JPH0780901A - 射出成形機の脱気方法及びその装置 - Google Patents
射出成形機の脱気方法及びその装置Info
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- JPH0780901A JPH0780901A JP24848493A JP24848493A JPH0780901A JP H0780901 A JPH0780901 A JP H0780901A JP 24848493 A JP24848493 A JP 24848493A JP 24848493 A JP24848493 A JP 24848493A JP H0780901 A JPH0780901 A JP H0780901A
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- Japan
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- cylinder barrel
- injection molding
- molding machine
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 シリンダバレル内から脱気を行う射出成形機
の脱気方法において、大断面部7aと小断面部7bとを
組合せて有し、送気装置9による一端側から他端側に向
かう強制気体流を与えることによつて負圧部Oを形成す
る主気体流路7と、一端が該負圧部Oに開口し、他端が
シリンダバレルの中間部に開口する副気体流路8とを設
け、射出成形機の稼働に合わせて主気体流路7に強制気
体流を発生させて、シリンダバレル内に負圧を生じさ
せ、溶融成形材料から脱気する。 【効果】 揮発分等が外部に排出されて送気装置に蓄積
することがなく、保守が容易であり、かつ、真空ポンプ
の設置に比してイニシャルコスト、ランニングコスト共
に安価である。加えて、主気体流路から水分・揮発分が
希釈されて低濃度にて排出されるので、作業環境を悪化
させ難い。
の脱気方法において、大断面部7aと小断面部7bとを
組合せて有し、送気装置9による一端側から他端側に向
かう強制気体流を与えることによつて負圧部Oを形成す
る主気体流路7と、一端が該負圧部Oに開口し、他端が
シリンダバレルの中間部に開口する副気体流路8とを設
け、射出成形機の稼働に合わせて主気体流路7に強制気
体流を発生させて、シリンダバレル内に負圧を生じさ
せ、溶融成形材料から脱気する。 【効果】 揮発分等が外部に排出されて送気装置に蓄積
することがなく、保守が容易であり、かつ、真空ポンプ
の設置に比してイニシャルコスト、ランニングコスト共
に安価である。加えて、主気体流路から水分・揮発分が
希釈されて低濃度にて排出されるので、作業環境を悪化
させ難い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の脱気方法
及びその装置に関するものである。
及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の脱気装置を備えるベ
ント式射出成形機では、計量工程において溶融成形材料
から脱気を行つている。射出成形機において、油圧モー
タによつてシリンダバレル内のスクリュを回転駆動すれ
ば、ホッパから供給される溶融成形材料が混練溶融され
ながら、スクリュフライトによる推力を受けて押出さ
れ、スクリュヘッドとノズルとの間の貯溜空間に次第に
流入する。
ント式射出成形機では、計量工程において溶融成形材料
から脱気を行つている。射出成形機において、油圧モー
タによつてシリンダバレル内のスクリュを回転駆動すれ
ば、ホッパから供給される溶融成形材料が混練溶融され
ながら、スクリュフライトによる推力を受けて押出さ
れ、スクリュヘッドとノズルとの間の貯溜空間に次第に
流入する。
【0003】そして、溶融成形材料が貯溜空間に貯溜さ
れるのに伴つて、スクリュの前端面及びスクリュフライ
トに搬送圧力の反力が後方に向けて作用し、スクリュが
徐々に後退して貯溜空間の溶融成形材料が増加し、所定
量が計量される。このような射出成形機による計量工程
中において、脱気装置を備えるベント式射出成形機で
は、シリンダバレルの中間部に位置する溶融状態の溶融
成形材料から水分・揮発分を脱気することが行われてい
る。脱気により、成形品に気泡が発生することが抑制さ
れ、吸水性の大きな溶融成形材料(例えばナイロン)に
おいて、予備乾燥を省略することができる。
れるのに伴つて、スクリュの前端面及びスクリュフライ
トに搬送圧力の反力が後方に向けて作用し、スクリュが
徐々に後退して貯溜空間の溶融成形材料が増加し、所定
量が計量される。このような射出成形機による計量工程
中において、脱気装置を備えるベント式射出成形機で
は、シリンダバレルの中間部に位置する溶融状態の溶融
成形材料から水分・揮発分を脱気することが行われてい
る。脱気により、成形品に気泡が発生することが抑制さ
れ、吸水性の大きな溶融成形材料(例えばナイロン)に
おいて、予備乾燥を省略することができる。
【0004】この種の脱気方法には、自然脱気方法と強
制脱気方法とが知られている。自然脱気方法は、シリン
ダバレル内を外部に開放するベント口から、シリンダバ
レル内の水分・揮発分を大気圧下にて脱気する方法であ
り、脱気効率が悪く、吸水率の高い溶融成形材料では、
水分・揮発分がベント口にて体積増加して、ベント口で
詰まり易く、吸水率の低い溶融成形材料でなければ適用
できず、また、成形品にも揮発分の残存による不良が生
じやすい。
制脱気方法とが知られている。自然脱気方法は、シリン
ダバレル内を外部に開放するベント口から、シリンダバ
レル内の水分・揮発分を大気圧下にて脱気する方法であ
り、脱気効率が悪く、吸水率の高い溶融成形材料では、
水分・揮発分がベント口にて体積増加して、ベント口で
詰まり易く、吸水率の低い溶融成形材料でなければ適用
できず、また、成形品にも揮発分の残存による不良が生
じやすい。
【0005】これに対し、従来の強制脱気方法は、図4
に示すようにシリンダバレル50のベント口51に真空
ポンプ52を接続し、シリンダバレル50内の溶融成形
材料から水分・揮発分を強制的に脱気する方法であり、
当然に真空ポンプ52にて吸引する脱気方法の方が、自
然脱気方法に比して脱気効率に優れるが、真空ポンプ5
2に揮発分等が蓄積するため、分解掃除が必要になると
共に、真空ポンプ52の設置によるイニシャルコスト、
ランニングコスト共に嵩む。加えて、真空ポンプ52か
ら水分・揮発分が高濃度にて排出されるので、作業環境
を悪化させ、別途の希釈装置又は回収装置が必要になる
ことがある。53はスクリュである。
に示すようにシリンダバレル50のベント口51に真空
ポンプ52を接続し、シリンダバレル50内の溶融成形
材料から水分・揮発分を強制的に脱気する方法であり、
当然に真空ポンプ52にて吸引する脱気方法の方が、自
然脱気方法に比して脱気効率に優れるが、真空ポンプ5
2に揮発分等が蓄積するため、分解掃除が必要になると
共に、真空ポンプ52の設置によるイニシャルコスト、
ランニングコスト共に嵩む。加えて、真空ポンプ52か
ら水分・揮発分が高濃度にて排出されるので、作業環境
を悪化させ、別途の希釈装置又は回収装置が必要になる
ことがある。53はスクリュである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、請求項1
の発明の構成は、射出成形機のシリンダバレル1内から
脱気を行う射出成形機の脱気方法において、大断面部7
a,17aと小断面部7b,17bとを組合せて有し、
送気装置9による一端側から他端側に向かう強制気体流
を与えることによつて負圧部Oを形成する主気体流路
7,17と、一端が該負圧部Oに開口し、他端がシリン
ダバレル1に開口する副気体流路8,18とを設け、射
出成形機の稼働に合わせて前記主気体流路7,17に強
制気体流を発生させて、シリンダバレル1内に負圧を生
じさせ、溶融成形材料から脱気することを特徴とする射
出成形機の脱気方法である。請求項2の発明の構成は、
射出成形機のシリンダバレル1内から脱気を行う射出成
形機の脱気装置において、大断面部7a,17aと小断
面部7b,17bとを組合せて有し、一端側から他端側
に向かう強制気体流を与えることによつて負圧部Oを形
成する主気体流路7,17と、主気体流路7,17の一
端側から強制送気する送気装置9と、一端が該負圧部O
に開口し、他端がシリンダバレル1に開口する副気体流
路8,18とを備えることを特徴とする射出成形機の脱
気装置である。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、請求項1
の発明の構成は、射出成形機のシリンダバレル1内から
脱気を行う射出成形機の脱気方法において、大断面部7
a,17aと小断面部7b,17bとを組合せて有し、
送気装置9による一端側から他端側に向かう強制気体流
を与えることによつて負圧部Oを形成する主気体流路
7,17と、一端が該負圧部Oに開口し、他端がシリン
ダバレル1に開口する副気体流路8,18とを設け、射
出成形機の稼働に合わせて前記主気体流路7,17に強
制気体流を発生させて、シリンダバレル1内に負圧を生
じさせ、溶融成形材料から脱気することを特徴とする射
出成形機の脱気方法である。請求項2の発明の構成は、
射出成形機のシリンダバレル1内から脱気を行う射出成
形機の脱気装置において、大断面部7a,17aと小断
面部7b,17bとを組合せて有し、一端側から他端側
に向かう強制気体流を与えることによつて負圧部Oを形
成する主気体流路7,17と、主気体流路7,17の一
端側から強制送気する送気装置9と、一端が該負圧部O
に開口し、他端がシリンダバレル1に開口する副気体流
路8,18とを備えることを特徴とする射出成形機の脱
気装置である。
【0007】
【作用】大断面部7a,17aと小断面部7b,17b
とを組合せて有する主気体流路7,17に、送気装置9
による強制気体流を与えることにより、負圧部Oを形成
する。このような大断面部7a,17aと小断面部7
b,17bとの組合せとしては、ベンチュリ機構、真空
発生用エジェクタ等がある。主気体流路7,17の負圧
部Oには、副気体流路8,18の一端が開口し、副気体
流路8,18の他端がシリンダバレル1に開口するの
で、負圧部Oと連通するシリンダバレル1の中間部も負
圧になる。
とを組合せて有する主気体流路7,17に、送気装置9
による強制気体流を与えることにより、負圧部Oを形成
する。このような大断面部7a,17aと小断面部7
b,17bとの組合せとしては、ベンチュリ機構、真空
発生用エジェクタ等がある。主気体流路7,17の負圧
部Oには、副気体流路8,18の一端が開口し、副気体
流路8,18の他端がシリンダバレル1に開口するの
で、負圧部Oと連通するシリンダバレル1の中間部も負
圧になる。
【0008】かくして、シリンダバレル1内の溶融成形
材料に含まれる水分・揮発分が、主気体流路7,17か
ら送り出されて溶融成形材料が脱気される。このように
して、溶融成形材料に含まれる水分・揮発分は、主気体
流路7,17から送気装置9により送り込まれる気体
(通常は空気)にて希釈されて主気体流路7,17から
流出するので、別途に処理装置を付属させる必要性は殆
どない。かくして、水分・揮発分が成形品に混入し、成
形品に気泡を生ずる不具合が防止される。
材料に含まれる水分・揮発分が、主気体流路7,17か
ら送り出されて溶融成形材料が脱気される。このように
して、溶融成形材料に含まれる水分・揮発分は、主気体
流路7,17から送気装置9により送り込まれる気体
(通常は空気)にて希釈されて主気体流路7,17から
流出するので、別途に処理装置を付属させる必要性は殆
どない。かくして、水分・揮発分が成形品に混入し、成
形品に気泡を生ずる不具合が防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2は、本発明に係る射出成形機の
脱気装置をベント式射出成形機に適用した1実施例を示
す。先ず、図1を参照して射出成形機の概要について説
明する。図1中において符号1はシリンダバレルを示
し、シリンダバレル1、具体的にはシリンダヘッド15
の先端部にノズル23が接続している。また、シリンダ
バレル1の内部には、スクリュ2が回転自在に挿入さ
れ、スクリュ2は、シリンダバレル1の後端部に配置し
た周知のスクリュ駆動機構20により回転駆動及び前後
駆動される。なお、このようなシリンダバレル1、スク
リュ2、スクリュ駆動機構20等からなる射出ユニット
は、図外の移動用シリンダ装置によつて、金型21に対
して進退移動が可能である。
て説明する。図1,図2は、本発明に係る射出成形機の
脱気装置をベント式射出成形機に適用した1実施例を示
す。先ず、図1を参照して射出成形機の概要について説
明する。図1中において符号1はシリンダバレルを示
し、シリンダバレル1、具体的にはシリンダヘッド15
の先端部にノズル23が接続している。また、シリンダ
バレル1の内部には、スクリュ2が回転自在に挿入さ
れ、スクリュ2は、シリンダバレル1の後端部に配置し
た周知のスクリュ駆動機構20により回転駆動及び前後
駆動される。なお、このようなシリンダバレル1、スク
リュ2、スクリュ駆動機構20等からなる射出ユニット
は、図外の移動用シリンダ装置によつて、金型21に対
して進退移動が可能である。
【0010】スクリュ駆動機構20によりスクリュ2が
回転駆動されることにより、材料供給部であるホッパ1
9から供給される溶融成形材料が、シリンダバレル1に
付属するヒータ14によつて加熱されつつスクリュ2に
よつて溶融混練が行われる。次いで、スクリュ駆動機構
20によりスクリュ2を前進させ、溶融した溶融成形材
料を金型21内に射出することができる。
回転駆動されることにより、材料供給部であるホッパ1
9から供給される溶融成形材料が、シリンダバレル1に
付属するヒータ14によつて加熱されつつスクリュ2に
よつて溶融混練が行われる。次いで、スクリュ駆動機構
20によりスクリュ2を前進させ、溶融した溶融成形材
料を金型21内に射出することができる。
【0011】シリンダバレル1に内挿されるスクリュ2
は、スクリュフライト2cを形成したスクリュ本体2a
とスクリュヘッド2bとからなる。このスクリュ本体2
aとスクリュヘッド2bとの間に、周知の逆流防止装置
22が装備され、スクリュヘッド2bとノズル23との
間に、溶融した溶融成形材料の貯溜空間4が形成され
る。しかして、スクリュ2は、先端側から順次に第2メ
タリングゾーンA、ベントゾーンB、第1メタリングゾ
ーンC及び供給ゾーンDに区分され、この供給ゾーンD
及び第1メタリングゾーンCが第1ステージEを形成
し、ベントゾーンB及び第2メタリングゾーンAが第2
ステージFを形成している。このようなシリンダバレル
1、スクリュ2、スクリュ駆動機構20等は、従来の射
出成形機と実質的に異ならない。
は、スクリュフライト2cを形成したスクリュ本体2a
とスクリュヘッド2bとからなる。このスクリュ本体2
aとスクリュヘッド2bとの間に、周知の逆流防止装置
22が装備され、スクリュヘッド2bとノズル23との
間に、溶融した溶融成形材料の貯溜空間4が形成され
る。しかして、スクリュ2は、先端側から順次に第2メ
タリングゾーンA、ベントゾーンB、第1メタリングゾ
ーンC及び供給ゾーンDに区分され、この供給ゾーンD
及び第1メタリングゾーンCが第1ステージEを形成
し、ベントゾーンB及び第2メタリングゾーンAが第2
ステージFを形成している。このようなシリンダバレル
1、スクリュ2、スクリュ駆動機構20等は、従来の射
出成形機と実質的に異ならない。
【0012】そして、ベントゾーンBに接続させて、ベ
ンチュリ機構6を設ける。ベンチュリ機構6は、図2に
示すように主気体流路7と、副気体流路8とを備える。
主気体流路7は、大断面部7a、中央部が最小断面をな
す小断面部7b及び大断面部7cを上流側から順次に有
し、上流側の大断面部7a側から下流側の大断面部7c
側に向かう強制気体流を与えることによつて、ベルヌー
イの定理に従つて小断面部7bに負圧部Oを形成する。
副気体流路8は、一端が負圧部Oに開口し、他端がシリ
ンダバレル1の中間部(ベントゾーンB)に開口する。
しかして、主気体流路7の一端(図上にて左端)に、圧
縮機又はファンを有する送気装置9を接続し、他端に向
かう強制気体流を矢印Xにて示すように与えることによ
り、シリンダバレル1の中間部を吸引することができ
る。
ンチュリ機構6を設ける。ベンチュリ機構6は、図2に
示すように主気体流路7と、副気体流路8とを備える。
主気体流路7は、大断面部7a、中央部が最小断面をな
す小断面部7b及び大断面部7cを上流側から順次に有
し、上流側の大断面部7a側から下流側の大断面部7c
側に向かう強制気体流を与えることによつて、ベルヌー
イの定理に従つて小断面部7bに負圧部Oを形成する。
副気体流路8は、一端が負圧部Oに開口し、他端がシリ
ンダバレル1の中間部(ベントゾーンB)に開口する。
しかして、主気体流路7の一端(図上にて左端)に、圧
縮機又はファンを有する送気装置9を接続し、他端に向
かう強制気体流を矢印Xにて示すように与えることによ
り、シリンダバレル1の中間部を吸引することができ
る。
【0013】次に、上記のベント式射出成形機を使用す
る脱気方法について説明する。このような射出成形機の
動作の1サイクルは、従来周知の各工程と同様であり、
型閉工程、型締工程、射出ユニット前進工程、射出工
程、計量工程、射出ユニット後退工程、型開工程、エジ
ェクト工程及び中間工程を順次に行う。その内、脱気を
伴う計量工程は次のようにして行われる。先ず、スクリ
ュ2を前進位置として、スクリュ2を回転駆動すれば、
ホッパ19から供給ゾーンDに供給される溶融成形材料
が、スクリュ2による混練発熱とヒータ14による加熱
とで溶融混練され、スクリュフライト2cを通つて推力
を受け、第1メタリングゾーンCにて溶融した溶融成形
材料が第1ステージEから第2ステージFに移行する。
る脱気方法について説明する。このような射出成形機の
動作の1サイクルは、従来周知の各工程と同様であり、
型閉工程、型締工程、射出ユニット前進工程、射出工
程、計量工程、射出ユニット後退工程、型開工程、エジ
ェクト工程及び中間工程を順次に行う。その内、脱気を
伴う計量工程は次のようにして行われる。先ず、スクリ
ュ2を前進位置として、スクリュ2を回転駆動すれば、
ホッパ19から供給ゾーンDに供給される溶融成形材料
が、スクリュ2による混練発熱とヒータ14による加熱
とで溶融混練され、スクリュフライト2cを通つて推力
を受け、第1メタリングゾーンCにて溶融した溶融成形
材料が第1ステージEから第2ステージFに移行する。
【0014】第2ステージFでは、ベントゾーンBにて
溶融成形材料に含まれる水分・揮発分が脱気される。す
なわち、送気装置9により主気体流路7に強制気体流を
矢印Xにて示すように与えることにより、大断面部7a
から小断面部7bへと気体が加速され、圧力が低下し、
小断面部7bが負圧になるので、副気体流路8によつて
小断面部7bと連通するシリンダバレル1の中間部も負
圧になる。なお、スクリュ谷径は、通常、第1メタリン
グゾーンCで浅く、ベントゾーンBで深くなるように形
成され、かつ、溶融成形材料の送り量が、第1ステージ
Eの方が第2ステージFよりも少なくなるように設計さ
れているので、ベントゾーンBの減圧状態が良好に得ら
れ、溶融成形材料の脱気が促される。
溶融成形材料に含まれる水分・揮発分が脱気される。す
なわち、送気装置9により主気体流路7に強制気体流を
矢印Xにて示すように与えることにより、大断面部7a
から小断面部7bへと気体が加速され、圧力が低下し、
小断面部7bが負圧になるので、副気体流路8によつて
小断面部7bと連通するシリンダバレル1の中間部も負
圧になる。なお、スクリュ谷径は、通常、第1メタリン
グゾーンCで浅く、ベントゾーンBで深くなるように形
成され、かつ、溶融成形材料の送り量が、第1ステージ
Eの方が第2ステージFよりも少なくなるように設計さ
れているので、ベントゾーンBの減圧状態が良好に得ら
れ、溶融成形材料の脱気が促される。
【0015】かくして、シリンダバレル1の中間部が吸
引され、溶融成形材料に含まれる水分・揮発分が、主気
体流路7の他端部から強制的に送り出されて脱気され
る。その後、溶融成形材料は、第2メタリングゾーンA
を通過して再度溶融混練され、貯溜空間4に次第に溜ま
り、計量される。所定量の溶融成形材料が貯溜空間4に
溜まることにより、計量工程が終了する。このように、
溶融成形材料に含まれる水分・揮発分は、主気体流路7
から送気装置9により送り込まれる気体(通常は空気)
にて希釈されて主気体流路7の下流側の大断面部7cか
ら流出するので、別途に処理装置を付属させる必要性は
殆どない。
引され、溶融成形材料に含まれる水分・揮発分が、主気
体流路7の他端部から強制的に送り出されて脱気され
る。その後、溶融成形材料は、第2メタリングゾーンA
を通過して再度溶融混練され、貯溜空間4に次第に溜ま
り、計量される。所定量の溶融成形材料が貯溜空間4に
溜まることにより、計量工程が終了する。このように、
溶融成形材料に含まれる水分・揮発分は、主気体流路7
から送気装置9により送り込まれる気体(通常は空気)
にて希釈されて主気体流路7の下流側の大断面部7cか
ら流出するので、別途に処理装置を付属させる必要性は
殆どない。
【0016】溶融成形材料の所定量が計量されて貯溜空
間4に貯蔵されたなら、射出ユニット後退工程〜射出ユ
ニット前進工程等を経て、射出工程に移行する。射出工
程では、スクリュ2に前進移動を与え、貯溜空間4内の
溶融した溶融成形材料をノズル23から金型21に射出
し、所定形状の成形品を得る。その際、逆流防止装置2
2が溶融成形材料の逆流を防止する。かくして、溶融成
形材料から水分・揮発分が脱気されているので、これら
が成形品に混入し、成形品に気泡を生ずる不具合が防止
される。
間4に貯蔵されたなら、射出ユニット後退工程〜射出ユ
ニット前進工程等を経て、射出工程に移行する。射出工
程では、スクリュ2に前進移動を与え、貯溜空間4内の
溶融した溶融成形材料をノズル23から金型21に射出
し、所定形状の成形品を得る。その際、逆流防止装置2
2が溶融成形材料の逆流を防止する。かくして、溶融成
形材料から水分・揮発分が脱気されているので、これら
が成形品に混入し、成形品に気泡を生ずる不具合が防止
される。
【0017】図3には、ベンチュリ機構6と同様の機能
を有する真空発生用エジェクタを示す。すなわち、真空
発生用エジェクタ16は、主気体流路17と、副気体流
路18とを備える。主気体流路17は、小断面部17b
と大断面部17aとを有し、上流側の小断面部17b側
から下流側の大断面部17a側に向かう強制気体流を与
えることによつて、大断面部17aの小断面部17bと
の境界付近に負圧部Oを形成する。副気体流路18は、
一端が負圧部Oに開口し、他端がシリンダバレル1の中
間部(ベントゾーンB)に開口させる。しかして、主気
体流路17の小断面部17bの一端(図上にて左端)に
送気装置である送気装置9を接続し、大断面部17aに
向かう強制気体流を矢印Xにて示すように与えることに
より、シリンダバレル1の中間部を吸引することができ
るので、上記実施例と同様の作用を得ることができる。
を有する真空発生用エジェクタを示す。すなわち、真空
発生用エジェクタ16は、主気体流路17と、副気体流
路18とを備える。主気体流路17は、小断面部17b
と大断面部17aとを有し、上流側の小断面部17b側
から下流側の大断面部17a側に向かう強制気体流を与
えることによつて、大断面部17aの小断面部17bと
の境界付近に負圧部Oを形成する。副気体流路18は、
一端が負圧部Oに開口し、他端がシリンダバレル1の中
間部(ベントゾーンB)に開口させる。しかして、主気
体流路17の小断面部17bの一端(図上にて左端)に
送気装置である送気装置9を接続し、大断面部17aに
向かう強制気体流を矢印Xにて示すように与えることに
より、シリンダバレル1の中間部を吸引することができ
るので、上記実施例と同様の作用を得ることができる。
【0018】また、上記実施例では、射出成形機の脱気
装置をベント式射出成形機に適用し、ベント式射出成形
機のベントゾーンBに副気体流路8,18を接続させた
が、射出成形機の他のゾーンに副気体流路8,18を接
続して脱気を行うことも可能であり、その他の射出成形
機用ベント装置として広く適用することも可能である。
装置をベント式射出成形機に適用し、ベント式射出成形
機のベントゾーンBに副気体流路8,18を接続させた
が、射出成形機の他のゾーンに副気体流路8,18を接
続して脱気を行うことも可能であり、その他の射出成形
機用ベント装置として広く適用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る射出成形機の脱気方法及びその装置によれ
ば、シリンダバレル内の溶融成形材料から水分・揮発分
を強制的に脱気するので、成形品の品質維持に必要な脱
気効率が確保できると共に、送気装置による強制気体流
を与えるので、揮発分等が外部に排出されて送気装置に
蓄積することがなく、保守が容易であり、かつ、真空ポ
ンプの設置に比してイニシャルコスト、ランニングコス
ト共に安価である。加えて、主気体流路から水分・揮発
分が希釈されて低濃度にて排出されるので、作業環境を
悪化させ難い。
本発明に係る射出成形機の脱気方法及びその装置によれ
ば、シリンダバレル内の溶融成形材料から水分・揮発分
を強制的に脱気するので、成形品の品質維持に必要な脱
気効率が確保できると共に、送気装置による強制気体流
を与えるので、揮発分等が外部に排出されて送気装置に
蓄積することがなく、保守が容易であり、かつ、真空ポ
ンプの設置に比してイニシャルコスト、ランニングコス
ト共に安価である。加えて、主気体流路から水分・揮発
分が希釈されて低濃度にて排出されるので、作業環境を
悪化させ難い。
【図1】 本発明の1実施例に係る射出成形機を示す断
面図。
面図。
【図2】 同じく射出成形機の要部を示す断面図。
【図3】 真空発生用エジェクタを示す断面図。
【図4】 従来例を示す断面図。
1:シリンダバレル、2:スクリュ、2a:スクリュ本
体、2b:スクリュヘッド、2c:スクリュフライト、
4:貯溜空間、6:ベンチュリ機構、7:主気体流路、
7a:大断面部、7b:小断面部、8:副気体流路、
9:送気装置、15:シリンダヘッド、16:真空発生
用エジェクタ、17:主気体流路、17a:大断面部、
17b:小断面部、18:副気体流路、19:ホッパ、
20:スクリュ駆動機構、21:金型、22:逆流防止
装置、23:ノズル、A:第2メタリングゾーン、B:
ベントゾーン、C:第1メタリングゾーン、D:供給ゾ
ーン、E:第1ステージ、F:第2ステージ、O:負圧
部。
体、2b:スクリュヘッド、2c:スクリュフライト、
4:貯溜空間、6:ベンチュリ機構、7:主気体流路、
7a:大断面部、7b:小断面部、8:副気体流路、
9:送気装置、15:シリンダヘッド、16:真空発生
用エジェクタ、17:主気体流路、17a:大断面部、
17b:小断面部、18:副気体流路、19:ホッパ、
20:スクリュ駆動機構、21:金型、22:逆流防止
装置、23:ノズル、A:第2メタリングゾーン、B:
ベントゾーン、C:第1メタリングゾーン、D:供給ゾ
ーン、E:第1ステージ、F:第2ステージ、O:負圧
部。
Claims (2)
- 【請求項1】 射出成形機のシリンダバレル(1)内か
ら脱気を行う射出成形機の脱気方法において、大断面部
(7a,17a)と小断面部(7b,17b)とを組合
せて有し、送気装置(9)による一端側から他端側に向
かう強制気体流を与えることによつて負圧部(O)を形
成する主気体流路(7,17)と、一端が該負圧部
(O)に開口し、他端がシリンダバレル(1)に開口す
る副気体流路(8,18)とを設け、射出成形機の稼働
に合わせて前記主気体流路(7,17)に強制気体流を
発生させて、シリンダバレル(1)内に負圧を生じさ
せ、溶融成形材料から脱気することを特徴とする射出成
形機の脱気方法。 - 【請求項2】 射出成形機のシリンダバレル(1)内か
ら脱気を行う射出成形機の脱気装置において、大断面部
(7a,17a)と小断面部(7b,17b)とを組合
せて有し、一端側から他端側に向かう強制気体流を与え
ることによつて負圧部(O)を形成する主気体流路
(7,17)と、主気体流路(7,17)の一端側から
強制送気する送気装置(9)と、一端が該負圧部(O)
に開口し、他端がシリンダバレル(1)に開口する副気
体流路(8,18)とを備えることを特徴とする射出成
形機の脱気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24848493A JPH0780901A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 射出成形機の脱気方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24848493A JPH0780901A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 射出成形機の脱気方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780901A true JPH0780901A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17178850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24848493A Pending JPH0780901A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 射出成形機の脱気方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230415391A1 (en) * | 2022-06-27 | 2023-12-28 | Engel Austria Gmbh | Plasticizing unit and/or an injection unit for a molding machine |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP24848493A patent/JPH0780901A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230415391A1 (en) * | 2022-06-27 | 2023-12-28 | Engel Austria Gmbh | Plasticizing unit and/or an injection unit for a molding machine |
| CN117301451A (zh) * | 2022-06-27 | 2023-12-29 | 恩格尔奥地利有限公司 | 用于成型机的塑化单元和/或注射单元 |
| AT526268A1 (de) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | Engel Austria Gmbh | Plastifiziereinheit und/oder Einspritzeinheit für eine Formgebungsmaschine |
| AT18384U1 (de) * | 2022-06-27 | 2024-12-15 | Engel Austria Gmbh | Plastifiziereinheit und/oder eine Einspritzeinheit für eine Formgebungsmaschine |
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