JPH0779833B2 - 耐γ線照射性体液処理装置 - Google Patents
耐γ線照射性体液処理装置Info
- Publication number
- JPH0779833B2 JPH0779833B2 JP63199373A JP19937388A JPH0779833B2 JP H0779833 B2 JPH0779833 B2 JP H0779833B2 JP 63199373 A JP63199373 A JP 63199373A JP 19937388 A JP19937388 A JP 19937388A JP H0779833 B2 JPH0779833 B2 JP H0779833B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body fluid
- fluid treatment
- treatment device
- formula
- housing case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Materials For Medical Uses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人口腎臓、血漿口過器、血液浄化器、血漿分
離装置等の体液処理装置に関するものであり、特にγ線
照射に良好な耐久性を有する体液処理装置を提供するも
のである。
離装置等の体液処理装置に関するものであり、特にγ線
照射に良好な耐久性を有する体液処理装置を提供するも
のである。
[従来技術及び従来技術の課題] 現在使用されている体液処理装置は、ハウジングケース
の内部には、多数の中空系膜が収納され該中空糸膜の両
端部は、ポッテング剤で固定され、ハウジングケースの
胴体部には、透析液等の体液処理液の導入口及び導出口
が設けられ、さらにハウジングケースの両側部に、血液
等の体液の導出口(導入口)を設けた封止部材が装着さ
れている。
の内部には、多数の中空系膜が収納され該中空糸膜の両
端部は、ポッテング剤で固定され、ハウジングケースの
胴体部には、透析液等の体液処理液の導入口及び導出口
が設けられ、さらにハウジングケースの両側部に、血液
等の体液の導出口(導入口)を設けた封止部材が装着さ
れている。
通常、これらのハウジングケースは、ポリスチレン樹
脂、スチレンブタジエンコポリマー(以下スチレン系樹
脂)等のγ線に対し着色、強度劣化が少ない材料が使用
されている。
脂、スチレンブタジエンコポリマー(以下スチレン系樹
脂)等のγ線に対し着色、強度劣化が少ない材料が使用
されている。
しかしながら、ポリスチレン樹脂は、強度面で弱く特に
人口腎臓等のハウジングケースで使用する際、使用前の
プライミング操作時において体液処理装置内の気泡を除
去する時あるいは使用後の返血操作の時において、操作
効率を良くするためにハウジングケースに衝撃を与える
ためクラックが発生して液漏れが生じる原因となってい
た。
人口腎臓等のハウジングケースで使用する際、使用前の
プライミング操作時において体液処理装置内の気泡を除
去する時あるいは使用後の返血操作の時において、操作
効率を良くするためにハウジングケースに衝撃を与える
ためクラックが発生して液漏れが生じる原因となってい
た。
また輸送中にも何らかの衝撃が加わるので前記と同様の
トラブルがあとをたたない。
トラブルがあとをたたない。
他方、ポリカーボネート樹脂は、ポリスチレン樹脂のよ
うに強度劣化は少ないが、γ線を照射すると黄変が強く
透明感が要求されるハウジングケースに使用する際には
外観をそこない、衛生性を損なうことは言うまでもな
く、作業者に血液の流れが把握しにくい等の使用上の不
安を与えるものであった。
うに強度劣化は少ないが、γ線を照射すると黄変が強く
透明感が要求されるハウジングケースに使用する際には
外観をそこない、衛生性を損なうことは言うまでもな
く、作業者に血液の流れが把握しにくい等の使用上の不
安を与えるものであった。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために本発明者らは鋭意検討を重
ねた結果次の発明に到達した。
ねた結果次の発明に到達した。
本発明の体液処理装置は基本的に体液処理部材、ハ
ウジングケース封止部材から構成され、体液処理部材
としては、中空状もしくは平板状の半透膜、分離膜、口
過膜又は吸着剤等が使用され、半透膜、分離膜、口過膜
の材質は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ
スルホン、ポリメチルメタクリレート等が使用される
が、耐γ線照射性を有するものであれば特にこれらの材
質に限定されるものではない。
ウジングケース封止部材から構成され、体液処理部材
としては、中空状もしくは平板状の半透膜、分離膜、口
過膜又は吸着剤等が使用され、半透膜、分離膜、口過膜
の材質は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ
スルホン、ポリメチルメタクリレート等が使用される
が、耐γ線照射性を有するものであれば特にこれらの材
質に限定されるものではない。
吸着剤は天然又は合成高分子を被覆した活性炭、ガラス
ビーブ等が使用されるが、耐γ線照射性を有するもので
特にこれらに限定されるものではない。
ビーブ等が使用されるが、耐γ線照射性を有するもので
特にこれらに限定されるものではない。
ハウジングケースは、両端の開口した筒状体から構成さ
れ、必要に応じて側部に例えば透析液等の体液処理液の
導入口と導出口が形成されている。
れ、必要に応じて側部に例えば透析液等の体液処理液の
導入口と導出口が形成されている。
該ハウジングケースは、芳香族ポリカーボネート(A)
と下記構成単位又は及びを有するコーポリエステ
ル(B)及び一般式で被わされるペンタエリスリトー
ルジフォスファイト系安定剤を配合し、かつ前記芳香族
ポリカーボネート(A)と構成単位又は及びを有
するコーポリエステル(B)との下式で表わされる配
合比Rが、0.3≦R≦0.6の範囲に設定された組成物から
射出成形またはブロー成形等により形成される。
と下記構成単位又は及びを有するコーポリエステ
ル(B)及び一般式で被わされるペンタエリスリトー
ルジフォスファイト系安定剤を配合し、かつ前記芳香族
ポリカーボネート(A)と構成単位又は及びを有
するコーポリエステル(B)との下式で表わされる配
合比Rが、0.3≦R≦0.6の範囲に設定された組成物から
射出成形またはブロー成形等により形成される。
構成単位; 構成単位; (式中のnは、2〜10の整数であり、Rは芳香族ジカル
ボン酸残基である。) 一般式; (式中のRは、炭素数6以上の脂肪族、脂環族、または
芳香族性の炭化水素基である。) 式;R=(B)/(A) … Rが0.3以下では、γ線照射線量が大きい場合や体液処
理装置の製造後から使用時までの間に長時間経過した場
合、黄変等の変色を生じやすいので好ましくない。
ボン酸残基である。) 一般式; (式中のRは、炭素数6以上の脂肪族、脂環族、または
芳香族性の炭化水素基である。) 式;R=(B)/(A) … Rが0.3以下では、γ線照射線量が大きい場合や体液処
理装置の製造後から使用時までの間に長時間経過した場
合、黄変等の変色を生じやすいので好ましくない。
またRが0.7以上では、黄変等の変色は激減するが、成
形性が悪くなるとともに強度が低下するので好ましくな
い。
形性が悪くなるとともに強度が低下するので好ましくな
い。
封止部材は血液等の体液の導入口(導出口)が形成さ
れ、前記ハウジングと同一の組成を用いて射出成形等に
より形成される。
れ、前記ハウジングと同一の組成を用いて射出成形等に
より形成される。
[実施例] 前述の(A)、(B)、(C)を所定の割合に配合した
組成物を射出成形により、体液処理液の導入口及び導出
口を両側部に一体に成形したハウジングケース及び体液
の導入口(導出口)を有する封止部材を形成した。
組成物を射出成形により、体液処理液の導入口及び導出
口を両側部に一体に成形したハウジングケース及び体液
の導入口(導出口)を有する封止部材を形成した。
続いて、ハウジング内に、エチレン−ビニルアルコール
共重合体よになる中空糸膜を装填して、該ハウジングの
両端部に固定部材を装填して、両端からポリウレタンを
注入しながら、遠心力を付与し、ポリウレタンを固化さ
せた。
共重合体よになる中空糸膜を装填して、該ハウジングの
両端部に固定部材を装填して、両端からポリウレタンを
注入しながら、遠心力を付与し、ポリウレタンを固化さ
せた。
前記固定部材を取り外して、固化したポリウレタンを切
断して、中空糸膜の両端部を開口させて封止部材を装着
した。
断して、中空糸膜の両端部を開口させて封止部材を装着
した。
以上のようにして組み立てた体液処理装置について、γ
線照射等を行なって、 (1)ハウジングケースの構成部材自体の適合性試験 (2)モジュール化後の適合性試験を従来の体液処理装
置と比較しながら実施した。これらの結果を表1及び表
2に掲載する。
線照射等を行なって、 (1)ハウジングケースの構成部材自体の適合性試験 (2)モジュール化後の適合性試験を従来の体液処理装
置と比較しながら実施した。これらの結果を表1及び表
2に掲載する。
表1及び表2から本発明は、体液処理装置として使用す
る際に要求される強度、耐熱性、耐γ線強度劣化性、非
着色性、ポリウレンタンとの接着性が良好であり、γ線
照射後の性能(強度の低下、着色、ポリウレタンの剥
離)の低下は認められず充分な性能を有するものである
ことが理解できる。
る際に要求される強度、耐熱性、耐γ線強度劣化性、非
着色性、ポリウレンタンとの接着性が良好であり、γ線
照射後の性能(強度の低下、着色、ポリウレタンの剥
離)の低下は認められず充分な性能を有するものである
ことが理解できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、γ線照射後も強度の劣
化等がなく使用に際してもプライミング、返血操作時又
は、製品として出荷後も液漏れがなく使用に際して安心
して使用でき、また内部の液体の状況も容易に観察する
事ができる。
化等がなく使用に際してもプライミング、返血操作時又
は、製品として出荷後も液漏れがなく使用に際して安心
して使用でき、また内部の液体の状況も容易に観察する
事ができる。
等の優れた効果を有する発明である。
Claims (1)
- 【請求項1】体液処理部材をハウジングケースの内部に
封入してなる体液処理装置であって、該ハウジングケー
スが、芳香族ポリカーボネート(A)と下記構成単位
又は及びを有するコーポリエステル(B)及び一般
式で表わされるペンタエリスリトールジフォスファイ
ト系安定剤を配合し、かつ前記芳香族ポリカーボネート
(A)と構成単位又は及びを有するコーポリエス
テル(B)との下式で表わされる配合比Rが、0.3≦
R≦0.6の範囲に設定された組成物から形成されてなる
耐γ線照射性体液処理装置。 構成単位; 構成単位; (式中のnは、2〜10の整数であり、Rは芳香族ジカル
ボン酸残基である。) 一般式; (式中のRは、炭素数6以上の脂肪族、脂環族、または
芳香族性の炭化水素基である。) 式;R=(B)/(A) …
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63199373A JPH0779833B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 耐γ線照射性体液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63199373A JPH0779833B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 耐γ線照射性体液処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246855A JPH0246855A (ja) | 1990-02-16 |
| JPH0779833B2 true JPH0779833B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=16406680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63199373A Expired - Fee Related JPH0779833B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 耐γ線照射性体液処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779833B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3613484B2 (ja) * | 1994-10-18 | 2005-01-26 | 住友ダウ株式会社 | 耐電離放射線性カーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療部品 |
| US20060287477A1 (en) * | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Crawford Emmett D | Greenhouses comprising polyester compositions formed from 2,2,4,4-tetramethyl-1,3-cyclobutanediol and 1,4- cyclohexanedimethanol |
| JP5088926B2 (ja) | 2006-08-25 | 2012-12-05 | 住化スタイロンポリカーボネート株式会社 | 難燃性に優れた光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる光拡散板 |
| JP5398533B2 (ja) | 2007-06-12 | 2014-01-29 | 住化スタイロンポリカーボネート株式会社 | 透明性および難燃性に優れたポリカーボネート樹脂フィルム |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP63199373A patent/JPH0779833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246855A (ja) | 1990-02-16 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |