JPH0780010B2 - ワイヤ冷却装置 - Google Patents

ワイヤ冷却装置

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JPH0780010B2
JPH0780010B2 JP12359193A JP12359193A JPH0780010B2 JP H0780010 B2 JPH0780010 B2 JP H0780010B2 JP 12359193 A JP12359193 A JP 12359193A JP 12359193 A JP12359193 A JP 12359193A JP H0780010 B2 JPH0780010 B2 JP H0780010B2
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JP
Japan
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wire
drum
cooling
cooled
main drum
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JP12359193A
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English (en)
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JPH06304643A (ja
Inventor
則男 御簗
Original Assignee
株式会社小島電機製作所
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤの製造に使用さ
れるワイヤ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤの製造では、伸線加工を
受けたワイヤが、加工硬化を取り除くために、加熱炉に
通される。加熱炉から抽出された例えば約700℃のワ
イヤは、50℃程度まで強制的に冷却されて巻き取られ
る。冷却装置と巻き取り装置との間には、ワイヤを牽引
するキャプスタンが設けられる。
【0003】このようなワイヤの連続製造に使用される
冷却装置としては、チューブ式のものとプーリー式のも
のがある。
【0004】チューブ式の冷却装置は、水冷されたチュ
ーブの中にワイヤを通してこれを冷却する。また、プー
リー式の冷却装置は、多数のプーリーを2列に並べ、一
方のプーリー群と他方のプーリー群との間に掛け巻いた
ワイヤがプーリー群の間を行き来する間にこれを冷却す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チュー
ブ式の冷却装置は、雰囲気冷却、すなわち間接冷却のた
めに、装置長が非常に長くなり、スペース面およびコス
ト面で大きな問題がある。
【0006】これに対し、プーリー式の冷却装置は、対
設されたプーリー群の間でワイヤを冷却するため、装置
長は短い。しかし、各群におけるプーリーの枚数が20
〜30枚に及ぶために、横幅は非常に大きくなる。
【0007】冷却効率については、基本的にはプーリー
による直接冷却であるが、多くのプーリーが並ぶために
個々のプーリーを水冷することができず、そのためプー
リーがクーラーにより雰囲気冷却され、実質的には間接
冷却となる。そのため、前述したように、多くのプーリ
ーが必要となり、装置の大型化を招くのみならず、大型
のクーラーが必要となり、この点からも経済性が悪化す
る。
【0008】また、いずれの冷却装置もワイヤを牽引す
る能力を有しないので、キャプスタンを必要とし、これ
もスペース的な問題を増長している。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、加熱されたワイヤをインラインで効率良く冷却
できる小型で経済的なワイヤ冷却装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤ冷却
装置は、冷却すべきワイヤを牽引するべく強制的に回転
駆動され、その回転軸を通して循環される冷却水により
冷却されるメインドラムと、メインドラムの入線側に設
けられ、メインドラムに引き込まれるワイヤの走行に同
期して回転すると共に、その回転軸を通して循環される
冷却水により冷却される1枚のプーリーと、メインドラ
ムに対設されてメインドラムとの間にワイヤが複数回掛
け巻かれ、該ワイヤの走行に同期して回転すると共に、
その回転軸を通して循環される冷却水により冷却される
サブドラムとを具備している。
【0011】
【作用】本発明に係るワイヤ冷却装置では、メインドラ
ムによりワイヤが牽引されて走行する。すなわち、メイ
ンドラムはキャプスタンを兼ねる。走行するワイヤは、
1枚のプーリーにより冷却された後、メインドラムおよ
びサブドラムにより冷却される。プーリーは1枚である
ので水冷が可能である。メインドラムおよびサブドラム
も水冷が可能である。従って、ワイヤが直接冷却により
効率よく冷却される。また、ワイヤの冷却では、図1に
示すように、最初の冷却が急で、その後徐々に冷却が遅
くなるので、1枚のプーリーによる冷却で大方の冷却が
終わり、ドラムによる冷却ではワイヤの縮みは小さい。
従って、ワイヤの断線や重なりが簡単に防止される。プ
ーリーがない場合は、最初の急激な冷却に伴う縮みをド
ラムの外径変化で吸収しなければならず、そのようなド
ラムの設計は困難である。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すワイヤ冷却装置の
側面図、図3は同ワイヤ冷却装置の平面図、図4は同ワ
イヤ冷却装置の正面図である。
【0013】本ワイヤ冷却装置は、ワイヤ10を焼鈍す
る加熱炉の下流側に設けられ、加熱炉から進出するワイ
ヤ10をインラインで連続的に冷却する。
【0014】この冷却装置は、図2〜図4に示すよう
に、キャプスタンを兼ねるメインドラム30aと、メイ
ンドラム30aに対設されたサブドラム30bと、メイ
ンドラム30aの入線側に設けられた1枚のプーリー2
0とを具備している。
【0015】プーリー20は、外周面に周溝を有し、軸
受21により回転自在に支持されている。また、ロータ
リージョイント22および回転軸を通して内部に循環さ
れる冷却水により、プーリー本体および回転軸が冷却さ
れる。
【0016】ワイヤ10は、プーリー20に半周にわた
って掛け巻かれた後、メインドラム30aとサブドラム
30bの外周面間に複数回掛け巻かれ、メインドラム3
0aから下流側へ引き出されている。
【0017】メインドラム30aは、軸受31により回
転自在に支持され、その回転軸およびロータリージョイ
ント32を通して内部に循環される冷却水により、ドラ
ム本体および回転軸が冷却される。また、架台40上の
モーター50の回転がベルト51により減速機52に伝
達され、減速機52の出力軸の回転がベルト53により
ドラム30aの回転軸に伝達されることにより、メイン
ドラム30aは強制的に駆動される。
【0018】モーター50には、緊急停止のためのディ
スクブレーキ54が付設されている。
【0019】メインドラム30aの外周面は、ワイヤ1
0の巻き始め側から巻き終わり側へ外径が徐々に減少し
たテーパー面になっている。テーパー面の傾斜は、ワイ
ヤ10の冷却に伴う収縮量に応じて決められている。
【0020】サブドラム30bは、軸受33により回転
自在に支持され、その回転軸およびロータリージョイン
ト34を通して内部に循環される冷却水により、ドラム
本体および回転軸が冷却される。軸受33は、一対の垂
直なガイド35,35に案内されて上下方向に移動し、
ネジ棒36によりその高さが調節される。これにより、
メインドラム30aとサブドラム30bの間隔が調節さ
れる。
【0021】メインドラム30aとサブドラム30bの
間には、ワイヤ10にテンションを付加するテンション
ローラー37,37が設けられている。
【0022】サブドラム30bの外周面には、ワイヤ1
0の重なりを防止するために、ワイヤ10が嵌合する複
数のV溝が設けられている。サブドラム30bにおける
ワイヤ10の巻き径は一定である。
【0023】プーリー20、メインドラム30aおよび
サブドラム30bはボックス60内に収容されている。
ボックス60の入側面には、ワイヤ10の進入孔61
と、排気孔64が設けられている。また、出側面には、
ワイヤ10の進出孔62と、吸気孔63が設けられてい
る。
【0024】ボックス60の内部には、吸気孔63から
窒素ガス等の不活性ガスが導入される。不活性ガスを導
入するときに排気孔64を開放し、ボックス60内が不
活性ガスで置換された後に、排気孔64を閉じれば、ボ
ックス60内に不活性ガスが充填される。
【0025】ボックス60内の不活性ガスを冷却するた
めに、ボックス60の上方にはクーラー70が設けられ
ている。
【0026】本ワイヤ冷却装置を用いてワイヤ10を冷
却するには、ボックス60内に不活性ガスを充填し、そ
の不活性ガスをクーラー70で冷却すると共に、プーリ
ー20、メインドラム30aおよびサブドラム30bを
水冷した状態で、メインドラム30aを回転駆動する。
【0027】メインドラム30aの回転駆動によりワイ
ヤ10が牽引される。加熱炉から進出したワイヤ10
は、ボックス60内に引き込まれ、ボックス60内のプ
ーリー20により直接冷却された後、メインドラム30
aおよびサブドラム30bにより直接冷却される。
【0028】ワイヤ10の冷却は、図1に示すように、
最初の冷却が急で、その後徐々に冷却が遅くなるパター
ンとなる。そのため、プーリー20による冷却で大方の
冷却が終わり、メインドラム30aおよびサブドラム3
0bによる冷却ではワイヤ10の縮みは小さい。しか
も、その縮みによる走行速度変化は、メインドラム30
aにおけるテーパー状の外周面により吸収される。ま
た、ワイヤ10の材質等の違いによる縮み量の差は、メ
インドラム30aとサブドラム30bの間隔調節と、テ
ンションローラー37,37により吸収される。
【0029】かくして、ワイヤ10は1枚のプーリーと
一対のドラムの簡単な構成により、断線や重なりを生じ
ることなくインラインで効率よく直接冷却される。
【0030】また、ボックス60内に不活性ガスを充填
したことにより、冷却中のワイヤ10の酸化が防止さ
れ、更に、その不活性ガスをクーラー70で強制的に冷
却することにより、ボックス60内の温度が一定に保た
れ、冷却効率の低下が防止される。クーラー70は、プ
ーリーおよびドラムが水冷されているため、小型でよ
い。
【0031】また、プーリーやドラムの回転軸のみを冷
却するようにすれば、ワイヤ10は雰囲気冷却となり、
緩冷却、更には冷却速度制御が可能となる。
【0032】また、ワイヤ冷却装置のメインドラム30
aがキャプスタンを兼ねているために、ワイヤ冷却装置
の下流側にキャプスタンは不要となる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明に係るワイ
ヤ冷却装置は、一対のドラムに1枚のプーリーを付加し
た極めて小型の装置である。しかも、メインドラムがキ
ャプスタンを兼ねるので、ラインからキャプスタンを省
略できる。従って、設備コストおよび設置スペースが大
幅に節減される。また、小型であるにもかかわらず、ド
ラムおよびプーリーのいずれもが水冷され、その水冷さ
れたドラムおよびプーリーにより強力な冷却が行われ、
雰囲気冷却を併用する場合にもクーラーが小型化され
る。更に、最初の急激な冷却をプーリーで行い、ドラム
で行わないので、ワイヤの断線や重なりを防止でき、ド
ラムの設計も容易である。従って、経済性に著しく優れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤの冷却パターンを示すグラフである。
【図2】本発明の一実施例を示すワイヤ冷却装置の側面
図である。
【図3】同ワイヤ冷却装置の平面図である。
【図4】同ワイヤ冷却装置の正面図である。
【符号の説明】
10 ワイヤ 20 プーリー 30a メインドラム 30b サブドラム 50 モーター 60 ボックス 70 クーラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却すべきワイヤを牽引するべく強制的
    に回転駆動され、その回転軸を通して循環される冷却水
    により冷却されるメインドラムと、 メインドラムの入線側に設けられ、メインドラムに引き
    込まれるワイヤの走行に同期して回転すると共に、その
    回転軸を通して循環される冷却水により冷却される一枚
    のプーリーと、 メインドラムに対設されてメインドラムとの間にワイヤ
    が複数回掛け巻かれ、該ワイヤの走行に同期して回転す
    ると共に、その回転軸を通して循環される冷却水により
    冷却されるサブドラムとを具備することを特徴とするワ
    イヤ冷却装置。
  2. 【請求項2】 メインドラムにおけるワイヤの巻き径が
    巻き始め側から巻き終わり側へ漸次減少していることを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤ冷却装置。
  3. 【請求項3】 メインドラムとサブドラムの軸間距離が
    調節されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    ワイヤ冷却装置。
  4. 【請求項4】 メインドラムおよびサブドラムの少なく
    とも一方の外周面にワイヤが嵌合する周溝が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    ワイヤ冷却装置。
  5. 【請求項5】 プーリーおよびドラムがボックス内に収
    容され、該ボックス内に不活性ガスが充填されることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のワイヤ冷却
    装置。
  6. 【請求項6】 ボックス内の不活性ガスを冷却するクー
    ラーを具備することを特徴とする請求項5に記載のワイ
    ヤ冷却装置。
JP12359193A 1993-04-26 1993-04-26 ワイヤ冷却装置 Expired - Lifetime JPH0780010B2 (ja)

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JP12359193A JPH0780010B2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 ワイヤ冷却装置

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JPH06304643A JPH06304643A (ja) 1994-11-01
JPH0780010B2 true JPH0780010B2 (ja) 1995-08-30

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