JPH0780806A - 大断面集成材及びその製造装置と製造方法 - Google Patents
大断面集成材及びその製造装置と製造方法Info
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- JPH0780806A JPH0780806A JP25240593A JP25240593A JPH0780806A JP H0780806 A JPH0780806 A JP H0780806A JP 25240593 A JP25240593 A JP 25240593A JP 25240593 A JP25240593 A JP 25240593A JP H0780806 A JPH0780806 A JP H0780806A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集成材自体の軽量化を図ると共に、耐久性を
向上させ得る、大断面集成材及びその製造装置と製造方
法を提供する。 【構成】 複数個の板材をその長手方向に平行に積み重
ね、接合面に接着材を塗布して積層接着した集成材にお
いて、中央部分に導電性のパイプ状の芯材を配置し、そ
の外側面に板材を積層配置する。板材は、その外周面に
配置した電極と芯材間に供給される高周波電流によっ
て、誘電加熱されて積層接着される。板材の加圧時に
は、例えば芯材内にエア圧力が供給されて、芯材の変形
が防止される。
向上させ得る、大断面集成材及びその製造装置と製造方
法を提供する。 【構成】 複数個の板材をその長手方向に平行に積み重
ね、接合面に接着材を塗布して積層接着した集成材にお
いて、中央部分に導電性のパイプ状の芯材を配置し、そ
の外側面に板材を積層配置する。板材は、その外周面に
配置した電極と芯材間に供給される高周波電流によっ
て、誘電加熱されて積層接着される。板材の加圧時に
は、例えば芯材内にエア圧力が供給されて、芯材の変形
が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断面が比較的大きな面
積の、大断面集成材及びその製造装置と製造方法に関す
る。
積の、大断面集成材及びその製造装置と製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、大断面の集成材としては、例えば
特開平4−31006号公報に開示されている。この集
成材は、2.5〜5cmの木材の板を、長さ方向に平行
に積み重ね、それらの接合面に接着材を塗布して接合
し、一体の集成材とする。そして、この集成材の端面の
接合部に、接合部の接合線を覆うように、断面コ字状の
接合金物を当てると共に、接合金物の多数の突出針を接
合部の木質部に差し込むようにしたものである。
特開平4−31006号公報に開示されている。この集
成材は、2.5〜5cmの木材の板を、長さ方向に平行
に積み重ね、それらの接合面に接着材を塗布して接合
し、一体の集成材とする。そして、この集成材の端面の
接合部に、接合部の接合線を覆うように、断面コ字状の
接合金物を当てると共に、接合金物の多数の突出針を接
合部の木質部に差し込むようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
大断面集成材にあっては、集成材自体の重量が重くなる
と共に、耐久性が劣るという問題点があった。即ち、集
成材全体が板材の積み重ねによって形成されるため、断
面が大きくなると、板材の本数も多くなって、集成材自
体の重量も重くなり、例えば集成材の移動、組立作業等
がやり難くなる。また、集成材全体が木材の板で構成さ
れるため、耐水、耐火性能等が劣り、耐久性も劣ること
になる。
大断面集成材にあっては、集成材自体の重量が重くなる
と共に、耐久性が劣るという問題点があった。即ち、集
成材全体が板材の積み重ねによって形成されるため、断
面が大きくなると、板材の本数も多くなって、集成材自
体の重量も重くなり、例えば集成材の移動、組立作業等
がやり難くなる。また、集成材全体が木材の板で構成さ
れるため、耐水、耐火性能等が劣り、耐久性も劣ること
になる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、集成材自体の軽量化を図ると共に、
耐久性を向上させ得る、大断面集成材及びその製造装置
と製造方法を提供することにある。
ので、その目的は、集成材自体の軽量化を図ると共に、
耐久性を向上させ得る、大断面集成材及びその製造装置
と製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の大断面集成材は、複数個の板材をそ
の長手方向に平行に積み重ね、接合面に接着材を塗布し
て積層接着した集成材において、中央部分に導電性のパ
イプ状の芯材を配置し、その外周面に板材を積層配置し
たことを特徴とする。
く、請求項1記載の大断面集成材は、複数個の板材をそ
の長手方向に平行に積み重ね、接合面に接着材を塗布し
て積層接着した集成材において、中央部分に導電性のパ
イプ状の芯材を配置し、その外周面に板材を積層配置し
たことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の大断面集成材の製造
装置は、導電性のパイプ状の芯材の外周面に積層配置さ
れた板材に圧力を付与する圧力付与手段と、板材の外側
面に配置された電極と芯材間に高周波電流を供給する高
周波電流発生手段と、圧力付与手段及び高周波電流発生
手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。さらに、請求項3記載の製造装置は、導電性のパイ
プ状の芯材の外周面に積層配置された板材に圧力を付与
する圧力付与手段と、板材の外側面に配置された電極と
芯材間に高周波電流を供給する高周波電流発生手段と、
芯材の内部にエア圧力を供給するエア圧力供給手段と、
圧力付与手段、高周波電流発生手段及びエア圧力供給手
段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
装置は、導電性のパイプ状の芯材の外周面に積層配置さ
れた板材に圧力を付与する圧力付与手段と、板材の外側
面に配置された電極と芯材間に高周波電流を供給する高
周波電流発生手段と、圧力付与手段及び高周波電流発生
手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。さらに、請求項3記載の製造装置は、導電性のパイ
プ状の芯材の外周面に積層配置された板材に圧力を付与
する圧力付与手段と、板材の外側面に配置された電極と
芯材間に高周波電流を供給する高周波電流発生手段と、
芯材の内部にエア圧力を供給するエア圧力供給手段と、
圧力付与手段、高周波電流発生手段及びエア圧力供給手
段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0007】また、請求項4記載の大断面集成材の製造
方法は、導電性のパイプ状の芯材の外周面に、接着材が
塗布された板材を積層配置し、その外側面に電極を配置
すると共に、板材に所定の圧力を付与し、電極と芯材間
に高周波電流を供給しながら、板材を誘電加熱しつつ接
着させることを特徴とする。また、請求項5記載の製造
方法は、芯材内にエア圧力を供給した後に、板材に圧力
を付与することを特徴とし、請求項6記載の製造方法
は、芯材内に補強部材を挿入し、板材を加熱接着後に補
強部材を抜き取ることを特徴とする。
方法は、導電性のパイプ状の芯材の外周面に、接着材が
塗布された板材を積層配置し、その外側面に電極を配置
すると共に、板材に所定の圧力を付与し、電極と芯材間
に高周波電流を供給しながら、板材を誘電加熱しつつ接
着させることを特徴とする。また、請求項5記載の製造
方法は、芯材内にエア圧力を供給した後に、板材に圧力
を付与することを特徴とし、請求項6記載の製造方法
は、芯材内に補強部材を挿入し、板材を加熱接着後に補
強部材を抜き取ることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の大断面集成材によれば、導電性
のパイプ状の芯材の外周面に、複数個の板材をその長手
方向に平行に積み重ね、接合面に接着材を塗布して積層
接着する。この集成材は、中央部分に配置されるパイプ
状の芯材によって空洞部が形成され、重量が軽減される
と共に、芯材により耐久性も向上する。
のパイプ状の芯材の外周面に、複数個の板材をその長手
方向に平行に積み重ね、接合面に接着材を塗布して積層
接着する。この集成材は、中央部分に配置されるパイプ
状の芯材によって空洞部が形成され、重量が軽減される
と共に、芯材により耐久性も向上する。
【0009】また、請求項2記載の大断面集成材の製造
装置によれば、圧力付与手段によって、パイプ状の芯材
の外周面に積層配置された板材に所定の圧力を付与し、
この状態で、高周波電流発生手段で、板材の外側面に配
置した電極と導電性の芯材間に高周波電流を供給する。
この高周波電流により、板材が誘電加熱され、接合面に
接着材が塗布されている板材が加熱接着され、所定形状
の集成材が得られる。さらに、請求項3記載の製造装置
によれば、エア圧力供給手段によって、圧力付与手段に
よる圧力付与時に、パイプ状の芯材内にエア圧力を供給
し、芯材の変形を防止する。
装置によれば、圧力付与手段によって、パイプ状の芯材
の外周面に積層配置された板材に所定の圧力を付与し、
この状態で、高周波電流発生手段で、板材の外側面に配
置した電極と導電性の芯材間に高周波電流を供給する。
この高周波電流により、板材が誘電加熱され、接合面に
接着材が塗布されている板材が加熱接着され、所定形状
の集成材が得られる。さらに、請求項3記載の製造装置
によれば、エア圧力供給手段によって、圧力付与手段に
よる圧力付与時に、パイプ状の芯材内にエア圧力を供給
し、芯材の変形を防止する。
【0010】また、請求項4記載の大断面集成材の製造
方法によれば、積層配置された板材の外側面に電極を配
置し、圧力を付与した状態で、この電極と導電性の芯材
間に高周波電流を供給する。この高周波電流により板材
が誘電加熱されて積層接着される。また、請求項5記載
の製造方法によれば、芯材内に供給されるエア圧力によ
って、また、請求項6記載の製造方法によれば、芯材内
に挿入される補強部材によって、圧力付与時の芯材の変
形がそれぞれ防止される。
方法によれば、積層配置された板材の外側面に電極を配
置し、圧力を付与した状態で、この電極と導電性の芯材
間に高周波電流を供給する。この高周波電流により板材
が誘電加熱されて積層接着される。また、請求項5記載
の製造方法によれば、芯材内に供給されるエア圧力によ
って、また、請求項6記載の製造方法によれば、芯材内
に挿入される補強部材によって、圧力付与時の芯材の変
形がそれぞれ防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明に係わる大断面集成材の
断面図を示している。図において、集成材1は、芯材2
と、この芯材2の外側面に配置された積層体3からな
る。芯材2は、例えばアルミニウムパイプ、ステンレス
パイプ等からなる、導電性の断面方形状のパイプで形成
されている。
細に説明する。図1は、本発明に係わる大断面集成材の
断面図を示している。図において、集成材1は、芯材2
と、この芯材2の外側面に配置された積層体3からな
る。芯材2は、例えばアルミニウムパイプ、ステンレス
パイプ等からなる、導電性の断面方形状のパイプで形成
されている。
【0012】積層体3は、多数の板材4を長手方向に平
行に積み重ねて構成され、各板材4は、その接合面に塗
布された図示しない接着材によって接着固定されると共
に、最も内側に位置する板材4aは、ビス5によって芯
材2に固定され、その他の板材4は、例えば図示しない
釘によって固定されている。また、板材4の外側面に
は、適宜の模様等が施された化粧板6が接着固定されて
いる。
行に積み重ねて構成され、各板材4は、その接合面に塗
布された図示しない接着材によって接着固定されると共
に、最も内側に位置する板材4aは、ビス5によって芯
材2に固定され、その他の板材4は、例えば図示しない
釘によって固定されている。また、板材4の外側面に
は、適宜の模様等が施された化粧板6が接着固定されて
いる。
【0013】図2は、この集成材1を製造する製造装置
8の概略構成図を示している。製造装置8は、一対のプ
レス板9、10の一方を上下動させる圧力付与装置11
と、プレス板9、10の内面に固定された電極12、1
3に、高周波電流を供給する高周波電流発生装置14
と、これらを制御する制御装置15等からなる。圧力付
与装置11は、プレス板9を上下動させて、基台16上
に設置されているプレス板10との間隔を変化させるこ
とにより、後述する如く集成材1に所定の圧力を付与す
る。高周波電流発生装置14は、マグネトロンを使用し
た発振回路もしくはトランジスタインバータ回路等を有
し、3〜10MHZ程度の高周波電流を発生して、電極
12、13と芯材2間に供給する。
8の概略構成図を示している。製造装置8は、一対のプ
レス板9、10の一方を上下動させる圧力付与装置11
と、プレス板9、10の内面に固定された電極12、1
3に、高周波電流を供給する高周波電流発生装置14
と、これらを制御する制御装置15等からなる。圧力付
与装置11は、プレス板9を上下動させて、基台16上
に設置されているプレス板10との間隔を変化させるこ
とにより、後述する如く集成材1に所定の圧力を付与す
る。高周波電流発生装置14は、マグネトロンを使用し
た発振回路もしくはトランジスタインバータ回路等を有
し、3〜10MHZ程度の高周波電流を発生して、電極
12、13と芯材2間に供給する。
【0014】次に、集成材1の製造方法を、図2〜図4
に基づいて説明する。まず、図3に示すように、芯材2
の対向する2面2a、2bに板材4を積層配置する。こ
の板材4は、その接合面に接着材を塗布すると共に、図
1に示すように、最も内側の板材4aは芯材2とビス止
めし、その他の板材4は釘により固定する。そして、2
面2a、2bに板材4が積層配置された集成材1aを、
プレス板10上の中央部に位置させ、制御装置15の制
御信号により圧力付与装置11を作動させて、プレス板
9を下方に所定距離移動させる。これにより、集成材1
aの板材4が所定の圧力で押圧される。
に基づいて説明する。まず、図3に示すように、芯材2
の対向する2面2a、2bに板材4を積層配置する。こ
の板材4は、その接合面に接着材を塗布すると共に、図
1に示すように、最も内側の板材4aは芯材2とビス止
めし、その他の板材4は釘により固定する。そして、2
面2a、2bに板材4が積層配置された集成材1aを、
プレス板10上の中央部に位置させ、制御装置15の制
御信号により圧力付与装置11を作動させて、プレス板
9を下方に所定距離移動させる。これにより、集成材1
aの板材4が所定の圧力で押圧される。
【0015】この状態で、制御装置15の制御信号によ
り、高周波電流発生装置14を作動させて、電極12、
13と芯材2間に高周波電流を供給する。この高周波電
流により、電極12、13と芯材2間に存在する誘電体
である板材4が、その誘電体損失によって発熱して加
熱、即ち誘電加熱される。この加熱により、接合面に塗
布されている接着材が加熱乾燥され、板材4が接着され
ると共に、板材4に吸収されている水分が外部に除去さ
れる。
り、高周波電流発生装置14を作動させて、電極12、
13と芯材2間に高周波電流を供給する。この高周波電
流により、電極12、13と芯材2間に存在する誘電体
である板材4が、その誘電体損失によって発熱して加
熱、即ち誘電加熱される。この加熱により、接合面に塗
布されている接着材が加熱乾燥され、板材4が接着され
ると共に、板材4に吸収されている水分が外部に除去さ
れる。
【0016】高周波電流を所定時間供給したら、プレス
板9を上昇させ、図4に示すように、芯材4の他の対向
する2面2c、2dに、板材4を上記と同様に積層配置
し、プレス板9、10間に位置させる。そして、プレス
板9を下降させて、板材4に圧力を付与させると共に、
電極12、13と芯材2間に高周波電流を供給し、板材
4を加熱接着させる。そして、芯材2の4面2a〜2d
に積層接着された板材4の外側面に、化粧板6を適宜の
方法で接着固定することにより、集成材1が製造され
る。
板9を上昇させ、図4に示すように、芯材4の他の対向
する2面2c、2dに、板材4を上記と同様に積層配置
し、プレス板9、10間に位置させる。そして、プレス
板9を下降させて、板材4に圧力を付与させると共に、
電極12、13と芯材2間に高周波電流を供給し、板材
4を加熱接着させる。そして、芯材2の4面2a〜2d
に積層接着された板材4の外側面に、化粧板6を適宜の
方法で接着固定することにより、集成材1が製造され
る。
【0017】このように、上記実施例によれば、集成材
1の中央部分にパイプ状の芯材2を配置し、この芯材2
の外側面に板材4を積層配置するため、集成材1の中央
に空洞部が形成され、集成材1自体の重量を軽減させる
ことができる。これにより、集成材1の運搬や現場での
組立作業等の取扱を容易に行うことができる。
1の中央部分にパイプ状の芯材2を配置し、この芯材2
の外側面に板材4を積層配置するため、集成材1の中央
に空洞部が形成され、集成材1自体の重量を軽減させる
ことができる。これにより、集成材1の運搬や現場での
組立作業等の取扱を容易に行うことができる。
【0018】また、芯材2を導電性のパイプとし、この
パイプと電極12、13との間に高周波電流を供給し
て、板材4を誘電加熱するため、板材4に塗布された接
着材の接着状態が良好により、その強度が向上すると共
に、板材4内の水分を外部に確実に除去することができ
る。特に、芯材2を一方の電極として使用するため、電
極12と芯材2間及び電極13と芯材2間の間隔、即
ち、板材4の積層厚さを狭くすることができ、板材4を
より均一に加熱することができると共に、供給する高周
波電流の出力を小さくし得、高周波電流発生装置14の
小型化も図れる。さらに、芯材2が導電性のパイプで形
成されるため、集成材1の耐水、耐火性能等を向上させ
ることができる。これらにより、耐久性の優れた集成材
1を得ることができる。
パイプと電極12、13との間に高周波電流を供給し
て、板材4を誘電加熱するため、板材4に塗布された接
着材の接着状態が良好により、その強度が向上すると共
に、板材4内の水分を外部に確実に除去することができ
る。特に、芯材2を一方の電極として使用するため、電
極12と芯材2間及び電極13と芯材2間の間隔、即
ち、板材4の積層厚さを狭くすることができ、板材4を
より均一に加熱することができると共に、供給する高周
波電流の出力を小さくし得、高周波電流発生装置14の
小型化も図れる。さらに、芯材2が導電性のパイプで形
成されるため、集成材1の耐水、耐火性能等を向上させ
ることができる。これらにより、耐久性の優れた集成材
1を得ることができる。
【0019】図5は、本発明に係わる大断面集成材の製
造装置の他の実施例を示している。この製造装置18の
特徴は、上記製造装置8に、エア供給装置19を付加
し、パイプ状の芯材2内にエア圧力を供給するようにし
た点にある。即ち、エア供給装置19は、例えば制御装
置15によって制御される図示しないコンプレッサ等を
有し、所定圧力のエアを芯材2内に供給する。このエア
圧力によって、プレス板9による加圧時に、芯材2の変
形が防止され、集成材1の形状不具合及び芯材2の外周
面と板体4の接合強度の低下等がなくなる。なお、エア
供給時には、芯材2の両端開口部を適宜の蓋によって閉
塞することは言うまでもない。
造装置の他の実施例を示している。この製造装置18の
特徴は、上記製造装置8に、エア供給装置19を付加
し、パイプ状の芯材2内にエア圧力を供給するようにし
た点にある。即ち、エア供給装置19は、例えば制御装
置15によって制御される図示しないコンプレッサ等を
有し、所定圧力のエアを芯材2内に供給する。このエア
圧力によって、プレス板9による加圧時に、芯材2の変
形が防止され、集成材1の形状不具合及び芯材2の外周
面と板体4の接合強度の低下等がなくなる。なお、エア
供給時には、芯材2の両端開口部を適宜の蓋によって閉
塞することは言うまでもない。
【0020】なお、加圧時の芯材2の変形を防止するた
めに、例えば図6に示すように、芯材2の内部形状と略
同形状の補強部材20を、予め芯材2内に挿入し、板材
4を積層接着後に、この補強部材20を芯材2から抜き
取るようにしてもよい。
めに、例えば図6に示すように、芯材2の内部形状と略
同形状の補強部材20を、予め芯材2内に挿入し、板材
4を積層接着後に、この補強部材20を芯材2から抜き
取るようにしてもよい。
【0021】また、上記実施例においては、プレス板
9、10及び電極12、13によって、芯材2の4面を
2回に分けて加圧したが、本発明はこれに何等限定され
ず、例えば図7に示すように構成してもよい。即ち、芯
材2と板材4を予め方形状に組み付けると共に、板材4
の外側面に配置される電極21を方形状の電極とし、こ
の電極21と芯材2間に高周波電流を供給し、かつ4面
をプレス板9、10、22、23で同時に加圧する。こ
のように構成すれば、上記各実施例の作用効果の他に、
集成材1の製造時間が短縮されるという効果も得られ
る。
9、10及び電極12、13によって、芯材2の4面を
2回に分けて加圧したが、本発明はこれに何等限定され
ず、例えば図7に示すように構成してもよい。即ち、芯
材2と板材4を予め方形状に組み付けると共に、板材4
の外側面に配置される電極21を方形状の電極とし、こ
の電極21と芯材2間に高周波電流を供給し、かつ4面
をプレス板9、10、22、23で同時に加圧する。こ
のように構成すれば、上記各実施例の作用効果の他に、
集成材1の製造時間が短縮されるという効果も得られ
る。
【0022】さらに、上記実施例においては、制御装置
を高周波電流発生装置等と別体に構成したが、例えば高
周波電流発生装置内に、制御装置を一体的に配設するこ
ともできる。また、上記実施例における、板材4の積層
構造は一例であって、適宜の積層構造を採用し得るし、
上記実施例における芯材2の形状も、方形状に限らず、
断面多角形状、あるいは断面円形(板材も円形)に形成
するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更可能であることは言うまでもない。
を高周波電流発生装置等と別体に構成したが、例えば高
周波電流発生装置内に、制御装置を一体的に配設するこ
ともできる。また、上記実施例における、板材4の積層
構造は一例であって、適宜の積層構造を採用し得るし、
上記実施例における芯材2の形状も、方形状に限らず、
断面多角形状、あるいは断面円形(板材も円形)に形成
するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の大断面集
成材及びその製造装置と製造方法によれば、集成材の軽
量化が図れて、その運搬及び組立等の取り扱いを容易に
行うことができる。また、耐候性に優れた芯材の使用に
より、集成材自体の耐久性を向上させることができる等
の効果を奏する。
成材及びその製造装置と製造方法によれば、集成材の軽
量化が図れて、その運搬及び組立等の取り扱いを容易に
行うことができる。また、耐候性に優れた芯材の使用に
より、集成材自体の耐久性を向上させることができる等
の効果を奏する。
【図1】本発明に係わる大断面集成材の断面図
【図2】同その製造装置の概略構成図
【図3】同製造方法の説明図
【図4】同説明図
【図5】本発明の製造装置の他の実施例を示す概略構成
図
図
【図6】本発明の製造方法の他の実施例を示す説明図
【図7】本発明の製造方法のさらに他の実施例を示す説
明図
明図
1 集成材 2 芯材 4、4a 板材 6 化粧材 8、18 製造装置 9、10、22、23 プレス板 11 圧力付与装置 12、13、21 電極 14 高周波電流発生装置 15 制御装置 19 エア圧力供給装置 20 補強部材
Claims (6)
- 【請求項1】複数個の板材をその長手方向に平行に積み
重ね、接合面に接着材を塗布して積層接着した集成材に
おいて、中央部分に導電性のパイプ状の芯材を配置し、
その外周面に前記板材を積層配置したことを特徴とする
大断面集成材。 - 【請求項2】導電性のパイプ状の芯材の外周面に積層配
置された板材に圧力を付与する圧力付与手段と、前記板
材の外側面に配置された電極と前記芯材間に高周波電流
を供給する高周波電流発生手段と、前記圧力付与手段及
び高周波電流発生手段を制御する制御手段と、を具備す
ることを特徴とする大断面集成材の製造装置。 - 【請求項3】導電性のパイプ状の芯材の外周面に積層配
置された板材に圧力を付与する圧力付与手段と、前記板
材の外側面に配置された電極と前記芯材間に高周波電流
を供給する高周波電流発生手段と、前記芯材の内部にエ
ア圧力を供給するエア圧力供給手段と、前記圧力付与手
段、高周波電流発生手段及びエア圧力供給手段を制御す
る制御手段と、を具備することを特徴とする大断面集成
材の製造装置。 - 【請求項4】導電性のパイプ状の芯材の外周面に、接着
材が塗布された板材を積層配置し、その外側面に電極を
配置すると共に、前記板材に所定の圧力を付与し、前記
電極と芯材間に高周波電流を供給しながら、板材を誘電
加熱しつつ接着させることを特徴とする大断面集成材の
製造方法。 - 【請求項5】前記芯材内にエア圧力を供給した後に、前
記板材に圧力を付与することを特徴とする、請求項4記
載の大断面集成材の製造方法。 - 【請求項6】前記芯材内に補強部材を挿入し、前記板材
を加熱接着後に補強部材を抜き取ることを特徴とする、
請求項4記載の大断面集成材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25240593A JPH0780806A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 大断面集成材及びその製造装置と製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25240593A JPH0780806A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 大断面集成材及びその製造装置と製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780806A true JPH0780806A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17236889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25240593A Pending JPH0780806A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 大断面集成材及びその製造装置と製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780806A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005144747A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Univ Nihon | プレストレス建築用構造体、これを用いた建築用柱材及び建築用梁材 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP25240593A patent/JPH0780806A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005144747A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Univ Nihon | プレストレス建築用構造体、これを用いた建築用柱材及び建築用梁材 |
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