JPH078189U - ケミカルタンカー - Google Patents
ケミカルタンカーInfo
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- JPH078189U JPH078189U JP4268093U JP4268093U JPH078189U JP H078189 U JPH078189 U JP H078189U JP 4268093 U JP4268093 U JP 4268093U JP 4268093 U JP4268093 U JP 4268093U JP H078189 U JPH078189 U JP H078189U
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケミカルタンカーにおいて、カーゴタンク相
互を仕切る隔壁を改善して、コルゲート加工を不要と
し、溶接性を高めるとともに、安全性の向上もはかるも
のである。 【構成】 ケミカルタンカーにおけるカーゴタンク8の
相互間を仕切る中央縦隔壁を2枚の互いに平行な隔壁板
1,1と同隔壁板相互を連結する補強板とからなる2重
隔壁構造とし、横隔壁についても同様に2枚の互いに平
行な隔壁板2,2と同隔壁板相互を連結する補強板とか
らなる2重隔壁構造とする。そして、各隔壁板1,2と
しては、そのカーゴタンク側をステンレス鋼とし2重隔
壁内部側を炭素鋼とするステンレスクラッド鋼板を採用
した。
互を仕切る隔壁を改善して、コルゲート加工を不要と
し、溶接性を高めるとともに、安全性の向上もはかるも
のである。 【構成】 ケミカルタンカーにおけるカーゴタンク8の
相互間を仕切る中央縦隔壁を2枚の互いに平行な隔壁板
1,1と同隔壁板相互を連結する補強板とからなる2重
隔壁構造とし、横隔壁についても同様に2枚の互いに平
行な隔壁板2,2と同隔壁板相互を連結する補強板とか
らなる2重隔壁構造とする。そして、各隔壁板1,2と
しては、そのカーゴタンク側をステンレス鋼とし2重隔
壁内部側を炭素鋼とするステンレスクラッド鋼板を採用
した。
Description
【0001】
本考案は、化学薬品等の液体貨物を輸送するためのケミカルタンカーに関し、 特にそのカーゴタンクの構造の改善をはかったケミカルタンカーに関する。
【0002】
従来のケミカルタンカーとしては図5(平面図)に示すようなものがあり、そ のカーゴタンク18は腐食防止のためにステンレス鋼で構成されている。そして両 面が液体貨物と接する中央縦隔壁11や横隔壁12には全ステンレス鋼板(以下、ソ リッド鋼板という。)が使用され、片面が貨物と接する船側縦隔壁13,内底板14 および図示しない上甲板は炭素鋼とステンレス鋼との接合鋼板(以下、クラッド 鋼板という。)が使用されている。 そして、ソリッド鋼板の使用部である中央縦隔壁11や横隔壁12は、剛性向上の ために通常は図示のごとくコルゲート加工を施されている。
【0003】
ところで、前述のような従来のケミカルタンカーでは、中央縦隔壁11や横隔壁 12が1枚であり、隔壁が損傷した場合貨物が隣接する他のタンクに流入し貨物に よっては爆発の危険性がある。また貨物によっては保温輸送の必要もあるが、隣 接タンクの保温温度が異なる場合は保温効率が悪い。さらに図7に示すように、 応力条件が厳しい中央縦隔壁11や横隔壁12と内底板14との隅肉溶接は、開先加工 を施した多層盛で大脚長とする必要があり、その入熱量が大きいためクラッド鋼 板におけるステンレス鋼と炭素鋼との接合界面に亀裂を生じることがある。 また、中央縦隔壁11や横隔壁12は、剛性向上のためコルゲート加工を施す必要 があり、多額の加工費を要するほか、溶接に際し、コルゲート加工部を多層盛す る必要があり、溶接の自動化が計れない。
【0004】 載荷物が異なる場合、カーゴタンク内を洗浄し洗浄液を中和する等の化学処理 を行なう必要があるが、寄港中に洗浄処理作業をするには多くの時間を要する。 そして、どの港にも洗浄液の廃棄設備があるわけでは無く、その場合には洗浄液 を積んだまま航行する必要がある等の問題点がある。 本考案は、上述のような問題点の解消をはかろうとするもので、カーゴタンク 相互を仕切る隔壁を2枚の隔壁板からなる2重隔壁とすることにより、コルゲー ト加工を不要とし、溶接性を高めるとともに安全性の向上もはかれるようにする ほか、2重隔壁内部を多目的に使用できるようしたケミカルタンカーを提供する ことを目的とする。
【0005】
前述の目的を達成するため、本考案のケミカルタンカーは、化学薬品等の液体 貨物を収容するカーゴタンクをそなえたケミカルタンカーにおいて、互いに隣接 するカーゴタンクの相互間がそれぞれ2枚の互いに平行な隔壁板と同隔壁板相互 を連結する補強板とからなる2重隔壁としての中央縦隔壁および多数の横隔壁で 仕切られて、上記隔壁板が上記液体貨物と接するカーゴタンク側をステンレス鋼 とし上記2重隔壁内部側を炭素鋼とするステンレスクラッド鋼で形成されたこと を特徴としている。
【0006】
上述の本考案のケミカルタンカーでは、カーゴタンク相互を仕切る隔壁が、液 体貨物と接するカーゴタンク側をステンレス面とされ、多目的に使用される2重 隔壁内部側を炭素鋼面とされるように、クラッド鋼の平板を2重にして使用され るので、液体貨物に対する耐腐食性は損なわれず、また従来のコルゲート式隔壁 板の場合と比べて内底板との溶接が容易に行なわれるようになる。 さらに、タンク強度上最も重要となる隔壁の曲げ剛性を従来のコルゲート式隔 壁と同等にした場合、材料費の目安となる断面積が著しく減少し、大幅なコスト の低下が期待される。
【0007】
【実施例】 以下、図面により本考案の一実施例としてのケミカルタンカーについて説明す ると、図1はその水平断面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3はその中央 縦隔壁の一部を拡大して示す断面図、図4はその中央縦隔壁における隔壁板の船 体内底板との溶接部を拡大して示す断面図である。
【0008】 図1,2に示すように、化学薬品等の液体貨物を輸送するためのケミカルタン カーにおいて、2枚の互いに平行な隔壁板1,1を有する2重隔壁としての中央 縦隔壁と、2枚の互いに平行な隔壁板2,2を有する2重隔壁としての多数の横 隔壁とで仕切られたカーゴタンク8が、船内に多数形成されており、各カーゴタ ンク8と船側部との間は船側縦隔壁3で仕切られている。また各カーゴタンク8 の頂部は上甲板5で形成されている。
【0009】 そして、船側縦隔壁3や船体内底板4としては、従来と同様に、液体貨物と接 する面にはステンレス鋼をそなえ他の片面には炭素鋼をそなえたステンレスクラ ッド鋼板が用いられている。 また、2重隔壁としての中央縦隔壁および横隔壁の内部には、各隔壁板1,1 および2,2の相互間を連結する補強板6が設けられている。(図3参照) 図3に示すように、中央縦隔壁においては平板状の各隔壁板1,1が、液体貨 物と接するカーゴタンク側をステンレス鋼1aとし2重隔壁内部7側を炭素鋼1 bとするステンレスクラッド鋼板で形成されており、2重隔壁としての横隔壁の 各隔壁板2,2についても、同様にしてステンレスクラッド鋼板が採用されてい る。
【0010】 図4は中央縦通隔壁における隔壁板1と内底板4との隅肉溶接部を示しており 、同隔壁板1に使用されるステンレスクラッド鋼板の板厚は従来のソリッド鋼と 比べて約1/2とされ、小脚長で高能率の溶接が可能になっている。 横隔壁の隔壁板2や船側縦隔壁3についても、内底板4との隅肉溶接部は上述 の中央縦通隔壁の隔壁板1の場合と同様であり、同様の作用効果が得られるよう になっている。 なお、2重隔壁の内部7は、廃液貯蔵タンクやバラストタンク等、多目的に使 用することができる。
【0011】 図6は過去に建造されたケミカルタンカーにおける隔壁11のコルゲートの1ピ ッチの寸法をミリ単位で示している。この場合、曲げ剛性Is=9.97×109mm4, 断面積As=8.66×104mm2となる。 図3は上述のケミカルタンカーと同等の曲げ剛性を持つための本考案によるケ ミカルタンカーについての寸法をミリ単位で示しており、Ic=9.84×109mm4, Ac=7.7×104mm2となって、鋼材断面積は約12%少なくて済むようになる。
【0012】
以上詳述したように、本考案のケミカルタンカーによれば、次のような効果が 得られる。 (1) 中央縦隔壁および横隔壁を2重隔壁の構造としたので、これらの隔壁が損傷 した場合に、隣接するカーゴタンクの相互間で液体貨物の流出を生じることがな く、安全性を確保できるようになる。 (2) 隣接するカーゴタンクの相互間が2重隔壁で仕切られるため保温効率が損な われない。 (3) 2重隔壁の内部は、タンク洗浄液貯蔵タンクや消化液,不活性ガスタンク, バラストタンク等に多目的に使用できる。また、航行中に空タンクを洗浄し、洗 浄液を2重隔壁内部に貯蔵して中和処理を行ない、運航効率を上げることができ る。さらに消化液や不活性ガスを2重隔壁内部に常備して、安全性を確保できる 利点もある。 (4) ソリッド鋼に対し安価なクラッド鋼が全て採用可能で、鋼材費用が約63%に 軽減できる(鋼材価格比1.43:1,重量比1.12:1)うえ、コルゲート加工が不 要になる利点もある。 (5) 使用鋼板の板厚が従来の場合に比べて約1/2となり、しかも直線構造になる ため隅肉溶接が1層で小脚長で良く、入熱量が少なく炭素鋼とステンレス鋼との 界面に亀裂を生じることもない。したがって、溶接作業も容易となり、自動溶接 化がはかれる。また、ブロック建造化も容易になる。
【図1】本考案の一実施例としてのケミカルタンカーを
示す水平断面図である。
示す水平断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1,2のケミカルタンカーにおける中央縦隔
壁の一部を拡大して示す断面図である。
壁の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】図1,2のケミカルタンカーにおける中央縦隔
壁の隔壁板と船体内底板との溶接部を示す断面図であ
る。
壁の隔壁板と船体内底板との溶接部を示す断面図であ
る。
【図5】従来のケミカルタンカーの水平断面図である。
【図6】図5のケミカルタンカーにおける中央縦隔壁の
コルゲートの1ピッチを示す説明図である。
コルゲートの1ピッチを示す説明図である。
【図7】図6の中央縦隔壁と船体内底板との溶接部を示
す断面図である。
す断面図である。
1 中央縦隔壁の隔壁板 1a ステンレス鋼 1b 炭素鋼 2 横隔壁の隔壁板 3 船側縦隔壁 4 船体内底板 5 上甲板 6 補強板 7 2重隔壁内部 8 カーゴタンク
Claims (1)
- 【請求項1】 化学薬品等の液体貨物を収容するカーゴ
タンクをそなえたケミカルタンカーにおいて、互いに隣
接するカーゴタンクの相互間がそれぞれ2枚の互いに平
行な隔壁板と同隔壁板相互を連結する補強板とからなる
2重隔壁としての中央縦隔壁および多数の横隔壁で仕切
られて、上記隔壁板が上記液体貨物と接するカーゴタン
ク側をステンレス鋼とし上記2重隔壁内部側を炭素鋼と
するステンレスクラッド鋼で形成されたことを特徴とす
る、ケミカルタンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993042680U JP2596861Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | ケミカルタンカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993042680U JP2596861Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | ケミカルタンカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078189U true JPH078189U (ja) | 1995-02-03 |
| JP2596861Y2 JP2596861Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12642753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993042680U Expired - Lifetime JP2596861Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | ケミカルタンカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596861Y2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006507984A (ja) * | 2002-11-30 | 2006-03-09 | デ ノルスケ ヴェリタス アクティーゼルスカブ | 船舶構造および船舶の構造 |
| JP2006123814A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ihi Marine United Inc | 船舶 |
| JP2008279968A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 液体化学薬品輸送船の貨物槽構造 |
| JP2015514044A (ja) * | 2012-04-11 | 2015-05-18 | ホカン・ロセン | 船舶船体および船舶 |
| JP2016150695A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 三菱重工業株式会社 | 船舶 |
| EP3168133A4 (en) * | 2014-07-10 | 2018-04-25 | Liping Jiang | Elastic structure anti-impact frame body |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5849438B2 (ja) | 2011-05-30 | 2016-01-27 | Jfeスチール株式会社 | 電縫溶接部の成形性、低温靭性および耐疲労特性に優れた電縫鋼管の製造方法 |
| JP5945556B2 (ja) | 2012-02-16 | 2016-07-05 | 本田技研工業株式会社 | メータ装置 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP1993042680U patent/JP2596861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006507984A (ja) * | 2002-11-30 | 2006-03-09 | デ ノルスケ ヴェリタス アクティーゼルスカブ | 船舶構造および船舶の構造 |
| JP2006123814A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ihi Marine United Inc | 船舶 |
| JP2008279968A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 液体化学薬品輸送船の貨物槽構造 |
| JP2015514044A (ja) * | 2012-04-11 | 2015-05-18 | ホカン・ロセン | 船舶船体および船舶 |
| EP3168133A4 (en) * | 2014-07-10 | 2018-04-25 | Liping Jiang | Elastic structure anti-impact frame body |
| JP2016150695A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 三菱重工業株式会社 | 船舶 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2596861Y2 (ja) | 1999-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990317 |