JPH0782536A - マスキングテープ用背面処理剤及びマスキングテープ - Google Patents
マスキングテープ用背面処理剤及びマスキングテープInfo
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- JPH0782536A JPH0782536A JP23151993A JP23151993A JPH0782536A JP H0782536 A JPH0782536 A JP H0782536A JP 23151993 A JP23151993 A JP 23151993A JP 23151993 A JP23151993 A JP 23151993A JP H0782536 A JPH0782536 A JP H0782536A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記成分からなる共重合体を含有することを
特徴とするマスキングテープ用背面処理剤及びこれを塗
工したマスキングテープ。 (a)ホモポリマーが、水又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマー及び/ 又はマクロモノマー 10〜94.9重量部 (b)(メタ)アクリロニトリル 5〜50重量部及び (c)カルボキシル基含有モノマー 0.1〜10重量部 【効果】 (1)アルコール系溶剤に溶け易く、また基
材に対する被膜形成性を向上させることができる。 (2)マスキングテープに適度な柔軟性を付与して、破
断強度、破断伸び等の基材物性のバランスを向上させ、
曲線部に対する適用性を高め、貼着後剥離時の基材の切
断を防止し(特に冬季の寒冷時)、耐候性、品質安定性
に優れたマスキングテープを製造することができる。
特徴とするマスキングテープ用背面処理剤及びこれを塗
工したマスキングテープ。 (a)ホモポリマーが、水又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマー及び/ 又はマクロモノマー 10〜94.9重量部 (b)(メタ)アクリロニトリル 5〜50重量部及び (c)カルボキシル基含有モノマー 0.1〜10重量部 【効果】 (1)アルコール系溶剤に溶け易く、また基
材に対する被膜形成性を向上させることができる。 (2)マスキングテープに適度な柔軟性を付与して、破
断強度、破断伸び等の基材物性のバランスを向上させ、
曲線部に対する適用性を高め、貼着後剥離時の基材の切
断を防止し(特に冬季の寒冷時)、耐候性、品質安定性
に優れたマスキングテープを製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスキングテープの背
面、即ち粘着面と反対の基材面に被膜を形成する背面処
理剤に関し、更に詳しくは、アルコール系溶剤等に解け
やすく、又基材に対して優れた被膜形成性を有すると共
に、マスキングテープの柔軟性、耐候性、品質安定性、
耐溶剤性、基材物性等を改善したマスキングテープ用背
面処理剤及びそれを塗布したマスキングテープに関す
る。
面、即ち粘着面と反対の基材面に被膜を形成する背面処
理剤に関し、更に詳しくは、アルコール系溶剤等に解け
やすく、又基材に対して優れた被膜形成性を有すると共
に、マスキングテープの柔軟性、耐候性、品質安定性、
耐溶剤性、基材物性等を改善したマスキングテープ用背
面処理剤及びそれを塗布したマスキングテープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】塗装面のライン取りをするために使用さ
れるマスキングテープの基材には、塗料がその基材に含
浸するのを防止し、またマスキングテープ自体に腰を持
たせるために、いわゆる背面処理剤が塗布されており、
従来、このような背面処理剤としては、シェラック等の
天然物;ポリビニルアルコール;酢酸ビニル樹脂;酢酸
ビニル−アクリル酸エステル系共重合体;スチレン及び
(メタ)アクリル酸エステルと、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸より選ばれる一種以上との共重合体を含
有するもの(特開平3−16670)、水酸基含有脂肪
族不飽和炭化水素と(メタ)アクリロニトリルとの共重
合体を含有するもの(特開平3−290481)が知ら
れている。
れるマスキングテープの基材には、塗料がその基材に含
浸するのを防止し、またマスキングテープ自体に腰を持
たせるために、いわゆる背面処理剤が塗布されており、
従来、このような背面処理剤としては、シェラック等の
天然物;ポリビニルアルコール;酢酸ビニル樹脂;酢酸
ビニル−アクリル酸エステル系共重合体;スチレン及び
(メタ)アクリル酸エステルと、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸より選ばれる一種以上との共重合体を含
有するもの(特開平3−16670)、水酸基含有脂肪
族不飽和炭化水素と(メタ)アクリロニトリルとの共重
合体を含有するもの(特開平3−290481)が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の背面処理剤を用
いたマスキングテープには、次に示すような欠点があっ
た。すなわち、背面処理剤としてシェラック等の天然物
を用いたマスキングテープでは、耐候性が劣り、しかも
天然物であるために、例えばその色相が次第に濃くなる
等の欠点があり、また、マスキングテープの上から白色
系塗料を塗装した場合には、背面処理剤が塗料に溶出し
て塗装面がピンク色に着色するいわゆるピンキング現象
を引き起こし、さらにはこのピンク色に着色した塗料が
垂れて塗装面を汚染するという欠点があった。
いたマスキングテープには、次に示すような欠点があっ
た。すなわち、背面処理剤としてシェラック等の天然物
を用いたマスキングテープでは、耐候性が劣り、しかも
天然物であるために、例えばその色相が次第に濃くなる
等の欠点があり、また、マスキングテープの上から白色
系塗料を塗装した場合には、背面処理剤が塗料に溶出し
て塗装面がピンク色に着色するいわゆるピンキング現象
を引き起こし、さらにはこのピンク色に着色した塗料が
垂れて塗装面を汚染するという欠点があった。
【0004】また、背面処理剤として前記合成樹脂を用
いたマスキングテープでは、テープの腰が強いため、塗
装面の凹凸に追随しにくく、曲線部に適用しにくい等の
欠点があった。つまり曲線のRが大きい場合は許容され
ても、小さい場合はシワになったり、エッジが破れたり
して作業性が悪かった。
いたマスキングテープでは、テープの腰が強いため、塗
装面の凹凸に追随しにくく、曲線部に適用しにくい等の
欠点があった。つまり曲線のRが大きい場合は許容され
ても、小さい場合はシワになったり、エッジが破れたり
して作業性が悪かった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の欠点を
改良するためになされたものであり、耐候性、汚染性に
優れ、また曲線部のライン出しに優れるマスキングテー
プ用の背面処理剤を提供することを目的とする。
改良するためになされたものであり、耐候性、汚染性に
優れ、また曲線部のライン出しに優れるマスキングテー
プ用の背面処理剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、下記成分か
らなる共重合体がアルコール系溶媒に溶けやすく、被膜
形成性が良好で、耐候性、柔軟性に優れていることを見
出し、本発明のマスキングテープ用背面処理剤を完成す
るに至った。 (a)ホモポリマーが、水又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマー及び/ 又はマクロモノマー 10〜94.9重量部 (b)(メタ)アクリロニトリル 5〜50重量部及び (c)カルボキシル基含有モノマー 0.1〜10重量部
らなる共重合体がアルコール系溶媒に溶けやすく、被膜
形成性が良好で、耐候性、柔軟性に優れていることを見
出し、本発明のマスキングテープ用背面処理剤を完成す
るに至った。 (a)ホモポリマーが、水又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマー及び/ 又はマクロモノマー 10〜94.9重量部 (b)(メタ)アクリロニトリル 5〜50重量部及び (c)カルボキシル基含有モノマー 0.1〜10重量部
【0007】以下に本発明を詳細に説明する。本発明に
用いるa成分のホモポリマーが、水又はアルコール系溶
媒に溶解性であるモノマーとしては、カルボキシエチル
(メタ)アクリレート、ω−カルボキシポリカプロラク
トンモノアクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチル
アクリレート、コハク酸モノヒドロキシエチルアクリレ
ート、β−アクリロイルオキシエチルヒドロキシサクシ
ネート、2−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフ
タル酸等のカルボキシル基を有するモノマー;2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、アリルアルコール等の水酸基を
有するモノマー;(メタ)アクリルアミド等のアミド基
を有するモノマー;N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド等のメチロール基を有するモノマー;N−α−ブト
キシメチル(メタ)アクリルアミド等のアルコキシメチ
ル基を含有するモノマー;(メタ)アクリル酸グリシジ
ル等のグリシジル基を有するモノマー;2−ジエチルア
ミノエチルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメ
タクリレート等のアミノ基を有するモノマー等が挙げら
れる。その他、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニ
ルカプロラクタム、N−ビニルピペリジン、モルホリノ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの中で汎
用性、コスト、ガラス転移温度等の観点から水酸基を有
するモノマーが好ましく、中でも2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートが好ましい。ホモポリマーが、水
又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマーは単独で
も二種以上を混合して用いてもよい。
用いるa成分のホモポリマーが、水又はアルコール系溶
媒に溶解性であるモノマーとしては、カルボキシエチル
(メタ)アクリレート、ω−カルボキシポリカプロラク
トンモノアクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチル
アクリレート、コハク酸モノヒドロキシエチルアクリレ
ート、β−アクリロイルオキシエチルヒドロキシサクシ
ネート、2−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフ
タル酸等のカルボキシル基を有するモノマー;2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、アリルアルコール等の水酸基を
有するモノマー;(メタ)アクリルアミド等のアミド基
を有するモノマー;N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド等のメチロール基を有するモノマー;N−α−ブト
キシメチル(メタ)アクリルアミド等のアルコキシメチ
ル基を含有するモノマー;(メタ)アクリル酸グリシジ
ル等のグリシジル基を有するモノマー;2−ジエチルア
ミノエチルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメ
タクリレート等のアミノ基を有するモノマー等が挙げら
れる。その他、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニ
ルカプロラクタム、N−ビニルピペリジン、モルホリノ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの中で汎
用性、コスト、ガラス転移温度等の観点から水酸基を有
するモノマーが好ましく、中でも2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートが好ましい。ホモポリマーが、水
又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマーは単独で
も二種以上を混合して用いてもよい。
【0008】水又はアルコール系溶媒に溶解性であるマ
クロモノマーとしては、水又はアルコール系溶媒に溶解
性のオリゴマー分子の一端に(メタ)アクリロイル基を
有するものが挙げられる。具体的にはポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールポリテトラメチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエ
チレングリコールポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。中でもポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールモノ(メタ)アクリレートが好ましい。
クロモノマーとしては、水又はアルコール系溶媒に溶解
性のオリゴマー分子の一端に(メタ)アクリロイル基を
有するものが挙げられる。具体的にはポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールポリテトラメチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエ
チレングリコールポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。中でもポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールモノ(メタ)アクリレートが好ましい。
【0009】b成分の(メタ)アクリロニトリルは、被
膜形成性を改善するものであり、5%未満ではその効果
が低く、50%を越えるとアルコール系溶剤に対する溶
解性が低下する。好ましい範囲は10〜40%である。
膜形成性を改善するものであり、5%未満ではその効果
が低く、50%を越えるとアルコール系溶剤に対する溶
解性が低下する。好ましい範囲は10〜40%である。
【0010】c成分のカルボキシル基含有モノマーは、
共重合体の被膜強度を改善するためのモノマーであり、
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン
酸等が挙げられる。カルボキシル基含有上記共重合体1
00重量部に対し、カルボキシル基と反応性の架橋剤
0.1〜10重量部を配合して架橋することにより、被
膜強度が更に改善され、また架橋により被膜の耐水性が
向上する副次効果も得られる。
共重合体の被膜強度を改善するためのモノマーであり、
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン
酸等が挙げられる。カルボキシル基含有上記共重合体1
00重量部に対し、カルボキシル基と反応性の架橋剤
0.1〜10重量部を配合して架橋することにより、被
膜強度が更に改善され、また架橋により被膜の耐水性が
向上する副次効果も得られる。
【0011】マスキングテープ用背面処理剤が柔軟性を
発現するためには、共重合して得られるポリマーのガラ
ス転移温度を−30〜80℃にするのが好ましい。−3
0℃より低いとタックが発現し背面処理した基材をロー
ル状に巻き取ることができなくなり、80℃を越えると
テープの腰が強くなりR部に適用できなくなる。ガラス
転移温度が低くてタックがある場合は、架橋剤を配合し
て架橋密度を高くしてタックを減ずることができる。こ
の場合被膜の耐水性も改善される。
発現するためには、共重合して得られるポリマーのガラ
ス転移温度を−30〜80℃にするのが好ましい。−3
0℃より低いとタックが発現し背面処理した基材をロー
ル状に巻き取ることができなくなり、80℃を越えると
テープの腰が強くなりR部に適用できなくなる。ガラス
転移温度が低くてタックがある場合は、架橋剤を配合し
て架橋密度を高くしてタックを減ずることができる。こ
の場合被膜の耐水性も改善される。
【0012】本発明で用いる(a)、(b)及び(c)
成分からなる共重合体には、共重合体のガラス転移温度
を調整するために、(a)、(b)、(c)成分と共重
合可能なモノマー0〜84.9重量部を含有してもよ
く、そのようなモノマーとしては、(メタ)アクリル酸
アルキルエステル、プロピオン酸ビニル、テトラヒドロ
フルフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート等
が挙げられる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルと
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリ
レート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)ア
クリレート、トリデシル(メタ)アクリレート等を挙げ
ることができる。
成分からなる共重合体には、共重合体のガラス転移温度
を調整するために、(a)、(b)、(c)成分と共重
合可能なモノマー0〜84.9重量部を含有してもよ
く、そのようなモノマーとしては、(メタ)アクリル酸
アルキルエステル、プロピオン酸ビニル、テトラヒドロ
フルフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート等
が挙げられる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルと
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリ
レート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)ア
クリレート、トリデシル(メタ)アクリレート等を挙げ
ることができる。
【0013】本発明に用いる共重合体は、上述のモノマ
ー又はマクロモノマー等の混合物を重合開始剤の存在下
に重合溶剤中で共重合させて得ることができる。
ー又はマクロモノマー等の混合物を重合開始剤の存在下
に重合溶剤中で共重合させて得ることができる。
【0014】重合開始剤としては、例えば2,2´−ア
ゾビスイソブチロニトリル、2,2´−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル)、4,4´−アゾビス
(4−シアノペンタノイックアシッド)、ジメチル
2,2´−アゾビスイソブチレート等のアゾ系重合開始
剤;ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
t−ブチルパーオキシピバレート、オクタノイルパーキ
シド等の過酸化物を挙げることができる。重合開始剤の
使用量は、ホモポリマーが水又はアルコール系溶媒に溶
解性であるモノマー及び/又はマクロモノマー、(メ
タ)アクリロニトリル、カルボキシル基含有モノマー及
びその他の共重合性モノマーの混合物100重量部に対
して0.05〜3重量部である。
ゾビスイソブチロニトリル、2,2´−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル)、4,4´−アゾビス
(4−シアノペンタノイックアシッド)、ジメチル
2,2´−アゾビスイソブチレート等のアゾ系重合開始
剤;ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
t−ブチルパーオキシピバレート、オクタノイルパーキ
シド等の過酸化物を挙げることができる。重合開始剤の
使用量は、ホモポリマーが水又はアルコール系溶媒に溶
解性であるモノマー及び/又はマクロモノマー、(メ
タ)アクリロニトリル、カルボキシル基含有モノマー及
びその他の共重合性モノマーの混合物100重量部に対
して0.05〜3重量部である。
【0015】重合溶剤としては、得られた共重合体がマ
スキングテープに用いた粘着剤に対する影響等を考慮す
ればアルコール系溶剤が好ましく、更に好ましくは低沸
点のアルコール系溶剤である。このような重合溶剤とし
ては、例えばメタノール、エタール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル、t−ブタノール等を挙げることができ、更にこのよ
うな重合溶剤とともに、例えばアセトン、トルエン、酢
酸エチル、酢酸ブチル、ヘキサン、ヘプタン、キシレ
ン、メチルエチルケトン等を30重量%以内で用いるこ
とができる。
スキングテープに用いた粘着剤に対する影響等を考慮す
ればアルコール系溶剤が好ましく、更に好ましくは低沸
点のアルコール系溶剤である。このような重合溶剤とし
ては、例えばメタノール、エタール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル、t−ブタノール等を挙げることができ、更にこのよ
うな重合溶剤とともに、例えばアセトン、トルエン、酢
酸エチル、酢酸ブチル、ヘキサン、ヘプタン、キシレ
ン、メチルエチルケトン等を30重量%以内で用いるこ
とができる。
【0016】重合温度としては40〜90℃が好まし
く、重合時間としては10〜20時間が好ましい。この
ようにして得られた本発明に用いる共重合体の平均分子
量は、10,000〜100,000であり、好ましく
は30,000〜80,000である。平均分子量が1
0,000未満の場合、適性な溶液粘度にすると溶液濃
度が高くなり、従って塗布量が多くなり、背面処理剤厚
が厚くなる。平均分子量が100,000を越えると、
適性な溶液粘度にすると溶液濃度が低くなり、従って塗
布量が少なくなり、背面処理厚が薄くなる。
く、重合時間としては10〜20時間が好ましい。この
ようにして得られた本発明に用いる共重合体の平均分子
量は、10,000〜100,000であり、好ましく
は30,000〜80,000である。平均分子量が1
0,000未満の場合、適性な溶液粘度にすると溶液濃
度が高くなり、従って塗布量が多くなり、背面処理剤厚
が厚くなる。平均分子量が100,000を越えると、
適性な溶液粘度にすると溶液濃度が低くなり、従って塗
布量が少なくなり、背面処理厚が薄くなる。
【0017】また、そのガラス転移温度は−40℃〜1
10℃、好ましくは−30℃〜80℃である。ガラス転
移温度が低くタックがある場合は、共重合体中のカルボ
キシル基と反応する官能基を二個以上有する化合物を添
加し、架橋させてタックを減ずる必要がある。カルボキ
シル基と反応する官能基を二個以上有する化合物として
は、金属酸化物、有機金属化合物、エポキシ化合物、ア
ジリジン化合物、アミン系化合物等が挙げられる。添加
量は種類によっても異なるが、概ね0.1〜10重量部
である。0.1重量部未満では添加の効果がなく、10
重量部を越えるとポットライフが短くなり作業性が悪く
なる。
10℃、好ましくは−30℃〜80℃である。ガラス転
移温度が低くタックがある場合は、共重合体中のカルボ
キシル基と反応する官能基を二個以上有する化合物を添
加し、架橋させてタックを減ずる必要がある。カルボキ
シル基と反応する官能基を二個以上有する化合物として
は、金属酸化物、有機金属化合物、エポキシ化合物、ア
ジリジン化合物、アミン系化合物等が挙げられる。添加
量は種類によっても異なるが、概ね0.1〜10重量部
である。0.1重量部未満では添加の効果がなく、10
重量部を越えるとポットライフが短くなり作業性が悪く
なる。
【0018】本発明の背面処理剤は、例えば、アルコー
ル系等の溶剤を用いて希釈し、基材の片面もしくは両面
に塗布するか、又は含浸させて用いることができる。希
釈するアルコール系溶剤としては、例えばメタノール、
エタール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール等を挙げ
ることができる。また、アルコール系以外の希釈溶剤と
しては、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、ヘプタン、キシレン、アセトン、メ
チルエチルケトン等を挙げることができる。
ル系等の溶剤を用いて希釈し、基材の片面もしくは両面
に塗布するか、又は含浸させて用いることができる。希
釈するアルコール系溶剤としては、例えばメタノール、
エタール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール等を挙げ
ることができる。また、アルコール系以外の希釈溶剤と
しては、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、ヘプタン、キシレン、アセトン、メ
チルエチルケトン等を挙げることができる。
【0019】基材面に塗布する背面処理剤の厚さは、乾
燥膜厚で0.1〜20μm 、好ましくは1〜10μm で
ある。
燥膜厚で0.1〜20μm 、好ましくは1〜10μm で
ある。
【0020】基材の材質としては、公知のものを好適に
使用することができ、例えば木材パルプ、クラフトパル
プ、マニラ麻、ビニロン、レーヨン、ナイロン、テトロ
ン等を挙げることができるが、通常パルプ類と化繊が混
合されて用いられる。また、紙基材としては、前記材質
の抄紙原紙に、ポリブタジエンゴム、ブタジエンスチレ
ンゴム、ポリイソブチレンゴム、天然ゴム、アクリル酸
エステル変性天然ゴム、スチレン変性天然ゴム、アクリ
ロニトリル変性天然ゴム、SBR、NBR、NBIR、
SIS、SBS、SEPS、SEBS、官能基含有液状
ゴムとその架橋剤等を単独又は二種類以上をブレンドし
て、更にこれらにクマロン樹脂、非熱反応性フェノール
樹脂等のタックを付与しない樹脂を添加したもの等を含
浸させたものも好適に使用することができる。
使用することができ、例えば木材パルプ、クラフトパル
プ、マニラ麻、ビニロン、レーヨン、ナイロン、テトロ
ン等を挙げることができるが、通常パルプ類と化繊が混
合されて用いられる。また、紙基材としては、前記材質
の抄紙原紙に、ポリブタジエンゴム、ブタジエンスチレ
ンゴム、ポリイソブチレンゴム、天然ゴム、アクリル酸
エステル変性天然ゴム、スチレン変性天然ゴム、アクリ
ロニトリル変性天然ゴム、SBR、NBR、NBIR、
SIS、SBS、SEPS、SEBS、官能基含有液状
ゴムとその架橋剤等を単独又は二種類以上をブレンドし
て、更にこれらにクマロン樹脂、非熱反応性フェノール
樹脂等のタックを付与しない樹脂を添加したもの等を含
浸させたものも好適に使用することができる。
【0021】マスキングテープの厚さは20〜200μ
m 、好ましくは、30〜100μmである。
m 、好ましくは、30〜100μmである。
【0022】マスキングテープは、この基材の背面処理
剤塗布面の反対の面に、粘着剤層を有する。粘着剤とし
ては、例えば天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ア
クリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を挙げることが
できる。また、粘着剤層には、前記粘着剤のほか、樹
脂、充填剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、老化防止剤、
軟化剤等を含有させることもできる。粘着剤層の厚さは
5〜100μm 、好ましくは10〜50μm である。
剤塗布面の反対の面に、粘着剤層を有する。粘着剤とし
ては、例えば天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ア
クリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を挙げることが
できる。また、粘着剤層には、前記粘着剤のほか、樹
脂、充填剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、老化防止剤、
軟化剤等を含有させることもできる。粘着剤層の厚さは
5〜100μm 、好ましくは10〜50μm である。
【0023】このようにして得られたマスキングテープ
は、本来のマスキングテープとしてだけでなく、例え
ば、梱包用のいわゆる紙粘着テープとしても好適に用い
ることができる。
は、本来のマスキングテープとしてだけでなく、例え
ば、梱包用のいわゆる紙粘着テープとしても好適に用い
ることができる。
【0024】
実施例1 2−ヒドロキシエチルメタクリレート50重量部、アク
リロニトリル15重量部、ブチルアクリレート32重量
部及びアクリル酸3重量部を、2,2´−アゾビスイソ
ブチロニトリル0.6重量部の存在下に、メタノール1
50重量部中で重合温度65℃で16時間反応させて共
重合体を得た。この共重合体は重合中に凝集することは
なく、メタノールに対する溶解性は良好であった。ま
た、この共重合体の平均分子量は32,000で、メタ
ノールで希釈して適切な塗布厚となるような適切な濃度
と粘度に調製できた。
リロニトリル15重量部、ブチルアクリレート32重量
部及びアクリル酸3重量部を、2,2´−アゾビスイソ
ブチロニトリル0.6重量部の存在下に、メタノール1
50重量部中で重合温度65℃で16時間反応させて共
重合体を得た。この共重合体は重合中に凝集することは
なく、メタノールに対する溶解性は良好であった。ま
た、この共重合体の平均分子量は32,000で、メタ
ノールで希釈して適切な塗布厚となるような適切な濃度
と粘度に調製できた。
【0025】次に、この背面処理溶液を、木材パルプ、
ビニロン及びポリビニルアルコール単繊維からなる和紙
(厚さ55μm )の片面に塗工し、乾燥膜厚が5μm の
被膜を形成した。なお、この背面処理剤の被膜形成性
は、極めて良好であった。この和紙の被膜を設けた反対
面に、天然ゴム系粘着剤(厚さ25μm )を塗工し、紙
製マスキングテープ(幅15mm)を作成した。このマス
キングテープにつき、下記に示すテープの柔軟性試験及
び破断強度・破断伸びを測定した。結果を第1表に示
す。
ビニロン及びポリビニルアルコール単繊維からなる和紙
(厚さ55μm )の片面に塗工し、乾燥膜厚が5μm の
被膜を形成した。なお、この背面処理剤の被膜形成性
は、極めて良好であった。この和紙の被膜を設けた反対
面に、天然ゴム系粘着剤(厚さ25μm )を塗工し、紙
製マスキングテープ(幅15mm)を作成した。このマス
キングテープにつき、下記に示すテープの柔軟性試験及
び破断強度・破断伸びを測定した。結果を第1表に示
す。
【0026】柔軟性試験 1)ハートループ試験 テープの柔軟性をJIS L1069(一般織物試験方
法)に記載(6.19.4D法)のハートループ法に準
じて測定した。 2)5℃に於ける貼着剥離試験 アクリルウレタン塗装板に貼付したテープを5℃で24
時間放置後、急速剥離して切断の有無を観察した。 3)テープの柔軟性の官能試験 実施例及び比較例で作製した紙製マスキングテープの柔
軟感を、無作為に選択した100人を対象に官能試験
し、比較例5の紙製マスキングテープの柔軟性に比べて
柔軟性があると感じた人数を、以下に示す基準で評価し
た。 70人以上………………………○ 30人以上、70人未満………△ 30人未満………………………×
法)に記載(6.19.4D法)のハートループ法に準
じて測定した。 2)5℃に於ける貼着剥離試験 アクリルウレタン塗装板に貼付したテープを5℃で24
時間放置後、急速剥離して切断の有無を観察した。 3)テープの柔軟性の官能試験 実施例及び比較例で作製した紙製マスキングテープの柔
軟感を、無作為に選択した100人を対象に官能試験
し、比較例5の紙製マスキングテープの柔軟性に比べて
柔軟性があると感じた人数を、以下に示す基準で評価し
た。 70人以上………………………○ 30人以上、70人未満………△ 30人未満………………………×
【0027】破断強度、破断伸び 紙製マスキングテープ(幅15mm)をインストロン試験
機にて、引っ張り強度300/分で引っ張り、破断強
度、伸びを測定した。
機にて、引っ張り強度300/分で引っ張り、破断強
度、伸びを測定した。
【0028】比較例1 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
9重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリ
レート30.5重量部、メチルメタクリレート40重量
部及びアクリル酸0.5重量部に変更した以外は、実施
例1と同様に重合させた。しかし、水酸基を有する2−
ヒドロキシエチルメタクリレートの割合が少なく、重合
途中でポリマーが凝集し、継続が困難であった。
9重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリ
レート30.5重量部、メチルメタクリレート40重量
部及びアクリル酸0.5重量部に変更した以外は、実施
例1と同様に重合させた。しかし、水酸基を有する2−
ヒドロキシエチルメタクリレートの割合が少なく、重合
途中でポリマーが凝集し、継続が困難であった。
【0029】実施例2 マクロモノマーの使用例 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルアクリレート4
0重量部、ポリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト(プロピレンオキシド単位=5〜6)10重量部、ア
クリロニトリル20重量部、ブチルメタクリレート27
重量部及びアクリル酸3重量部とした以外は、実施例1
と同様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙
製マスキングテープを作製した。
0重量部、ポリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト(プロピレンオキシド単位=5〜6)10重量部、ア
クリロニトリル20重量部、ブチルメタクリレート27
重量部及びアクリル酸3重量部とした以外は、実施例1
と同様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙
製マスキングテープを作製した。
【0030】実施例3 マクロモノマーの使用例 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
40重量部、ポリエチレングリコールモノメタクリレー
ト(エチレンオキシド単位=7〜9)10重量部、アク
リロニトリル20重量部、ブチルアクリレート27重量
部及びアクリル酸3重量部とした以外は、実施例1と同
様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製マ
スキングテープを作製した。
40重量部、ポリエチレングリコールモノメタクリレー
ト(エチレンオキシド単位=7〜9)10重量部、アク
リロニトリル20重量部、ブチルアクリレート27重量
部及びアクリル酸3重量部とした以外は、実施例1と同
様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製マ
スキングテープを作製した。
【0031】実施例4 マクロモノマーの使用例 共重合体原料を、ポリプロピレングリコールモノメタク
リレート(プロピレンオキシド単位=5〜6)30重量
部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリレート
30重量部、メチルメタクリレート17重量部及びアク
リル酸3重量部とした以外は、実施例1と同様に重合さ
せて共重合体を得た。これを塗工して紙製マスキングテ
ープを作製した。
リレート(プロピレンオキシド単位=5〜6)30重量
部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリレート
30重量部、メチルメタクリレート17重量部及びアク
リル酸3重量部とした以外は、実施例1と同様に重合さ
せて共重合体を得た。これを塗工して紙製マスキングテ
ープを作製した。
【0032】比較例2 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルアクリレート4
2重量部、アクリロニトリル55重量部及びアクリル酸
3重量部に変更した以外は、実施例1と同様に重合させ
た。しかしアクリロニトリルの割合が多く、重合途中で
ポリマーが凝集し、継続が困難であった。
2重量部、アクリロニトリル55重量部及びアクリル酸
3重量部に変更した以外は、実施例1と同様に重合させ
た。しかしアクリロニトリルの割合が多く、重合途中で
ポリマーが凝集し、継続が困難であった。
【0033】実施例5 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルアクリレート1
5重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリ
レート20重量部、ブチルメタクリレート42重量部及
びアクリル酸3重量部に変更した以外は、実施例1と同
様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製マ
スキングテープを作製した。本実施例の場合、水酸基を
有する2−ヒドロキシエチルアクリレートの割合が比較
的少ないため、重合はしたが、溶解性が若干悪く、わず
かに白濁した。
5重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルアクリ
レート20重量部、ブチルメタクリレート42重量部及
びアクリル酸3重量部に変更した以外は、実施例1と同
様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製マ
スキングテープを作製した。本実施例の場合、水酸基を
有する2−ヒドロキシエチルアクリレートの割合が比較
的少ないため、重合はしたが、溶解性が若干悪く、わず
かに白濁した。
【0034】比較例3 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
50重量部、アクリロニトリル20重量部及びブチルメ
タクリレート30重量部に変更した以外は、実施例1と
同様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製
マスキングテープを作製した。
50重量部、アクリロニトリル20重量部及びブチルメ
タクリレート30重量部に変更した以外は、実施例1と
同様に重合させて共重合体を得た。これを塗工して紙製
マスキングテープを作製した。
【0035】実施例6 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
50重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルメタ
クリレート29重量部及びアクリル酸1重量部に変更し
た以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得
た。これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
50重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルメタ
クリレート29重量部及びアクリル酸1重量部に変更し
た以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得
た。これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
【0036】比較例4 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
50重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルメタ
クリレート19重量部及びアクリル酸11重量部に変更
した以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得
た。これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
50重量部、アクリロニトリル20重量部、ブチルメタ
クリレート19重量部及びアクリル酸11重量部に変更
した以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得
た。これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
【0037】実施例7 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルアクリレート5
0重量部、アクリロニトリル10重量部、ブチルアクリ
レート37重量部及びアクリル酸3重量部とした以外
は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得た。この
共重合体の被膜はタックがあり、塗布した原紙はロール
状に巻き取ることが困難であった。そこでこの共重合体
100重量部に対し1部のトリス−2,4,6−(1−
アジリジニル)−1,3,5−トリアジンを配合し、実
施例1と同様に紙製マスキングテープを作製した。
0重量部、アクリロニトリル10重量部、ブチルアクリ
レート37重量部及びアクリル酸3重量部とした以外
は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得た。この
共重合体の被膜はタックがあり、塗布した原紙はロール
状に巻き取ることが困難であった。そこでこの共重合体
100重量部に対し1部のトリス−2,4,6−(1−
アジリジニル)−1,3,5−トリアジンを配合し、実
施例1と同様に紙製マスキングテープを作製した。
【0038】比較例5 共重合体原料を、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
50重量部、アクリロニトリル10重量部、メチルアク
リレート10重量部及びスチレン30重量部に変更した
以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得た。
これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
50重量部、アクリロニトリル10重量部、メチルアク
リレート10重量部及びスチレン30重量部に変更した
以外は、実施例1と同様に重合させて共重合体を得た。
これを塗工して紙製マスキングテープを作製した。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明の背面処理剤及びこれを塗工した
マスキングテープは、以下に示す効果を奏する。 (1)アルコール系溶剤に溶け易く、また基材に対する
被膜形成性を向上させることができる。 (2)紙製マスキングテープに適度な柔軟性を付与し
て、破断強度、破断伸び等の基材物性のバランスを向上
させ、曲線部に対する適用性を高め、貼着後剥離時の基
材の切断を防止し(特に冬季の寒冷時)、耐候性、品質
安定性に優れたマスキングテープを製造することができ
る。
マスキングテープは、以下に示す効果を奏する。 (1)アルコール系溶剤に溶け易く、また基材に対する
被膜形成性を向上させることができる。 (2)紙製マスキングテープに適度な柔軟性を付与し
て、破断強度、破断伸び等の基材物性のバランスを向上
させ、曲線部に対する適用性を高め、貼着後剥離時の基
材の切断を防止し(特に冬季の寒冷時)、耐候性、品質
安定性に優れたマスキングテープを製造することができ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記成分からなる共重合体を含有するこ
とを特徴とするマスキングテープ用背面処理剤。 (a)ホモポリマーが、水又はアルコール系溶媒に溶解性であるモノマー及び/ 又はマクロモノマー 10〜94.9重量部 (b)(メタ)アクリロニトリル 5〜50重量部及び (c)カルボキシル基含有モノマー 0.1〜10重量部 - 【請求項2】 前記共重合体100重量部に対しカルボ
キシル基と反応性の架橋剤0.1〜10重量部を含有す
る請求項1のマスキングテープ用背面処理剤。 - 【請求項3】 水又はアルコール系溶媒に溶解性である
モノマーが、水酸基を有するモノマーである請求項1又
は2のマスキングテープ用背面処理剤。 - 【請求項4】 水又はアルコール系溶媒に溶解性である
マクロモノマーが、ポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート及び/又はポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレートである請求項1又は2のマス
キングテープ用背面処理剤。 - 【請求項5】 請求項1の背面処理剤を塗布したマスキ
ングテープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23151993A JP3493396B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | マスキングテープ用背面処理剤及びマスキングテープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23151993A JP3493396B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | マスキングテープ用背面処理剤及びマスキングテープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0782536A true JPH0782536A (ja) | 1995-03-28 |
| JP3493396B2 JP3493396B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=16924761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23151993A Expired - Fee Related JP3493396B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | マスキングテープ用背面処理剤及びマスキングテープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3493396B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001262083A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Nissho Kk | モール材用マスキングテープ |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23151993A patent/JP3493396B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001262083A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Nissho Kk | モール材用マスキングテープ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3493396B2 (ja) | 2004-02-03 |
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 5 |
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