JPH078291A - 光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステルの製造法 - Google Patents
光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステルの製造法Info
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Abstract
活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸の製造法
を提供する。 【構成】 2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸の
エステルのラセミ体に、微生物のもつこのエステルを立
体特異的に加水分解する能力を作用させ、生成した光学
活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸を採取す
ること、同時に/あるいは、前記作用を受けずに残存し
ている光学活性な2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオ
ン酸エステルを採取することを特徴とし、2−ヒドロキ
シ−3−ニトロプロピオン酸エステルは必要に応じて加
水分解される。
Description
シ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステル
の製造法に関する。光学活性2−ヒドロキシ−3−ニト
ロプロピオン酸およびその対掌体エステルは、種々の医
薬品や生理活性物質の有用な中間体である。また、光学
活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸は、抗生
物質ブチロシンAおよびBの構成成分として知られてお
り、各種の医薬品の合成原料として有用な、光学活性イ
ソセリンに容易に誘導することができる。
ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸エステルのラセミ
体に微生物を作用させて光学活性2−ヒドロキシ−3−
ニトロプロピオン酸とその対掌体エステルとに光学分割
する方法については、知られていない。また、光学活性
イソセリンの製造法としては、L−β−マラミド酸より
導く方法(オーガニック・リアクション(Organic React
ions)、3、284 頁(1946)) 、リンゴ酸ジメチルエステ
ルより導く方法(特開昭63-187687 号公報)およびL−
アスパラギンより導く方法(アグリカルチュラル・バイ
オロジカル・ケミストリー(Agric.Biol.Chem.)、40、16
51頁(1976)) などが知られている。
2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対
掌体エステルの工業的生産を目指して鋭意検討した結
果、2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸エステル
のラセミ体を、微生物を用いて光学分割できることを見
出した。
不飽和のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基ま
たはアラルキル基を表わす)で示される2−ヒドロキシ
−3−ニトロプロピオン酸のエステルのラセミ体に、微
生物のもつ一般式(I)の化合物を立体特異的に加水分
解する能力を作用させ、えられた反応液より、生成した
一般式(II):
示される光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオ
ン酸および/または一般式(III):
れる残存する一般式(II)の光学活性なプロピオン酸誘
導体の対掌体のエステルを採取することを特徴とする光
学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸および
/またはその対掌体のエステルの製造法に関する。
(I)で示される2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオ
ン酸エステルのラセミ体である。一般式(I)中のRと
しては、たとえば、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、n−ブチル基およびn−ヘキシル基などの炭素数1
〜12、好ましくは1〜6の飽和または不飽和のアルキ
ル基;シクロヘキシル基などの炭素数3〜12、好まし
くは3〜7のシクロアルキル基;フェニル基およびナフ
チル基などのアリール基;ならびにベンジル基などのア
ラルキル基など(これらアリール基およびアラルキル基
は芳香環上にニトロ基、ハロゲン原子、メチル基などの
ような置換基を有していてもよい)があげられる。
することができる。すなわち、水酸化ナトリウムにより
pH8に調整したグリオキシル酸水溶液にニトロメタン
を滴下し、室温で撹拌することによって2−ヒドロキシ
−3−ニトロプロピオン酸のラセミ体を合成することが
できる(エイチ・シェクターほか:ジャーナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(H.Schecter,et
al.:J.Am.Chem.Soc.)、75、5610頁(1953)参照)。この
物質を酢酸エチルなどの有機溶媒で抽出し、抽出液を無
水硫酸ナトリウムなどで脱水後、減圧下で有機溶媒を留
去する。こうしてえられた2−ヒドロキシ−3−ニトロ
プロピオン酸のラセミ体を常法によりエステル化するこ
とによって2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸の
エステル類のラセミ体を合成することができる。
ャンディダ(Candida) 属、ロードスポリディウム(Rhodo
sporidium)属、ロードトルラ(Rhodotorula) 属、トルラ
スポラ(Torulaspora) 属、アルカリゲネス(Alcaligene
s) 属、バチルス(Bacillus)属、コリネバクテリウム(Co
rynebacterium) 属、ノカルディア(Nocardia)属、シュ
ードモナス(Pseudomonas) 属およびロードコッカス(Rho
dococcus) 属などに属する微生物があげられる。さらに
詳しくは、キャンディダ マルトーサ(Candida maltos
a)ATCC 20275 、キャンディダ ヘムロニイ(Candida h
aemulonii)IFO 10001、ロードスポリディウム デオボ
バタム(Rhodosporidum diobovatum)IFO 0688、ロードト
ルラ グルティニス(Rhodotorula glutinis)IFO 0395、
トルラスポラデルブルエキー(Torulaspora delbruecki
i)IFO 0381 、アルカリゲネス フェカリス(Alcaligene
s faecalis)IFO 12669 、バチルス サーキュランス(Ba
cillus circulans)IFO 3329、コリネバクテリウム フ
ラベッセンス(Corynebacteriumflavescens)IFO 14136
、ロードコッカス ロドクロウス(Rhodococcus rhodoc
hrous)IFO 3338 、ノカルディア リエナ(Nocardia lye
na)ATCC 21338、ノカルディア グロベルーラ(Nocardia
globerula)IFO 13510 、シュードモナス シュッツェ
リィ(Pseudomonas stutzeri)IFO 12510 およびロードコ
ッカス エリスロポリス(Rhodococcus erythropolis)IF
O 12320 などがあげられる。
養に用いられる栄養成分を含む培地(寒天培地などの固
体培地または液体培地)が用いられうる。大量培養時に
は、液体培地が好ましい。培地には、炭素源として、グ
ルコース、シュクロース、マルトースなどの糖類、乳
酸、酢酸、クエン酸などの有機酸類、エタノール、グリ
セロールなどのアルコール類、またはこれらの混合物な
どが、また窒素源として、硫酸アンモニウム、リン酸ア
ンモニウム、尿素、酵母エキス、肉エキスおよびペプト
ンなどが用いられる。さらに、無機塩、ビタミン類など
の栄養源が適宜混合されうる。また、前記微生物は通常
の条件により培養されうる。たとえば、pH4.0〜
9.5にて、20〜45℃の温度範囲で好気的に10〜
96時間培養する。
プロピオン酸エステルのラセミ体を立体特異的に加水分
解する能力を作用させる形態は、生菌体のまま、あるい
は凍結乾燥やアセトン粉末などの処理をほどこした菌
体、菌体を破砕した無細胞抽出液、さらに各種の分画法
により部分精製された酵素活性画分、あるいは精製され
た酵素もしくはこれらよりえられる固定化酵素調製物な
ど、前記加水分解能を発揮できるものであれば、その態
様は問わない。
ロピオン酸エステルのラセミ体に前記微生物を全菌体の
まま作用させるには、通常、微生物の培養液をそのまま
反応に用いることもできるが、培養液中の成分が反応に
悪影響を与えるばあいには、培養液を遠心分離すること
などによってえられる菌体の懸濁液を用いればよい。反
応温度は通常15〜50℃、好ましくは20〜40℃で
あり、反応時のpHは4.0〜8.0である。反応液中
の菌体の量は菌体の当該反応の接触能力に応じて適宜調
節すればよい。
どに懸濁して前記培養液あるいは懸濁液に添加すればよ
く、最終的に基質濃度は0.01〜20%(w/v)で
あることが好ましく、さらに好ましくは0.1〜10%
(w/v)である。なお、そのほかの形態で前記微生物
のもつ能力を作用させるばあいも、処理菌体、細胞抽出
液、酵素活性画分、酵素などを基質とともにリン酸緩衝
液などに懸濁させ、最終的に前記と同様の基質濃度範囲
とする。
ながら行なう。反応時間は、基質濃度、菌体の量、立体
特異性の厳密さおよびそのほかの反応条件などによる反
応収率およびR/S比などを考慮して、目的の立体異性
体が最も多く採取できる時間を選ぶ。通常、2時間〜1
週間、好ましくは2〜96時間で反応が終了するように
各条件を決定することが好ましい。反応の進行中、水酸
化ナトリウム水溶液などを滴下して反応液のpHを一定
に保つと反応が促進されるばあいが多い。
トロプロピオン酸のエステルを反応液から採取するに
は、一般的な単離法が採用されうる。たとえば、水酸化
ナトリウムなどで反応液のpHを7.0に調整後、反応
液にジエチルエーテルなどの有機溶媒を加えて抽出す
る。えられた抽出液を無水硫酸ナトリウムなどで脱水
後、減圧下で有機溶媒を留去する。その結果、光学活性
2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸のエステルの
粗生成物をえることができる。さらに、この粗生成物は
必要に応じて再結晶化や蒸留を行ない、純粋な光学活性
2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸のエステルを
えることができる。
3−ニトロプロピオン酸を反応液から採取するには、前
記の操作にしたがって反応液から光学活性2−ヒドロキ
シ−3−ニトロプロピオン酸のエステルを抽出した抽出
母液のpHを塩酸などで2.0以下に調整後、ジエチル
エーテルなどの有機溶媒を加えて抽出する。えられた抽
出液を無水硫酸ナトリウムなどで脱水後、減圧下で有機
溶媒を留去する。その結果、光学活性2−ヒドロキシ−
3−ニトロプロピオン酸の粗生成物をえることができ
る。さらに、この粗生成物は必要に応じて再結晶化を行
ない、純粋な光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロ
ピオン酸をえることができる。
トロプロピオン酸エステルは化学的に加水分解すること
により、その立体配置を保持したまま、光学活性2−ヒ
ドロキシ−3−ニトロプロピオン酸に誘導することがで
きる。一方、えられた光学活性2−ヒドロキシ−3−ニ
トロプロピオン酸は化学的にエステル化することによ
り、その立体配置を保持したまま、光学活性2−ヒドロ
キシ−3−ニトロプロピオン酸のエステルに誘導するこ
とができる。
た光学分割操作により、所望の立体配置を有する光学活
性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸またはその
対掌体エステルを容易にえることができる。
トロプロピオン酸は、種々の医薬品や生理活性物質の重
要な合成中間体である光学活性イソセリンへ、立体配置
を保持したまま誘導することができる。すなわち、光学
活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸をメタノ
ールなどのアルコールに溶解させたのち、パラジウム活
性炭素を加えて水素加圧下で水素化分解を行なう(ティ
・エム・ウィリアムズほか:ジャーナル・オブ・オーガ
ニック・ケミストリー(T.M.Williams,et al.:J.Org.Ch
em.)、50、91頁(1985)) 。反応後、パラジウム活性炭素
を濾過により除去した濾液を減圧下で濃縮することによ
り光学活性イソセリンがえられる。この物質は必要に応
じて再結晶化を行ない、より純粋な光学活性イソセリン
とすることができる。
る。ただし、これら実施例は本発明の範囲を限定するも
のではない。
ロピオン酸エチルのラセミ体の合成 グリオキシル酸一水和物46gを水680ml に溶解し、1
0%水酸化ナトリウム水溶液によりpHを8.0 に調整し
た。これにニトロメタン244ml を加えて室温で24時間
撹拌した。6N塩酸でpHを2.2 に調整し、減圧下で約
50mlになるまで濃縮した。このものを酢酸エチル20
mlで5回抽出した。抽出液をあわせて無水硫酸ナトリウ
ムで脱水し、溶媒を留去して2−ヒドロキシ−3−ニト
ロプロピオン酸のラセミ体51gをえた(収率76
%)。2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸のラセ
ミ体15gをエタノール200ml に溶解し、濃硫酸0.5ml
を加えて還流下で12時間反応させた。反応後飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液でpHを7.0 に調整し、減圧下で
エタノールを留去した。これをジエチルエーテル100
mlで2回抽出した。抽出液をあわせて無水硫酸ナトリ
ウムで脱水し、溶媒を留去して2−ヒドロキシ−3−ニ
トロプロピオン酸エチルのラセミ体25gをえた(収率
70%)。以下にNMRによる分析結果を示す。
74(d,J=3.42Hz,2H) 、4.61(t,J=3.90Hz,1H) 、4.32(q,J
=5.86,5.86Hz,2H)、3.34(s,1H)、1.31(t.J=7.33Hz 、3
H) 実施例1 下記の組成からなる液体培地を調製し、大型試験管に1
0mlずつ分注して、120℃で20分間蒸気殺菌を行
なった。
して、30℃で24〜72時間振とう培養した。つぎ
に、各培養液を遠心分離して菌体を集め、水洗後、各菌
体を100mMリン酸緩衝液(pH6.0)2mlに懸
濁させてつぎのような組成の反応液の成分として用い
た。
とうしながら30℃で8〜24時間反応させた。反応
後、遠心分離により反応液から菌体を除去し、えられた
上清についてHPLC(カラム:ファインパック(Finep
ak) SIL C18-5(商標登録、日本分光社製)4.5
×250mm、溶離液:5%メタノールを含む0.1%
H3 PO4 水溶液、流速:1.2ml/min、カラム
温度:室温、検出波長:225nm)により基質の残存
量と生成物量を測定した。また、この上清についてHP
LC(カラム:キラルパック(CHIRALPAK) WH(登録商
標、ダイセル化学工業)4.5×250mm、溶離液:
1mM硫酸銅水溶液、流速:1.0ml/min、カラ
ム温度:室温、検出波長:254nm)により、生成物
である2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸の光学
純度を測定した。これらの結果を表1に示す。
0mlずつ分注して、120℃で20分間蒸気殺菌を行
なった。
して、30℃で7〜46時間振とう培養した。つぎに、
各培養液を遠心分離にかけて菌体を集め、水洗後、各菌
体を100mMリン酸緩衝液(pH6.0)2mlに懸
濁させて実施例1と同様に反応液の成分として用いた。
実施例1と同様に反応を行ない、反応液の分析を行なっ
た。その結果を表2に示す。
濁液を調製した。実施例1の反応液組成(2)の(R
S)2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸エチルの
かわりに表3に示したエステルを用いて、実施例1と同
様に反応を行ない、反応液の分析を行なった。その結果
を表3に示す。
濁液を調製した。実施例1の反応液組成(2)の(R
S)−2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸エチル
のかわりに表4に示したエステルを用いて、実施例1と
同様に反応を行ない、反応液の分析を行なった。その結
果を表4に示す。
0ml容肩付き振とうフラスコ5本に50mlずつ分注
し、120℃で20分間蒸気殺菌を行なった。これに、
大型試験管にて同一組成の培地10mlで30℃、48
時間振とう培養したノカルディア グロベルーラ(Nocar
dia globerula)IFO 13510 を1mlずつ接種し、30℃
で48時間振とう培養した。培養液を遠心分離して菌体
を集め、水洗後、菌体を50mMリン酸緩衝液(pH
6.0)に懸濁して全量を22.5mlとした。1L容
三つ口反応用フラスコにこの菌体懸濁液22.5ml、
50mMリン酸緩衝液(pH6.0)202.5ml、
(RS)−2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸n
−ブチルエステル5.63gを加え、2.5N水酸化ナ
トリウム水溶液で反応液のpHを6.0に保ちながら3
0℃で28時間反応を行なった。このときの変換率は5
5%であった。反応後、遠心分離により反応液から菌体
を除去し、ジエチルエーテル50mlで3回抽出した。
エーテル層を無水硫酸ナトリウムで脱水後、ジエチルエ
ーテルを留去して(R)−2−ヒドロキシ−3−ニトロ
プロピオン酸n−ブチルエステル2.25gをえた。そ
の一部を1N塩酸中で50℃に加熱して(R)−2−ヒ
ドロキシ−3−ニトロプロピオン酸に導いた。えられた
物質の光学純度を実施例1の方法で測定したところ、R
/S=96/4であった。また、エーテル抽出後の母液
のpHを6N塩酸で2.0に調整したのち、酢酸エチル
50mlで5回抽出した。この抽出液を無水硫酸ナトリ
ウムで脱水後、溶媒を留去して(S)−2−ヒドロキシ
−3−ニトロプロピオン酸1.2gをえた。光学純度は
R/S=4/96であった。
2mg(光学純度S/R=95/5)をメタノール40
mlに溶解し、5%パラジウム活性炭素600mgを加
えて4.5atmの下、室温で20時間撹拌した。反応
後、濾過により不溶物を濾取し、よく水洗した。洗液お
よび濾液を減圧下で濃縮乾固して光学活性イソセリンの
粗生成物670mgをえた(収率87%)。この物質の
光学純度をHPLC(カラム:クラウンパック(CROWNPA
K)CR(−)(登録商標、ダイセル化学工業(株)
製)、溶離液:0.1M過塩素酸水溶液、流速:0.2
ml/min、カラム温度:0℃、検出波長:200n
m)で測定したところ、S/R=95/5であった。
([α]D =−25.67°(H2 O ,c=1.01)) 以下にNMRによる分析結果を示す。
d,1H) 、4.45(dd,1H) 、4.41(dd,1H)
として有用な光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロ
ピオン酸およびその対掌体エステルを製造することがで
きる。えられた光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプ
ロピオン酸は、容易に光学活性イソセリンへと誘導する
ことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜12の飽和または不飽和のアル
キル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキ
ル基を表わす)で示される2−ヒドロキシ−3−ニトロ
プロピオン酸エステルのラセミ体に、微生物のもつ一般
式(I)の化合物を立体特異的に加水分解する能力を作
用させ、えられた反応液より、生成した一般式(II): 【化2】 (式中、*は光学活性な炭素を表わす)で示される光学
活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸および/
または一般式(III): 【化3】 (式中、Rおよび*は前記に同じ)で示される残存する
一般式(II)の光学活性なプロピオン酸誘導体の対掌体
のエステルを採取することを特徴とする光学活性2−ヒ
ドロキシ−3−ニトロプロピオン酸および/またはその
対掌体のエステルの製造法。 - 【請求項2】 前記一般式(I)および(III)におい
て、Rがメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基およびn−ヘキシル基よりなる群から選ばれる基
である請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】 微生物がキャンディダ属、ロードスポリ
ディウム属、ロードトルラ属、トルラスポラ属、アルカ
リゲネス属、バチルス属、コリネバクテリウム属、ノカ
ルディア属、シュードモナス属およびロードコッカス属
からなる群より選ばれる請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021493A JP3636733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021493A JP3636733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078291A true JPH078291A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3636733B2 JP3636733B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=15492034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15021493A Expired - Fee Related JP3636733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 光学活性2−ヒドロキシ−3−ニトロプロピオン酸およびその対掌体エステルの製造法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3636733B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003079392A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光学活性α−トリフルオロメチル乳酸の製造方法 |
| CN105136918A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-12-09 | 广州市谱尼测试技术有限公司 | 一种食品中3-硝基丙酸高效液相色谱分析检测方法 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15021493A patent/JP3636733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2003079392A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光学活性α−トリフルオロメチル乳酸の製造方法 |
| CN105136918A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-12-09 | 广州市谱尼测试技术有限公司 | 一种食品中3-硝基丙酸高效液相色谱分析检测方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3636733B2 (ja) | 2005-04-06 |
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