JPH0782247B2 - 磁性トナー - Google Patents
磁性トナーInfo
- Publication number
- JPH0782247B2 JPH0782247B2 JP1294038A JP29403889A JPH0782247B2 JP H0782247 B2 JPH0782247 B2 JP H0782247B2 JP 1294038 A JP1294038 A JP 1294038A JP 29403889 A JP29403889 A JP 29403889A JP H0782247 B2 JPH0782247 B2 JP H0782247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- magnetic
- less
- styrene
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子写真法、静電記録法などに用いられるトナ
ーに関し、特に絶縁性の磁性トナーに関する。
ーに関し、特に絶縁性の磁性トナーに関する。
[従来の技術] 従来、電子写真法としては多数の方法が知られている
が、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により
感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナー
で現像を行なって可視像とし、必要に応じて、紙等の転
写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力等により定
着し、複写物を得るものである。
が、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により
感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナー
で現像を行なって可視像とし、必要に応じて、紙等の転
写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力等により定
着し、複写物を得るものである。
一方、近年LBP(レーザービームプリンタ)に代表され
るように音が静かで高速というプリンタが要求されてお
り、これらの性能を満足させるために現像器スペースを
小さく、簡単かつ軽量にする傾向が有る。そのためこう
いった現像器に使用されるトナーは従来以上に高性能で
なければ、全体として優れた画像性、耐久性、安定性を
得られないという問題を含んでいる。即ち、かかるトナ
ーの性能がシステムの性能にそのまま反映される場合が
多いということである。
るように音が静かで高速というプリンタが要求されてお
り、これらの性能を満足させるために現像器スペースを
小さく、簡単かつ軽量にする傾向が有る。そのためこう
いった現像器に使用されるトナーは従来以上に高性能で
なければ、全体として優れた画像性、耐久性、安定性を
得られないという問題を含んでいる。即ち、かかるトナ
ーの性能がシステムの性能にそのまま反映される場合が
多いということである。
又、複写機のデジタル化による解像度の向上や、耐久
性、写真の複写に対する中間調再現性、階調再現性な
ど、厳しい要求がされているが、従来のトナーではこの
要求に十分対応することができない。
性、写真の複写に対する中間調再現性、階調再現性な
ど、厳しい要求がされているが、従来のトナーではこの
要求に十分対応することができない。
そこで特開平1−112253号公報に提案されているよう
に、これらの性能を満足させるため、トナーの粒径を小
さくすことが考えられている。これは、通常、10〜14μ
mの体積平均径であるトナーの粒径を10μm以下とした
ものである。確かに、細線再現性、中間調再現性、階調
再現性などがかなり向上する。しかしながら、従来トナ
ーをただ小さくしただけでは、g当りの帯電量が増加し
過ぎるため、画像濃度の低下や画質の劣化が生じる。特
に、小径スリーブを用いる小型機や、高速機、更には低
温低湿環境下では、顕著になる。そこで帯電量の調整が
種々検討されているが、単純に帯電量を下げると、特に
高温高湿環境下、或は、長期放置において、画像濃度の
低下や画質の劣化を生じる。
に、これらの性能を満足させるため、トナーの粒径を小
さくすことが考えられている。これは、通常、10〜14μ
mの体積平均径であるトナーの粒径を10μm以下とした
ものである。確かに、細線再現性、中間調再現性、階調
再現性などがかなり向上する。しかしながら、従来トナ
ーをただ小さくしただけでは、g当りの帯電量が増加し
過ぎるため、画像濃度の低下や画質の劣化が生じる。特
に、小径スリーブを用いる小型機や、高速機、更には低
温低湿環境下では、顕著になる。そこで帯電量の調整が
種々検討されているが、単純に帯電量を下げると、特に
高温高湿環境下、或は、長期放置において、画像濃度の
低下や画質の劣化を生じる。
又、粒径の小さいトナーは、飛散しやすい傾向であり、
更に画像のバックグラウンドが汚れるかぶりという現象
が起き易い。
更に画像のバックグラウンドが汚れるかぶりという現象
が起き易い。
従来一般に用いられている八面体状磁性体を、10μm以
下のトナーに用いると、トナーが従来より小さくなった
分、凝集性が増したにもかかわらず、その残留磁化が大
きいことから凝集性が更に強くなって、そのため画像濃
度が出にくい場合があり、又、画像性が劣る傾向があ
る。これを改善するためにコロイダルシリカなどの流動
性付与剤を添加することが考えられているが、その種
類、量などの選択が微妙で、環境特性や耐久安定性など
に、弊害をおよぼす場合がある。また、特公昭62−5120
8号、特開昭59−64852号公報に球状磁性体を用いること
が提案されている。このような磁性体は、残留磁化が小
さいため凝集性も小さく、そのため、画像性が良い傾向
である。しかしながら、このような磁性体は、帯電量が
大きく、そのため、コントロールが難しい場合が多い。
このコントロールのために現像器を複雑化すると、種々
の弊害が出やすくなる。
下のトナーに用いると、トナーが従来より小さくなった
分、凝集性が増したにもかかわらず、その残留磁化が大
きいことから凝集性が更に強くなって、そのため画像濃
度が出にくい場合があり、又、画像性が劣る傾向があ
る。これを改善するためにコロイダルシリカなどの流動
性付与剤を添加することが考えられているが、その種
類、量などの選択が微妙で、環境特性や耐久安定性など
に、弊害をおよぼす場合がある。また、特公昭62−5120
8号、特開昭59−64852号公報に球状磁性体を用いること
が提案されている。このような磁性体は、残留磁化が小
さいため凝集性も小さく、そのため、画像性が良い傾向
である。しかしながら、このような磁性体は、帯電量が
大きく、そのため、コントロールが難しい場合が多い。
このコントロールのために現像器を複雑化すると、種々
の弊害が出やすくなる。
そこで、特開昭56−91242号、特公昭59−27901号公報な
どに好ましい範囲として0.3μm以上の立方晶状磁性体
を用いたトナーが提案されている。このような磁性体
は、現像効率、転写効率が良く、飛散、バックグラウン
ドの汚れなどが良いということであるが、これを体積平
均径が10μmより小さいトナーに用いた場合、帯電量が
大きくなる傾向であり、環境安定性などを考えたときコ
ントロールが難しい傾向である。
どに好ましい範囲として0.3μm以上の立方晶状磁性体
を用いたトナーが提案されている。このような磁性体
は、現像効率、転写効率が良く、飛散、バックグラウン
ドの汚れなどが良いということであるが、これを体積平
均径が10μmより小さいトナーに用いた場合、帯電量が
大きくなる傾向であり、環境安定性などを考えたときコ
ントロールが難しい傾向である。
以上のように、種々の問題を解決した、信頼性の高い10
μm以下の磁性トナーは、提案されていない。
μm以下の磁性トナーは、提案されていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上記問題点を解決し、環境安定性及び
耐久安定性に優れ、画質、特に、鮮鋭さ、画像まわりの
飛び散り、バックグラウンドの汚れのない優れた磁性ト
ナーを提供することである。
耐久安定性に優れ、画質、特に、鮮鋭さ、画像まわりの
飛び散り、バックグラウンドの汚れのない優れた磁性ト
ナーを提供することである。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明の特徴とするところは、その個数分布の標準偏差
σを平均粒径で割って、%で表わした変化係数(σ/
X)×100が40%以下である平均粒径0.1μm以上0.3μm
未満の六面体状磁性体を含有し、体積平均径Dが、10μ
m以下で、その標準偏差をσTとする変化係数(σT/
D)×100が25〜35%である磁性トナーにある。
σを平均粒径で割って、%で表わした変化係数(σ/
X)×100が40%以下である平均粒径0.1μm以上0.3μm
未満の六面体状磁性体を含有し、体積平均径Dが、10μ
m以下で、その標準偏差をσTとする変化係数(σT/
D)×100が25〜35%である磁性トナーにある。
ここでいう磁性体の平均粒径、変化係数(%)とは、透
過型電子顕微鏡により得られた、1万倍の磁性体の写真
を4倍に拡大し、4万倍の写真とした後、ランダムに25
0個の磁性体を選び、その径を実測し、その径と個数か
ら平均粒径(水平方向フェレ径)を求め、変化係数は、
個数分布の標準偏差σを求め、それを平均値で割った
ものに100を掛け、%で表わしたものである。
過型電子顕微鏡により得られた、1万倍の磁性体の写真
を4倍に拡大し、4万倍の写真とした後、ランダムに25
0個の磁性体を選び、その径を実測し、その径と個数か
ら平均粒径(水平方向フェレ径)を求め、変化係数は、
個数分布の標準偏差σを求め、それを平均値で割った
ものに100を掛け、%で表わしたものである。
平均粒径は、0.1μm以上0.3μm未満であり、好ましく
は、0.1μm以上0.2μm未満である。
は、0.1μm以上0.2μm未満である。
平均粒径が0.1μmより小さいと、耐熱性が問題とな
り、また、いろ味がやや赤く成る。さらに、分散も難し
くなる。0.3μm以上であると帯電コントロールが難し
くなり環境安定性が悪くなる。
り、また、いろ味がやや赤く成る。さらに、分散も難し
くなる。0.3μm以上であると帯電コントロールが難し
くなり環境安定性が悪くなる。
また、磁性体の変化係数は、40%以下が良く、好ましく
は、35%以下、更に好ましくは、30%以下が良く、更に
好ましくは25%以下、更に好ましくは20%以下が良い。
この変化係数が40%より大きいと、耐熱性、分散性、帯
電コントロール性が問題となる。
は、35%以下、更に好ましくは、30%以下が良く、更に
好ましくは25%以下、更に好ましくは20%以下が良い。
この変化係数が40%より大きいと、耐熱性、分散性、帯
電コントロール性が問題となる。
また、磁性体の形状は、前記の4万倍の電子顕微鏡写真
より250個をランダムに選び、ほぼ正方形に見えるもの
が全体の50%以上である時を、六面体形状磁性体と定義
する。これが、50%より小さいとトナーの凝集性が増加
し、画質が悪くなる傾向である。
より250個をランダムに選び、ほぼ正方形に見えるもの
が全体の50%以上である時を、六面体形状磁性体と定義
する。これが、50%より小さいとトナーの凝集性が増加
し、画質が悪くなる傾向である。
さらに、磁性特性としては、1K、σsが50〜70emu/
g、σrが5〜10emu/gが好ましい。
g、σrが5〜10emu/gが好ましい。
また、磁性体のカサ密度は、0.35g/cc以上が好ましく、
更に好ましくは0.40g/cc以上であり、更には、0.50g/cc
以上であり、更には、0.60g/cc以上であり、更には、0.
70g/cc以上である。特に、磁性体の粒子径が、0.2μm
以下、更に0.18μm以下になると、磁性体は空気を粒子
間に含み易くなるため、カサ密度の高い方が分散に好ま
しい。
更に好ましくは0.40g/cc以上であり、更には、0.50g/cc
以上であり、更には、0.60g/cc以上であり、更には、0.
70g/cc以上である。特に、磁性体の粒子径が、0.2μm
以下、更に0.18μm以下になると、磁性体は空気を粒子
間に含み易くなるため、カサ密度の高い方が分散に好ま
しい。
又、トナーの粒度、及び、粒度分布は、コールターカウ
ンター社製、コールターカウンターTA−2粒度分布計に
より、100μmアパーチャーを用いて、測定したもので
ある。トナーの体積平均径は、好ましくは9μm以下で
あり、更に好ましくは8μm以下である。
ンター社製、コールターカウンターTA−2粒度分布計に
より、100μmアパーチャーを用いて、測定したもので
ある。トナーの体積平均径は、好ましくは9μm以下で
あり、更に好ましくは8μm以下である。
何ら、理論にとらわれるわけではないが、磁性体につい
て鋭意検討した結果、一般に、立方晶磁性体と言われて
いるものは、六面体と八面体とをそれに近い多面体の混
合物であり、実際一つ一つの粒子について形状を見て行
くと、大部分が八面体である。それは、磁性特性のなか
のHc,σrが大きくなっていることでも分かる。そこ
で、製造条件を調整し、ほとんどが六面体形状の磁性体
を製造し、検討した結果、特に、10μm以下の体積平均
粒径のトナーに適応したとき種々の点で優れていること
が分った。これは、磁性特性のσrが小さいことと、適
度な凸部があることが良いと考えられる。
て鋭意検討した結果、一般に、立方晶磁性体と言われて
いるものは、六面体と八面体とをそれに近い多面体の混
合物であり、実際一つ一つの粒子について形状を見て行
くと、大部分が八面体である。それは、磁性特性のなか
のHc,σrが大きくなっていることでも分かる。そこ
で、製造条件を調整し、ほとんどが六面体形状の磁性体
を製造し、検討した結果、特に、10μm以下の体積平均
粒径のトナーに適応したとき種々の点で優れていること
が分った。これは、磁性特性のσrが小さいことと、適
度な凸部があることが良いと考えられる。
トナーの結着樹脂としては、ポリスチレン、ポリp−ク
ロルスチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−pクロ
ルスチレン共重合体、スチレンビニルトルエン共重合体
等のスチレン及びその置換体の単独重合体及びそれらの
共重合体;スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル
酸n−ブチル共重合体等のスチレンとアクリル酸エステ
ルとの共重合体;スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸n−ブチル共重合体等のスチレンとメタ
クリル酸エステルとの共重合体;スチレンとアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルとの多元共重合体;
その他スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、
スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチ
レン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレンと他の
ビニル系モノマーとのスチレン系共重合体;ポリメチル
メタクリレートポリブチルメタクリレート、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリ
ビニルブチラール、ポリアクリル酸、フェノール樹脂、
脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、石油樹脂、塩素化パラ
フィン、等が単独又は混合して使用出来る。
ロルスチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−pクロ
ルスチレン共重合体、スチレンビニルトルエン共重合体
等のスチレン及びその置換体の単独重合体及びそれらの
共重合体;スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル
酸n−ブチル共重合体等のスチレンとアクリル酸エステ
ルとの共重合体;スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸n−ブチル共重合体等のスチレンとメタ
クリル酸エステルとの共重合体;スチレンとアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルとの多元共重合体;
その他スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、
スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチ
レン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレンと他の
ビニル系モノマーとのスチレン系共重合体;ポリメチル
メタクリレートポリブチルメタクリレート、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリ
ビニルブチラール、ポリアクリル酸、フェノール樹脂、
脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、石油樹脂、塩素化パラ
フィン、等が単独又は混合して使用出来る。
特に圧力定着方式に供せられるトナー用の結着樹脂とし
て、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、高級脂肪酸、ポリアミド樹脂、ポリ
エステル樹脂等が単独又は混合して使用出来る。
て、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、高級脂肪酸、ポリアミド樹脂、ポリ
エステル樹脂等が単独又は混合して使用出来る。
用いる重合体、共重合体、或はポリマーブレンドは、ス
チレンに代表されるビニル芳香族系又はアクリル系のモ
ノマーを40重量%以上の量で含有すると、より望ましい
結果が得られる。結着樹脂100重量部に対して、本発明
に係る磁性体は、20〜150重量部、好ましくは30〜120重
量部使用するのが良い。
チレンに代表されるビニル芳香族系又はアクリル系のモ
ノマーを40重量%以上の量で含有すると、より望ましい
結果が得られる。結着樹脂100重量部に対して、本発明
に係る磁性体は、20〜150重量部、好ましくは30〜120重
量部使用するのが良い。
トナーには、任意の適当な顔料や染料が着色剤として使
用できる。例えば、カーボンブラック、フタロシアニン
ブルー、群青、キナクリドン、ベンジジンイエローなど
公知の染顔料がある。
用できる。例えば、カーボンブラック、フタロシアニン
ブルー、群青、キナクリドン、ベンジジンイエローなど
公知の染顔料がある。
磁性体としては、鉄、コバルト、ニッケルなどの共磁性
元素、或は、マグネタイト、マグヘマイト、フェライト
などの鉄、コバルト、ニッケル、マンガンなどの合金や
化合物、その他の強磁性合金などがある。
元素、或は、マグネタイト、マグヘマイト、フェライト
などの鉄、コバルト、ニッケル、マンガンなどの合金や
化合物、その他の強磁性合金などがある。
このような磁性体の中からマグネタイトについて記述す
る。
る。
マグネタイトは、第一鉄塩溶液とアルカリ性水溶液を混
合し、温度70〜100℃,pH8以上の水酸化第一鉄を含む懸
濁液を生成させ、次いで、該懸濁液に酸素含有ガスを通
気することにより得られる。マグネタイト粒子の形状
は、生成条件を選ぶことにより、六面体状の粒子形を呈
する。
合し、温度70〜100℃,pH8以上の水酸化第一鉄を含む懸
濁液を生成させ、次いで、該懸濁液に酸素含有ガスを通
気することにより得られる。マグネタイト粒子の形状
は、生成条件を選ぶことにより、六面体状の粒子形を呈
する。
アルカリ性水溶液は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属の水酸化物及び水酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物
を使用することができる。
ム等のアルカリ金属の水酸化物及び水酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物
を使用することができる。
水酸化第一鉄を含む懸濁液中にケイ酸ナトリウム、ケイ
酸カリウム等の水可溶性ケイ酸塩(生成するマグネタイ
ト粒子に対しSiO2換算で0.1〜2.0重量%)に存在させる
と生成するマグネタイトの分布を更に良くすることがで
きるので好ましい。
酸カリウム等の水可溶性ケイ酸塩(生成するマグネタイ
ト粒子に対しSiO2換算で0.1〜2.0重量%)に存在させる
と生成するマグネタイトの分布を更に良くすることがで
きるので好ましい。
アルカリ性水溶液と第一鉄塩水溶液を混合して得られる
水酸化第一鉄を含む温度70〜100℃,pH8以上の懸濁液に
加熱しながら酸素含有ガスを通気すると、粒度が微細で
粒度分布もシャープである、即ち変化係数が小さなマグ
ネタイト粒子が得られる。
水酸化第一鉄を含む温度70〜100℃,pH8以上の懸濁液に
加熱しながら酸素含有ガスを通気すると、粒度が微細で
粒度分布もシャープである、即ち変化係数が小さなマグ
ネタイト粒子が得られる。
本発明に用いるマグネタイトの合成を次の合成例で詳述
する。
する。
(合成例) 反応器として径35cm,内容積50の気泡酸化型反応塔を
用いた。Fe2+1.75mol/を含む硫酸第一鉄水溶液20,4
Nの水酸化ナトリウム水溶液15,水4及びケイ酸ソ
ーダ(3号)(SiO228.55重量%)18.9g(生成マグネタ
イトに対し、SiO2換算で0.23重量%に該当する。)を用
い、温度88℃,pH8.5において42のFe(OH)2を含む懸
濁液を調製した。
用いた。Fe2+1.75mol/を含む硫酸第一鉄水溶液20,4
Nの水酸化ナトリウム水溶液15,水4及びケイ酸ソ
ーダ(3号)(SiO228.55重量%)18.9g(生成マグネタ
イトに対し、SiO2換算で0.23重量%に該当する。)を用
い、温度88℃,pH8.5において42のFe(OH)2を含む懸
濁液を調製した。
上記Fe(OH)2を含む懸濁液に温度90℃において毎分10
0の空気を120分間通気して黒色沈澱を生成した。生成
粒子は、常法により、水洗、ろ別、乾燥、粉砕した。得
られたマグネタイト粒子粉末は、電子顕微鏡で観察した
結果、平均粒径0.17μm変化係数18.5%の六面体状を呈
した粒子であった。これをマグタイトAとする。上記反
応条件のうち、水酸化第一鉄を含む懸濁液を生成する際
のFe2+濃度、温度、pH、ケイ酸ソーダの添加量及び酸化
条件の温度、空気量を変えた以外は、上記と同一条件で
マグネタイトB,C,……,Fを得た。反応条件と生成したマ
グネタイトの平均粒径と変化係数を一緒にまとめると、
表1のようになる。
0の空気を120分間通気して黒色沈澱を生成した。生成
粒子は、常法により、水洗、ろ別、乾燥、粉砕した。得
られたマグネタイト粒子粉末は、電子顕微鏡で観察した
結果、平均粒径0.17μm変化係数18.5%の六面体状を呈
した粒子であった。これをマグタイトAとする。上記反
応条件のうち、水酸化第一鉄を含む懸濁液を生成する際
のFe2+濃度、温度、pH、ケイ酸ソーダの添加量及び酸化
条件の温度、空気量を変えた以外は、上記と同一条件で
マグネタイトB,C,……,Fを得た。反応条件と生成したマ
グネタイトの平均粒径と変化係数を一緒にまとめると、
表1のようになる。
[実施例] 以下、部数は全て重量部とする。
実施例1 を粉体混合し、これを140℃に設定したロールミルで約1
5分間熱混練し,冷却後、粗粉砕、微粉砕(ジェットミ
ル)した。更にこれをアルピネ社製ジグザグ分級機によ
り微粉、粗粉をカットし、体積平均径7.9μm,変化係数2
8%のトナーを得た。
5分間熱混練し,冷却後、粗粉砕、微粉砕(ジェットミ
ル)した。更にこれをアルピネ社製ジグザグ分級機によ
り微粉、粗粉をカットし、体積平均径7.9μm,変化係数2
8%のトナーを得た。
これを、キヤノン製レーザービームプリンターLBP−8II
を8枚/分から10枚/分にスピードアップ改造したプリ
ンターに入れ、評価した。
を8枚/分から10枚/分にスピードアップ改造したプリ
ンターに入れ、評価した。
その結果、環境安定性が良かったが特に高温高湿下の環
境においても画像濃度が高く、耐久安定性に優れ、更に
鮮鋭さが優れ、画像のまわりの飛び散り、バックグラウ
ンドの汚れがない画像を得た。
境においても画像濃度が高く、耐久安定性に優れ、更に
鮮鋭さが優れ、画像のまわりの飛び散り、バックグラウ
ンドの汚れがない画像を得た。
比較例1 実施例1の磁性体を磁性体Eに変えた以外は、実施例1
と同様にトナーを作成した。トナーの体積平均径は8.0
μm、変化係数29%であった。
と同様にトナーを作成した。トナーの体積平均径は8.0
μm、変化係数29%であった。
これを実施例1と同様に評価した。
その結果、特に低温低湿環境下での連続画像出しにおい
て、帯電量が増加し、画像濃度の低下及びバックグラン
ウンドの汚れ、また、画像の太りを生じた。
て、帯電量が増加し、画像濃度の低下及びバックグラン
ウンドの汚れ、また、画像の太りを生じた。
実施例2 を実施例1と同様にトナー化し、体積平均径7.5μm、
変化係数25%のトナーを得た。
変化係数25%のトナーを得た。
これをキヤノン製ファミリーコピアFCを6枚/分から
10枚/分に改造した機械で評価した。
10枚/分に改造した機械で評価した。
その結果、環境安定性が良く、連続画像出しにおいて
も、画像濃度、鮮鋭さに優れ画像のまわりの飛び散り、
バックグラウンドの汚れがなかった。
も、画像濃度、鮮鋭さに優れ画像のまわりの飛び散り、
バックグラウンドの汚れがなかった。
比較例2 実施例2の磁性体を磁性体Fに変えた以外は、実施例2
と同様にトナーを作成した。
と同様にトナーを作成した。
得られたトナーの体積平均径は7.8μm、変化係数は24
%であった。
%であった。
このトナーを実施例2と同様に評価した。
その結果、特に高温高湿下で、耐久テストの終わり近く
で、画像濃度の低下が生じ、又、画質も、特に鮮鋭さが
劣ってきた。
で、画像濃度の低下が生じ、又、画質も、特に鮮鋭さが
劣ってきた。
実施例3,4 実施例1にそれぞれを磁性体を磁性体C,磁性体Dに変
え、トナーを作り、高速複写機で評価した。
え、トナーを作り、高速複写機で評価した。
[発明の効果] 以上のように、本発明のトナーを用いると高画質の複写
画像を、いかなる環境下でも長期間得ることができ、一
般家庭における使用や、厳しい環境の使用にも十分対応
できる。
画像を、いかなる環境下でも長期間得ることができ、一
般家庭における使用や、厳しい環境の使用にも十分対応
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】個数平均粒径が0.1μm以上0.3μm未満
で、その個数分布の標準偏差σを平均粒径で割った変
化係数がが40%以下である六面体形状の磁性体を含有す
る体積平均径Dが10μm以下で、その標準偏差をσTと
すると変化係数{(σT/D)×100}が25〜35%である磁
性トナー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294038A JPH0782247B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 磁性トナー |
| EP90119863A EP0423743B1 (en) | 1989-10-17 | 1990-10-16 | Magnetic toner |
| DE69017343T DE69017343T2 (de) | 1989-10-17 | 1990-10-16 | Magnetischer Toner. |
| US08/186,884 US5422215A (en) | 1989-10-17 | 1994-01-26 | Magnetic toner |
| HK118095A HK118095A (en) | 1989-10-17 | 1995-07-20 | Magnetic toner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294038A JPH0782247B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 磁性トナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03155562A JPH03155562A (ja) | 1991-07-03 |
| JPH0782247B2 true JPH0782247B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=17802467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1294038A Expired - Fee Related JPH0782247B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-11-14 | 磁性トナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782247B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3223635B2 (ja) * | 1993-03-18 | 2001-10-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 磁性トナー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5883858B2 (ja) | 2010-09-22 | 2016-03-15 | ジョンソン コントロールズ コンポーネンツ ゲーエムベーハー ウントコンパニー カーゲー | 車両シート用継手 |
| JP6251208B2 (ja) | 2014-04-02 | 2017-12-20 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、硬化膜、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および液晶表示装置 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1294038A patent/JPH0782247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5883858B2 (ja) | 2010-09-22 | 2016-03-15 | ジョンソン コントロールズ コンポーネンツ ゲーエムベーハー ウントコンパニー カーゲー | 車両シート用継手 |
| JP6251208B2 (ja) | 2014-04-02 | 2017-12-20 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、硬化膜、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および液晶表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03155562A (ja) | 1991-07-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5127562B2 (ja) | トナー | |
| JPH11153882A (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 | |
| JP2759518B2 (ja) | 静電潜像現像用磁性トナー | |
| US7090955B2 (en) | Black toner, image forming method and image forming apparatus using the toner | |
| JPH0588410A (ja) | 電子写真用青色トナー | |
| JP2759519B2 (ja) | 静電潜像現像用磁性トナー | |
| US4803142A (en) | Containing magnetic particles having a bulk resistivity of at most 1045 -1012 ohm.cm | |
| JP2769882B2 (ja) | 静電潜像現像用磁性トナー | |
| JPH0782247B2 (ja) | 磁性トナー | |
| JPH07104608B2 (ja) | 静電荷像現像用トナ− | |
| JPH04184354A (ja) | 磁性トナー | |
| JP2000284541A (ja) | トナー | |
| JP2001066830A (ja) | トナー | |
| JP2000284542A (ja) | トナー | |
| JP2000284543A (ja) | トナー | |
| JP3101783B2 (ja) | 黒色トナー | |
| JPS59187347A (ja) | 磁性トナ− | |
| JP2001042572A (ja) | トナー | |
| JP3412838B2 (ja) | 磁性トナー | |
| JPS61219959A (ja) | 静電荷像現像用磁性カラ−トナ− | |
| JP4148413B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JP2870833B2 (ja) | 電子写真用現像剤 | |
| JPS58187951A (ja) | 磁性カラ−トナ− | |
| JP3630940B2 (ja) | 磁性トナー | |
| JPH0782245B2 (ja) | 磁性トナー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |