JPH0780762A - 円筒セラミック体の研削加工方法 - Google Patents
円筒セラミック体の研削加工方法Info
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- JPH0780762A JPH0780762A JP23135593A JP23135593A JPH0780762A JP H0780762 A JPH0780762 A JP H0780762A JP 23135593 A JP23135593 A JP 23135593A JP 23135593 A JP23135593 A JP 23135593A JP H0780762 A JPH0780762 A JP H0780762A
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】研削砥石表面の砥粒の影響によるかじりや破損
がなく真円度の良好な円筒セラミック体を得ることがで
きる円筒セラミック体の研削加工方法を提供する。 【構成】円筒セラミック体のセンターレスグラインダー
による研削加工方法において、円筒セラミック体5と研
削砥石1とが接触する前から円筒セラミック体5を回転
させるか、円筒セラミック体5と研削砥石1とが接触し
た後、最終寸法位置までの円筒セラミック体5の移動速
度を減少させる工程および/または円筒セラミック体5
の回転速度を増加させる工程をとる。
がなく真円度の良好な円筒セラミック体を得ることがで
きる円筒セラミック体の研削加工方法を提供する。 【構成】円筒セラミック体のセンターレスグラインダー
による研削加工方法において、円筒セラミック体5と研
削砥石1とが接触する前から円筒セラミック体5を回転
させるか、円筒セラミック体5と研削砥石1とが接触し
た後、最終寸法位置までの円筒セラミック体5の移動速
度を減少させる工程および/または円筒セラミック体5
の回転速度を増加させる工程をとる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンターレスグラインダ
ーを使用した円筒セラミック体の研削加工方法に関し、
特に薄肉の円筒セラミック体の加工に好適な円筒セラミ
ック体の研削加工方法に関するものである。
ーを使用した円筒セラミック体の研削加工方法に関し、
特に薄肉の円筒セラミック体の加工に好適な円筒セラミ
ック体の研削加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、円柱形状、円筒形状のセラミ
ック体等のワークを、チャック等の手段を使用せずに調
整ローラーおよび支持台により回転支持した状態で、研
削砥石に当接させることにより、ワークの外周を研削す
るセンターレスグラインダーは、例えば実開平4−11
5562号公報にその一例が開示されているように、種
々のものが知られている。
ック体等のワークを、チャック等の手段を使用せずに調
整ローラーおよび支持台により回転支持した状態で、研
削砥石に当接させることにより、ワークの外周を研削す
るセンターレスグラインダーは、例えば実開平4−11
5562号公報にその一例が開示されているように、種
々のものが知られている。
【0003】図6は従来のセンターレスグラインダーの
主要部の一例を示す図であり、21は調整ローラー、2
2は支持台、23は研削砥石、24はワークである。図
5に示す例において、ワーク24は支持台22上で調整
ローラー21および研削砥石23を矢印方向に回転させ
ることにより回転支持され、この状態で研削砥石23に
よりワーク24の外周を研削加工することができる。
主要部の一例を示す図であり、21は調整ローラー、2
2は支持台、23は研削砥石、24はワークである。図
5に示す例において、ワーク24は支持台22上で調整
ローラー21および研削砥石23を矢印方向に回転させ
ることにより回転支持され、この状態で研削砥石23に
よりワーク24の外周を研削加工することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来から公知
のセンターレスグラインダーでは、一般に円柱形状、円
筒形状のワークの外周を精度良く研削加工することがで
きる。しかしながら、研削砥石の構造は表面が凹凸の砥
粒から構成されているため、通常の金属等の重量のある
ワークの研削加工時のように、研削加工すべきワークと
研削砥石とが接触してからワークを回転させようとする
と、例えばワークが柔らかい円筒セラミック成形体や脱
脂体の場合は、研削砥石と円筒セラミック成形体等とが
接触した後の回転開始時に、研削砥石表面の砥粒の影響
で円筒セラミック成形体等のかじりや破損が生じる問題
があるとともに、そのようなかじりや破損がなくても真
円度の良好な円筒セラミック体を得ることができない問
題があった。
のセンターレスグラインダーでは、一般に円柱形状、円
筒形状のワークの外周を精度良く研削加工することがで
きる。しかしながら、研削砥石の構造は表面が凹凸の砥
粒から構成されているため、通常の金属等の重量のある
ワークの研削加工時のように、研削加工すべきワークと
研削砥石とが接触してからワークを回転させようとする
と、例えばワークが柔らかい円筒セラミック成形体や脱
脂体の場合は、研削砥石と円筒セラミック成形体等とが
接触した後の回転開始時に、研削砥石表面の砥粒の影響
で円筒セラミック成形体等のかじりや破損が生じる問題
があるとともに、そのようなかじりや破損がなくても真
円度の良好な円筒セラミック体を得ることができない問
題があった。
【0005】本発明の目的は上述した課題を解消して、
研削砥石表面の砥粒の影響によるかじりや破損がなく真
円度の良好な円筒セラミック体を得ることができる円筒
セラミック体の研削加工方法を提供しようとするもので
ある。
研削砥石表面の砥粒の影響によるかじりや破損がなく真
円度の良好な円筒セラミック体を得ることができる円筒
セラミック体の研削加工方法を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の円筒セラミック
体の研削加工方法の第1発明は、円筒セラミック体のセ
ンターレスグラインダーによる研削加工方法において、
円筒セラミック体を回転させた状態で、円筒セラミック
体を研削砥石に接触させることを特徴とするものであ
る。
体の研削加工方法の第1発明は、円筒セラミック体のセ
ンターレスグラインダーによる研削加工方法において、
円筒セラミック体を回転させた状態で、円筒セラミック
体を研削砥石に接触させることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明の円筒セラミック体の研削加
工方法の第2発明は、円筒セラミック体のセンターレス
グラインダーによる研削加工方法において、調整ローラ
ーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石方
向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、円筒
セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に到
達するまでの移動速度を減少させることを特徴とするも
のである。
工方法の第2発明は、円筒セラミック体のセンターレス
グラインダーによる研削加工方法において、調整ローラ
ーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石方
向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、円筒
セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に到
達するまでの移動速度を減少させることを特徴とするも
のである。
【0008】さらに、本発明の円筒セラミック体の研削
加工方法の第3発明は、円筒セラミック体のセンターレ
スグラインダーによる研削加工方法において、調整ロー
ラーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石
方向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、円
筒セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に
到達するまでに、円筒セラミック体の回転速度が連続的
に増加することを特徴とするものである。
加工方法の第3発明は、円筒セラミック体のセンターレ
スグラインダーによる研削加工方法において、調整ロー
ラーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石
方向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、円
筒セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に
到達するまでに、円筒セラミック体の回転速度が連続的
に増加することを特徴とするものである。
【0009】さらにまた、円筒セラミック体のセンター
レスグラインダーによる研削加工方法において、調整ロ
ーラーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥
石方向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、
円筒セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置
に到達するまでに、円筒セラミック体の移動速度を減少
させるとともに、円筒セラミック体の回転速度を連続的
に増加させることを特徴とするものである。
レスグラインダーによる研削加工方法において、調整ロ
ーラーと支持台に受けられた円筒セラミック体を研削砥
石方向の最終寸法位置まで移動させて研削加工する際、
円筒セラミック体が研削砥石に接触した後最終寸法位置
に到達するまでに、円筒セラミック体の移動速度を減少
させるとともに、円筒セラミック体の回転速度を連続的
に増加させることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上述した構成において、本発明の第1発明〜第
4発明はいずれも円筒セラミック体のセンターレスグラ
インダーによる研削加工に関するものであり、そのうち
第1発明は円筒セラミック体と研削砥石とが接触するま
での工程、第2発明〜第4発明は円筒セラミック体と研
削砥石とが接触した後の工程をそれぞれ示している。な
お、本発明において、研削加工の対象となる「円筒セラ
ミック体」とは、形状が有底円筒体、両端開放円筒体で
あって、焼成前のセラミック成形体、セラミック脱脂体
等の柔らかい生の状態のセラミック体のことであり、特
に薄肉で研削加工のむずかしい円筒セラミック体に対し
て本発明は効果がある。
4発明はいずれも円筒セラミック体のセンターレスグラ
インダーによる研削加工に関するものであり、そのうち
第1発明は円筒セラミック体と研削砥石とが接触するま
での工程、第2発明〜第4発明は円筒セラミック体と研
削砥石とが接触した後の工程をそれぞれ示している。な
お、本発明において、研削加工の対象となる「円筒セラ
ミック体」とは、形状が有底円筒体、両端開放円筒体で
あって、焼成前のセラミック成形体、セラミック脱脂体
等の柔らかい生の状態のセラミック体のことであり、特
に薄肉で研削加工のむずかしい円筒セラミック体に対し
て本発明は効果がある。
【0011】本発明の第1発明では、円筒セラミック体
と研削砥石とが接触する前から円筒セラミック体を回転
させているため、円筒セラミック体と研削砥石とが接触
した時点において、研削砥石表面の砥粒の影響を接触し
てから回転を始める従来の場合と比較して軽減すること
が可能となり、円筒セラミック体のかじりや破損をなく
すことができる。
と研削砥石とが接触する前から円筒セラミック体を回転
させているため、円筒セラミック体と研削砥石とが接触
した時点において、研削砥石表面の砥粒の影響を接触し
てから回転を始める従来の場合と比較して軽減すること
が可能となり、円筒セラミック体のかじりや破損をなく
すことができる。
【0012】また、本発明の第2発明〜第4発明では、
円筒セラミック体と研削砥石とが接触した後、最終寸法
位置までの円筒セラミック体の移動速度を減少させる工
程および/または円筒セラミック体の回転速度を増加さ
せる工程をとっているため、研削加工が進むにつれて薄
くなく円筒セラミック体であっても破損等を防止できる
一方、生産性の点でも高い状態を維持することができ
る。
円筒セラミック体と研削砥石とが接触した後、最終寸法
位置までの円筒セラミック体の移動速度を減少させる工
程および/または円筒セラミック体の回転速度を増加さ
せる工程をとっているため、研削加工が進むにつれて薄
くなく円筒セラミック体であっても破損等を防止できる
一方、生産性の点でも高い状態を維持することができ
る。
【0013】
【実施例】図1は本発明の円筒セラミック体の研削加工
方法に使用するセンターレスグラインダーの一例を示す
図である。図1に示す例において、1は研削砥石、2は
調整ローラー、3は支持台、4は調整ローラー2を回転
させるための調整ローラー駆動装置、5は研削加工すべ
きワークとしての円筒セラミック体、6は支持台3およ
び調整ローラー駆動装置4を固定して矢印方向に移動可
能なスライド台である。
方法に使用するセンターレスグラインダーの一例を示す
図である。図1に示す例において、1は研削砥石、2は
調整ローラー、3は支持台、4は調整ローラー2を回転
させるための調整ローラー駆動装置、5は研削加工すべ
きワークとしての円筒セラミック体、6は支持台3およ
び調整ローラー駆動装置4を固定して矢印方向に移動可
能なスライド台である。
【0014】上述した構造のセンターレスグラインダー
では、円筒セラミック体2を支持台3と調整ローラー2
とで支持し、調整ローラー駆動装置4により調整ローラ
ー2を回転させることにより、円筒セラミック体5およ
び円筒セラミック体5と研削砥石1とが接触した後は図
示しない駆動手段により回転する研削砥石1とともにそ
れぞれ矢印方向に回転することができ、この状態でスラ
イド台6を研削砥石1の方向へ移動させることにより、
円筒セラミック体5の外表面の研削加工をすることがで
きる。
では、円筒セラミック体2を支持台3と調整ローラー2
とで支持し、調整ローラー駆動装置4により調整ローラ
ー2を回転させることにより、円筒セラミック体5およ
び円筒セラミック体5と研削砥石1とが接触した後は図
示しない駆動手段により回転する研削砥石1とともにそ
れぞれ矢印方向に回転することができ、この状態でスラ
イド台6を研削砥石1の方向へ移動させることにより、
円筒セラミック体5の外表面の研削加工をすることがで
きる。
【0015】図2は本発明の円筒セラミック体の研削加
工方法の一例を説明するための図である。図2に示す例
において、図1に示した例と同一の部材には同一の符号
付し、その説明を省略する。図2に示す例は本発明の第
1発明に対応しており、まずセラミック成形体、セラミ
ック脱脂体等の円筒セラミック体5を支持台3および調
整ローラー2上に支持し、調整ローラー2を回転させる
ことにより円筒セラミック体5を回転させる。その状態
で、スライド台6を研削砥石1の方向に移動させ、図示
しない駆動装置により回転する研削砥石1と接触させて
いる。これにより、円筒セラミック体5の研削砥石1と
の接触時の破損等をなくしている。
工方法の一例を説明するための図である。図2に示す例
において、図1に示した例と同一の部材には同一の符号
付し、その説明を省略する。図2に示す例は本発明の第
1発明に対応しており、まずセラミック成形体、セラミ
ック脱脂体等の円筒セラミック体5を支持台3および調
整ローラー2上に支持し、調整ローラー2を回転させる
ことにより円筒セラミック体5を回転させる。その状態
で、スライド台6を研削砥石1の方向に移動させ、図示
しない駆動装置により回転する研削砥石1と接触させて
いる。これにより、円筒セラミック体5の研削砥石1と
の接触時の破損等をなくしている。
【0016】なお、図2に示す円筒セラミック体5と研
削砥石1との接触前の円筒セラミック体5の回転に際し
ては、図3に示すように、何らかの押さえ手段7により
回転する円筒セラミック体5の上部から円筒セラミック
体5に圧力を与え、その圧力の分圧が調整ローラー2お
よび支持台3に作用するよう構成することが好ましい。
さらに、押さえ手段7が回転中の円筒セラミック体の形
状の変化に追従する弾性を有すると好ましい。そのよう
な押さえ手段7としては、押さえローラー、圧縮空気、
ブラシまたは弾性体を使用することができる。図3に示
すような押さえ手段7を使用すると、円筒セラミック体
5の回転をより円滑に行うことができる。
削砥石1との接触前の円筒セラミック体5の回転に際し
ては、図3に示すように、何らかの押さえ手段7により
回転する円筒セラミック体5の上部から円筒セラミック
体5に圧力を与え、その圧力の分圧が調整ローラー2お
よび支持台3に作用するよう構成することが好ましい。
さらに、押さえ手段7が回転中の円筒セラミック体の形
状の変化に追従する弾性を有すると好ましい。そのよう
な押さえ手段7としては、押さえローラー、圧縮空気、
ブラシまたは弾性体を使用することができる。図3に示
すような押さえ手段7を使用すると、円筒セラミック体
5の回転をより円滑に行うことができる。
【0017】また、本発明の第1発明において、研削砥
石1に接触する以前の円筒セラミック体5の回転速度に
ついては特に限定するものでないが、円筒セラミック体
5の回転速度(N)が10≦N≦150(rpm)、好
ましくは30≦N≦100(rpm)であると、円筒セ
ラミック体5の回転を円滑にでき、しかも研削砥石1と
の接触時における破損等を防止できるため好ましい。
石1に接触する以前の円筒セラミック体5の回転速度に
ついては特に限定するものでないが、円筒セラミック体
5の回転速度(N)が10≦N≦150(rpm)、好
ましくは30≦N≦100(rpm)であると、円筒セ
ラミック体5の回転を円滑にでき、しかも研削砥石1と
の接触時における破損等を防止できるため好ましい。
【0018】図4は本発明の円筒セラミック体の研削加
工方法の他の例を説明するための図である。図4に示す
例は本発明の第2発明の一例を示しており、加工状態の
例は図1に示した例と同様であるため省略する。本発明
の第2発明は、上述した第1発明とは異なり、円筒セラ
ミック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工方法
に関するものである。すなわち、図4に円筒セラミック
体5の移動速度と研削代との関係を示すように、円筒セ
ラミック体5が研削砥石1に接触した後最終寸法位置
(研削代ΔG1)に到達するまでの移動速度をv1から
v2に減少させている。
工方法の他の例を説明するための図である。図4に示す
例は本発明の第2発明の一例を示しており、加工状態の
例は図1に示した例と同様であるため省略する。本発明
の第2発明は、上述した第1発明とは異なり、円筒セラ
ミック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工方法
に関するものである。すなわち、図4に円筒セラミック
体5の移動速度と研削代との関係を示すように、円筒セ
ラミック体5が研削砥石1に接触した後最終寸法位置
(研削代ΔG1)に到達するまでの移動速度をv1から
v2に減少させている。
【0019】なお、研削速度の減少のさせ方は、図4に
おいて、aを付したように段階的でも良く、またbを付
したように連続的でも良い、また、円筒セラミック体5
の移動速度については、v1が100μm /s、v2が
10μm /s程度であると好ましい。さらに、円筒セラ
ミック体5の移動は、研削砥石1の位置を固定してスラ
イド台6を移動させても良いし、スライド台6を固定し
て研削砥石1を移動させても良いことはいうまでもな
い。
おいて、aを付したように段階的でも良く、またbを付
したように連続的でも良い、また、円筒セラミック体5
の移動速度については、v1が100μm /s、v2が
10μm /s程度であると好ましい。さらに、円筒セラ
ミック体5の移動は、研削砥石1の位置を固定してスラ
イド台6を移動させても良いし、スライド台6を固定し
て研削砥石1を移動させても良いことはいうまでもな
い。
【0020】図4に示すように、円筒セラミック体5の
研削速度を減少させると、薄肉の円筒セラミック体の肉
厚が徐々に薄くなるのに対応して研削速度を減少させる
こととなるため、初めから研削速度を遅くして円筒セラ
ミック体5の破損等を防止する場合と比較して、生産性
を向上させることができるとともに、円筒セラミック体
5の破損をも防止することができる。
研削速度を減少させると、薄肉の円筒セラミック体の肉
厚が徐々に薄くなるのに対応して研削速度を減少させる
こととなるため、初めから研削速度を遅くして円筒セラ
ミック体5の破損等を防止する場合と比較して、生産性
を向上させることができるとともに、円筒セラミック体
5の破損をも防止することができる。
【0021】図5は本発明の円筒セラミック体の研削加
工方法のさらに他の例を説明するための図である。図5
に示す例は本発明の第3発明の一例を示しており、加工
状態の例は図1に示した例と同様であるため省略する。
本発明の第3発明は、上述した第2発明と同様に、円筒
セラミック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工
方法に関するものである。すなわち、図5に円筒セラミ
ック体5の回転速度と研削代との関係を示すように、円
筒セラミック体5が研削砥石1に接触した後最終寸法位
置(研削代ΔG1)に達するまでの回転速度をN0から
N1に連続的に増加させている。
工方法のさらに他の例を説明するための図である。図5
に示す例は本発明の第3発明の一例を示しており、加工
状態の例は図1に示した例と同様であるため省略する。
本発明の第3発明は、上述した第2発明と同様に、円筒
セラミック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工
方法に関するものである。すなわち、図5に円筒セラミ
ック体5の回転速度と研削代との関係を示すように、円
筒セラミック体5が研削砥石1に接触した後最終寸法位
置(研削代ΔG1)に達するまでの回転速度をN0から
N1に連続的に増加させている。
【0022】なお、円筒セラミック体5の回転速度につ
いては、N0が66rpm、N1が180rpm程度で
あると好ましい。図5に示すように、円筒セラミック体
5の回転速度を移動速度一定の条件で増加させると、薄
肉の円筒セラミック体5の肉厚が徐々に薄くなるのに対
応して研削加工量を減少させることができるので、円筒
セラミック体5の破損等を防止することができる。
いては、N0が66rpm、N1が180rpm程度で
あると好ましい。図5に示すように、円筒セラミック体
5の回転速度を移動速度一定の条件で増加させると、薄
肉の円筒セラミック体5の肉厚が徐々に薄くなるのに対
応して研削加工量を減少させることができるので、円筒
セラミック体5の破損等を防止することができる。
【0023】さらに、本発明の第4発明は、円筒セラミ
ック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工方法に
関するもので、上述した第2発明と第3発明とを組み合
わせたものであり、それぞれの効果を相乗した効果を有
している。また、上述した実施例では、円筒セラミック
体5と研削砥石1とが接触する前と後で別々に説明した
が、もちろん接触する前後を通じて、すなわち本願発明
の第1発明と第2発明〜第4発明とを組み合わせれば、
さらに良好な円筒セラミック体の研削加工を行えること
はいうまでもない。
ック体5と研削砥石1とが接触した後の研削加工方法に
関するもので、上述した第2発明と第3発明とを組み合
わせたものであり、それぞれの効果を相乗した効果を有
している。また、上述した実施例では、円筒セラミック
体5と研削砥石1とが接触する前と後で別々に説明した
が、もちろん接触する前後を通じて、すなわち本願発明
の第1発明と第2発明〜第4発明とを組み合わせれば、
さらに良好な円筒セラミック体の研削加工を行えること
はいうまでもない。
【0024】実際に、直径:500mmの研削砥石1
と、ショアーA硬度が70°の天然ゴムからなる直径:
330mmの調整ローラー2と、外径:50mm、肉
厚:2mm、長さ:450mmの円筒形状で乾式CIP
後のアルミナからなる円筒セラミック体5とを準備し、
第1発明〜第4発明を実施した。
と、ショアーA硬度が70°の天然ゴムからなる直径:
330mmの調整ローラー2と、外径:50mm、肉
厚:2mm、長さ:450mmの円筒形状で乾式CIP
後のアルミナからなる円筒セラミック体5とを準備し、
第1発明〜第4発明を実施した。
【0025】まず、第1発明に関しては、調整ローラー
2を10rpm、円筒セラミック体5を66rpmで回
転させた状態で、所定の回転数で回転している研削砥石
1に接触させたところ、円筒セラミック体5は破損せず
に研削加工することができた。次に、円筒セラミック体
5と研削砥石1とを接触させた状態から最終寸法位置ま
でを、図4のaおよびbの曲線に従って円筒セラミック
体の移動速度を変化させた2通りの第2発明と、図5の
曲線に従って円筒セラミック体の回転速度を変化させた
第3発明と、図4の2通りの曲線および図5の曲線の両
者を実施した2通りの第4発明とを実施したところ、い
ずれの場合も円筒セラミック体5は破損せずに研削加工
することができた。
2を10rpm、円筒セラミック体5を66rpmで回
転させた状態で、所定の回転数で回転している研削砥石
1に接触させたところ、円筒セラミック体5は破損せず
に研削加工することができた。次に、円筒セラミック体
5と研削砥石1とを接触させた状態から最終寸法位置ま
でを、図4のaおよびbの曲線に従って円筒セラミック
体の移動速度を変化させた2通りの第2発明と、図5の
曲線に従って円筒セラミック体の回転速度を変化させた
第3発明と、図4の2通りの曲線および図5の曲線の両
者を実施した2通りの第4発明とを実施したところ、い
ずれの場合も円筒セラミック体5は破損せずに研削加工
することができた。
【0026】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例で示したのは本発明の一例であり、
図4に示す移動速度の曲線以外でも移動速度を接触時か
ら減少させれば、また図5に示す回転速度の曲線以外で
も回転速度を接触時から増加させれば、それぞれ本発明
を達成できることはいうまでもない。
ものではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例で示したのは本発明の一例であり、
図4に示す移動速度の曲線以外でも移動速度を接触時か
ら減少させれば、また図5に示す回転速度の曲線以外で
も回転速度を接触時から増加させれば、それぞれ本発明
を達成できることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1発明では、円筒セラミック体と研削砥石とが接触
する前から円筒セラミック体を回転させることにより、
また本発明の第2発明〜第4発明では円筒セラミック体
と研削砥石とが接触した後、最終寸法位置までの円筒セ
ラミック体の移動速度を減少させる工程および/または
円筒セラミック体の回転速度を増加させる工程をとるこ
とにより、薄肉の円筒セラミック体を破損せずに高い生
産性で研削加工することができる。
の第1発明では、円筒セラミック体と研削砥石とが接触
する前から円筒セラミック体を回転させることにより、
また本発明の第2発明〜第4発明では円筒セラミック体
と研削砥石とが接触した後、最終寸法位置までの円筒セ
ラミック体の移動速度を減少させる工程および/または
円筒セラミック体の回転速度を増加させる工程をとるこ
とにより、薄肉の円筒セラミック体を破損せずに高い生
産性で研削加工することができる。
【図1】本発明の円筒セラミック体の研削加工方法に使
用するセンターレスグラインダーの一例を示す図であ
る。
用するセンターレスグラインダーの一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の円筒セラミック体の研削加工方法の一
例を説明するための図である。
例を説明するための図である。
【図3】本発明の円筒セラミック体の研削加工方法の他
の例を説明するための図である。
の例を説明するための図である。
【図4】本発明の第2発明における円筒セラミック体の
移動速度と研削代との関係を示す図である。
移動速度と研削代との関係を示す図である。
【図5】本発明の第3発明における円筒セラミック体の
回転速度と研削代との関係を示す図である。
回転速度と研削代との関係を示す図である。
【図6】従来のセンターレスグラインダーの主要部の一
例を示す図である。
例を示す図である。
1 研削砥石、2 調整ローラー、3 支持台、4 調
整ローラー駆動装置、5円筒セラミック体、6 スライ
ド台、7 押さえ手段
整ローラー駆動装置、5円筒セラミック体、6 スライ
ド台、7 押さえ手段
Claims (9)
- 【請求項1】円筒セラミック体のセンターレスグライン
ダーによる研削加工方法において、円筒セラミック体を
回転させた状態で、円筒セラミック体を研削砥石に接触
させることを特徴とする円筒セラミック体の研削加工方
法。 - 【請求項2】調整ローラーおよび支持台により受けられ
た円筒セラミック体を、圧力の分力が調整ローラーおよ
び支持台に作用するよう押さえ手段により所定の圧力を
加えた状態で回転させる請求項1記載の円筒セラミック
体の研削加工方法。 - 【請求項3】前記押さえ手段が、回転中の円筒セラミッ
ク体の形状の変化に追従する弾性を有する請求項2記載
の円筒セラミック体の研削加工方法。 - 【請求項4】前記押さえ手段が、押さえローラー、圧縮
空気、ブラシまたは弾性体である請求項2または3記載
の円筒セラミック体の研削加工方法。 - 【請求項5】円筒セラミック体のセンターレスグライン
ダーによる研削加工方法において、調整ローラーと支持
台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石方向の最終
寸法位置まで移動させて研削加工する際、円筒セラミッ
ク体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に到達するま
での移動速度を減少させることを特徴とする円筒セラミ
ック体の研削加工方法。 - 【請求項6】前記円筒セラミック体の移動速度を段階的
または連続的に減少させる請求項5記載の円筒セラミッ
ク体の研削加工方法。 - 【請求項7】円筒セラミック体のセンターレスグライン
ダーによる研削加工方法において、調整ローラーと支持
台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石方向の最終
寸法位置まで移動させて研削加工する際、円筒セラミッ
ク体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に到達するま
でに、円筒セラミック体の回転速度が連続的に増加する
ことを特徴とする円筒セラミック体の研削加工方法。 - 【請求項8】円筒セラミック体のセンターレスグライン
ダーによる研削加工方法において、調整ローラーと支持
台に受けられた円筒セラミック体を研削砥石方向の最終
寸法位置まで移動させて研削加工する際、円筒セラミッ
ク体が研削砥石に接触した後最終寸法位置に到達するま
でに、円筒セラミック体の移動速度を減少させるととも
に、円筒セラミック体の回転速度を連続的に増加させる
ことを特徴とする円筒セラミック体の研削加工方法。 - 【請求項9】前記円筒セラミック体の移動速度を段階的
または連続的に減少させる請求項8記載の円筒セラミッ
ク体の研削加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135593A JP2617081B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 円筒セラミック体の研削加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135593A JP2617081B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 円筒セラミック体の研削加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780762A true JPH0780762A (ja) | 1995-03-28 |
| JP2617081B2 JP2617081B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16922327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23135593A Expired - Lifetime JP2617081B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 円筒セラミック体の研削加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2617081B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007184250A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
| US11919128B2 (en) | 2019-01-24 | 2024-03-05 | Ngk Insulators, Ltd. | Processing method and processing device for ceramic honeycomb structure |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23135593A patent/JP2617081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007184250A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
| US11919128B2 (en) | 2019-01-24 | 2024-03-05 | Ngk Insulators, Ltd. | Processing method and processing device for ceramic honeycomb structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2617081B2 (ja) | 1997-06-04 |
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