JPH0781243A - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
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- JPH0781243A JPH0781243A JP5228505A JP22850593A JPH0781243A JP H0781243 A JPH0781243 A JP H0781243A JP 5228505 A JP5228505 A JP 5228505A JP 22850593 A JP22850593 A JP 22850593A JP H0781243 A JPH0781243 A JP H0781243A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、熱転写記録媒体中に被転写体への接
着層を必要とせず、種々の異なる材料からなる被転写体
に対しても容易に画像を形成することが出来、しかも形
成された画像に十分な耐摩擦性を付与することが出来る
熱転写記録媒体を提供することを目的とする。 【構成】基材10及びその上にインキ層13が積層され
てなる熱転写記録媒体において、該インキ層13が、着
色顔料あるいは染料と、軟化点70〜120℃、溶融粘
度100〜250cps/200℃のシクロペンタジエン樹
脂、及び融点が60〜120℃のワックス類を含有する
ことを特徴とする熱転写記録媒体15である。
着層を必要とせず、種々の異なる材料からなる被転写体
に対しても容易に画像を形成することが出来、しかも形
成された画像に十分な耐摩擦性を付与することが出来る
熱転写記録媒体を提供することを目的とする。 【構成】基材10及びその上にインキ層13が積層され
てなる熱転写記録媒体において、該インキ層13が、着
色顔料あるいは染料と、軟化点70〜120℃、溶融粘
度100〜250cps/200℃のシクロペンタジエン樹
脂、及び融点が60〜120℃のワックス類を含有する
ことを特徴とする熱転写記録媒体15である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来被転写体として用
いられてきたコート紙等によらず、普通紙(ノーコート
紙)に画像を形成するための熱転写記録媒体に関する。
より詳しくは、材料的に異なる種々の被転写体に対して
も良好な画像を形成することが出来、しかも得られる画
像に十分な耐摩擦性を付与することが出来る熱転写記録
媒体に関する。
いられてきたコート紙等によらず、普通紙(ノーコート
紙)に画像を形成するための熱転写記録媒体に関する。
より詳しくは、材料的に異なる種々の被転写体に対して
も良好な画像を形成することが出来、しかも得られる画
像に十分な耐摩擦性を付与することが出来る熱転写記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、転写における加熱手段として
サーマルヘッドやサーマルペンを使用して、基材上に形
成されたインキ層を被転写体に熱転写することにより画
像を形成する熱転写記録方法が知られているが、この方
法は画像形成時の騒音が低く、カラー画像を比較的容易
に形成でき、また画像形成装置自体がコンパクトでその
コストも低いなどの利点があるため広く利用されてい
る。ところで、近年、画像形成装置の普及に加え、用途
の多様化に伴い様々な被転写体が用いられるようにな
り、従来のコート紙に代わり普通紙と呼ばれるノーコー
ト紙の使用が増加している。コスト的にもコート紙に比
べ廉価なため、社会的ニーズとしてコート紙に限らず、
普通紙にも画像形成可能な熱転写記録媒体が要求されて
いる。
サーマルヘッドやサーマルペンを使用して、基材上に形
成されたインキ層を被転写体に熱転写することにより画
像を形成する熱転写記録方法が知られているが、この方
法は画像形成時の騒音が低く、カラー画像を比較的容易
に形成でき、また画像形成装置自体がコンパクトでその
コストも低いなどの利点があるため広く利用されてい
る。ところで、近年、画像形成装置の普及に加え、用途
の多様化に伴い様々な被転写体が用いられるようにな
り、従来のコート紙に代わり普通紙と呼ばれるノーコー
ト紙の使用が増加している。コスト的にもコート紙に比
べ廉価なため、社会的ニーズとしてコート紙に限らず、
普通紙にも画像形成可能な熱転写記録媒体が要求されて
いる。
【0003】このような対普通紙画像形成用の熱転写記
録媒体としては、インキ層の上にエチレン−酢酸ビニル
共重合体などからなる接着層を設けた樹脂/ワックス混
合タイプの熱転写記録媒体、或いは接着層を持たないも
のとしては、単にワックスタイプの熱転写記録媒体が知
られている。
録媒体としては、インキ層の上にエチレン−酢酸ビニル
共重合体などからなる接着層を設けた樹脂/ワックス混
合タイプの熱転写記録媒体、或いは接着層を持たないも
のとしては、単にワックスタイプの熱転写記録媒体が知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
対普通紙画像形成用の熱転写記録媒体で画像を形成する
場合には、熱転写記録媒体中にエチレン−酢酸ビニル共
重合体などからなる被転写体との接着層を形成した樹脂
/ワックス混合タイプの熱転写記録媒体、或いは単にワ
ックスタイプの熱転写記録媒体を使用しなければなら
ず、前者では、コスト的にマイナスであり、後者におい
ては、転写された画像の耐摩擦性が十分ではないという
問題が生じていた。
対普通紙画像形成用の熱転写記録媒体で画像を形成する
場合には、熱転写記録媒体中にエチレン−酢酸ビニル共
重合体などからなる被転写体との接着層を形成した樹脂
/ワックス混合タイプの熱転写記録媒体、或いは単にワ
ックスタイプの熱転写記録媒体を使用しなければなら
ず、前者では、コスト的にマイナスであり、後者におい
ては、転写された画像の耐摩擦性が十分ではないという
問題が生じていた。
【0005】そこで本発明は、以上のような従来技術の
問題点を解決しようとするものであり、熱転写記録媒体
中に被転写体への接着層を必要とせず、種々の異なる材
料からなる被転写体に対しても容易に画像を形成するこ
とが出来、しかも形成された画像に十分な耐摩擦性を付
与することが出来る熱転写記録媒体を提供することを目
的とする。
問題点を解決しようとするものであり、熱転写記録媒体
中に被転写体への接着層を必要とせず、種々の異なる材
料からなる被転写体に対しても容易に画像を形成するこ
とが出来、しかも形成された画像に十分な耐摩擦性を付
与することが出来る熱転写記録媒体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明者は、画像形成
用の熱転写記録媒体のインキ層に使用するバインダーと
して、シクロペンタジエンとワックス類を混合して使用
する事により上述の目的が達成できる事を見いだし、こ
の発明を完成させるに至った。
用の熱転写記録媒体のインキ層に使用するバインダーと
して、シクロペンタジエンとワックス類を混合して使用
する事により上述の目的が達成できる事を見いだし、こ
の発明を完成させるに至った。
【0007】即ち、本発明は、基材及びその上にインキ
層が積層されてなる画像形成用の熱転写記録媒体におい
て、該インキ層が、着色顔料あるいは染料と、軟化点7
0〜120℃、しかも溶融粘度100〜250cps /2
00℃のシクロペンタジエン樹脂及び融点が60〜12
0℃のワックス類を含有することを特徴とする熱転写記
録媒体である。
層が積層されてなる画像形成用の熱転写記録媒体におい
て、該インキ層が、着色顔料あるいは染料と、軟化点7
0〜120℃、しかも溶融粘度100〜250cps /2
00℃のシクロペンタジエン樹脂及び融点が60〜12
0℃のワックス類を含有することを特徴とする熱転写記
録媒体である。
【0008】以下、この発明を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
【0009】図1は、本発明の好ましい態様の熱転写記
録媒体の側面図である。同図にあるように、この発明の
媒体は、基材10、離型層12及びインキ層13が順次
積層された構造を有する。この発明において使用する基
材10は、熱転写記録媒体の支持体として機能してい
る。このような基材10としては、従来から熱記録媒体
の基材として用いられているものを使用することが出
来、例えば、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフ
ィルム、コンデンサーペーパーなどを好ましく使用する
ことが出来る。なお、基材10の厚さには特に限定はな
く、必要に応じて適宜選択することが出来る。
録媒体の側面図である。同図にあるように、この発明の
媒体は、基材10、離型層12及びインキ層13が順次
積層された構造を有する。この発明において使用する基
材10は、熱転写記録媒体の支持体として機能してい
る。このような基材10としては、従来から熱記録媒体
の基材として用いられているものを使用することが出
来、例えば、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフ
ィルム、コンデンサーペーパーなどを好ましく使用する
ことが出来る。なお、基材10の厚さには特に限定はな
く、必要に応じて適宜選択することが出来る。
【0010】前記離型層12は、鮮明な転写画像を形成
するために、画像形成時にサーマルヘッドなどの加熱手
段からの熱信号により溶融して、インキ層13を被転写
体へ容易に熱転写出来るようにするための層である。な
お、離型層12は省略することも出来る。このような離
型層12としては、従来から使用されているような離型
層と同様に形成することが出来る。例えば、カルナバワ
ックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、モン
タンワックス、パラフィンワックスなどのワックス類
や、ポリエチレングリコールワックスなどの熱溶融性樹
脂などで形成することが出来る。また、離型層12の厚
さは、使用する材料、インキの物性、加熱温度などの条
件に応じて適宜選択することが出来るが、一般的には
0.5〜2.0μm程度の厚みが好ましい。
するために、画像形成時にサーマルヘッドなどの加熱手
段からの熱信号により溶融して、インキ層13を被転写
体へ容易に熱転写出来るようにするための層である。な
お、離型層12は省略することも出来る。このような離
型層12としては、従来から使用されているような離型
層と同様に形成することが出来る。例えば、カルナバワ
ックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、モン
タンワックス、パラフィンワックスなどのワックス類
や、ポリエチレングリコールワックスなどの熱溶融性樹
脂などで形成することが出来る。また、離型層12の厚
さは、使用する材料、インキの物性、加熱温度などの条
件に応じて適宜選択することが出来るが、一般的には
0.5〜2.0μm程度の厚みが好ましい。
【0011】前記インキ層13は、被転写体に熱転写し
て画像を形成する層であるが、この発明においては、従
来から用いられている着色顔料あるいは染料と、バイン
ダー成分として特定範囲の融点さらには溶融粘度を有す
るシクロペンタジエン樹脂及び特定範囲の融点を有する
ワックス類とを混合して使用する。このようなバインダ
ー成分を使用する事により、普通紙を被転写体としたと
きにも、熱転写媒体中に被転写体との接着層を必要とせ
ず、種々の異なる材料からなる被転写体に容易に画像を
形成することが出来る。しかも、得られる画像に十分な
耐摩擦性を付与することが出来る。
て画像を形成する層であるが、この発明においては、従
来から用いられている着色顔料あるいは染料と、バイン
ダー成分として特定範囲の融点さらには溶融粘度を有す
るシクロペンタジエン樹脂及び特定範囲の融点を有する
ワックス類とを混合して使用する。このようなバインダ
ー成分を使用する事により、普通紙を被転写体としたと
きにも、熱転写媒体中に被転写体との接着層を必要とせ
ず、種々の異なる材料からなる被転写体に容易に画像を
形成することが出来る。しかも、得られる画像に十分な
耐摩擦性を付与することが出来る。
【0012】このインキ層13の必須成分であるシクロ
ペンタジエン樹脂としては、軟化点が70〜120℃、
好ましくは80〜105℃のものを使用する。このシク
ロペンタジエン樹脂の軟化点が70℃を下回ると、転写
画像に字太とり現象がみられるようになり、画質の低下
を招く。また、120℃を越えると、転写エネルギー不
足を生じ、転写画像にかすれ現象がみられるようにな
り、画質の低下を招く。更に、このときの溶融粘度が1
00〜250cps /200℃、好ましくは100〜22
0cps /200℃のものを使用する。
ペンタジエン樹脂としては、軟化点が70〜120℃、
好ましくは80〜105℃のものを使用する。このシク
ロペンタジエン樹脂の軟化点が70℃を下回ると、転写
画像に字太とり現象がみられるようになり、画質の低下
を招く。また、120℃を越えると、転写エネルギー不
足を生じ、転写画像にかすれ現象がみられるようにな
り、画質の低下を招く。更に、このときの溶融粘度が1
00〜250cps /200℃、好ましくは100〜22
0cps /200℃のものを使用する。
【0013】前記シクロペンタジエン樹脂の溶融粘度が
100cps /200℃を下回ると、転写画像につぶれ現
象がみられるようになり、250cps /200℃を越え
ると、被転写体に対する染み込み不足から転写画像にか
すれ現象がみられるようになり、画質の低下を招く。ま
た、このようなシクロペンタジエン樹脂の分子量分布M
w/Mnは、1.2〜2.0であることが好ましい。
100cps /200℃を下回ると、転写画像につぶれ現
象がみられるようになり、250cps /200℃を越え
ると、被転写体に対する染み込み不足から転写画像にか
すれ現象がみられるようになり、画質の低下を招く。ま
た、このようなシクロペンタジエン樹脂の分子量分布M
w/Mnは、1.2〜2.0であることが好ましい。
【0014】また、インキ層13の必須成分であるワッ
クス類としては、融点が60〜120℃、好ましくは7
0〜100℃のものを使用する。ワックス類の融点が6
0℃を下回ると、ブロッキング現象が起こり、熱転写記
録媒体の保存性が低下する。120℃を越えると、転写
エネルギー不足を生じ、転写画像にかすれ現象がみられ
るようになり、画質の低下を招く。
クス類としては、融点が60〜120℃、好ましくは7
0〜100℃のものを使用する。ワックス類の融点が6
0℃を下回ると、ブロッキング現象が起こり、熱転写記
録媒体の保存性が低下する。120℃を越えると、転写
エネルギー不足を生じ、転写画像にかすれ現象がみられ
るようになり、画質の低下を招く。
【0015】更に、インキ層13の着色顔料あるいは染
料と、シクロペンタジエン樹脂及びワックス類の配合比
率は、それらの種類などにより異なるが、一般的に着色
物質が5〜35重量%、好ましくは10〜25重量%で
あり、シクロペンタジエン樹脂が5〜70重量%、好ま
しくは10〜50重量%であり、ワックス類が20〜8
5重量%、好ましくは40〜75重量%である。なお、
インキ層13の厚みには特に制限はなく必要に応じて適
宜選択することが出来るが、一般には1〜4μm程度の
厚みが好ましい。
料と、シクロペンタジエン樹脂及びワックス類の配合比
率は、それらの種類などにより異なるが、一般的に着色
物質が5〜35重量%、好ましくは10〜25重量%で
あり、シクロペンタジエン樹脂が5〜70重量%、好ま
しくは10〜50重量%であり、ワックス類が20〜8
5重量%、好ましくは40〜75重量%である。なお、
インキ層13の厚みには特に制限はなく必要に応じて適
宜選択することが出来るが、一般には1〜4μm程度の
厚みが好ましい。
【0016】本発明の熱転写記録媒体は常法により製造
することが出来、例えば、ポリエステルフィルムなどの
基材上に、まず、剥離層形成用組成物をグラビア法によ
り塗工して剥離層12を形成し、更に、その上にインキ
層形成用組成物をグラビア法により塗工することにより
製造することが出来る。
することが出来、例えば、ポリエステルフィルムなどの
基材上に、まず、剥離層形成用組成物をグラビア法によ
り塗工して剥離層12を形成し、更に、その上にインキ
層形成用組成物をグラビア法により塗工することにより
製造することが出来る。
【0017】
【作用】本発明の熱転写記録媒体は、インキ層のバイン
ダーとして、特定の融点範囲及び溶融粘度範囲のシクロ
ペンタジエン樹脂とワックス類とを混合して使用するの
で、種々の異なる材料からなる被転写体の表面に容易に
熱転写して画像を形成することが可能となる。
ダーとして、特定の融点範囲及び溶融粘度範囲のシクロ
ペンタジエン樹脂とワックス類とを混合して使用するの
で、種々の異なる材料からなる被転写体の表面に容易に
熱転写して画像を形成することが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、この発明を実施例により具体的に説明
する。
する。
【0019】<実施例1>厚さ4.5μmの透明ポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に、以下に示す配合組
成の離型層形成用組成物を、グラビアコーターを用いて
1.5μm厚で塗工し、110℃で乾燥することにより
離型層を形成した。 離型層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カルナバワックス 25.5 マイクロワックス 8.5 パラフィンワックス 1.5 エチレン−酢酸ビニル共重合体 4.5 (コニシ株式会社製) 水 60.0
チレンテレフタレートフィルム上に、以下に示す配合組
成の離型層形成用組成物を、グラビアコーターを用いて
1.5μm厚で塗工し、110℃で乾燥することにより
離型層を形成した。 離型層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カルナバワックス 25.5 マイクロワックス 8.5 パラフィンワックス 1.5 エチレン−酢酸ビニル共重合体 4.5 (コニシ株式会社製) 水 60.0
【0020】上述した離型層12上に、さらに以下に示
す配合組成のインキ層形成用組成物を、ホットメルトグ
ラビアコーターを用いて、2.5μm厚で塗工してイン
キ層13を形成することにより画像形成用の熱転写記録
媒体15を得た。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) シクロペンタジエン樹脂 14.5 (三井石油化学工業株式会社製) カルナバワックス 60.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 10.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 2.5 (コニシ株式会社製)
す配合組成のインキ層形成用組成物を、ホットメルトグ
ラビアコーターを用いて、2.5μm厚で塗工してイン
キ層13を形成することにより画像形成用の熱転写記録
媒体15を得た。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) シクロペンタジエン樹脂 14.5 (三井石油化学工業株式会社製) カルナバワックス 60.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 10.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 2.5 (コニシ株式会社製)
【0021】得られた熱転写記録媒体を以下に説明する
ように評価した。被転写体として、ベック平滑度300
秒/10ccの被転写体A(普通紙:神崎製紙株式会社
製)とベック平滑度150秒/10ccの被転写体B
(普通紙:神崎製紙株式会社製)とベック平滑度200
秒/10ccの被転写体C(コート紙:神崎製紙株式会
社製)に対し、熱転写記録媒体とプリンター(B60
4:東京電機株式会社製)とを用いてバーコードパター
ンの熱転写を行った。得られた画像についてバーコード
読み取り装置(オートスキャン−6000:イーエム株
式会社製)で識別したときのPCS値[={(白バーの
反射率)−(黒バーの反射率)}/(白バーの反射
率)]を測定した。その結果を表1に示す。
ように評価した。被転写体として、ベック平滑度300
秒/10ccの被転写体A(普通紙:神崎製紙株式会社
製)とベック平滑度150秒/10ccの被転写体B
(普通紙:神崎製紙株式会社製)とベック平滑度200
秒/10ccの被転写体C(コート紙:神崎製紙株式会
社製)に対し、熱転写記録媒体とプリンター(B60
4:東京電機株式会社製)とを用いてバーコードパター
ンの熱転写を行った。得られた画像についてバーコード
読み取り装置(オートスキャン−6000:イーエム株
式会社製)で識別したときのPCS値[={(白バーの
反射率)−(黒バーの反射率)}/(白バーの反射
率)]を測定した。その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】 この場合、PCS値が高いほど、バーコード画像として
良好であることを示している。
良好であることを示している。
【0023】更に、被転写体A、B、Cに形成された画
像に対し、1000g負荷で1000回の学振試験を実
施し、その耐摩擦性をPCS値により判定した。この場
合、耐摩擦性が十分でないときには、黒バー部分が剥離
してPCS値が低下し、その低下が著しい場合には画像
を判断する事が不能となる。また、被転写体A、B、C
に対し、熱転写記録媒体とプリンター(大倉印字シミュ
レーター:大倉電機株式会社製)とを用いてベタパター
ンの熱転写を行ない得られた画像について、反射濃度計
(Macbeth RD918)によりMax濃度とそ
の時の印字エネルギーを測定した。その結果を表2に示
す。
像に対し、1000g負荷で1000回の学振試験を実
施し、その耐摩擦性をPCS値により判定した。この場
合、耐摩擦性が十分でないときには、黒バー部分が剥離
してPCS値が低下し、その低下が著しい場合には画像
を判断する事が不能となる。また、被転写体A、B、C
に対し、熱転写記録媒体とプリンター(大倉印字シミュ
レーター:大倉電機株式会社製)とを用いてベタパター
ンの熱転写を行ない得られた画像について、反射濃度計
(Macbeth RD918)によりMax濃度とそ
の時の印字エネルギーを測定した。その結果を表2に示
す。
【0024】
【表2】 この場合、反射濃度が高いほど、画像として良好である
事を示し、その時の印字エネルギーが低いほど、高感度
である事を示している。
事を示し、その時の印字エネルギーが低いほど、高感度
である事を示している。
【0025】表1、2から明らかなように、この実施例
の熱転写記録媒体は、何れの被転写体に対しても実用上
問題の無い画像を形成する事が出来た。また、耐摩擦性
も十分であることが分かった。
の熱転写記録媒体は、何れの被転写体に対しても実用上
問題の無い画像を形成する事が出来た。また、耐摩擦性
も十分であることが分かった。
【0026】<比較例1>インキ層形成用組成物として
以下に示す配合組成のものを使用する以外は、実施例1
と同様に熱転写記録媒体を製造した。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) ポリエステル樹脂 14.5 (ユニチカ株式会社製) カルナバワックス 60.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 10.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 2.5 (コニシ株式会社製)
以下に示す配合組成のものを使用する以外は、実施例1
と同様に熱転写記録媒体を製造した。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) ポリエステル樹脂 14.5 (ユニチカ株式会社製) カルナバワックス 60.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 10.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 2.5 (コニシ株式会社製)
【0027】得られた熱転写記録媒体について、被転写
体A、B、Cに対し、実施例1と同様にバーコードパタ
ーンとベタパターンの熱転写を行った。その結果を表
1、2に示す。表1、2からわかるように、この比較例
の熱転写記録媒体は、被転写体A、Cについては概ね良
好な画像を形成する事が出来るが、被転写体Bについて
は満足できる画像を形成することが出来なかった。な
お、耐摩擦性に関しては、実施例1とほぼ同様な結果と
なった。
体A、B、Cに対し、実施例1と同様にバーコードパタ
ーンとベタパターンの熱転写を行った。その結果を表
1、2に示す。表1、2からわかるように、この比較例
の熱転写記録媒体は、被転写体A、Cについては概ね良
好な画像を形成する事が出来るが、被転写体Bについて
は満足できる画像を形成することが出来なかった。な
お、耐摩擦性に関しては、実施例1とほぼ同様な結果と
なった。
【0028】<比較例2>インキ層形成用組成物として
以下に示す配合組成のものを使用する以外は、実施例1
と同様に熱転写記録媒体を製造した。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) カルナバワックス 65.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 18.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 4.0 (コニシ株式会社製)
以下に示す配合組成のものを使用する以外は、実施例1
と同様に熱転写記録媒体を製造した。 インキ層形成用組成物 成分名 使用量(重量部) カーボンブラック 13.0 (コロンビヤンカーボン株式会社製) カルナバワックス 65.0 (東洋ペトロライト株式会社製) パラフィンワックス 18.0 (コニシ株式会社製) ライスワックス 4.0 (コニシ株式会社製)
【0029】得られた熱転写記録媒体について、被転写
体A、B、Cに対し、実施例1と同様にバーコードパタ
ーンとベタパターンの熱転写を行った。その結果を表
1、2に示す。表1、2からわかるように、この比較例
の熱転写記録媒体は、被転写体A、B、Cについては概
ね良好な画像を形成する事が出来た。しかし、耐摩擦性
試験後においては、PCS値を読み取る事が出来ず、耐
摩擦性が不十分である事が分かる。
体A、B、Cに対し、実施例1と同様にバーコードパタ
ーンとベタパターンの熱転写を行った。その結果を表
1、2に示す。表1、2からわかるように、この比較例
の熱転写記録媒体は、被転写体A、B、Cについては概
ね良好な画像を形成する事が出来た。しかし、耐摩擦性
試験後においては、PCS値を読み取る事が出来ず、耐
摩擦性が不十分である事が分かる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、熱転写記録媒体中に
被転写体との接着層を必要とせず、種々の異なる材料か
らなる被転写体に容易に画像を形成する事が出来る。し
かも形成された画像に十分な耐摩擦性を付与することが
出来る等優れた熱転写記録媒体が得られた。
被転写体との接着層を必要とせず、種々の異なる材料か
らなる被転写体に容易に画像を形成する事が出来る。し
かも形成された画像に十分な耐摩擦性を付与することが
出来る等優れた熱転写記録媒体が得られた。
【図1】本発明の実施例における熱転写記録媒体の一例
を示す側面図である。
を示す側面図である。
10 …基材 12 …離型層 13 …インキ層 15 …熱転写記録媒体
フロントページの続き (72)発明者 吉田 真人 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】基材及びその上にインキ層が積層されてな
る熱転写記録媒体において、該インキ層が、着色顔料あ
るいは染料と、軟化点70〜120℃、溶融粘度100
〜250cps/200℃のシクロペンタジエン樹脂及び融
点が60〜120℃のワックス類を含有することを特徴
とする熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5228505A JPH0781243A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5228505A JPH0781243A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 熱転写記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0781243A true JPH0781243A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16877499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5228505A Pending JPH0781243A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781243A (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5228505A patent/JPH0781243A/ja active Pending
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