JPH0779802A - フィッティングパッド - Google Patents

フィッティングパッド

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Publication number
JPH0779802A
JPH0779802A JP22893193A JP22893193A JPH0779802A JP H0779802 A JPH0779802 A JP H0779802A JP 22893193 A JP22893193 A JP 22893193A JP 22893193 A JP22893193 A JP 22893193A JP H0779802 A JPH0779802 A JP H0779802A
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JP
Japan
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liquid
fitting pad
fitting
bag
sack
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Application number
JP22893193A
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English (en)
Inventor
Mamoru Koike
守 小池
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0779802A publication Critical patent/JPH0779802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0405Linings, paddings or insertions; Inner boots

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、フィッティングパッドに関し、あ
らゆる履物に利用でき、簡単な作業でスキーヤーを始め
様々な人の足型に沿った良好なフィッティング効果が得
られるフィッティングパッドを提供することを目的とす
る。 【構成】 請求項1は、架橋反応と発泡反応によってゴ
ム弾性を有する発泡体を成形する室温硬化型の2液反応
型樹脂を、夫々、袋体内に隔離手段を介して別々に封入
し、当該隔離手段の解除により2液を混合させて、架橋
反応と発泡反応を起こさせるようにしたものであり、請
求項2は、架橋反応によってゴム状体を成形する室温硬
化型の2液反応型樹脂を、夫々、袋体内に隔離手段を介
して別々に封入し、当該隔離手段の解除により2液を混
合させて、架橋反応を起こさせるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー靴等に使用さ
れ、足と靴との確実なフィット感を得ることのできるフ
ィッティングパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のスキー靴は、ポリウレタン等の剛
性のあるプラスチック材で成形されたアウタシェルと、
足を密着状態に保持するためにアウタシェル内に装着さ
れたインナーブーツとで構成されている。
【0003】そして、足を保持してスキーの操作性を良
好なものとするため、インナーブーツの足首部や甲部領
域に対応するアウタシェルの各部をバックル等の緊締具
で締め付けて、足とスキー靴との一体感を図っている。
【0004】ところが、アウタシェルは規格化された形
状に成形され、個人の足の大きさや形状に適合して成形
されるものではない。そのため、スキーヤーが自分の足
の寸法に合うスキー靴を選択しても、必ずしもそれがス
キーヤーの足に直ちに適合して足を密着性良く堅固に保
持できるとは限らず、その結果、アウタシェルに対する
足のホールド性やフィット性が期待できず、ひいてはス
キーの操作性に影響を及ぼす虞があった。
【0005】そこで、従来では、例えばスキー靴のアウ
タシェルとインナーブーツとの隙間に2液反応型のシリ
コーン発泡材を注入して発泡体を成形することにより、
スキー靴と足とのフィット感を得る技術が特開昭50−
90442号公報に開示されている。
【0006】又、特開昭52−115803号公報に
は、樹脂フィルム製の袋体にグリスやワックスとオイル
からなるフィッティング材を封入してフィッティングパ
ッドを成形し、これをアウタシェルとインナーブーツと
の間に装着して足甲部の遊びをなくし、スキー靴と足と
の確実なフィット感を得ることができるようにした技術
が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前者の従来
技術にあっては、2液反応型のシリコーン発泡材が30
00〜6000cpという高粘度のため、特別な手動ポ
ンプや充填ガン等の注入装置を用いて所望の箇所に注入
することになり作業性が悪く、迅速且つ容易に行えない
欠点が指摘されていた。然も、一度アウタシェルとイン
ナーブーツとの隙間にシリコーン発泡材を注入させてし
まうと、やり直しがきかないという不具合があった。
【0008】一方、後者の従来技術にあっては、個々の
スキーヤーの足型に沿ったフィッティング状態を得るこ
とができない欠点があった。本発明は斯かる実情に鑑み
案出されたもので、上述した従来の欠点を解決し、あら
ゆる履物に利用でき、簡単な作業でスキーヤーを始め様
々な人の足型に沿った良好なフィッティング効果が得ら
れるフィッティングパッドを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係るフィッティングパッドは、架橋反応
と発泡反応によってゴム弾性を有する発泡体を成形する
室温硬化型の2液反応型樹脂を、夫々、袋体内に隔離手
段を介して別々に封入し、当該隔離手段の解除により2
液を混合させて、架橋反応と発泡反応を起こさせるよう
にしたものである。
【0010】そして、請求項2に係るフィッティングパ
ッドは、架橋反応によってゴム状体を成形する室温硬化
型の2液反応型樹脂を、夫々、袋体内に隔離手段を介し
て別々に封入し、当該隔離手段の解除により2液を混合
させて、架橋反応を起こさせるようにしたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載のフィッティングパッドによれ
ば、隔離手段を解除すると、2液が混合し、架橋反応と
発泡反応によって袋体内にゴム弾性を有する発泡体が成
形される。
【0012】そして、請求項2に記載のフィッティング
パッドによれば、隔離手段の解除で2液が混合し、架橋
反応によって袋体内にゴム状体が成形される。従って、
隔離手段を解除して履物内の所定箇所に装着すると、個
々の足型に沿って硬化した発泡体やゴム状体を有するフ
ィッティングパッドが成形されることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1に於て、1は本発明の第一実施例に係る
フィッティングパッド3を装着したフロントエントリー
式のスキー靴を示し、当該スキー靴1は硬質で強靭な合
成樹脂で成形されたアウタシェル5と、当該アウタシェ
ル5内に装着され、スキーヤーの足に適合する可撓性の
フォームラバーやポリウレタン等で成形されたインナー
ブーツ7とで構成されている。
【0014】そして、従来と同様、アウタシェル5は、
主に足首から下方の部分を覆うシェル本体9と、足首の
脛下部と脹脛下部とを一体的に覆う胴部11とからな
り、胴部11はスキーヤーの前傾姿勢に応じて傾動でき
るように、その下端部がシェル本体9にピン13で前後
方向へ回動可能に枢着されている。
【0015】又、図2に示すようにシェル本体9の甲部
領域は、シェル本体9の上部開口から左右に分断されて
互いに重合した分断重合部15が形成されており、当該
分断重合部15に装着した上下2か所の緊締具17の操
作で、シェル本体9の爪先側が緊締されるようになって
いる。同様に、胴部11の前面部分も左右に分断して互
いに重合した分断重合部19が形成されており、当該分
断重合部19に設けた上下2か所の緊締具21を操作す
ることで、胴部11が緊締されるようになっている。
【0016】而して、本実施例に於けるスキー靴1は、
上述した従来と同様の構成に加え、アウタシェル5とイ
ンナーブーツ7の間の踝部分にフィッティングパッド3
を装着して、スキー靴1に挿入した足のフィッティング
性の向上を図っている。
【0017】スキー靴1に装着後、即ち、使用後のフィ
ッティングパッド3は、図1及び図2に示すように略靴
状に裁断されたLLDPE(リニアローデンシティポリ
エチレン)やLDPE(ローデンシティポリエチレン)
等の柔軟な2枚のポリエチレンシート23,25からな
る袋体27内に、混合前の各々の粘度が500〜200
0cpの室温硬化型の2種類のポリシロキサンからなるス
ポンジ硬度1〜20の発泡体29が形成されている。
【0018】尚、袋体27を成形するポリエチレンシー
ト23,25は0.02〜0.1mmの厚さとなっている
が、足型に沿ったフィッティングパッド3を得るため、
図2に示すようにインナーブーツ7側のポリエチレンシ
ート25はシェル本体9側のポリエチレンシート23に
比し薄くなっている。
【0019】このように、使用後のフィッティングパッ
ド3は、ポリエチレンシート23,25からなる袋体2
7内に発泡体29が形成された構造となっているが、当
該フィッティングパッド3は、図3乃至図6に示す製造
方法によって以下の如く製造される。
【0020】先ず、図3に示すように略靴状に裁断した
2枚の柔軟なポリエチレンシート23,25で袋体27
を成形するが、ポリシロキサンを袋体27内に注入させ
る開口部31を周縁部に一箇所設けておく。又、2種類
のポリシロキサンの混合による発泡反応で発生するガス
を排出するため、図1の如くアウタシェル5の上部から
外部に突出する長さに成形したポリエチレンシート製の
ノズル33を袋体27に接続させておくと共に、当該ノ
ズル33に熱を加えて、その通路に図3の如き弱いシー
ル部35を設けてこれを仮止めしておく。このシール部
35は、袋体27内に注入したポリシロキサンの流出を
防止するが、手で揉む等の外力を加えることによって除
去される程度に弱くシールがなされた構造である。
【0021】そして、図3に示すように開口部31か
ら、混合前の各々の粘度が500〜2000cpの室温硬
化型の2種類のポリシロキサンを順に注入する。ここ
で、2種類のポリシロキサンとしては、末端にシラノー
ル基をもつポリジメチルシロキサン及び白金系触媒を含
む粘度1500cpの組成物(例えば、東レ・ダウコーニ
ング・シリコーン株式会社の製品 CY52-087A;以下、こ
れを「A液」という)と、ケイ素結合水素を持つポリメ
チルハイドロジェンシロキサンを含む粘度1500cpの
組成物(例えば、東レ・ダウコーニング・シリコーン株
式会社の製品 CY52-087B;以下、これを「B液」とい
う)を用い、両者の配合率は1:1とした。又、触媒と
してはスズを用いた。
【0022】先ず、図3に示すように開口部31からA
液37を袋体27内に注入する。そして、袋体27の略
半分までA液37が注入されたところで、図4に示すよ
うに袋体27の中間部に熱を加えることにより弱いシー
ル部39を設けてこれを仮止めする。このシール部39
は、上記シール部35と同様、袋体27内に注入したA
液37の流出を防止するが、手で揉む等の外力を加える
ことによって除去される程度に弱くシールがなされた構
造である。
【0023】そして、この後、図5に示すように開口部
31からB液41を袋体27内に注入し、注入完了後、
開口部31を完全にシールすることによって図6の如き
使用前のフィッティングパッド3が製造される。尚、図
7は図6のVII − VII線断面図を示す。
【0024】このように、使用前の本実施例に係るフィ
ッティングパッド3は、図6の如くシール部39を介し
てA液37とB液41を隔離して袋体27内に封入した
構造であるから、これを図1に示すスキー靴1に利用す
るには、袋体27を手で揉む等の外力を加えてシール部
35,39のシールを除去し、A液37とB液41を混
合させればよい。
【0025】そして、図8に示すように速やかにフィッ
ティングパッド3をインナーブーツ7の踝部の外表面に
当て乍ら、図1の如くインナーブーツ7と共にフィッテ
ィングパッド3をアウタシェル5内に収納した後、イン
ナーブーツ7内に足を挿入してフィッティングパッド3
内のA液37とB液41を足型に沿って硬化させればよ
い。
【0026】斯様に2種類のポリシロキサンからなるA
液37とB液41を混合させると、A液37とB液41
は、下記のような反応により生成したシロキサン結合に
よって架橋し(左辺一項)、又、水素ガスを発生するこ
とにより発泡(左辺二項)する。
【0027】 ≡SiOH + HSi ≡ → ≡SiOSi + H2↑ ・・・発泡,架橋反応 そして、発泡反応開始後2〜3分すると、その発泡反応
時の水素ガスの発泡圧でシリコーンフォームは足型に沿
って袋体27に広がり、袋体27内にシリコーンフォー
ムの発泡体29が形成される。
【0028】尚、シリコーンフォームの発泡倍率は5〜
15倍で、形成された発泡体29はスポンジ硬度(アス
カーC)1〜20の硬度を有するが、袋体27内に発泡
体29を成形するには、手で袋体27内のA液37とB
液41を攪拌して混合させればよいため、発泡し難く又
硬いものでもよい。
【0029】従って、A液37とB液41に硬度アップ
のための無機系フィラー(SiO2)を夫々添加して、シリ
コーンフォームの発泡倍率を1〜15倍、発泡体29を
スポンジ硬度(アスカーC)1〜40の硬度としておい
てもよく、斯様に発泡体29の硬度を大きくすれば、ト
ップレーサにも十分対応が可能となる。
【0030】そして、アウタシェル5とインナーブーツ
7との間を通ってスキー靴1の上部に突出するノズル3
3からは、発泡反応による水素ガスが余分なシリコーン
フォームと共に排出される。そして、シリコーンフォー
ムは反応後、速やかに硬化して個人の足型に沿った発泡
体29を有するフィッティングパッド3が得られること
となる。
【0031】このように、本実施例に係るフィッティン
グパッド3は、架橋反応と発泡反応によってシリコーン
ゴムの発泡体29を成形する室温硬化型の2種類のポリ
シロキサン(A液37とB液41)を、シール部39を
介して袋体27内に隔離して封入し、そして、使用時に
は、当該シール部39の解除により両者を混合させて架
橋反応と発泡反応でシリコーンフォームの発泡体29を
成形するようにしたので、本実施例によれば、既述した
特開昭52−115803号公報の従来例の如く特別な
手動ポンプや充填ガン等の注入装置を用いる必要がなく
なり、その結果、作業性が大幅に改善され、そして、ス
キー靴1内に個々のスキーヤーの足型に沿ったフィッテ
ィングパッド3を迅速且つ容易に得ることが可能となっ
た。
【0032】然も、本実施例によれば、袋体27内に発
泡体29を成形するには、手で袋体27内のA液37と
B液41を攪拌して混合させればよいため、発泡体29
の硬度を大きくすることができ、発泡体29の硬度を大
きくすることでトップレーサにも十分対応が可能とな
る。
【0033】又、足型に沿った満足な効果を得られなけ
れば、フィッティングパッド3を取り外して再び新たな
フィッティングパッドを装着することによって、やり直
しが可能であるという優れた利点を本実施例は有する。
【0034】尚、上記実施例では、フィッティングパッ
ド3をインナーブーツ7の踝部の外表面に配置したが、
斯かる構造に代え、インナーブーツ7の踝部の外表面を
踵から足首回りに亘って切り開き、そして、当該部位に
フィッティングパッド3を収納してこれを切欠き片で覆
って切欠き片をインナーブーツ7にベルクロファスナー
等で取り付けるというように、フィッティングパッド3
をインナーブーツ7内に収納してもよい。
【0035】又、上記実施例は、図8に示すようにイン
ナーブーツ7の踝部の外表面に配置する場合を例にとっ
て説明したが、本発明は図9の如くインナーブーツ7の
甲部領域に配置するフィッティングパッド43であって
も、図10の如くインナーブーツ7の踵部に配置するフ
ィッティングパッド45であっても、又、図11の如く
インナーブーツ7の脛部分に配置するフィッティングパ
ッド47にも適用できることは勿論である。
【0036】そして、図12乃至図14に示すように、
いずれのフィッティングパッド43,45,47も、上
記フィッティングパッド3と同様、配置する箇所に適す
る形状に夫々裁断した2枚のポリエチレンシート23,
25で袋体49,51,53を成形し、そして、ノズル
33を接続した後、図3乃至図6と同様の製造方法でシ
ール部35,39を介して各袋体49,51,53内に
A液37とB液41を封入しておけば、第一実施例と同
様の使用方法によって所期の目的を達成することが可能
である。
【0037】更に、上記各実施例は、A液37とB液4
1の隔離手段としてシール部39を各袋体27,49,
51,53に設けたが、斯かる構造に代えて、例えば図
15に示すフィッティングパッド55のように、手で揉
む等の外力で簡単に破れる袋体57,59内にA液37
とB液41を封入してこれらを袋体27内に収納してお
いてもよいし、又、図16に示すフィッティングパッド
61の如く袋体27内にA液37を封入して、その中に
B液41を封入した袋体59を浮かべておくことも可能
である。
【0038】更には又、図17及び図18に示すような
間仕切りバサミ63を用いて袋体27内にA液37とB
液41を隔離してもよい。図示するように、間仕切りバ
サミ63は、断面凸形状の雄型係止部材65と断面凹形
状の雌型係止部材67が枢着された構造となっており、
図18の如く袋体27を当該間仕切りバサミ63で挟ん
でポリエチレンシート23,25を密着させることによ
って、袋体27内を仕切ることができるようになってい
る。尚、図18中、69は間仕切りバサミ63の両係止
部材65,67の係合状態を保持する止め具である。
【0039】従って、この間仕切りバサミ63を用いる
場合には、図3乃至図6の製造方法と同様、先ず、袋体
27内にA液37を注入し、そして、間仕切りバサミ6
3で袋体27を挟みつけた後、B液41を注入して袋体
27を密閉させれば、使用前のフィッティングパッド7
1が製造される。
【0040】そして、使用の際に間仕切りバサミ63を
取り外せば、第一実施例と同様、A液37とB液41が
混合して袋体27内に発泡体が成形されることとなる。
而して、図15乃至図18に述べた各実施例のフィッテ
ィングパッド55,61,71によっても、第一実施例
のフィッティングパッド3と同様の使用方法によって所
期の目的を達成することが可能である。
【0041】又、図19に示すように、袋体27に細い
通路72aを介してもう一つの袋体72を連通させて一
体に形成しておき、当該通路72aを間仕切りバサミ6
3で挟みつけて袋体27,72との間を遮断し、同様
に、袋体27にA液37を、そして、袋体72にB液4
1を夫々注入しておいてもよい。
【0042】そして、使用の際に間仕切りバサミ63を
取り外し、B液41を通路72aを介して袋体27内に
混入した後、通路72aを裁断し、裁断部にシールを完
全に施して袋体27内でA液37とB液41を混合させ
れば、図20に示すように、袋体27内に発泡体が成形
されたフィッティングパッド73が形成されることとな
る。
【0043】従って、斯かるフィッティングパッド73
によっても、上述したフィッティングパッド3と同様の
使用方法によって所期の目的を達成することが可能であ
る。又、本実施例によれば、図17に示す実施例に比
し、A液37とB液41の隔離が容易且つ確実である。
【0044】一方、図3乃至図6に示すフィッティング
パッドの製造方法に代え、図21に示すように予め袋体
27の中央にシール部39を設けて、当該シール部39
で区画された2室に夫々ノズル33,74を接続してお
き、一方のノズル33から袋体27内にA液37を注入
して当該ノズル33にシール部35を設け、又、他方の
ノズル74からB液41を注入した後、ノズル74の根
元を完全にシールして当該ノズル74を切断する方法も
可能である。
【0045】而して、斯かる方法によって製造されたフ
ィッティングパッド75によっても、上述したフィッテ
ィングパッド3と同様の使用方法により、A液37とB
液41が混合して発泡反応と架橋反応で袋体27内に発
泡体29が成形されるので、上記第一実施例と同様、所
期の目的を達成することが可能である。
【0046】又、近年、水滴の浸透を阻止すると共に空
気の通過を許す多孔質フィルム(例えばゴアテックスフ
ィルム;ジャパンゴアテックス株式会社)が知られてい
る。そこで、図22に示すフィッティングパッド77の
ように袋体79を多孔質フィルム81で成形しておけ
ば、A液37とB液41との混合による発泡反応で発生
した水素ガスが多孔質フィルム81自身から排出される
ので、上述したノズル33が不要となり、その結果、取
扱いが更に容易となる利点を有する。
【0047】図23乃至図26は本発明の更に他の実施
例に係るフィッティングパッドを示し、図23及び図2
4に示すように、使用後の本実施例に係るフィッティン
グパッド83は、2枚のポリエチレンシート23,25
で成形した袋体27内に、室温硬化型の2種類のポリシ
ロキサンからなるシリコーンRTVゴム85が形成され
た構造となっている。
【0048】広く知られているようにシリコーンRTV
ゴム85は、主剤と架橋剤の混合による架橋反応によっ
て形成されるゴム状体で、本実施例では、主剤としてオ
ルガノシロキサン(オルガノ基としては、メチル基,エ
チル基,プロビル基,オクチル基のようなアルキル基,
フェニル基のようなアリール基がある)を主成分とした
組成物を用い、又、架橋剤としては、ビニル基をもつポ
リシロキサンを主成分とした組成物を用いた。
【0049】このように、使用後の本実施例のフィッテ
ィングパッド83は、ポリエチレンシート23,25か
らなる袋体27内にシリコーンRTVゴム85が形成さ
れた構造となっているが、当該フィッティングパッド8
3も、例えば上述した図3乃至図6に示す製造方法と同
様の方法で製造される。
【0050】即ち、図示しないが、先ず、略靴状に裁断
した2枚の柔軟なポリエチレンシート23,25で袋体
27を成形し、主剤87と架橋剤89を袋体27内に注
入させる開口部を周縁部に一箇所設けておく。尚、本実
施例では、主剤87と架橋剤89の混合で発泡反応は起
きないため、第一実施例の如く発泡反応によって生じた
ガスを排出させるノズル33は不要である。
【0051】そして、開口部から主剤87を袋体27内
に注入し、袋体27の略半分まで主剤87が注入された
ところで袋体27の中間部に熱を加えて、図25及び図
26の如くフィッティングパッド3と同様な弱いシール
部39を設けてこれを仮止めする。次に、開口部から架
橋剤89を袋体27内に注入し、注入完了後、開口部を
完全にシールすることによって図25及び図26に示す
使用前のフィッティングパッド83が製造される。
【0052】このように、使用前の本実施例に係るフィ
ッティングパッド83は、図26に示すようにシール部
39を介して主剤87と架橋剤89を袋体27内に隔離
して封入した構造であるから、これをスキー靴に利用す
るには、袋体27を手で揉む等の外力を加えて図24の
如くシール部39のシールを除去し、主剤87と架橋剤
89を混合させればよい。
【0053】そして、以下、第一実施例と同様に、速や
かにフィッティングパッド83をインナーブーツの踝部
の外表面に当て乍ら、インナーブーツと共にフィッティ
ングパッド83をアウタシェル内に収納した後、インナ
ーブーツ内に足を挿入してフィッティングパッド83内
の主剤87と架橋剤89を足型に沿って硬化させればよ
い。
【0054】斯様に2種類のポリシロキサンからなる主
剤87と架橋剤89を混合させると、主剤87と架橋剤
89は、架橋反応により生成したシロキサン結合によっ
て架橋し、個人の足型に沿ったシリコーンRTVゴム8
5が袋体27内に成形されたフィッティングパッド83
が得られることとなる。
【0055】このように、本実施例に係るフィッティン
グパッド83は、架橋反応によってシリコーンRTVゴ
ム85を成形する室温硬化型の2種類のポリシロキサン
(主剤87と架橋剤89)を、シール部39を介して袋
体27内に隔離して封入し、そして、使用時は、当該シ
ール部39の解除により両者を混合させて架橋反応でシ
リコーンRTVゴム85を成形するようにしたので、本
実施例によっても、既述した特開昭52−115803
号公報の従来例の如き特別な手動ポンプや充填ガン等の
注入装置を用いる必要がなくなり、その結果、作業性が
大幅に改善され、且つスキー靴内に個々のスキーヤーの
足型に沿ったフィッティングパッド83を迅速且つ容易
に得ることが可能となった。
【0056】又、本実施例でも、袋体27内にシリコー
ンRTVゴム85を成形するには、手で袋体27内の主
剤87と架橋剤89を攪拌して混合させればよいため、
シリコーンRTVゴム85の硬度を大きくしてもよく、
斯様に硬度を大きくすることによって、トップレーサに
も十分対応が可能である。
【0057】更に又、本実施例によっても、第一実施例
と同様、足型に沿った満足な効果を得られなければ、フ
ィッティングパッド83を取り外して再び新たなフィッ
ティングパッドを装着することによって、やり直しも可
能である。
【0058】然も、第一実施例の如きノズル33が不要
となるため、余分なシリコーンフォームが外部に流出す
ることもないし、又、第一実施例に比し取扱いがより簡
便である。
【0059】尚、2種類のポリシロキサンを袋体内に隔
離させる隔離手段は上述した各実施例の構造に限定され
るものではなく、弱い粘着代等のように使用時に容易に
解除できるものであれば、あらゆる構造を採用すること
が可能である。
【0060】又、上記各実施例では、フィッティング材
としてシリコーンを用いたが、シリコーン以外にウレタ
ン(主剤としてポリオール、架橋剤としてイソシアネー
ト)を用いることもでき、これら主剤と架橋剤を上述の
如き様々な隔離手段を介して袋体内に別々に封入し、そ
して、当該隔離手段の解除でこれら2液を混合させて架
橋反応又は架橋反応と発泡反応を起こさせるようにして
もよい。
【0061】そして、上記各実施例では、本発明に係る
フィッティングパッドをスキー靴に適用した場合につい
て説明したが、本発明は長靴や登山靴,各種運動靴等に
適用できることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1及び請求項
2に記載のフィッティングパッドによれば、袋体内にゴ
ム弾性を有する発泡体やゴム状体の成形が容易にでき、
従来の如く特別な手動ポンプや充填ガン等の注入装置を
用いる必要がなくなったので、作業性が大幅に改善で
き、履物内に個々の足型に沿ったフィッティングパッド
を迅速且つ容易に得ることが可能となった。
【0063】然も、袋体内に発泡体やゴム状体を成形す
るには、手で袋体内の2液を攪拌して混合させればよい
ため、発泡体やゴム状体の硬度を大きくすることがで
き、その結果、スキー靴に用いた場合にはトップレーサ
にも十分対応が可能となる。
【0064】又、足型に沿った満足な効果を得られなけ
れば、フィッティングパッドを取り外して再び新たなフ
ィッティングパッドを装着することによって、やり直し
が可能であるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るフィッティングパッ
ドを装着したスキー靴の側面図である。
【図2】図1に示すスキー靴の一部切欠き正面図であ
る。
【図3】フィッティングパッドの製造方法の一工程図で
ある。
【図4】フィッティングパッドの製造方法の一工程図で
ある。
【図5】フィッティングパッドの製造方法の一工程図で
ある。
【図6】第一実施例に係るフィッティングパッドの正面
図である。
【図7】図6のVII − VII線断面図である。
【図8】フィッティングパッドを踝部に装着したインナ
ーブーツの側面図である。
【図9】本発明の第二実施例に係るフィッティングパッ
ドを甲部領域に装着したインナーブーツの側面図であ
る。
【図10】本発明の第三実施例に係るフィッティングパ
ッドを踵部に装着したインナーブーツの側面図である。
【図11】本発明の第四実施例に係るフィッティングパ
ッドを脛部に装着したインナーブーツの側面図である。
【図12】図9に示すフィッティングパッドの正面図で
ある。
【図13】図10に示すフィッティングパッドの正面図
である。
【図14】図11に示すフィッティングパッドの正面図
である。
【図15】本発明の第五実施例に係るフィッティングパ
ッドの正面図である。
【図16】本発明の第六実施例に係るフィッティングパ
ッドの正面図である。
【図17】本発明の第七実施例に係るフィッティングパ
ッドの斜視図である。
【図18】図17に示すフィッティングパッドの要部断
面図である。
【図19】本発明の第八実施例に係るフィッティングパ
ッドの使用前の正面図である。
【図20】本発明の第八実施例に係るフィッティングパ
ッドの正面図である。
【図21】本発明の第九実施例に係るフィッティングパ
ッドの製造方法を示すフィッティングパッドの正面図で
ある。
【図22】本発明の第十実施例に係るフィッティングパ
ッドの正面図である。
【図23】使用後の本発明の第十一実施例に係るフィッ
ティングパッドの正面図である。
【図24】図23のXXIV−XXIV線断面図である。
【図25】使用前の第十一実施例に係るフィッティング
パッドの正面図である。
【図26】図25のXXVI−XXVI線断面図である。
【符号の説明】
1 スキー靴 3,43,45,47,55,61,71,,73,7
5,77,83 フィッティングパッド 5 アウタシェル 7 インナーブーツ 9 シェル本体 11 胴部 33 ノズル 27,49,51,53,57,59,72,79 袋
体 29 発泡体 35,39 シール部 37 A液 41 B液 63 間仕切りバサミ 81 多孔質フィルム 85 シリコーンRTVゴム 87 主剤 89 架橋剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋反応と発泡反応によってゴム弾性を
    有する発泡体を成形する室温硬化型の2液反応型樹脂
    を、夫々、袋体内に隔離手段を介して別々に封入し、当
    該隔離手段の解除により2液を混合させて、架橋反応と
    発泡反応を起こさせるようにしたことを特徴とするフィ
    ッティングパッド。
  2. 【請求項2】 架橋反応によってゴム状体を成形する室
    温硬化型の2液反応型樹脂を、夫々、袋体内に隔離手段
    を介して別々に封入し、当該隔離手段の解除により2液
    を混合させて、架橋反応を起こさせるようにしたことを
    特徴とするフィッティングパッド。
JP22893193A 1993-09-14 1993-09-14 フィッティングパッド Pending JPH0779802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3482648A1 (en) * 2017-11-10 2019-05-15 Head Technology GmbH Liner for sports shoes
FR3127679A1 (fr) * 2021-10-04 2023-04-07 Ultimatefit Piece de maintien de cheville pour chausson ou chaussure

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