JPH0781372A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH0781372A JPH0781372A JP23301993A JP23301993A JPH0781372A JP H0781372 A JPH0781372 A JP H0781372A JP 23301993 A JP23301993 A JP 23301993A JP 23301993 A JP23301993 A JP 23301993A JP H0781372 A JPH0781372 A JP H0781372A
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- Japan
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- temperature
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- switch
- control
- air
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温冷感スイッチ操作時、制御状態に応じた制
御量で修正すると共に、この制御状態からスイッチ操作
の要因を推定して等価温度式を修正する車両用空調装置
を提供する。 【構成】 日射センサと、内外温度センサと、空調ダク
トに配設された送風ブロアと、ダクトの温冷風の混合比
を、開き角度の増減により変更するミックスドアとを備
えた車両用空調装置であって、乗員が操作する温冷感ス
イッチと、センサ検出値に基づき、等価温度演算式によ
り等価温度を演算する等価温度演算手段と、この温度と
目標温度とに基づき、総合値を演算する総合値演算手段
と、この総合値に基づき、ブロア、ドアを駆動制御する
制御手段と、総合手段のブロア制御信号とミックスドア
開度信号と、温冷感スイッチ入力とに基づき、各検出値
に対応する修正値が設定されているマップを参照して、
スイッチ操作時の制御状態に応じた各修正値を選択し、
演算式内の各評価係数を修正する評価係数修正手段とを
備えた。
御量で修正すると共に、この制御状態からスイッチ操作
の要因を推定して等価温度式を修正する車両用空調装置
を提供する。 【構成】 日射センサと、内外温度センサと、空調ダク
トに配設された送風ブロアと、ダクトの温冷風の混合比
を、開き角度の増減により変更するミックスドアとを備
えた車両用空調装置であって、乗員が操作する温冷感ス
イッチと、センサ検出値に基づき、等価温度演算式によ
り等価温度を演算する等価温度演算手段と、この温度と
目標温度とに基づき、総合値を演算する総合値演算手段
と、この総合値に基づき、ブロア、ドアを駆動制御する
制御手段と、総合手段のブロア制御信号とミックスドア
開度信号と、温冷感スイッチ入力とに基づき、各検出値
に対応する修正値が設定されているマップを参照して、
スイッチ操作時の制御状態に応じた各修正値を選択し、
演算式内の各評価係数を修正する評価係数修正手段とを
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗員の体感状態を指示
入力する温冷感スイッチを備えた車両用空調装置に関
し、特に、このスイッチ操作時の該装置の制御情報とス
イッチ入力とに基づき、空調制御の修正量を可変とした
ものである。
入力する温冷感スイッチを備えた車両用空調装置に関
し、特に、このスイッチ操作時の該装置の制御情報とス
イッチ入力とに基づき、空調制御の修正量を可変とした
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用空調装置の制御方法とし
ては、各種の環境センサを設け、これらのセンサからの
検出値を、等価温度演算式を用いて等価温度を算定し、
この等価温度により乗員が体感する温度を推定し、この
体感温度を快適温度となるようしたものが知られてい
る。すなわち、各種センサより得られる車外の自然環境
や車内の空調環境の情報から、乗員の体感状態を推定
し、この空調制御を修正することにより、快適な体感を
得られるようにしている。
ては、各種の環境センサを設け、これらのセンサからの
検出値を、等価温度演算式を用いて等価温度を算定し、
この等価温度により乗員が体感する温度を推定し、この
体感温度を快適温度となるようしたものが知られてい
る。すなわち、各種センサより得られる車外の自然環境
や車内の空調環境の情報から、乗員の体感状態を推定
し、この空調制御を修正することにより、快適な体感を
得られるようにしている。
【0003】このような車両用空調装置としては、車内
温度を変更する冷暖房システムや送風ブロア等からなる
各種の空調機器と、車室内への入射日光を受光し日射量
を検出する日射センサ、空調ダクトに設けられた内気及
び外気温度センサ、車内温度を検出する車室温度センサ
等からなる各種の環境センサ群と、これらのセンサ群か
らの検出値を評価演算する等価温度演算手段と、この等
価温度演算値と快適目標値に基づき、総合値を演算する
総合値演算手段と、この総合値に基づき、空調機器群を
駆動制御する制御値を演算する制御手段とから構成され
ている。
温度を変更する冷暖房システムや送風ブロア等からなる
各種の空調機器と、車室内への入射日光を受光し日射量
を検出する日射センサ、空調ダクトに設けられた内気及
び外気温度センサ、車内温度を検出する車室温度センサ
等からなる各種の環境センサ群と、これらのセンサ群か
らの検出値を評価演算する等価温度演算手段と、この等
価温度演算値と快適目標値に基づき、総合値を演算する
総合値演算手段と、この総合値に基づき、空調機器群を
駆動制御する制御値を演算する制御手段とから構成され
ている。
【0004】そして、空調装置をオートモードにより始
動すると、予め設定された快適な体感温度である目標温
度が、総合値演算手段に読込まれる。次に、各種センサ
から連続入力される検出値から、等価温度演算手段が等
価温度演算式を用いて、等価温度を演算する。そして、
この等価温度を目標温度に一致させるように総合値演算
手段が総合値を演算し、この総合値に基づいて制御手段
が各空調機器を駆動制御する。つまり、センサ群からの
検出値を演算し推定した体感温度を、常時、快適な目標
温度に一致させるような空調制御が行なわれていた。
動すると、予め設定された快適な体感温度である目標温
度が、総合値演算手段に読込まれる。次に、各種センサ
から連続入力される検出値から、等価温度演算手段が等
価温度演算式を用いて、等価温度を演算する。そして、
この等価温度を目標温度に一致させるように総合値演算
手段が総合値を演算し、この総合値に基づいて制御手段
が各空調機器を駆動制御する。つまり、センサ群からの
検出値を演算し推定した体感温度を、常時、快適な目標
温度に一致させるような空調制御が行なわれていた。
【0005】したがって、日射などの自然環境が変動し
た場合には、この変化量をセンサが検出し、この変化し
た検出値により等価温度演算式の等価温度が変更され、
車内温度が自動的に修正される場合がある。つまり、自
然環境の変動を検出して、自動的に空調環境の快適性が
維持できるようにしている。
た場合には、この変化量をセンサが検出し、この変化し
た検出値により等価温度演算式の等価温度が変更され、
車内温度が自動的に修正される場合がある。つまり、自
然環境の変動を検出して、自動的に空調環境の快適性が
維持できるようにしている。
【0006】また、性別や服装などの個人差により、各
乗員の体感温度と、人間の平均的な体感を想定した等価
温度演算式による等価温度とは異なる場合があり、この
温度差により快適性が維持されない場合がある。このた
め、上記空調装置には、手動操作による目標温度の変更
スイッチを設けている。すなわち、空調制御から得られ
る一般的な体感温度を、乗員毎に個性的な体感温度に一
致させるために、空調装置の目標温度を、乗員が変更で
きるようにしている。これは例えば、空調制御のオート
作動時に、乗員が暑いと体感している場合には、乗員の
スイッチ操作により、空調装置の目標温度を、ある所定
値だけ降下させ、他方、乗員が涼し過ぎると体感してい
る場合には、この目標温度を、ある所定値だけ上昇させ
ている。そして、乗員により修正された目標値に基づき
空調制御を行なって、各乗員が要望する空調環境の快適
性を保つようにしていた。
乗員の体感温度と、人間の平均的な体感を想定した等価
温度演算式による等価温度とは異なる場合があり、この
温度差により快適性が維持されない場合がある。このた
め、上記空調装置には、手動操作による目標温度の変更
スイッチを設けている。すなわち、空調制御から得られ
る一般的な体感温度を、乗員毎に個性的な体感温度に一
致させるために、空調装置の目標温度を、乗員が変更で
きるようにしている。これは例えば、空調制御のオート
作動時に、乗員が暑いと体感している場合には、乗員の
スイッチ操作により、空調装置の目標温度を、ある所定
値だけ降下させ、他方、乗員が涼し過ぎると体感してい
る場合には、この目標温度を、ある所定値だけ上昇させ
ている。そして、乗員により修正された目標値に基づき
空調制御を行なって、各乗員が要望する空調環境の快適
性を保つようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した空
調装置においては、乗員のスイッチ操作により、空調装
置の目標温度を一定単位毎に変更していることにより、
各乗員毎に特徴性がある快適な体感温度に一致せず微妙
に異なる場合があり、充分な快適性が得られなくなると
いう不都合が生じた。また、この温度の変更量を、数値
入力とすることもできる。しかし、この場合には、温度
修正が乗員の感覚により行なわれ、この感覚量を温度の
修正量に正確に換算することが困難なので、調節操作が
難しく、操作ミスしやすくなり、この操作ミスによって
快適性を損なうおそれがある。
調装置においては、乗員のスイッチ操作により、空調装
置の目標温度を一定単位毎に変更していることにより、
各乗員毎に特徴性がある快適な体感温度に一致せず微妙
に異なる場合があり、充分な快適性が得られなくなると
いう不都合が生じた。また、この温度の変更量を、数値
入力とすることもできる。しかし、この場合には、温度
修正が乗員の感覚により行なわれ、この感覚量を温度の
修正量に正確に換算することが困難なので、調節操作が
難しく、操作ミスしやすくなり、この操作ミスによって
快適性を損なうおそれがある。
【0008】また、この目標温度を変更する原因が、車
外の環境変化によって生じる体感変化の場合には、この
特定の環境要因を空調装置に指示せずに行なわれる。こ
れと同時的に空調装置は、等価温度演算式により、この
環境変化が反映された等価温度を算定している。したが
って、この演算式の評価傾向を修正せずに目標温度を変
更することは、乗員の体感を推定する等価温度の本来の
目的が、達成されていないことになる。また、予め快適
な体感温度とされている目標温度を変更することは、こ
の目標温度を中心に設計されている制御システムの精妙
な全体バランスを損なうおそれがある。
外の環境変化によって生じる体感変化の場合には、この
特定の環境要因を空調装置に指示せずに行なわれる。こ
れと同時的に空調装置は、等価温度演算式により、この
環境変化が反映された等価温度を算定している。したが
って、この演算式の評価傾向を修正せずに目標温度を変
更することは、乗員の体感を推定する等価温度の本来の
目的が、達成されていないことになる。また、予め快適
な体感温度とされている目標温度を変更することは、こ
の目標温度を中心に設計されている制御システムの精妙
な全体バランスを損なうおそれがある。
【0009】そこで、本発明は、温冷感スイッチ操作時
に、空調装置の制御状態に応じた制御量による修正を行
なうと共に、この制御状態からスイッチ操作の要因を推
定して等価温度式を修正する車両用空調装置を提供する
ことを目的としている。
に、空調装置の制御状態に応じた制御量による修正を行
なうと共に、この制御状態からスイッチ操作の要因を推
定して等価温度式を修正する車両用空調装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空調装置
は、日射量を検出する日射センサと、車室内外温度セン
サと、空調ダクトに配設された送風ブロアと、上記ダク
トの冷風と温風との混合比を、開き角度の増減により変
更するミックスドアとを備えた車両用空調装置であっ
て、乗員が暑いと感じたとき又は寒いと感じたときに操
作する温冷感スイッチと、各種センサの検出値に基づ
き、所定の等価温度演算式により等価温度を演算する等
価温度演算手段と、この等価温度と予め設定された目標
温度とに基づき、総合制御値を演算する総合値演算手段
と、この総合値に基づき、上記ブロア及びミックスドア
を駆動制御する制御手段と、上記総合値演算手段のブロ
ア制御信号とミックスドア開度信号と、上記温冷感スイ
ッチのスイッチ入力とに基づき、各検出値に対応する修
正値が設定されているマップを参照して、上記スイッチ
操作時の空調制御の状態に応じた各修正値を選択し、上
記等価温度演算式内の各評価係数を修正する評価係数修
正手段とを備えた構成とされている。
は、日射量を検出する日射センサと、車室内外温度セン
サと、空調ダクトに配設された送風ブロアと、上記ダク
トの冷風と温風との混合比を、開き角度の増減により変
更するミックスドアとを備えた車両用空調装置であっ
て、乗員が暑いと感じたとき又は寒いと感じたときに操
作する温冷感スイッチと、各種センサの検出値に基づ
き、所定の等価温度演算式により等価温度を演算する等
価温度演算手段と、この等価温度と予め設定された目標
温度とに基づき、総合制御値を演算する総合値演算手段
と、この総合値に基づき、上記ブロア及びミックスドア
を駆動制御する制御手段と、上記総合値演算手段のブロ
ア制御信号とミックスドア開度信号と、上記温冷感スイ
ッチのスイッチ入力とに基づき、各検出値に対応する修
正値が設定されているマップを参照して、上記スイッチ
操作時の空調制御の状態に応じた各修正値を選択し、上
記等価温度演算式内の各評価係数を修正する評価係数修
正手段とを備えた構成とされている。
【0011】
【作用】本発明によれば、乗員が不快時に体感入力する
温冷感スイッチと、このスイッチ入力により参照される
スイッチ入力の区別と、ブロア制御信号とミックスドア
開度信号の制御状態とに応じた係数修正マップを設ける
ことにより、このスイッチ操作時の制御情報と体感入力
とに基づいたマップ参照によって、各修正値を決定し、
この各修正値により等価温度演算式内の対応する評価係
数を、同時に複合的に修正している。すなわち、内外環
境を評価した結果である制御状態から、実際の内外環境
を推定し、空調制御の修正要求が一つ又は複数の環境要
因からであるとして、この要因に対応した演算式の評価
を修正している。そして、この修正された演算式によ
り、等価温度が修正演算され、この修正された等価温度
に基づき、総合値演算手段により空調機器を駆動制御す
るので、車内温度などが変更される。
温冷感スイッチと、このスイッチ入力により参照される
スイッチ入力の区別と、ブロア制御信号とミックスドア
開度信号の制御状態とに応じた係数修正マップを設ける
ことにより、このスイッチ操作時の制御情報と体感入力
とに基づいたマップ参照によって、各修正値を決定し、
この各修正値により等価温度演算式内の対応する評価係
数を、同時に複合的に修正している。すなわち、内外環
境を評価した結果である制御状態から、実際の内外環境
を推定し、空調制御の修正要求が一つ又は複数の環境要
因からであるとして、この要因に対応した演算式の評価
を修正している。そして、この修正された演算式によ
り、等価温度が修正演算され、この修正された等価温度
に基づき、総合値演算手段により空調機器を駆動制御す
るので、車内温度などが変更される。
【0012】したがって、空調環境の快適性が不十分な
ために、乗員が温冷感スイッチを操作すると、このスイ
ッチ操作時点における制御情報と温冷感スイッチ入力に
応じた各検出値毎の修正値により、各検出値を評価換算
する等価温度演算式内の各評価係数を、同時に複合的に
修正しているので、乗員が現在作動中の空調制御をどの
ように評価しているか、及び、個人によって異なる体感
傾向も、等価温度演算式に組込むことができる。したが
って、温冷感スイッチ操作のみで、演算式の評価傾向が
乗員の体感に準じるので、良好な修正の操作性が得られ
る。また、乗員の体感を推定する等価温度演算式の評価
傾向を修正することによって、演算される等価温度を変
更し、新たな温度に空調制御しているので、設計時に設
定された目標温度を変更せずに済むこととなり、制御の
全体バランスを良好に維持できる。
ために、乗員が温冷感スイッチを操作すると、このスイ
ッチ操作時点における制御情報と温冷感スイッチ入力に
応じた各検出値毎の修正値により、各検出値を評価換算
する等価温度演算式内の各評価係数を、同時に複合的に
修正しているので、乗員が現在作動中の空調制御をどの
ように評価しているか、及び、個人によって異なる体感
傾向も、等価温度演算式に組込むことができる。したが
って、温冷感スイッチ操作のみで、演算式の評価傾向が
乗員の体感に準じるので、良好な修正の操作性が得られ
る。また、乗員の体感を推定する等価温度演算式の評価
傾向を修正することによって、演算される等価温度を変
更し、新たな温度に空調制御しているので、設計時に設
定された目標温度を変更せずに済むこととなり、制御の
全体バランスを良好に維持できる。
【0013】また、スイッチ操作時の制御状態と、乗員
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合に、修正を禁止して、制御がアンバ
ランスとなることを防止できる。また、風量等ある一つ
の制御の効果が過大なために乗員が不快となっていると
推定して、この影響の評価を増大させて、この過大な効
果を即座に減少することができ、スイッチ操作の効果が
より有効となるようにできる。すなわち、乗員の要望に
迅速かつ確実に答える修正をすることができ、制御の修
正を効率良く行なえる。
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合に、修正を禁止して、制御がアンバ
ランスとなることを防止できる。また、風量等ある一つ
の制御の効果が過大なために乗員が不快となっていると
推定して、この影響の評価を増大させて、この過大な効
果を即座に減少することができ、スイッチ操作の効果が
より有効となるようにできる。すなわち、乗員の要望に
迅速かつ確実に答える修正をすることができ、制御の修
正を効率良く行なえる。
【0014】さらに、個々の環境による体感への影響を
判別していたのが、一つの環境要因による影響によるも
のにとどまらず、複合的な影響によるものとして、相互
に関連性のある複合的な影響評価の修正が行なわれるこ
とになり、より統合的に高度な空調制御が行われること
になる。
判別していたのが、一つの環境要因による影響によるも
のにとどまらず、複合的な影響によるものとして、相互
に関連性のある複合的な影響評価の修正が行なわれるこ
とになり、より統合的に高度な空調制御が行われること
になる。
【0015】
【実施例】以下に本発明を、図1ないし図6に示す一実
施例に基づき説明する。本実施例の車両用空調装置10
は、図1に示すように、ダクト11に設けられた各種の
空調機器と、これらの機器を駆動制御するコントロール
ユニット12とから構成されている。ダクト11の最上
流側(図中左側)には、内気入口13と外気入口14と
が設けられ、この空気導入口13,14を切換えるイン
テークドア15が配設されている。また、このダクト1
1内の上流側から下流側へ順次、送風ブロア16、エバ
ポレータ17、ミックスドア18、ヒータコア19が配
設されている。さらに、ダクト11の最下流側(図中右
側)には、車室20に連通するベント吹出口21、デフ
ロスタ吹出口22、フート吹出口23が設けられてい
る。これらの吹出口21,22,23は、モード切換え用
の切換えドア24a,24b,24cが設けられ、開閉動
作するようになっている。
施例に基づき説明する。本実施例の車両用空調装置10
は、図1に示すように、ダクト11に設けられた各種の
空調機器と、これらの機器を駆動制御するコントロール
ユニット12とから構成されている。ダクト11の最上
流側(図中左側)には、内気入口13と外気入口14と
が設けられ、この空気導入口13,14を切換えるイン
テークドア15が配設されている。また、このダクト1
1内の上流側から下流側へ順次、送風ブロア16、エバ
ポレータ17、ミックスドア18、ヒータコア19が配
設されている。さらに、ダクト11の最下流側(図中右
側)には、車室20に連通するベント吹出口21、デフ
ロスタ吹出口22、フート吹出口23が設けられてい
る。これらの吹出口21,22,23は、モード切換え用
の切換えドア24a,24b,24cが設けられ、開閉動
作するようになっている。
【0016】上記送風ブロア16は、電動モータ16a
により回転駆動され、このモータ16aへの供給電圧を
増減することにより、モータ回転速度を変化させて、ダ
クト11内の送風量を調節している。したがって、この
モータ電圧を検出することにより、上記吹出し口21,
22,23から車室20に吹出す気流速を推定すること
ができる。
により回転駆動され、このモータ16aへの供給電圧を
増減することにより、モータ回転速度を変化させて、ダ
クト11内の送風量を調節している。したがって、この
モータ電圧を検出することにより、上記吹出し口21,
22,23から車室20に吹出す気流速を推定すること
ができる。
【0017】上記エバポレータ17は、コンプレッサ2
5、コンデンサ26、レシーバタンク27、膨張弁28
とが、順次、配管により接続され、これらの内部に冷媒
を循環通流する冷房システムを構成している。このコン
プレッサ25は、走行用エンジン30により駆動され、
このコンプレッサ25により冷媒を圧縮送流している。
そして、この冷媒が圧縮膨張されることにより、エバポ
レータ17を通過する空気と低温の冷媒間とで熱交換が
行なわれ、ダクト11内の導入空気を冷却するようにな
っている。
5、コンデンサ26、レシーバタンク27、膨張弁28
とが、順次、配管により接続され、これらの内部に冷媒
を循環通流する冷房システムを構成している。このコン
プレッサ25は、走行用エンジン30により駆動され、
このコンプレッサ25により冷媒を圧縮送流している。
そして、この冷媒が圧縮膨張されることにより、エバポ
レータ17を通過する空気と低温の冷媒間とで熱交換が
行なわれ、ダクト11内の導入空気を冷却するようにな
っている。
【0018】上記ヒータコア19は、走行用エンジン3
0、ラジエータ31とが配管により接続され、これらの
内部にエンジン冷却水を循環通流する暖房システムを構
成している。すなわち、エンジン放熱用の冷却水がヒー
タコア19に供給され、この高温の冷却水によりヒータ
コア19を通過した空気を加温するようになっている。
また、このヒータコア19には、ヒータコア通風面部を
開閉するミックスドア18が設けられ、このミックスド
ア18は開閉角度が調節可能になっている。したがっ
て、ヒータコア19を通過して加温される空気と、バイ
パスする空気との比率は、このミックスドア18の開度
により設定され、この混合比率により全風量に占める熱
風の割合を加減して、送風温度を調節している。尚、3
2は、ヒータコア19への冷却水の供給流量を調整する
調節弁である。
0、ラジエータ31とが配管により接続され、これらの
内部にエンジン冷却水を循環通流する暖房システムを構
成している。すなわち、エンジン放熱用の冷却水がヒー
タコア19に供給され、この高温の冷却水によりヒータ
コア19を通過した空気を加温するようになっている。
また、このヒータコア19には、ヒータコア通風面部を
開閉するミックスドア18が設けられ、このミックスド
ア18は開閉角度が調節可能になっている。したがっ
て、ヒータコア19を通過して加温される空気と、バイ
パスする空気との比率は、このミックスドア18の開度
により設定され、この混合比率により全風量に占める熱
風の割合を加減して、送風温度を調節している。尚、3
2は、ヒータコア19への冷却水の供給流量を調整する
調節弁である。
【0019】そして、車室20内へ連通する吹出しモー
ド切換用の各切換ドア24a,24b,24cにより、ベ
ント吹出口21、デフロスタ吹出口22、フート吹出口
23の開閉が選択され、この選択された吹出し口から、
調和された空気が車室20内に送出される。
ド切換用の各切換ドア24a,24b,24cにより、ベ
ント吹出口21、デフロスタ吹出口22、フート吹出口
23の開閉が選択され、この選択された吹出し口から、
調和された空気が車室20内に送出される。
【0020】また、上記コントロールユニット12に
は、外気温度Tambを検出する外気温度センサ42、内
気温度Tinc(車室20内の温度)を検出する内気温度
センサ43、日射量Qsnを検出する日射センサ44が接
続されるとともに、空調装置10の作動状態の表示及び
乗員の指示入力用の操作パネル33が接続されている。
は、外気温度Tambを検出する外気温度センサ42、内
気温度Tinc(車室20内の温度)を検出する内気温度
センサ43、日射量Qsnを検出する日射センサ44が接
続されるとともに、空調装置10の作動状態の表示及び
乗員の指示入力用の操作パネル33が接続されている。
【0021】この操作パネル33は、車室20のダッシ
ュボード中央付近など、乗員の視認・操作しやすいとこ
ろに設置され、乗員が確認しながら空調装置10を操作
できるようになっている。また、操作パネル33は、図
2に示すように、液晶などを用いた表示部34と操作ス
イッチ群35とから構成されている。この表示部34に
は、操作スイッチ群35により設定された作動モードや
温度など、現在の空調装置10の作動状態が、文字及び
図形情報として表示され、作動状況が容易に把握できる
ようになっている。また、操作スイッチ群35は、下列
に配置された各種設定スイッチ36と、操作パネル33
の右側に配置されたオート・モードのオートスイッチ3
7とオフ・モードのオフスイッチ38とから構成されて
いる。
ュボード中央付近など、乗員の視認・操作しやすいとこ
ろに設置され、乗員が確認しながら空調装置10を操作
できるようになっている。また、操作パネル33は、図
2に示すように、液晶などを用いた表示部34と操作ス
イッチ群35とから構成されている。この表示部34に
は、操作スイッチ群35により設定された作動モードや
温度など、現在の空調装置10の作動状態が、文字及び
図形情報として表示され、作動状況が容易に把握できる
ようになっている。また、操作スイッチ群35は、下列
に配置された各種設定スイッチ36と、操作パネル33
の右側に配置されたオート・モードのオートスイッチ3
7とオフ・モードのオフスイッチ38とから構成されて
いる。
【0022】この設定スイッチ36は、同図中の左側か
ら右側へ、順次、説明すると、乗員の性別を入力する性
別スイッチ36a、着衣量の程度を入力する服装スイッ
チ36b、吹出し口からの風量を調節するブロア・スイ
ッチ36c、吹出し口モードを選択する吹出し口モード
・スイッチ36d、コンプレッサの動作モードを切換え
るA/Cスイッチ36e、内外気循環を選択する内外気
切換えスイッチ36f、吹出し口をデフロスタに固定す
るデフ・スイッチ36gとから構成されている。
ら右側へ、順次、説明すると、乗員の性別を入力する性
別スイッチ36a、着衣量の程度を入力する服装スイッ
チ36b、吹出し口からの風量を調節するブロア・スイ
ッチ36c、吹出し口モードを選択する吹出し口モード
・スイッチ36d、コンプレッサの動作モードを切換え
るA/Cスイッチ36e、内外気循環を選択する内外気
切換えスイッチ36f、吹出し口をデフロスタに固定す
るデフ・スイッチ36gとから構成されている。
【0023】そして、オートモード・スイッチ37と表
示パネル33の中間には、温冷感スイッチ39である寒
い時/暑い時スイッチ39a,39bが、個別に設けら
れている。この温冷感スイッチ39はプッシュ・オン式
のスイッチであり、複数回数のオン入力操作ができるよ
うになっている。そして、この温冷感スイッチ39の操
作により、後述する本願の等価温度演算式内の評価係数
を修正する修正ルーチンの処理が開始されるようになっ
ている。
示パネル33の中間には、温冷感スイッチ39である寒
い時/暑い時スイッチ39a,39bが、個別に設けら
れている。この温冷感スイッチ39はプッシュ・オン式
のスイッチであり、複数回数のオン入力操作ができるよ
うになっている。そして、この温冷感スイッチ39の操
作により、後述する本願の等価温度演算式内の評価係数
を修正する修正ルーチンの処理が開始されるようになっ
ている。
【0024】再び図1に示すように、上記コントロール
ユニット12は、I/Oポート,CPU,メモリなどを有
するマイクロコンピュータと、各入力信号をデジタル変
換するA/D変換器などと、上述した各種の空調機器の
駆動を制御する駆動回路とを備えている。そして、空調
装置をオートで作動させる場合には、各センサ42,4
3,44からの入力データTamb,Tinc,Qsn により等価
温度Teqが演算され、この等価温度Teqと目標温度Tre
fとから総合演算値Xが演算される。そして、この総合
演算値Xに基づいた各制御信号により、各種空調機器で
あるインテークドア15、送風ブロア16、コンプレッ
サ25、ミックスドア18、モードドア24a,24b,
24cの各制御が行なわれる。尚、図1中、51,52,
53は、それぞれのドアを開閉動作させるアクチュエー
タを示し、54は送風ブロア・モータ16aの供給電圧
を増減する可変抵抗器を示し、それぞれコントロールユ
ニット12により動作が制御される。また、コントロー
ルユニット12のマイクロコンピュータにより、等価温
度演算手段と、等価温度演算係数修正手段と、総合値演
算手段と、空調機器の制御手段とが構成されている。
ユニット12は、I/Oポート,CPU,メモリなどを有
するマイクロコンピュータと、各入力信号をデジタル変
換するA/D変換器などと、上述した各種の空調機器の
駆動を制御する駆動回路とを備えている。そして、空調
装置をオートで作動させる場合には、各センサ42,4
3,44からの入力データTamb,Tinc,Qsn により等価
温度Teqが演算され、この等価温度Teqと目標温度Tre
fとから総合演算値Xが演算される。そして、この総合
演算値Xに基づいた各制御信号により、各種空調機器で
あるインテークドア15、送風ブロア16、コンプレッ
サ25、ミックスドア18、モードドア24a,24b,
24cの各制御が行なわれる。尚、図1中、51,52,
53は、それぞれのドアを開閉動作させるアクチュエー
タを示し、54は送風ブロア・モータ16aの供給電圧
を増減する可変抵抗器を示し、それぞれコントロールユ
ニット12により動作が制御される。また、コントロー
ルユニット12のマイクロコンピュータにより、等価温
度演算手段と、等価温度演算係数修正手段と、総合値演
算手段と、空調機器の制御手段とが構成されている。
【0025】次に、全体の空調制御を、図3に示すフロ
ーチャートに基づき説明する。まず、空調装置10が始
動されると、このメインルーチンに従って空調制御が開
始され、ステップP100において、マイクロコンピュ
ータの自己診断テストや各種制御値の初期設定が行なわ
れ動作準備を整える。そして、ステップP200では、
各センサ42,43,44及び操作パネル33からの検出
/設定信号が読込まれる。次に、ステップP300で
は、操作パネル33の温冷感スイッチ39操作判定が行
なわれ、この操作があった場合は、空調装置の作動状態
に応じて、等価演算式内の評価係数が修正される。さら
に、ステップP400において、この修正または無修正
の等価演算式により等価温度Teqが演算される。そし
て、ステップP500において、この等価温度Teqを目
標等価温度Trefに一致させるように、空調装置10全
体を制御する総合演算値Xが演算される。尚、この目標
等価温度Trefは、乗員の快適な体感温度である23℃
に初期化され固定されている。最後に、ステップP60
0では、この総合演算値Xに基づき、コントロールユニ
ット12により、インテークドア15、ブロア16、コ
ンプレッサ25、ミックスドア18、モードドア24
a,24b,24cなどの駆動が制御される。
ーチャートに基づき説明する。まず、空調装置10が始
動されると、このメインルーチンに従って空調制御が開
始され、ステップP100において、マイクロコンピュ
ータの自己診断テストや各種制御値の初期設定が行なわ
れ動作準備を整える。そして、ステップP200では、
各センサ42,43,44及び操作パネル33からの検出
/設定信号が読込まれる。次に、ステップP300で
は、操作パネル33の温冷感スイッチ39操作判定が行
なわれ、この操作があった場合は、空調装置の作動状態
に応じて、等価演算式内の評価係数が修正される。さら
に、ステップP400において、この修正または無修正
の等価演算式により等価温度Teqが演算される。そし
て、ステップP500において、この等価温度Teqを目
標等価温度Trefに一致させるように、空調装置10全
体を制御する総合演算値Xが演算される。尚、この目標
等価温度Trefは、乗員の快適な体感温度である23℃
に初期化され固定されている。最後に、ステップP60
0では、この総合演算値Xに基づき、コントロールユニ
ット12により、インテークドア15、ブロア16、コ
ンプレッサ25、ミックスドア18、モードドア24
a,24b,24cなどの駆動が制御される。
【0026】まず、等価温度演算ルーチンの等価温度演
算式を説明し、次に、この演算式の係数をマップ参照に
より修正する修正ルーチンを説明する。すなわち、等価
温度演算ルーチンP400において、等価温度Teqが、
次に示す等価温度演算式により演算される。
算式を説明し、次に、この演算式の係数をマップ参照に
より修正する修正ルーチンを説明する。すなわち、等価
温度演算ルーチンP400において、等価温度Teqが、
次に示す等価温度演算式により演算される。
【0027】Teq=A・Tinc+B・Trad+(C−D・√
Va)・(E−Tinc)/(1+Icl) このように演算式は3つの項から成立し、これらの各項
は、乗員の体感に対する温度の影響、日射等の輻射熱の
影響、気流速の影響を、それぞれ評価して等価温度に換
算している。また、各項のA,B,Dは評価係数を示し、
初期値が設定され、これらの評価係数A,B,Dは、後述
する修正ルーチンにより更新修正される場合がある。ま
た、C,Eは定数であり、Cは0.24、Eは36.5の
ように一定値に固定されている。
Va)・(E−Tinc)/(1+Icl) このように演算式は3つの項から成立し、これらの各項
は、乗員の体感に対する温度の影響、日射等の輻射熱の
影響、気流速の影響を、それぞれ評価して等価温度に換
算している。また、各項のA,B,Dは評価係数を示し、
初期値が設定され、これらの評価係数A,B,Dは、後述
する修正ルーチンにより更新修正される場合がある。ま
た、C,Eは定数であり、Cは0.24、Eは36.5の
ように一定値に固定されている。
【0028】この式の第1項は、内気温度センサ42か
らの内気温度Tincにより、実際に制御された温度の影
響を、体感温度に換算し評価している。ここに用いる評
価係数Aは、初期値として0.55が設定されている。
らの内気温度Tincにより、実際に制御された温度の影
響を、体感温度に換算し評価している。ここに用いる評
価係数Aは、初期値として0.55が設定されている。
【0029】次に、第2項は、日射などの輻射熱の影響
を主に評価し、体感温度に換算している。このTrad
は、平均輻射温度(℃)を示し、次式から演算される。
を主に評価し、体感温度に換算している。このTrad
は、平均輻射温度(℃)を示し、次式から演算される。
【0030】Trad=K1・Tb+K2・Qsn ここで、Tbは、車体内部壁温度(℃)を示し、Qsn
は、日射センサ43からの日射量(Kcal/m2h)
を示し、K1,K2は固定された定数である。
は、日射センサ43からの日射量(Kcal/m2h)
を示し、K1,K2は固定された定数である。
【0031】この車体内部壁温度Tbは、次式から演算
される。
される。
【0032】M・dTb/dT=Ka・[dQsn−Kb・(Tb
−Tamb)−K3・(Tb−Tinc)〕 このようにして、Tradが演算され、このTradに評価係
数Bが乗算される。この評価係数Bは、0.45が初期
値として設定されている。また、M,Ka,Kb,K3は、一定
の定数である。
−Tamb)−K3・(Tb−Tinc)〕 このようにして、Tradが演算され、このTradに評価係
数Bが乗算される。この評価係数Bは、0.45が初期
値として設定されている。また、M,Ka,Kb,K3は、一定
の定数である。
【0033】さらに、第3項は、車室20内の気流速の
影響を主に評価し、体感温度に換算している。ここで、
Vaは気流速を示し、Iclは着衣量を示す。気流速Va
は、送風ブロア16のモータ供給電圧Vfanから、次式
により演算される。
影響を主に評価し、体感温度に換算している。ここで、
Vaは気流速を示し、Iclは着衣量を示す。気流速Va
は、送風ブロア16のモータ供給電圧Vfanから、次式
により演算される。
【0034】Va=K4・Vfan ここで、K4は固定された換算定数である。尚、このよう
に本実施例では、気流速Vaを、モータ電圧Vfanから換
算し推定して求めているが、新たに気流速センサを設
け、このセンサによって気流速Vaを直接的に求めても
よい。
に本実施例では、気流速Vaを、モータ電圧Vfanから換
算し推定して求めているが、新たに気流速センサを設
け、このセンサによって気流速Vaを直接的に求めても
よい。
【0035】次に、着衣量Iclは、外気温度センサ42
の外気温度Tambから、図4に示す特性図を参照して推
定される。この推定された着衣量Iclは、乗員により操
作パネル33の服装スイッチ36bによって修正される
場合がある。
の外気温度Tambから、図4に示す特性図を参照して推
定される。この推定された着衣量Iclは、乗員により操
作パネル33の服装スイッチ36bによって修正される
場合がある。
【0036】このように上式と特性図などから、等価温
度演算式の第3項が演算され、この第3項内の一つの係
数として評価係数Dが乗算されている。この評価係数D
は、初期値として0.75が設定されている。
度演算式の第3項が演算され、この第3項内の一つの係
数として評価係数Dが乗算されている。この評価係数D
は、初期値として0.75が設定されている。
【0037】そして、このように演算された等価温度T
eqを、目標温度Trefに一致させるように制御が行なわ
れる。この目標温度Trefは、既定値として、乗員の快
適な体感温度の平均値である23℃に固定されて設定さ
れている。そして、空調環境の快適性が不十分なときに
は、乗員が温冷感スイッチ39を操作するので、このス
イッチ39操作により修正ルーチンに処理が移行して、
上述した等価温度演算式の評価係数A,B,Dが更新修正
される場合がある。
eqを、目標温度Trefに一致させるように制御が行なわ
れる。この目標温度Trefは、既定値として、乗員の快
適な体感温度の平均値である23℃に固定されて設定さ
れている。そして、空調環境の快適性が不十分なときに
は、乗員が温冷感スイッチ39を操作するので、このス
イッチ39操作により修正ルーチンに処理が移行して、
上述した等価温度演算式の評価係数A,B,Dが更新修正
される場合がある。
【0038】すなわち、この修正ルーチンは、図5のフ
ローチャートに示すように、まず、ステップP301に
おいて、乗員が温冷感スイッチ39を操作したかどうか
が判別される。そして、スイッチ操作された場合には、
処理がステップP302に進み、等価温度演算式に用い
られている各評価係数の修正処理が行なわれる。他方、
スイッチ操作されない場合には、この修正ルーチンを終
了し、係数の修正を行なわずにメインルーチンに復帰す
る。
ローチャートに示すように、まず、ステップP301に
おいて、乗員が温冷感スイッチ39を操作したかどうか
が判別される。そして、スイッチ操作された場合には、
処理がステップP302に進み、等価温度演算式に用い
られている各評価係数の修正処理が行なわれる。他方、
スイッチ操作されない場合には、この修正ルーチンを終
了し、係数の修正を行なわずにメインルーチンに復帰す
る。
【0039】このステップP302においては、図6に
示すマップを参照して、修正値が求められ、この修正値
により等価温度演算式の評価係数が更新修正される。こ
の図6のマップは、上段の制御状態グラフと、下段の修
正値表とから構成される。そして、この上段のグラフに
より、スイッチ操作時点の制御状態が選択され、次に、
下段の修正値表により、この選択された制御状態と、乗
員が操作したスイッチの区別とから、評価係数の各修正
値a,b,dと設定表示補正値Tsが選択される。これら
の各修正値a,b,dは、等価温度演算式の各評価係数
A,B,Dに、それぞれ、加算され、更新修正する。これ
らの評価係数の修正値a,b,dは、乗員の体感に対する
温度による影響の評価係数A、日射等の輻射熱による影
響の評価係数B、気流速による影響の評価係数Dに対応
しており、その時点の制御状態により、互いに他の修正
値と関連付けられて設定されている。尚、設定表示補正
値Tsは、表示パネル33の表示部34に表示される設
定温度を補正し、この補正値Tsは、後述するように制
御状態によって種々に変化する。
示すマップを参照して、修正値が求められ、この修正値
により等価温度演算式の評価係数が更新修正される。こ
の図6のマップは、上段の制御状態グラフと、下段の修
正値表とから構成される。そして、この上段のグラフに
より、スイッチ操作時点の制御状態が選択され、次に、
下段の修正値表により、この選択された制御状態と、乗
員が操作したスイッチの区別とから、評価係数の各修正
値a,b,dと設定表示補正値Tsが選択される。これら
の各修正値a,b,dは、等価温度演算式の各評価係数
A,B,Dに、それぞれ、加算され、更新修正する。これ
らの評価係数の修正値a,b,dは、乗員の体感に対する
温度による影響の評価係数A、日射等の輻射熱による影
響の評価係数B、気流速による影響の評価係数Dに対応
しており、その時点の制御状態により、互いに他の修正
値と関連付けられて設定されている。尚、設定表示補正
値Tsは、表示パネル33の表示部34に表示される設
定温度を補正し、この補正値Tsは、後述するように制
御状態によって種々に変化する。
【0040】すなわち、この制御状態グラフは、横方向
に全体が8区分され、左端が最強の冷房状態を示し、右
端が最強の暖房状態を示している。また、この状態グラ
フは、上側のモータ電圧Vfanのグラフと、下側のミッ
クスドア18の開度%のグラフとから構成され、この2
つのグラフを組合せて、現在の制御状態を選択するよう
になっている。このブロア・モータ電圧Vfanは、送風
ブロア16を駆動する電動モータ16aに供給される電
圧を示しており、この電圧は5〜12Vの範囲の値を取
る。したがって、この電圧の高低が、モータ16aの回
転数を増減させるので、送風量の大小に比例している。
また、ミックスドア開度%は、ヒータコア19の通風面
を開閉動作するミックスドア18の開度を%単位で示し
ており、全閉0%から全開100%までの値を取る。し
たがって、この%値の大小が、ダクトの冷風と温風との
混合比を、開き角度の増減により変更するので、送風温
度の高低に比例している。また、これらの両機器16
a,18は互いに連動して制御され、これらの開度や電
圧などの制御値は、この2つのグラフの線上に常にある
ようになっている。
に全体が8区分され、左端が最強の冷房状態を示し、右
端が最強の暖房状態を示している。また、この状態グラ
フは、上側のモータ電圧Vfanのグラフと、下側のミッ
クスドア18の開度%のグラフとから構成され、この2
つのグラフを組合せて、現在の制御状態を選択するよう
になっている。このブロア・モータ電圧Vfanは、送風
ブロア16を駆動する電動モータ16aに供給される電
圧を示しており、この電圧は5〜12Vの範囲の値を取
る。したがって、この電圧の高低が、モータ16aの回
転数を増減させるので、送風量の大小に比例している。
また、ミックスドア開度%は、ヒータコア19の通風面
を開閉動作するミックスドア18の開度を%単位で示し
ており、全閉0%から全開100%までの値を取る。し
たがって、この%値の大小が、ダクトの冷風と温風との
混合比を、開き角度の増減により変更するので、送風温
度の高低に比例している。また、これらの両機器16
a,18は互いに連動して制御され、これらの開度や電
圧などの制御値は、この2つのグラフの線上に常にある
ようになっている。
【0041】したがって、これら2つのグラフを組み合
せることにより、8区分された制御状態の一つを選択し
て、温冷感スイッチの操作時点での、空調装置の制御状
態を選択することができる。これは、例えば、ブロア・
モータ電圧Vfanが12Vで、ミックスドア開度が10
0%の場合には、最大送風量の最高温度であるので、最
強の暖房状態であると判定され、最右端の列が選択され
る。また、このミックスドア開度が0%である冷房状態
は、ブロア・モータ電圧Vfanにより3段階に区分され
ているが、さらに多段階に細分化して、よりきめ細かい
制御を行うこともできる。
せることにより、8区分された制御状態の一つを選択し
て、温冷感スイッチの操作時点での、空調装置の制御状
態を選択することができる。これは、例えば、ブロア・
モータ電圧Vfanが12Vで、ミックスドア開度が10
0%の場合には、最大送風量の最高温度であるので、最
強の暖房状態であると判定され、最右端の列が選択され
る。また、このミックスドア開度が0%である冷房状態
は、ブロア・モータ電圧Vfanにより3段階に区分され
ているが、さらに多段階に細分化して、よりきめ細かい
制御を行うこともできる。
【0042】次に、このように選択された制御状態の列
と、乗員の操作した温冷感スイッチ39の区別とから、
下段の修正値表によって、各修正値a,b,dと設定表示
補正値Tsとが選択される。
と、乗員の操作した温冷感スイッチ39の区別とから、
下段の修正値表によって、各修正値a,b,dと設定表示
補正値Tsとが選択される。
【0043】すなわち、この修正値表は、寒い時スイッ
チを操作した場合の表と、暑い時スイッチを操作した場
合の表とに2区分されている。この寒い時スイッチの修
正値表において、基準となる修正値グループは、a,b
が−0.1、dが+0.1、Tsが1となっている。そし
て、暑い時スイッチの修正値表においては、基準となる
修正値グループは、aが0、bが+0.1、dが−0.
1、Tsが−1となっている。さらに、これら2表の傾
向として、前者は、気流速の影響が主な修正対象とな
り、後者は、熱輻射と気流速の影響が主なものとなって
いる。
チを操作した場合の表と、暑い時スイッチを操作した場
合の表とに2区分されている。この寒い時スイッチの修
正値表において、基準となる修正値グループは、a,b
が−0.1、dが+0.1、Tsが1となっている。そし
て、暑い時スイッチの修正値表においては、基準となる
修正値グループは、aが0、bが+0.1、dが−0.
1、Tsが−1となっている。さらに、これら2表の傾
向として、前者は、気流速の影響が主な修正対象とな
り、後者は、熱輻射と気流速の影響が主なものとなって
いる。
【0044】これらの修正値表において、空調装置の空
調能力を最大に発揮している時に、この能力を増加させ
る要請に応じた修正は、無効果かつ有害な修正として、
いかなる修正も禁止している。これは、各スイッチの修
正値表ごとに1欄づつあり、全修正値及び補正値が0と
なっている。
調能力を最大に発揮している時に、この能力を増加させ
る要請に応じた修正は、無効果かつ有害な修正として、
いかなる修正も禁止している。これは、各スイッチの修
正値表ごとに1欄づつあり、全修正値及び補正値が0と
なっている。
【0045】まず、第1に、上表の寒い時スイッチ操作
による修正表において、制御状態が最右端の列にある場
合である。すなわち、この状態は、最高モータ電圧の最
大風量かつ最大ミックスドア開度であり、この最強の暖
房状態時に、寒い時スイッチを操作することにより、よ
り暖房能力を求めるような要請である。
による修正表において、制御状態が最右端の列にある場
合である。すなわち、この状態は、最高モータ電圧の最
大風量かつ最大ミックスドア開度であり、この最強の暖
房状態時に、寒い時スイッチを操作することにより、よ
り暖房能力を求めるような要請である。
【0046】第2に、下表の暑い時スイッチ操作による
修正表において、制御状態が最左端の列にある場合であ
る。すなわち、この状態は、最高モータ電圧の最大風量
かつ最小ミックスドア開度であり、この最強の冷房状態
時に、暑い時スイッチを操作することにより、より冷房
能力を求めるような要請である。
修正表において、制御状態が最左端の列にある場合であ
る。すなわち、この状態は、最高モータ電圧の最大風量
かつ最小ミックスドア開度であり、この最強の冷房状態
時に、暑い時スイッチを操作することにより、より冷房
能力を求めるような要請である。
【0047】このように、要請の実現が不可能なので、
係数修正による効果が無効な場合には、制御の修正を禁
止して、制御バランスに悪影響を及ぼすことを防止して
いる。したがって、これらの場合には、温冷感スイッチ
操作による修正を禁止して、すなわち、修正しないとい
う処理を行なって、良好な制御バランスを維持できるよ
うにしている。
係数修正による効果が無効な場合には、制御の修正を禁
止して、制御バランスに悪影響を及ぼすことを防止して
いる。したがって、これらの場合には、温冷感スイッチ
操作による修正を禁止して、すなわち、修正しないとい
う処理を行なって、良好な制御バランスを維持できるよ
うにしている。
【0048】これに対して、これらの最大能力の発揮時
に能力を減少させる要請は、容易に実現できるばかりで
はなく、修正の効果が十分に有効となる。したがって、
評価係数の修正量を増加させることにより、このスイッ
チ操作による要請に、空調制御が迅速かつ的確に応答で
きるようになっている。
に能力を減少させる要請は、容易に実現できるばかりで
はなく、修正の効果が十分に有効となる。したがって、
評価係数の修正量を増加させることにより、このスイッ
チ操作による要請に、空調制御が迅速かつ的確に応答で
きるようになっている。
【0049】まず、第1には、寒い時スイッチ修正表の
制御状態が最左端の列にある場合であり、これは、最高
モータ電圧の最大風量かつ最小ミックスドア開度になっ
ている。このような最強の冷房状態時に、寒い時スイッ
チを操作することにより、冷房を弱化させる要請には、
容易に対応できる。すなわち、この最大冷房時に、寒い
時スイッチを操作した場合には、修正b値が0となり、
d値が+0.3となっている。この場合には、最強の冷
房状態なので、熱輻射の影響が無視できるとみなしてい
る。さらに、この冷風の影響が最大風量により増大され
るので、乗員が寒過ぎると感じて、寒い時スイッチを操
作したとみなして、この気流速の影響を大きく評価して
いる。したがって、この過剰な気流速の影響により、乗
員が冷え過ぎることを防止できるようになっている。
尚、設定表示補正値も、スイッチ操作が制御に大きく反
映されるので、倍加されて+2となっている。また、こ
の欄に隣接する欄も、同様な理由から、b値が0、d値
が+0.2、Ts値が1.5となっている。
制御状態が最左端の列にある場合であり、これは、最高
モータ電圧の最大風量かつ最小ミックスドア開度になっ
ている。このような最強の冷房状態時に、寒い時スイッ
チを操作することにより、冷房を弱化させる要請には、
容易に対応できる。すなわち、この最大冷房時に、寒い
時スイッチを操作した場合には、修正b値が0となり、
d値が+0.3となっている。この場合には、最強の冷
房状態なので、熱輻射の影響が無視できるとみなしてい
る。さらに、この冷風の影響が最大風量により増大され
るので、乗員が寒過ぎると感じて、寒い時スイッチを操
作したとみなして、この気流速の影響を大きく評価して
いる。したがって、この過剰な気流速の影響により、乗
員が冷え過ぎることを防止できるようになっている。
尚、設定表示補正値も、スイッチ操作が制御に大きく反
映されるので、倍加されて+2となっている。また、こ
の欄に隣接する欄も、同様な理由から、b値が0、d値
が+0.2、Ts値が1.5となっている。
【0050】第2には、暑い時スイッチ修正表の制御状
態が最右端の列にある場合であり、この状態は、最高モ
ータ電圧の最大風量かつ最大ミックスドア開度となって
いる。このような最強の暖房状態時に、暖房を弱化させ
る要請には、十分に応答できる。すなわち、最大暖房時
に、暑い時スイッチを操作した場合には、修正値が全て
倍加されており、a,b値が+0.2及びd値が−0.2
となっている。これにより、全ての影響がより大きく評
価される。したがって、等価温度式による等価温度が大
幅に増加され、制御温度が迅速に低下するようになって
いる。また、設定表示補正値も、倍加されて−2となっ
ている。この欄側の左から6及び7番目の状態も、ほぼ
同じ理由により、同様な傾向の修正値となっている。
態が最右端の列にある場合であり、この状態は、最高モ
ータ電圧の最大風量かつ最大ミックスドア開度となって
いる。このような最強の暖房状態時に、暖房を弱化させ
る要請には、十分に応答できる。すなわち、最大暖房時
に、暑い時スイッチを操作した場合には、修正値が全て
倍加されており、a,b値が+0.2及びd値が−0.2
となっている。これにより、全ての影響がより大きく評
価される。したがって、等価温度式による等価温度が大
幅に増加され、制御温度が迅速に低下するようになって
いる。また、設定表示補正値も、倍加されて−2となっ
ている。この欄側の左から6及び7番目の状態も、ほぼ
同じ理由により、同様な傾向の修正値となっている。
【0051】次に、上述した両端にある限界状態の場合
以外の中間状態の場合について、各修正値表毎に、左側
から右側へ、順次、説明する。
以外の中間状態の場合について、各修正値表毎に、左側
から右側へ、順次、説明する。
【0052】まず、寒い時スイッチ修正表において、制
御状態が、左端から3番目〜5番目までの場合には、ミ
ックスドア開度が比較的に小さく温風となると共に、送
風モータ電圧も少ない低風量となっており、通常の修正
が行なわれる。
御状態が、左端から3番目〜5番目までの場合には、ミ
ックスドア開度が比較的に小さく温風となると共に、送
風モータ電圧も少ない低風量となっており、通常の修正
が行なわれる。
【0053】そして、左端から6番目の場合には、ミッ
クスドア開度が比較的に大きい高温送風となる一方、送
風モータ電圧が少ない低風量となっている。すなわち、
既に送風温度が高温領域にある一方、気流速が比較的に
低いことにより、この気流速の影響が不足気味なので、
寒い時スイッチを操作したとみなして、風量補正を大き
くしている。
クスドア開度が比較的に大きい高温送風となる一方、送
風モータ電圧が少ない低風量となっている。すなわち、
既に送風温度が高温領域にある一方、気流速が比較的に
低いことにより、この気流速の影響が不足気味なので、
寒い時スイッチを操作したとみなして、風量補正を大き
くしている。
【0054】次に、暑い時スイッチ修正表の制御状態
が、左端から2及び3番目の状態には、ミックスドアが
全閉され冷風となる一方、送風モータ電圧が少ない低風
量となっている。この低風量の冷風時に暑い時スイッチ
を操作した場合には、本来0であるべきb値を+0.1
として、乗員が着席しているシート等による保熱などの
輻射影響を考慮している。左端から4及び5番目の状態
には、ミックスドア開度が比較的に少ない温風となる一
方、送風モータ電圧が最小の最低風量となっている。し
たがって、この場合には、風量が少ないので、日射等の
輻射影響を考慮して、b値を+0.2としている。
が、左端から2及び3番目の状態には、ミックスドアが
全閉され冷風となる一方、送風モータ電圧が少ない低風
量となっている。この低風量の冷風時に暑い時スイッチ
を操作した場合には、本来0であるべきb値を+0.1
として、乗員が着席しているシート等による保熱などの
輻射影響を考慮している。左端から4及び5番目の状態
には、ミックスドア開度が比較的に少ない温風となる一
方、送風モータ電圧が最小の最低風量となっている。し
たがって、この場合には、風量が少ないので、日射等の
輻射影響を考慮して、b値を+0.2としている。
【0055】このように、温冷感スイッチ39を一回プ
ッシュ操作した時には、このスイッチの区別と、その時
点の制御状態とに応じて、等価温度演算式の各評価係数
が修正される。したがって、等価温度演算式の演算結果
が修正前のものより異なる値となり、この差を減少させ
るように総合値演算手段が制御するので、車内温度など
が、操作前より高くまたは低くなるようになっている。
例えば、乗員が暑熱を感じて車内温度を低下させたいの
で、温冷感スイッチ39の暑い時スイッチ39bをプッ
シュ操作した場合、マップ参照により評価係数が増加さ
れ、この修正された演算式により、等価温度が修正前よ
り高く演算される。そして、この高くなった等価温度
を、一定の目標温度に一致させるために、総合値演算手
段が制御温度を低めにし、車内温度がスイッチ操作前よ
り低くなる。
ッシュ操作した時には、このスイッチの区別と、その時
点の制御状態とに応じて、等価温度演算式の各評価係数
が修正される。したがって、等価温度演算式の演算結果
が修正前のものより異なる値となり、この差を減少させ
るように総合値演算手段が制御するので、車内温度など
が、操作前より高くまたは低くなるようになっている。
例えば、乗員が暑熱を感じて車内温度を低下させたいの
で、温冷感スイッチ39の暑い時スイッチ39bをプッ
シュ操作した場合、マップ参照により評価係数が増加さ
れ、この修正された演算式により、等価温度が修正前よ
り高く演算される。そして、この高くなった等価温度
を、一定の目標温度に一致させるために、総合値演算手
段が制御温度を低めにし、車内温度がスイッチ操作前よ
り低くなる。
【0056】また、ある温冷感スイッチ操作があり、再
び新たにスイッチ操作された場合には、その時点の制御
状態に対応した修正値により演算式が修正され、これら
の係数の修正が、累積するようになっている。例えば、
モータ電圧Vfanが5Vで、ミックスドア開度が50%
の場合に、寒い時スイッチ39aの操作があり、その
後、モータ電圧Vfanが10Vで、ミックスドア開度が
100%の場合に、暑い時スイッチ39bの操作があっ
たときには、A値は初期値の0.55から0.54とな
り、その後、0.56となる。
び新たにスイッチ操作された場合には、その時点の制御
状態に対応した修正値により演算式が修正され、これら
の係数の修正が、累積するようになっている。例えば、
モータ電圧Vfanが5Vで、ミックスドア開度が50%
の場合に、寒い時スイッチ39aの操作があり、その
後、モータ電圧Vfanが10Vで、ミックスドア開度が
100%の場合に、暑い時スイッチ39bの操作があっ
たときには、A値は初期値の0.55から0.54とな
り、その後、0.56となる。
【0057】尚、このように更新修正された等価温度式
の各評価係数A,B,Dと、設定表示温度とは、車両のエ
ンジン29が停止されるまで、保存されるようになって
いる。
の各評価係数A,B,Dと、設定表示温度とは、車両のエ
ンジン29が停止されるまで、保存されるようになって
いる。
【0058】以上説明したように本実施例によれば、乗
員が不快時に体感入力する温冷感スイッチと、このスイ
ッチ入力により参照されるスイッチ入力の区別と、ブロ
ア制御信号とミックスドア開度信号の制御状態とに応じ
た係数修正マップを設けることにより、このスイッチ操
作時の制御情報と体感入力とに基づいたマップ参照によ
って、各修正値を選択し、この各修正値により等価温度
演算式内の対応する評価係数を、同時に複合的に修正し
ている。すなわち、内外環境を評価した結果である制御
状態から、実際の内外環境を推定して、空調制御の修正
要求が一つ又は複数の環境要因からであるとして、この
要因に対応した演算式の評価を修正している。そして、
この修正された演算式により、等価温度が修正演算さ
れ、この修正された等価温度に基づき、総合値演算手段
により空調機器を駆動制御するので、車内温度などが変
更される。
員が不快時に体感入力する温冷感スイッチと、このスイ
ッチ入力により参照されるスイッチ入力の区別と、ブロ
ア制御信号とミックスドア開度信号の制御状態とに応じ
た係数修正マップを設けることにより、このスイッチ操
作時の制御情報と体感入力とに基づいたマップ参照によ
って、各修正値を選択し、この各修正値により等価温度
演算式内の対応する評価係数を、同時に複合的に修正し
ている。すなわち、内外環境を評価した結果である制御
状態から、実際の内外環境を推定して、空調制御の修正
要求が一つ又は複数の環境要因からであるとして、この
要因に対応した演算式の評価を修正している。そして、
この修正された演算式により、等価温度が修正演算さ
れ、この修正された等価温度に基づき、総合値演算手段
により空調機器を駆動制御するので、車内温度などが変
更される。
【0059】したがって、スイッチ操作された時点の制
御結果から、内外の環境を推定し、これらの環境要因の
うちの一つまたは複数の影響により乗員が不快になって
いるとみなして、その環境要因の影響評価を個々に増大
または減少させて、評価体系を修正している。すなわ
ち、より各乗員の個性的な体感傾向に合わせた評価体系
となるように修正している。そして、この修正された評
価体系により、内外環境を評価して空調制御しているの
で、原理的に制御バランスを損なうことがなく、常に良
好な空調制御を維持できる。したがって、温冷感スイッ
チ操作のみで、演算式の評価傾向が乗員の体感に準じる
ので、良好な修正の操作性が得られる。また、乗員の体
感を推定する等価温度演算式の評価傾向を修正すること
によって、演算される等価温度を変更し、新たな温度な
どに空調制御しているので、設計時に設定された目標温
度を変更せずに済むこととなり、制御の全体バランスを
良好に維持できる。
御結果から、内外の環境を推定し、これらの環境要因の
うちの一つまたは複数の影響により乗員が不快になって
いるとみなして、その環境要因の影響評価を個々に増大
または減少させて、評価体系を修正している。すなわ
ち、より各乗員の個性的な体感傾向に合わせた評価体系
となるように修正している。そして、この修正された評
価体系により、内外環境を評価して空調制御しているの
で、原理的に制御バランスを損なうことがなく、常に良
好な空調制御を維持できる。したがって、温冷感スイッ
チ操作のみで、演算式の評価傾向が乗員の体感に準じる
ので、良好な修正の操作性が得られる。また、乗員の体
感を推定する等価温度演算式の評価傾向を修正すること
によって、演算される等価温度を変更し、新たな温度な
どに空調制御しているので、設計時に設定された目標温
度を変更せずに済むこととなり、制御の全体バランスを
良好に維持できる。
【0060】また、スイッチ操作時の制御状態と、乗員
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合には、この修正を禁止して、制御が
アンバランスとなることを防止できる。また、風量等あ
る一つの制御の効果が過大なために乗員が不快となって
いる推定して、この影響の評価を増大させて、この過大
な効果を即座に減少することができ、スイッチ操作によ
る修正の効果がより有効となるようにできる。すなわ
ち、乗員の要望に迅速かつ確実に答える修正をすること
ができ、制御修正の実効率を向上でき、空調装置の性能
が向上できる。
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合には、この修正を禁止して、制御が
アンバランスとなることを防止できる。また、風量等あ
る一つの制御の効果が過大なために乗員が不快となって
いる推定して、この影響の評価を増大させて、この過大
な効果を即座に減少することができ、スイッチ操作によ
る修正の効果がより有効となるようにできる。すなわ
ち、乗員の要望に迅速かつ確実に答える修正をすること
ができ、制御修正の実効率を向上でき、空調装置の性能
が向上できる。
【0061】さらに、個々の環境による体感への影響を
判別していたのが、一つの環境要因による影響によるも
のにとどまらず、複合的な影響によるものとみなして、
相互に関連性のある複合的な影響評価の修正が行なわ
れ、より統合的に高度な空調制御が行われることにな
り、より性能を向上できる。
判別していたのが、一つの環境要因による影響によるも
のにとどまらず、複合的な影響によるものとみなして、
相互に関連性のある複合的な影響評価の修正が行なわ
れ、より統合的に高度な空調制御が行われることにな
り、より性能を向上できる。
【0062】更にまた、新たなセンサ等の機器を追加し
なくても、等価温度式による制御を行っている空調装置
に、本実施例を用いて効果を得ることができ、広く容易
に適用することができる。すなわち、総合値演算手段に
より演算される2つの制御値を読込み、修正マップを追
加するなどの、各演算手段の実現手段であるマイクロコ
ンピュータ内の内蔵プログラムを変更することにより、
本実施例を実現することができる。
なくても、等価温度式による制御を行っている空調装置
に、本実施例を用いて効果を得ることができ、広く容易
に適用することができる。すなわち、総合値演算手段に
より演算される2つの制御値を読込み、修正マップを追
加するなどの、各演算手段の実現手段であるマイクロコ
ンピュータ内の内蔵プログラムを変更することにより、
本実施例を実現することができる。
【0063】次に、本発明を、図7に示す他の実施例に
基づき説明する。本実施例において、空調機器10の構
成は、上記実施例と同一構成であり、送風ブロアの制御
とミックスドア制御が独立になっている空調装置に適用
するため、修正ルーチンのマップ内容が変更されている
ものである。これは、上述した等価温度演算式の評価係
数A,B,Dを、2つの検出値と、温冷感スイッチの区別
とに基づいたマップを参照して更新修正されるようにな
っている。
基づき説明する。本実施例において、空調機器10の構
成は、上記実施例と同一構成であり、送風ブロアの制御
とミックスドア制御が独立になっている空調装置に適用
するため、修正ルーチンのマップ内容が変更されている
ものである。これは、上述した等価温度演算式の評価係
数A,B,Dを、2つの検出値と、温冷感スイッチの区別
とに基づいたマップを参照して更新修正されるようにな
っている。
【0064】すなわち、図7に示すマップを参照して、
各修正値a,b,dが求められる。これは、寒い時スイッ
チ39aまたは暑い時スイッチ39bの区別から、上ま
たは下の修正表が選択され、この選択された表におい
て、風量を示すブロア・モータ供給電圧Vaと、冷暖房
状態を示すミックスドア開度とから、各修正値が選択さ
れる。そして、これらの各値a,b,dを等価温度式の各
項の評価係数A,B,Dに加算して、各評価係数が、それ
ぞれ更新修正される。この修正された新たな各評価係数
は、再度、この修正ルーチンにより更新修正され、これ
らの修正が累積されるようになっている。
各修正値a,b,dが求められる。これは、寒い時スイッ
チ39aまたは暑い時スイッチ39bの区別から、上ま
たは下の修正表が選択され、この選択された表におい
て、風量を示すブロア・モータ供給電圧Vaと、冷暖房
状態を示すミックスドア開度とから、各修正値が選択さ
れる。そして、これらの各値a,b,dを等価温度式の各
項の評価係数A,B,Dに加算して、各評価係数が、それ
ぞれ更新修正される。この修正された新たな各評価係数
は、再度、この修正ルーチンにより更新修正され、これ
らの修正が累積されるようになっている。
【0065】この図7の各表において、横方向は、ミッ
クスドア開度により区分され、縦方向は、モータ電圧に
より区分されている。そして、この2つの制御値により
区分された1欄中に、各修正値a,b,dと、設定表示補
正値Tsとが格納されている。また、このミックスドア
開度(%)の区分は、左右の両端が5単位、これらの中
間が30単位となっている。さらに、モータ電圧(V
a)の区分は、上端が0.5単位、この下2欄が2.5単
位となっている。これは、制御状態がこれらの端側の領
域内の場合は、空調制御の能力が限界付近であるとし
て、これに対応して制御の修正を特別化している。すな
わち、ミックスドア開度は、ヒータコアを通過する導入
空気の割合を示しており、この開度の増減により、空気
の温度が設定される。例えば、この開度が100%付近
の場合には、全導入空気がヒータコアを通過するので、
最大の暖房能力を発揮していることになる。他方、開度
が0%付近の場合には、全導入空気がヒータコアをバイ
パスするので、暖房能力を用いていないことになる。ま
た、ブロア・モータ供給電圧の増減は、気流速を高低に
変化させ、この気流速による温風/冷風の影響を増減さ
せる。
クスドア開度により区分され、縦方向は、モータ電圧に
より区分されている。そして、この2つの制御値により
区分された1欄中に、各修正値a,b,dと、設定表示補
正値Tsとが格納されている。また、このミックスドア
開度(%)の区分は、左右の両端が5単位、これらの中
間が30単位となっている。さらに、モータ電圧(V
a)の区分は、上端が0.5単位、この下2欄が2.5単
位となっている。これは、制御状態がこれらの端側の領
域内の場合は、空調制御の能力が限界付近であるとし
て、これに対応して制御の修正を特別化している。すな
わち、ミックスドア開度は、ヒータコアを通過する導入
空気の割合を示しており、この開度の増減により、空気
の温度が設定される。例えば、この開度が100%付近
の場合には、全導入空気がヒータコアを通過するので、
最大の暖房能力を発揮していることになる。他方、開度
が0%付近の場合には、全導入空気がヒータコアをバイ
パスするので、暖房能力を用いていないことになる。ま
た、ブロア・モータ供給電圧の増減は、気流速を高低に
変化させ、この気流速による温風/冷風の影響を増減さ
せる。
【0066】寒い時スイッチの修正値表において、基準
となる修正値グループとしては、a,bが−0.1、dが
+0.1、Tsが1となっている。この修正表における修
正値の全体傾向として、左上側の通常の修正から、制御
状態が右方及び下方に向かうに従って、気流速の評価修
正が主体とされている。但し、下方に向かうに従って、
熱輻射の評価修正が減少され、左下側付近では、全修正
値が減少する傾向にある。
となる修正値グループとしては、a,bが−0.1、dが
+0.1、Tsが1となっている。この修正表における修
正値の全体傾向として、左上側の通常の修正から、制御
状態が右方及び下方に向かうに従って、気流速の評価修
正が主体とされている。但し、下方に向かうに従って、
熱輻射の評価修正が減少され、左下側付近では、全修正
値が減少する傾向にある。
【0067】暑い時スイッチの修正値表において、基準
となる修正値グループとしては、aが0、bが+0.
1、dが−0.1、Tsが−1となっている。この表の全
体傾向として、左側上方の熱輻射が主体の評価修正か
ら、中間に基準修正グループを介して、左側下方の無修
正と、左側の温度主体の修正と、右側下方の全修正値が
倍加された修正となっている。
となる修正値グループとしては、aが0、bが+0.
1、dが−0.1、Tsが−1となっている。この表の全
体傾向として、左側上方の熱輻射が主体の評価修正か
ら、中間に基準修正グループを介して、左側下方の無修
正と、左側の温度主体の修正と、右側下方の全修正値が
倍加された修正となっている。
【0068】まず、寒い時スイッチ修正値表において、
制御状態が左上にある場合から順次、隣接する箇所へと
説明して行く。
制御状態が左上にある場合から順次、隣接する箇所へと
説明して行く。
【0069】最初に、制御状態が修正表の左上側付近に
ある場合には、基準値による修正が行なわれるようにな
っている。すなわち、モータ電圧が5.0〜7.5Vであ
ると共に、ミックスドア開度が0〜65%である領域で
あり、これは、低モータ電圧の中低ミックスドア開度と
なっている。このような低風量の冷房または弱冷暖房状
態時に、寒い時スイッチを操作することにより、温度を
上昇させる要請には、容易に対応できる。このように、
冷房または弱冷暖房状態時に、寒い時スイッチを操作し
た場合には、基準値の修正値が選択され、通常の制御修
正が行なわれる。
ある場合には、基準値による修正が行なわれるようにな
っている。すなわち、モータ電圧が5.0〜7.5Vであ
ると共に、ミックスドア開度が0〜65%である領域で
あり、これは、低モータ電圧の中低ミックスドア開度と
なっている。このような低風量の冷房または弱冷暖房状
態時に、寒い時スイッチを操作することにより、温度を
上昇させる要請には、容易に対応できる。このように、
冷房または弱冷暖房状態時に、寒い時スイッチを操作し
た場合には、基準値の修正値が選択され、通常の制御修
正が行なわれる。
【0070】次に、この領域の右側にある、同一モータ
電圧のミックスドア開度が65〜100%である領域に
おいては、気流速の影響評価を修正するd値のみが倍加
されている。このように低風量の強暖房状態時には、加
熱による暖房能力は限界なので、風量を多くして、温風
の影響を増大させることにより、全体として暖房能力を
増加させることになる。すなわち、冬季などにおいて、
既に送風温度は高温領域にある一方、気流速は比較的に
低いので、この気流速の影響が少な過ぎるので、寒い時
スイッチを操作したとみなして、風量補正を大きくして
いる。尚、この領域の下側に隣接するモータ電圧が5.
5〜7.5Vであると共に、ミックスドア開度が65〜
100%である領域においても、同様な理由から、同一
な修正値となっている。
電圧のミックスドア開度が65〜100%である領域に
おいては、気流速の影響評価を修正するd値のみが倍加
されている。このように低風量の強暖房状態時には、加
熱による暖房能力は限界なので、風量を多くして、温風
の影響を増大させることにより、全体として暖房能力を
増加させることになる。すなわち、冬季などにおいて、
既に送風温度は高温領域にある一方、気流速は比較的に
低いので、この気流速の影響が少な過ぎるので、寒い時
スイッチを操作したとみなして、風量補正を大きくして
いる。尚、この領域の下側に隣接するモータ電圧が5.
5〜7.5Vであると共に、ミックスドア開度が65〜
100%である領域においても、同様な理由から、同一
な修正値となっている。
【0071】また、寒い時スイッチ修正値表の下側にあ
る、モータ電圧が7.5〜10.0V以上であると共に、
ミックスドア開度が0〜5%である領域においては、同
様にd値が倍加されると共に、日射などの熱輻射の影響
評価を修正するb値が0になっている。これは、夏季な
どにおいて、最大冷房中なので、日射などの熱輻射の影
響は無視できる一方、比較的に多い気流速の影響により
涼し過ぎて、寒い時スイッチを操作したとみなして、気
流速の影響評価を増加している。
る、モータ電圧が7.5〜10.0V以上であると共に、
ミックスドア開度が0〜5%である領域においては、同
様にd値が倍加されると共に、日射などの熱輻射の影響
評価を修正するb値が0になっている。これは、夏季な
どにおいて、最大冷房中なので、日射などの熱輻射の影
響は無視できる一方、比較的に多い気流速の影響により
涼し過ぎて、寒い時スイッチを操作したとみなして、気
流速の影響評価を増加している。
【0072】そして、この領域の右側にある、同一の高
モータ電圧のミックスドア開度が5〜65%である領域
においては、高風量の弱暖房及び暖房状態となっている
ので、この風量が大きいために、冷感を感じて不快とな
っているとみなして、風量による影響評価を主体とする
修正値となっている。
モータ電圧のミックスドア開度が5〜65%である領域
においては、高風量の弱暖房及び暖房状態となっている
ので、この風量が大きいために、冷感を感じて不快とな
っているとみなして、風量による影響評価を主体とする
修正値となっている。
【0073】また、この領域の右側にある、モータ電圧
が10V以上のミックスドア開度が65〜95%である
領域においては、最大の風量かつ強暖房状態なので、風
量及び熱輻射の影響による修正を行なっても無効なの
で、温度の影響評価を修正するa値によりのみ修正する
ようになっている。
が10V以上のミックスドア開度が65〜95%である
領域においては、最大の風量かつ強暖房状態なので、風
量及び熱輻射の影響による修正を行なっても無効なの
で、温度の影響評価を修正するa値によりのみ修正する
ようになっている。
【0074】最後に、制御状態が修正表の右下にある場
合においては、全修正値が0となる無修正となってい
る。すなわち、モータ電圧が10.0V以上であると共
に、ミックスドア開度が95〜100%である場合であ
り、最高モータ電圧の大きなミックスドア開度となって
いる。このような最高風量かつ最強暖房の状態時に、寒
い時スイッチを操作することによって、より暖房能力を
要請しても、能力的に実行できない。このように、要請
の実現が不可能なので、係数修正による効果が無効な場
合には、制御の修正を禁止して、制御バランスに悪影響
を及ぼすことを防止している。したがって、これらの場
合には、温冷感スイッチ操作による係数修正を禁止し
て、すなわち、修正しないという処理を行なって、良好
な制御バランスを維持できるようにしている。
合においては、全修正値が0となる無修正となってい
る。すなわち、モータ電圧が10.0V以上であると共
に、ミックスドア開度が95〜100%である場合であ
り、最高モータ電圧の大きなミックスドア開度となって
いる。このような最高風量かつ最強暖房の状態時に、寒
い時スイッチを操作することによって、より暖房能力を
要請しても、能力的に実行できない。このように、要請
の実現が不可能なので、係数修正による効果が無効な場
合には、制御の修正を禁止して、制御バランスに悪影響
を及ぼすことを防止している。したがって、これらの場
合には、温冷感スイッチ操作による係数修正を禁止し
て、すなわち、修正しないという処理を行なって、良好
な制御バランスを維持できるようにしている。
【0075】次に、暑い時スイッチ修正値表において、
制御状態が左上にある場合から順次、隣接する箇所へと
説明して行く。
制御状態が左上にある場合から順次、隣接する箇所へと
説明して行く。
【0076】最初に、制御状態が修正表の左上側付近に
ある場合には、日射などの熱輻射の影響評価が主体の修
正が行なわれるようになっている。すなわち、モータ電
圧が5.0〜5.5Vであると共に、ミックスドア開度が
0〜65%である領域であり、温度評価の修正値aが
0、熱輻射の修正値bが倍加された0.2となってい
る。このような低風量の冷房または弱冷暖房状態時に、
暑い時スイッチを操作することにより、冷房能力を高め
て室内温度を降下させる要請には、対応できる。また、
この場合には、冷房能力は十分に発揮されているので、
室内温度による影響は低いとみなす一方、日射による影
響が大きいとみなしている。このように、冷房または弱
冷暖房状態時に、暑い時スイッチを操作した場合には、
熱輻射の影響評価が主体の制御修正が行なわれるように
なっている。
ある場合には、日射などの熱輻射の影響評価が主体の修
正が行なわれるようになっている。すなわち、モータ電
圧が5.0〜5.5Vであると共に、ミックスドア開度が
0〜65%である領域であり、温度評価の修正値aが
0、熱輻射の修正値bが倍加された0.2となってい
る。このような低風量の冷房または弱冷暖房状態時に、
暑い時スイッチを操作することにより、冷房能力を高め
て室内温度を降下させる要請には、対応できる。また、
この場合には、冷房能力は十分に発揮されているので、
室内温度による影響は低いとみなす一方、日射による影
響が大きいとみなしている。このように、冷房または弱
冷暖房状態時に、暑い時スイッチを操作した場合には、
熱輻射の影響評価が主体の制御修正が行なわれるように
なっている。
【0077】また、制御状態が修正表の右側の中段付近
にある場合には、温度の影響による修正が主体に行なわ
れるようになっている。すなわち、モータ電圧が5.5
〜7.5Vであると共に、ミックスドア開度が65〜1
00%である領域であり、これは、低モータ電圧の中高
ミックスドア開度となっている。このような低風量の暖
房または強暖房状態時に、暑い時スイッチを操作するこ
とにより、温度を低下させる要請には、容易に対応でき
る。また、この状態時に、暑い時スイッチを操作した場
合には、気流速が比較的に低く、この気流速の影響は、
ほとんど無いとみなすことができる一方、送風温度が高
いので暑熱感を感じるとみなしている。したがって、温
度の影響が主体の制御修正を行なっている。
にある場合には、温度の影響による修正が主体に行なわ
れるようになっている。すなわち、モータ電圧が5.5
〜7.5Vであると共に、ミックスドア開度が65〜1
00%である領域であり、これは、低モータ電圧の中高
ミックスドア開度となっている。このような低風量の暖
房または強暖房状態時に、暑い時スイッチを操作するこ
とにより、温度を低下させる要請には、容易に対応でき
る。また、この状態時に、暑い時スイッチを操作した場
合には、気流速が比較的に低く、この気流速の影響は、
ほとんど無いとみなすことができる一方、送風温度が高
いので暑熱感を感じるとみなしている。したがって、温
度の影響が主体の制御修正を行なっている。
【0078】さらに、制御状態が修正表の左下にある場
合においては、全修正値が0となった無修正となってい
る。すなわち、モータ電圧が10.0V以上であると共
に、ミックスドア開度が0〜5%である場合であり、最
高モータ電圧の最小ミックスドア開度となっている。こ
のような最高風量かつ最強冷房の状態時に、暑い時スイ
ッチを操作することによって、より冷房能力を要請して
も、能力的に実行できない。このように、空調能力がフ
ルに発揮中なので、これ以上の能力増強を求める修正は
無効果かつ有害な修正として、修正を禁止している。し
たがって、この場合には、スイッチ操作による係数修正
を禁止して、すなわち、修正しないという処理を行なっ
て、良好な制御バランスを維持できるようにしている。
合においては、全修正値が0となった無修正となってい
る。すなわち、モータ電圧が10.0V以上であると共
に、ミックスドア開度が0〜5%である場合であり、最
高モータ電圧の最小ミックスドア開度となっている。こ
のような最高風量かつ最強冷房の状態時に、暑い時スイ
ッチを操作することによって、より冷房能力を要請して
も、能力的に実行できない。このように、空調能力がフ
ルに発揮中なので、これ以上の能力増強を求める修正は
無効果かつ有害な修正として、修正を禁止している。し
たがって、この場合には、スイッチ操作による係数修正
を禁止して、すなわち、修正しないという処理を行なっ
て、良好な制御バランスを維持できるようにしている。
【0079】最後に、制御状態が修正表の右下付近にあ
る場合においては、全修正値が倍加された修正値となっ
ている。すなわち、モータ電圧が7.5〜10.0V以上
であると共に、ミックスドア開度が65〜100%であ
る場合であり、高モータ電圧の比較的に大きなミックス
ドア開度となっている。このように、高めの送風温度に
よる熱感の影響が大きな風量によって増大されている、
強めの暖房状態時に、暑い時スイッチを操作することに
よって、暖房能力を弱化させる要請には、容易に対応で
きる。また、この場合には、乗員が座乗しているシート
の保熱の影響も考慮して、熱輻射の影響評価も増加させ
ている。したがって、このように全修正値が倍加された
修正値とすることにより、乗員の要請に迅速かつ的確に
応答することができる。
る場合においては、全修正値が倍加された修正値となっ
ている。すなわち、モータ電圧が7.5〜10.0V以上
であると共に、ミックスドア開度が65〜100%であ
る場合であり、高モータ電圧の比較的に大きなミックス
ドア開度となっている。このように、高めの送風温度に
よる熱感の影響が大きな風量によって増大されている、
強めの暖房状態時に、暑い時スイッチを操作することに
よって、暖房能力を弱化させる要請には、容易に対応で
きる。また、この場合には、乗員が座乗しているシート
の保熱の影響も考慮して、熱輻射の影響評価も増加させ
ている。したがって、このように全修正値が倍加された
修正値とすることにより、乗員の要請に迅速かつ的確に
応答することができる。
【0080】このように、空調装置の能力的に余裕のあ
る中間状態に場合には、要請に従った通常の修正、又
は、不快感を引き起こした要因に重点的に対応した修正
を行なっている。そして、最大能力の発揮時に、この能
力を減少させる要請、または、最小能力の発揮時に、こ
の能力を増大させる要請には、倍加した修正により迅速
かつ的確に応答できる。したがって、乗員によるスイッ
チ操作の効果がより、有効となるように特定の修正量を
増大させた修正をしている。これらに対して、最大能力
の発揮時に、より能力を増大させる要請には、空調装置
の能力的な限界により対応できないので、制御の修正を
禁止して、制御バランスが損なわれることを防止してい
る。
る中間状態に場合には、要請に従った通常の修正、又
は、不快感を引き起こした要因に重点的に対応した修正
を行なっている。そして、最大能力の発揮時に、この能
力を減少させる要請、または、最小能力の発揮時に、こ
の能力を増大させる要請には、倍加した修正により迅速
かつ的確に応答できる。したがって、乗員によるスイッ
チ操作の効果がより、有効となるように特定の修正量を
増大させた修正をしている。これらに対して、最大能力
の発揮時に、より能力を増大させる要請には、空調装置
の能力的な限界により対応できないので、制御の修正を
禁止して、制御バランスが損なわれることを防止してい
る。
【0081】すなわち、修正の効果が無効な場合には、
修正を禁止する一方、修正の効果が有効な場合には、効
果がより有効となるように、ある修正を倍加させてい
る。したがって、その時点の制御状態に応じて、より実
効性があるような修正を行なっている。
修正を禁止する一方、修正の効果が有効な場合には、効
果がより有効となるように、ある修正を倍加させてい
る。したがって、その時点の制御状態に応じて、より実
効性があるような修正を行なっている。
【0082】このように、温冷感スイッチ39を一回プ
ッシュ操作した時には、このスイッチの区別と、その時
点の制御状態とに応じて、等価温度演算式の各評価係数
が修正される。したがって、等価温度演算式の演算結果
が修正前のものより異なる値となり、この差を減少させ
るように総合値演算手段が制御するので、車内温度など
が、スイッチ操作前より高くまたは低くなり、乗員によ
る要請が、空調制御に反映されるようになっている。例
えば、乗員が暑熱を感じ、室内温度を低下させるため温
冷感スイッチ39の暑い時スイッチ39bを操作した場
合、マップ参照により幾つかの評価係数が増加され、こ
の修正された演算式により、等価温度が修正前より高く
演算される。そして、この高くなった等価温度を、一定
の目標温度に一致させるために、総合値演算手段が制御
温度を低めにするので、車内温度がスイッチ操作前より
低くなる。
ッシュ操作した時には、このスイッチの区別と、その時
点の制御状態とに応じて、等価温度演算式の各評価係数
が修正される。したがって、等価温度演算式の演算結果
が修正前のものより異なる値となり、この差を減少させ
るように総合値演算手段が制御するので、車内温度など
が、スイッチ操作前より高くまたは低くなり、乗員によ
る要請が、空調制御に反映されるようになっている。例
えば、乗員が暑熱を感じ、室内温度を低下させるため温
冷感スイッチ39の暑い時スイッチ39bを操作した場
合、マップ参照により幾つかの評価係数が増加され、こ
の修正された演算式により、等価温度が修正前より高く
演算される。そして、この高くなった等価温度を、一定
の目標温度に一致させるために、総合値演算手段が制御
温度を低めにするので、車内温度がスイッチ操作前より
低くなる。
【0083】また、ある温冷感スイッチ操作があり、再
び新たにスイッチ操作された場合には、その時点の制御
状態に対応した修正値により演算式が修正され、これら
の係数の修正が、累積するようになっている。例えば、
モータ電圧Vfanが7Vで、ミックスドア開度が50%
の場合に、初めて寒い時スイッチ39aの操作があり、
その後、モータ電圧Vfanが10Vで、ミックスドア開
度が100%の場合に暑い時スイッチ39bの操作があ
ったときには、A値は初期値の0.55から0.54とな
った後、0.56となる。
び新たにスイッチ操作された場合には、その時点の制御
状態に対応した修正値により演算式が修正され、これら
の係数の修正が、累積するようになっている。例えば、
モータ電圧Vfanが7Vで、ミックスドア開度が50%
の場合に、初めて寒い時スイッチ39aの操作があり、
その後、モータ電圧Vfanが10Vで、ミックスドア開
度が100%の場合に暑い時スイッチ39bの操作があ
ったときには、A値は初期値の0.55から0.54とな
った後、0.56となる。
【0084】したがって、以上説明したように第2実施
例によれば、上記実施例と同様な効果を奏するのみなら
ず、風量制御と温度制御とが独立した空調装置の制御に
応じることが可能となり、適用範囲が拡大できる。
例によれば、上記実施例と同様な効果を奏するのみなら
ず、風量制御と温度制御とが独立した空調装置の制御に
応じることが可能となり、適用範囲が拡大できる。
【0085】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、乗員が不
快時に体感入力する温冷感スイッチと、このスイッチ入
力により参照されるスイッチ入力の区別と、ブロア制御
信号とミックスドア開度信号の制御状態とに応じた係数
修正マップを設けることにより、このスイッチ操作時の
制御情報と体感入力とに基づいたマップ参照によって、
各修正値を選択し、この各修正値により等価温度演算式
内の対応する評価係数を、同時に複合的に修正してい
る。すなわち、内外環境を評価した結果である制御状態
から、実際の内外環境を推定して、空調制御の修正要求
が一つ又は複数の環境要因からであるとして、この要因
に対応した演算式の評価を修正している。そして、この
修正された演算式により、等価温度が修正演算され、こ
の修正された等価温度に基づき、総合値演算手段により
空調機器を駆動制御するので、車内温度などが変更され
る。
快時に体感入力する温冷感スイッチと、このスイッチ入
力により参照されるスイッチ入力の区別と、ブロア制御
信号とミックスドア開度信号の制御状態とに応じた係数
修正マップを設けることにより、このスイッチ操作時の
制御情報と体感入力とに基づいたマップ参照によって、
各修正値を選択し、この各修正値により等価温度演算式
内の対応する評価係数を、同時に複合的に修正してい
る。すなわち、内外環境を評価した結果である制御状態
から、実際の内外環境を推定して、空調制御の修正要求
が一つ又は複数の環境要因からであるとして、この要因
に対応した演算式の評価を修正している。そして、この
修正された演算式により、等価温度が修正演算され、こ
の修正された等価温度に基づき、総合値演算手段により
空調機器を駆動制御するので、車内温度などが変更され
る。
【0086】したがって、乗員が空調環境の不十分な快
適性のために、温冷感スイッチを操作すると、このスイ
ッチ操作時点における制御情報と温冷感スイッチ入力に
応じた各検出値毎の修正値により、各検出値を評価換算
する等価温度演算式内の各評価係数を、同時に複合的に
修正される。これにより、乗員が現在作動中の空調制御
をどのように評価しているか、及び、個人によって異な
る体感傾向も、等価温度演算式に組込むことができる。
したがって、温冷感スイッチ操作のみで、演算式の評価
傾向が乗員の体感に準じるので、修正の操作を容易に行
なえる。また、乗員の体感を推定する等価温度演算式の
評価傾向を修正することによって、演算される等価温度
を変更し、新たな温度などに空調制御しているので、設
計時に設定された目標温度を変更せずに済むこととな
り、制御の全体バランスを良好に維持できる。
適性のために、温冷感スイッチを操作すると、このスイ
ッチ操作時点における制御情報と温冷感スイッチ入力に
応じた各検出値毎の修正値により、各検出値を評価換算
する等価温度演算式内の各評価係数を、同時に複合的に
修正される。これにより、乗員が現在作動中の空調制御
をどのように評価しているか、及び、個人によって異な
る体感傾向も、等価温度演算式に組込むことができる。
したがって、温冷感スイッチ操作のみで、演算式の評価
傾向が乗員の体感に準じるので、修正の操作を容易に行
なえる。また、乗員の体感を推定する等価温度演算式の
評価傾向を修正することによって、演算される等価温度
を変更し、新たな温度などに空調制御しているので、設
計時に設定された目標温度を変更せずに済むこととな
り、制御の全体バランスを良好に維持できる。
【0087】また、スイッチ操作時の制御状態と、乗員
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合に、修正を禁止して、制御がアンバ
ランスとなることを防止できる。また、風量等ある一つ
の制御の効果が過大なために乗員が不快となっていると
推定して、この影響の評価を増大させて、この過大な効
果を即座に減少することができ、スイッチ操作による修
正の効果がより有効となるようにできる。すなわち、乗
員の要望に迅速かつ確実に答える制御修正を行なえ、制
御修正の実効率を向上でき、空調装置の性能を向上でき
る。
の要望とに対応した修正を行なっているので、修正の効
果が無効となる場合に、修正を禁止して、制御がアンバ
ランスとなることを防止できる。また、風量等ある一つ
の制御の効果が過大なために乗員が不快となっていると
推定して、この影響の評価を増大させて、この過大な効
果を即座に減少することができ、スイッチ操作による修
正の効果がより有効となるようにできる。すなわち、乗
員の要望に迅速かつ確実に答える制御修正を行なえ、制
御修正の実効率を向上でき、空調装置の性能を向上でき
る。
【0088】さらに、日射等の各環境毎に体感への影響
を判別していたのが、複数の影響によるものとして総合
的に判別し、相互に関連性のある複合的な影響評価の修
正を行なっているので、より統合的に高度な空調制御が
行われ、より性能を向上できる。
を判別していたのが、複数の影響によるものとして総合
的に判別し、相互に関連性のある複合的な影響評価の修
正を行なっているので、より統合的に高度な空調制御が
行われ、より性能を向上できる。
【図1】本発明の実施例に係る車両用空調装置の概略構
成図。
成図。
【図2】空調装置の操作パネルの説明図。
【図3】空調装置の制御の全体処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】外気温から着衣量を求める特性図。
【図5】等価温度演算式の評価係数A,B,D、及び、設
定表示温度の修正処理を示すフローチャート。
定表示温度の修正処理を示すフローチャート。
【図6】等価温度演算式を修正する評価係数修正値a,
b,d、及び、設定表示補正値Tsの求めるマップ。
b,d、及び、設定表示補正値Tsの求めるマップ。
【図7】本発明の他の実施例に係り、等価温度演算式を
修正する評価係数修正値a,b,d、及び、設定表示補正
値Tsの求めるマップ。
修正する評価係数修正値a,b,d、及び、設定表示補正
値Tsの求めるマップ。
10 車両用空調装置 11 ダクト 12 コントロールユニット(修正手段) 16 送風ブロア 16a 電動モータ 33 操作パネル 37 オートモード・スイッチ 39 温冷感スイッチ 39a 寒い時スイッチ 39b 暑い時スイッチ 42 外気温度センサ 43 内気温度センサ 44 日射センサ 54 可変抵抗器 Tamb 外気温度 Tinc 内気温度 Qsn 検出日射量 Teq 等価温度 Tref 目標温度 X 総合演算値 A 温度評価係数 B 日射評価係数 D 気流速評価係数 F 目標温度修正値 a 温度評価修正値 b 日射評価修正値 d 気流速評価修正値 Ts 設定表示補正値
Claims (1)
- 【請求項1】 日射量を検出する日射センサと、車室内
外温度センサと、空調ダクトに配設された送風ブロア
と、前記ダクトの冷風と温風との混合比を、開き角度の
増減により変更するミックスドアとを備えた車両用空調
装置において、 乗員が暑いと感じたとき又は寒いと感じたときに操作す
る温冷感スイッチと、 各種センサの検出値に基づき、所定の等価温度演算式に
より等価温度を演算する等価温度演算手段と、 この等価温度と予め設定された目標温度とに基づき、総
合制御値を演算する総合値演算手段と、 この総合値に基づき、前記ブロア及びミックスドアを駆
動制御する制御手段と、 前記総合値演算手段のブロア制御信号とミックスドア開
度信号と、前記温冷感スイッチのスイッチ入力とに基づ
き、各検出値に対応する修正値が設定されているマップ
を参照して、前記スイッチ操作時の空調制御の状態に応
じた各修正値を選択し、前記等価温度演算式内の各評価
係数を修正する評価係数修正手段とを備えたことを特徴
とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23301993A JP3155131B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23301993A JP3155131B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0781372A true JPH0781372A (ja) | 1995-03-28 |
| JP3155131B2 JP3155131B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=16948541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23301993A Expired - Fee Related JP3155131B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155131B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110834511A (zh) * | 2018-08-15 | 2020-02-25 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种控制指示灯状态的方法及装置 |
| CN111959233A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-20 | 芜湖云雀电子科技有限公司 | 一种纯电动汽车的座舱气候自动控制系统及其控制方法 |
| CN112793377A (zh) * | 2019-11-13 | 2021-05-14 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用空调系统以及空调装置控制方法 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23301993A patent/JP3155131B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110834511A (zh) * | 2018-08-15 | 2020-02-25 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种控制指示灯状态的方法及装置 |
| CN112793377A (zh) * | 2019-11-13 | 2021-05-14 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用空调系统以及空调装置控制方法 |
| JP2021075244A (ja) * | 2019-11-13 | 2021-05-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用空調システム及び空調装置制御方法 |
| CN111959233A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-20 | 芜湖云雀电子科技有限公司 | 一种纯电动汽车的座舱气候自动控制系统及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155131B2 (ja) | 2001-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |