JPH078416Y2 - 脱臭・鮮度保持性段ボール箱 - Google Patents

脱臭・鮮度保持性段ボール箱

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JPH078416Y2
JPH078416Y2 JP1987119106U JP11910687U JPH078416Y2 JP H078416 Y2 JPH078416 Y2 JP H078416Y2 JP 1987119106 U JP1987119106 U JP 1987119106U JP 11910687 U JP11910687 U JP 11910687U JP H078416 Y2 JPH078416 Y2 JP H078416Y2
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JP
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freshness
cardboard box
deodorant
powder
deodorizing
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JP1987119106U
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JPS6423432U (ja
Inventor
由夫 石崎
宏泰 長田
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石崎産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、脱臭作用と鮮度保持作用とを兼ね備えた段ボ
ール箱に関し、例えば臭気の強い食品を収納し、保存や
輸送するのに、有用に使用できる脱臭・鮮度保持性段ボ
ール箱に関する。
〔従来の技術〕
ゼオライト、石英斑岩、活性炭等の活性無機物ないし活
性有機物は、有毒ガスの吸着能力を有することで知られ
ており、その脱臭・鮮度保持性粉末を利用して、野菜等
の食品の鮮度を保持する段ボール箱が開発されている。
この種の段ボール箱としては、特開昭55−12081号公報
に記載されたものを挙げることができる。
同公報においては、段ボール箱に有毒ガスの吸着能力を
付与する手段として、 1)ライナーの表面に脱臭・鮮度保持性粉末を塗布す
る。
2)脱臭・鮮度保持性粉末をパルプに混入することによ
り含有させた段ボール紙を使用する。
3)多層抄きの場合において、その間に脱臭・鮮度保持
性粉末を入れる(以下、単に抄き込み、と称する)。
4)中芯の表面に脱臭・鮮度保持性粉末を塗布する、若
しくは、脱臭・鮮度保持性粉末を含有する中芯を使用す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
両面段ボールは、中芯の上下に段項にライナーが貼られ
てなるから、中芯原紙に対しては、その表裏の両面にラ
イナーが貼られることになる。
ところで、上記従来例にような構成の中芯では、、脱臭
・鮮度保持性粉末を中芯原紙に塗布する場合と、混入す
る場合と、抄き込む場合とに分けられるが、先ず、段ロ
ールにて波形加工される際に、中芯原紙表面の塗布層が
段ロールに接着して、中芯の製造自体に支障を来す。
また、仮に、段成形を経たものであっても、今度はライ
ナーとの接着が事実上困難である。通常は、澱粉糊にて
接着されるわけであるが、吸着剤の塗布層との兼合い
で、澱粉糊の使用が不可能となり、適応接着剤の問題が
生じ、また接着強度の問題も同時に生じてくるからであ
る。
一方、パルプ中に吸着剤を配合した中芯原紙の場合で
は、パルプ製造のための抄造工程中に吸着剤を配合させ
ることになる。しかし、ガス吸着剤は、ガス吸着能力を
もつ活性炭,活性化硅藻土,ゼオライトよりなるもので
あるから、このようなものをパルプ抄造工程で配合して
中芯原紙を製造することは困難であり、たとえ機械化を
なしても量産には適しなく高価となるため、実用的では
なかった。加えて、製造された中芯の強度が低下するた
め、実行はいっそう困難であった。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、脱臭・鮮度保
持機能の持続性が高く、製造が容易で、且つ強度低下の
恐れもない脱臭・鮮度保持性段ボール箱を安価に提供す
ることを目的とした。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の構成は、段ボール
箱を構成する両面段ボール構造体の少なくとも中芯が、
〔中芯用段ボール原紙+脱臭・鮮度保持性粉末とバイン
ダーとの混合物+通気性シート体〕とからなるサンドイ
ッチラミネート構造体で構成され、中芯用段ボール原紙
と通気性シート体との間に脱臭・鮮度保持性粉末を固着
保持してなることをその要旨とするものである。
〔作用〕
脱臭・鮮度保持性段ボール箱を上記のように構成したか
ら、これに食品を詰めて梱包した場合、脱臭・鮮度保持
性粉末が通気性シート体を介して段ボール箱内に作用す
るから、食品から発する臭気がが外部に漏洩したり、外
部の香気や臭気が内部に侵入するような不都合が防止さ
れる。また、有毒ガスを吸着して食品の鮮度を保持す
る。そして、その吸着能力が適度に抑制されるために、
その吸着能力が持続する。
また、パルプ製造工程には何んら変化がなく、中芯加工
の工程で加工されるので、製造が容易であり、且つ強度
低下の恐れもない。さらに、中芯加工や段ボール製造に
おいても、通常の装置で充分可能であり、且つ接着剤も
現業の澱粉糊をそのまゝ使用できる点でコスト安でもあ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳記する。
第1図は、本考案の第一の実施例を示し、中芯原紙1の
内面側に脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合物2
を塗布し、その上に通気性のシート体3を貼り合わせた
脱臭・鮮度保持性段ボール箱Dの要部拡大断面図であ
る。
第2図は、本考案の第二の実施例を示し、中芯原紙1の
内面側に脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合物2
と通気性シート体3を設けて中芯Aを構成すると共に、
加えて段ボール箱Dの内面側ライナーCの内面側にも脱
臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合物2及び通気性
シート体3を構成した脱臭・鮮度保持性段ボール箱Dの
要部拡大断面図である。
本考案では、脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合
物2及び通気性シート体3は、段ボール箱Dの中芯Aの
全面に設けてもよいが、所望する部分の面のみに設けて
もよく、段ボール箱Dの大きさや収納する食品等に応じ
て決定できる。
ここで、脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合物2
に用いる脱臭・鮮度保持性粉末は、ゼオライト、石英斑
岩、活性炭等の粉末が挙げられる。特に、ゼオライトに
ある種の金属をイオン結合させて作った抗菌性ゼオライ
トは、細菌類,真菌類,酵母菌に対して有効な抗菌力を
発揮する。この抗菌性ゼオライトは他の有機系の抗菌剤
に比べて安全性・耐熱性・永続性等において優れている
ので特に好ましい。このように抗菌性ゼオライトを混入
した樹脂は、少なくともその表面に付着した細菌類は殺
傷する能力を有している。なお、脱臭という目的を最高
に発揮せしめ得るものとしてゼオライト、石英斑岩の粉
末が最も好ましく使用することができる。また、上記の
2種以上を適宜混合使用することも可能である。
次に、この脱臭性粉末に混合するバインダーは、粗溶性
があり、中芯原紙1の面に接着する接着性樹脂又は塗料
であって、例えば酢酸ビニル系、塩化ビニル系、アクリ
ル系等の樹脂が用いられる。この樹脂は粉末状のものを
そのまま使用してもよいし、これを例えばメチルエチル
ケトン、キシレン、テトラヒドロフラン等の溶剤に溶か
した溶液状のものも使用できる。この脱臭・鮮度保持性
粉末と樹脂との混合割合は、内容物、使用目的等によっ
て適宜決定されるが、一般的には20/1〜10/8の範囲、好
ましくは10/1〜10/6の範囲で使用される。
このようにして得られた混合物2は、中芯原紙1の面に
付与するが、この付与方法は散布法、塗布法、スプレー
法等の適宜方法によって付与することができ、この付与
状態を保ちつつ、この付与面上に通気性のシート体3を
重ね接着させ、又は、これを例えば100℃前後に加熱あ
るいは熱圧して接合し、脱臭・鮮度保持性粉末を固着す
る。次いで、このように構成された中芯Aの上下段頂に
上下ライナーB,Cを貼着して両面段ボール構造体のシー
トとなし、製箱工程において脱臭又は鮮度保持の目的に
応じて製箱し、本考案の脱臭・鮮度保持性段ボール箱と
なすことができる。この混合物2の付着量は、段ボール
箱Dの大きさ、収納する食品等によって任意に決定して
よいが、好ましくは50〜800g/m2の範囲である。
なお、この通気性のシート体3には、紙(和紙)、微孔
性フィルム、連続気泡発泡シート、不織布、織布等が好
ましく使用できる。
第3図ないし第6図は、本考案に用いる段ボール箱の幾
つかの例を示す外観斜視図である。
図において、段ボール箱Dは、中芯Aの上下段頂に上下
ライナーB,Cを貼り合わせてなる両面段ボール構造体を
箱の形態に組立てたものであって、その形態には、例え
ば、段ボール箱Dの開放部が内フラップ,外フラップを
それぞれ折り曲げて突き合わせ閉止し蓋をするもの(第
3図)、1枚の外フラップで閉止するもの(第4図)、
重ね突き合わせするもの(第5図)、或いは閉止する外
フラップが箱蓋であるもの(第6図)等が挙げられ、本
考案では何れの形態ものもであってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の脱臭・鮮度保持性段ボー
ル箱によれば、脱臭・鮮度保持性粉末が通気性シート体
を介して段ボール箱内に作用するために、収納された食
品の香気或いは臭気が外部に漏洩したり、外部の香気や
臭気が内部に侵入するような不都合が防止され、有毒ガ
スを吸着して食品の鮮度を保持することはもちろん、そ
の吸着能力が適度に抑制され、その持続性により反復使
用に適する。
また、パルプ製造工程には何んら変化がなく、中芯加工
の工程で加工されるので、製造が容易であり、且つ強度
低下の恐れもない。さらに、中芯加工や段ボール製造に
おいても、通常の装置で充分可能であり、且つ接着剤も
現業の澱粉糊をそのまゝ使用できる点でコスト安でもあ
る。
また、抄き込むような複雑な製造方法を取る場合とは違
って、脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーとの混合物の
付与面に、通気性シート体を接合するために、非常に製
造が容易であり、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の第一の実施例及び第二の
実施例を示す脱臭・鮮度保持性段ボール箱の要部拡大断
面図である。 第3図ないし第6図は、本考案に用いる段ボール箱Dの
幾つかの例を示す外観斜視図である。 A…中芯、B,C…ライナー D…段ボール箱、1…中芯原紙 2…脱臭・鮮度保持性粉末とバインダーの混合物 3…通気性のシート体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−12081(JP,A) 特開 昭60−220141(JP,A) 実開 昭62−78668(JP,U) 実開 昭63−164480(JP,U) 特公 昭61−6865(JP,B2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボール箱を構成する両面段ボール構造体
    の少なくとも中芯が、〔中芯用段ボール原紙+脱臭・鮮
    度保持性粉末とバインダーとの混合物+通気性シート
    体〕とからなるサンドイッチラミネート構造体で構成さ
    れ、中芯用段ボール原紙と通気性シート体との間に脱臭
    ・鮮度保持性粉末を固着保持してなることを特徴とする
    脱臭・鮮度保持性段ボール箱。
  2. 【請求項2】脱臭・鮮度保持性粉末がゼオライトまたは
    石英班岩の粉末であることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の脱臭・鮮度保持性段ボール箱。
  3. 【請求項3】通気性のシート体が紙、微孔性フィルム、
    連続気泡発泡シート、不織布、織布であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の脱
    臭・鮮度保持性段ボール箱。
JP1987119106U 1987-08-03 1987-08-03 脱臭・鮮度保持性段ボール箱 Expired - Lifetime JPH078416Y2 (ja)

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JPS5512081A (en) * 1978-07-14 1980-01-28 Fukui Kagaku Kogyo Kk Gas adsorbing carton box
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