JPH078450U - テレスコピツクアームを備えた作業機械 - Google Patents
テレスコピツクアームを備えた作業機械Info
- Publication number
- JPH078450U JPH078450U JP4093293U JP4093293U JPH078450U JP H078450 U JPH078450 U JP H078450U JP 4093293 U JP4093293 U JP 4093293U JP 4093293 U JP4093293 U JP 4093293U JP H078450 U JPH078450 U JP H078450U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telescopic arm
- fatigue
- load
- cord
- fatigue damage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 13
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アーム同志を連結ワイヤを介して伸縮自在に
連結してなるテレスコピツクアームにおいて、連結ワイ
ヤの疲労被害度を演算して、連結ワイヤ交換の適正時期
を適確に知ることができるようにする。 【構成】 連結ワイヤの疲労被害度を演算するにあた
り、連結ワイヤのどの部位がどれだけ疲労被害をうけた
かをそれぞれ累積して演算するように設定したテレスコ
ピツクアームを備えた作業機械。
連結してなるテレスコピツクアームにおいて、連結ワイ
ヤの疲労被害度を演算して、連結ワイヤ交換の適正時期
を適確に知ることができるようにする。 【構成】 連結ワイヤの疲労被害度を演算するにあた
り、連結ワイヤのどの部位がどれだけ疲労被害をうけた
かをそれぞれ累積して演算するように設定したテレスコ
ピツクアームを備えた作業機械。
Description
【0001】
本考案は、例えば油圧シヨベル等の建設機械のフロントアタツチメントとして 装着されるテレスコピツクアーム付き作業機械に関するものである。
【0002】
一般に、この種作業機械のなかには、入れ子継手状に組付けられた複数のアー ム同志を、連結ワイヤや連結チエン等の索条連結体を介して伸縮自在に連結した テレスコピツクアームを装着して、縦深穴掘り作業の様な作業をするものがある 。ところでこのものにおいて、索条連結体は、テレスコピツクアームの伸縮作動 に伴つて次第に摩耗しあるいは疲労するものであり、そこで従来、日常点検や定 期点検等において索条連結体の具合を目視にて判断し、必要に応じて索条連結体 の交換を行つていた。しかるに、索条連結体が外部に露出していないところもあ り、この様な部所における点検は、テレスコピツクアームを分解する等しなけれ ばならず面倒かつ煩雑である許りか、目視による索条連結体の損傷程度の判定が 難しく、このため、交換の時期を逸しないよう必要以上に早目に交換せざるを得 ないのが実情であつて、メンテナンス性が悪いという問題があつた。 これに対し、作業機械の稼働時間によつて索条連結体の交換時期の目安を立て ることが提唱される。しかるに、索条連結体には、テレスコピツクアームの伸縮 作動時において、索条連結体が懸回されるシーブに巻き込まれて直線状態から湾 曲状態に曲げ変形(およびその逆に変形)するときに大きな疲労を受けることに なつて、該曲げ変形する部位に負荷が集中して働くことになるが、この曲げ変形 する部位や負荷の大きさは、掘削作業や持上げ作業等種々の作業の条件によつて いちいち異なるため、稼働時間のみから適確な索条連結体の交換時期を知ること は難しく、依然として必要以上に早目に交換せざるを得ないという問題は残る。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるテレス コピツクアーム付き作業機械を提供することを目的として創案されたものであつ て、入れ子継手状に組付けられた複数のアーム同志を、索条連結体を介して伸縮 自在に連結してなるテレスコピツクアームを備えた作業機械に、前記索条連結体 の疲労被害度の演算をし、これに基づいて信号出力の制御をする制御部を設ける にあたり、該制御部は、テレスコピツクアームの伸縮に基づいて索条連結体が受 ける負荷の演算をする負荷演算手段と、テレスコピツクアームの伸縮に基づいて 索条連結体のどの部位が疲労したかの演算をする疲労部位演算手段と、疲労を受 けた各部位の負荷に基づく疲労被害度をそれぞれ累積し、累積疲労被害度の何れ かが予め設定される限界設定値に達したとの判断に基づいて限界到達信号を出力 する限界到達判断手段とを備えて構成されていることことを特徴とするものであ る。
【0004】 そして本考案は、この構成によつて、連結ワイヤ交換の適正時期を適確に知る ことができるようにしたものである。
【0005】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1は建設機械の本体であつ て、該本体1は上部旋回体2、下部走行体3等の部材から構成されるものである が、上部旋回体2の前部には、縦深穴掘り用のフロントアタツチメントとして、 ブーム4、ブームシリンダ5、アームシリンダ6、テレスコピツクアーム7、作 業機8等の部材から構成される作業機械が装着されており、これらの基本的構成 は何れも従来通りである。
【0006】 前記テレスコピツクアーム7は、アウタチユーブ9、ミドルチユーブ10、イ ンナチユーブ11の三本のチユーブ(本考案のアームに相当する)を入れ子継手 状に伸縮自在に組付けたものであつて、最も外周側に組付けられるアウタチユー ブ9は、本体1側から伸びるブーム4及びアームシリンダ6にブラケツト12を 介して揺動自在に支持されており、また最も内周側に組付けられるインナチユー ブ11の先端部(下端部)には、ジヨイント13を介して、グラブバケツト、把 持機、破砕機等の各種の作業機8が取付けられるようになつている。
【0007】 さらに、上記テレスコピツクアーム7の伸縮作動機構は、次のように構成され ている。つまり、14は前記アウタチユーブ9とミドルチユーブ10とのあいだ に介装される油圧式のテレスコピツクアーム用の作動シリンダであつて、該作動 シリンダ14を構成するシリンダチユーブ14aの基端部はアウタチユーブ9の 上端部に、またピストンロツド14bの先端部はミドルチユーブ10の上端部に それぞれ止着されている。そして、この作動シリンダ14の伸縮作動に基づいて 、ミドルチユーブ10がアウタチユーブ9に対して上下方向に伸縮移動するよう になつている。
【0008】 ここで、上記作動シリンダ14の伸縮作動について、図3に示す油圧回路図に 基づいて説明する。図3において、20は操作切換えバルブであつて、該操作切 換えバルブ20は、操作ペタル(または操作レバー)21の操作に基づいて切換 わり、縮小側パイロツト圧油回路22または伸長側パイロツト圧油回路23に圧 油を供給するように設定されている。また、23はメイン切換えバルブであつて 、該メイン切換えバルブ23は、前記操作切換えバルブ20の切換え作動に基づ いてパイロツト圧油回路22または23に圧油が供給された場合に切換わり、シ リンダ縮小側油圧回路24またはシリンダ伸長側油圧回路25に圧油を供給する ように設定されている。 尚、27は作動シリンダ14のシリンダ長さを検知するシリンダ長検知センサ 、また28、29はシリンダ縮小側、伸長側油圧回路24、25にそれぞれ設け られた圧力計であつて、これらシリンダ長検知センサ27の検知値および圧力計 28、29の測定値は、後述する制御部30にそれぞれ入力されるように構成さ れている。また、31、32は油圧ポンプ、33、34は油タンク、さらに26 はシリンダ縮小側油圧回路24に設けられた絞り弁であつて、該絞り弁26は、 自重によつて作動シリンダ14が伸長してシリンダチユーブ14a内が負圧にな るのを防止するためのものである。
【0009】 一方、15は第一の連結ワイヤであつて、該第一連結ワイヤ15の一端部はア ウタチユーブ9の下端部に止着されており、他端部はミドルチユーブ10の上端 部に設けられた第一のワイヤシーブ16を懸回してインナチユーブ11の上端部 に止着されている。一方、17は第二の連結ワイヤであつて、該第二連結ワイヤ 17の一端部はアウタチユーブ9の下端部に止着され、他端部はミドルチユーブ 10の下端部に設けられた第二のワイヤシーブ18を懸回してインナチユーブ1 1の上端部に止着されている。そして、前記作動シリンダ14の伸縮作動に基づ いてミドルチユーブ10が上下方向に伸縮移動した場合に、第一、第二のワイヤ シーブ16、18がミドルチユーブ10と共に上下移動し、これに伴う第一、第 二連結ワイヤ15、17の引上げ、引下げ作用によつてインナチユーブ11は、 アウタチユーブ9に対してミドルチユーブ10の移動量の二倍に相当する量だけ 伸縮移動するようになつている。 尚、19は各チユーブ9、10、11の外周面部と内周面部とのあいだに介装 されたライナーである。
【0010】 ところで、上記第一、第二連結ワイヤ15、17は、テレスコピツクアーム7 の伸縮作動に伴つて次第に疲労していくことになり、その疲労被害度は後述する ように制御部30において演算されるように構成されているが、該疲労被害度を 演算するにあたり、その演算方式は実施例では次のように設定している。 因みに、本実施例では、疲労被害度を演算する方式として「マイナーの法則」 を適用しているが、この「マイナーの法則」とは「材料に疲労の影響を与えるの は、疲労限度以上の応力のみで、その程度は、その応力レベルによる破断繰返し 数をN、その実際の繰返し数をnとした場合にn/Nであるとし、疲労限度以上 の各応力レベルにおけるこの比率を合計し、n1/N1+n2/N2+・・・ni/ Ni=1となつたときに、その材料は疲労破断をする」と定義される仮説である 。つまり、任意の部位が繰返し疲労を受けた場合に、そのうちの疲労限度を越え たものの累積疲労被害度αが「1」となつたとき(つまりα=Σni/Ni=1 )に、該部位は疲労破断をすると仮定するものである。そして、疲労限界を越え る負荷Sを繰返し受けたときに、破断するに必要な破断繰返し数Nとのあいだに は logS=C−K・logN 但し、C、Kは定数 の関係があり、logSを縦軸に、logNを横軸にプロツトしたS−N曲線が 図4に示されるが、この関係は、具体的には連結ワイヤ15、17を実際に所定 の負荷Sで繰返し疲労負荷をかけて破断するまでの回数として実験的に求められ ることになる。
【0011】 ところで、テレスコピツクアーム7が縮小する場合には、第一連結ワイヤ15 によつてインナチユーブ11が引上げられるため、第一連結ワイヤ15に大きな 負荷が働くこととなつて、第二連結ワイヤ17には小さな負荷しか働かず、逆に 、テレスコピツクアーム7が伸長する際には、第二連結ワイヤ17に大きな負荷 が働いて第一連結ワイヤ15には小さな負荷しか働かないこととなり、さらに、 テレスコピツクアーム7が伸縮する場合に、連結ワイヤ15、16がワイヤシー ブ16、18に巻き込まれて直線状態から湾曲状態に曲げ変形(およびその逆に 変形)するときに大きな疲労を受けることになる。そこでいま、前記アーム伸縮 時において連結ワイヤ15、17の各部が受ける負荷に前記「マイナーの法則」 を適用した場合に、疲労限界を越えた負荷を受ける部位は、前記アーム伸長に伴 い大きな負荷を受ける側の連結ワイヤ15または17であつて、かつそのうちワ イヤシーブ16または18によつて曲げ変形を受ける部位であると仮定し、それ 以外の部位については疲労限界を越える大きな負荷ではなく、よつて疲労破断を 算出するための負荷として用いないと仮定して累積疲労被害度の演算をする。現 実に、連結ワイヤ15、17の強度設定をする場合、直線状態で受ける負荷が疲 労限界を越えるような設定をしたとすると、ワイヤ寿命が極めて短くなつて実用 に耐えないという問題があり、この様な選択をすることは事実上ありえないが、 仮りに直線状態でも疲労限界を越える場合があるとすれば、この負荷を、疲労破 断を演算するための負荷として加算すればよいのであり、また、受ける負荷が疲 労限界以下であつても、これを完全に無視することはできないとして補正項を入 れた「修正マイナーの法則」を適用してもよく、この様な疲労限度の演算方式は 、必要において任意に設定できるものであることはいうまでもないが、以下は、 前記仮定のもとに説明する。
【0012】 さて、上記連結ワイヤ15または17に働く負荷の大きさの演算は、次のよう にしている。つまり、作動シリンダ14のピストン14cには、縮小油路側と伸 長油路側とからそれぞれ負荷が働くことになるが、縮小(バケツト等の作業機8 上昇)油路側の負荷Fuは、シリンダ縮小側油圧回路24に設けた圧力計28に よつて測定される圧力Puと、作動シリンダ14のピストン14cの縮小側油圧 受け面積Auとの積(Fu=Pu×Au)で近似的に求められ、伸長(バケツト 等の作業機8下降)油路側の負荷Fdは、シリンダ伸長側油圧回路25に設けた 圧力計29によつて測定される圧力Pdと、作動シリンダ14のピストン14c の伸長側油圧受け面積Adとの積(Fd=Pd×Ad)で近似的に求められる。 そして、この両負荷Fu、Fdの差S(S=|Fu−Fd|)を算出し、該算出 された負荷値Sを、連結ワイヤ15または17が受ける負荷とする。つまり、テ レスコピツクアーム7の伸縮時には、第一連結ワイヤ15に対して負荷値S(S =Fu−Fd)が働き、テレスコピツクアーム7の伸長時には、第二連結ワイヤ 15に対して負荷値S(S=Fd−Fu)が働くとして演算されるように設定さ れており、而して本考案の負荷演算手段が構成されている。因みに、負荷値Sが ワイヤ15、17の疲労限界値を越えていないと判断される場合には、前記「マ イナーの法則」から破断疲労を演算するためのデータとして採用することから除 外するように設定することになる。
【0013】 次に、前記負荷値Sが連結ワイヤ15または17のどの部位に働いているかの 演算方式について、第一連結ワイヤ15の場合を例にして説明する。前述したよ うに、第一連結ワイヤ15に働く負荷は、回転する第一ワイヤシーブ16に巻き 込まれて直線状態から湾曲状態に曲げ変形(およびその逆に変形)する部位に働 く。そこで第一連結ワイヤ15を、予め設定される所定長さLにN等分し、これ をいま便宜上、第一連結ワイヤ15のアウタチユーブ9への止着部位から順次L 1 、L2、・・・Lmとする。因みに、長さLは、ワイヤシーブ16の一回転で曲 げを受ける程度の長さとすることが考え方として簡単であるが、これに限定され るものではなく、細かく等分すればするほど細かい演算ができることはいうまで もない。そして、これら分割したどの部位が現に曲げ変形を受けているところで あるかの演算をすれば良い。それには、前記シリンダ長さ検知センサ27の検知 値に対して第一連結ワイヤ15が曲げ変形を受ける部位がどこであるかの関係を 予め求めておき(この関係は、実験的に求めても良いが、作動シリンダ14の伸 縮長さ、テレスコピツクアーム7の伸縮長さ、第一ワイヤシーブ16の回転量、 第一連結ワイヤ15の移動量は常に一定の関係にあり、これに基づいて容易に算 出することもできる)、そして、シリンダ長さ検知センサ27からの検知値に基 づいて第一連結ワイヤ15が曲げ変形を受ける部位を演算するようになつており 、而して本考案の疲労部位演算手段が構成されている。 そして、この様に分割された疲労を受ける各部位L1、L2、・・・、Lj、・ ・・、Lmでの累積疲労被害度α1、α2、・・・、αj、・・・、αmを演算す ればよいが、それは、任意の疲労部位Ljでは累積疲労被害度αjは「αj=Σ n i/Ni」として算出されるものであり、これら各部位においての累積疲労 被害度αjをプロツトしたものが図5のように示される。そうして、この様に算 出された任意の累積疲労被害度αjのうちの何れかが「1」となつたときに、該 部位Ljは疲労破断をすると仮定されることになる。 この様に、連結ワイヤ15、17を等分し、これら等分した部分が受ける負荷 に基づく累積疲労被害度αを演算し、この演算値が「1」となつたときに該部分 は疲労破壊をすることになり、これを制御部30では演算すればよく、この手順 の一例を以下に述べるが、その場合に、累積疲労被害度αが「1」となつたので は理論的には疲労破壊を起こしてしまうことになり、そこで、安全率を見越して 「1」よりも小さい設定値aを設定し、累積疲労被害度αがこの設定値aよりも 小さいか否か(あるいは越えたか否か)の判断をするように設定することになる 。
【0014】 ここで、制御部30での制御手順を図7に示すフローチヤート図に示し、また 制御のブロツク回路図を図6に示すが、これによると、キースイツチをONして システムスタートし、初期設定がなされると、最初に、負荷演算手段によつて、 負荷値Sが演算されると共に、第一、第二のどちらの連結ワイヤ15、16に負 荷が働いているか判断される。そして、例えば第一連結ワイヤ15に負荷が働い ていると判断された場合には、次いで、疲労部位演算手段によつて、現に曲げ変 形による負荷を受けているのは前記分割したどの部位Ljかの演算がなされる。 そしてこの演算された部位Ljが、前回演算された曲げ部位とは異なるか否かの 判断がなされ、異なると判断されたとき、つまり連結ワイヤ15の曲げ変形を受 けている部位Ljが、その前後何れかの部位Lj−1、Lj+1から移動してき たと判断されたときに、該部位Ljにおいて負荷値Sの負荷を受けたものとし、 これに基づいて該部位Ljにおいての前記累積疲労被害度αを算出する。そして この累積疲労被害度αが、前記設定値aよりも小さいか否かが判断され、小さい と判断された場合に、その累積疲労被害度を、表示器35に対して出力すること になるが、大きいと判断された場合に、表示器35に表示出力をすると共に、警 報器36に対して警報出力をするように設定されている。
【0015】 尚、本考案は上記実施例に限定されないことは勿論であつて、連結ワイヤ15 、17の疲労部位、つまり曲げ変形を受ける部位を演算する場合には、ワイヤシ ーブ16、18の回転量を測定し、該回転量に基づいて演算するように設定して も良い。
【0016】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、テレスコピツクアーム7の 各チユーブ9、10、11は、作動シリンダ14及び第一、第二の連結ワイヤ1 5、17を介して互いに連結連動されており、そして作動シリンダ14の伸縮作 動に基づいて伸縮移動することになるが、この連結ワイヤの疲労被害度は制御部 30において演算制御されることになる。つまり、制御部30において、負荷演 算手段によつて連結ワイヤ15または17が受ける負荷値Sが演算されると共に 、疲労部位演算手段によつて、連結ワイヤ15または17のどの部位Ljが曲げ 変形を受けているかが演算され、さらにこれらの演算に基づいて部位Ljにおけ る累積疲労被害度αjが演算されることになり、そして、このように演算された 累積疲労被害度αは表示器36によつて表示されると共に、任意の累積疲労被害 度αのうちの何れかが設定値aに達したときに、連結ワイヤ15、17を交換す るのに適正な時期であるとして、警報器36から警報が発せられることになる。
【0017】 この様に、本考案が実施されたものにおいては、演算された疲労被害度に基づ いて連結ワイヤ15、17の適正な交換時期を知ることができることになつて、 従来のようにいちいち連結ワイヤ15、17の損傷具合を目視にて判断する必要 がないものであるが、この場合に、疲労被害度は、連結ワイヤ15、17のどの 部位がどれだけ疲労被害を受けたかをそれぞれ累積して演算されることになる。 この結果、従来のように単に稼働時間から連結ワイヤの交換時期を推定するもの のように、安全率を大きく見積もつて連結ワイヤを必要以上に早目に交換しなけ ればならないという無駄がなく、連結ワイヤ15、17が受けた負荷に対し、こ れを受けた各部位における疲労被害度の累積から交換時期を推定できることとな つて、連結ワイヤ15、17のの交換時期をより正確に知り得て、安全性が向上 するうえメンテナンス性も多いに向上することになる。 しかも、累積疲労被害度は表示器35によつて表示されるようになつているた め、連結ワイヤ15、17の適正な交換時期を予め予測しながら作業ができると いう利点がある。
【0018】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、索条連結体の 疲労被害度を演算し、該演算された疲労度が予め設定される限界設定値に達した 場合に限界到達信号が発せられることになり、これによつてオペレータは、索条 連結体の適正な交換時期を知り得ることとなつて、従来のようにいちいち索条連 結体の疲労具合を目視にて判断する必要がない。 しかもこの疲労被害度の判断をするにあたり、負荷演算手段および疲労部位演 算手段によつて、索条連結体のどの部位がどれだけ疲労被害を受けたかをそれぞ れ累積して演算されることになる。この結果、従来のように単に稼働時間から索 条連結体の交換時期を推定するもののように、安全率を大きく見積もつて索条連 結体を必要以上に早目に交換しなければならないという無駄がなく、索条連結体 が受けた負荷に対し、これを受けた各部位における疲労被害度の累積から交換時 期を推定できることとなつて、索条連結体全体に亘つての疲労被害の状況を適確 に把握することができ、これによつて索条連結体の交換時期をより正確に知り得 て、安全性が向上するうえメンテナンス性も多いに向上することになる。
【図1】建設機械の概略側面図である。
【図2】テレスコピツクアームの断面図である。
【図3】作動シリンダの油圧回路図である。
【図4】S−N曲線を示すグラフ図である。
【図5】各部位における累積疲労被害度をプロツトした
図である。
図である。
【図6】制御のブロツク回路図である。
【図7】制御手順を示すフローチヤート図である。
7 テレスコピツクアーム 9 アウタチユーブ 10 ミドルチユーブ 11 インナチユーブ 14 作動シリンダ 15 第一連結ワイヤ 17 第二連結ワイヤ
Claims (6)
- 【請求項1】 入れ子継手状に組付けられた複数のアー
ム同志を、索条連結体を介して伸縮自在に連結してなる
テレスコピツクアームを備えた作業機械に、前記索条連
結体の疲労被害度の演算をし、これに基づいて信号出力
の制御をする制御部を設けるにあたり、該制御部は、テ
レスコピツクアームの伸縮に基づいて索条連結体が受け
る負荷の演算をする負荷演算手段と、テレスコピツクア
ームの伸縮に基づいて索条連結体のどの部位が疲労した
かの演算をする疲労部位演算手段と、疲労を受けた各部
位の負荷に基づく疲労被害度をそれぞれ累積し、累積疲
労被害度の何れかが予め設定される限界設定値に達した
との判断に基づいて限界到達信号を出力する限界到達判
断手段とを備えて構成されていることを特徴とするテレ
スコピツクアームを備えた作業機械。 - 【請求項2】 請求項1において、負荷演算手段は、テ
レスコピツクアームの伸縮を行うための作動シリンダに
働く負荷を測定し、該測定値に基づいて索条連結体が受
ける負荷を演算するように設定されていることを特徴と
するテレスコピツクアームを備えた作業機械。 - 【請求項3】 請求項1において、疲労部位演算手段
は、連結索条体の曲げ変形を受ける部位の演算をするも
のであつて、テレスコピツクアームの伸縮を行うための
作動シリンダのシリンダ長さを測定し、該測定値に基づ
いて索条連結体の曲げ変形部位を演算するように設定さ
れていることを特徴とするテレスコピツクアームを備え
た作業機械。 - 【請求項4】 請求項1において、疲労部位演算手段
は、連結索条体の曲げ変形を受ける部位の演算をするも
のであつて、索条連結体が懸回されるシーブの回転量を
測定し、該測定値に基づいて索条連結体の曲げ変形部位
を演算するように設定されていることを特徴とするテレ
スコピツクアームを備えた作業機械。 - 【請求項5】 請求項1において、限界到達判断手段
は、出力された限界到達信号に基づいて警報を発令する
警報器に接続されていることを特徴とするテレスコピツ
クアームを備えた作業機械。 - 【請求項6】 請求項1において、限界到達判断手段
は、累積疲労値に基づく信号を出力するものとし、限界
到達判断手段に接続される表示器で前記出力された累積
疲労値の表示をするように構成したことを特徴とするテ
レスコピツクアームを備えた作業機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093293U JPH078450U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | テレスコピツクアームを備えた作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093293U JPH078450U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | テレスコピツクアームを備えた作業機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078450U true JPH078450U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12594284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4093293U Pending JPH078450U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | テレスコピツクアームを備えた作業機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078450U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101507615B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2015-03-31 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설용 중장비의 작업 수행 횟수 계수 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0551939A (ja) * | 1991-01-24 | 1993-03-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 掘削作業機のロープ交換警報装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP4093293U patent/JPH078450U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0551939A (ja) * | 1991-01-24 | 1993-03-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 掘削作業機のロープ交換警報装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101507615B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2015-03-31 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설용 중장비의 작업 수행 횟수 계수 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8768562B2 (en) | Work machine | |
| US10087599B2 (en) | Shovel and method of controlling shovel | |
| US10132056B2 (en) | Shovel | |
| AU2016288672B2 (en) | Systems and methods for controlling machine ground pressure and tipping | |
| JPH04303395A (ja) | フォークリフトの制御装置 | |
| EP1356910B1 (en) | System for controlling and monitoring the operation of self-moving machines with an articulated arm, such as concrete pumps, and maintenance method for said machines | |
| JP7322901B2 (ja) | 地切り制御装置、及び移動式クレーン | |
| JP7306201B2 (ja) | 作業機械 | |
| JPH078450U (ja) | テレスコピツクアームを備えた作業機械 | |
| WO2021060463A1 (ja) | 制御システム及び作業機 | |
| JP6753337B2 (ja) | クレーンの情報提示システム及びクレーン | |
| KR101381394B1 (ko) | 와이어로프 수명 예측 장치 | |
| CN115979483B (zh) | 支撑装置的载荷检测方法、控制方法、装置及工程机械 | |
| JP6984174B2 (ja) | クレーン | |
| JPH08245166A (ja) | クレーンの作業状態表示装置 | |
| JP7435090B2 (ja) | ブームの先端位置の予測システム | |
| JP2014167231A (ja) | 建設機械 | |
| JP7234891B2 (ja) | 作業機械 | |
| JPH074559U (ja) | テレスコピツクアーム付き作業機械 | |
| CN119191050B (zh) | 一种建筑施工用的钢结构吊架姿态调节系统及施工方法 | |
| JPH08231184A (ja) | クレーンの荷振れ検出装置およびこの荷振れ検出装置を備えたクレーン | |
| JP7685875B2 (ja) | アースドリル機およびアースドリル機用の表示装置 | |
| WO2019002306A1 (en) | METHOD AND SYSTEM FOR DETERMINING A LOAD IN AN ARTICULATION OF A CONSTRUCTION MACHINE | |
| JP3965919B2 (ja) | クレーン機能付き油圧ショベル | |
| JP2016078617A (ja) | アウトリガジャッキの伸長状態監視装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980414 |