JPH078160U - 車両用タンク - Google Patents
車両用タンクInfo
- Publication number
- JPH078160U JPH078160U JP4291493U JP4291493U JPH078160U JP H078160 U JPH078160 U JP H078160U JP 4291493 U JP4291493 U JP 4291493U JP 4291493 U JP4291493 U JP 4291493U JP H078160 U JPH078160 U JP H078160U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- return pipe
- tank
- tank body
- fixed
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ストレーナ9の内周の上端部を大径孔部91
とし、下端部を小径孔部92とする。これら大径孔部9
1と小径孔部92との間に環状の段差面93を形成す
る。ストレーナ9をタンク本体の底部12に載置する一
方、大径孔部91にリターンパイプ8の下端部を嵌合さ
せる。そして、リターンパイプ9の下端面を段差面93
に突き当て、ストレーナ9を底部12に押し付けること
により、ストレーナ9を底部12とリターンパイプ8と
で挟持固定する。 【効果】 ストレーナ9の固定のための部品が不要にな
り、またリターンパイプ8に固定のための加工を施す必
要がない。したがって、車両用タンクの製造費を低減す
ることができる。
とし、下端部を小径孔部92とする。これら大径孔部9
1と小径孔部92との間に環状の段差面93を形成す
る。ストレーナ9をタンク本体の底部12に載置する一
方、大径孔部91にリターンパイプ8の下端部を嵌合さ
せる。そして、リターンパイプ9の下端面を段差面93
に突き当て、ストレーナ9を底部12に押し付けること
により、ストレーナ9を底部12とリターンパイプ8と
で挟持固定する。 【効果】 ストレーナ9の固定のための部品が不要にな
り、またリターンパイプ8に固定のための加工を施す必
要がない。したがって、車両用タンクの製造費を低減す
ることができる。
Description
【0001】
この考案は、パワーステアリング用オイルリザーバタンク等の車両用タンクに 関する。
【0002】
一般に、パワーステアリング用オイルリザーバタンクは、オイルを収容するタ ンク本体と、このタンク本体の壁部を貫通した状態で固定されたリターンパイプ と、このリターンパイプのタンク本体内に位置する先端部に嵌合固定される筒状 のストレーナとを備えており、リターンパイプを介してタンクに戻るオイルをス トレーナによって濾過するようになっている。
【0003】 ところで、ストレーナをリターンパイプに固定する場合には、従来、図4また は図5に示すようにして行われていた。図4に示す固定法は、リターンパイプR とストレーナSとに、それらを径方向に貫通する挿通孔R1,S1をそれぞれ形成 し、これらの挿通孔R1,S1にピンPを挿通することによって固定するようにし たものである。また、図5に示す固定法は、リターンパイプRに係止孔R2を形 成する一方、ストレーナSに係止爪S2を形成し、この係止爪S2を係止孔R2に 係合させることによって固定するようにしたものである。
【0004】
前者の固定法の場合には、ピンPの分だけ部品点数が増加し、その分だけ製造 費が嵩むという問題がある。一方、後者の固定法の場合には、通常、ストレーナ Sは樹脂を成形しているのであるが、係止爪S2がいわゆるアンダーカットにな るため、ストレーナ成形用の金型が複雑になって高価なものになり、結局製造費 が高騰する。また、上記いずれの固定法においても、リターンパイプRに挿通孔 R1または係止孔R2を形成しなければならず、その分だけ加工箇所が増加し、リ ターンパイプRの製造費が高騰するという問題がある。
【0005】
この考案は、上記問題を解決するためになされたもので、タンク本体と、この タンク本体にその壁部を貫通した状態で固定されたリターンパイプと、このリタ ーンパイプの上記タンク本体内に位置する先端部に嵌合されるストレーナとを備 えた車両用タンクにおいて、上記ストレーナの一端部には、当該一端部を上記リ ターンパイプに嵌合させたときにリターンパイプの端面に突き当たる当接面を形 成し、この当接面に上記ストレーナの端面を突き当てるとともに、上記ストレー ナの他端部を上記タンク本体の内壁面に突き当てることにより、上記ストレーナ を上記リターンパイプと上記タンク本体の内壁面とで挟持固定したことを特徴と している。
【0006】
ストレーナは、その当接面をリターンパイプに突き当てることによってリター ンパイプの軸線方向外側への移動が阻止される。また、タンク本体の内壁面に突 き当たることによって逆方向への移動が阻止される。この結果、ストレーナは、 リターンパイプとタンク本体の内壁面とによって挟持固定される。
【0007】
以下、この考案の実施例について図1〜図3を参照して説明する。 図2はこの考案の一実施例たるパワーステアリング用オイルリザーバタンクA を示すものであり、符号1はタンク本体である。このタンク本体1は、それぞれ 金属からなる下半体1Aと上半体1Bとから構成されている。
【0008】 下半体1Aは、短円筒状をなすものであり、その上端部には外側に突出する環 状のフランジ部11が形成されている。一方、下半体1Aの下端部には底部12 が形成されている。この底部12の中央部には、ポンプ(図示せず)に接続する ための接続口金2がろう付け等によって固定されている。
【0009】 上半体1Bも短円筒状をなしており、その下端部には外側に突出する環状のフ ランジ部13が形成されている。このフランジ部13を下半体1Aのフランジ部 11にガスケット等のシール材3を介して突き当て、フランジ部11を包み込む ようにしてかしめることにより、上半体1Bと下半体1Aとが一体に固定されて いる。また、上半体1Bの上端部には上底部14が形成されている。この上底部 14の中央部には、タンク本体1内にオイルを入れるための注入口15が突出形 成されている。この注入口15は、蓋体4によって開閉されるようになっている 。
【0010】 上記タンク本体1の内部には、バッフル5が挿入固定されている。このバッフ ル5は、円筒状をなす大径部51と、この大径部51の上端部に形成された天板 部52と、この天板部52に大径部51と同心に形成された小径部53とからな るものであり、大径部51の外径はタンク本体1の内径より僅かに大きく形成さ れ、小径部53は大径部51より長く形成され、その下端部が大径部51から下 方に突出している。そして、バッフル5は、大径部51がタンク本体1に圧入さ れることにより、タンク本体1に固定されている。なお、固定状態においては、 小径部53の下端部が底部12に突き当たっている。
【0011】 バッフル5がタンク本体1の内部に挿入固定されることにより、タンク本体1 の内部は、大径部51と小径部53との間の空間6Aと、小径部53内の空間6 Bとに2分されており、これによってタンク本体1内に充填されたオイルが大き く波立つのを防止するようになっている。なお、小径部53の下端部には切欠き 54が形成され、この切欠き54を介して2つの空間6A,6Bが連通している 。また、天板部52には、孔55が形成され、天板部55と上底部14との間に 出たオイルを空間6Aに戻すようになっている。
【0012】 上記バッフル5の天板部52の中央部には、筒部56が突出形成されている。 この筒部56の上端部は、上記注入口15に嵌合しており、注入口15から入れ たオイルが筒部56を介してタンク本体1内に入るようになっている。しかも、 筒部56の中途部には、フィルタ7が装着されており、このフィルタ7によって タンク本体1内にゴミ等が入り込むのを防止するようになっている。さらに、筒 部56の上端部には、エア抜き用の溝部57がプレス成形されている。
【0013】 また、上記タンク本体1の上底部14には、取付孔16が形成されている。こ の取付孔16には、それを上下に貫通するリターンパイプ8が挿通され、ロー付 け等によって固定されている。このリターンパイプ8の下端部は、バッフル5の 天板部52を貫通して空間6A内に入り込んでおり、空間6A内に入り込んだリ ターンパイプの下端部には、ストレーナ9が取り付けられている。
【0014】 このストレーナ9は、樹脂を成形してなるものであり、図1に示すように、円 筒部9Aと底部9Bとを有している。円筒部9Aの内周は、その上端部が大径孔 部91とされ、その下端部が小径孔部92とされている。大径孔部91の内径は 、そこにリターンパイプ8を嵌合することができるよう、リターンパイプ8の外 径とほぼ同一か、若干大径になっている。一方、小径孔部92の内径は、リター ンパイプ8の内径とほぼ同一になって。また、大径孔部91と小径孔部92との 間には、環状の段差面(当接面)93が形成されている。 なお、ストレーナ9の円筒部9Aには、窓孔94が形成されており、この窓孔 94には金属製のメッシュ10が装着されている。
【0015】 上記ストレーナ9は、タンク本体1の底部12とリターンパイプ8とによって 挟持固定されている。すなわち、ストレーナ9は、タンク本体1の底部12に載 置されている。一方、ストレーナ9の大径部にはリターンパイプ8の下端部が嵌 合しており、リターンパイプ8の下端面が段差面93に突き当たっている。した がって、ストレーナ9は、底部12とリターンパイプ8とによって挟持され、こ れによってタンク本体1に上下方向へ移動不能に固定されている。
【0016】 なお、ストレーナ9を取り付ける場合には、タンク本体1の上半体1Bの取付 孔16にリターンパイプ8を挿通して固定する。この場合、リターンパイプ8の 下端面から底部12までの距離が、ストレーナ9の段差面93から下端面までの 長さとほぼ等しいか、僅かに小さくなるように固定する。次に、リターンパイプ 8をバッフル5に挿通し、リターンパイプ8の下端部にストレーナ9の大径孔部 91を嵌合させる。その状態を維持しつつ下半体1Aの底部12をストレーナ9 の下端部に付き当てる。そして、下半体1Aと上半体1Bとを連結固定する。
【0017】 上記のリザーバタンクAにおいては、ストレーナ9をリターンパイプ8とタン ク本体1の底部12とによって挟持固定しているので、ストレーナ9を固定する ための他の部品を全く必要としない。また、ストレーナ9の固定のためにリター ンパイプ8を加工する必要が全くない。さらに、段差面93は、ストレーナ9を の成形する際にアンダーカットになることがない。これらにより、リザーバタン クAの製造費を従来のものに比して大幅に低減することができる。
【0018】 また、図3はこの考案の他の実施例を示すものであり、この実施例のリザーバ タンクBにおいては、上記取付孔16に代えて、下半体1Aの外周に取付孔17 が形成されており、この取付孔17にリターンパイプ8が水平に挿通固定されて いる。このリターンパイプ8の先端部(図3の左端部)は、バッフル5の切欠き 54を貫通し、小径部53の内周面と対向している。そして、リターンパイプ8 の先端部にストレーナ9が上記実施例と同様にして嵌合されるとともに、ストレ ーナ9が小径部53の内周面に突き当てられており、これによってストレーナ9 が固定されている。
【0019】 なお、この考案は、上記の実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱し ない範囲において適宜変更可能である。 例えば、上記の実施例は、この考案をパワーステアリング用オリルリザーバタ ンクA,Bに適用したものであるが、リターンパイプ8とこれに取り付けられる ストレーナ9とを有する他の車両用タンクにもこの考案を適用することができる のは勿論である。
【0020】 また、上記の実施例においては、ストレーナ9をリターンパイプ8の外周に嵌 合させているが、リターンパイプ8の内周に嵌合させるようにしてもよい。その ようにする場合には、ストレーナの先端部の外径を下端部より小径にし、先端側 の小径部と後端側の大径部との間に、リターンパイプ8の先端面が突き当たる環 状の段差面(当接面)を形成すればよい。
【0021】
以上説明したように、この考案の車両用タンクによれば、ストレーナをリター ンパイプとタンク本体とによって挟持固定しているので、ストレーナを固定する ための他の部品を全く必要としない。また、ストレーナの固定のためにリターン パイプを加工する必要が全くない。さらに、当接面をアンダーカットにならない ように形成することができる。これらにより、車両用タンクの製造費を従来のも のに比して大幅に低減することができるという効果が得られる。
【図1】この考案の一実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図2】この考案の一実施例の全体構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】この考案の他の実施例の全体構成を示す断面図
である。
である。
【図4】従来の車両用タンクにおけるリターンパイプと
ストレーナとの取付構造の一例を示す断面図である。
ストレーナとの取付構造の一例を示す断面図である。
【図5】従来の車両用タンクにおけるリターンパイプと
ストレーナとの取付構造の他の例を示す断面図である。
ストレーナとの取付構造の他の例を示す断面図である。
A パワーステアリング用オイルリザーバタンク(車両
用タンク) B パワーステアリング用オイルリザーバタンク(車両
用タンク) 1 タンク本体 8 リターンパイプ 9 ストレーナ 93 段差面(当接面)
用タンク) B パワーステアリング用オイルリザーバタンク(車両
用タンク) 1 タンク本体 8 リターンパイプ 9 ストレーナ 93 段差面(当接面)
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク本体と、このタンク本体にその壁
部を貫通した状態で固定されたリターンパイプと、この
リターンパイプの上記タンク本体内に位置する先端部に
嵌合されるストレーナとを備えた車両用タンクにおい
て、上記ストレーナの一端部には、当該一端部を上記リ
ターンパイプに嵌合させたときにリターンパイプの端面
に突き当たる当接面を形成し、この当接面に上記ストレ
ーナの端面を突き当てるとともに、上記ストレーナの他
端部を上記タンク本体の内壁面に突き当てることによ
り、上記ストレーナを上記リターンパイプと上記タンク
本体の内壁面とで挟持固定したことを特徴とする車両用
タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291493U JPH078160U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 車両用タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291493U JPH078160U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 車両用タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078160U true JPH078160U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12649294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291493U Pending JPH078160U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 車両用タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078160U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017195462A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 株式会社 島津製作所 | 液圧ユニット |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP4291493U patent/JPH078160U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017195462A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 株式会社 島津製作所 | 液圧ユニット |
| CN109072948A (zh) * | 2016-05-12 | 2018-12-21 | 株式会社岛津制作所 | 液压单元 |
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