JPH077993A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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Publication number
JPH077993A
JPH077993A JP5147298A JP14729893A JPH077993A JP H077993 A JPH077993 A JP H077993A JP 5147298 A JP5147298 A JP 5147298A JP 14729893 A JP14729893 A JP 14729893A JP H077993 A JPH077993 A JP H077993A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
deceleration time
power failure
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Application number
JP5147298A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Nishimura
博道 西村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流電源の停電発生時に、機械式ブレーキを
用いずに、誘導電動機を迅速に停止する。 【構成】 三相交流電源21の停電発生を停電検出回路
39により検出し、減速モード切換回路29により運転
モードを減速モードに切り換えると共に、減速時間設定
回路35の減速時間設定信号を有効化する。電流検出器
33により平滑コンデンサ24からインバータ主回路2
5側に流れる電流を検出し、その電流平均値信号に基
き、減速時間設定回路35は、減速時間を、誘導電動機
26が力行状態で短く、回生状態で長く設定する。周波
数指令出力回路30は、誘導電動機26を回生状態とし
て平滑コンデンサ24の端子電圧がほぼ一定となるよう
に制御してインバータ主回路25を駆動し、誘導電動機
26を迅速に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機を回転駆動
している状態で交流電源に停電が発生したときに、その
交流電動機を迅速に停止させることができるようにした
インバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインバータ装置として
は、例えば図9に示すようなものがある。すなわち、図
9において、三相交流電源1の出力は、整流回路2およ
び平滑コンデンサ3により整流・平滑されて電源ライン
4a,4b間に与えられるようになっている。電源ライ
ン4a,4b間から給電されるインバータ主回路5は、
スイッチング素子を三相ブリッジ接続してなるもので、
駆動回路6からの駆動信号により三相交流出力を出力側
に接続された交流電動機としての誘導電動機7に供給す
るようになっている。
【0003】電圧検出回路8は、電源ライン4a,4b
間の電圧を検出してその検出信号を比較器9に与える。
比較器9には停電を判定するための基準電圧信号が電圧
レベル設定器10から与えられる。そして、比較器9
は、電圧検出回路8からの検出信号が電圧レベル設定器
10からの基準電圧信号を下回ったときに停電検出信号
Saを出力する。ホールド回路11は、比較器9から一
度停電検出信号Saが与えられると、停電信号Sbとし
て出力し続けるようになっており、PWM信号遮断回路
12および機械式のブレーキ装置13に与えるようにな
っている。
【0004】運転モード設定回路14は、目標速度指令
fiと出力周波数指令foとを比較して運転モードを選
択し、周波数指令出力回路15にその運転モード信号を
与える。周波数指令出力回路15は、与えられた運転モ
ード信号に応じて次の出力周波数指令foを決定するも
ので、その出力周波数指令foを前述の運転モード設定
回路14に与えると共にPWM信号生成回路16に与え
る。PWM信号生成回路12は、与えられた出力周波数
指令foに基いてPWM信号を計算し、PWM信号遮断
回路12を介して駆動回路6に制御信号を与え、インバ
ータ主回路5のスイッチング素子のオンオフを制御す
る。
【0005】前記PWM信号遮断回路12は、ホールド
回路11から停電信号Sbが与えられると、PWM信号
作成回路16からの信号を遮断するものであり、また、
前記ブレーキ装置13は、ホールド回路11から停電信
号Sbが与えられると、機械的に誘導電動機7にブレー
キをかけるものである。
【0006】上記構成によれば、通常の運転状態におい
ては、目標速度指令fiが与えられると、運転モード設
定回路14は、そのとき周波数指令出力回路15から出
力されている出力周波数指令foと比較して運転モード
を選択し、運転モード信号を周波数指令出力回路15に
与える。この場合、目標速度指令fiと現在の出力周波
数指令foとの関係が、fo<fiのときには加速モー
ド、fo=fiのときには定速モード、fo>fiのと
きには減速モードにそれぞれ設定される。
【0007】周波数指令出力回路15は、加速,定速あ
るいは減速モードのパターンに対応した周波数指令fo
を計算してPWM信号生成回路16に与える。PWM信
号生成回路16は、周波数指令foに基いてPWM信号
を生成し、PWM信号遮断回路12を介して駆動回路6
に出力するようになり、インバータ主回路5はこれに応
じた制御信号によりスイッチング素子がオンオフ制御さ
れ、誘導電動機7に交流出力を与えるようになる。
【0008】そして、交流電源に停電が発生した場合に
は、電源ライン4a,4b間の電圧を検出している電圧
検出回路8からの検出信号のレベルが低下し、その検出
信号のレベルが電圧レベル設定器10の基準電圧よりも
低くなると、比較器9から停電検出信号Saが出力され
るようになる。すると、ホールド回路11はその状態を
保持するように停電信号SbをPWM信号遮断回路12
およびブレーキ装置13に出力し続けるようになる。
【0009】これにより、インバータ主回路5において
はPWM信号生成回路16からのPWM信号が与えられ
なくなるため、誘導電動機7はフリー・ラン状態となる
が、ブレーキ装置13により機械的にブレーキがかけら
れて停止するようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、誘
導電動機の負荷の慣性力が大きい場合には、停電が発生
したときに誘導電動機の回転子が停止するまでにかなり
の時間を要するので、用途によっては危険を伴う場合が
あった。そこで、従来では、このような場合に対応し
て、上述のように誘導電動機の外部に機械式ブレーキを
取り付けることにより、停電時に誘導電動機にブレーキ
をかけて回転子を迅速に停止させるようにシーケンスを
組むことが行われているのである。
【0011】しかしながら、このように機械式ブレーキ
を設けることは、取り付けスペースが大きくなると共
に、コストが上昇する不具合があり、また、機能的な面
においても、誘導電動機が高速回転しているとき機械式
ブレーキをかけることは危険性を伴うという問題があっ
た。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、交流電動機の外部に機械式のブレーキ
を取り付けることなく、停電発生時に適切な制動をかけ
て速やかに停止させることができるインバータ装置を提
供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源入力
を整流する整流回路と、この整流回路の出力を平滑する
平滑コンデンサと、ブリッジ接続されたスイッチング素
子に制御信号が与えられると交流電動機に交流出力を供
給するインバータ主回路と、目標速度指令が与えられる
と現在の周波数指令との差により選択される運転モード
パターンに従って周波数指令を生成し前記インバータ主
回路に制御信号を与える制御手段とを有するインバータ
装置を対象とするものであり、前記交流電源入力の入力
電圧が所定電圧以下に低下したときにこれを検出して停
電検出信号を出力する停電検出手段と、前記平滑コンデ
ンサからインバータ主回路への流れる通電電流を検出す
る電流検出手段と、この電流検出手段の検出電流の平均
値を演算し電流平均値信号として出力する平均値演算手
段と、この平均値演算手段から出力される電流平均値信
号の大きさが大きくなるのに従って減速時間を短くする
関係で設定される減速時間設定信号を出力する減速時間
設定手段と、前記停電検出手段から停電検出信号が出力
されると前記運転モードパターンを減速モードパターン
に切り換えるモード切換手段とを備え、前記制御手段
は、前記停電検出手段から停電検出信号が出力される
と、前記モード切換手段により切り換えられた減速モー
ドパターンに従うと共に、前記減速時間設定手段から出
力される減速時間設定信号に応じた減速時間で前記交流
電動機の回転速度を減速するように前記インバータ主回
路に制御信号を与えるように構成したところに特徴を有
する。
【0014】また、モード切換手段を、停電検出信号が
出力されると減速モードパターンとして零周波数に相当
する目標周波数信号を出力するように切り換える構成と
することもできる。
【0015】そして、減速時間設定手段を、平均値演算
手段から出力される電流平均値信号の大きさに応じて比
較器により減速時間を二段階に設定するように構成する
と良い。
【0016】さらに、電流検出手段を、平滑コンデンサ
への入出力電流を検出するように構成することもでき
る。
【0017】
【作用】請求項1記載のインバータ装置によれば、通常
の運転状態においては、制御手段は、目標速度指令と現
在の周波数指令との差により選択される運転モードパタ
ーンに従って周波数指令を生成しインバータ主回路に制
御信号を与える。インバータ主回路は与えられた制御信
号に応じて交流電動機に交流出力を与えて回転させるよ
うになる。
【0018】そして、停電が発生して交流電源入力が低
下すると、停電検出手段により停電検出信号が出力され
るようになる。このとき、減速時間設定手段は、電流検
出手段および平均値演算手段により検出した平滑コンデ
ンサからインバータ主回路に流れる通電電流の電流平均
値信号に基いて減速時間を設定しており、制御手段は停
電検出信号が出力されたことに基いて、モード切換手段
により切り換え設定された減速モードパターンで、上記
減速時間に従って制御信号をインバータ主回路に与える
ようになる。
【0019】この場合、減速時間設定手段により、平均
値演算手段から出力される電流平均値信号の大きさが大
きくなるのに従って減速時間を短くする関係で設定され
るので、平滑コンデンサ側からインバータ主回路に電流
を供給している状態、つまり平滑コンデンサから放電さ
れて交流電動機が力行状態にあるときには、その力行状
態が強い程、交流電動機に強く制動をかけるように短い
減速時間が設定されるようになり、その減速時間設定信
号に基いて減速制御することにより平滑コンデンサへの
充電が行われるように制御される。
【0020】一方、インバータ主回路側から平滑コンデ
ンサ側に電流が流れている状態、つまり交流電動機が回
生状態にあって平滑コンデンサに充電されているときに
は、その回生状態が強い程、長い減速時間が設定される
ようになり、その減速時間設定信号に基いて減速制御す
ることにより平滑コンデンサの端子電圧が過大とならな
いように制御されるようになる。
【0021】したがって、交流電動機を回生状態に保持
して平滑コンデンサの端子電圧をほぼ一定の値に保持す
るように制御でき、インバータ主回路の駆動により交流
電動機を迅速に停止させることができる。
【0022】請求項2記載のインバータ装置によれば、
停電発生時に停電検出信号が出力されると、モード切換
手段により減速モードパターンとして零周波数に相当す
る目標周波数信号を出力するように切り換えられるの
で、制御手段は上述と同様にして制御を行うことによ
り、停電状態で交流電源入力がない場合でも、交流電動
機からの回生電力を利用して、交流電動機が停止するま
での間、平滑コンデンサの端子電圧を保持しながら、イ
ンバータ主回路を駆動して交流電動機を迅速に停止させ
ることができるようになる。
【0023】請求項3記載のインバータ装置によれば、
減速時間設定手段により、平均値演算手段から出力され
る電流平均値信号の大きさに応じて比較した結果から、
減速時間を二段階に設定するので、減速時間は、平均値
演算手段から出力される電流平均値信号の大きさが比較
値よりも大きいときに減速時間を短くする関係で設定さ
れるので、平滑コンデンサ側からインバータ主回路に電
流を供給している状態つまり交流電動機が力行状態にあ
るときには、交流電動機に制動をかけるように減速時間
を短い値として減速制御することができる。
【0024】一方、インバータ主回路側から平滑コンデ
ンサ側に電流が流れている状態つまり交流電動機が回生
状態にあるときには、減速時間を長い値にとして減速制
御することができるようになり、簡単な構成としなが
ら、停電状態で交流電源入力がない場合でも、交流電動
機からの回生電力を利用して、交流電動機が停止するま
での間、平滑コンデンサの端子電圧を保持しながら、イ
ンバータ主回路を駆動して交流電動機を迅速に停止させ
ることができるようになる。
【0025】請求項4記載のインバータ装置によれば、
電流検出手段は、平滑コンデンサへの入出力電流を検出
して電流検出信号を出力するので、停電発生時に交流電
動機の回転状態が力行状態にあるか回生状態にあるかに
応じた電流を検出することができ、前述と同様にして、
停電状態で交流電源入力がない場合でも、交流電動機か
らの回生電力を利用して、交流電動機が停止するまでの
間、平滑コンデンサの端子電圧を保持しながら、インバ
ータ主回路を駆動して交流電動機を迅速に停止させるこ
とができるようになる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
ないし図4を参照しながら説明する。電気的構成を示す
図1において、三相交流電源21はダイオードをブリッ
ジ接続してなる整流回路22の交流入力端子に接続さ
れ、その整流回路22の直流出力端子は直流電源線23
a,23bに接続される。この直流電源線23a,23
bは、平滑コンデンサ24の両端子間に接続されると共
に、インバータ主回路25の入力端子間に接続されてい
る。
【0027】インバータ主回路25は、スイッチング素
子として例えば6対のトランジスタ25aおよびダイオ
ード26bをブリッジ接続してなる周知構成のもので、
三相の各出力端子には交流電動機としての誘導電動機2
6の各端子が接続されている。そして、インバータ主回
路25の各トランジスタ25aには後述するように制御
信号が与えられ、そのオンオフにより誘導電動機26に
所定の周波数を有する三相交流出力を与えるようになっ
ている。
【0028】制御手段としての制御回路27は、直流電
源線23a,23b間から給電されるようになっており
(図示せず)、インバータ主回路25の各トランジスタ
25aに制御信号を与えるように構成されている。すな
わち、運転モード設定回路28は、目標速度指令fiが
与えられるようになっており、現在出力中の周波数指令
foとの差から運転モードパターンを選択設定して運転
モード信号を出力するもので、モード切換手段としての
減速モード切換回路29に接続されている。
【0029】この減速モード切換回路29の出力端子は
周波数指令出力回路30に接続されており、通常状態に
おいては、運転モード設定回路28から与えられる運転
モード信号を出力し、後述のように停電信号が与えられ
ると、減速モード信号を出力するようになっている。
【0030】周波数指令出力回路30は、減速モード切
換回路29を介して与えられる運転モード信号に基いて
周波数指令foを計算して出力するもので、その出力端
子はPWM信号生成回路31および運転モード設定回路
28に接続されている。PWM信号生成回路31は、周
波数指令出力回路30から与えられる周波数指令foに
基いてPWM信号を計算して制御信号を生成するもの
で、その出力端子は駆動回路32を介してインバータ主
回路25に接続されている。
【0031】電流検出手段としての電流検出器33は、
例えば絶縁が容易なホール素子を用いて構成したもの
で、インバータ主回路25に接続される直流電源線23
aに配設されており、平滑コンデンサ24側からインバ
ータ主回路25側に向う方向を正の値とする通電電流を
検出するようになっている。平均値演算手段としての平
均値演算回路34は電流検出器33の検出電流の平均値
を演算して電流平均値信号として出力するもので、その
出力端子は減速時間設定手段としての減速時間設定回路
35に接続されている。
【0032】減速時間設定回路35は、図2に示すよう
に、信号反転回路36およびバイアス加算回路37から
構成されるもので、電流平均値信号が与えられると、信
号反転回路36によりその電流平均値信号を反転し、バ
イアス加算回路37により所定のバイアス電圧を加算し
て減速時間設定信号を生成するようになっている。この
減速時間設定回路35は減速時間切換回路38を介して
周波数指令出力回路30に接続されている。
【0033】減速時間切換回路38は、通常状態におい
ては周波数指令出力回路30に対して通常モードの減速
時間あるいは加速時間を設定する信号を与え、停電信号
が与えられると減速時間設定回路35から与えられる減
速時間設定信号を与えるようになっている。
【0034】停電検出手段としての停電検出回路39
は、三相交流電源21の2本の電源線に接続されてお
り、その電源電圧が所定電圧以下に低下するとこれを検
出して停電検出信号Saを出力するもので、その出力端
子はホールド回路40に接続されている。ホールド回路
40は、停電検出信号Saが与えられると停電信号Sb
を出力すると共に、それ以後その出力状態を保持する回
路で、その出力端子は減速モード切換回路29および減
速時間切換回路38に接続されている。
【0035】次に、本実施例の作用について、図3およ
び図4をも参照しながら説明する。すなわち、交流電源
21から正常に給電されている状態では、減速モード切
換回路29は運転モード設定回路28側に設定されてお
り、また減速時間切換回路38は通常モードとなるよう
に設定されている。そして、運転モード設定回路28
は、目標速度指令fiと現在出力中の周波数指令foと
を比較して加速,定速あるいは減速のいずれのモードで
あるかを判定して対応する運転モード信号を出力する。
この場合、運転モード設定回路28は、目標速度指令f
iと周波数指令foとの関係が、fi<foであるとき
に減速モード,fi=foであるときに定速モード,そ
してfi>foであるときには加速モードにそれぞれ設
定してその設定信号を出力する。
【0036】周波数指令出力回路30は、減速時間切換
回路38から与えられる通常モードの減速時間信号に従
って設定された運転モードパターンにおける周波数指令
foを計算しPWM信号生成回路31に出力する。PW
M信号生成回路31は、与えられた周波数指令foに基
いてPWM信号を計算して制御信号として出力し、駆動
回路32を介してインバータ主回路25の各トランジス
タ25aのオンオフを制御して誘導電動機26を運転す
るようになる。
【0037】次に、三相交流電源21に停電が発生した
場合には、以下のようにして動作するようになる。すな
わち、停電の発生(図4(a)参照)により三相交流電
源21の電源電圧が低下して所定電圧以下になると、停
電検出回路39は「L」レベルの停電検出信号Saを出
力するようになり、これによって、その時点からホール
ド回路40は停電信号Sbを出力すると共にその出力状
態を保持するようになる(同図(b)参照)。
【0038】停電信号Sbが出力されると、減速モード
切換回路29は減速モード信号を周波数指令出力回路3
0に与えるように切り換え、減速時間切換回路38は通
常モードから減速時間設定回路35により設定される減
速時間設定信号を周波数指令出力回路30に与えるよう
になる。
【0039】この場合、減速時間設定回路35は、次の
ようにして減速時間設定信号を生成している。平滑コン
デンサ24からインバータ主回路25に向けて流れる通
電電流が電流検出器33により検出され、平均値演算回
路34によりその電流平均値信号が出力されると(図3
(a)参照)、減速時間設定回路35においては、その
電流平均値信号を反転し(同図(b)参照)、所定のバ
イアス電圧を印加した信号(同図(c)参照)として減
速時間信号を生成する。
【0040】電流平均値信号は、図3(a)に示してい
るように、平滑コンデンサ24からインバータ主回路2
5に向けて流れる電流の値が正方向に大きくなるに従っ
て誘導電動機26の力行が強い状態であるから、同図
(c)に示すように減速時間が短くなるように設定され
る。逆に、電流平均値信号が負となる場合、つまり、イ
ンバータ主回路25側から平滑コンデンサ24側に電流
が流れる場合には、誘導電動機26が回生状態にあり、
その回生状態が強くなるに従って減速時間が長くなるよ
うに設定される。
【0041】そして、周波数指令出力回路30は、電流
平均値信号(図4(d)参照)に基いて、減速時間設定
回路35により設定された減速時間信号に応じて周波数
指令foを計算することにより(図4(e)参照)、平
滑コンデンサ24に誘導電動機26側から回生電流が適
切に流れるように、つまり、平滑コンデンサ24の端子
電圧Vがほぼ一定となるように(同図(c)参照)設定
するようになる。したがって、停電が発生した時点から
誘導電動機26を回生制動状態に保持しながら、平滑コ
ンデンサ24の端子電圧をほぼ一定の状態に保持してそ
の間の制御用の電源を確保し、インバータ主回路25を
駆動して誘導電動機26を迅速に停止させることができ
るようになる。
【0042】このような本実施例によれば、減速時間設
定回路35により、平滑コンデンサ24からインバータ
主回路25に至る直流電源線23aに流れる電流の平均
値を検出してその方向と大きさに応じて、誘導電動機2
6が力行状態にあるときに減速時間を短くし、回生状態
にあるときに長くするように設定し、停電発生時にその
減速時間設定回路35から出力される減速時間に応じ
て、周波数指令出力回路30により周波数指令foを計
算し、PWM信号生成回路31によりPWM信号を生成
してインバータ主回路25のオンオフを制御するように
したので、停電が発生した時点から誘導電動機26を回
生制動状態に保持しながら、平滑コンデンサ24の端子
電圧をほぼ一定の状態に保持してその間の制御用の電源
を確保し、誘導電動機26を迅速に停止させることがで
きるようになる。
【0043】図5は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、運転モード設定回
路28と周波数指令出力回路30との間に設けている減
速モード切換回路29に代えて、運転モード設定回路2
8の入力側に、停電時に目標速度指令fiから零速度指
令fzに切り換えて出力するモード切換手段としてのモ
ード切換回路29aを設けたところである。
【0044】このモード切換回路29aは、通常状態に
おいては目標速度指令fiを運転モード設定回路28に
与え、停電時にホールド回路40から停電信号Sbが与
えられると零速度指令fzを運転モード設定回路28に
与えるようにしたもので、このような構成の第2の実施
例によっても、第1の実施例と略同様の作用効果を得る
ことができるものである。
【0045】図6は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、電流検出器33を
平滑コンデンサ24から直流電源線23aに至る経路に
設けたところで、このような本実施例によっても、平滑
コンデンサ24の充放電による通電電流を検出してその
検出電流に応じてインバータ主回路25を駆動制御する
ので、第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0046】図7および図8はは本発明の第4の実施例
を示すもので、第1の実施例と異なるところは、減速時
間設定回路35および減速時間切換回路38に代えて、
減速時間設定手段としての比較回路41および減速時間
切換回路42を設けたところである。
【0047】この場合、比較回路41は、比較器41a
と基準電圧設定器41bから構成される。そして、比較
器41aは、平均値演算回路34から与えられる電流平
均値信号と基準電圧設定器41bから与えられる基準電
圧とを比較して電流平均値信号が大きいとき、つまり、
平滑コンデンサ24からインバータ主回路25側に向か
う電流が大きく誘導電動機26が強い力行状態にあると
きには、切換信号を出力して減速時間切換回路42の設
定状態を切り換えるようになっている。減速時間切換回
路42は、通常状態においては通常モードの減速時間を
設定しており、比較回路41から切換信号が与えられる
と、減速時間設定モードとして通常モードよりも短い減
速時間を設定して周波数指令出力回路30に与えるよう
になっている。
【0048】そして、三相交流電源21に停電が発生し
たときには(図8(a)参照)、停電検出回路39およ
びホールド回路40により停電信号Sbが出力され(同
図(b)参照)、第1の実施例と同様にして周波数指令
出力回路30は、減速モードに設定された状態となる。
そして、この状態で、誘導電動機26の回転状態が力行
状態にあるときには、電流検出器33および平均値演算
回路34による電流平均値信号が基準電圧よりも大きく
なって(同図(d)参照)比較回路41からは切換信号
が出力されるようになる(同図(e)参照)。
【0049】これにより、減速時間切換回路42は、短
い減速時間を設定するように切り換えるので、周波数指
令出力回路30は、この減速時間に従って周波数指令f
oを出力し(同図(f)参照)、PWM信号生成回路3
1からこれに応じたPWM信号がインバータ主回路25
に与えられるようになる。
【0050】一方、誘導電動機26の回転状態が回生状
態にあるときには、電流平均値信号が基準電圧よりも小
さくなるので、比較回路41から切換信号が出力されな
くなり、減速時間切換回路42は、通常モードにおける
減速時間を設定するように切換えるので、周波数指令出
力回路30は、この減速時間に従って周波数指令foを
出力するようになる。
【0051】この結果、誘導電動機26は適切な回生状
態が保持されるようになり、つまり、平滑コンデンサ2
4の端子電圧をほぼ一定の値に保持するように(同図
(c)参照)回転状態が制御されるようになり、停電が
発生した時点から誘導電動機26を回生制動状態に保持
しながら、平滑コンデンサ24の端子電圧をほぼ一定の
状態に保持してその間の制御用の電源を確保し、誘導電
動機26を迅速に停止させることができるようになる。
このような第4の実施例によれば、減速時間設定手段を
比較器41aを用いた比較回路41とした簡単な構成と
しながら、第1の実施例とほぼ同様の効果を得ることが
できるようになる。
【0052】図9は本発明の第5の実施例を示すもの
で、第4の実施例と異なるところは、電流検出器33を
平滑コンデンサ24から直流電源線23aに至る経路に
設けたところで、このような本実施例によっても第4の
実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインバー
タ装置によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、請求項1記載のインバータ装置によれば、停
電検出手段により交流電源の停電を検出し、減速時間設
定手段により、電流検出手段および平均値演算手段によ
り検出した平滑コンデンサからインバータ主回路に流れ
る通電電流の電流平均値信号に基いて、その電流平均値
信号の大きさが大きくなるのに従って減速時間を短くす
る関係で設定するようにしたので、平滑コンデンサ側か
らインバータ主回路に電流を供給している状態つまり交
流電動機が力行状態にあるときには、その力行状態が強
い程、交流電動機に強く制動をかけるように減速時間を
短くして減速制御することができ、一方、インバータ主
回路側から平滑コンデンサ側に電流が流れている状態つ
まり交流電動機が回生状態にあるときには、その回生状
態が強い程、減速時間を長くして減速制御することがで
きるようになるので、制御手段により、停電検出信号が
出力されたことに基いて、モード切換手段により切り換
え設定された減速モードパターンにおいて上記減速時間
に従って制御信号をインバータ主回路に与えることによ
り、停電状態で交流電源入力がない場合でも、交流電動
機からの回生電力を平滑コンデンサの端子電圧がほぼ一
定となるように制御しながらインバータ主回路を駆動す
ることができるようになり、機械的なブレーキを用いる
ことなく安全且つ迅速に交流電動機を速かに停止させる
ことができるという優れた効果を奏する。
【0054】請求項2記載のインバータ装置によれば、
停電発生時に停電検出信号が出力されると、モード切換
手段により減速モードパターンとして零周波数に相当す
る目標周波数信号を出力するように切り換えられるの
で、制御手段は上述と同様にして制御を行うことによ
り、停電状態で交流電源入力がない場合でも、交流電動
機からの回生電力を平滑コンデンサの端子電圧がほぼ一
定となるように制御しながらインバータ主回路を駆動す
ることができるようになり、機械的なブレーキを用いる
ことなく安全且つ迅速に交流電動機を速かに停止させる
ことができるという優れた効果を奏する。
【0055】請求項3記載のインバータ装置によれば、
減速時間設定手段により、平均値演算手段から出力され
る電流平均値信号の大きさに応じて比較した結果から、
減速時間を二段階に設定するので、減速時間は、平均値
演算手段から出力される電流平均値信号の大きさが比較
値よりも大きいときに減速時間を短くする関係で設定さ
れるので、平滑コンデンサ側からインバータ主回路に電
流を供給している状態つまり交流電動機が力行状態にあ
るときには、交流電動機に制動をかけるように減速時間
を短い値として減速制御することができ、一方、インバ
ータ主回路側から平滑コンデンサ側に電流が流れている
状態つまり交流電動機が回生状態にあるときには、減速
時間を長い値にとして減速制御することができるように
なり、したがって、簡単な構成としながら、停電状態で
交流電源入力がない場合でも、交流電動機からの回生電
力を平滑コンデンサの端子電圧がほぼ一定となるように
制御しながらインバータ主回路を駆動することができる
ようになり、機械的なブレーキを用いることなく安全且
つ迅速に交流電動機を速かに停止させることができると
いう優れた効果を奏する。
【0056】請求項4記載のインバータ装置によれば、
電流検出手段は、平滑コンデンサへの入出力電流を検出
して電流検出信号を出力するので、停電発生時に交流電
動機の回転状態が力行状態にあるか回生状態にあるかに
応じた電流を検出することができ、前述と同様にして、
簡単な構成としながら、停電状態で交流電源入力がない
場合でも、交流電動機からの回生電力を平滑コンデンサ
の端子電圧がほぼ一定となるように制御しながらインバ
ータ主回路を駆動することができるようになり、機械的
なブレーキを用いることなく安全且つ迅速に交流電動機
を速かに停止させることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的なブロック
構成図
【図2】減速時間設定回路の電気的なブロック構成図
【図3】電流平均値信号の値に対応した減速時間設定回
路における信号変換の相関図
【図4】停電発生時における各部の信号出力状態を示す
タイムチャート
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図8】図4相当図
【図9】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図10】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21は三相交流電源、22は整流回路、23a,23b
は直流電源線、24は平滑コンデンサ、25はインバー
タ主回路、25aはトランジスタ(スイッチング素
子)、26は誘導電動機(交流電動機)、27は制御回
路(制御手段)、28は運転モード設定回路、29は減
速モード切換回路(モード切換手段)、29aはモード
切換回路、30は周波数指令出力回路、31はPWM信
号生成回路、32は駆動回路、33は電流検出器(電流
検出手段)、34は平均値演算回路(平均値演算手
段)、35は減速時間設定回路(減速時間設定手段)、
36は信号反転回路、37はバイアス加算回路、38は
減速時間切換回路、39は停電検出回路(停電検出手
段)、40はホールド回路、41は比較回路(減速時間
設定手段)、42は減速時間切換回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源入力を整流する整流回路と、こ
    の整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、スイッ
    チング素子をブリッジ接続してなり制御信号が与えられ
    ると交流電動機に交流出力を供給するインバータ主回路
    と、目標速度指令が与えられると現在の周波数指令との
    差により選択される運転モードパターンに従って周波数
    指令を生成し前記インバータ主回路に制御信号を与える
    制御手段とを有するインバータ装置において、 前記交流電源入力の入力電圧が所定電圧以下に低下した
    ときにこれを検出して停電検出信号を出力する停電検出
    手段と、 前記平滑コンデンサからインバータ主回路への流れる通
    電電流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段の検出電流の平均値を演算し電流平均
    値信号として出力する平均値演算手段と、 この平均値演算手段から出力される電流平均値信号の大
    きさが大きくなるのに従って減速時間を短くする関係で
    設定される減速時間設定信号を出力する減速時間設定手
    段と、 前記停電検出手段から停電検出信号が出力されると前記
    運転モードパターンを減速モードパターンに切り換える
    モード切換手段とを備え、 前記制御手段は、前記停電検出手段から停電検出信号が
    出力されると、前記モード切換手段により切り換えられ
    た減速モードパターンに従うと共に、前記減速時間設定
    手段から出力される減速時間設定信号に応じた減速時間
    で前記交流電動機の回転速度を減速するように前記イン
    バータ主回路に制御信号を与えることを特徴とするイン
    バータ装置。
  2. 【請求項2】 モード切換手段は、停電検出信号が出力
    されると減速モードパターンとして零周波数に相当する
    目標周波数信号を出力するように切り換えることを特徴
    とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 減速時間設定手段は、平均値演算手段か
    ら出力される電流平均値信号の大きさに応じて比較器に
    より減速時間を二段階に設定することを特徴とする請求
    項1または2記載のインバータ装置。
  4. 【請求項4】 電流検出手段は、平滑コンデンサへの入
    出力電流を検出することを特徴とする請求項1,2また
    は3記載のインバータ装置。
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