JPH078019Y2 - 粘着性ヒューム除去装置の冷却塔 - Google Patents

粘着性ヒューム除去装置の冷却塔

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JPH078019Y2
JPH078019Y2 JP6216889U JP6216889U JPH078019Y2 JP H078019 Y2 JPH078019 Y2 JP H078019Y2 JP 6216889 U JP6216889 U JP 6216889U JP 6216889 U JP6216889 U JP 6216889U JP H078019 Y2 JPH078019 Y2 JP H078019Y2
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air
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JP6216889U
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文明 浦田
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Trinity Industrial Corp
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、近年開発された粘着性ヒューム除去装置に係
り、より詳しくは粘着性ヒューム含有ガスの温度調節の
ために前記除去装置に組み込まれる冷却塔に関する。
(従来の技術) 近年、粘着性ヒュームの効果的な除去を達成する装置と
して、慣性衝突効果を最大限応用し、フィルター部にお
いて微小なヒューム粒子を大きくして再飛散させ、これ
をミスト分離部において捕集する粘着性ヒューム除去装
置(HEAF装置とも呼ばれる。)が開発されそして実用化
されている。
この装置は、とりわけ、ビニール工場からの可塑剤ヒュ
ーム、アスファルトヒューム、ゴムの配合時および加硫
時のヒュームなどの粘着性微小ヒュームの除去に有効で
ある。
実公昭56−39542号公報、実公昭57−901号公報および特
公昭59−12330号公報などは、この粘着性ヒューム除去
装置に関する従来技術を記載するものである。
(考案が解決しようとする課題) 而して、かかる装置は一種の濾過装置であり、通過ヒュ
ームの中でもガス状の有機化合物を除くことは困難であ
るため、最近の上記装置は、冷却塔をガス導入部に組み
込み、導入されるヒューム含有ガスが高温である場合に
は、冷却塔においてフィルター通過の前処理としてヒュ
ーム含有ガスの冷却を行ない、捕集効率の向上を図って
いる。
そして、代表的な冷却手段として、水を霧状にして噴出
する霧化装置を冷却塔の内部に備え、ヒューム含有ガス
の冷却と霧粒との気液接触を図る方法が取られてきた。
しかし、本装置が適用されるヒューム含有排ガスの中に
はスラッジ等を相当に含むものがあり、かかるガス中の
ヒューム除去においては、本装置の運転中に、加熱され
たスラッジ等が霧化装置の冷えたノズルに付着しそして
固化し、やがてノズルが詰って冷却水がうまく霧化され
ず、冷却と気液接触が不充分となり、ヒューム捕集の性
能が突発的に落ちあるいは経時的に低下するという問題
があった。
冷却塔は上述のように高温ガスの場合に使用され、常に
連続運転されるものでないため、スラッジ等の霧化ノズ
ルへの付着、固化は、運転の開始時または再開時におい
て特に起き易く、大きな問題となっていた。
本考案の目的とするところは、スラッジ等の霧化ノズル
への付着固化を生じず、良好なヒューム捕集性能を常に
維持することができる粘着性ヒューム除去装置の冷却塔
を提供することにあり、その技術的課題は、装置の運転
時において高温の粘着性ヒューム含有ガスの流れが直接
冷えた霧化ノズルに当たらないようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る粘着性ヒューム除去装置の冷却塔は、粘着
性ヒューム除去装置に組み込まれる冷却塔において、筒
形の冷却水霧化装置を冷却塔の内部にヒューム含有ガス
の入口の周囲に適数個配置してなり、該霧化装置は、そ
の内部が冷却塔外部と連絡するとともに、エアシールド
キャップを同装置先端の霧化ノズルに、外部エアの流れ
のための空間が同ノズルの周りに形成されるように取り
付けてなることを特徴とするものである。
本考案に用いる粘着性ヒューム除去装置は、冷却塔、フ
ィルター交換機構、ブロワおよびミスト分離塔をガスが
この順序で通過するように配置してなる。
フィルターは、慣性衝突効果を利用し、1ミクロン以下
が大部分を占める粘着性ヒュームの微小粒子を大きな粒
子に変え、再飛散させる。フィルターには、上記公報に
開示されたような、単繊維がランダムに分布する不織マ
ットが使用される。そして、このフィルターは、コンベ
ア等の交換機構の働きにより定期的に交換される。
ブロワは、その大きな吸引力で、冷却塔に導入された粘
着性ヒューム含有ガスを、強制的に高速で装置の流路中
を通過せしめ、上記フィルターでの高速濾過を可能と
し、もって慣性衝突効果を最適化しうる。
ミスト分離塔は、その中にデミスタを備え、フィルター
より再飛散した大粒のヒュームを捕集する。捕集された
ヒュームの回収のため、ドレインタンクを備え、また消
音のためサイレンサーを備えるのが好ましい。
本考案における冷却塔は、その内部に、筒形の冷却水霧
化装置をヒューム含有ガスの導入口の周囲に適数個配置
してなる。霧化装置は冷却水の配管とエアの配管を筒形
の本体の中に通し、それらを装置先端の霧化ノズルに接
続してなり、該ノズルより霧を噴き出し、ヒューム含有
ガスの冷却と気液接触を行なう。また、この装置の本体
は、本装置取付時冷却塔の外部と連絡しうるような、外
部との連絡口を有する。
さらに本考案では、エアシールドキャップを霧化ノズル
に、本体内部からのエアが該ノズルの周囲を流れること
を可能とする空間が同ノズルの周囲に形成されるように
取り付けてなる。
(作用) 本考案の冷却塔では、粘着性ヒューム除去装置の運転
時、ブロワの吸引負圧により、冷却塔外部のエアが上記
連絡口を介して霧化装置の本体内部に流入し、そして該
本体内部より、前記キャップが作る霧化ノズル周囲の空
間を通って、冷却塔の内部に流れ込む。従って、外部エ
アによるシールドエア流が霧化ノズルの周囲に形成され
る。このシールドエアの流れは、霧化ノズルの作動時に
おいても非作動時においても、即ち冷却霧の噴霧状態で
あるか否かに関係なく、形成される。
霧化ノズルは、冷却水の霧化を行なうため、作動時いた
って冷えており、ヒューム含有ガス中のスラッジ等が付
着し易い。
本考案では、上記シールドエアの形成により、ヒューム
含有ガスと霧化ノズルとの直接的な接触を常に避けるこ
とができるので、スラッジ等の付着ひいては霧化ノズル
の詰りの発生がなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
実施例の冷却塔は、第3図に示されるような粘着性ヒュ
ーム除去装置に組み込まれてなる。
この除去装置は、冷却塔18、フィルター交換機構19、ブ
ロワファン20およびミストセパレーター21からなり、フ
ァン20の運転により、導入された粘着性ヒューム含有ガ
スが矢印Fで示すような流れで各要素中を高速で通過す
る。
ガス通過の過程において、冷却塔18では、ガスが高温で
ある場合に、下記の霧化装置1を作動せしめて、ガスに
含まれるガス状有機物質の液化および凝集を促進し、フ
ィルター交換機構19では、単繊維の不織マットからなる
フィルター22において、通過ガス中のヒューム微小粒子
(前記有機物質を含む)。を大きな粒子に変えて再飛散
させ、そしてミストセパレーター21では、再飛散された
ヒューム粒子を捕集し、除去する。
冷却塔18は、第4図に示すように、適数個の筒形の冷却
水霧化装置1・・を塔下部の入口部17の周囲に配置して
なる。この装置1は、その下部が冷却塔18より出るよう
に、そして先端の霧化ノズル2がガス導入口に臨むよう
に傾斜して取り付けられている。
霧化装置1は、第1図に示すように、筒形の本体を有
し、エア配管4および水配管5が取り付け基部6より本
体内部3を通って先端の霧化ノズル2に接続されてい
る。本体内部3は、エルボ管7を介して冷却塔外部8と
連絡されている。
霧化ノズル2は、第2図に拡大して示すようにノズル基
部15の上に、ガスケット16を介してノズル本体14を螺着
し、その上にキャップ12を載せ、リテナーリング13によ
り本体14とキャップ12を締着することにより、ノズルの
中心に水の通路、そしてその周囲にエアの通路を形成
し、作動時冷却水9が霧状に噴霧されるようになってい
る。
さらに実施例では、第1図に示すように、エアシールド
キャップ11を装置1の先端部に取り付け、キャップ下側
の爪30によりノズル2を支持してなる。数本の爪30での
支持としたことにより、第2図に示すように、ノズル2
の周囲に、エアが装置本体の内部3よりノズルの周りを
通って装置1の外部に流れ出るのを可能とする空間10が
形成されている。
而して、粘着性ヒューム除去装置の運転時において、ブ
ロワファン20の吸引負荷により、図中矢印fで示すよう
に、冷却塔外部8のエアがエルボ管7より霧化装置の内
部3に流入し、次いで霧化ノズル2の周囲の空間10を通
って冷却塔内に流出し、シールドエア流がノズル2の周
囲に形成され、外部より導入されるヒューム含有ガスと
霧化ノズル2との直接的な接触が避けられる。
実施例の冷却塔18では、ヒュームのほか、スラッジなど
を相当に含むガスを用いてヒューム除去処理を行なって
も、スラッジ等のノズル2への付着や固化は認められな
かった。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る粘着性ヒューム除去
装置の冷却塔は、特殊なキャップ等の装備により、除去
装置の運転時においてブロワの吸引負圧により、外部エ
アによるシールドエア流が霧化ノズルの周囲に、同ノズ
ルの作動とは関係なく形成され、高温の場合がある粘着
性ヒューム含有ガスの流れが直接霧化ノズルに当たるの
を避けることができ、したがってスラッジ等の霧化ノズ
ルへの付着固化を生じず、良好なヒューム捕集性能を常
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の冷却塔の内部に備えられる冷
却水霧化装置を示す断面図、 第2図は第1図の装置上部の霧化ノズル付近を示す拡大
断面図、 第3図は実施例の冷却塔が組み込まれた粘着性ヒューム
除去装置の概略構成を示す図、 第4図は第3図の装置のうちの冷却塔を示す正面図(一
部に断面を含む。)である。 図中、 1……冷却水霧化装置 2……霧化ノズル 3……装置1の内部 4……エア配管 5……水配管 8……冷却塔外部 10……空間 11……エアシールドキャップ 17……入口部 18……冷却塔 f……外部エアの流れ F……粘着性ヒューム含有ガスの流れ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着性ヒューム除去装置に組み込まれる冷
    却塔において、筒形の冷却水霧化装置を冷却塔の内部に
    ヒューム含有ガスの入口の周囲に適数個配置してなり、
    該霧化装置は、その内部が冷却塔外部と連絡するととも
    に、エアシールドキャップを同装置先端の霧化ノズル
    に、外部エアの流れのための空間が同ノズルの周りに形
    成されるように取り付けてなることを特徴とする粘着性
    ヒューム除去装置の冷却塔。
JP6216889U 1989-05-29 1989-05-29 粘着性ヒューム除去装置の冷却塔 Expired - Lifetime JPH078019Y2 (ja)

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JPH033424U JPH033424U (ja) 1991-01-14
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