JPH0779681B2 - ヨウ素含有量を強化した酵母製剤およびその製造方法 - Google Patents
ヨウ素含有量を強化した酵母製剤およびその製造方法Info
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- JPH0779681B2 JPH0779681B2 JP60240047A JP24004785A JPH0779681B2 JP H0779681 B2 JPH0779681 B2 JP H0779681B2 JP 60240047 A JP60240047 A JP 60240047A JP 24004785 A JP24004785 A JP 24004785A JP H0779681 B2 JPH0779681 B2 JP H0779681B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、ヨウ素を容易に、かつ好ましい形態で摂取す
ることができるヨウ素含有量を強化した酵母製剤および
その製造方法に関する。
ることができるヨウ素含有量を強化した酵母製剤および
その製造方法に関する。
[発明の背景] ヨウ素は生体にとって必須元素であり、その甲状腺機能
への関与については、これまでの研究により明らかなと
ころである。また、このヨウ素を含有する製剤は、甲状
腺機能障害以外にも、様々な疾患の治療を目的として製
造されている。
への関与については、これまでの研究により明らかなと
ころである。また、このヨウ素を含有する製剤は、甲状
腺機能障害以外にも、様々な疾患の治療を目的として製
造されている。
一般に、ヨウ素を体内に摂取するための薬剤には、胃腸
障害、ヨード疹あるいはヨードカタル等の副作用があ
る。この副作用の問題に対しては、ヨウ素をヨウ素レシ
チン等の有機化合物として摂取する方法が提案され、実
施されている。しかし、ヨウ素を大量に、あるいは日常
的に摂取するためには、医学的あるいは栄養学的な見地
からさらに好ましい状態でヨウ素を含有する素材が求め
られている。
障害、ヨード疹あるいはヨードカタル等の副作用があ
る。この副作用の問題に対しては、ヨウ素をヨウ素レシ
チン等の有機化合物として摂取する方法が提案され、実
施されている。しかし、ヨウ素を大量に、あるいは日常
的に摂取するためには、医学的あるいは栄養学的な見地
からさらに好ましい状態でヨウ素を含有する素材が求め
られている。
[発明の要旨] 本発明の目的は、ヨウ素を容易に、かつ好ましい形態で
摂取することできる素材を提供することである。
摂取することできる素材を提供することである。
本発明は、ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培地
中で生産可能であるようなヨウ素耐性を有し、少なくと
も乾燥重量100g当り1μgのヨウ素を含有しており、そ
して細胞壁破壊処理が施された酵母を、賦形剤または担
体と共に有するヨウ素含有量を強化した酵母製剤を提供
するものである。
中で生産可能であるようなヨウ素耐性を有し、少なくと
も乾燥重量100g当り1μgのヨウ素を含有しており、そ
して細胞壁破壊処理が施された酵母を、賦形剤または担
体と共に有するヨウ素含有量を強化した酵母製剤を提供
するものである。
上記酵母製剤は、酵母菌群の培養において使用する培地
中におけるヨウ素化合物濃度を段階的に上げることによ
り、ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培地中で生
産可能であるようなヨウ素耐性を有する菌株の選定とそ
の菌株のヨウ素摂取培養を同時に行い; 酵母に細胞壁破壊処理が施し;そして 賦形剤または担体を用いて調剤することにより容易に製
造することができる。
中におけるヨウ素化合物濃度を段階的に上げることによ
り、ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培地中で生
産可能であるようなヨウ素耐性を有する菌株の選定とそ
の菌株のヨウ素摂取培養を同時に行い; 酵母に細胞壁破壊処理が施し;そして 賦形剤または担体を用いて調剤することにより容易に製
造することができる。
[発明の効果] 本発明のヨウ素含有酵母は、酵母菌内にヨウ素化合物を
摂取させることにより、このヨウ素化合物の多くを、生
体内に容易に摂取でき、前述した副作用を伴なうことの
ない状態に変換させてある。よって、本発明のヨウ素含
有酵母は、ヨウ素を大量に、あるいは日常的に摂取する
ための素材として適している。また、本発明のヨウ素含
有酵母は、酵母菌体の優れた栄養特性を損なうものでは
ないため、日常的に摂取される栄養補強剤用の素材とし
ても適している。さらに、ヨウ素投与による特定の疾患
の治療を目的とする場合には、細胞壁破壊処理が施され
た上記酵母を、賦形剤または担体を用いて、経口投与に
適する飲み易い製剤として使用することができる。
摂取させることにより、このヨウ素化合物の多くを、生
体内に容易に摂取でき、前述した副作用を伴なうことの
ない状態に変換させてある。よって、本発明のヨウ素含
有酵母は、ヨウ素を大量に、あるいは日常的に摂取する
ための素材として適している。また、本発明のヨウ素含
有酵母は、酵母菌体の優れた栄養特性を損なうものでは
ないため、日常的に摂取される栄養補強剤用の素材とし
ても適している。さらに、ヨウ素投与による特定の疾患
の治療を目的とする場合には、細胞壁破壊処理が施され
た上記酵母を、賦形剤または担体を用いて、経口投与に
適する飲み易い製剤として使用することができる。
また、本発明のヨウ素含有酵母の生産方法は、ヨウ素摂
取性菌株の選定とその菌株のヨウ素摂取培養を同時に行
なうことが可能であるため、上記ヨウ素含有酵母の生産
が容易に実施できるという利点を有する。
取性菌株の選定とその菌株のヨウ素摂取培養を同時に行
なうことが可能であるため、上記ヨウ素含有酵母の生産
が容易に実施できるという利点を有する。
[発明の詳細な記述] 酵母菌は発酵食品の製造に使用される以外に、酵母菌体
の優れた栄養特性(特にタンパク質およびビタミン)に
着目して、栄養補強剤として、あるいは食糧、飼料とし
ての用途がある。しかし、そのように酵母菌体を直接摂
取する用途において、菌体の特定の成分を積極的に強化
する試みはほとんど実施されていなかった。
の優れた栄養特性(特にタンパク質およびビタミン)に
着目して、栄養補強剤として、あるいは食糧、飼料とし
ての用途がある。しかし、そのように酵母菌体を直接摂
取する用途において、菌体の特定の成分を積極的に強化
する試みはほとんど実施されていなかった。
本発明者の研究によれば、通常発酵工業等において使用
されている酵母菌群中には、ある程度の頻度をもって自
然変異株としてヨウ素耐性株が存在している。また、こ
れらヨウ素耐性株は同時にヨウ素摂取性も有している。
従って、本発明の実施において使用するヨウ素摂取性株
は、容易に通常使用されている酵母菌の中から選択し、
使用することができる。
されている酵母菌群中には、ある程度の頻度をもって自
然変異株としてヨウ素耐性株が存在している。また、こ
れらヨウ素耐性株は同時にヨウ素摂取性も有している。
従って、本発明の実施において使用するヨウ素摂取性株
は、容易に通常使用されている酵母菌の中から選択し、
使用することができる。
本発明に使用することができる酵母菌種には特に制限は
なく、一般に発酵工業において利用されている菌種を使
用することができる。ただし、入手が容易である点およ
び研究が進んでいる点を考慮すると、サッカロマイセス
(Saccharomyces)属に属する酵母、特にサッカロマイ
セス・セイビシエ(Saccharomyces Cerevisiae)を用い
ることが好ましい。
なく、一般に発酵工業において利用されている菌種を使
用することができる。ただし、入手が容易である点およ
び研究が進んでいる点を考慮すると、サッカロマイセス
(Saccharomyces)属に属する酵母、特にサッカロマイ
セス・セイビシエ(Saccharomyces Cerevisiae)を用い
ることが好ましい。
本発明のヨウ素含有酵母は、菌体の元素組成の分析結果
として、少なくとも乾燥重量100g当り1μg(好ましく
は、少なくとも乾燥重量100g当り0.1mg)のヨウ素を含
有していることを特徴とする。上記酵母を積極的なヨウ
素投与による治療を目的とする薬剤の素材として用いる
場合には、少なくとも乾燥重量100g当り10mgのヨウ素を
含有していることが好ましい。ただし、乾燥重量100g当
り1μg乃至10mgのヨウ素を菌体内に含有している酵母
も、ヨウ素欠乏症を対象とする栄養補強剤あるいは、微
量のヨウ素投与による治療を目的とする薬剤の素材とし
て好ましく使用することができる。
として、少なくとも乾燥重量100g当り1μg(好ましく
は、少なくとも乾燥重量100g当り0.1mg)のヨウ素を含
有していることを特徴とする。上記酵母を積極的なヨウ
素投与による治療を目的とする薬剤の素材として用いる
場合には、少なくとも乾燥重量100g当り10mgのヨウ素を
含有していることが好ましい。ただし、乾燥重量100g当
り1μg乃至10mgのヨウ素を菌体内に含有している酵母
も、ヨウ素欠乏症を対象とする栄養補強剤あるいは、微
量のヨウ素投与による治療を目的とする薬剤の素材とし
て好ましく使用することができる。
本発明の実施において使用されるヨウ素摂取性菌株は、
形質が比較的固定化されていない酵母菌群から、前述し
たように自然変異株として選択することができる。すな
わち、上記酵母菌群をヨウ素化合物を高濃度で含有する
培地で培養することで、ヨウ素摂取性菌株を選択するこ
とができる。上記のように得られたヨウ素摂取性菌株の
系統を用いれば、高濃度のヨウ素を酵母菌体内に摂取さ
せることができる。また、放射線照射や薬剤等を用いた
人為的な突然変異により、さらにヨウ素摂取性やその他
の性質が優れた菌株を形成することも可能である。
形質が比較的固定化されていない酵母菌群から、前述し
たように自然変異株として選択することができる。すな
わち、上記酵母菌群をヨウ素化合物を高濃度で含有する
培地で培養することで、ヨウ素摂取性菌株を選択するこ
とができる。上記のように得られたヨウ素摂取性菌株の
系統を用いれば、高濃度のヨウ素を酵母菌体内に摂取さ
せることができる。また、放射線照射や薬剤等を用いた
人為的な突然変異により、さらにヨウ素摂取性やその他
の性質が優れた菌株を形成することも可能である。
また本発明の酵母の生産方法に従い、酵母菌群の培養に
おいて使用する培地中におけるヨウ素化合物濃度を段階
的に上げることにより、ヨウ素摂取性菌株の選定とその
菌株のヨウ素摂取培養を同時に行なうこともできる。培
地中におけるヨウ素濃度を段階的に上げる方法として
は、ヨウ素化合物濃度が異なる複数の培地を用意し、酵
母菌群を順次ヨウ素化合物がより高濃度の培地へ移植す
る方法が、ヨウ素摂取性菌株の選定に関して効率的であ
る。あるいは、液状培地中にヨウ素化合物を徐々に添加
することで、ヨウ素化合物濃度を段階的に上げる方法を
用いることも可能である。
おいて使用する培地中におけるヨウ素化合物濃度を段階
的に上げることにより、ヨウ素摂取性菌株の選定とその
菌株のヨウ素摂取培養を同時に行なうこともできる。培
地中におけるヨウ素濃度を段階的に上げる方法として
は、ヨウ素化合物濃度が異なる複数の培地を用意し、酵
母菌群を順次ヨウ素化合物がより高濃度の培地へ移植す
る方法が、ヨウ素摂取性菌株の選定に関して効率的であ
る。あるいは、液状培地中にヨウ素化合物を徐々に添加
することで、ヨウ素化合物濃度を段階的に上げる方法を
用いることも可能である。
本発明の酵母の生産方法を含む上記酵母の選定および培
養において使用する培地については、特に制限はなく、
一般に酵母培養用とされる培地であれば、合成培地で
も、後述する実施例に使用したような複合培地でもよ
い。また、培養条件(pH、温度等)にも特定の制限がな
いため、使用する酵母の至適条件下で実施することが好
ましい。また、酵母の菌種にもよるが、一般に好気的条
件下で実施することが生産効率の点で好ましい。
養において使用する培地については、特に制限はなく、
一般に酵母培養用とされる培地であれば、合成培地で
も、後述する実施例に使用したような複合培地でもよ
い。また、培養条件(pH、温度等)にも特定の制限がな
いため、使用する酵母の至適条件下で実施することが好
ましい。また、酵母の菌種にもよるが、一般に好気的条
件下で実施することが生産効率の点で好ましい。
上記酵母の選定および培養において、培地中に添加する
ヨウ素化合物としては、ヨウ素の金属塩を用いることが
好ましい。特に好ましいヨウ素の金属塩の例としては、
ヨウ化カリウムおよびヨウ化ナトリウムを挙げることが
できる。
ヨウ素化合物としては、ヨウ素の金属塩を用いることが
好ましい。特に好ましいヨウ素の金属塩の例としては、
ヨウ化カリウムおよびヨウ化ナトリウムを挙げることが
できる。
本発明の酵母の生産方法において使用する培地のヨウ素
濃度は、ヨウ化カリウムまたはヨウ化ナトリウムを用い
た場合には、培養開始時において0.001%程度とするこ
とが好ましい。また、上記培養終了時における培地のヨ
ウ化カリウムまたはヨウ化ナトリウム濃度は、最終的に
必要とされる乾燥重量当りのヨウ素含有量に応じて決定
されるが、比較的高い含有量(乾燥重量100g当り10mg以
上)の菌体の生産を目的とする場合には、1.0%以上で
あることが好ましい。
濃度は、ヨウ化カリウムまたはヨウ化ナトリウムを用い
た場合には、培養開始時において0.001%程度とするこ
とが好ましい。また、上記培養終了時における培地のヨ
ウ化カリウムまたはヨウ化ナトリウム濃度は、最終的に
必要とされる乾燥重量当りのヨウ素含有量に応じて決定
されるが、比較的高い含有量(乾燥重量100g当り10mg以
上)の菌体の生産を目的とする場合には、1.0%以上で
あることが好ましい。
上記酵母菌の培養に要する時間は、ヨウ素摂取性菌株の
選定を目的とする場合には、ヨウ素濃度が異なる培地毎
にそれぞれ約12〜約24時間、酵母へのヨウ素化合物の摂
取を目的とする場合(本発明の生産方法においては、最
も高濃度の培地における最終培養)には約20〜約24時間
程度実施することが好ましい。
選定を目的とする場合には、ヨウ素濃度が異なる培地毎
にそれぞれ約12〜約24時間、酵母へのヨウ素化合物の摂
取を目的とする場合(本発明の生産方法においては、最
も高濃度の培地における最終培養)には約20〜約24時間
程度実施することが好ましい。
以上のように生産された本発明の酵母は、様々な方法で
使用することができる。一般に酵母菌体の経口摂取を主
な目的とする場合には、消化吸収の妨げとする細胞壁に
対して、物理的あるいは化学的な破壊処理を施す。それ
以外の菌体処理方法としては、ヨウ素の摂取目的等に応
じて様々な形態に調製することが可能である。たとえ
ば、公知の酵母製剤(ビール酵母製剤等)の調剤方法
や、食糧生産(タンパク質生産)を目的とする菌体の処
理方法等を参考にして実施することができる。特に、医
療上のヨウ素投与を目的とする場合には、細胞壁破壊処
理を施した上記酵母を賦形剤または担体と共に錠剤ある
いはカプセルとして調剤することが好ましい。上記のよ
うに調剤する場合は、一般に上記酵母に乾燥・粉末化処
理を施す。このように調剤された本発明のヨウ素含有量
を強化した製剤が、特に経口投与用として優れているこ
とは前述した通りである。
使用することができる。一般に酵母菌体の経口摂取を主
な目的とする場合には、消化吸収の妨げとする細胞壁に
対して、物理的あるいは化学的な破壊処理を施す。それ
以外の菌体処理方法としては、ヨウ素の摂取目的等に応
じて様々な形態に調製することが可能である。たとえ
ば、公知の酵母製剤(ビール酵母製剤等)の調剤方法
や、食糧生産(タンパク質生産)を目的とする菌体の処
理方法等を参考にして実施することができる。特に、医
療上のヨウ素投与を目的とする場合には、細胞壁破壊処
理を施した上記酵母を賦形剤または担体と共に錠剤ある
いはカプセルとして調剤することが好ましい。上記のよ
うに調剤する場合は、一般に上記酵母に乾燥・粉末化処
理を施す。このように調剤された本発明のヨウ素含有量
を強化した製剤が、特に経口投与用として優れているこ
とは前述した通りである。
以下に本発明の実施例を示す。
[実施例1] 下記の組成の培地中に、ヨウ化カリウムをそれぞれ0.00
1%(I)、0.01%(II)、0.05%(III)および0.1%
(IV)加えたものを作成した。
1%(I)、0.01%(II)、0.05%(III)および0.1%
(IV)加えたものを作成した。
酵母成長培地組成(水1当り) グルコース 10g ペプトン 5g 粉末酵母エキス 3g 粉末麦芽エキス 3g 1N塩酸を用いてpHを5.6に調整した。
パン酵母(Saccharomyces Cerevisiae)の菌株をヨウ化
カリウム濃度の最も低い培地(I)中で27℃の条件下
で、24時間培養し、次いで(II)の培地へ移植し、同様
に培養し、順次(III)、(IV)の培地へ、移植、培養
をくり返した。最後の(IV)の培地における培養におい
て、乾燥重量100g当り10mg以上のヨウ素摂取性を有する
菌株が得られた。この菌株を上記(IV)の培地におい
て、継続して24時間培養し、充分にヨウ素を摂取させ
た。得られたヨウ素含有酵母の分析結果を以下に示す。
カリウム濃度の最も低い培地(I)中で27℃の条件下
で、24時間培養し、次いで(II)の培地へ移植し、同様
に培養し、順次(III)、(IV)の培地へ、移植、培養
をくり返した。最後の(IV)の培地における培養におい
て、乾燥重量100g当り10mg以上のヨウ素摂取性を有する
菌株が得られた。この菌株を上記(IV)の培地におい
て、継続して24時間培養し、充分にヨウ素を摂取させ
た。得られたヨウ素含有酵母の分析結果を以下に示す。
乾燥重量100g当り、 ヨウ素 18.3mg (財団法人日本食品分析センターの分析結果、ヨウ素滴
定法による) 上記本発明に従うヨウ素含有酵母を粉末化してカプセル
に入れ、酵母製剤を調製した。
定法による) 上記本発明に従うヨウ素含有酵母を粉末化してカプセル
に入れ、酵母製剤を調製した。
上記酵母製剤を、1日に1〜3回、1〜3g服用したとこ
ろ、何等の副作用も認められなかった。
ろ、何等の副作用も認められなかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:865)
Claims (11)
- 【請求項1】ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培
地中で生産可能であるようなヨウ素耐性を有し、少なく
とも乾燥重量100g当り1μgのヨウ素を含有しており、
そして細胞壁破壊処理が施された酵母を、賦形剤または
担体と共に有するヨウ素含有量を強化した酵母製剤。 - 【請求項2】上記酵母が、乾燥・粉末化処理が施されて
いる特許請求の範囲第1項記載の酵母製剤。 - 【請求項3】経口投与用である特許請求の範囲第1項記
載の酵母製剤。 - 【請求項4】上記酵母が、少なくとも乾燥重量100g当り
0.1mgのヨウ素を含有している特許請求の範囲第1項記
載の酵母製剤。 - 【請求項5】上記酵母が、少なくとも乾燥重量100g当り
10mgのヨウ素を含有している特許請求の範囲第4項記載
の酵母製剤。 - 【請求項6】上記酵母が、サッカロマイセス属に属する
酵母である特許請求の範囲第1項記載の酵母製剤。 - 【請求項7】上記酵母が、サッカロマイセス・セレビシ
エである特許請求の範囲第1項記載の酵母製剤。 - 【請求項8】酵母菌群の培養において使用する培地中に
おけるヨウ素化合物濃度を段階的に上げることにより、
ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培地中で生産可
能であるようなヨウ素耐性を有する菌株の選定とその菌
株のヨウ素摂取培養を同時に行い; 酵母に細胞壁破壊処理が施し;そして 賦形剤または担体を用いて調剤することを特徴とする、
ヨウ化カリウム濃度が1.0%以上である培地中で生産可
能であるようなヨウ素耐性を有し、少なくとも乾燥重量
100g当り1μgのヨウ素を含有しており、そして細胞壁
破壊処理が施された酵母を、賦形剤または担体と共に有
するヨウ素含有量を強化した酵母製剤の製造方法。 - 【請求項9】ヨウ素化合物の濃度が異なる複数の培地を
用意し、酵母菌群を順次ヨウ素化合物がより高濃度の培
地へ移植することにより、使用する培地中におけるヨウ
素濃度を段階的に上げる特許請求の範囲第8項記載の酵
母製剤の製造方法。 - 【請求項10】上記ヨウ素化合物がヨウ化カリウムであ
る特許請求の範囲第8項記載の酵母製剤の製造方法。 - 【請求項11】上記培養の開始時における培地のヨウ化
カリウム濃度が0.001%以下であり、そして上記培養の
終了時における培地のヨウ化カリウム濃度が1.0%以上
である特許請求の範囲第10項記載の酵母製剤の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240047A JPH0779681B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | ヨウ素含有量を強化した酵母製剤およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240047A JPH0779681B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | ヨウ素含有量を強化した酵母製剤およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100281A JPS62100281A (ja) | 1987-05-09 |
| JPH0779681B2 true JPH0779681B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=17053684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60240047A Expired - Fee Related JPH0779681B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | ヨウ素含有量を強化した酵母製剤およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779681B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5714831A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-26 | West Electric Co Ltd | Electronic flash device |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60240047A patent/JPH0779681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62100281A (ja) | 1987-05-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |