JPH0784435A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH0784435A
JPH0784435A JP23047093A JP23047093A JPH0784435A JP H0784435 A JPH0784435 A JP H0784435A JP 23047093 A JP23047093 A JP 23047093A JP 23047093 A JP23047093 A JP 23047093A JP H0784435 A JPH0784435 A JP H0784435A
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discharge
electrode
charging
discharge electrode
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JP23047093A
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンの発生が少なく、均一な帯電が可能
で、環境条件が変化しても帯電性能が変化しない、均一
な帯電が可能な帯電装置を提供する。 【構成】 誘電体からなる支持体21を挟んで誘導電極23
と放電電極22とを有する固体放電素子25を用い、前記誘
導電極23と前記放電電極22との間に交流電圧を印加し、
感光体ドラム10と放電電極22との間に直流電圧を印加し
て、感光体ドラム10の帯電を行う帯電装置20において、
誘導電極23は放電電極22中心と感光体ドラム10との最近
接位置とを結ぶ直線から離れた位置に設けられているこ
とを特徴とし、また、固体放電素子は曲率を有する面を
有していることを特徴とし、前記交流電圧を供給する交
流電源は定電流制御されていることを特徴とし、さらに
また、前記直流電圧による電流値を検知して、前記交流
電圧の電圧値を調整することを特徴とし、さらにまた、
電流計により検出される直流電圧の電流値を一定とすべ
く前記交流電圧のピーク・ピーク電圧を調整することを
特徴とする帯電装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、静電
記録装置等の画像形成装置に組み込まれ像形成体の帯電
を行う固体放電素子を用いた帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式による画像形成装置
において、感光体ドラム等の像形成体の帯電には、一般
にコロナ帯電器が使用されていた。このコロナ帯電器
は、高電圧を放電ワイヤに印加して、放電ワイヤの周辺
に強電界を発生させ気体放電を行うもので、その際発生
する電荷イオンを像形成体に吸着させることにより帯電
が行われる。
【0003】このような従来の電子写真方式の画像形成
装置に用いられているコロナ帯電器は、像形成体と機械
的に接触することなく帯電させることができるため、帯
電時に像形成体を傷付けることがないという利点を有し
ている。しかしながら、このコロナ帯電器は高電圧を使
用するために感電したり、リークする危険があり、かつ
気体放電に伴って発生するオゾンが人体に有害であり、
像形成体の寿命を短くするという欠点を有していた。ま
た、コロナ帯電器による帯電電位は温度,湿度に強く影
響されるので不安定であり、さらに、コロナ帯電器では
高電圧によるノイズの発生があり、ワイヤが細いため破
損し易く、ワイヤの汚れによる放電ムラが生じるため被
帯電体への帯電が不均一となるという欠点があった。
【0004】これに対して、他の放電装置として誘電体
を介して1対の帯状電極を設けた固体放電素子が知られ
ている(例えば特開昭54-53537号公報、特開昭60-20136
7号公報)。この固体放電素子は誘導電極と放電電極か
らなり、交流電界で正負イオンを発生させ、直流電界に
よってイオン放出を行い、被帯電面を帯電する機能を有
している。
【0005】図8は従来の固体放電素子を用いた帯電装
置を示す斜視図である。図において、10は矢示方向に移
動し導電基材10bとその表面を覆う感光層10aとからな
る被帯電面で像形成体である感光体ドラム、21は誘電体
からなる支持体、22は支持体21の下部中央に帯状に設け
られた放電電極、23aは支持体21に埋め込まれて設けら
れた誘導電極、25eは放電電極22、誘導電極23aを設け
た支持体21からなる従来の固体放電素子、E1は直流電
源、E2は交流電源である。交流電源E2によって放電
電極22と誘導電極23aとの間に交流電界が形成され放電
電極22周辺から正・負イオンを発生させ、直流電源E1
によって放電電極22と導電基材10bとの間に直流電界が
形成され所望のイオンが選択的に抽出されて感光層10a
の表面を特定極性で所望の電位に帯電させる。この方法
により装置を小型にすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載の帯電方法では、 (1)正負イオンを発生させるための放電が不安定で、
放電を安定させるためには誘導電極23aと放電電極22と
の間に高い交流電圧を印加しなければならない、このた
め大きな電源容量が必要となり、又オゾンの発生量が大
きくなる (2)支持体21は細長い形状で両端で支持しなければな
らないため直線性が悪く被帯電面との距離が不均一にな
り、このため固体放電素子25eの長手方向に帯電ムラが
発生する (3)環境変化特に温度、湿度の変動によって放電状態
や被帯電面である像形成体への電荷の注入が変動して、
帯電性能が変化するという問題点がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決して、(1)オ
ゾンの発生が少なく、(2)均一な帯電が可能で、
(3)環境条件が変化しても帯電性能が変化しない、固
体放電素子による帯電装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的の(1)は、誘
電体を挟んで誘導電極と放電電極とを有する固体放電素
子を用い、前記誘導電極と前記放電電極との間に交流電
圧を印加し、被帯電面と前記放電電極との間に直流電圧
を印加して、前記被帯電面の帯電を行う帯電装置におい
て、前記誘導電極は前記放電電極中心と前記被帯電面と
の最近接位置とを結ぶ直線から離れた位置に設けられて
いることを特徴とする帯電装置によって達成される。
【0009】上記目的の(2)は、固体放電素子を用
い、前記誘導電極と前記放電電極との間に交流電圧を印
加し、被帯電面と前記放電電極との間に直流電圧を印加
して、前記被帯電面の帯電を行う帯電装置において、前
記固体放電素子は曲率を有する面を有していることを特
徴とする帯電装置によって達成される。
【0010】上記目的の(3)は、固体放電素子を用
い、前記誘導電極と前記放電電極との間に交流電圧を印
加し、被帯電面と前記放電電極との間に直流電圧を印加
して、前記被帯電面の帯電を行う帯電装置において、前
記交流電圧を印加する交流電源は定電流制御されている
ことを特徴とする帯電装置によって達成される。
【0011】また、固体放電素子を用い、前記誘導電極
と前記放電電極との間に交流電圧を印加し、被帯電面と
前記放電電極との間に直流電圧を印加して、前記被帯電
面の帯電を行う帯電装置において、前記直流電圧による
電流値を検知して、前記交流電圧の電圧値を調整するこ
とを特徴とする帯電装置によって達成される。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0013】図5は本発明の帯電装置を備えた画像形成
装置である複写機の概要断面図である。
【0014】図5において、10は矢示(時計)方向に周速
240mm/secで回転する像形成体であり被帯電面である感
光体ドラムで、アルミニウム等から成る導電基材上に下
引層、電荷発生層、電荷輸送層の順に設けて成るOPC
の感光層を有する負帯電性の感光体ドラムである。その
周縁部には後述する帯電装置20、除電器11、像光Lの入
射する露光部12、現像器30、転写ローラ13、クリーニン
グ装置50等が設けられている。除電器11は例えばLED
アレイから成り、図示しない制御部の制御によって駆動
されて感光体ドラム10の表面の像光Lの入射領域外の枠
部分の帯電を消去する。この除電器11は、帯電装置20に
よる帯電が現像器30に用いられているトナーの帯電と同
極性で、感光体ドラム10の表面の像光Lが入射した部分
にトナーが付着させられる反転現像の場合には不要とな
る。
【0015】感光体ドラム10の帯電面にスリット露光装
置やレーザビームスキャナーによって像光Lが入射され
て静電潜像が形成され、その静電潜像を現像器30が感光
体ドラム10の帯電と逆極性又は同極性に帯電したトナー
によって正規現像又は反転現像する。
【0016】図示例の現像器30は、トナーと磁性キャリ
アの混合した2成分現像剤から成る磁気ブラシを現像ス
リーブ31上に形成して矢印方向に搬送し、現像スリーブ
31に感光体ドラム10の帯電と逆極性のバイアス電圧を、
正規現像の場合はかぶり防止用として、また反転現像の
場合はトナーの静電像への付着促進用として印加して現
像する磁気ブラシ式の現像装置であるが、1成分現像剤
を用いるものでも、現像スリーブ31上に感光体ドラム10
と非接触の現像剤層を形成して搬送し、現像スリーブ31
に印加するバイアス電圧に交流成分も加えて、現像スリ
ーブ31が感光体ドラム10に近接する現像域で現像剤層か
らトナーを飛翔させて静電像に付着させる非接触現像を
行うものでもよい。
【0017】本実施例のコピープロセスの基本動作は、
図示しない操作部よりコピー開始指令が図示しない制御
部に送出されると、制御部の制御により、感光体ドラム
10は矢示方向に回転を始める。感光体ドラム10の回転に
従いその周面は、固体放電素子による帯電装置20により
一様に帯電され通過する。感光体ドラム10上には、露光
部12において像光Lによる画像の書き込みが行われ、画
像に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は現
像器30によって現像され、感光体ドラム10上にはトナー
像が形成される。
【0018】一方、給紙カセット40からは、記録紙Pが
一枚ずつ第1給紙ローラ41によって繰り出される。この
繰り出された記録紙Pは、感光体ドラム10上の前記トナ
ー像と同期して作動する第2給紙ローラ42によって感光
体ドラム10上に送出される。図示しない電源からバイア
ス電圧が印加されている転写ローラ13の作用により、感
光体ドラム10上のトナー像が記録紙P上に転写され、感
光体ドラム10上から分離される。トナー像を転写された
記録紙Pは搬送手段80を経て図示しない定着装置へ送ら
れ、熱定着ローラ及び圧着ローラによって挟持され、溶
融定着されたのち装置外へ排出される。記録紙Pに転写
されずに残ったトナーを有して回転する感光体ドラム10
の表面は、ブレード51等を備えたクリーニング装置50に
より掻き落とされ清掃されて次回の記録に待機する。
【0019】次に、本発明の帯電装置20について説明す
る。図1は本発明の帯電装置の第1実施例を示す断面図
である。図1において、感光体ドラム10は導電基材10b
とその表面を覆う感光層10aとからなり、導電基材10b
は接地されている。
【0020】25は本発明の固体放電素子、21は誘電体か
らなる支持体、22は支持体21の被帯電面である感光体ド
ラム10の感光層10aに対向する面に支持体21の幅中心に
平行に設けられた線状の放電電極、23は支持体21の放電
電極22の設けられた面の反対面又は支持体21中に埋め込
んで放電電極22と平行に設けられた誘導電極である。上
記誘電体としては、セラミック、雲母、ガラス等の比較
的硬度の高い無機材料や、ポリイミド、四フッ化エチレ
ン、ポリエステル、アクリル、塩化ビニール、ポリエチ
レン等の柔軟性のある有機高分子材料等が用いられる。
E1は放電電極22と導電基材10bとの間に直流電圧を印
加するための直流電源、E2は誘導電極23と放電電極22
との間に交流電圧を印加するための交流電源、70は制御
部のCPU、71は交流電源E2の出力電圧を制御する際
に用いられるデータを記憶したROM、72はアナログ/
ディジタル変換器(A/D変換器)、73はディジタル/
アナログ変換器(D/A変換器)、74は交流電圧による
電流値を検出する電流計である。
【0021】誘導電極23は放電電極22の中心と被帯電面
である感光体ドラム10との最近接位置とを結ぶ直線から
離れたa2=(1〜5)a1位置に設けられ、放電電極
22の幅をa1、誘導電極23の幅をa2とした時a2=
(1〜5)×a1である時好結果が得られた。又、さら
に、放電電極22と誘導電極23との感光体ドラム10の放電
電極22の対向点に引いた接線方向の間隙をd1、上記接
線と垂直な方向の間隙をd2とすると、 d1≧d2 とするとき好結果が得られた。これは従来の固体放電素
子に比べ放電位置が遠くで起こり、放電面が限定される
ので帯電ムラが起きない。放電電極22と誘導電極23共に
線状なので高電界が生じ易く、印加電圧を低くすること
ができ放電が安定し、また、電源容量の低減や放電によ
る電極22、23の損傷が少ない等の効果が確認された。支
持体21の形状は図1(b)に示すように断面形状を三角
形にしてもよい。
【0022】この時の好ましいa1は200〜700μmであ
り、d1は100〜1000μm、d2は100〜1000μmである。
【0023】交流電源E2による放電は気圧や湿度など
の放電環境が変化すると放電電流が変化し被帯電面の帯
電電位が変化し易く画質の低下を招く。従って、交流電
源E2は画質の安定化の観点から定電流制御がなされて
いるのが好ましい。
【0024】例えば図1(a)に示すように電流計74を
交流電源E2と誘導電極23の間に挿入し交流回路の電流
値IACを検出しこの検出値を用いて交流電圧のピーク・
ピーク電圧VP-P を制御して電流が一定に維持されるよ
うにする。すなわち、電流計74によって検出された電流
値IACはA/D変換器72によってディジタル値に変換さ
れたのちCPU70に入力される。この電流値はCPU70
において電流基準値と比較され、ROM71のデータに従
ってCPU70から制御信号が出力される。この制御信号
はD/A変換器73によってアナログ値に変換され交流電
源E2に送出され交流成分のピーク・ピーク電圧VP-P
制御し定電流制御が行われる。これにより必要以上の高
電圧の交流電圧を印加することがないためオゾン発生量
を最小限に止めることができる。
【0025】なお、直流電源E1は定電圧電源であるの
が好ましい。
【0026】印加する交流成分のVp-pは500〜3500V,
周波数2〜30KHzである。
【0027】また、特に好ましい交流電圧は、図7に示
した白抜き範囲とするのが安定して帯電が行われる点で
好ましい。図7の縦線で陰を有した範囲は絶縁破壊の生
じ易い範囲、斜線で陰を付した範囲は帯電ムラを生じ易
い範囲、散点状の陰を施した低周波領域は、周波数が低
いために帯電ムラが生ずるようになる範囲である。交流
電圧の波形は、正弦波に限らず、矩形波や三角波等であ
ってもよい。
【0028】(第2実施例)図2は第2実施例である帯
電装置を示す断面図である。図1と同一部分は同一符号
で表しているので詳細な説明は省略する。この実施例で
は、75は直流電圧による電流値を検出する電流計であ
る。この実施例の固体放電素子25aの放電電極22、誘導
電極23は第1実施例と同じく線状でその幅や間隙の条件
は第1実施例と同一であるが、支持体21の幅の中心に対
称に配置され、図2(a)に示すように放電電極22を1
本、誘導電極23を2本用いても、図2(b)に示すよう
に放電電極22を2本、誘導電極23を1本用いるようにし
てもよい。
【0029】この第2実施例では、直流電圧による放電
電流値を検知して、前記交流電圧の電圧値を調整するよ
うにしている。
【0030】第1実施例及び第2実施例に示す固体放電
素子25,25aによる場合、交流電圧のピーク・ピーク電
圧(VP-P)と帯電電位の絶対値(|VS|)の関係を示す
と図6のようになる。図6は横軸に交流電圧のピーク・
ピーク電圧(VP-P)をとり、縦軸に感光体ドラム10の
帯電電位の絶対値(|VS|)をとってある。ピーク・ピ
ーク電圧VP-Pが大きくなるに従い帯電電位の絶対値(|
S|)は大きくなり、帯電電位VSはピーク・ピーク電
圧が一定の閾値(VP-P)thで直流電圧の値VDCと等しい
値で飽和し、それ以上ピーク・ピーク電圧VP-Pを大き
くしても帯電電位VSは変化しないという特性がある。
放電電極22と感光体ドラム10との間の放電電流値は環境
条件(特に温度、湿度)によって変化し低温高湿時は大
きく、高温低湿時は小さくなって、電荷の注入量が変化
するため、特性曲線は高温高湿では実線で示す(a)の
ように右側に、低温低湿では前記特性曲線は一点鎖線で
示す(b)のように左側に位置し、ピーク・ピーク電圧
の閾値(VP-P)thも(VP-P)tha,(VP-P)thbと異なるこ
とになる。また、帯電電位VSは直流電圧による電流値
DCに比例し、交流電圧のピーク・ピーク電圧VP-P
よって放電電流値IDCが変化することになる。この特性
に従って、直流電圧による電流値IDC(以下これを放電
電流という)を検出しこの検出値を用いて交流電圧のピ
ーク・ピーク電圧VP-Pを制御して帯電電位VSを制御す
ることができる。
【0031】上記の関係によって、電流計75によって検
出された放電電流値IDCはA/D変換器72によってディ
ジタル値に変換されたのちCPU70に入力され、この電
流値はCPU70において電流基準値と比較され、ROM
71のデータに従ってCPU70から制御信号が出力され
る。この制御信号はD/A変換器73によってアナログ値
に変換され交流電源E2に送出され交流電圧のピーク・
ピーク電圧VP-Pを上記閾値(VP-P)tha又は(VP-P)thb
以下の範囲(図6のA又はBの範囲)で変更し常に直流
電圧による放電電極22と感光体ドラム10との間に流れる
放電電流値IDCを一定に保持するように制御することに
よって、感光体ドラム10の帯電電位VSを一定に維持
し、かつ帯電電位の絶対値|VS|を直流電圧の絶対値|V
DC|より小さい値に維持することができる。
【0032】このことは、上記のように放電電流値IDC
によって感光体ドラム10の帯電電位が決まるので、放電
電流値IDCを変更して帯電電位を変更することができる
ことになり、帯電電位を変更する必要のある画像形成装
置では、放電電流値IDCの基準値を幾つか用意して、こ
れを切り替えることにより装置を複雑にすることなく容
易に帯電電位を変更することができる。
【0033】こうして、放電電極22と誘導電極23との間
に交流電圧を印加することにより振動電界を形成し十分
正負のイオンを発生させたことと、感光層10aの帯電電
位の絶対値|VS|を前記直流電圧の絶対値|VDC|よ
り小さくしたので、低いバイアス電圧による極めて安定
した高速でムラのない均一な帯電を行うことができるよ
うになった。
【0034】また、破線で示す電位計76は、感光体ドラ
ム10の帯電電位を検出するため固体放電素子25aの下流
側に設けたもので、これを用い次のような制御をするこ
ともできる。すなわち、電位計76の出力信号はA/D変
換器72によってディジタル値に変換された後CPU70に
入力され、CPU70において電圧基準値と比較され、R
OM71のデータに従ってCPU70から制御信号が出力さ
れる。この制御信号はD/A変換器73を介してアナログ
値となり交流電源E2に送出され交流電圧のピーク・ピ
ーク電圧VP-Pを上記閾値(VP-P)th以下の範囲で変更
し、常に感光体ドラム10の帯電電位VSを一定に維持す
るよう制御することも可能である。しかも帯電電位の絶
対値|VS|を直流電圧の絶対値|VDC|より小さく維持す
ることができる。
【0035】この場合電流計75を廃止することもできる
が、さらに、電流計75により検出した電流値IDCもA/
D変換器72を介してCPU70にフィードバックし、上記
電位計76によるフィードバックと組み合わせることによ
ってより確実な帯電電位VSの制御を行うことができ
る。例えば、先ず電流計75の出力信号を電流基準値と比
較することによって交流電源E2のピーク・ピーク電圧V
P-Pを制御し、次にその結果感光体ドラム10が帯電した
帯電電位を電位計76によって検出し、その出力信号を電
圧基準値と比較し、その差が許容誤差以内であればその
まま、その差が許容誤差を越える場合は上記電流基準値
を再設定して帯電電位の制御を行うことによりより確実
な帯電電位の制御を行うことができる。
【0036】なお、第2実施例の帯電装置を用いて第1
実施例と同様に感光体ドラム10の除電をすることも可能
である。
【0037】(第3実施例)図3は本発明の第3実施例
の固体放電素子を示す図である。図3(a)において、
21cは曲率を有する面からなる支持体で、セラミック、
ガラス等の誘電体の円筒が用いられる。その内面の感光
体ドラム10に対向する位置に線状の導電性塗料を塗布あ
るいは導電性金属膜をメッキ等により形成して誘導電極
23とし、この支持体21cの外面の上記誘導電極23と平行
に2本の線状の放電電極22を形成して固体放電素子25b
としたものである。放電電極22及び誘導電極23の幅、相
互の間隔は第1実施例と同様である。支持体21cは金属
円筒に絶縁性合成樹脂で被覆しその上に上記放電電極2
2、誘導電極23を形成して固体放電素子25bとすること
もできる。
【0038】また、図3(b),(c)に示すように合
成樹脂又はガラスからなる円筒を支持体21cとして用
い、その外面に先ず誘導電極23を形成し、その上に絶縁
性樹脂24を被覆し、その上に放電電極22を形成して固体
放電素子25cとすることもできる。さらに支持体21cは
円筒に限らず半円筒状あるいは断面が円弧状であればよ
いが、円筒が製造上容易でコストを低くすることができ
る。
【0039】(第4実施例)図4は本発明の第4実施例
の固体放電素子を示す図である。図4(a)は斜視図、
図4(b)は図4(a)のA・A線断面図である。図に
おいて、21cは曲率を有する面からなる支持体で、セラ
ミック、ガラス等の誘電体の円筒が用いられる。その外
面の感光体ドラム10に対向する位置に線状の導電性塗料
の塗布あるいは導電性金属膜のメッキ等により1本の放
電電極22を形成し、その外側に上記放電電極22と平行に
2本の線状の誘導電極23を形成して固体放電素子25dと
したもので、放電電極22及び誘導電極23の側端部にはリ
ード部22b,23bを形成してある。放電電極22及び誘導
電極23の幅、相互の間隔は第1実施例と同様である。支
持体21cは円筒に限らず半円筒状あるいは断面が円弧状
であればよいが、円筒が製造上容易でコストを低くする
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上のような本発明の構成により、第1
実施例及び第2実施例のように、従来の固体放電素子に
比べ放電位置が遠くで起こり、放電面が限定されるので
帯電ムラがなく、放電電極と誘導電極が線状なので高電
界が生じ易く、印加電圧を低くすることができ放電が安
定し、オゾン発生量や放電による電極の損傷が少なく、
環境条件が変化しても帯電性能が変化しない、優れた固
体放電素子を用いた帯電装置を提供することができる。
【0041】また、第3、第4実施例のように構成する
ことにより固体放電素子はその長さ方向の剛性が極めて
強大となり強固な直線性を有するようになり均一な帯電
を行うことが可能となり、帯電ムラのない均一な帯電が
可能な固体放電素子による帯電装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電装置の第1実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の帯電装置の第2実施例を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の帯電装置の第3実施例の固体放電素子
を示す断面図である。
【図4】本発明の帯電装置の第4実施例の固体放電素子
を示す断面図である。
【図5】本発明の帯電装置を備えた画像形成装置を示す
概要断面図である。
【図6】交流電圧と帯電電位の関係を示すグラフであ
る。
【図7】交流電圧の好ましい範囲を示す図である。
【図8】従来の固体放電素子を用いた帯電装置の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム(像形成体) 20 帯電装置 21,21a,21b,21c 支持体 22 放電電極 23 誘導電極 70 CPU 71 ROM 74,75 電流計 76 電位計 E1 直流電源 E2 交流電源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体を挟んで誘導電極と放電電極とを
    有する固体放電素子を用い、前記誘導電極と前記放電電
    極との間に交流電圧を印加し、被帯電面と前記放電電極
    との間に直流電圧を印加して、前記被帯電面の帯電を行
    う帯電装置において、 前記誘導電極は前記放電電極中心と前記被帯電面との最
    近接位置とを結ぶ直線から離れた位置に設けられている
    ことを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導電極は線状であり、その幅は前
    記放電電極幅の1〜5倍であることを特徴とする請求項
    1の帯電装置。
  3. 【請求項3】 誘電体を挟んで誘導電極と放電電極とを
    有する固体放電素子を用い、前記誘導電極と前記放電電
    極との間に交流電圧を印加し、被帯電面と前記放電電極
    との間に直流電圧を印加して、前記被帯電面の帯電を行
    う帯電装置において、 前記固体放電素子は曲率を有する面を有していることを
    特徴とする帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記固体放電素子は円筒状であることを
    特徴とする請求項3の帯電装置。
  5. 【請求項5】 誘電体を挟んで誘導電極と放電電極とを
    有する固体放電素子を用い、前記誘導電極と前記放電電
    極との間に交流電圧を印加し、被帯電面と前記放電電極
    との間に直流電圧を印加して、前記被帯電面の帯電を行
    う帯電装置において、 前記交流電圧を印加する交流電源は定電流制御されてい
    ることを特徴とする帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記直流電圧を印加する直流電源は定電
    圧制御されていることを特徴とする請求項5の帯電装
    置。
  7. 【請求項7】 誘電体を挟んで誘導電極と放電電極とを
    有する固体放電素子を用い、前記誘導電極と前記放電電
    極との間に交流電圧を印加し、被帯電面と前記放電電極
    との間に直流電圧を印加して、前記被帯電面の帯電を行
    う帯電装置において、 前記直流電圧による電流値を検知して、前記交流電圧の
    電圧値を調整することを特徴とする帯電装置。
JP23047093A 1993-09-16 1993-09-16 帯電装置 Pending JPH0784435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002867A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Sharp Corp 帯電制御装置、帯電装置および画像形成装置

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