JPH0783675B2 - ミルクからのラクト−スの特異的分離方法 - Google Patents
ミルクからのラクト−スの特異的分離方法Info
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- JPH0783675B2 JPH0783675B2 JP61271668A JP27166886A JPH0783675B2 JP H0783675 B2 JPH0783675 B2 JP H0783675B2 JP 61271668 A JP61271668 A JP 61271668A JP 27166886 A JP27166886 A JP 27166886A JP H0783675 B2 JPH0783675 B2 JP H0783675B2
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J1/00—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
- A23J1/20—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from milk, e.g. casein; from whey
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; PREPARATION THEREOF
- A23C9/00—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
- A23C9/14—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment
- A23C9/146—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by ion-exchange
- A23C9/1465—Chromatographic separation of protein or lactose fraction; Adsorption of protein or lactose fraction followed by elution
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C13—SUGAR INDUSTRY
- C13K—SACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
- C13K5/00—Lactose
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、ミルクからラクトースの特異的なクロマトグ
ラフイー分離を達成する方法に関する。
ラフイー分離を達成する方法に関する。
チーズ,カード及びミルク蛋白粉末の製造において、ミ
ルクの主要成分お互いから主要成分の分離、すなわちラ
クトースから脂肪及び蛋白質の分離又は脱脂製品の場
合、ラクトースから蛋白質のみの分離が、本質的に重要
な1工程である。従来、これはレンネツト酵素によるカ
ゼイン若しくはカゼイン及び脂肪の混合物を沈殿させる
か、又は酸により等電点(pH約4.5)までpHを調節させ
ることによつて実施されている。ラクトース及び塩類と
同様ホエ−蛋白質は、通常、溶液(すなわちホエ−)中
に残存する。
ルクの主要成分お互いから主要成分の分離、すなわちラ
クトースから脂肪及び蛋白質の分離又は脱脂製品の場
合、ラクトースから蛋白質のみの分離が、本質的に重要
な1工程である。従来、これはレンネツト酵素によるカ
ゼイン若しくはカゼイン及び脂肪の混合物を沈殿させる
か、又は酸により等電点(pH約4.5)までpHを調節させ
ることによつて実施されている。ラクトース及び塩類と
同様ホエ−蛋白質は、通常、溶液(すなわちホエ−)中
に残存する。
したがって、種々の方法が蛋白質の収率を改善させるた
めに開発されている。加熱処理又はカルシウム添加によ
り、ホエ−蛋白質をカゼインと共に沈殿せしめる。更
に、ラクトース及び塩類、及び低分子量のみの窒素化合
物が溶液部に残存する。この種の無蛋白質ホエ−の利点
は非常に困難である。
めに開発されている。加熱処理又はカルシウム添加によ
り、ホエ−蛋白質をカゼインと共に沈殿せしめる。更
に、ラクトース及び塩類、及び低分子量のみの窒素化合
物が溶液部に残存する。この種の無蛋白質ホエ−の利点
は非常に困難である。
沈殿法のほかに新しい方法が開発されている。1970年代
の初めに、可溶性状態のミルク蛋白質の回収に、ゲル
過が満足のいく技術的解決を提供するものと信じられて
いた(米国特許第3,547,900号明細書参照)。ゲル過
においては、ミルクの蛋白質フラクシヨンをミルクのラ
クトース及び塩類から分離する。しかし、衛生上の問題
並びにゲル材料の処理の高費用及び困難性により、この
方法の工業的な応用が妨げられている。
の初めに、可溶性状態のミルク蛋白質の回収に、ゲル
過が満足のいく技術的解決を提供するものと信じられて
いた(米国特許第3,547,900号明細書参照)。ゲル過
においては、ミルクの蛋白質フラクシヨンをミルクのラ
クトース及び塩類から分離する。しかし、衛生上の問題
並びにゲル材料の処理の高費用及び困難性により、この
方法の工業的な応用が妨げられている。
限外過も1790年代に強力に開発され、フエタ(Feta)
チーズ,カード及びホエ−蛋白粉末の製造に工業的に特
に応用されている。限外過がもつと一般的にならない
最も重要な理由は、その透過する副産物の利用の困難性
にある。透過物には、限外過膜を通り抜ける、例えば
ラクトース,塩類及び低分子量窒素化合物等の成分が含
まれる。限外過についての別の問題は、高蛋白質含量
(乾燥物の80%以上)を得るのが非常に困難であり経費
がかかることである。
チーズ,カード及びホエ−蛋白粉末の製造に工業的に特
に応用されている。限外過がもつと一般的にならない
最も重要な理由は、その透過する副産物の利用の困難性
にある。透過物には、限外過膜を通り抜ける、例えば
ラクトース,塩類及び低分子量窒素化合物等の成分が含
まれる。限外過についての別の問題は、高蛋白質含量
(乾燥物の80%以上)を得るのが非常に困難であり経費
がかかることである。
クロマトグラフイー分離では、塩類が蛋白質フラクシヨ
ン若しくは蛋白質/脂肪フラクシヨン中に残存するが、
ラクトースが純粋なフラクシヨンとして分離されるよう
にミルクを分別できるということが予想外にも見出され
た。この方法では、ほとんどラクトースがなく且つ高蛋
白質分を有するフラクシヨンが得られる。一方、一層利
用し易い純粋なラクトース溶液が前記の透過物の代りに
得られる。蛋白質フラクシヨン中の塩類が目的とする用
途の見地から不利であるなら、蛋白質フラクシヨンを蒸
発でなくて限外過によつて濃縮することができ、その
結果、塩類は水と共に除去される。
ン若しくは蛋白質/脂肪フラクシヨン中に残存するが、
ラクトースが純粋なフラクシヨンとして分離されるよう
にミルクを分別できるということが予想外にも見出され
た。この方法では、ほとんどラクトースがなく且つ高蛋
白質分を有するフラクシヨンが得られる。一方、一層利
用し易い純粋なラクトース溶液が前記の透過物の代りに
得られる。蛋白質フラクシヨン中の塩類が目的とする用
途の見地から不利であるなら、蛋白質フラクシヨンを蒸
発でなくて限外過によつて濃縮することができ、その
結果、塩類は水と共に除去される。
陽イオン交換樹脂によるクロマトグラフイー分離はそれ
自体公知の方法であり、例えば、糖みつからサツカロー
スの分離やグルコース及びフルクトースの混合物からフ
ルクトースの分離等のための工業的応用方法がある。米
国特許第3,969,337号明細書は、陽イオン交換樹脂によ
るホエ−のクロマトグラフイー分別を記載している。し
かし、ミルクの処理はホエ−の処理に関連されるものと
多くの異なつた問題を含んでいる。例えば、沈殿に対す
るカゼインの感受性、カゼインのミセル構造の保存、脂
肪の行動、及び非常に高い衛生上の要求等である。した
がつてホエ−の分離のためのこれ自体公知な方法では、
ミルクの処理に応用できない。
自体公知の方法であり、例えば、糖みつからサツカロー
スの分離やグルコース及びフルクトースの混合物からフ
ルクトースの分離等のための工業的応用方法がある。米
国特許第3,969,337号明細書は、陽イオン交換樹脂によ
るホエ−のクロマトグラフイー分別を記載している。し
かし、ミルクの処理はホエ−の処理に関連されるものと
多くの異なつた問題を含んでいる。例えば、沈殿に対す
るカゼインの感受性、カゼインのミセル構造の保存、脂
肪の行動、及び非常に高い衛生上の要求等である。した
がつてホエ−の分離のためのこれ自体公知な方法では、
ミルクの処理に応用できない。
そこで本発明は、ミルクからラクトースの特異的クロマ
トグラフイー分離を達成するための改良され、衛生的な
工業的に応用できる方法に関するものであつて、該方法
は (a) 微粒子状の陽イオン交換樹脂をカラムに充填
し、 (b) 該陽イオン交換樹脂の組成がミルクの陽イオン
の組成に対応するように陽イオン交換樹脂を平衡させ、 (c) 該平衡済陽イオン交換樹脂充填カラム中で約50
〜約80℃でミルクを処理し、そして (d) 水でカラムを溶離し、カラムの底部から蛋白質
含有フラクシヨン及びラクトースフラクシヨンを連続的
に回収する 工程からなつている。
トグラフイー分離を達成するための改良され、衛生的な
工業的に応用できる方法に関するものであつて、該方法
は (a) 微粒子状の陽イオン交換樹脂をカラムに充填
し、 (b) 該陽イオン交換樹脂の組成がミルクの陽イオン
の組成に対応するように陽イオン交換樹脂を平衡させ、 (c) 該平衡済陽イオン交換樹脂充填カラム中で約50
〜約80℃でミルクを処理し、そして (d) 水でカラムを溶離し、カラムの底部から蛋白質
含有フラクシヨン及びラクトースフラクシヨンを連続的
に回収する 工程からなつている。
陽イオン交換樹脂は、例えばスオメン・ソケリ・オーワ
イ(Suomen Sokeri Oy)により製造されている強力陽イ
オン交換樹脂(ポリスチレンジビニルベンゼン骨格を有
し、スルホン酸基を含む樹脂)であることができる。こ
の樹脂は、例えば「デユオライトC204F(Duolite C204
F)」{デユオライト・インターナシヨナル・エス・エ
ー(Duolite International S.A.)製造}と同種の構造
を有しており、糖みつからサツカロースの分離用として
工業的に使用されている。樹脂の適切な平均粒子径は0.
06〜0.6mmである。好ましくは、樹脂の平均粒子径は0.4
mmである。カラムにナトリウム形の樹脂を充填する。樹
脂のイオン形に関してミルクと平衡を得るように、樹脂
を平衡させる。樹脂を平衡させるとき、脱脂乳若しくは
濃縮ミルクを、樹脂床の量の少なくとも10倍の量で樹脂
床を通過させる。樹脂を平衡させることは、ミルクの陽
イオン組成に対応する陽イオン組成の塩溶液によつても
実施できる。
イ(Suomen Sokeri Oy)により製造されている強力陽イ
オン交換樹脂(ポリスチレンジビニルベンゼン骨格を有
し、スルホン酸基を含む樹脂)であることができる。こ
の樹脂は、例えば「デユオライトC204F(Duolite C204
F)」{デユオライト・インターナシヨナル・エス・エ
ー(Duolite International S.A.)製造}と同種の構造
を有しており、糖みつからサツカロースの分離用として
工業的に使用されている。樹脂の適切な平均粒子径は0.
06〜0.6mmである。好ましくは、樹脂の平均粒子径は0.4
mmである。カラムにナトリウム形の樹脂を充填する。樹
脂のイオン形に関してミルクと平衡を得るように、樹脂
を平衡させる。樹脂を平衡させるとき、脱脂乳若しくは
濃縮ミルクを、樹脂床の量の少なくとも10倍の量で樹脂
床を通過させる。樹脂を平衡させることは、ミルクの陽
イオン組成に対応する陽イオン組成の塩溶液によつても
実施できる。
例えば、水溶液は塩化カルシウム,塩化カリウム,塩化
ナトリウム及び塩化マグネシウムを含む塩混合物から調
製されうる。水溶液中の前記塩の濃度は次の通りであ
る。
ナトリウム及び塩化マグネシウムを含む塩混合物から調
製されうる。水溶液中の前記塩の濃度は次の通りであ
る。
塩 濃 度 CaCl2・2H2O 53.5g/ KCl 23.1g/ NaCl 8.5g/ MgCl2・6H2O 15.1g/ 樹脂を平衡させる際に、好ましくは、上記の塩混合物か
ら調製された水溶液の1回カラム量を樹脂床に通過させ
る。
ら調製された水溶液の1回カラム量を樹脂床に通過させ
る。
クロマトグラフイー分離をカルシウム形の樹脂により実
施する場合、ミルクが樹脂と接触するとき、ミルクは沈
殿し、カラムを詰らせる。一方、樹脂がナトリウム形の
場合、カゼインのミセル構造が破壊され、カゼインはカ
ゼインナトリウム形になり溶解する。それによりミルク
は外観上澄明になり、同時に知覚及びその他の特性が変
化する。
施する場合、ミルクが樹脂と接触するとき、ミルクは沈
殿し、カラムを詰らせる。一方、樹脂がナトリウム形の
場合、カゼインのミセル構造が破壊され、カゼインはカ
ゼインナトリウム形になり溶解する。それによりミルク
は外観上澄明になり、同時に知覚及びその他の特性が変
化する。
それとは逆に、本発明に従つて、ミルクのクロマトグラ
フイーの処理のために、平衡にされた陽イオン交換樹脂
を使用するとき、カゼインはそのミセル構造を保持する
が、沈殿されない。
フイーの処理のために、平衡にされた陽イオン交換樹脂
を使用するとき、カゼインはそのミセル構造を保持する
が、沈殿されない。
ミルクの処理の場合、非常に高い衛生性を要求される。
一般に、pH及び温度の適切な選択がこれを影響する。
一般に、pH及び温度の適切な選択がこれを影響する。
本発明による方法では、樹脂にミルク蛋白質が粘着しな
いように該蛋白質をアニオン状(pH5以上)に保持する
ことに利点があるので、pHをこれ以上調節することがで
きない。
いように該蛋白質をアニオン状(pH5以上)に保持する
ことに利点があるので、pHをこれ以上調節することがで
きない。
ミルク中に細菌が生育しないような温度でなければなら
ない。例えば、米国特許第3,969,337号明細書中に記載
されたホエ−のクロマトグラフイー処理法に使用された
温度、すなわち20℃は、細菌生育の制御が不可能なた
め、実際上使用できない。一方、限外過は出来るだけ
高温を目標としているが、膜の抵抗性のため約50〜55℃
を上限とする。この温度では、殺菌の生育は明らかに20
℃よりも遅い。しかし、ミルクのクロマトグラフイー処
理において、出発点では生育が全く許されず、微生物品
質が好ましくは改良されなければならない。これは、50
〜80℃、好ましくは55〜70℃でクロマトグラフイー分離
を実施することにより達成されることが見出された。ク
ロマトグラフイー温度が80℃を越えても樹脂の抵抗性の
見地から可能であるが、ミルク中に含まれるホエ−蛋白
質がそのような温度で劣化を開始し、その特性に変化を
もたらす。
ない。例えば、米国特許第3,969,337号明細書中に記載
されたホエ−のクロマトグラフイー処理法に使用された
温度、すなわち20℃は、細菌生育の制御が不可能なた
め、実際上使用できない。一方、限外過は出来るだけ
高温を目標としているが、膜の抵抗性のため約50〜55℃
を上限とする。この温度では、殺菌の生育は明らかに20
℃よりも遅い。しかし、ミルクのクロマトグラフイー処
理において、出発点では生育が全く許されず、微生物品
質が好ましくは改良されなければならない。これは、50
〜80℃、好ましくは55〜70℃でクロマトグラフイー分離
を実施することにより達成されることが見出された。ク
ロマトグラフイー温度が80℃を越えても樹脂の抵抗性の
見地から可能であるが、ミルク中に含まれるホエ−蛋白
質がそのような温度で劣化を開始し、その特性に変化を
もたらす。
本発明の方法は、乳脂が40℃を越える温度で完全に融け
るため、有脂乳及び脱脂乳の両者の処理に適している。
予想外にも、有脂乳からクラトースの分離が、無脂乳か
らと同様特異的に起こる。それにより、脂肪,蛋白質及
び塩類が1フラクシヨンとして分離され、ラクトースが
別のフラクシヨンとして分離される。
るため、有脂乳及び脱脂乳の両者の処理に適している。
予想外にも、有脂乳からクラトースの分離が、無脂乳か
らと同様特異的に起こる。それにより、脂肪,蛋白質及
び塩類が1フラクシヨンとして分離され、ラクトースが
別のフラクシヨンとして分離される。
ミルクがクロマトグラフイー分離の前に蒸発によつて濃
縮される場合、溶離が蒸発からくる濃縮水で実施される
ため、本発明による方法の水及び廃水の費用は非常に低
い。濃縮水の塩含有量が非常に低いため、濃縮水の方が
水道水よりも溶離に適している。蒸発によりフラクシヨ
ンを濃縮する場合、本方法中、同じ水を循環することが
できる。カラムの洗浄以外、この方法は全く廃水を生じ
ない。例えば法律によつて毎日の洗浄が要求されていな
いならば、洗浄間の間隔が数日間になつてもよいことを
試験の結果が示している。
縮される場合、溶離が蒸発からくる濃縮水で実施される
ため、本発明による方法の水及び廃水の費用は非常に低
い。濃縮水の塩含有量が非常に低いため、濃縮水の方が
水道水よりも溶離に適している。蒸発によりフラクシヨ
ンを濃縮する場合、本方法中、同じ水を循環することが
できる。カラムの洗浄以外、この方法は全く廃水を生じ
ない。例えば法律によつて毎日の洗浄が要求されていな
いならば、洗浄間の間隔が数日間になつてもよいことを
試験の結果が示している。
本方法では、クロマトグラフイーカラムに大量のミルク
を装填できるので希釈は無意味である。
を装填できるので希釈は無意味である。
実際上、ミルクの量対カラム中に充填されている平衡さ
れた陽イオン交換樹脂の量は適切な比は約1:200〜約1:4
であり、好ましくは約1:50〜約1:5である。
れた陽イオン交換樹脂の量は適切な比は約1:200〜約1:4
であり、好ましくは約1:50〜約1:5である。
次に本発明の実施例を示す。
〔実施例1〕 高さ100cm、直径1.6cmのカラムに、スオメン・ソケリ・
オーワイ製で、例えばデユオライトC204F(デユオライ
ト・インターナシヨナル・エス・エー)と同種の構造を
有する強力陽イオン交換樹脂を充填した。樹脂の平均粒
子径は0.4mmであつた。充填後のカラムの樹脂量は160ml
であつた。温度が65℃に維持されるために加熱マントル
をカラムに用意した。2リツトルの無脂乳を、イオン平
衡の達成のためまずカラムに通した。水で洗浄後、5ml
の無脂濃縮ミルク(NaOHでpHを6.7に調節、乾燥分27
%)をカラムに供給した。溶出を脱塩水で実施した。流
速は150ml/時であつた。2分毎にフラクシヨンを集め
た。表1及び表2に、これらの条件下での脱脂乳のフラ
クシヨンを示す。
オーワイ製で、例えばデユオライトC204F(デユオライ
ト・インターナシヨナル・エス・エー)と同種の構造を
有する強力陽イオン交換樹脂を充填した。樹脂の平均粒
子径は0.4mmであつた。充填後のカラムの樹脂量は160ml
であつた。温度が65℃に維持されるために加熱マントル
をカラムに用意した。2リツトルの無脂乳を、イオン平
衡の達成のためまずカラムに通した。水で洗浄後、5ml
の無脂濃縮ミルク(NaOHでpHを6.7に調節、乾燥分27
%)をカラムに供給した。溶出を脱塩水で実施した。流
速は150ml/時であつた。2分毎にフラクシヨンを集め
た。表1及び表2に、これらの条件下での脱脂乳のフラ
クシヨンを示す。
〔実施例2〕 全乳(脂肪分3.9%)から調製された2mlの濃縮乳(乾燥
分36%)を平衡済陽イオン交換樹脂充填カラムに供給し
た以外、実施例1と同様にして行つた。結果を表3に示
す。
分36%)を平衡済陽イオン交換樹脂充填カラムに供給し
た以外、実施例1と同様にして行つた。結果を表3に示
す。
〔実施例3〕 15mlの無脂濃縮乳(乾燥分29%)を平衡済陽イオン交換
樹脂充填カラムに供給した以外、実施例1と同様にして
行つた。表4から明らかなように、分離は良好であり、
希釈は無意味であつた。
樹脂充填カラムに供給した以外、実施例1と同様にして
行つた。表4から明らかなように、分離は良好であり、
希釈は無意味であつた。
〔実施例4〕 総コロニー測定による、カラムから得られたフラクシヨ
ンの微生物量を決定することにより分離カラムの衛生状
態を観察した。温度の影響は、低品質の脱脂濃縮乳を実
施例1の手順で50℃及び65℃でクロマトグラフに付され
たとき明らかに示された。表5に最初の1回実施の結果
を示す。50℃での長期の実施に伴い、カラムを明らかに
汚染させるが、65℃ではカラムは清潔さを維持させた。
ンの微生物量を決定することにより分離カラムの衛生状
態を観察した。温度の影響は、低品質の脱脂濃縮乳を実
施例1の手順で50℃及び65℃でクロマトグラフに付され
たとき明らかに示された。表5に最初の1回実施の結果
を示す。50℃での長期の実施に伴い、カラムを明らかに
汚染させるが、65℃ではカラムは清潔さを維持させた。
〔実施例5〕 ミルクの陽イオン性組成に対応する塩混合物による樹脂
の平衡 塩化カルシウム,塩化カリウム,塩化ナトリウム及び塩
化マグネシウムを含む塩混合物より水溶液を調製した。
水溶液中の塩の濃度は次のとおりであつた。
の平衡 塩化カルシウム,塩化カリウム,塩化ナトリウム及び塩
化マグネシウムを含む塩混合物より水溶液を調製した。
水溶液中の塩の濃度は次のとおりであつた。
塩 濃 度 CaCl2・2H2O 53.5g/ KCl 23.1g/ NaCl 8.5g/ MgCl2・6H2O 15.1g/ 実施例1に使用された樹脂を、脱脂乳の代りに上記の塩
混合物より調製された水溶液の1回カラム量を使用する
ことによつて平衡させた以外は、実施例1と同様に平衡
させた。
混合物より調製された水溶液の1回カラム量を使用する
ことによつて平衡させた以外は、実施例1と同様に平衡
させた。
この方法で平衡させた樹脂でミルクからのラクトースの
分離を実施したとき、得られた結果はミルクで平衡させ
た樹脂で得られた結果と同様であつた。
分離を実施したとき、得られた結果はミルクで平衡させ
た樹脂で得られた結果と同様であつた。
Claims (12)
- 【請求項1】(a)微粒子状の陽イオン交換樹脂をカラ
ムに充填し、 (b)該陽イオン交換樹脂の組成がミルクの陽イオンの
組成に対応するように陽イオン交換樹脂を平衡させ、 (c)該平衡済陽イオン交換樹脂充填カラム中で、約50
〜約80℃でミルクを処理し、そして (d)水でカラムを溶離し、カラムの底部から蛋白質含
有フラクシヨン及びラクトースフラクシヨンを連続的に
回収する 工程からなる、ミルクからのラクトースの特異的クロマ
トグラフイー分離の達成方法。 - 【請求項2】クロマトグラフイー分離を約55〜約70℃で
実施する特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】陽イオン交換樹脂を、カラムに含まれる該
樹脂の量の少なくとも十倍の量の脱脂乳又は濃縮ミルク
を使用することによつて平衡させる特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の方法。 - 【請求項4】陽イオン交換樹脂がポリスチレンジビニル
ベンゼン骨格を有し且スルホン酸基を含む特許請求の範
囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】ミルクのpHが5を越える特許請求の範囲第
1〜4項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】ミルクが少なくとも20%の乾燥分を有する
濃縮ミルクである特許請求の範囲第5項記載の方法。 - 【請求項7】濃縮ミルクが脱脂乳から調製され、少なく
とも20%の乾燥分を有する特許請求の範囲第6項記載の
方法。 - 【請求項8】濃縮ミルクが有脂ミルクから調製され、少
なくとも20%の乾燥分を有する特許請求の範囲第6項記
載の方法。 - 【請求項9】処理されるミルクの量対カラム中に含まれ
る平衡済陽イオン交換樹脂の量の比が約1:200〜約1:4で
ある特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項10】処理されるミルクの量対カラム中に含ま
れる平衡済陽イオン交換樹脂の量の比が約1:50〜約1:5
である特許請求の範囲第9項記載の方法。 - 【請求項11】溶出を、処理されるミルクの濃縮から得
られる水で実施する特許請求の範囲第1〜10項のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項12】樹脂の平均粒子径が0.06〜0.6mmである
特許請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI854485A FI73000C (fi) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | Foerfarande foer specifik avskiljning av laktos ur mjoelk. |
| FI854485 | 1985-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179340A JPS62179340A (ja) | 1987-08-06 |
| JPH0783675B2 true JPH0783675B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=8521686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61271668A Expired - Fee Related JPH0783675B2 (ja) | 1985-11-14 | 1986-11-14 | ミルクからのラクト−スの特異的分離方法 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4820348A (ja) |
| EP (1) | EP0226035B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0783675B2 (ja) |
| AT (1) | ATE54799T1 (ja) |
| AU (1) | AU592837B2 (ja) |
| DE (1) | DE3672973D1 (ja) |
| ES (1) | ES2017462B3 (ja) |
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