JPH078123B2 - 3相直流モータ - Google Patents
3相直流モータInfo
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- JPH078123B2 JPH078123B2 JP63194122A JP19412288A JPH078123B2 JP H078123 B2 JPH078123 B2 JP H078123B2 JP 63194122 A JP63194122 A JP 63194122A JP 19412288 A JP19412288 A JP 19412288A JP H078123 B2 JPH078123 B2 JP H078123B2
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- motor
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 26
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3相直流モータに係り、特にコギングを大幅に
低減させた有コアの直流モータに関する。
低減させた有コアの直流モータに関する。
従来の3相直流モータにおいて、界磁磁極数Pとコアの
円周上に形成される突極部の数又はスロットの数(以下
スロット数という)Nの組合せは、一般に、P=(3±
1)n,N=3n(但し、nは自然数)となっている。有コ
アモータの場合、磁極の境界(N極とS極の境界)と突
極部の間でコギングが発生し、コギングの次数は通常、
第1表,第2表に示すように、NとPの最小公倍数で発
生する。
円周上に形成される突極部の数又はスロットの数(以下
スロット数という)Nの組合せは、一般に、P=(3±
1)n,N=3n(但し、nは自然数)となっている。有コ
アモータの場合、磁極の境界(N極とS極の境界)と突
極部の間でコギングが発生し、コギングの次数は通常、
第1表,第2表に示すように、NとPの最小公倍数で発
生する。
このような、従来のモータのコギング発生の原理(メカ
ニズム)について、第1表のn=4の場合(8極,12ス
ロット)を例にとって、第4図及び第5図を併せ参照し
ながら説明する。第4図は8極,12スロットの従来の3
相直流モータ10の概略断面図であり、この3相直流モー
タ10のコアC(突極部c1〜c12)の各スロットには巻線
(コイル)Lが巻回されて電機子部を構成し、一定のエ
アギャップgを介して8極に着磁された円筒状のマグネ
ットMが配置され、マグネットMの外周には磁路を形成
するためのヨークYが取付けられている。かかる3相直
流モータはマグネットMとヨークYから成る界磁部と電
機子部のうちいずれか一方が固定され、他方がそれに対
して回転自在となるように構成される。
ニズム)について、第1表のn=4の場合(8極,12ス
ロット)を例にとって、第4図及び第5図を併せ参照し
ながら説明する。第4図は8極,12スロットの従来の3
相直流モータ10の概略断面図であり、この3相直流モー
タ10のコアC(突極部c1〜c12)の各スロットには巻線
(コイル)Lが巻回されて電機子部を構成し、一定のエ
アギャップgを介して8極に着磁された円筒状のマグネ
ットMが配置され、マグネットMの外周には磁路を形成
するためのヨークYが取付けられている。かかる3相直
流モータはマグネットMとヨークYから成る界磁部と電
機子部のうちいずれか一方が固定され、他方がそれに対
して回転自在となるように構成される。
ここで、界磁磁極(M1〜Mp)はN極又はS極からなる磁
極であり、この磁極のN極の磁極と、S極の磁極とが交
互にヨークYの円周上等間隔にP個(このときP=8)
配置してマグネットMを構成している。
極であり、この磁極のN極の磁極と、S極の磁極とが交
互にヨークYの円周上等間隔にP個(このときP=8)
配置してマグネットMを構成している。
また、突極部はスロットを形成したT字上にコアCから
突出しており、この突極部のスロットに3相の巻線Lが
連続して巻回して電機子部を構成している。
突出しており、この突極部のスロットに3相の巻線Lが
連続して巻回して電機子部を構成している。
かかる構成の3相直流モータ10において、電機子部又は
界磁部の一方を固定して、他の一方を回転させると、N
極とS極の磁極の境界a〜hと突極部の間でコギングを
生じ、各境界a〜hの個所で、夫々第5図(a)〜
(h)に示されるような波形のコギングを発生してい
た。そして、モータ全体のコギングはこれらを合成した
ものとなり、同図(i)に示すような波形となり、1回
転当りのコギングの回数(以下コギング次数という)は
24となっている。これは磁極数(P=8)とスロット数
(N=12)の最小公倍数である。
界磁部の一方を固定して、他の一方を回転させると、N
極とS極の磁極の境界a〜hと突極部の間でコギングを
生じ、各境界a〜hの個所で、夫々第5図(a)〜
(h)に示されるような波形のコギングを発生してい
た。そして、モータ全体のコギングはこれらを合成した
ものとなり、同図(i)に示すような波形となり、1回
転当りのコギングの回数(以下コギング次数という)は
24となっている。これは磁極数(P=8)とスロット数
(N=12)の最小公倍数である。
ところでかかる従来の3相直流モータ10では、 k=N×P/(NとPの最小公倍数) ………(1) で表わされる複数の場所で同じタイミングで同時にコギ
ングを発生するため、全体のコギングは非常に大きくな
ってしまうという欠点がある。例えば上記8極12スロッ
トのモータ10において、各境界a〜hのうちの1ヶ所で
発生するコギングの大きさをtとすると、全体のコギン
グの大きさTは、 T=kt=12×8t/24=4t となり、各境界a〜hで発生するコギングの4倍にもな
ってしまう。従って、かかるモータ10を例えばVTRのド
ラムモータやキャプスタンモータに使用すると、ジッタ
に悪影響を与えたり、ノイズや振動の発生原因となる等
の問題があった。
ングを発生するため、全体のコギングは非常に大きくな
ってしまうという欠点がある。例えば上記8極12スロッ
トのモータ10において、各境界a〜hのうちの1ヶ所で
発生するコギングの大きさをtとすると、全体のコギン
グの大きさTは、 T=kt=12×8t/24=4t となり、各境界a〜hで発生するコギングの4倍にもな
ってしまう。従って、かかるモータ10を例えばVTRのド
ラムモータやキャプスタンモータに使用すると、ジッタ
に悪影響を与えたり、ノイズや振動の発生原因となる等
の問題があった。
上記問題点を解決するために、本発明の3相直流モータ
は、(1)マグネット(M)とヨーク(Y)とからなる
界磁部と、コア(C)と巻線(L1〜L3)とからなる電機
子部とを有する3相直流モータであって、界磁部は、マ
グネット(M)がP極の界磁磁極(M1〜Mp)を構成し、
ヨーク(Y)の円周上に等角度間隔に配置され、電機子
部は、コア(C)が3相の巻線(L1〜L3)を施したN個
の突極部(c1〜cn)を有し、円周上等間隔に配置され、
界磁部に対して固定又は回転自在とされ、界磁磁極(M1
〜Mp)と突極部(c1〜cn)とは、界磁磁極(M1〜Mp)の
極数Pと突極部(c1〜cn)の数Nとの組み合わせがP=
2(4n+3),N=3(2n+1)(nは自然数)であり、
且つ界磁磁極(M1〜Mp)の極数Pと突極部(c1〜cn)の
数Nとの最小公倍数がN×Pに等しくなるよう構成し、
また、(2)3相の巻線(L1〜L3)は、夫々1相分の巻
線が突極部(c1〜cn)に1つおきに巻き方向が交互とな
るように、N/3個の突極部に連続して巻回されるよう構
成した。
は、(1)マグネット(M)とヨーク(Y)とからなる
界磁部と、コア(C)と巻線(L1〜L3)とからなる電機
子部とを有する3相直流モータであって、界磁部は、マ
グネット(M)がP極の界磁磁極(M1〜Mp)を構成し、
ヨーク(Y)の円周上に等角度間隔に配置され、電機子
部は、コア(C)が3相の巻線(L1〜L3)を施したN個
の突極部(c1〜cn)を有し、円周上等間隔に配置され、
界磁部に対して固定又は回転自在とされ、界磁磁極(M1
〜Mp)と突極部(c1〜cn)とは、界磁磁極(M1〜Mp)の
極数Pと突極部(c1〜cn)の数Nとの組み合わせがP=
2(4n+3),N=3(2n+1)(nは自然数)であり、
且つ界磁磁極(M1〜Mp)の極数Pと突極部(c1〜cn)の
数Nとの最小公倍数がN×Pに等しくなるよう構成し、
また、(2)3相の巻線(L1〜L3)は、夫々1相分の巻
線が突極部(c1〜cn)に1つおきに巻き方向が交互とな
るように、N/3個の突極部に連続して巻回されるよう構
成した。
本発明の3相直流モータ(以下単に「モータ」とも記
す)の主な特徴は、コギングを低減させるために、スロ
ット数Nと磁極数Pとの選択(関係性)に工夫を凝し、
上記のような関係に設定したところにある。その具体的
な数値を第3表に示す。
す)の主な特徴は、コギングを低減させるために、スロ
ット数Nと磁極数Pとの選択(関係性)に工夫を凝し、
上記のような関係に設定したところにある。その具体的
な数値を第3表に示す。
このような組合せにした場合、磁極とコアの円周上等間
隔に形成される突極部の位置が全てずれているために、
従来モータのように同じタイミングで発生するコギング
同士が加算されることは全く無い。また、一般にコギン
グの次数が高いほどコギングは少くなるが、本発明の場
合、第1〜2表に示した従来例と比較して、第3表に示
したようなコギングの次数が高くなる組合せとなってお
り、従って、コギングが極めて少なく回転が滑らかな3
相直流モータを実現できた。(なお、コギングを少なく
するためには、着磁波形を操作したり、コアに補助溝や
補極を設ける等の方法があるが、着磁波形を操作する方
法は条件設定が困難であり、補助溝は総磁束量が減るた
めトルクが低下する。また、補極は特にモータを小型化
した場合、巻線スペースが減少し、トルクが低下する。
本発明の3相直流モータの場合はかかる操作は全く不要
なので、組立てが容易であり、しかもトルクの低下を招
くこともない。) ところで、本発明の3相直流モータの如き磁極数Pとス
ロット数Nの組合せにした場合、磁極に対する突極部の
位相が全てずれているため、互いに位相のずれの少ない
複数個の突極部にコイルを巻回して1つの相を形成しな
ければならない。そこで、本発明のモータの場合は、1
つおきの突極部にコイルの巻き方向を反転させながら、
N/3(相数)個の突極部に巻回して1つの相を形成した
ものである。
隔に形成される突極部の位置が全てずれているために、
従来モータのように同じタイミングで発生するコギング
同士が加算されることは全く無い。また、一般にコギン
グの次数が高いほどコギングは少くなるが、本発明の場
合、第1〜2表に示した従来例と比較して、第3表に示
したようなコギングの次数が高くなる組合せとなってお
り、従って、コギングが極めて少なく回転が滑らかな3
相直流モータを実現できた。(なお、コギングを少なく
するためには、着磁波形を操作したり、コアに補助溝や
補極を設ける等の方法があるが、着磁波形を操作する方
法は条件設定が困難であり、補助溝は総磁束量が減るた
めトルクが低下する。また、補極は特にモータを小型化
した場合、巻線スペースが減少し、トルクが低下する。
本発明の3相直流モータの場合はかかる操作は全く不要
なので、組立てが容易であり、しかもトルクの低下を招
くこともない。) ところで、本発明の3相直流モータの如き磁極数Pとス
ロット数Nの組合せにした場合、磁極に対する突極部の
位相が全てずれているため、互いに位相のずれの少ない
複数個の突極部にコイルを巻回して1つの相を形成しな
ければならない。そこで、本発明のモータの場合は、1
つおきの突極部にコイルの巻き方向を反転させながら、
N/3(相数)個の突極部に巻回して1つの相を形成した
ものである。
次に、本発明になる3相直流モータの具体的な実施例に
ついて、従来例と比較しながら説明する。第3図は第4
図に示した従来のモータの平面展開図である。図示の如
く、突極部c1,c4,c7,c10は磁極に対して同位相であり、
第1相のコイルL1は突極部c1に対して反時計(ccw)方
向に巻回したとすれば、突極部c4,c7,c10も同様にccw方
向に巻回してu相を形成している。又、他の2相のコイ
ルL2,L3についても同様にしてv相,w相を形成してい
る。
ついて、従来例と比較しながら説明する。第3図は第4
図に示した従来のモータの平面展開図である。図示の如
く、突極部c1,c4,c7,c10は磁極に対して同位相であり、
第1相のコイルL1は突極部c1に対して反時計(ccw)方
向に巻回したとすれば、突極部c4,c7,c10も同様にccw方
向に巻回してu相を形成している。又、他の2相のコイ
ルL2,L3についても同様にしてv相,w相を形成してい
る。
また、各突極部間の間隔は、電気角ψで ψ=(360゜/N)×(P/2) ……………(2) (但し、N:スロット数,P/2:極対数) で表わされ、第3図の従来モータ10の場合、例えば、磁
極に対して突極部c1,c2間の位相差は電気角ψ1で、ψ
1=(360゜/12)×8/2=120゜となって、上述のように
コイルを形成することによって3相のモータを形成して
いる。この場合、4つの突極部が磁極に対して同位相で
あるため、第4図及び第5図を用いて説明したように、
同位相で発生するコギングがそのまま加算され、第3図
示の従来例の場合、全体にコギングトルクは1つの突極
部が発生するコギングトルクの略4倍となってしまう。
なお同図において、●→,→○は夫々コイルの巻き始
め,巻き終りを示す。
極に対して突極部c1,c2間の位相差は電気角ψ1で、ψ
1=(360゜/12)×8/2=120゜となって、上述のように
コイルを形成することによって3相のモータを形成して
いる。この場合、4つの突極部が磁極に対して同位相で
あるため、第4図及び第5図を用いて説明したように、
同位相で発生するコギングがそのまま加算され、第3図
示の従来例の場合、全体にコギングトルクは1つの突極
部が発生するコギングトルクの略4倍となってしまう。
なお同図において、●→,→○は夫々コイルの巻き始
め,巻き終りを示す。
<第1実施例> 次に、本発明の3相直流モータの具体的構成例につい
て、第1図を参照しながら説明する。第1図は第3表に
示した磁極数Pとスロット数Nの組合せにおいて、n=
1(14極9スロット)の3相直流モータを示す平面展開
図である。この図において、第3図に示した従来例と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。9個の突極部c1〜c9は磁極に対して全て位相がずれ
ているため、互いにずれ方の少ない3つの突極を選んで
1つの相を形成する。本発明に係るモータのPとNの組
合せでは、前述の如く1つおきの突極部にコイルの巻き
方向を反転させて巻回すれば良い。即ち、第1図におい
て例えば突極部c1にccw方向にコイルL1を巻回したとす
ると、磁極に対して突極部c1,c3間の位相差ψ2は、第
2式より電気角でψ2=(360゜/9)×7×2=560゜=
360゜+200゜となり、これは実質的に電気角200゜と見
做せるのでコイルを時計(cw)方向に巻回すれば、逆起
電力波形(以下、“逆起波形”と記載する)の位相差ψ
2′は、ψ2′=200゜−180゜=20゜となる。同様に、
突極部c5に対してcw方向に巻回すれば、突極部c3に対し
て位相差は20゜となる。このようにc1(ccw)→c3(c
w)→c5(ccw)となるように、3つの突極部に1つおき
にコイルL1を巻回することにより、u相を形成してい
る。
て、第1図を参照しながら説明する。第1図は第3表に
示した磁極数Pとスロット数Nの組合せにおいて、n=
1(14極9スロット)の3相直流モータを示す平面展開
図である。この図において、第3図に示した従来例と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。9個の突極部c1〜c9は磁極に対して全て位相がずれ
ているため、互いにずれ方の少ない3つの突極を選んで
1つの相を形成する。本発明に係るモータのPとNの組
合せでは、前述の如く1つおきの突極部にコイルの巻き
方向を反転させて巻回すれば良い。即ち、第1図におい
て例えば突極部c1にccw方向にコイルL1を巻回したとす
ると、磁極に対して突極部c1,c3間の位相差ψ2は、第
2式より電気角でψ2=(360゜/9)×7×2=560゜=
360゜+200゜となり、これは実質的に電気角200゜と見
做せるのでコイルを時計(cw)方向に巻回すれば、逆起
電力波形(以下、“逆起波形”と記載する)の位相差ψ
2′は、ψ2′=200゜−180゜=20゜となる。同様に、
突極部c5に対してcw方向に巻回すれば、突極部c3に対し
て位相差は20゜となる。このようにc1(ccw)→c3(c
w)→c5(ccw)となるように、3つの突極部に1つおき
にコイルL1を巻回することにより、u相を形成してい
る。
また、突極部c4は突極部c1に対して位相ψ3が、ψ3=
(360゜/9)×7×3=840゜=2×360゜+120゜から明
らかな如く実質的な電気角は120゜ずれており、上記と
同様、突極部c4にccw方向,突極部c6にcw方向,突極部c
8にccw方向へコイルL2を巻回して{即ち、c4(ccw)→c
6(cw)→c8(ccw)}v相を形成している。同様に、突
極部c4に対いて実質的な電気角が120゜ずれている突極
部c7を巻き始めとして、c7(ccw)→c9(cw)→c2(cc
w)となるように3つの突極部にコイルL3を巻回するこ
とにより、w相を形成し、これらu〜w相のコイルで3
相となる直流モータ1のコイルLを構成している。
(360゜/9)×7×3=840゜=2×360゜+120゜から明
らかな如く実質的な電気角は120゜ずれており、上記と
同様、突極部c4にccw方向,突極部c6にcw方向,突極部c
8にccw方向へコイルL2を巻回して{即ち、c4(ccw)→c
6(cw)→c8(ccw)}v相を形成している。同様に、突
極部c4に対いて実質的な電気角が120゜ずれている突極
部c7を巻き始めとして、c7(ccw)→c9(cw)→c2(cc
w)となるように3つの突極部にコイルL3を巻回するこ
とにより、w相を形成し、これらu〜w相のコイルで3
相となる直流モータ1のコイルLを構成している。
第6図は、かかる3相直流モータ1の各相の逆起波形を
示す図で、第6図(A)中の曲線αは突極部c1に巻回さ
れたコイルより生じる逆起波形、曲線βは突極部c3に巻
回されたコイルにより逆起波形、曲線γは突極部c5に巻
回されたコイルにより逆起波形、曲線δは突極部c1,c3,
c5に巻回されたコイルにより合成波形,即ちu相の逆起
波形である。同様にして、第6図(B)の曲線ξは突極
部c4,c6,c8に巻回されたコイルによる逆起波形ε,ζ,
ηの合成波形,即ちv相の逆起波形であり、第6図
(C)の曲線μは突極部c7,c9,c2に巻回されたコイルに
より逆起波形θ,κ,λの合成波形,即ちw相の逆起波
形である。
示す図で、第6図(A)中の曲線αは突極部c1に巻回さ
れたコイルより生じる逆起波形、曲線βは突極部c3に巻
回されたコイルにより逆起波形、曲線γは突極部c5に巻
回されたコイルにより逆起波形、曲線δは突極部c1,c3,
c5に巻回されたコイルにより合成波形,即ちu相の逆起
波形である。同様にして、第6図(B)の曲線ξは突極
部c4,c6,c8に巻回されたコイルによる逆起波形ε,ζ,
ηの合成波形,即ちv相の逆起波形であり、第6図
(C)の曲線μは突極部c7,c9,c2に巻回されたコイルに
より逆起波形θ,κ,λの合成波形,即ちw相の逆起波
形である。
かかる3相直流モータ1の諸特性を、これに最も極数及
びスロット数の近い従来のモータとの比較において測定
したところ、コギングトルクは従来のモータに比べて大
幅に減少していることが確認された。
びスロット数の近い従来のモータとの比較において測定
したところ、コギングトルクは従来のモータに比べて大
幅に減少していることが確認された。
<第2実施例> 次に、本発明の3相直流モータの第2実施例について、
第2図の平面展開図を参照しながら説明する。この図に
おいて、第1図に示した第1実施例と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。第2実施例の
3相直流モータ2は、第3表において磁極数Pとスロッ
ト数Nの組合せが、n=2(22極15スロット)の場合で
ある。かかる3相直流モータ2の前記モータ1との相違
点は、第1図と第2図との比較から明らかなように、マ
グネットMの磁極数及び突極部の数(スロット数)が増
加し、1つおきの5個の突極部(例えばc1,c3,c5,c7,
c9)に巻き方向を反転させて巻回して1つの相を形成し
ている。この場合も突極部c1〜c15は磁極に対して全て
位相がずれており、互いにずれ方の少ない5つ(15スロ
ット/3相)を選んで1つの相を形成している。
第2図の平面展開図を参照しながら説明する。この図に
おいて、第1図に示した第1実施例と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。第2実施例の
3相直流モータ2は、第3表において磁極数Pとスロッ
ト数Nの組合せが、n=2(22極15スロット)の場合で
ある。かかる3相直流モータ2の前記モータ1との相違
点は、第1図と第2図との比較から明らかなように、マ
グネットMの磁極数及び突極部の数(スロット数)が増
加し、1つおきの5個の突極部(例えばc1,c3,c5,c7,
c9)に巻き方向を反転させて巻回して1つの相を形成し
ている。この場合も突極部c1〜c15は磁極に対して全て
位相がずれており、互いにずれ方の少ない5つ(15スロ
ット/3相)を選んで1つの相を形成している。
即ち、第2図に示すように、突極部c1にccw方向にコイ
ルL1を巻回したとすると、突極部c3に対しては、磁極に
対する突極部c1,c3間の位相差ψ4は電気角で、第2式
よりψ4=(360゜/15)×11×2=528゜=360゜+168
゜(なお、11は極対数である)より実質的な電気角は16
8゜となり、突極部c3に対してコイルL1をcw方向に巻回
すれば、逆起波形の位相差ψ4′はψ4′=180゜−168
゜=12゜となる。更に、突極部c5,c7,c9に夫々ccw,cw,c
cw方向となるようにコイルL1を巻回し、u相を形成して
いる。またv相のコイルL2は、突極部c11(ccw)→c13
(cw)→c15(ccw)→c2(cw)→c4(ccw)の順で5つ
の突極部にコイルを巻回することにより形成されてい
る。また、w相は、c6(ccw)→c8(cw)→c10(ccw)
→c12(cw)→c14(ccw)の順に5つの突極部にコイルL
3を巻回して形成している。この場合、突極部c1とc11及
び突極部c11とc6とはいずれも実質的な電気角で120゜位
相がずれているので、これらu〜w相で3相となる直流
モータ2のコイルLが構成されるわけである。
ルL1を巻回したとすると、突極部c3に対しては、磁極に
対する突極部c1,c3間の位相差ψ4は電気角で、第2式
よりψ4=(360゜/15)×11×2=528゜=360゜+168
゜(なお、11は極対数である)より実質的な電気角は16
8゜となり、突極部c3に対してコイルL1をcw方向に巻回
すれば、逆起波形の位相差ψ4′はψ4′=180゜−168
゜=12゜となる。更に、突極部c5,c7,c9に夫々ccw,cw,c
cw方向となるようにコイルL1を巻回し、u相を形成して
いる。またv相のコイルL2は、突極部c11(ccw)→c13
(cw)→c15(ccw)→c2(cw)→c4(ccw)の順で5つ
の突極部にコイルを巻回することにより形成されてい
る。また、w相は、c6(ccw)→c8(cw)→c10(ccw)
→c12(cw)→c14(ccw)の順に5つの突極部にコイルL
3を巻回して形成している。この場合、突極部c1とc11及
び突極部c11とc6とはいずれも実質的な電気角で120゜位
相がずれているので、これらu〜w相で3相となる直流
モータ2のコイルLが構成されるわけである。
これら各u〜w相の逆起波形は、第7図(A)〜(C)
に示す通りであり、第6図(A)〜(C)との相違点
は、各相毎に突極部の数(スロット数)が2つ増えたこ
とであり、その他の動作原理に関しては第6図と同じな
ので、各突極部c1〜c15によって生じる逆起波形にその
突極部の同一符号を付すことにより、詳細な説明は省略
する。
に示す通りであり、第6図(A)〜(C)との相違点
は、各相毎に突極部の数(スロット数)が2つ増えたこ
とであり、その他の動作原理に関しては第6図と同じな
ので、各突極部c1〜c15によって生じる逆起波形にその
突極部の同一符号を付すことにより、詳細な説明は省略
する。
本発明になる3相直流モータは以上の如く構成し特に、
3相の巻線を施されたN個の突極部が形成された上記コ
アを上記界磁磁極と異なる位相間隔で設けたことによ
り、コギングが同一のタイミングで発生しないようにす
ることが可能となる。即ち、コギング発生によるコギン
グトルクを格段に減少させることができるので、振動、
モータのジッタ、騒音等の発生を大幅に低減することが
可能となる。従って、従来の3相直流モータの問題点を
ことごとく解消すると共に、本発明なるモータをVTR,HD
D,FDD等の装置に搭載した場合には、格段の高性能化を
実現できるという、実用上優れた特徴を有する。
3相の巻線を施されたN個の突極部が形成された上記コ
アを上記界磁磁極と異なる位相間隔で設けたことによ
り、コギングが同一のタイミングで発生しないようにす
ることが可能となる。即ち、コギング発生によるコギン
グトルクを格段に減少させることができるので、振動、
モータのジッタ、騒音等の発生を大幅に低減することが
可能となる。従って、従来の3相直流モータの問題点を
ことごとく解消すると共に、本発明なるモータをVTR,HD
D,FDD等の装置に搭載した場合には、格段の高性能化を
実現できるという、実用上優れた特徴を有する。
また更に、上記巻線スロットに形成される磁極幅を変更
したり、磁極数を増減したりすることによらず、例え
ば、同一の磁極幅を持つ上記突極部を上記界磁磁極と異
なる位相間隔で設け、互いに位相のずれが比較的少ない
複数個の突極部にコイルを巻回して1つの相を形成する
ことができるため、突極部に巻回するコイルの方向を交
互に反転させるだけでコギングの発生するタイミングを
ずらし、上記したようにコギングトルクを格段に減少さ
せることができるので、例えば、コイルの巻回作業等の
モータの組み立て工程の効率あるいは作業性を損なうこ
とがないという効果がある。
したり、磁極数を増減したりすることによらず、例え
ば、同一の磁極幅を持つ上記突極部を上記界磁磁極と異
なる位相間隔で設け、互いに位相のずれが比較的少ない
複数個の突極部にコイルを巻回して1つの相を形成する
ことができるため、突極部に巻回するコイルの方向を交
互に反転させるだけでコギングの発生するタイミングを
ずらし、上記したようにコギングトルクを格段に減少さ
せることができるので、例えば、コイルの巻回作業等の
モータの組み立て工程の効率あるいは作業性を損なうこ
とがないという効果がある。
第1図及び第2図は本発明になる3相直流モータの第1
及び第2実施例の平面展開図、第3図及び第4図は従来
の代表的な3相直流モータの夫々平面展開図及び概略断
面図、第5図は従来の3相直流モータのコギング発生原
理説明用波形図、第6図は本発明の3相直流モータの第
1実施例の動作説明用逆起波形図、第7図は本発明モー
タの第2実施例の動作説明用逆起波形図である。 1,2……3相直流モータ、C……コア、突極部……c1〜c
15、L……巻線(コイル)、M……マグネット、N……
スロット数、P……磁極数、Y……ヨーク、g……エア
ギャップ。
及び第2実施例の平面展開図、第3図及び第4図は従来
の代表的な3相直流モータの夫々平面展開図及び概略断
面図、第5図は従来の3相直流モータのコギング発生原
理説明用波形図、第6図は本発明の3相直流モータの第
1実施例の動作説明用逆起波形図、第7図は本発明モー
タの第2実施例の動作説明用逆起波形図である。 1,2……3相直流モータ、C……コア、突極部……c1〜c
15、L……巻線(コイル)、M……マグネット、N……
スロット数、P……磁極数、Y……ヨーク、g……エア
ギャップ。
Claims (2)
- 【請求項1】マグネット(M)とヨーク(Y)とからな
る界磁部と、コア(C)と巻線(L1〜L3)とからなる電
機子部とを有する3相直流モータであって、 界磁部は、マグネット(M)がP極の界磁磁極(M1〜M
p)を構成し、ヨーク(Y)の円周上に等角度間隔に配
置され、 電機子部は、コア(C)が3相の巻線(L1〜L3)を施し
たN個の突極部(c1〜cn)を有し、円周上等間隔に配置
され、界磁部に対して固定又は回転自在とされ、 界磁磁極(M1〜Mp)と突極部(c1〜cn)とは、界磁磁極
(M1〜Mp)の極数Pと突極部(c1〜cn)の数Nとの組み
合わせが P=2(4n+3),N=3(2n+1)(nは自然数)であ
り、 且つ界磁磁極(M1〜Mp)の極数Pと突極部(c1〜cn)の
数Nとの最小公倍数がN×Pに等しい 3相直流モータ。 - 【請求項2】3相の巻線(L1〜L3)は、夫々1相分の巻
線が突極部(c1〜cn)に1つおきに巻き方向が交互とな
るように、N/3個の突極部に連続して巻回される 特許請求の範囲第1項記載の3相直流モータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63194122A JPH078123B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 3相直流モータ |
| US07/388,888 US5006745A (en) | 1988-08-03 | 1989-08-03 | Polyphase direct current motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63194122A JPH078123B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 3相直流モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246153A JPH0246153A (ja) | 1990-02-15 |
| JPH078123B2 true JPH078123B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=16319278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63194122A Expired - Lifetime JPH078123B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 3相直流モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078123B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101115641B1 (ko) * | 2003-07-21 | 2012-02-17 | 콜모겐 코포레이션 | 고효율 영구 자석 브러시리스 모터 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007133192A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Ricoh Co Ltd | 直流ブラシレスモータ、光偏向器、光走査装置及び画像形成装置 |
| DE102005045503A1 (de) * | 2005-09-23 | 2007-03-29 | Militzer, Michael, Dr.-Ing. | Elektrische Antriebsmaschine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0685628B2 (ja) * | 1984-07-11 | 1994-10-26 | 松下電器産業株式会社 | 電動機 |
| JPS62166759A (ja) * | 1986-01-18 | 1987-07-23 | Nippon Densan Kk | ブラシレスモ−タ |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63194122A patent/JPH078123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101115641B1 (ko) * | 2003-07-21 | 2012-02-17 | 콜모겐 코포레이션 | 고효율 영구 자석 브러시리스 모터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246153A (ja) | 1990-02-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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