JPH0782281A - ジホスフィナイト化合物及びそれを用いるオレフィンのヒドロホルミル化反応方法 - Google Patents

ジホスフィナイト化合物及びそれを用いるオレフィンのヒドロホルミル化反応方法

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JPH0782281A
JPH0782281A JP5225998A JP22599893A JPH0782281A JP H0782281 A JPH0782281 A JP H0782281A JP 5225998 A JP5225998 A JP 5225998A JP 22599893 A JP22599893 A JP 22599893A JP H0782281 A JPH0782281 A JP H0782281A
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JP
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diphosphinite
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rhodium
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Kyoji Yamamoto
經二 山本
Masahiro Miyazawa
眞宏 宮澤
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配位子として工業的に適した極めて高い反応
活性と、高いbranch体/linear体比を同時
に与える新規ジホスフィナイト化合物、及び該化合物と
ロジウム錯体を含む触媒を用いるオレフィンのヒドロホ
ルミル化反応方法を提供する。 【構成】 ビシクロ[2.2.1]ヘプタン骨格を基本
とし、その2,5−位に二つのホスフィニルオキシ基が
endo,endoに分岐した、ジホスフィナイト化合
物、および該ジホスフィナイト化合物とロジウム化合物
を含む触媒を用いる、オレフィンのヒドロホルミル化反
応方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学式(1)[化2]
【0002】
【化2】 [式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は炭素数1〜8個の
アルキル基、炭素数6〜18個のアリ−ル基及び炭素数
7〜18個のアラルキル基よりなる群から選ばれる少な
くとも一種の基であり、それらは互いに同一であっても
又は、異なっていてもよく、また、R1 とR2 及び/又
はR3 とR4 はリン原子以外の結合によってもつながっ
ていても良いアルキル基、アリ−ル基又はアラルキル基
を表す。]で表されるビシクロ[2.2.1]ヘプタン
骨格を有するジホスフィナイト化合物、及び該化合物と
ロジウム化合物を含む触媒を用いる事を特徴とする、オ
レフィンのヒドロホルミル化反応方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、オレフィンのヒドロホルミル化反
応方法としては、ジコバルトオクタカルボニル等のコバ
ルト触媒を用いる方法がよく知られていたが、この触媒
は活性が低く高温高圧が必要で、工業用触媒としては適
当ではなかった。そこで、このような欠点を克服した工
業用のヒドロホルミル化反応触媒として、比較的温和な
条件下で高い活性が得られるロジウム錯体触媒の開発が
盛んに行われてきた。
【0004】本ヒドロホルミル化反応は、各種オレフィ
ン化合物をカルボニル化合物に変換し、主要な工業薬品
の製造を可能ならしめているのみならず、医薬、農薬、
香料などの精密化学薬品の合成中間体を提供する、基本
的且つ非常に重要な反応である。従って、本反応は単純
なオレフィンのみならず、官能基を有するオレフィンの
ヒドロホルミル化反応に於いても有用な化学品を製造す
る極めて貴重な反応である。ところが、官能基を有する
オレフィンのヒドロホルミル化反応では、一般にbra
nch体とlinear体の二種類の生成物ができ、そ
の選択性が重要であるが、一般に所望する異性体の選択
性が低いという問題があった。
【0005】また、ロジウム触媒を用いてオレフィンの
ヒドロホルミル化反応を行う場合、トリフェニルホスフ
ィン等のホスフィン化合物を配位子として用いることが
一般的であるが、高価なロジウム触媒の失活を防ぐため
に加える多量のホスフィン配位子によって、反応活性が
低下するという問題点があり、より高活性な触媒系及び
ヒドロホルミル化反応方法の開発が求められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、配位子とし
て工業的に適した極めて高い反応活性と、高いbran
ch体/linear体比を同時に与える新規ジホスフ
ィナイト化合物、及び該化合物とロジウム錯体とからな
る触媒を用いるオレフィンのヒドロホルミル化反応方法
を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、配位子と
して工業的に適した極めて高い反応活性と、高いbra
nch体/linear体比を同時に与える新規ジホス
フィナイト化合物、及び該化合物とロジウム錯体とから
なる触媒を用いるオレフィンのヒドロホルミル化反応方
法を提供するべく鋭意研究を重ねた結果、配位子として
極めて優れた反応活性と反応特性を発現する化合物、及
びそれを用いたヒドロホルミル化反応方法を見出し、本
発明を完成するに至った。すなわち本発明は、化学式
(1)[化3]
【0008】
【化3】 [式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は炭素数1〜8個の
アルキル基、炭素数6〜18個のアリ−ル基及び炭素数
7〜18個のアラルキル基よりなる群から選ばれる少な
くとも一種の基であり、それらは互いに同一であっても
又は、異なっていてもよく、また、R1 とR2 及び/又
はR3 とR4 はリン原子以外の結合によってもつながっ
ていても良いアルキル基、アリ−ル基又はアラルキル基
を表す。]で表されるビシクロ[2.2.1]ヘプタン
骨格を有するジホスフィナイト化合物を提供するもので
ある。
【0009】また本発明は、該ビシクロ[2.2.1]
ヘプタン骨格を有するジホスフィナイト化合物とロジウ
ム化合物を含む触媒を用いる事を特徴とする、オレフィ
ンのヒドロホルミル化反応方法である。本発明につい
て、更に詳しく説明する。本発明のジホスフィナイト化
合物は、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン骨格を基本と
し、その2,5−位に二つのホスフィニルオキシ基がe
ndo,endoに分岐した、極めて精密に設計された
配位子である。なお、「R3とR4はリン原子以外の結合
によってもつながっていても良いアルキル基、アリ−ル
基又はアラルキル基を表す。」とは、化学式(2)[化
4]
【0010】
【化4】 [式中、Yは酸素、窒素、金属などの原子又はC1 〜C
3 の炭素鎖などの原子団を表す。]のようにYを介し
て、もしくは直接にR3 とR4 が結合するようなもので
ある。本発明におけるジホスフィナイト化合物の製造方
法としては、文献既知の反応を組み合わせて行うことが
できる。例えば、化学式(3)[化5]
【0011】
【化5】 に示したように、入手容易なノルボルナジエンを、ギ酸
との反応によってジホルメートとし、これをクロム酸を
用いて酸化してノルボルナン−2,5−ジオンとし、水
素化トリ(tert−ブトキシ)アルミニウムリチウム
にて選択的に還元してendo,endo−2,5−ノ
ルボルナンジオールを製造し、これにクロロホスフィン
類を反応させて製造することができる。
【0012】本発明のジホスフィナイト化合物における
リン原子上の置換基、R1 、R2 、R3 及びR4 として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、オクチルまた
はシクロヘキシル等のアルキル基、フェニル、ナフチ
ル、m−トリル、o−トリルまたはm−スルフォフェニ
ル等のアリ−ル基、ベンジルまたはナフチルメチル等の
アラルキル基、又はジフェニレン基等のリン原子と環を
形成する置換基等が例示されるが、これには限定されな
い。さらには、R1 、R2 、R3 及びR4 がそれぞれ異
種の置換基であっても良い。
【0013】本発明によれば、上記ジホスフィナイト化
合物を配位子として用い、ロジウム化合物と組み合わせ
ることにより、オレフィンのヒドロホルミル化反応の触
媒とすることができ、極めて高い活性で、且つ選択的に
branch体のアルデヒド化合物を製造する事ができ
る。本発明のヒドロホルミル化反応方法においては、ジ
ホスフィナイト化合物とロジウム化合物とを単に混合す
るのみで有効な触媒として用いることができるが、必要
があれば、ジホスフィナイト化合物とロジウム化合物か
ら生成する錯体を一担単離した後、これを触媒として用
いることもできる。
【0014】ロジウム化合物としては、ジホスフィナイ
ト化合物と錯体を形成するものであれば良く、特に限定
されないが、例えば、三塩化ロジウム、ビス(クロロジ
カルボニルロジウム)、ビス[クロロ(シクロオクタジ
エン)ロジウム]、ビス[クロロ(ノルボルナジエン)
ロジウム]、ヒドリドカルボニルトリス(トリフェニル
ホスフィン)ロジウム又はジカルボニルアセチルアセト
ナートロジウム等を例示することができる。
【0015】本発明を用いてヒドロホルミル化するオレ
フィンとしては、特に制限はないが、エチレン、プロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−
オクテンまたは1−デセン等の直鎖α−オレフィン類、
2−ブテン、2−ペンテン、2−ヘキセン、3−ヘキセ
ン、2−オクテンまたは3−オクテン等の直鎖内部オレ
フィン類、イソブチレン、2−メチル−1−ブテン、2
−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、
2−メチル−1−ヘキセン、3−メチル−1−ヘキセ
ン、2−メチル−1−ヘプテン、3−メチル−1−ヘプ
テンまたは4−メチル−1−ヘプテン等の分岐α−オレ
フィン類、2,3−ジメチル−1−ブテン、2,3−ジ
メチル−1−ペンテン、2,4−ジメチル−1−ペンテ
ン、2,3−ジメチル−1−ヘキセン、2,4−ジメチ
ル−1−ヘキセン、2,5−ジメチル−1−ヘキセンま
たは3,4−ジメチル−1−ヘキセン等の多分岐α−オ
レフィン類、シクロヘキセン、2−ノルボルネンまたは
ビシクロ[2.2.2]オクテン−2等の環状オレフィ
ン類並びにこれらの二重結合異性体、スチレン、p−メ
チルスチレン、p−イソブチルスチレンまたは2−ビニ
ルナフタレン等のアリ−ル置換オレフィン類、3−フェ
ニルプロピレン等のアラルキル置換オレフィン類、酢酸
ビニル等のカルボニルオキシ基置換オレフィン類、N−
エチルアミノエチレンまたはN−メチルピロリドン等の
窒素基置換オレフィン類、アリルアルコ−ル等の不飽和
アルコ−ル類、アクロレインアセタ−ル、メチルビニル
エーテルまたはフェニルビニルエ−テル等の不飽和エ−
テル類、アクリル酸メチルまたはオレイン酸メチル等の
不飽和エステル類、又は桂皮酸等の不飽和カルボン酸等
を例示することができ、好ましくは、1−オクテン、ス
チレン、p−イソブチルスチレン、2−メトキシ−6−
ビニルナフタレン、アクリル酸メチルまたは酢酸ビニル
等のα−オレフィン類が用いられる。
【0016】本発明によるジホスフィナイト化合物とロ
ジウム化合物を用いるオレフィンのヒドロホルミル化反
応方法において、ロジウム化合物の量としては、オレフ
ィンに対して通常100mol%以下、好ましくは10
mol%以下で用いられる。100mol%以上では触
媒反応とはいえず、またコストが高くなるなど、工業的
に好ましくない。また、ジホスフィナイト化合物の量と
しては、ロジウム化合物に対して通常10モル当量以
下、好ましくは5モル当量以下で用いられる。10モル
当量以上ではロジウム化合物の反応活性を低下させるた
め好ましくない。また、本発明の方法における反応条件
としては、一般的なヒドロホルミル化反応条件を用いる
ことができる。即ち、反応温度は通常−50〜200
℃、好ましくは0〜100℃であり、圧力は通常1〜3
00kg/cm2 G.、好ましくは10〜100kg/cm2 G.であ
り、反応時間は通常0.1〜100時間である。また、
水素/一酸化炭素比(容量比)は通常0.1〜10の範
囲である。反応溶媒は、通常用いる必要はないが、必要
によってはベンゼン、トルエンまたはキシレンなど反応
に不活性な有機溶媒を用いることもできる。所望なら
ば、高沸点副生物や生成物であるアルデヒドを溶媒とし
て用いる事も可能である。
【0017】
【実施例】以下、実施例にて本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例1 endo,endo−2,5−ビス[(ジフェニルホス
フィニル)オキシ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタンの
合成 (1)フラスコに、ノルボルナジエン69.6g(0.
76mmol)とギ酸280ml(88%,5.32m
mol)を入れ、攪はんしながら4時間加熱還流させ
た。反応液を冷却し、過剰のギ酸を減圧留去した後、減
圧蒸留してノルボルナン−2,5−ジホルメートの混合
物121.6g(87%)を得た。得られたノルボルナ
ン−2,5−ジホルメートの混合物をアセトン360m
lに溶かしてフラスコに入れ、氷冷しながら、8規定三
酸化クロム−硫酸溶液1000mlを19時間かけて滴
下した。イソプロピルアルコールを加えて過剰の酸化剤
を処理した後、固形物を濾別し、濾液中のアセトンを減
圧留去した。残査をジエチルエーテルで連続抽出し、抽
出液を減圧蒸留することにより、ノルボルナン−2,5
−ジオンを30.0g(34%)得た。
【0018】(2)フラスコに、水素化トリ(tert
−ブトキシ)アルミニウムリチウム6.1g(24mm
ol)の乾燥テトラヒドロフラン15ml溶液を入れて
−10℃に冷却し、(1)で得たノルボルナン−2,5
−ジオン298mg(2.4mmol)の乾燥テトラヒ
ドロフラン50ml溶液を加えた。室温に戻して1時間
攪はんした後、水を加えてクエンチし、不溶物を濾別し
た。濾液を減圧して溶媒を留去し、残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル)で精製
して、endo,endo−2,5−ノルボルナンジオ
ールを229mg(74%)得た。
【0019】(3)(2)で得たendo,endo−
2,5−ノルボルナンジオール100mg(0.78m
mol)の乾燥ジクロロメタン15ml溶液に、ピリジ
ン0.16ml(2.0mmol)を加えて0℃に冷却
し、ここにクロロジフェニルホスフィン0.31ml
(1.7mmol)を加えた。混合物を室温で6時間攪
はんした後、減圧濃縮し、残査をジエチルエーテル30
ml中に入れ、不溶物を濾別した。濾液を濃縮し、残査
をアルミナカラムクロマトグラフィーで精製して、標記
化合物100mg(26%)を得た。
【0020】1H NMR(270MHz,CDCl3) δ7.2-7.6(m, 20H, Ph), 4.41(m, 2H), 2.33(brs, 2H),
2.00(d, J=13.53 Hz, 2H), 1.75(ddd, J=4.61, 11.87,
13.53 Hz, 2H), 1.37(brs, 2H).13 C NMR(125MHz,CDCl3) δ130.4(d, J=23.1 Hz), 129.9(d, J=21.9 Hz), 128.9
(d, J=18.3 Hz), 128.1(d, J=7.3 Hz), 80.7(d, J=18.4
Hz), 42.2(d, J=4.9 Hz), 35.3, 29.2(d, J=6.1Hz). IR(KBr) 3062, 2956, 2930, 2874, 1477, 1432, 1364, 1231, 11
79, 1115, 1094, 1044,1013, 876 cm-1
【0021】実施例2 スチレンのヒドロホルミル化反応 50mlのオートクレーブにスチレン104.6mg
(1mmol)、ベンゼン5ml、ジカルボニルアセチ
ルアセトナートロジウム1.3mg(5×10ー3mo
l、0.5mol%)、及び配位子としてendo,e
ndo−2,5−ビス[(ジフェニルホスフィニル)オ
キシ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン3.0mg(6
×10ー3mol)を入れ、一酸化炭素と水素の1:1混
合ガスで3回置換した後、一酸化炭素と水素の1:1混
合ガスを40気圧充填した。オートクレーブを30℃に
保ち、20時間攪はんした。残ガスを放出後、反応液を
ろ過し、溶媒を留去した後、蒸留して、フェニルプロピ
オンアルデヒド130mgを得た。収率97% 。 2−
フェニルプロピオンアルデヒドと1−フェニルプロピオ
ンアルデヒドの生成比は、96:4であった。
【0022】実施例3 酢酸ビニルのヒドロホルミル化反応 50mlのオートクレーブに酢酸ビニル86mg(1m
mol)、ベンゼン5ml、ジカルボニルアセチルアセ
トナートロジウム1.3mg(5×10ー3mol、0.
5mol%)、及び配位子としてendo,endo−
2,5−ビス[(ジフェニルホスフィニル)オキシ]ビ
シクロ[2.2.1]ヘプタン3.0mg(6×10ー3
mol)を入れ、一酸化炭素と水素の1:1混合ガスで
3回置換した後、一酸化炭素と水素の1:1混合ガスを
40気圧充填した。オートクレーブを40℃に保ち、2
0時間攪はんした。残ガスを放出後、反応液をろ過し、
溶媒を留去した後、蒸留して、2−アセトキシプロピオ
ンアルデヒド111mgを得た。収率96%。この反応
では、1−アセトキシプロピオンアルデヒドは検出され
なかった。
【0023】比較例1〜4 実施例2における配位子を、endo,endo−2,
5−ビス[(ジフェニルホスフィノ)メチル]ビシクロ
[2.2.1]ヘプタン、1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)エタン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)ブタン、または1,6−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)ヘキサンに変え、撹拌時間を30時間に変えた以外
は実施例2と全く同様の方法で反応を行った。結果を、
実施例2と共に表1に示す。
【0024】
【表1】 この結果より、配位子として、本発明のendo,en
do−2,5−ビス[(ジフェニルホスフィニル)オキ
シ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタンを用いると、高い
branch選択性を維持したまま、他の配位子に比べ
て非常に高い反応活性が得られることがわかる。
【0025】比較例5、6 実施例3における配位子を、endo,endo−2,
5−ビス[(ジフェニルホスフィノ)メチル]ビシクロ
[2.2.1]ヘプタン、又は 1,2−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)エタンに変えた以外は実施例3と全く
同様の方法で反応を行った。結果を、実施例3と共に表
2に示す。
【0026】
【表2】 この結果より、配位子として、本発明のendo,en
do−2,5−ビス[(ジフェニルホスフィニル)オキ
シ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタンを用いると、高い
branch選択性を維持したまま、他の配位子に比べ
て非常に高い反応活性が得られることがわかる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、配位子として極めて優れ
た反応活性と反応特性を発現するジホスフィナイト化合
物が得られ、該化合物とロジウム化合物を用いたオレフ
ィンのヒドロホルミル化反応により、極めて高い活性で
branch体選択的にアルデヒド化合物を製造する事
ができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学式(1)[化1] 【化1】 [式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は炭素数1〜8個の
    アルキル基、炭素数6〜18個のアリ−ル基及び炭素数
    7〜18個のアラルキル基よりなる群から選ばれる少な
    くとも一種の基であり、それらは互いに同一であっても
    又は、異なっていてもよく、また、R1 とR2 及び/又
    はR3 とR4 はリン原子以外の結合によってもつながっ
    ていても良いアルキル基、アリ−ル基又はアラルキル基
    を表す。]で表されるビシクロ[2.2.1]ヘプタン
    骨格を有するジホスフィナイト化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジホスフィナイト化合物
    とロジウム化合物を含む触媒を用いる事を特徴とする、
    オレフィンのヒドロホルミル化反応方法。
JP5225998A 1993-09-10 1993-09-10 ジホスフィナイト化合物及びそれを用いるオレフィンのヒドロホルミル化反応方法 Pending JPH0782281A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054193A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Chirotech Technology Limited Chiral phosphorus-based ligands
US7232931B2 (en) 2002-05-10 2007-06-19 Oxeno Olefinchemie Gmbh Method for the rhodium-catalyzed hydroformylation of olefins with reduction of rhodium losses
WO2007109549A2 (en) 2006-03-17 2007-09-27 University Of Kansas Tuning product selectivity in catalytic hyroformylation reactions with carbon dioxide expanded liquids
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