JPH078372A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JPH078372A
JPH078372A JP15242093A JP15242093A JPH078372A JP H078372 A JPH078372 A JP H078372A JP 15242093 A JP15242093 A JP 15242093A JP 15242093 A JP15242093 A JP 15242093A JP H078372 A JPH078372 A JP H078372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
temperature
container
heater
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15242093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Miyake
一也 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP15242093A priority Critical patent/JPH078372A/ja
Publication of JPH078372A publication Critical patent/JPH078372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温時における飯の上面の乾燥や露滴下を防
止する。 【構成】 保温制御手段81は、保温時に容器センサ18の
検出温度に基づいて胴ヒータ16を通断電制御する。ま
た、蓋加熱制御手段82は、胴ヒータ16の通電中にのみ、
蓋ヒータ17を通断電制御する。このとき、蓋センサ22の
検出温度は容器6の保温温度よりも0.5℃高くなるよ
うに蓋下面板を加熱制御する。 【効果】 室温が低温の場合、蓋ヒータ17の通断電制御
時間も長くなり、蓋下面板の温度低下による結露発生を
防止できる。また、室温が高温の場合、蓋ヒータ17の通
断電制御時間も短くなり、蓋下面板の加熱過多による飯
の乾燥を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保温中に蓋体下面を加
熱してこの蓋体下面への結露を防止した炊飯器に係わ
り、特に過度な加熱による飯表面への乾燥むらを防止ま
たは改善した炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、被炊飯物であ
る米と水とを容器に収容し、この容器の上面開口部を蓋
体により閉塞した後、炊飯ヒータの通断電制御により容
器を加熱して、ひたし炊き及び本炊飯を行なう。そし
て、容器の温度を検出する容器センサの検出温度が所定
の炊きあがり温度に達すると炊飯ヒータを断電し、むら
しを経て炊飯行程を完了させ、その後、容器センサの検
出温度が所定の保温温度に低下すると、蓋体下面の温度
を容器内の飯温よりもわずかに高い例えば71℃に保つ
ように、蓋ヒータを通断電制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の炊飯器
においては、常時蓋体下面が飯温よりも高く設定される
ため、この蓋体下面に対する結露を防止することができ
る反面、12時間程度の長時間の保温になると、飯の上
面がメイラード反応によって黄変色し易くなり、蓋体下
面の温度変化に伴って飯の乾燥ムラや黄変色ムラが生じ
る。特に、蓋体下面側における美観および清掃性の向上
を図るために、蓋体下面に別体の内蓋を設けず、蓋体下
面より直接飯を加熱するタイプの炊飯器の場合には、蓋
ヒータからの熱が蓋体下面を介してそのまま飯の上面に
放射されるため、このような現象が一層顕著になる。
【0004】これに対して、所定量の通電率制御により
設定された蓋ヒータ、または所定の消費電力を有する蓋
ヒータを保温制御用の保温ヒータの通断電と連動させ
て、蓋体下面を加熱することも考えられる。しかし、こ
うした構造の炊飯器では、蓋体下面を温度制御する手段
がないため、室温変動や保温量の変動などによって、蓋
体下面と飯との温度差にバラツキを生じ易く、使用条件
によって蓋体下面が結露したり、飯の乾燥,黄変色が発
生する。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、いかなる状況
においても、保温時における飯の上面の乾燥や露滴下を
防止することの可能な炊飯器を提供することをその目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器と、この
容器を加熱する容器加熱手段と、前記容器の温度を検出
する容器温度検出手段と、この容器温度検出手段の検出
温度に基づき前記容器加熱手段を通断電して前記容器を
所定の温度に保温する保温制御手段と、前記容器の上面
開口部を覆う蓋体と、この蓋体下面を加熱する蓋加熱手
段と、前記蓋体下面の温度を検出する蓋温度検出手段
と、前記容器加熱手段の通電中において前記蓋体下面の
温度が前記保温制御手段による前記容器の保温温度より
も高くなるように前記蓋温度検出手段の検出温度に基づ
き前記蓋加熱手段を加熱制御する蓋加熱制御手段とを備
えたものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、保温制御手段により容器加
熱手段を通電している間のみ、容器の保温温度よりも蓋
体下面の温度が高くなるように蓋加熱制御手段による蓋
加熱手段の温度制御が行なわれる。したがって、保温行
程中における蓋体下面の加熱温度は、容器加熱手段の通
断電に伴って、容器内の飯温よりも高くなったり低くな
ったりする変化を繰り返す。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1乃至図
13を参照して説明する。炊飯器の断面図を示す図1に
おいて、1は上面を開口した器本体で、この器本体1は
アルミニウム製の内ケース2および樹脂製の外ケース3
などからなり、これら内ケース2および外ケース3間に
グラスウールなどの断熱材4が設けられている。また、
内ケース2の最下部にはアルミニウム製の反射板5が設
けられ、この反射板5の上部に位置して、上面を開口し
た有底筒状の容器6が内ケース2に対し挿脱自在に収容
される。7は蓋体であり、前記器本体1の上面開口部を
開閉する外蓋8と、この外蓋8の下側に設けられた蓋枠
9と、容器6の上面開口部を直接覆い蓋体7の下面を形
成する蓋下面板10とからなり、外蓋8と蓋下面板10との
間には断熱材11が設けられる。蓋体7は、その図示右側
に位置するヒンジ12により器本体1に回転自在に支持さ
れるとともに、ヒンジ12に設けられたスプリング13によ
り常時開方向へ付勢される。これに対し、器本体1の図
示左側には、蓋体7に係脱しこの蓋体7をスプリング13
の付勢に抗して閉状態に保持するクランプ14が軸着され
る。なお、蓋下面板10はアルミニウムなどの熱伝導性を
有する材質により形成され、その表面にアルマイト処理
を施すことで耐腐食性を確保している。
【0009】前記反射板5の上部には、容器6の下方に
位置してこの容器6を加熱する炊飯ヒータ15が設けられ
るとともに、内ケース2の外面上部には容器加熱手段と
してコード状のヒータからなる胴ヒータ16が備えられ
る。さらに、17は蓋下面板10を加熱する蓋加熱手段とし
ての蓋ヒータであり、これはコード状ヒータなどをアル
ミ箔により覆い、蓋下面板10の上部に接着固定して構成
される。そして、蓋体7の閉蓋状態において、蓋ヒータ
17からの熱が蓋下面板10を介して容器6内に直接放射さ
れるようになっている。
【0010】18は前記内ケース2内の最下部略中央に設
けられ、容器6の外面温度を検出する容器温度検出手段
としての容器センサである。この容器センサ18は、上下
動自在の感熱板19にサーミスタ20を内蔵したものであ
り、感熱板19は容器6の外側下面を圧接するように、コ
イルばね21によって常時上方向に付勢される。また、22
はサーミスタなどの感熱素子からなる蓋温度検出手段た
る蓋センサであり、これは蓋ヒータ17の近傍において蓋
下面板10の温度を検出するものである。一方、外ケース
3の下面には、電源コード23を巻回するコードリール24
が設けられる。25は内ケース2と外ケース3との間に位
置して器本体1の側部に設けられる回路基板であり、こ
の回路基板25に制御回路ユニット26が搭載される。ま
た、外ケース3の外側面上部には、ユニット化された表
示操作パネル27が設けられる。
【0011】図2は切状態における表示操作パネル27の
正面図を示し、同図において、表示操作パネル27の左側
に設けられた表示部31は、それぞれの動作状態を表示す
る炊飯ランプ32,保温ランプ33およびタイマーランプ34
を備えるとともに、LCDにより構成される午前/午後
の切換え表示部を備えた12時間表示の現在時刻表示部
35および炊きあがり時刻表示部36を有する。さらに、図
9に示すように、炊きあがり時刻表示部36の内部には、
容器6内の被炊飯物が長時間ひたし状態にあったことを
示す長時間ひたし表示部37が設けられる。一方、表示操
作パネル27の右側に設けられた操作部38は、時計スイッ
チ39,時および分スイッチからなる時刻設定スイッチ4
0,炊飯スイッチ41,保温スイッチ42,タイマースイッ
チ43,および切スイッチ44により構成される。そして、
前記時刻設定スイッチ40によって、炊きあがり時刻の設
定を5分単位で任意に設定することができ、午前または
午後の表示を適宜切換えることによって、現在時刻より
最大23時間55分後のタイマー設定を行うことができ
る。
【0012】図3は電気的構成を示すブロック図であ
り、51は制御回路ユニット26を構成するマイクロコンピ
ュータであり、これは周知のようにROMなどの記憶手
段52および計時手段53などの周辺手段を備えている。こ
のマイクロコンピュータ51の入力側には、入力回路54,
55を介して前記容器センサ18および蓋センサ22がそれぞ
れ接続される。また、表示操作パネル27内に設けられた
各種スイッチからなる操作部38が、別の入力回路56を介
して接続される。一方、マイクロコンピュータ51の出力
側には、各出力回路57,58,59を介して炊飯ヒータ15,
胴ヒータ16および蓋ヒータ17が個別に接続され、さら
に、表示操作パネル27内に設けられた表示部31が出力回
路60を介して接続される。また、61は報知用のブザーで
あり、出力回路62を介してマイクロコンピュータ51に接
続される。
【0013】次に、電源部およびヒータ駆動部の回路図
を示す図4について、その構成を説明する。71は商用交
流電源が供給される電源プラグで、その両端間には電源
トランス72が接続され、この電源トランス72および定電
圧回路73を介して、例えば直流5Vの電源電圧がマイク
ロコンピュータ51に供給される。また、前記電源プラグ
71の両端間には、炊飯ヒータ15とリレー74の開閉接点74
Aとの直列回路、胴ヒータ16とトライアック75との直列
回路、および蓋ヒータ17とトライアック76との直列回路
がそれぞれ接続される。そして、前記リレー74のコイル
74Bはリレー駆動回路77を介してマイクロコンピュータ
51に接続され、このマイクロコンピュータ51からの出力
信号に応じて、コイル74Bが通電された場合にのみ開閉
接点74Aが閉じて炊飯ヒータ15が通電発熱する。また、
トライアック75,76はそれぞれトライアック駆動回路7
8,79を介してマイクロコンピュータ51に接続され、マ
イクロコンピュータ51からの出力信号に応じて、胴ヒー
タ16または蓋ヒータ17を独立して通断電制御する構成と
なっている。なお、炊飯ヒータ15の消費電力は1130
W、胴ヒータ16および蓋ヒータ17の消費電力は50Wで
ある。また、マイクロコンピュータ51には前記容器セン
サ18および蓋センサ22が接続されるとともに、操作部38
を構成する炊飯スイッチ41,タイマースイッチ43および
切スイッチ44などがそれぞれ接続される。
【0014】図5は、保温行程時における前記記憶手段
52内に記憶された制御プログラムの処理手順を示すブロ
ック図である。同図において、81は保温行程時において
容器6を所定の温度に保温する保温制御手段であり、容
器センサ18の検出温度に基づいて胴ヒータ16を通断電制
御する。また、82は保温制御手段81による胴ヒータ16の
通電中に、蓋センサ22の検出温度Tfが容器6の保温温
度よりもわずかに高くなるように蓋ヒータ17を加熱制御
する蓋加熱制御手段である。なお、この保温制御手段81
および蓋加熱制御手段82は一連の炊飯動作を実行する炊
飯制御手段(図示せず)の一部を構成するものであり、
炊飯制御手段には炊き上がり時刻までの残時間を算出す
る残時間演算手段や、炊き上がり時刻までの残時間が所
定値以上の場合にブザー61や長時間ひたし表示部37によ
る報知を行なう長時間ひたし報知手段などを備えてい
る。
【0015】次に、上記構成に付き、まず炊飯開始から
保温に至るまでの制御の過程を、容器センサ18および蓋
センサ22の温度変化と各ヒータ15,16,17における加熱
パターンとの関係を示す図6のグラフに基づいて説明す
る。
【0016】まず、炊飯行程の最初に、8分間のひたし
炊きが行われる。このひたし炊きは、炊飯ヒータ15のみ
が3分通電した後、5分間断電する制御が行われる。次
いで、実質的な炊飯行程に移行し、本炊飯の初期におい
て、炊飯ヒータ15および胴ヒータ16を連続通電すること
で、容器6内の被炊飯物を加熱する。そして、容器セン
サ18の検出温度Tnが100℃近い温度に達して所定時
間経過すると、容器6内の被炊飯物が沸騰状態になった
ものと判断して、炊飯ヒータ15を30秒毎に通断電さ
せ、容器6内に対する加熱量を減らす。また、この沸騰
状態の検出と同時に、蓋ヒータ17は所定の時間間隔で通
断電制御されるとともに、胴ヒータ16は引き続き連続通
電される。その後、容器センサ18の検出温度Tnが予め
約120℃に設定された炊きあげ温度に達すると、容器
6内がドライアップ状態に達したものと判断して、本炊
飯よりむらし行程に移行する。このむらし行程にて、炊
飯ヒータ15は一旦停止し、所定時間経過後30秒のみ再
通電される。また、胴ヒータ16は本炊飯に引き続きむら
し行程終了まで連続通電される。さらに、蓋ヒータ17は
蓋センサ22の検出温度Tfに基づき、この検出温度Tf
が105℃未満の場合には通電、検出温度Tfが105
℃以上の場合には断電制御され、これによって蓋下面板
10の加熱温度を約105℃に保ちながら、蓋下面板10に
付着する結露水の発生を防止する。
【0017】こうして15分間のむらし行程が終了する
と、保温行程に移行する。この保温行程では炊飯ヒータ
15が常時断電状態となり、かつ、容器センサ18の検出温
度Tnが71℃に保たれるように保温制御手段81を介し
て胴ヒータ16を通断電制御する。つまり、容器センサ18
の検出温度Tnが71℃未満の場合には、胴ヒータ16を
通電し、検出温度Tnが71℃以上の場合には、胴ヒー
タ16を断電する。また、蓋加熱制御手段82は、胴ヒータ
16の通電時にのみ蓋センサ22の検出温度Tfが保温温度
よりも0.5℃高い温度に保持されるように、蓋ヒータ
17を通断電制御する。例えば、保温制御手段81における
保温温度がTn=71℃に設定されている場合、胴ヒー
タ16の通電時において、蓋センサ22の検出温度Tfが7
1.5℃未満の場合には蓋ヒータ17を通電し、検出温度
Tfが71.5℃以上の場合には蓋ヒータ17を断電す
る。これに対して、胴ヒータ16の断電時には、蓋ヒータ
17も断電状態となる。したがって、保温行程中における
蓋下面板10の加熱温度は、胴ヒータ16の通断電に伴っ
て、飯温よりもわずかに高くなったり低くなったりする
変化を繰り返すことになる。そして、胴ヒータ16の通電
により蓋下面板10の加熱温度が高くなると、この蓋下面
板10に結露した水滴が蒸発するため、結露水が飯の上面
に滴下して飯がふやけるなどの欠点も回避できる。ま
た、仮に室温が低温になった場合には、保温行程中にお
ける胴ヒータ16の通電時間が長くなるため、蓋ヒータ17
に対する通断電制御時間も長くなり、蓋下面板10の温度
低下による結露の発生を防止できる。一方、室温の高い
状態では、胴ヒータ16の通電時間が短くなるため、蓋ヒ
ータ17に対する通断電制御時間も短くなり、蓋下面板10
の加熱過多による飯の乾燥が防がれる。
【0018】次いで、図2および図7乃至図9に示す各
行程毎における表示部の正面図、並びに図10乃至図1
3に示す各フローチャートに基づき、タイマー設定時か
ら保温行程に至るまでの過程を説明する。
【0019】炊飯動作が行われていない切状態におい
て、例えば、現在時刻が午前6時,炊きあがり時刻が午
後8時に設定されている場合には、図2に示すように、
現在時刻表示部35に『今の時刻 午前6:00』,炊き
あがり時刻表示部36に『炊きあがり 午後8:00』な
る文字および数字がそれぞれ表示される。このとき、図
10に示すフローチャートのステップS1において、タ
イマースイッチ43が押圧操作されると、表示部31の表示
形態は図2から図7に変化し、タイマーランプ34が点灯
するとともに、ステップS2に移行してタイマー動作が
開始する。残時間演算手段は現在時刻から炊きあがり時
刻までの残時間を算出し、現在時刻が炊きあがり時刻に
対して所定時間、例えば12時間以上前の場合には、図
10に示すステップS3に移行し、一方、現在時刻が炊
きあがり時刻の12時間以内である場合には、図11に
示すフローチャートのステップS10に移行する。
【0020】前記ステップS2において、現在時刻が炊
きあがり時刻よりも所定時間以上前にタイマースイッチ
43が操作されたと判定された場合、炊きあがり時刻の5
5分前になると(ステップS4)、ステップS3におけ
るタイマー動作は解除され、ステップS5の炊飯行程に
移行するが、この炊飯行程開始に先立ち、所定時間以上
のタイマー動作を経てから炊飯が行なわれる旨の報知が
ブザー61により行なわれる。また、図8に示すように、
表示部31においてはタイマーランプ34に代わり炊飯ラン
プ32が点灯するようになる。そして、ステップS6にお
いて炊飯行程が終了するとステップS7のむらし行程に
移行し、所定の炊きあがり時刻に達すると(ステップS
8)、ステップS9の保温行程に移行する。保温行程中
は図9に示すように、前記炊飯ランプ32に代わり保温ラ
ンプ33が点灯し、かつ、炊きあがり時刻表示部36の内部
において、長時間ひたし表示部37による『長時間ひた
し』の表示が行なわれる。
【0021】一方、前記ステップS2において、現在時
刻と炊きあがり時刻との時間差が所定時間以内であると
判定された場合、図11のフローチャートに示すよう
に、前記ステップS3およびステップS4と同様に、炊
きあがり時刻の55分前になると(ステップS11)、
ステップS10におけるタイマー動作は解除され、ステ
ップS12の炊飯行程に移行する。このとき、ブザー61
による報知は行なわれず、そのまま一連の炊飯動作が行
なわれ、ステップS13において炊飯行程が終了すると
ステップS14のむらし行程に移行し、所定の炊きあが
り時刻に達すると(ステップS15)、ステップS16
の保温行程に移行する。このとき、前述の長時間ひたし
表示部37による『長時間ひたし』の表示は行なわれな
い。
【0022】前記ステップS9における『長時間ひた
し』表示の基準となる所定時間の設定は、室温や容器6
内の水温などの条件によって可変してもよい。例えば、
図12のフローチャートに示すように、タイマースイッ
チ43の押圧操作によるタイマー炊飯の開始時において
(ステップS21)、残時間演算手段は蓋センサ22の検
出温度に基づいて室温が10℃以下か否かの判定を行な
い(ステップS22)、室温が10℃以下の低温の場合
には、前記ステップS2における所定時間を16時間に
設定する(ステップS23)。また、室温が10℃ある
いはそれ以上の場合、ステップS24に移行して、室温
が25℃を超えているか否かの判定を行ない、室温が2
5℃を超える高温の場合には前記所定時間を12時間に
設定し(ステップS25)、室温が25℃を超えない場
合にはこの所定時間を14時間に設定することで(ステ
ップS26)、『長時間ひたし』の表示基準を室温によ
り可変することが可能となる。
【0023】また、図13のフローチャートに示すよう
に、ステップS31の炊飯開始時において、残時間演算
手段は容器センサ18の検出温度に基づいて容器6内の水
温が10℃以下か否かの判定を行ない(ステップS3
2)、水温が10℃以下の低温の場合には、前記所定時
間を16時間に設定する(ステップS33)。このと
き、水温が10℃あるいはそれ以上の場合、ステップS
34に移行して、水温が25℃を超えているか否かの判
定を行ない、水温が25℃を超える高温の場合には前記
所定時間を12時間に設定し(ステップS35)、水温
が25℃を超えない場合にはこの所定時間を14時間に
設定することで(ステップS36)、『長時間ひたし』
の表示基準を水温により可変することが可能となる。
【0024】以上のように本実施例によれば、常時蓋下
面板10の加熱温度が飯温よりも高くならないように、保
温制御手段81により胴ヒータ16を通電している間のみ、
容器6の保温温度よりも蓋下面板10の温度が高くなるよ
うに蓋加熱制御手段82による蓋ヒータ17の温度制御を行
うため、本実施例のように内蓋を設けずに、蓋下面板10
により飯を直接加熱するタイプの炊飯器であっても、飯
の上面の乾燥を長時間抑制することが可能となる。ま
た、胴ヒータ16の通電時にのみ容器6の保温温度を基準
として蓋ヒータ17を通断電制御するようにしているた
め、室温の変動や保温量の変動に対して、保温に必要な
加熱量に連動して蓋下面板10の加熱が行われ、過度に蓋
下面板10の加熱が強くなったり弱くなったりすることが
抑制される。したがって、室温変動や保温量の変動など
左右されることなく、いかなる状況においても、蓋下面
板10と飯との温度差を所定の状態に維持することがで
き、使用条件によって蓋体下面が結露したり、飯の乾
燥,黄変色が発生するなどの不具合を一掃できる。しか
も、胴ヒータ16の通電中には確実に蓋下面板10の加熱温
度が飯温よりも高くなるため、蓋下面板10に結露した水
滴は蒸発し、結露水が飯の上面に滴下する欠点を防ぐこ
とができる。さらに、蓋体7を開いた時には蓋体下面10
の温度が一時的に低下するが、蓋ヒータ17は常時通断電
制御されないため、蓋体下面10が無用に加熱されるとい
う欠点も防止できる。
【0025】また、実施例中の効果として、長時間のタ
イマー設定により、水と米とがひたされたままの状態に
なっていると、米に含まれる乳酸菌,オレイン酸,リノ
ール酸などの脂肪酸が溶出し、水のpHが酸性方向に変
化して悪臭の原因となるが、本実施例における炊飯器
は、現在時刻と炊きあがり時刻との時間差が少なくとも
12時間以上の場合に、炊飯開始時にブザー61による報
知が行われ、かつ保温時に長時間ひたし表示部37による
『長時間ひたし』の表示が行なわれるため、飯を食べた
時に多少臭いがあり、食味が低下する原因が長時間ひた
しが行なわれたことによるものであると使用者側で予め
理解,納得することが可能となる。また、従来の炊飯器
では、長時間ひたしによる臭いの発生を抑えるために、
所定時間を超える炊きあがり時刻の設定の際に、強制的
にこの炊きあがり時刻を所定の最大時間、例えば13時
間程度に設定してしまうものがあったが、本実施例の炊
飯器は、最大23時間55分までの炊きあがり時刻の設
定が可能となり、炊きあがり時刻が早くなって過度のむ
らしが行なわれたり、あるいは炊きあがり時間後から食
するまでの保温時間が長くなって、著しく食味を低下さ
せてしまうような欠点を解消できる。さらに、冬場など
の水温の低い状態では、多少炊きあがり時刻の設定が長
くなっても炊きあがり後の影響が殆どないにもかかわら
ず、従来の炊飯器は炊きあがりの最長時刻を強制的に制
限されているため、炊きあがり時刻表示部36が24時間
表示であってもその特徴を生かすことができない。これ
に対して、本実施例の炊飯器は、水温および室温が低い
場合には臭いが長時間のひたしにおいても発生しないこ
とを考慮して、ブザー61による報知および『長時間ひた
し』表示を行う基準となる所定時間を長く設定し、逆
に、水温および室温が高い場合には所定時間を短く設定
することで、容器6内の水温や外部の室温に応じたきめ
細かな制御を行うことが可能となり、使い勝手に優れる
とともに、炊きあがり時刻の設定を最大23時間55分
まで行うことができるため、午前/午後の切換えと12
時間表示とを組合わせて炊きあがり時刻表示部36の機能
を有効に利用することが可能となる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、飯の上面に対する乾燥および
蓋体下面の結露の程度は、蓋加熱制御手段における蓋体
下面の加熱温度と保温温度との温度差を適宜設定変更す
ることにより任意に調節できる。また、蓋センサはサー
ミスタなどの感熱素子以外に、安全機能を有する温度ヒ
ューズやサーモスタットを用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、容器と、この容器を加熱する
容器加熱手段と、前記容器の温度を検出する容器温度検
出手段と、この容器温度検出手段の検出温度に基づき前
記容器加熱手段を通断電して前記容器を所定の温度に保
温する保温制御手段と、前記容器の上面開口部を覆う蓋
体と、この蓋体下面を加熱する蓋加熱手段と、前記蓋体
下面の温度を検出する蓋温度検出手段と、前記保温制御
手段による前記容器加熱手段の通電中に前記蓋温度検出
手段の検出温度が前記容器の保温温度よりも高くなるよ
うに前記蓋加熱手段を加熱制御する蓋加熱制御手段とを
備えたものであり、いかなる状況においても、保温時に
おける飯の上面の乾燥や露滴下を防止することの可能な
炊飯器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図であ
る。
【図2】同上表示操作パネルの正面図である。
【図3】同上電気的構成を示すブロック図である。
【図4】同上電源部およびヒータ駆動部の回路図であ
る。
【図5】同上保温行程におけるブロック構成図である。
【図6】同上電源部およびヒータ駆動部の回路図であ
る。
【図7】同上タイマースイッチ操作時における表示部の
正面図である。
【図8】同上炊飯行程中における表示部の正面図であ
る。
【図9】同上保温行程中における表示部の正面図であ
る。
【図10】同上一連の制御過程を示すフローチャートで
ある。
【図11】同上一連の制御過程を示すフローチャートで
ある。
【図12】同上所定時間の設定手順を示すフローチャー
トである。
【図13】同上所定時間の設定手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
6 容器 7 蓋体 10 蓋下面板(蓋体下面) 16 胴ヒータ(容器加熱手段) 17 蓋ヒータ(蓋加熱手段) 18 容器センサ(容器温度検出手段) 22 蓋センサ(蓋温度検出手段) 81 保温制御手段 82 蓋加熱制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、この容器を加熱する容器加熱手
    段と、前記容器の温度を検出する容器温度検出手段と、
    この容器温度検出手段の検出温度に基づき前記容器加熱
    手段を通断電して前記容器を所定の温度に保温する保温
    制御手段と、前記容器の上面開口部を覆う蓋体と、この
    蓋体下面を加熱する蓋加熱手段と、前記蓋体下面の温度
    を検出する蓋温度検出手段と、前記保温制御手段による
    前記容器加熱手段の通電中に前記蓋温度検出手段の検出
    温度が前記容器の保温温度よりも高くなるように前記蓋
    加熱手段を加熱制御する蓋加熱制御手段とを備えたこと
    を特徴とする炊飯器。
JP15242093A 1993-06-23 1993-06-23 炊飯器 Pending JPH078372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15242093A JPH078372A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15242093A JPH078372A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078372A true JPH078372A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15540128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15242093A Pending JPH078372A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078372A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113455918A (zh) * 2021-08-24 2021-10-01 珠海格力电器股份有限公司 一种控制方法、装置、电子设备、烹饪器具及存储介质
CN113545680A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 控制方法、控制装置、烹饪设备和存储介质
CN113545650A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 控制方法、控制装置、烹饪设备和存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113545680A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 控制方法、控制装置、烹饪设备和存储介质
CN113545650A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 控制方法、控制装置、烹饪设备和存储介质
CN113455918A (zh) * 2021-08-24 2021-10-01 珠海格力电器股份有限公司 一种控制方法、装置、电子设备、烹饪器具及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0716145A (ja) 炊飯器
JP2890388B2 (ja) 炊飯器
JP2890398B2 (ja) 炊飯器
JPH0789989B2 (ja) 電気炊飯器
JP2890397B2 (ja) 炊飯器
JPH0795922A (ja) 炊飯器
JPH0435165B2 (ja)
JP3239345B2 (ja) 炊飯器
KR200357126Y1 (ko) 전기압력보온밥솥
JP2703413B2 (ja) 調理器具の火力調節方法
JP2738046B2 (ja) 炊飯器
JPS5841878Y2 (ja) ジャ−炊飯器のムラシ制御装置
JPH11187975A (ja) 調理器
JP2001299580A (ja) 炊飯器
JPS636985Y2 (ja)
JPH04325122A (ja) 炊飯器
JPH05228050A (ja) 炊飯器
JPH084554B2 (ja) 炊飯器
JP2571941Y2 (ja) 炊飯器
JPH08168436A (ja) 粥調理器
JP2699513B2 (ja) 電気ジャーポット
JPH0783733B2 (ja) 炊飯器
JPH0425450B2 (ja)
JPH084555B2 (ja) 炊飯器
JPS5917229Y2 (ja) 電気圧力調理器のヒ−タ回路