変形し難い形状であり、かつ肉厚も厚い
ことから胴部1に比較して潰れにくく、最後には図4に
示すように短辺側側面1bの側から見て三角形の空間が
残ることとなる。
は、口部3を下向きにして吊り下げられ、内部に充填さ
れている薬液を通気針を使用しないクローズドシステム
で患者に対して輸液するものである。そして薬液の排出
に連れて大気圧により胴部1がどんどん窪み、両側の長
辺側側面1aがぴったりと合わさるようになる。しかし
肩部2や底部は変形し難い形状であり、かつ肉厚も厚い
ことから胴部1に比較して潰れにくく、最後には図4に
示すように短辺側側面1bの側から見て三角形の空間が
残ることとなる。
【0009】一般に、この種の輸液用プラスチック容器
においては、排液の末期に上記したような三角形の空間
が形成され始めると排液速度は次第に低下し、ついには
排液を終了する。ところが、本考案の輸液用プラスチッ
ク容器においては、テーパ状の肩部2に三日月状の凹部
5が形成されているため、排液の末期においてテーパ状
の肩部2が内側に向かって窪むことができるようにな
り、このような凹部5のない従来の輸液用プラスチック
容器に比較して、最終的に形成される三角形の空間の容
積を小さくすることができる。従ってまた本考案によれ
ば、排液終了直前における排液速度の低下を防止するこ
とが可能となる。
においては、排液の末期に上記したような三角形の空間
が形成され始めると排液速度は次第に低下し、ついには
排液を終了する。ところが、本考案の輸液用プラスチッ
ク容器においては、テーパ状の肩部2に三日月状の凹部
5が形成されているため、排液の末期においてテーパ状
の肩部2が内側に向かって窪むことができるようにな
り、このような凹部5のない従来の輸液用プラスチック
容器に比較して、最終的に形成される三角形の空間の容
積を小さくすることができる。従ってまた本考案によれ
ば、排液終了直前における排液速度の低下を防止するこ
とが可能となる。
【0010】以上に説明した本考案の作用効果を確認す
るため、実施例の輸液用プラスチック容器7本と、これ
と同一形状であるが肩部2に凹部5のない従来型の輸液
用プラスチック容器8本とについて、排液率を測定し
た。その結果を図5と図6のグラフに示した。(グラフ
中の右肩に示した括弧内の数値は、450cc 排液時の排液
率である)その結果、350cc 排液時における排液率の平
均値はそれぞれ80.7%と80.5%であってほとんど差がな
かったが、450cc 排液時の排液率の平均値はそれぞれ7
2.7%と68.6%であり、本願考案の輸液用プラスチック
容器の方が平均で4.1 %高い排液率を示した。このよう
に、肩部2に三日月状の凹部5を設けることにより、排
液終了直前における排液速度の低下を防止することが可
能となる。
るため、実施例の輸液用プラスチック容器7本と、これ
と同一形状であるが肩部2に凹部5のない従来型の輸液
用プラスチック容器8本とについて、排液率を測定し
た。その結果を図5と図6のグラフに示した。(グラフ
中の右肩に示した括弧内の数値は、450cc 排液時の排液
率である)その結果、350cc 排液時における排液率の平
均値はそれぞれ80.7%と80.5%であってほとんど差がな
かったが、450cc 排液時の排液率の平均値はそれぞれ7
2.7%と68.6%であり、本願考案の輸液用プラスチック
容器の方が平均で4.1 %高い排液率を示した。このよう
に、肩部2に三日月状の凹部5を設けることにより、排
液終了直前における排液速度の低下を防止することが可
能となる。
【0011】また、図5と図6のグラフから明らかなよ
うに、本願考案の輸液用プラスチック容器は特に排液の
末期における排液率のバラツキが小さい。これを数値化
すると、450cc 排液時の排液率のバラツキは、本願考案
の輸液用プラスチック容器ではσ=2.05(平均値72.7
%)であったのに対して、従来型の輸液用プラスチック
容器ではσ=4.51(平均値68.6%)であり、本願考案の
方が排液速度のバラツキが小さいことが確認できた。
うに、本願考案の輸液用プラスチック容器は特に排液の
末期における排液率のバラツキが小さい。これを数値化
すると、450cc 排液時の排液率のバラツキは、本願考案
の輸液用プラスチック容器ではσ=2.05(平均値72.7
%)であったのに対して、従来型の輸液用プラスチック
容器ではσ=4.51(平均値68.6%)であり、本願考案の
方が排液速度のバラツキが小さいことが確認できた。
【0012】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の輸液用
プラスチック容器は排液速度のバラツキがなく、また排
液速度が排液開始時と排液終了直前とで大きく変化しな
い利点を有するものであるから、従来の問題点を解決し
たものとして、その実用的価値はきわめて大である。
プラスチック容器は排液速度のバラツキがなく、また排
液速度が排液開始時と排液終了直前とで大きく変化しな
い利点を有するものであるから、従来の問題点を解決し
たものとして、その実用的価値はきわめて大である。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の実施例を示す平面図である。
【図4】排液末期の状態を示す側面図である。
【図5】本考案の輸液用プラスチック容器の排液率の変
化を示すグラフである。
化を示すグラフである。
【図6】従来の輸液用プラスチック容器の排液率の変化
を示すグラフである。
を示すグラフである。
1 胴部 1a 長辺側側面 1b 短辺側側面 2 肩部 3 口部 4 リブ 5 三日月状の凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 長辺側側面と短辺側側面とからなる胴部
の上方にテーパ状の肩部を介して口部を連設した輸液用
プラスチック容器において、両方の短辺側の肩部に排液
の末期における肩部の変形を助けるための外側の円弧面
を胴部に向けかつ胴部と略等間隔に形成されているとと
もに、内側の円弧面を口部に向けかつ口部と略等間隔に
形成されている三日月状の凹部を形成したことを特徴と
する輸液用プラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042945U JPH077964Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液用プラスチック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042945U JPH077964Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液用プラスチック容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063344U JPH063344U (ja) | 1994-01-18 |
| JPH077964Y2 true JPH077964Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=12650155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992042945U Expired - Lifetime JPH077964Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液用プラスチック容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077964Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002308243A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Shimizu Pharmaceutical Co Ltd | プラスチック容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5701882B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2015-04-15 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 薬剤容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01158956A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 | Mitsubishi Kasei Corp | 輸液用容器 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP1992042945U patent/JPH077964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002308243A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Shimizu Pharmaceutical Co Ltd | プラスチック容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH063344U (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950811 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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