JPH078247B2 - ばねコイル及びばね組立体 - Google Patents

ばねコイル及びばね組立体

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JPH078247B2
JPH078247B2 JP62119962A JP11996287A JPH078247B2 JP H078247 B2 JPH078247 B2 JP H078247B2 JP 62119962 A JP62119962 A JP 62119962A JP 11996287 A JP11996287 A JP 11996287A JP H078247 B2 JPH078247 B2 JP H078247B2
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offset
coil
spiral
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エイ フレッシャー キース
エフ ワグナー ロバート
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ジ オハイオ マットレス カンパニー ライセンシング アンド コンポウネンツグループ
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 マットレスの内部ばねユニットは、一般に、平行な列に
相並ぶ関係に配置された複数のばねコイルから形成さ
れ、それによって平行な柱が列に対し直角に形成され
る。境界ワイヤは、代表的には、最も外側のばねコイル
により形成された内部ばねユニットの上方と下方の両方
の周囲を取り囲み、ばねコイルの端部に形成された末端
渦巻きに連結されている。
コイルの端から軸線方向内側にあるスパイラルの直径に
対して拡大された直径をもつ末端渦巻き(terminal con
volution)を形成するのが普通の慣行である。これは、
ばねの相互係合を容易にし、かつ圧縮中、ばねコイルを
より安定にする。列中の隣接するばねコイルの末端渦巻
きは重ねられ、そして交差らせん(Cross−helicals)
として引用されるらせん状のばねコイルが、次に、重ね
られた渦巻き部分を取り巻くように柱に沿って巻きつけ
られる。これらの交差らせんは、通常、重ねられた末端
渦巻きの部分の組合された直径より僅かに大きい直径を
有する。より大きい直径のらせんばねが、境界ワイヤ
(border wire)を末端渦巻きを取付けるためにしばし
ば用いられる。
任意のマットレスの内部ばねの設計の基礎にある製造と
快適さについてのいくつかの一般的な考慮事項がある。
例えば、ばねコイルの相互関係並びにばねコイルと境界
との連結を容易にする末端渦巻きの開発に対し、工業界
において相当な努力が払われた。例えば、真直部分を含
む片寄り部分を形成した末端渦巻きが開発された。これ
により、より多くのらせんスパイラルを“捕え(catc
h)”かつそれによって個々のコイルに対しより大きい
安定性を与える真直部分の可成りの長さに沿って、ばね
の端部を固定することが可能となる。然しながら、改良
された安全性が常に求められている。
これらの努力は、ばねコイルが互に他に対して回転する
ことを防ぎ、かつ多分ユニットの上方平面又は下方平面
から外へ回転することを防ぐ方法を見出すことにも指向
されている。この領域の関連する問題は、コイルの重ね
られた部分が互に滑って騒音を出す場合のヒンジ動作
(hinging)の問題である。ヒンジ動作は、更に、境界
ワイヤと重ねられたコイル間で起ることがある。このよ
うなヒンジ動作は、明らかに、マットレス内において最
小に維持されるのが望ましい。
マットレスの設計と製造におけるもう1つの考慮事項
は、異なる種々の堅固さの特性を有する内部ばねユニッ
トを個人の好みに適合させる能力である。このことは単
に、異なる堅固さを有するいくつかのマットレスライン
を与え、又はより複雑なマットレスにおいては、特定の
マットレスの内部ばねに異なる堅固さの領域を与えるこ
とに帰するかも知れない。
容易に認識できるように、異なる堅固さの特性をもつマ
ットレスの製造は、各マットレスの堅固さに対し圧縮を
異にするばねの使用を通じて遂行され、普通は、種々の
ばねを異なるワイヤ在庫品から又は異なる輪郭に作るこ
とにより達成される。内部ばねユニットの全体的レイア
ウト又は構造は、例えばコイルの巻き数とコイルの配置
を変えることにより、1つのマットレス堅固さから他の
堅固さへ変化させることもできる。より重いワイヤ在庫
品、より多くのばね、異なるばね又は異なるレイアウト
の使用は、部品と労力の点でマットレスの製造コストを
増大させることが明らかである。それ故、異なる程度の
堅固さをもつマットレスを作る際の主要な考慮事項は、
所望の結果を達成しながら、最も効率的かつ経済的な方
法でそれを作ることである。
発明の分野 本発明は、ばねコイル及びばねコイル組立体に関し、特
にマットレスの内部ばねに用いられるものに関する。
発明の概要 本発明は、特にマットレスの内部ばねユニットに使用す
るようになっている、ばねコイル及びばねコイル組立体
に対する多くの革新と改良を提供する。上に略述した一
般的考慮事項は、本発明において、製造中容易に調節で
きる堅固さを有するばねコイルとしての形態をとる。本
発明は、更に、ばねコイルが相互に又は内部ばねユニッ
トを取囲む境界ワイヤに対してほとんど又は全く回転し
ないことを保証するばねコイル及びばね組立体の特徴を
含んでいる。本発明はまた、種々の異なる堅固さ特性の
内部ばね組立体を生じさせるばねコイル及び交差らせん
の種々の配列を含んでいる。
本発明の1つの観点において、ばねコイルは、スパイラ
ルコイル本体と一対の末端渦巻きとを有する。末端渦巻
きの少くとも1つはC形輪郭を有し、この実施態様で
は、C形輪郭は、第3片寄り部分により一端で互に接合
された第1と第2の向かい合った片寄り部分を含んでい
る。末端渦巻きの残りの部分は開いている。片寄り部分
のすべてがほぼ同一平面内にある。
第1片寄り部分は自由端を有する。第2片寄り部分は、
末端渦巻きと同一平面内に延びる勾配アームの形の連結
区分を介してスパイラルコイル本体と接合している。勾
配アームは、ばねコイルの圧縮を変え、そしてそれによ
ってばねコイルの堅固さを変えるため、製造の際長さが
調節可能である。かくして、変化する堅固さ特性の内部
ばねユニットを作るために、単一のワイヤ在庫品を用い
るばねコイルに対して単一の基本的形状を採用すること
ができる。
本発明のもう1つの観点は、末端渦巻きに1つ又は2つ
以上の片寄り部分を形成し、これらの片寄り部分は、境
界ワイヤらせんで境界ワイヤに取付けられたとき、境界
ワイヤとの三点係合を与えることである。片寄り部分
は、そこに形成された段付き区分を有し、この段付き区
分は、ばねコイル軸線から半径方向外側へ間隔をへだて
られた実質的に真直の主要部分と、主要部分の各端にお
いて主要部分から離れる方向に延びる角度付き部分と、
実質的に互に一線上にありかつ主要真直部分に平行でか
つ角度付き部分から外側へ延びる小さい真直部分とを有
する。周囲のばねコイルの段付きの片寄り部分は境界ワ
イヤと重ねられ、次いで境界ワイヤらせんが主要真直部
分及び小さい真直部分の周りに巻きつけられて、片寄り
部分を境界ワイヤの周りに回転しないように保持する。
本発明のなおもう1つの観点は、末端渦巻きに、肩部に
終る片寄り部分を形成することを意図している。列中の
隣接するコイルの片寄り部分が重ねられ、重ねられた部
分は、次いで、重ねられた部分の組合わされた直径より
僅かに大きい内径を有する交差らせんで取巻かれる。ら
せんのピッチは、重ねられた片寄り部分の少くとも1つ
の肩部の外側と外側との間の距離に調和され、交差らせ
んが肩部の外側と同時に係合するようにする。このよう
に捕えられた末端渦巻きを有するばねコイルは、それに
よって、回転を防止される。本発明のこの形態は、交差
らせんが、各対の重ねられた片寄り部分の他方の片寄り
部分の内側肩部とも同時に係合して、他方のばねコイル
の回転に対する追加の固定となるように、更に適合させ
るのが有利である。
本発明のなおもう1つの観点は、ばねコイルの列の独特
の配置と、コイルを互に係合させる交差らせんの使用に
ある。これに関連して、内部ばねユニットは、長さと幅
を有し、長さは幅より長い。ばねコイルは幅を横切って
延びる列に配置され、それによって形成されたばねコイ
ルの柱は、長さに沿って延びている。かくして、列中の
隣接する重ねられたばねコイルを接合する交差らせん
は、柱に沿って延びている。内部ばねユニットの幅を横
切る列のこの配置は、ユニットの或る領域にて列を互に
より近く離間させてより大きい堅固さをうることを可能
とする。従って、増大させた堅固さのこれらの領域は、
マットレスの全幅を横切って一定となるであろう。
次に、列に沿って延びかつ重ねられた部分以外の末端渦
巻きの部分の周りに巻きつけられた第2の組の交差らせ
んばねが設けられる。従って、マットレスに対し追加の
堅固さが与えられる。直角に配置された交差らせんから
得られるこの追加の堅固さは、内部ばねユニットの特定
の領域例えば中央3分の1に集中させることができ、又
は全長にわたって延在することができる。マットレスの
長さに沿う交差らせんの主要の組の設置により、この選
択的な“姿勢をとらせること(posturizing)”を容易
に遂行することができる。
直角の交差らせんの前述の使用についての変形例は、一
列中のばねの片寄り部分が隣接する列の末端渦巻きの中
へ延びるように列を重ねたばね組立体の形成である。第
2の組の交差らせん(幅を横切る)は、次に、隣接する
列のばねコイルの末端渦巻きの重ねられた部分の周りに
巻きつけられる。
本発明の現在好ましい形態は、末端渦巻きに対し、開放
端片寄り形状を有するばねコイルの輪郭を利用している
ことが理解されよう。3つの片寄り部分が設けられ、そ
のうちの2つは一般に、コイル本体の対向側にある互に
平行な区分である。第3の片寄り部分は他の2つの片寄
り部分を結合し、境界ワイヤと三点係合をするための上
述の段付き片寄り区分を備えている。かくして、本発明
の種々の観点又は特徴は、所望により、単独で又は組合
せて用いうることが理解されよう。
本発明の前述の特徴と利点は、添付図面と組合せてなす
本発明の種々の実施態様についての以下の詳細な説明を
考慮することにより更によく理解されよう。
発明の現在好ましい実施態様の詳細な説明 本発明はマットレスの内部ばねユニット用に特別の応用
を見出しているので、以下この状況において説明するけ
れども、本発明はこの用途のみに限定されず、他の使用
に有用性を見出しうることが理解されよう。
添付図面を参照すると、第1図は平行な列の長方形のパ
ターンに配列されたばねコイル11からなる内部ばねユニ
ット即ち内部ばね組立体10を示している。列は、第1図
で見たとき右から左へ延び、隣接する列は間隔をへだて
られている。これらの列は内部ばねユニット10の幅を横
切って延びている。それによって、内部ばねユニット10
の長さに沿って(縦方向に)延びかつ列に対し直角なば
ねコイル11(以下単にコイルという)の縦列が形成され
ている。
ユニットの幅を横切って列を延長することにより、単に
列を互に近づけるだけで、増大した堅固さの領域を作る
ことができる。それによって、増大した堅固さの領域は
ユニットの幅を横切って一定である。
第2図を参照すると、コイル11はスパイラルコイル本体
11aを有し、コイル11の各端部に末端渦巻き11b、11cが
形成されている。図示したコイルのスパイラル本体11a
は、この実施態様では約1.843インチ(46.8mm)のかな
り一定の直径を有する。末端渦巻き11bと11cは、形状が
等しく、スパイラル本体11aより大きい直径を有する。
この実施態様では、コイルの軸線方向の全長は約5.00イ
ンチ(127mm)である。
末端渦巻き11b、11cの各々は、3つの片寄り部分12、1
3、14と開放端15とからなる開放端片寄り輪郭に形成さ
れている。末端渦巻き11b、11cの全体形状は長方形であ
るのがわかる。片寄り部分12と14は、互にほぼ平行でか
つほぼ同じ長さの大体真直な区分を有する。第3の片寄
り部分13は第1片寄り部分12の端部と第2片寄り部分14
の端部との間に延び、以下により詳しく述べる段付き区
分を有する。末端渦巻きのすべての部分は、ばねコイル
の軸線に垂直なほぼ同一平面内にある。これらのコイル
11は、15ゲージ(0.072)のようなワイヤ素材の単一片
から作られ、このワイヤは先ずスパイラル本体の形状を
与えられ、次いで所望の末端渦巻きを与えられる。
コイル11は、一列中の隣接したコイルの片寄り部分12、
14が重なるように位置決めされる。重ねられた片寄り部
分の対は、次いで、重ねられた片寄り部分をからみ合わ
せるように第1組のらせんコイルばね17を列を横切って
即ち縦列に沿ってらせん状に回転させることにより固定
される。交差らせん17は、作用中重ねられた関係が維持
されるように、重ねられた片寄り部分の直径よりほんの
僅かに大きい内径を有する。かくして、内部ばねユニッ
ト10の上側と下側の両側で末端渦巻きがこの方法で互に
からみ合わされる。このような長い比較的真直ぐな区分
を片寄り部分12、14に設けることにより、交差らせんの
可成り多くの巻き数を片寄り部分の周りに作ることがで
き、このことは、重ねられた片寄り部分の対のしっかり
した係合とコイル11に対するより大きい安定性とを生じ
させる。
内部ばねユニット10の周囲にある片寄り部分12、13、14
は、この周囲のまわりに延びる境界ワイヤ18に取付けら
れる。境界ワイヤのらせんばね19はこの取付をするため
に用いられ、境界ワイヤと重ねられた片寄り部分の周り
にらせん状に巻き付けられる。境界ワイヤ18は内部ばね
ユニットの上側と下側の両方に対して設けられる。
第2片寄り部分14は、第2片寄り部分の真直ぐな区分に
対しほぼ垂直に延びるように内側へ向きを変えられた自
由端14aを有する。第1片寄り区分12は、末端渦巻き11
b、11cをスパイラル本体11aに連結する連結区分20へ延
びている。この連結区分20は、第1片寄り部分12の端部
からほぼ垂直に延び、末端渦巻きと同一平面内にある。
連結区分20は、コイル11に対する勾配アームとして引用
されるものを形成する。第10a図、第10b図、11a図、第1
1b図及び第12a図、第12b図は、異なる長さの勾配アーム
20をもつ3つの末端渦巻きを示している。コイル11の圧
縮荷重、従ってコイルの堅固さは、この勾配アーム20の
長さを変えることによって或る限界内で調節できる。こ
のことは第8図のグラフを参照するとわかる。
このグラフに示されているように、長さ(第1片寄り部
分12の真直区分の端からスパイラル本体への曲り部まで
測定した)約1/4インチ(6.35mm)の勾配アームを有す
るコイルは、1.45ポンド/インチ(0.259kg/cm)のばね
勾配(spring gradient)を有した。長さ5/8インチ(1
5.875mm)の勾配アームをもつ同様なコイル11は、1.85
ポンド/インチ(0.33kg/cm)のばね勾配を有した。
従って、前述の説明から、個々のコイルの圧縮荷重又は
堅固さ(firmness)は、勾配アーム20の長さを調節する
ことにより変えうることがわかる。この調節は、コイル
成形機における比較的複雑でない調節を通じて、製造中
に容易に行なわれる。それ故、効率的かつ安価な方法
で、変化する堅固さのばねコイルを同じ機械で同じワイ
ヤ素材から製造することができる。
現在の見積りは、勾配アーム20の長さの好ましい範囲を
ばねコイルの有効材料長さ(active material length)
の約3%〜9%に置いている。有効材料長さは、荷重を
ばねに加えたとき撓むのが自由な材料の長さであると考
えられる。従って、勾配アームと末端渦巻きとを除外し
たコイルのスパイラル部分は、ここに示したコイルの有
効材料長さを構成するであろう。
また、本発明のこの堅固さの調節の特徴は、特定の片寄
り部分を有する実施態様に関連して説明したけれども、
他の形状の末端渦巻きに適用できるものと考えられる。
本発明のばねコイルは、更に、荷重下で、即ちコイルを
撓めるとき変化する堅固さを与える。第9図のグラフを
参照すると、ボンネル(Bonnell)型のばねで成形され
た内部ばねユニットが、増大する荷重(線B参照)に応
じてかなり直線的な撓みを示した。カーペン(Karpen)
の米国特許第3,533,114号に示されている型のばねから
成形された内部ばねユニットは、同様に、荷重に対しか
なり直線的な応答(線A)を示した。
本発明のばねコイル11からなる内部ばねユニットは、前
述の内部ばねユニットと対照的に荷重に対し著しい非直
線的応答(線C)を示した。この結果は、本発明の内部
ばね組立体は撓みの最初の段階において人間に対し“表
面の快適さ(surfacecomfort)”を与える第1堅固さを
提供することである。増大した荷重が内部ばねユニット
に加えられると、堅固さが増大して“深さ(depth)”
即ち“支持的(supportive)”堅固さを与える。それに
よって、より好適なマットレスが作られる。
第3図を参照すると、本発明のもう1つの特徴は、コイ
ル11を互に回転しないように固定するため交差らせん17
のピッチを片寄り部分12、14の長さに調和させることに
ある。この目的で、片寄り部分12、14の各々は、その各
端に形成された肩部25を有する。それによって、各肩部
25に内側肩部25a及び外側部25bが形成される。らせん17
のピッチ(第3図に指示されているように)は、第3図
の片寄り部分14の外側肩部のような、一対の重ねられた
片寄り部分の1方の両外側肩部25bに交差らせん17が同
時に係合するように選択される。それによって、片寄り
部分14と従ってそのコイル11は、交差らせん17により回
転しないようにしっかりと保持される。
交差らせん17のピッチは、また、交差らせん17が一対の
重ねられた片寄り部分の他方12の両内側肩部25aを捕え
るように選択されるのが有利である。第3図に示すよう
に、重ねられた片寄り部分12、14は境界線を共にしてお
り、交差らせん17は片寄り部分12の内側肩部25aを捕ら
える。それによって、片寄り部分12を有するコイル11は
回転しないように更に固定される。(この同じコイル11
が、前述の方法で次の隣接する交差らせんにより保持さ
れた片寄り部分14を有することが理解されよう。) 本発明のもう1つの特徴は、周囲のコイル11と境界ワイ
ヤ18との間で遂行される三点取付けに関する。特に第2
図及び第4図を参照すると、第3の片寄り部分13は、主
要真直部分13aと、主要真直部分13aの端から延びる角度
付き部分13bと、角度付き部分13bから延びる小さい真直
部分13cと、からなる段付き区分を有する。主要真直部
分13aは、コイル本体11aから半径方向外側へ間隔をへだ
てられ、ほぼコイル本体11aに接線方向にある。小さい
真直部分13cは互にほぼ一線上にあり、主要真直部分13a
にほぼ平行である。
境界ワイヤのらせん19は、重ねられた境界ワイヤ18及び
第3片寄り部分13の周りに巻きつけられて、小さい真直
部分13cの内側と主要真直部分13aの外側とを捕えてい
る。これが、非常にしっかりとした境界ワイヤと片寄り
部分13との三点取付けを生じさせ、片寄り部分が境界ワ
イヤに対し丁番動作をするのが実質的に妨げられる。
第5図に示すように、コイル11の末端渦巻きは、その片
寄り部分12、13、14の3つの全部にこのような段付区分
を備えることができる。かくして、周囲のコイルの三点
取付けが境界ワイヤ全体の周りに行なわれる。(十分な
効果をうるためには、第3片寄り部分が境界ワイヤに隣
接するように、コイルの最後の列を逆にしなければなら
ないけれども)。
本発明のもう1つの特徴は、コイルを更にからみ合せる
ため、第1組の交差らせん17に直角な第2組の交差らせ
ん28を追加することにより内部ばねユニット10の堅固さ
を調節する能力である。第6図に見るように、交差らせ
ん28は、コイルの列に沿って延びており、即ちマットレ
スの幅を横切って延びている。交差らせん28は、交差ら
せん17と実質的に等しく、そして末端渦巻きの短い区分
14a及び勾配アーム20の周りに巻きつけられている。変
形例として交差らせん28は、同じ効果で列内の第3片寄
り部分13の周りに巻きつけることができることが理解さ
れよう。
第2組の交差らせん28は、余分の堅固さを与え、内部ば
ねユニット10の一方側又は両側の全長に沿って延びるこ
とができるし、又はユニットに“ある姿勢をとらせる
(pasturize)”ために内部ばねユニット10の選択され
た区分に配置されることができる。この姿勢をとらせる
ことは、1次交差らせん17がマットレスの長さに沿って
延びるようにばねを配列することにより容易に達成され
る。
第7図は本発明のなおもう1つの観点を示し、それによ
って非常に堅固な内部ばねユニットが作られる。隣接す
る列のコイル11は、1つの列の第3片寄り部分13が隣接
する列のコイル11の開放端15の中へ延びるように重ねら
れている。次に、第2組の交差らせん28は、1つの列の
“重ねられた(overlapped)”主要真直部分13aと他方
の列の短い区分14a及び勾配アーム20の周りに巻きつけ
られる。それによって、コイル11間に事実上隙間が存在
しないコイル11の非常に密集したパターンが作られる。
かくして、現在好ましい若干の実施態様に関して本発明
を説明したけれども、当業者は、本発明の原理から離脱
することなく、本発明の実施に使用しうる構造、配置、
部分、要素、材料及び構成部品の修正を認識するであろ
う。例えば、本発明の特徴は、別々に又は組合せにおい
て使用でき、クレームされていない限り、ここに説明し
たタイプの開放端片寄りばねの用途に制限されるものと
見るべきではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図のばねコイルを組込んだマットレス内
部ばねユニットの端部の平面図である。 第2図は、本発明の勾配アームを具体化しているばねコ
イルの斜視図である。 第3図は、第1図に示す交差らせんにより囲まれた一対
の重ねられた片寄り部分を示す拡大平面図である。 第4図は、境界ワイヤと第3片寄り部分との三点係合を
示す第1図に類似の図である。 第5図は、ばねコイルの末端渦巻きが各片寄り部分に段
付き区分を有する、第4図に類似の図である。 第6図は、直角に組み合された交差らせんを示すマット
レスの内部ばねユニットの一部の平面図である。 第7図は、重ねられた列と、直角に組み合された交差ら
せんとを示す第1図に類似の図である。 第8図は、勾配アームの長さに対するばねの圧縮グラフ
である。 第9図は、荷重下にある種々のばねのグラフである。 第10a図、第11a図及び第12a図は3つのばねコイルの末
端渦巻きの平面図である。 第10b図、第11b図及び第12b図は、第10a図、第11a図及
び第12a図の夫々の末端渦巻きの立面図である。 10……内部ばねユニット(組立体) 18……境界ワイヤ 19……境界ワイヤのらせんばね 11b、11c……末端渦巻き、11……コイル 12、14……片寄り部分、15……開放端 13……第3片寄り部分、14a……自由端 13a……主要真直部分 13b……角度付き部分(短い部分) 13c……小さい真直部分 17……第1組の交差らせん 11a……スパイラルコイル本体 28……第2組の交差らせん 25……肩部、25a……内側肩部 25b……外側肩部、20……勾配アーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造中に容易に調節できる堅固さを有す
    る、マットレスの内部ばね構造体用スパイラルばねコイ
    ルの製造方法であって、 スパイラルコイル本体と一対の末端渦巻きとをスパイラ
    ルばねコイルに設け、前記末端渦巻きの少くとも1つが
    自由端を有し、前記少なくとも1つの末端渦巻きのすべ
    ての部分がほぼ同一平面内にあり、 前記末端渦巻きと前記スパイラルコイル本体との間に、
    末端渦巻きと同一平面内に延びる勾配アームの形の連結
    区分を形成し、前記勾配アームは肩部で前記スパイラル
    コイル本体と一体的に連結され、該勾配アームは、ばね
    コイルの圧縮荷重を変えてばねコイルの堅固さを変化さ
    せるため、製造中に長さの調節が可能である、 ことを特徴とするスパイラルばねコイルの製造方法。
  2. 【請求項2】ほぼ矩形の、マットレスの内部ばねユニッ
    ト用ばね組立体であって、 各々が、2つの端部をもつスパイラルばねコイル本体と
    前記ばねコイル本体の各端部の末端渦巻きとを備えた複
    数のばねコイルを備え、前記末端渦巻きの少くとも1つ
    は、互に対向した第1片寄り部分及び第2片寄り部分と
    前記第1片寄り部分と第2片寄り部分とを接合する第3
    片寄り部分とを備えたC字形状を有し、前記第1片寄り
    部分は自由端を有し、前記片寄り部分のすべてがほぼ同
    一表面内にあり、 前記第2片寄り部分は前記第3片寄り部分に接合された
    一端を有し、その他端は前記末端渦巻きと同一平面内に
    延びる連結区分により前記スパイラルばねコイル本体に
    接合され、前記連結区分は、ばねコイルの圧縮荷重を変
    えてばねコイルの堅固さを変化させるため製造中に長さ
    が調節可能な勾配アームを形成し、前記勾配アームは肩
    部で前記スパイラルコイル本体と一体的に連結されてお
    り、 前記ばねコイルは実質的に平行な軸線上に配置され、夫
    々のばねコイルの端部の前記末端渦巻きはほぼ共通平面
    内にあり且つ複数の平行な列及び平行な縦列になった並
    列関係に配置されており、 隣接するばねコイルの第1片寄り部分と第2片寄り部分
    とが前記列内で互に重ねられ、複数の交差らせんばねが
    前記縦列に沿って延び且つ前記重ねられた第1片寄り部
    分及び第2片寄り部分の周りに巻きつけられており、 前記ばねコイルにより形成された外辺部を取り巻く境界
    ワイヤを備え、 前記列及び縦列の端にあるばねコイルの片寄り部分が前
    記境界ワイヤに接合されている、 ことを特徴とするばね組立体。
  3. 【請求項3】前記ばねコイルの前記第1片寄り部分と第
    2片寄り部分と第3片寄り部分が各々、段付き区分を有
    し、該段付き区分は、前記ばねコイルの軸線から半径方
    向外方に間隔をへだてられた実質的に真直の主要部分
    と、前記真直部分の両端から延びる短い部分とを有し、
    該短い部分は夫々の片寄り部分残りの真直区分と接合
    し、該残りの真直区分は前記主要真直部分にほぼ平行に
    延び、前記境界ワイヤ用らせんは、周囲の片寄り部分の
    前記主要真直部分及び前記真直区分の周りに巻きつけら
    れ且つこれらを密接に包囲して、前記周囲の片寄り部分
    を前記境界ワイヤの周りで回転しないように保持してい
    る、 ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のばね組
    立体。
  4. 【請求項4】マットレスの内部ばねユニット用ばね組立
    体であって、 複数のスパイラルばねコイルを備え、各ばねコイルが、
    2つの端をもつ本体と前記ばねコイル本体の各端の末端
    渦巻きとを有し、前記末端渦巻きの少くとも1つが、前
    記ばねコイル本体の両側にあって互いに平行な第1片寄
    り部分と第2片寄り部分と、前記第1片寄り部分と第2
    片寄り部分とを接合する第3片寄り部分とを有し、 前記第1片寄り部分と第2片寄り部分とはほぼ真直な主
    要区分を有し、該真直な区分はその各端で肩部に延び、
    該肩部の各々が内側と外側とを有し、 前記ばねコイルは実質的に平行な軸線上に配置され、夫
    々のコイルの端部の前記末端渦巻きはほぼ共通平面上に
    あり且つ複数の平行な列及び平行な縦列になった相並関
    係に配置されており、 隣接するばねコイルの第1片寄り部分と第2片寄り部分
    とが、前記列内で互に重ねられ、 複数の交差らせんばねが、前記縦列に沿って延び且つ前
    記重ねられた第1と第2の片寄り部分の周りに巻きつけ
    られ、前記交差らせんは、前記重ねられた片寄り部分の
    一方の両外側肩部と同時に係合して、前記隣接するばね
    コイルの回転を防ぐ、 ことを特徴とするマットレス内部ばねユニット用のばね
    組立体。
  5. 【請求項5】交差らせんが、更に、前記重ねられた片寄
    り部分の他方の両内側肩部と同時に係合する、 ことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のばね組
    立体。
  6. 【請求項6】肩部で終る片寄り部分を備えた末端渦巻き
    を有するバネコイルからなり、一列内で隣接するコイル
    の片寄り部分を重ねられた、コイル組立体において、 重ねられた部分を交差らせんで取囲み、該交差らせんの
    内径が、重ねられた部分の組合わされた直径より僅かに
    大きく、前記交差らせんは、前記交差らせんが前記肩部
    の両外側部分と同時に係合し且つこれを取り囲んでその
    ように係合されたばねコイルの回転を防ぐように、前記
    重ねられた片寄り部分の少くとも1方の前記肩部の両外
    側部分間の距離に調和するらせんピッチを有する、 ことを特徴とするばね組立体。
  7. 【請求項7】交差らせんが更に、前記重ねられた片寄り
    部分の他方の両内側肩部と同時に係合する ことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のばね組
    立体。
  8. 【請求項8】マットレスの内部ばねユニット用ばねコイ
    ルであって、 2つの端を備えたばねコイル本体と前記ばねコイル本体
    の各端の末端渦巻きとを備え、前記末端渦巻きの少なく
    とも一方が片寄り部分を有し、 前記片寄り部分が段付き部分を有し、該段付き部分は、
    ほぼ真直な細長い主要部分と、該主要部分の各端で該主
    要部分から離れて延びる角度付き部分と、ほぼ整列し且
    つ前記主要部分と平行であり前記角度付き部分から外方
    に延びる細長い小さい真直部分とを有し、 これによって、前記片寄り部分が、複数のばねコイルに
    よって形成される外辺部を取り巻く境界ワイヤと重ねら
    れるようになっており、境界ワイヤ用らせんを前記境界
    ワイヤに隣接する前記主要真直部分と前記小さい真直部
    分とに巻付けて前記片寄り部分を前記境界ワイヤの回り
    で回転しないように保持できる、 ことを特徴とするマットレスの内部ばねユニット用ばね
    コイル。
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