JPH078342B2 - 塗布器具用挿入物 - Google Patents

塗布器具用挿入物

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JPH078342B2
JPH078342B2 JP3134056A JP13405691A JPH078342B2 JP H078342 B2 JPH078342 B2 JP H078342B2 JP 3134056 A JP3134056 A JP 3134056A JP 13405691 A JP13405691 A JP 13405691A JP H078342 B2 JPH078342 B2 JP H078342B2
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ミュック ゲルハルト
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シュヴァン スタビロ シュヴァンホイゼル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には表面または材
料上に印を付けるための、あるいは表面または材料上に
媒体を塗布するための、筆記具、製図器具、マーキング
器具、または塗布器具の様な器具に関する。以下、便宜
上、その様な器具を広く塗布器具と呼ぶことにする。
【0002】
【従来の技術】代表的な塗布器具は、本体の中に塗布器
具挿入物が取り付けられている。この塗布器具挿入物
は、塗布すべきインクの様な媒体を供給するための毛細
管空間を有する塗布器具部材を含む。塗布器具挿入物は
さらに、その塗布器具部材に適合した内部断面を有する
前端部を含む管状スリーブからなるホルダーを収容して
いる。塗布器具部材は塗布部分がスリーブの前端から突
き出し、その後端部には、塗布器具本体から塗布器具部
材の塗布部分へ塗布すべき媒体を供給するための供給部
分がある。塗布器具部材には、例えば毛管作用を有する
焼結多孔質材料、適当な方法により固めた薄層繊維材
料、毛管作用を有する押し出し材料、等の、各種の形態
がある。その種の塗布器具部材は特に、直径が約0.5 mm
の細線引きとして使用される。塗布器具部材がその種の
細線引きの形である場合、スリーブ前端部の前縁部は、
ホルダーのスリーブとその中に収容された塗布器具部材
との間を機械的に固定するために、その中に配置した塗
布器具部材の方に向かって内側に丸めてある。しかし、
ホルダースリーブの前縁部が丸め込んだ形状になってい
ると、スリーブから突き出た塗布器具部材の塗布部分の
先端からスリーブの前縁部が比較的僅かしか離れていな
いので、塗布器具部材の毛管を通るインクまたは同等の
媒体の流れに悪影響を及ぼすことがあるノッチ効果の害
を塗布器具部材が受けることになる。特に直径約0.5 mm
の細線引き器具の場合、塗布器具部材とスリーブとの間
が堅く接続していると、スリーブから突き出した塗布器
具部分の先端が、曲がったり折れたりすることが多く、
塗布器具が使い物にならなくなる。同様に、筆記部材が
ホルダーのスリーブに堅く固定されていると、その器具
を適切な様式で正しく使用しないと、器具の塗布部材が
その先端により悪影響を受け、先が広がり、やはり使用
できなくなる。他方、ホルダーのスリーブと塗布器具部
材との間が機械的に十分堅く固定されていない場合は、
器具に塗布圧力がかかると塗布器具部材がスリーブ内に
押し戻され、その塗布器具はやはり使用できなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗布
器具先端の損傷または深刻な劣化を簡単な手段を使用し
て本質的に防止した、塗布器具用の挿入物を提供するこ
とである。
【0004】本発明の別の目的は、塗布器具を使用した
時により好ましい感触が得られる塗布器具用の挿入物を
提供することである。
【0005】本発明のもう一つの目的は、以前の設計よ
りも、より均一なインクの流れが得られる、塗布器具用
の挿入物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の原理により、こ
れらの、および他の目的は、塗布器具部材に適合した内
部断面を有する前端部を備えた管状スリーブからなるホ
ルダー内に収容した塗布器具部材を含み、その塗布器具
部材がスリーブ前端部から突き出して塗布部分を形成
し、その塗布器具部材の後端部はそのスリーブから突き
出し、塗布部分にインクまたは同等の媒体を供給するた
めの供給部分を与えることを特徴とする塗布器具用の塗
布器具挿入物により達成される。スリーブはさらにスリ
ーブ後部を含むが、その内部断面は塗布器具部材の断面
よりも大きいので、塗布器具部材とスリーブ後部との間
に空間が形成される。その空間内には前端部と後端部を
有するスプリング手段が配置されている。スプリング手
段の前端部は、塗布器具部材の上に配置したリング部材
により塗布器具部材に対して固定されており、そのリン
グ部材とスプリング手段の前端部は協働するが、スプリ
ング手段の後端部はスリーブ後部に対して固定されてお
り、それによって、塗布器具部材がスリーブに対して弾
性的に移動することができる。リング部材は、外力を加
えていない取り付け状態では塗布器具部材に対して押圧
し得る余地を残しており、固定された状態では、塗布器
具部材の外周表面に所定の締め付け力で固定されるが、
その力により塗布器具部材内部の毛管空間が中断された
りひどく損なわれたりすることはない。
【0007】以下にさらに詳細に説明する様に、塗布器
具部材と比較して、スリーブは軸方向の長さが比較的短
く、塗布器具部材は、特に細線引きと呼ばれる形では、
その前端部がスリーブから比較的短く突き出してその塗
布部分を形成しているのに対し、その後端部はスリーブ
の後端でスリーブから比較的長く突き出している。塗布
器具部材の後端供給部は、好ましくは、スリーブの軸方
向つまり縦方向の寸法より何倍も長く軸方向つまり縦方
向に伸びている。スリーブと塗布器具部材との間の空間
に配置されたスプリング手段がその前端部により、塗布
先端から軸方向に比較的大きな間隔をおいて塗布器具部
材に固定されているので、上記のノッチ効果は、塗布先
端から比較的大きな間隔があるために適切な位置にあ
り、ノッチ構造を通過するインクの流れを低下させるこ
とがある保持力を、塗布器具挿入物の塗布器具部材とホ
ルダーとの間が上記の様に堅く接続されている場合より
も小さくし得るので、容易に調整できる。本発明の構造
により、塗布器具部材は、上記の先行技術の器具とは異
なった位置で、より低い強度で固定されるので、インク
の流れに対する抵抗が少なくなるのみならず、塗布器具
部材の塗布先端が曲がったり折れたりする危険性が少な
くなるので有利である。また、本発明の構造により、ス
リーブの前端部が塗布器具部材と協働するために、塗布
器具部材がそのスリーブ内の移動に関して良好に直線的
にガイドされるので、塗布器具部材がスリーブ内を弾性
的に移動することができ、塗布器具挿入物が収容されて
いる塗布器具の本体との関係で、塗布器具部材と、塗布
目的でそれが押し付けられる表面との間の実質的な圧力
を調整することができる。このことは、直径約0.5 mmの
細線引き器具に対して特に有利である。しかし、無論、
本発明の原理は約2 mm 以上までのより大きな直径の塗
布器具にも適用できる。
【0008】上記のリング部材は単純な平構造を有し、
比較的柔らかい材料からなる、あるいは例えば窪んだ構
造を有し、可塑的に屈曲できる材料からなることができ
る。また、リング部材はリベット状構造、等を有し、ハ
ンマー打ちあるいは曲げ加工により塗布器具部材に固定
することもできる。その様な構造の塗布器具挿入物によ
り、その塗布器具挿入物を製造するための最初の作業に
おいて、リング部材を塗布器具部材に容易に取り付け、
その塗布先端から予め決めた間隔をおいて塗布器具部材
の外周表面の所定位置に固定することができる。次い
で、塗布器具部材にその後端部から、例えば管状スプリ
ング部材の形のスプリング手段を、その前端部がリング
部材に突き当たるまで押し込む。次に塗布器具部材にそ
の前端部からホルダーのスリーブを取り付ける。すでに
上に述べた様に、窪んだリング部材の代わりに、比較的
柔らかい材料からなるリングを使用し、これを塗布器具
部材上で成形してもよいし、あるいはスリーブ状または
リベット状の部材を塗布器具部材の上に曲げ加工または
成形により固定することもできる。
【0009】スプリング手段は、スリーブに対してその
後端部で、スリーブ後部に備えた支持肩部に対して固定
するのが好ましい。支持肩部は、スリーブの後端部でス
リーブの縁部を内側に折り曲げて形成することができ
る。これによって、スプリング手段を備えたスリーブは
塗布器具部材上で非常に小さな空間だけを占める様にな
る。これは特にすでに上に述べた様な細線引きに関して
有利である。
【0010】好ましくは、塗布器具部材上でスプリング
手段の前端部を固定するためのリング部材は金属製で、
スプリング手段を取り囲むスリーブは例えばステンレス
鋼またはプラスチック材料とする。
【0011】スプリング手段は、弾性的に屈曲するプラ
スチック材料からなる管状スリーブの形が好ましい。こ
の管状スリーブは、必要に応じて例えば孔、リブ、溝、
等を供えることができる。また、スプリング手段は、好
適なワイヤまたは細片材料からなる圧縮コイルスプリン
グでもよい。
【0012】特に、塗布器具が細線引きの形である場
合、塗布器具部材がプラスチック材料からなり、毛管空
間を形成する中央区域およびその中央区域を囲んでその
回りに密封効果を与える周辺密封ケーシング部を有する
のが有利である。その種の塗布器具部材は公知であるの
で、詳細に説明する必要はない。また、塗布器具部材を
繊維または芯材料から製作することも可能である。
【0013】本発明に係わる塗布器具部材を備えた塗布
器具は、インクの様な塗布媒体を貯蔵するための手段と
して含浸した繊維部材を使用し、繊維部材と塗布器具部
材との間を流体連絡させているが、その塗布器具部材の
後端部から、毛管空間を形成する中央区域を密封してい
る上記のケーシング部分が少なくとも部分的に除去され
ている。その末端部は、例えば塗布器具部材の後端部に
向かって、先が細くなっている。塗布器具部材の後端部
と器具の含浸繊維部材との間に好ましくない空間が生じ
るのを防ぐには、ホルダースリーブ内に塗布器具部材を
弾性的に取り付けるために、塗布器具部材の後端部に、
その塗布器具部材の縦方向中央線と平行に向いた側表面
を備えるのが有利である。塗布器具部材の後端部のその
様な構造により、塗布媒体を貯蔵するための繊維部材と
弾性的に屈曲する塗布器具部材との間に空間が生じるの
を防ぎ、インクを貯蔵する繊維部材から塗布器具部材に
常にインクを均一に流すことができる。
【0014】
【実施例】図1〜図5に示す構造は異なった尺度で、た
だし、本発明に係わる塗布器具挿入物の特徴をより明確
に説明するために、すべて著しく拡大して示してある。
【0015】図1に、例えば筆記、製図、あるいは他の
用途に使用するための細線引き器具用の塗布器具挿入物
を示す。この塗布器具挿入物は、塗布器具部材10およ
び一般的に管状スリーブ14であるホルダー12からな
る。スリーブ14は、前端部16およびスリーブ後部1
8を有する。スリーブ14の前端部16は内部寸法が塗
布器具部材10のの断面寸法に適合しているので、スリ
ーブ18の前端部16は塗布器具部材10をガイドする
ことができる。
【0016】スリーブ後部18の内側断面は塗布器具部
材10の断面寸法よりも大きいので、塗布器具部材10
の外表面とスリーブ後部18の内表面との間に一般的に
輪状の中空間20が形成される。この輪状空間20は、
一般的に管状スリーブの形で示すスプリング部材22を
収容できるが、このスプリング部材22は、塗布器具部
材10に適切に配置されたリング部材26により、その
スプリングの前端部で塗布器具部材10に固定されてい
る。スプリング部材22の後端部28はスリーブ14に
対してそのスリーブ後部18で、より正確には、スリー
ブ14の後端部に形成された支持肩部30に突き当たっ
て固定されている。より詳しくは、支持肩部30は、ス
リーブ14の後部18の後端部で内側に曲がった縁部3
2である。 上に述べた様に、図1は、好適な弾性屈曲
するプラスチック材料からなる管状スリーブの形のスプ
リング部材22を示す。このスプリング部材22は塗布
器具部材10に対して同軸に配置されていることが分か
る。
【0017】管状スリーブの形のスプリング部材22の
代わりに、図2は好適なワイヤ材料からなる圧縮コイル
スプリングの形のスプリング部材22の一部を示す。図
2の番号26も、スプリング部材22の前端部24によ
り塗布器具部材10にスプリング部材22を固定するリ
ング部材を示す。図2で、細い破線により、リング部材
26が凹面の、つまり窪んだ形状を有する、リング部材
26の本来の状態を示す。リング部材26を塗布器具部
材10の適当な位置に取り付けた後、図2の矢印34で
示す方向でリング部材26に力をかけることにより、リ
ング部材26が図2で破線により示される様な窪んだ形状
から図2で実線により示される本質的に平らな形状に移
るため、リング部材26の内径が減少する。この様にし
てリング部材26は塗布器具部材10上に締め付け固定
される。この締め付け作用はインクまたは他の塗布媒体
の塗布器具部材10の中を通る流れがあまり損なわれな
い様に限定されている。
【0018】次に、図3に大きく拡大した塗布器具部材
10の断面を示すが、塗布器具部材10は、毛管空間3
6を形成する中央区域38、およびその中央区域38を
取り囲み、その回りを密封する周辺密封ケーシング部4
0からなる。
【0019】ここで再び図1に関して、塗布器具部材1
0はスリーブ14の前端部から突き出し、塗布先端42
を形成する。また、図1から、塗布器具部材10はスリ
ーブ14の後端部からも突き出し、ダクトつまり供給部
44を形成しているのが分かるが、この図の中断部分
は、供給部44の長さが図1に示す長さよりも大きいこ
とを示している。供給部44は、後端部46を有する
が、この部分では、図3で40で示す密封ケーシング部
が少なくとも部分的に除去されているので、供給部44
の後端部46の横方向寸法が減少している。塗布器具部
材10の後端部46は48で示す円筒状の周表面を与え
る、すなわち後端部46は、図1で50で示す塗布器具
部材10の縦方向中央線と平行に伸びる側面を有するの
が有利である。この形状により、塗布器具部材10、よ
り正確にはその後端部46と、図1でその一部を示す、
例えば繊維材料からなる、インクの様な塗布媒体を貯蔵
するための貯蔵部材52との間の空間形成を防止するこ
とができ、したがって、例えば筆記動作中に塗布器具部
材10にかかる圧力により塗布器具部材10がスリーブ
14に対して軸方向に移動しても、塗布器具部材10の
後端部46はインク貯蔵部材52と流体連絡し続ける。
【0020】図1の番号54は細線で示す様に、塗布器
具のケーシングの一部を表す。
【0021】上記の種類の塗布器具の製造手順は、例え
ば下記の通りである。
【0022】最初の工程で、リング部材26を塗布器具
部材10の適当な位置に取り付ける。次いで、図2の矢
印34で示す様に本質的に軸方向の力をリング部材26
にかけることにより、リング部材26を塗布器具部材1
0の所定の位置に固定する。次の工程で、塗布器具部材
10にスプリング部材22を後端部46の末端から、そ
のスプリング部材22の前端部24がすでに塗布器具部
材10に固定したリング部材26に突き当たるまで差し
込む。その上で、塗布器具部材の塗布先端42を備えた
その末端からスリーブ14を、スリーブ14の前端部1
6とスリーブ後部18との間に支持肩部を与えるスリー
ブの移行部分56がリング部材26の近くに配置される
まで、塗布器具部材10に取り付ける。この状態を図1
に明確に示す。次いで、スリーブ14またはスリーブ後
部18の後縁部32を内側に被さる様に曲げ、スプリン
グ部材22がその前端部24によりリング部材26に対
して支えられ、スプリング22の後端部28はスリーブ
14の後端部18の内側に被さる様に曲げた縁部32に
突き当たる様にする。この様にして、スプリング部材2
2は、スリーブ14と塗布器具部材10との間の正確に
限定された位置に固定される。スプリング部材22がス
リーブ14の所定の位置に固定されている状態では、塗
布器具部材10に負荷がかかっていない休止位置で、ス
プリング部材22は機械的な応力を受けていない。
【0023】上記の組み立て作業の後、塗布器具部材1
0をスリーブ14と共に塗布器具挿入物として塗布器具
のケーシング54の中に挿入することができる。器具5
8の中に取り付けた挿入物の塗布先端42を、例えば筆
記または製図用の表面に押し付けると、塗布器具ケーシ
ング54内に固定されたままのスリーブ14により、塗
布器具部材10は軸方向でケーシング54内に移動で
き、その結果スプリング部材22が機械的な応力を受け
る、より正確には、リング部材26とスリーブ14の内
側に曲がった縁部32との間で圧縮される。塗布先端4
2にかかる圧力がなくなると、スプリング部材22はそ
の休止位置に戻ることができるので、塗布先端42は再
びケーシング54の外方向に移動する。この様に、この
構造により、塗布器具部材10が弾性的に支持されるの
で、その使用において、良好な弾性的な感触が得られ
る。この図示する配置により、インクまたは他の塗布材
料の均一な流れが得られ、塗布器具部材10の塗布部分
を破損から効果的に保護することができる。
【0024】次に、図4にリング部材26を備えた塗布
器具部材10の大きく拡大した部分を示すが、そのリン
グ部材はその初期の、本来の状態を細い破線で示し、塗
布器具部材10に固定した作動状態を実線と斜線で示
す。この構造におけるリング部材26は、比較的柔らか
な、可塑的に変形できる材料からなる単純な平リングの
形である。このリング部材26をクリンピング作用(Cri
mping action) により塗布器具部材10に固定するに
は、図1の塗布先端部42を好適な取り付け台に挿入す
る。次いで、リング部材26を塗布器具部材10にその
後端部から取り付ける。例えば塗布器具部材10に取り
付けたリング状構造のハンマーをリング部材26に打ち
付けることにより、矢印60で示す力をリング部材26
にかける。上記の取り付け台(図には示していない)に
よりリング部材26にかかる反作用力を矢印62で示
す。力60、62により、リング部材26が圧縮され、
その直径が減少し、同時に半径方向の寸法が増加するの
で、好適な寸法のリング部材26を使用することによ
り、そのリングは、塗布器具部材10に、その毛管性能
を損なうことなく取り付けることができる。
【0025】図5は、中空リベットの一般形状を有する
リング部材26を備えた塗布器具部材10の実施形態の
拡大部を示す。このリング部材26は、クリンピングま
たはフランジ加工により、塗布器具部材10の毛管作用
を損なうことなく塗布器具部材10に固定することがで
きる。
【0026】上記の説明から、本発明に係わる塗布器具
挿入物には、例えば筆記または製図に使用した時に、塗
布器具部材10がホルダー12のスリーブ14に対して
スプリング作用を受けるために、弾性的な、つまりばね
の様な感触を与える利点があることが分かる。本発明の
塗布器具挿入物にはさらに、筆記部材が、その弾性的に
屈曲する取り付け機構のために、折れや広がりから保護
されるという利点がある。また、スプリング作用を備え
たこの塗布器具挿入物は構造が小型で、独国実用新案第
1937226 号に開示される様な、筆記部材を形成する芯を
有し、その芯が塗布器具のケーシング内に弾性的に移動
できる様に支持されている塗布器具よりも優れている。
その器具はばね定数が50〜600 g/cmのスプリング部材を
使用しているが、そのスプリング部材は末端閉鎖用キャ
ップと、器具のケーシング内に配置されたインク貯蔵用
の貯蔵部材の後面との間に位置している。しかし、この
構造は、塗布部材用のスプリング取り付け機構を与える
一般的な特徴以外は、本発明の原理による器具および挿
入物と比較できない。
【図面の簡単な説明】
【図1】細線で示す塗布器具内に取り付けた位置におけ
る、塗布器具挿入物の縦方向断面図
【図2】改良形スプリング部材を備えた塗布器具部材の
前端部の部分断面図
【図3】図1および図2の塗布器具部材の断面図
【図4】塗布器具の他の実施形態における、塗布器具部
材の部分を示す、図2と同様の部分断面図
【図5】別の実施形態における塗布器具部材の部分を示
す、図2および図4と同様の図
【符号の説明】
10 塗布器具部材 12 ホルダー 14 スリーブ 16 スリーブ前端部 18 スリーブ後部 20 輪状空間 22 スプリング部材 24 スプリング前端部 26 リング部材 28 スプリング後端部 30 支持肩部 32 内側に曲がった縁部 36 毛管空間 38 塗布器具の中央区域 40 密封周辺ケーシング部 42 塗布先端 44 供給部 46 塗布器具後端部 52 貯蔵部材 54 ケーシング 58 塗布器具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛細管空間を有する塗布器具部材(10)で
    あって、塗布部分(42)を形成する前端部分および塗布媒
    体を塗布器具部材(10)に供給するための供給部分(44)を
    形成する後端部分を有する塗布器具部材(10)、塗布器具
    部材(10)を収容し、塗布器具部材(10)を良好に直線的に
    ガイドするのに適した内部断面を有する前端部(16)を含
    む管状スリーブ(14)を有する保持手段(12)であって、塗
    布器具部材(10)の塗布部分(42)がスリーブ(14)の前端部
    (16)から突出し、該スリーブ(14)がスリーブ後部(18)を
    含み、そのスリーブ後部(18)から前記供給部分(44)が突
    出し、そのスリーブ後部(18)の内部断面が塗布器具部材
    (10)の断面よりも大きいので、スリーブ後部(18)と塗布
    器具部材(10)との間に空間(20)が形成されている保持手
    段(12)、前記空間(20)内に配置され、前端部(24)とスリ
    ーブ後部(18)に対して固定された後端部(28)とを有する
    スプリング手段(22)、およびスプリング手段(22)の前端
    部(24)を塗布器具部材(10)に対して固定し、該スプリン
    グ手段(22)の該前端部(24)と協働して塗布器具部材(10)
    がスリーブ(14)に対して弾性的に移動できる様にする、
    塗布器具部材(10)上に配されたリング部材(26)であっ
    て、該リング部材(26)は外力を加えていない状態で塗布
    器具部材(10)に取り付けることができ、その後に固定さ
    れた状態では前記毛細管空間を妨げない所定の締め付け
    力で塗布器具部材(10)の外周表面に締め付け固定される
    リング部材(26)、からなることを特徴とする塗布器具用
    挿入物。
  2. 【請求項2】 前記スリーブ後部が支持肩手段を形成
    し、前記スプリング手段がその後端部で、前記支持肩手
    段に対して支持されていることを特徴とする請求項1記
    載の挿入物。
  3. 【請求項3】 前記支持肩手段が前記スリーブの縁部に
    より形成され、前記縁部がスリーブの内側に折り曲げら
    れていることを特徴とする請求項2記載の挿入物。
  4. 【請求項4】 前記スプリング手段が、弾性的に屈曲す
    るプラスチック材料からなる管状スリーブであることを
    特徴とする請求項1記載の挿入物。
  5. 【請求項5】 前記塗布器具部材が、プラスチック材料
    からなり、前記毛細管空間を与える中央区域およびその
    中央区域を取り囲み、その回りに密封効果を与える周辺
    密封部分からなることを特徴とする請求項1記載の挿入
    物。
  6. 【請求項6】 前記塗布器具部材が後端部を有し、その
    後端部から前記周辺部分が少なくとも部分的に除去され
    ていることを特徴とする請求項5記載の挿入物。
  7. 【請求項7】 前記塗布器具部材の前記後端部が、塗布
    器具部材の縦方向の中央線と平行に向いている側表面を
    有することを特徴とする請求項6記載の挿入物。
JP3134056A 1990-06-15 1991-06-05 塗布器具用挿入物 Expired - Fee Related JPH078342B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP90111302A EP0461292B1 (de) 1990-06-16 1990-06-15 Schreiborgan
DE90111302.7 1990-06-15

Publications (2)

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