JPH0780486A - 微少風量調節弁 - Google Patents
微少風量調節弁Info
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- JPH0780486A JPH0780486A JP24727493A JP24727493A JPH0780486A JP H0780486 A JPH0780486 A JP H0780486A JP 24727493 A JP24727493 A JP 24727493A JP 24727493 A JP24727493 A JP 24727493A JP H0780486 A JPH0780486 A JP H0780486A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小規模な汚水浄化槽において、エアリフト循
環用空気を曝気用空気から分岐して使用する場合、少量
の分岐用空気を長期間安定して供給可能で、流量調節が
安定して行える微少風量調節弁を提供することである。 【構成】 微少風量調節弁の弁体は、必要最小限の通過
断面積の円形小穴を有する。該円形小穴の数を、調節弁
の出口配管内径の間隔ごとに増加させて、弁体に設け
る。この弁体を回転またはスライドさせることにより、
空気が通過する弁体の小穴の数を変化させ、空気量をデ
ジタルに調節する。
環用空気を曝気用空気から分岐して使用する場合、少量
の分岐用空気を長期間安定して供給可能で、流量調節が
安定して行える微少風量調節弁を提供することである。 【構成】 微少風量調節弁の弁体は、必要最小限の通過
断面積の円形小穴を有する。該円形小穴の数を、調節弁
の出口配管内径の間隔ごとに増加させて、弁体に設け
る。この弁体を回転またはスライドさせることにより、
空気が通過する弁体の小穴の数を変化させ、空気量をデ
ジタルに調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小規模汚水浄化装置に
関し、特に汚水浄化槽の曝気用空気から少量の空気を分
岐する弁に関する。
関し、特に汚水浄化槽の曝気用空気から少量の空気を分
岐する弁に関する。
【0002】
【従来の技術】小規模汚水浄化槽において、圧力空気を
必要とするのは、曝気用、逆洗用、一時多量エアリフト
用、及び微少量循環エアリフト用がある。図5は、ブロ
ワ14が1台の場合の圧力空気の系統図である。図5に
基づいて、各用途について説明する。
必要とするのは、曝気用、逆洗用、一時多量エアリフト
用、及び微少量循環エアリフト用がある。図5は、ブロ
ワ14が1台の場合の圧力空気の系統図である。図5に
基づいて、各用途について説明する。
【0003】曝気用空気は、汚水を好気性処理によって
浄化する場合の散気として用いる。間欠曝気法の例外は
あるものの、通常は24時間連続曝気である。従って、
仕切弁13Aは、常時開である。
浄化する場合の散気として用いる。間欠曝気法の例外は
あるものの、通常は24時間連続曝気である。従って、
仕切弁13Aは、常時開である。
【0004】逆洗用空気は、接触ろ材の下方から散気し
て、肥厚化した生物膜を強制的に剥離させる操作として
用いる。主として接触曝気法が採用される小規模汚水浄
化槽の好気性処理では、長期間運転で接触ろ材に生物膜
が肥厚化するため、数カ月に1度の頻度で必要である。
通常は曝気用の空気を切り替弁によって一次的に流用す
る。従って、逆洗時のみ仕切弁13Bを開き、その他の
時は仕切弁13Bを閉とする。
て、肥厚化した生物膜を強制的に剥離させる操作として
用いる。主として接触曝気法が採用される小規模汚水浄
化槽の好気性処理では、長期間運転で接触ろ材に生物膜
が肥厚化するため、数カ月に1度の頻度で必要である。
通常は曝気用の空気を切り替弁によって一次的に流用す
る。従って、逆洗時のみ仕切弁13Bを開き、その他の
時は仕切弁13Bを閉とする。
【0005】一時多量エアリフト用空気は、前記、接触
ろ材の逆洗によって剥離させた生物膜をエアリフトポン
プによって汚泥貯留部に移送する操作として用いる。曝
気用の空気を切り替弁によって一次的に流用する。従っ
て、汚泥返送時のみ、仕切弁13Cを開き、その他の時
は仕切弁13Cを閉とする。
ろ材の逆洗によって剥離させた生物膜をエアリフトポン
プによって汚泥貯留部に移送する操作として用いる。曝
気用の空気を切り替弁によって一次的に流用する。従っ
て、汚泥返送時のみ、仕切弁13Cを開き、その他の時
は仕切弁13Cを閉とする。
【0006】微少量循環エアリフト用空気は、接触ろ材
から自然に剥離した生物膜を含む接触曝気槽水を微少流
量で常時嫌気ろ床槽に移送循環させるために用いる。接
触曝気槽から自然に剥離した生物膜を除去する目的と同
時に、汚水中に含むアンモニア態窒素を酸化して硝酸化
させた曝気槽水を嫌気ろ床槽に移送循環させることによ
って脱窒反応を起こさせることも目的とする。
から自然に剥離した生物膜を含む接触曝気槽水を微少流
量で常時嫌気ろ床槽に移送循環させるために用いる。接
触曝気槽から自然に剥離した生物膜を除去する目的と同
時に、汚水中に含むアンモニア態窒素を酸化して硝酸化
させた曝気槽水を嫌気ろ床槽に移送循環させることによ
って脱窒反応を起こさせることも目的とする。
【0007】このためには微少流量で揚水し、循環させ
るために専用のエアリフト循環ポンプが用いられるが、
前記ブロワ14からの空気を兼用することもある。この
場合、仕切弁13Dが必要になる。
るために専用のエアリフト循環ポンプが用いられるが、
前記ブロワ14からの空気を兼用することもある。この
場合、仕切弁13Dが必要になる。
【0008】しかし通常は、一時多量エアリフト用空気
を調節弁13Cにて微少量に絞り分岐して用いることが
多い。
を調節弁13Cにて微少量に絞り分岐して用いることが
多い。
【0009】言うまでもないが、もし、分岐弁13A、
13B、13C、13Dを使用しないとすると、曝気
用、逆洗用など目的用途別にブロワが必要となり、浄化
槽内部の配管構造が複雑になることや、ブロワの台数が
増える分コストが高くなること、かつ施行時にブロワの
接続を間違える危険性が生まれる。また、ブロワ台数が
増えることにより、電気代やブロワの維持費が大きくな
る。従って、従来、図5のように、ブロワ1台にて、分
岐弁を使用する場合が多い。
13B、13C、13Dを使用しないとすると、曝気
用、逆洗用など目的用途別にブロワが必要となり、浄化
槽内部の配管構造が複雑になることや、ブロワの台数が
増える分コストが高くなること、かつ施行時にブロワの
接続を間違える危険性が生まれる。また、ブロワ台数が
増えることにより、電気代やブロワの維持費が大きくな
る。従って、従来、図5のように、ブロワ1台にて、分
岐弁を使用する場合が多い。
【0010】次に、微少量循環エアリフト用空気の必要
性についてさらに具体的に説明する。
性についてさらに具体的に説明する。
【0011】エアリフトポンプの微少量連続運転を行う
と、窒素の除去、浮遊物質の除去、接触曝気槽への負荷
変動の安定化及び嫌気ろ床槽からの臭気発生防止の効果
がある。すなわち、 (イ)窒素の除去 接触曝気槽で硝化された窒素(NOx −N)を接触曝気
槽の前段(例えば、嫌気ろ床槽第一室)に少量で戻す
(連続循環)と、脱窒作用の条件である溶存酸素のない
嫌気的な条件すなわち無酸素状態、及び原水から水素供
与体として得られる有機物(炭素源)の存在により、窒
素の除去が得られる。もし、接触曝気槽にエアリフトポ
ンプが設備されていないと、あるいは設備してあっても
運転しないと、接触曝気槽で硝化された窒素はNOx −
Nの形態で存在し、原水の窒素は形態を変えたにすぎ
ず、浄化槽外に流失してしまうことになる。
と、窒素の除去、浮遊物質の除去、接触曝気槽への負荷
変動の安定化及び嫌気ろ床槽からの臭気発生防止の効果
がある。すなわち、 (イ)窒素の除去 接触曝気槽で硝化された窒素(NOx −N)を接触曝気
槽の前段(例えば、嫌気ろ床槽第一室)に少量で戻す
(連続循環)と、脱窒作用の条件である溶存酸素のない
嫌気的な条件すなわち無酸素状態、及び原水から水素供
与体として得られる有機物(炭素源)の存在により、窒
素の除去が得られる。もし、接触曝気槽にエアリフトポ
ンプが設備されていないと、あるいは設備してあっても
運転しないと、接触曝気槽で硝化された窒素はNOx −
Nの形態で存在し、原水の窒素は形態を変えたにすぎ
ず、浄化槽外に流失してしまうことになる。
【0012】(ロ)浮遊物質の除去 接触曝気槽内で発生した汚泥(浮遊物質)や接触材に付
着した汚泥(生物膜ともいう)が自然剥離した場合は、
これらの剥離汚泥は速やかに浄化槽の前段である嫌気ろ
床槽第一室へ移送することにより、ここに貯留すれば、
浮遊した剥離汚泥の浄化槽外への流出が防止できる。こ
のとき、剥離汚泥の移送は、嫌気ろ床槽内を乱さないよ
う少流量で行う。
着した汚泥(生物膜ともいう)が自然剥離した場合は、
これらの剥離汚泥は速やかに浄化槽の前段である嫌気ろ
床槽第一室へ移送することにより、ここに貯留すれば、
浮遊した剥離汚泥の浄化槽外への流出が防止できる。こ
のとき、剥離汚泥の移送は、嫌気ろ床槽内を乱さないよ
う少流量で行う。
【0013】なお、接触曝気槽の接触材に付着した汚泥
を逆洗行為により強制剥離させた場合の剥離汚泥も同様
にエアリフトの連続運転で嫌気ろ床第一室へ移送でき
る。しかし、エアリフトポンプの連続運転を行わないと
接触曝気槽に沈澱した汚泥を全て取り除くのが不可能で
あり、連続運転では、エアリフト量を前述のように少流
量にしなければならない。。
を逆洗行為により強制剥離させた場合の剥離汚泥も同様
にエアリフトの連続運転で嫌気ろ床第一室へ移送でき
る。しかし、エアリフトポンプの連続運転を行わないと
接触曝気槽に沈澱した汚泥を全て取り除くのが不可能で
あり、連続運転では、エアリフト量を前述のように少流
量にしなければならない。。
【0014】接触曝気槽にエアリフトポンプを設備して
いるが、エアリフト循環用分岐調節弁がない浄化槽の場
合は、この調整が困難である。
いるが、エアリフト循環用分岐調節弁がない浄化槽の場
合は、この調整が困難である。
【0015】(ハ)接触曝気槽への負荷変動の安定化 接触曝気槽で処理された水をエアリフトポンプで少量連
続循環することにより、接触材に付着した微生物に対し
て連続的に有機物源を供給でき、微生物の活性化が高め
られ処理機能が向上する。
続循環することにより、接触材に付着した微生物に対し
て連続的に有機物源を供給でき、微生物の活性化が高め
られ処理機能が向上する。
【0016】また、接触曝気槽で処理された水を浄化槽
前段の嫌気ろ床槽第一室へ少量連続循環することによ
り、有機物濃度の希釈効果が得られ、接触曝気槽に与え
る負荷が削減され、排水流入ピーク時も安定する。
前段の嫌気ろ床槽第一室へ少量連続循環することによ
り、有機物濃度の希釈効果が得られ、接触曝気槽に与え
る負荷が削減され、排水流入ピーク時も安定する。
【0017】すなわち、小規模汚水浄化槽は、排水があ
る場合に接触曝気槽へ有機物が供給され、その有機物量
は排水の水量の大小によって大きく変動し、接触曝気槽
への負荷変動が激しい。
る場合に接触曝気槽へ有機物が供給され、その有機物量
は排水の水量の大小によって大きく変動し、接触曝気槽
への負荷変動が激しい。
【0018】負荷変動の激しいときは接触曝気槽への有
機物負荷が不安定になり、排水量が多い時間帯は、接触
曝気槽の溶存酸素が著しく低下し、処理機能が対応でき
なくなり浄化されなくなる危険性がある。従って、少量
連続循環は、処理機能の安定化に必要である。
機物負荷が不安定になり、排水量が多い時間帯は、接触
曝気槽の溶存酸素が著しく低下し、処理機能が対応でき
なくなり浄化されなくなる危険性がある。従って、少量
連続循環は、処理機能の安定化に必要である。
【0019】(ニ)嫌気ろ床槽からの臭気発生防止 溶存酸素のある接触曝気槽水を循環することにより、嫌
気ろ床槽での嫌気腐敗を妨げ、臭気発生を防ぐことがで
きる。
気ろ床槽での嫌気腐敗を妨げ、臭気発生を防ぐことがで
きる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】家庭用浄化槽などの小
規模汚水浄化装置において、エアリフト循環を行うこと
が多くなり、この場合、曝気用空気を分岐して微少量に
絞り用いているが、間欠作動のエアリフト用を兼用した
場合は、曝気用空気圧力が変動するため、必要な都度、
分岐弁で流量を調節して使用する。
規模汚水浄化装置において、エアリフト循環を行うこと
が多くなり、この場合、曝気用空気を分岐して微少量に
絞り用いているが、間欠作動のエアリフト用を兼用した
場合は、曝気用空気圧力が変動するため、必要な都度、
分岐弁で流量を調節して使用する。
【0021】言い換えると、小規模汚水浄化槽におい
て、曝気用空気量の内から少量の空気量を分岐して逃が
して曝気量を調節したり、他の用途、例えば、エアリフ
ト循環に使用しようとするとき、分岐量の調節は、弁調
節によって行うのが通例である。
て、曝気用空気量の内から少量の空気量を分岐して逃が
して曝気量を調節したり、他の用途、例えば、エアリフ
ト循環に使用しようとするとき、分岐量の調節は、弁調
節によって行うのが通例である。
【0022】この弁には玉形弁、仕切弁、コック(含ボ
ールコック)などが用いられるが、いずれも微少断面積
に絞り込むとき、極めて細くて狭いスリット形または三
日月形断面で調節することになる。例えば、図6、図7
の従来型調節弁では、図7の弁体62の閉止円63と出
口配管60の開口円64が重なっていない部分67のみ
空気の通過断面となる。
ールコック)などが用いられるが、いずれも微少断面積
に絞り込むとき、極めて細くて狭いスリット形または三
日月形断面で調節することになる。例えば、図6、図7
の従来型調節弁では、図7の弁体62の閉止円63と出
口配管60の開口円64が重なっていない部分67のみ
空気の通過断面となる。
【0023】具体的に説明すると、図6は、従来形調節
弁の代表的な仕切弁の中央縦図面であり、図7は弁体閉
止作用図である。弁箱61の中央に弁体62を設ける。
ハンドル65を回転させると、図6の弁体62は、出口
配管60の開口円64の部分に移動する。従って、弁体
62と開口円64とが重なっていない部分67のみが空
気の通過可能断面である。弁体62と開口円64の重な
っていない部分67は、面積変化が大きいため、重なっ
ていない部分67の断面積はハンドル65のつまみ調節
が微動であっても大きく変化してしまい、微少流量調整
は困難である。さらに、細くて狭い通過面積では塵をも
詰まらせるので、長時間にわたって調節通過面積を安定
維持することは出来なかった。
弁の代表的な仕切弁の中央縦図面であり、図7は弁体閉
止作用図である。弁箱61の中央に弁体62を設ける。
ハンドル65を回転させると、図6の弁体62は、出口
配管60の開口円64の部分に移動する。従って、弁体
62と開口円64とが重なっていない部分67のみが空
気の通過可能断面である。弁体62と開口円64の重な
っていない部分67は、面積変化が大きいため、重なっ
ていない部分67の断面積はハンドル65のつまみ調節
が微動であっても大きく変化してしまい、微少流量調整
は困難である。さらに、細くて狭い通過面積では塵をも
詰まらせるので、長時間にわたって調節通過面積を安定
維持することは出来なかった。
【0024】以上、図6、図7で説明したように、従来
の分岐弁は、エアリフトポンプの連続運転に使用する場
合、エアリフト循環用に送る空気量が短い間に減少した
り、停止する傾向にあり安定性が悪く、機能に与える影
響が大きかった。
の分岐弁は、エアリフトポンプの連続運転に使用する場
合、エアリフト循環用に送る空気量が短い間に減少した
り、停止する傾向にあり安定性が悪く、機能に与える影
響が大きかった。
【0025】また、エアリフト循環用に要する空気量は
微少量範囲であることから、従来の分岐弁は、必要とさ
れる空気量を設定、調整することが困難であり、大まか
な空気量の設定となり機能に与える影響が大きかった。
微少量範囲であることから、従来の分岐弁は、必要とさ
れる空気量を設定、調整することが困難であり、大まか
な空気量の設定となり機能に与える影響が大きかった。
【0026】本発明は、小規模な汚水浄化槽において、
弁体を改良することにより、曝気用空気から少量の空気
をエアリフト循環用等の空気として安定して長期間分岐
することができ、流量調節が安定して可能な調節弁を提
供することを目的とする。
弁体を改良することにより、曝気用空気から少量の空気
をエアリフト循環用等の空気として安定して長期間分岐
することができ、流量調節が安定して可能な調節弁を提
供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る微少風量調節弁は、小規模汚水浄化槽
の曝気用空気から少量の空気を出口配管へ分岐するため
に、出口配管に連通するように弁体に設ける開口を円形
小穴で構成する。一つの円形小穴は、必要最小限の開口
面積とする。該円形の小穴の数を、出口配管開口の内径
に相当する間隔ごとに順次1から整数倍増加させる。開
口面積の調節は、出口配管の開口に現れる円形小穴の数
を回転またはスライドによって変更することにより行
う。この開口面積の調節により、本発明は前記分岐する
空気の微少量を調節する弁を提供する。
に、本発明に係る微少風量調節弁は、小規模汚水浄化槽
の曝気用空気から少量の空気を出口配管へ分岐するため
に、出口配管に連通するように弁体に設ける開口を円形
小穴で構成する。一つの円形小穴は、必要最小限の開口
面積とする。該円形の小穴の数を、出口配管開口の内径
に相当する間隔ごとに順次1から整数倍増加させる。開
口面積の調節は、出口配管の開口に現れる円形小穴の数
を回転またはスライドによって変更することにより行
う。この開口面積の調節により、本発明は前記分岐する
空気の微少量を調節する弁を提供する。
【0028】なお、弁体に設ける小穴は、円形が望まし
いが、円形でなくてもよい。
いが、円形でなくてもよい。
【0029】
【作用】合併処理浄化槽の代表的な処理法である嫌気ろ
床接触曝気法に、後段の接触曝気槽から硝化窒素(NO
x −N)を循環させる。これにより、一度硝化した硝酸
性窒素が嫌気槽で脱窒され、脱窒が進むと、アルカリ度
が高められ、これが好気槽に補給されるので、好気槽の
pHが中性化し、より硝化細菌の活性が高まる。さら
に、エアリフト循環水量の増加分による生物膜と基質の
接触頻度の増大によって硝化率が向上する。
床接触曝気法に、後段の接触曝気槽から硝化窒素(NO
x −N)を循環させる。これにより、一度硝化した硝酸
性窒素が嫌気槽で脱窒され、脱窒が進むと、アルカリ度
が高められ、これが好気槽に補給されるので、好気槽の
pHが中性化し、より硝化細菌の活性が高まる。さら
に、エアリフト循環水量の増加分による生物膜と基質の
接触頻度の増大によって硝化率が向上する。
【0030】上記のように、生物学的な硝化・脱窒の効
率化を図る上では流量が一定していることが重要である
から、エアリフト循環に使用する微少な空気量も、一定
して絞り分岐する必要がある。このことが、本発明で可
能となったのであり、従来の玉形弁、仕切弁、コック等
では、微少な空気量を一定して絞り分岐することは困難
であったことから、本発明は顕著な作用効果をもたらす
といえる。
率化を図る上では流量が一定していることが重要である
から、エアリフト循環に使用する微少な空気量も、一定
して絞り分岐する必要がある。このことが、本発明で可
能となったのであり、従来の玉形弁、仕切弁、コック等
では、微少な空気量を一定して絞り分岐することは困難
であったことから、本発明は顕著な作用効果をもたらす
といえる。
【0031】必要最小限の開口円形小穴の形を、塵など
で詰まることがない安全径1.0m/mφとすれば、最
小規模の曝気配管13m/mφの場合、分岐比は1/1
69になり、微少量の空気が分岐可能となる。
で詰まることがない安全径1.0m/mφとすれば、最
小規模の曝気配管13m/mφの場合、分岐比は1/1
69になり、微少量の空気が分岐可能となる。
【0032】空気分岐量の調節は、ハンドル操作で、目
盛り位置を変えて円形小穴の数を増減させることによっ
て行い、その調節量は、一つの小穴の流量の整数倍とな
る。
盛り位置を変えて円形小穴の数を増減させることによっ
て行い、その調節量は、一つの小穴の流量の整数倍とな
る。
【0033】曝気用空気圧が一定であれば、空気分岐量
は、円形小穴の数により把握できる。
は、円形小穴の数により把握できる。
【0034】本発明の風量調節弁により、エアリフト循
環などが円滑に行われると、溶存酸素のある接触曝気槽
水が循環され、嫌気ろ床槽の臭気発生防止をも期待でき
る。
環などが円滑に行われると、溶存酸素のある接触曝気槽
水が循環され、嫌気ろ床槽の臭気発生防止をも期待でき
る。
【0035】
【実施例】本発明の実施例について図に基づいて説明す
る。
る。
【0036】図1は、本発明の実施例に係る微少風量調
節弁の中央縦断面図である。図2は、図1の実施例に係
る風量調節弁の平面図である。
節弁の中央縦断面図である。図2は、図1の実施例に係
る風量調節弁の平面図である。
【0037】風量調節弁は、弁箱21、弁体22、ハン
ドル25、及び弁棒27からなり、弁体22には、円形
小穴23がある。風量調節弁20は、入口配管28と出
口配管29の間に配置される。
ドル25、及び弁棒27からなり、弁体22には、円形
小穴23がある。風量調節弁20は、入口配管28と出
口配管29の間に配置される。
【0038】図3は、弁体22を展開し、円形小穴23
の開孔状態を示す図である。円形小穴23が出口配管2
9の開口部29aに重なると、円形小穴23の数に応じ
た風量が流出する。円形小穴23以外では、シートパッ
キン30により出口配管29と入口配管28は遮断され
る。
の開孔状態を示す図である。円形小穴23が出口配管2
9の開口部29aに重なると、円形小穴23の数に応じ
た風量が流出する。円形小穴23以外では、シートパッ
キン30により出口配管29と入口配管28は遮断され
る。
【0039】目盛板26が、弁箱21の蓋24の上に設
けられている。ハンドル位置0では、全閉である。ハン
ドル位置1では円形小穴23aが1個開通する。ハンド
ル位置2では円形小穴23aと23bが2個開通する。
順次、ハンドル位置の変化により、円形小穴の開通数が
多くなる。なお、ハンドル25の回転は、Oリング31
によってシールされると同時に、振動によって位置ずれ
を起こすこともない。
けられている。ハンドル位置0では、全閉である。ハン
ドル位置1では円形小穴23aが1個開通する。ハンド
ル位置2では円形小穴23aと23bが2個開通する。
順次、ハンドル位置の変化により、円形小穴の開通数が
多くなる。なお、ハンドル25の回転は、Oリング31
によってシールされると同時に、振動によって位置ずれ
を起こすこともない。
【0040】次に、調節弁の操作について説明する。
【0041】図2の目盛板0の位置にハンドル25を合
わせると弁体は全閉であり、図3の展開図のハンドル0
の位置となる。
わせると弁体は全閉であり、図3の展開図のハンドル0
の位置となる。
【0042】エアリフト循環を行うために、図2のハン
ドル25を目盛板1に合わせると、図3の弁体の展開図
でハンドル位置1の位置になり、弁体22の円形小穴2
3aが一つ出口配管29の開口部29aに現れる状態に
なる。
ドル25を目盛板1に合わせると、図3の弁体の展開図
でハンドル位置1の位置になり、弁体22の円形小穴2
3aが一つ出口配管29の開口部29aに現れる状態に
なる。
【0043】この弁体22の円形小穴23aが1つ開通
された状態の調節弁20の中央縦断面図を表したのが図
1である。
された状態の調節弁20の中央縦断面図を表したのが図
1である。
【0044】曝気用空気より分岐した空気は、図1の調
節弁22の下部の入口配管28より、調節弁22に入
り、弁体22の円形小穴23aを通過して、エアリフト
循環用出口配管29に入り、循環する。
節弁22の下部の入口配管28より、調節弁22に入
り、弁体22の円形小穴23aを通過して、エアリフト
循環用出口配管29に入り、循環する。
【0045】本発明の実施例では、入口及び出口配管の
径は13m/mφであり、円形小穴の径は1m/mφで
あった。
径は13m/mφであり、円形小穴の径は1m/mφで
あった。
【0046】分岐した空気量は、少量であるが流量が一
定し、長期間安定したエアリフト循環を行うことができ
た。
定し、長期間安定したエアリフト循環を行うことができ
た。
【0047】また、従来型の三日月形断面の弁体の開き
状態と異なり、直径0.7mmの円形小穴でも塵が詰ま
ることもなかった。
状態と異なり、直径0.7mmの円形小穴でも塵が詰ま
ることもなかった。
【0048】なお、直管の途中に分岐調節弁を取り付け
る場合は、図4の調節弁を用いて同様の目的を達成でき
た。主構成材を図1と同じ番号で示し、説明を省略し、
風の流れを矢印で示す。
る場合は、図4の調節弁を用いて同様の目的を達成でき
た。主構成材を図1と同じ番号で示し、説明を省略し、
風の流れを矢印で示す。
【0049】なお、前記実施例は、弁体が回転するが、
スライド式に小穴を移動させてもよい。
スライド式に小穴を移動させてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を採用する
ため、以下の効果を生じる。
ため、以下の効果を生じる。
【0051】(1)該調節弁は、円形小穴を、塵などで
詰まりを生じさせない安全寸法を最小径とするので、長
期にわたって安定的に空気量を分岐することができる。
詰まりを生じさせない安全寸法を最小径とするので、長
期にわたって安定的に空気量を分岐することができる。
【0052】(2)円形小穴の形を小さくできるので、
微少量の空気を安定して分岐できる。
微少量の空気を安定して分岐できる。
【0053】(3)分岐空気量の調節は、円形小穴の数
の増減によって行い、その調節量は、一つの小穴の流量
の整数倍となる。また、弁のハンドル操作は、目盛り位
置に合わせるだけで容易にできる。
の増減によって行い、その調節量は、一つの小穴の流量
の整数倍となる。また、弁のハンドル操作は、目盛り位
置に合わせるだけで容易にできる。
【0054】(4)曝気空気の圧力が一定であれば、円
形小穴の使用数によって、分岐空気量が把握できる。
形小穴の使用数によって、分岐空気量が把握できる。
【0055】(5)オリフィス式風量調節弁により、エ
アリフト循環が長期に安定して行える。
アリフト循環が長期に安定して行える。
【0056】(6)小規模汚水浄化槽において、汚水処
理の効率化が図られ、高度の水質を長期に安定して得ら
れる。
理の効率化が図られ、高度の水質を長期に安定して得ら
れる。
【0057】(7)溶存酸素のある接触曝気槽水を循環
することにより、嫌気ろ床槽での嫌気腐敗を妨げ、臭気
発生を防止することができる。
することにより、嫌気ろ床槽での嫌気腐敗を妨げ、臭気
発生を防止することができる。
【図1】本発明の実施例に係る微少風量調節弁の中央縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の実施例に係る微少風量調節弁の平面図で
ある。
ある。
【図3】弁体の円筒部展開図である。
【図4】直管部に取り付けた微少風量調節弁の本発明実
施例の中央縦断面図である。
施例の中央縦断面図である。
【図5】曝気用空気から空気を分岐する弁の系統図であ
る。
る。
【図6】従来型の弁の中央縦断面図である。
【図7】従来型の弁体開孔調節作用図である。
【符号の説明】 20 微少風量調節弁 21 弁箱 22 弁体 23、23a、23b 円形小穴 24 弁蓋 25 ハンドル 26 目盛板 27 弁棒 28 入口配管 29 出口配管 29a 出口配管開口部 30 シートパーキング 31 Oリング 13A、13B、13C 仕切弁 63 弁体 64 出口配管開口部 67 2つの円の重なっていない開孔部分
Claims (1)
- 【請求項1】 小規模汚水浄化槽の曝気用空気から少量
の空気を出口配管へ分岐する風量調節弁装置において、
必要最小限の通過断面積を有する円形小穴を設けた弁体
であって、前記円形小穴の数を、出口配管開口の内径に
相当する間隔ごとに、順次1から整数倍増加させて弁体
に設け、出口配管の開口に現れる前記円形小穴の数を回
転またはスライドによって変更することにより流量を調
節し、かつ弁体は、全閉及び全開の調節をも含む微少風
量調節弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24727493A JPH0780486A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 微少風量調節弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24727493A JPH0780486A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 微少風量調節弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780486A true JPH0780486A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17161033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24727493A Pending JPH0780486A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 微少風量調節弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780486A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004067311A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Seiken Kogyo Kk | 横送り搬送装置の残留物取出機構 |
| JP2007292132A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Kubota Corp | 浄化槽用エアーバルブ |
| JP2011002072A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Kubota Corp | 流量調整弁 |
| JP2019089282A (ja) * | 2017-11-16 | 2019-06-13 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム被覆撚線コードの製造方法および装置 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP24727493A patent/JPH0780486A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004067311A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Seiken Kogyo Kk | 横送り搬送装置の残留物取出機構 |
| JP2007292132A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Kubota Corp | 浄化槽用エアーバルブ |
| JP2011002072A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Kubota Corp | 流量調整弁 |
| JP2019089282A (ja) * | 2017-11-16 | 2019-06-13 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム被覆撚線コードの製造方法および装置 |
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