JPH078462B2 - 熱交換器コアの自動組立装置 - Google Patents

熱交換器コアの自動組立装置

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JPH078462B2
JPH078462B2 JP2114885A JP11488590A JPH078462B2 JP H078462 B2 JPH078462 B2 JP H078462B2 JP 2114885 A JP2114885 A JP 2114885A JP 11488590 A JP11488590 A JP 11488590A JP H078462 B2 JPH078462 B2 JP H078462B2
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登 小太刀
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昭和アルミニウム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、カークーラー用コンデンサー、ラジエータ
ー等の熱交換器のコア部を組み立てる熱交換器コアの自
動組立装置に関する。
従来の技術 一般に、熱交換器コアの組立は、チューブを所定間隔を
おいて並列状態に配置し、その状態で、フィンをチュー
ブ間の間隙に挿入していくことにより行われる。
従来、かかるコアの自動組立を行う装置として、例えば
第10図(イ)(ロ)及び第11図(イ)(ロ)に示される
ような装置が知られている(特開昭64−78731号公報
照)。
第11図(イ)(ロ)に示される装置(51)は、多数本の
チューブ(52)を所定間隔おきに並列状態に保持し、該
チューブ(52)を前方、即ち並列方向に向けて間欠移送
するチューブ移送装置(53)と、該チューブ移送装置
(53)の上方位置に配置され、圧縮空気によって送られ
てくるフィン(54)を一端開口部から受け入れ、該フィ
ンをチューブ(52)と平行状態で一時的に収容する下部
開放状のフィン収納部(55)と、該フィン収容部(55)
とチューブ移送装置(53)との間に前方に向けて間欠移
送可能に配置され、かつフィン(54)を受け入れる孔部
(56)を上下方向貫通状態に有するスライドブロック
(57)と、孔部(56)内に送られたフィン(54)をその
長さ方向の所定の位置に位置設定する位置設定装置(5
8)(59)と、スライドブロック(57)の下面に隣接配
置され、該スライドブロック(57)の孔部(56)を下方
から塞ぐ前方突出状のフィン受け板(60)と、フィン受
け板(60)の前方位置に配置され、スライドブロック
(57)の上方位置とチューブの上面辺りの位置との間で
昇降作動される押込み板(61)とによって構成されてい
る。
この組立装置(51)では、フィン(54)が収容部(55)
内に送られた状態で、スライドブロック(57)が前方に
移動してその孔部(56)がフィン収容部(55)の直下位
置で一時的に待機すると、収容部(55)内のフィン(5
4)が該孔部(56)内に落下し、その下面がフィン受け
板(60)に支持された状態で該孔部(56)内に収容され
る。そしてその状態で、スライドブロック(57)が前方
に移行し、この移行中に位置設定装置(58)(59)が作
動してフィン(54)の長さ方向の位置設定がなされ、そ
して、該フィン(54)は押込み板(61)の直下位置に位
置した状態で一時的に待機する。そしてこの待機状態に
おいて押込み板(61)が下降作動し、フィン(54)がチ
ューブ(52)の間の間隙内に押込み挿入される。以後
は、チューブ移送装置(53)がチューブ(52)を1ピッ
チづつ間欠移送し、かつスライドブロック(57)も前方
に向けて間欠移送され、上記同様のフィン挿入動作が連
続的に繰り返される。
また、第11図(イ)(ロ)に示される組立装置(71)
は、上記同様のチューブ移送装置(53)と、該チューブ
移送装置(53)の上方位置に配置され、圧縮空気によっ
て送られてくるフィン(54)を一端開口部から受け入れ
該フィンをチューブ(52)と平行状態で一時的に収容す
る上下部開放状のフィン収納部(72)と、該フィン収容
部(72)の下面に隣接配置され、該収容部(72)の下面
を開閉可能に塞ぐ前方突出状のフィン受け板(73)と、
フィン収容部(72)に収容されたフィン(54)を長さ方
向の所定の位置に位置設定する位置設定装置(74)(7
5)と、前記フィン収容部(72)の上方位置に配置さ
れ、該収容部(72)の上方位置とチューブ(52)の上面
辺りの位置との間で昇降作動される押込み板(76)とに
よって構成されている。
この組立装置(71)では、収容部(72)の下部開口がフ
ィン受け板(73)で閉止された状態でフィン(54)が収
容部(72)内に送り込まれ、その状態で、位置設定装置
(74)(75)が作動してフィン(54)の長さ方向の位置
設定がなされる。そして、フィン受け板(73)の後退作
動により収容部(72)の下部が開放され、その状態で押
込み板(76)が下降作動し、フィン(54)がチューブ
(52)の間の間隙内に挿入される。以後は、上記装置と
同様にチューブ移送装置(53)がチューブ(52)を1ピ
ッチづつ間欠移送し、フィン挿入動作が繰り返される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記いずれの従来装置(51)(71)に
も、次のような問題点がある。
第1の問題は、装置の構成が複雑であるということであ
る。
即ち、第10図図示の装置(51)ではスライドブロック
(57)の孔部(56)内のフィン(54)を下方から支持す
るのに、また第11図図示の装置(71)ではフィン収容部
(72)内のフィン(54)を支持するのに、それぞれフィ
ン受け板(60)(73)が用いられている。
第2の問題は、フィン収容部(55)(72)等へのフィン
の移送の最中に該フィンにひっかかりを生じてフィンづ
まりを起こすことがあるということである。
即ち、上記の従来装置(51)(71)では、フィン収容部
(55)(72)内へのフィン(54)の送給は、フィン(5
4)を収容部(55)(72)の一端開口部から送り込んで
いくというものであり、その際、フィン(54)は、第10
図図示の装置(51)では、その下面をスライドブロック
(57)の上部平面部上でスライドさせることによって、
また、第11図図示の装置(71)では、その下面をフィン
受け板(73)の上部平面部上でスライドさせることによ
って、フィン収容部(55)(72)に送り込まれるものと
なされている。
また、第0図図示の装置では、更に、スライドブロック
(57)の孔部(56)内のフィン(54)は、その下面をフ
ィン受け板(60)の上部平面部でスライドさせることに
よって押込み板(61)の直下位置まで移行されるものと
なされている。
つまり、フィン(54)は、フィン受け板(60)(73)や
スライドブロック(57)と面接触しながら移送されるも
のとなされており、それらとの接触面積が大きくスライ
ド時の摩擦抵抗が大きくなって、フィン(54)のスムー
ズな移行を阻害することがある。
この発明は、上記のような従来の問題点を解決し、装置
構成の簡素化及びフィンのスムーズな移送を図りうる熱
交換器コアの自動組立装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的において、この発明は、 所定間隔をおいて並列状態にされた複数本のチューブを
保持し該チューブをその並列方向に間欠移送せしめるチ
ューブ移送装置と、 該チューブ移送装置の上方位置にチューブと平行な方向
に向いて配置され、フィンの下面をチューブの上縁部で
支持する態様においてフィンを収容するフィン収容部
と、 該フィン収容部の長手方向一端部より該収容部内フィン
を送給するフィン送給部と、 フィン収容部内にその上方から進入し、フィンをチュー
ブ間に挿入する押込み板と、 が具備され、前記チューブ移送装置がチューブをフィン
収容部の直下に位置させて一時的に待機した状態でフィ
ン送給部からフィンをフィン収容部内に送給し、該フィ
ン収容状態でチューブ移送装置がチューブ間の間隙をフ
ィン収容部の直下に移行させて一時的に待機した状態で
押込み板がフィンをチューブ間に押し込むように制御さ
れるものとなされていることを特徴とする熱交換器コア
の自動組立装置を要旨とする。
なお、上記発明において、フィン収容部内に送られたフ
ィンのその長さ方向における位置設定を行うフィン位置
設定装置が具備され、該位置設定装置として、フィン収
容部のフィン送込み方向先端部に配置されてフィン先端
部を当接せしめる当接部材と、回動動作することにより
同フィン収容部の後端側において該収容部内に向けて進
入しフィンの後端部をその先端部が当接部材に当接する
ように押動する回動部材とによるものが採用されるのが
好ましい。
また、上記発明において、フィン収容部の両側壁は相対
的に接近・離反作動可能に構成され、チューブ移送装置
がフィン収容部の直下にチューブ間の間隙を位置せしめ
るように作動している間等において、フィン収容部内の
フィンが前記両側壁間に挾持されるものとなされている
のが好ましい。
作用 上記発明では、フィン送給部からのフィンは、フィン収
容部の直下に一時待機しているチューブの上縁部をスラ
イドしてフィン収容部内に移送される。そして、収容状
態において、チューブがその並列方向に移送され、チュ
ーブ間の間隙がフィン収容部の直下で一時待機する。そ
の状態で押込み板が下降作動し、フィンはチューブ間に
挿入配置される。以後は、チューブが、その並列方向に
移送されてフィン収容部の直下で一時待機し、上記同様
の作動が行われる。
実施例 以下、実施例を説明する。
この実施例装置は、第1図に示されるように、平行状に
配された1対の円筒ヘッダー(1)(1)間に多数本の
扁平チューブ(2)が並列状に所定間隔をおいて渡され
かつ両ヘッダー(1)(1)に両端部が嵌合状態に接続
された、いわゆるスケルトン(A)の状態のチューブ
(2)間にフィン(3)を挿入していくものに構成され
ている。
同図に示される熱交換器コア自動組立装置(4)におい
て、(6)はチューブ移送装置、(7)はフィン収容
部、(8)はフィン押込み板である。
チューブ移送装置(6)は、チューブ(2)(つまりス
ケルトン(A))保持用のパレット(10)と、該パレッ
ト(10)を間欠的に移送させる図示しないパレット移送
装置とによるもので、チューブ(2)を全体としてその
並列方向前方(第1図矢印方向)に向けて間欠移送する
ものとなされている。なお、この間欠移送の態様につい
ては後述する。
パレット(10)は、所定の板厚を有する方形板状に形成
され、その上面には、スケルトン(A)の両ヘッダー
(1)(1)の外周面にその長さ方向複数箇所において
係合するスケルトン固定用合部(11)が設けられ、該係
合部(11)にヘッダー(1)(1)が係合されることに
よりスケルトン(A)、ひいてはチューブ(2)がパレ
ット(10)上面に位置決め状態に保持されるものとなさ
れている。
また、該パレット(10)には、チューブ(2)間の各間
隙内にその長さ方向中間左右2か所において進出状態に
しっくりと配置される出没可能なチューブピッチ保持用
ピン(13)が列設されている。
このチューブピッテ保持用ピン(13)は、次のような構
成によってパレット(10)に組み込まれている。
即ち、第2図に示されるように、パレット(10)の下面
には、チューブ(2)の並列方向、即ち前後方向に長い
下部開放状の凹部(14)が形成され、該凹部(14)内に
前後方向に軸芯(15)を向けてシーソー状に回動する作
動板(16)が配設されている。また、該作動板(16)の
幅方向(同図左右方向)の一方の側(同図左側)には、
凹部(14)内からパレット(10)の上面までを貫通する
チューブピッチ保持用ピン配置孔(17)が前後方向に列
設され、また、他方の側(同図右側)には、前後方向一
箇所に作動ピン配置孔(18)が穿孔され、それぞれの孔
内にチューブピッチ保持用ピン(13)、作動ピン(19)
が摺動自在に配置されている。なお、チューブピッチ保
持用ピン(13)の配置される孔(17)の内周部にはブッ
シュ(20)が配置され、チューブピッチ保持用ピン(1
3)がその自重によって該配置孔(17)内を下降してい
かないものとなされている。
この構成により、作業員がパレット(10)の上方から棒
状の工具を作動ピン配置孔(18)内に差し込んで作動ピ
ン(19)を押し下げると、作動板(16)が軸芯(15)を
中心に同図時計まわりに回動され、それによって全ての
チューブピッチ保持用ピン(13)が上方に押し上げら
れ、その先端部がパレット(10)の上面上方に突出され
る。一方、チューブピッチ持用ピン(13)の一つを押し
下げると、作動板(16)が前記とは逆の方向に回動し、
作動ピン(19)をその先端が配置孔(18)の上部から突
出しない範囲で上昇される。その状態で、他のチューブ
ピッチ保持用ピン(17)は前記上昇位置で配置孔(17)
内のプッシュ(20)に保持されている。そして突出状態
のピン(13)は、その上端部に強制的な押下げ力が作用
することによって下降される。
このように、チューブピッチ保持用ピン(13)は、作動
ピン(19)の押下げによってその全部が上方にに進出さ
れる一方、孔(17)への退入は個々独立して行われる。
なお、作動ピンによるチューブピッチ保持用ピン(13)
の押上げは、その全部が一度に実施されるものである必
要はなく、例えば、片側に複数個の作動ピンを配置し、
各ピンを順次押し下げていくことによって全チューブピ
ッチ保持用ピン(13)をパレット(10)の上面から上方
に突出させる構成が採用されていてもよい。
また、パレット移送装置は図示しないが、パレット(1
0)上に保持されたチューブ(2)をフィン収容部
(7)の直下に位置させた状態からパレット(10)を0.
5チューブピッチ後方に移行させてそこで一時待機し、
そののち1.5チューブピッチ前方に移行させてまたそこ
で一時待機するという動作を繰り返す態様において、パ
レット(10)、ひいてはチューブ(2)を全体としてそ
の並列方向前方に間欠移送するものとなされている。な
お、該パレット移送装置は、組み立てようとする熱交換
器コアのサイズに応じてチューブピッチ当りのパレット
の移動距離を調整できるものとなされている。
フィン収容部(7)は、第1図に示されるように、前後
の基準ブロック(22)と可動ブロック(23)とによって
チューブ(2)と平行な上下部開放長尺状の室として形
成されている。基準ブロック(22)は不動状態に固定配
置され、また可動ブロック(23)は基準ブロック(22)
に対し接近・離反作動されるようにされ、フィン収容部
(7)内に収容されたフィン(3)が、可動ブロック
(23)の接近作動により両ブロック(22)(23)で挾持
状態に保持されるものとなされている。
また、このフィン収容部(7)の長さ方向の一端(第1
図右端)開口部には、フィン送給部としての方形筒状の
フィン空走部(25)の先端開口部が同軸状態に配置さ
れ、圧縮空気の作用でフィン(3)が該フィン空送部
(25)からフィン収容部(7)内に送り込まれるものと
なされている。このフィン空送部(25)の上面幅方向中
央部には、長さ方向のスリット(26)が形成され、次に
説明するフィン長さ方向位置設定装置(29)の回動アー
ム(30)がフィン空走部(25)内に進入しうるようにさ
れている。
そして、上記フィン収容部(7)には、フィン長さ方向
位置設定装置(29)が組み込まれている。この位置設定
装置(29)は、収容部(7)の先端(第1図左端)開口
部に配設されたフィン先端部当接用ブロック(31)と、
収容部の後端部側(第1図右側)上方位置で一端部が枢
支されて回動作動される回動アーム(30)とによるもの
である。該回動アーム(30)はその先端部が、前記フィ
ン空送部(25)の上部スリット(26)を通して、該空送
部(25)内に進入し、更にフィン収容部(7)内方に向
けて移動していきフィン収容部(7)内に送られたフィ
ン(3)の後端部を押動し、所定の位置で回動停止され
るものとなされている。なお、当接ブロック(31)は収
容部(7)の長さ方向において位置調整しうるようにさ
れているのが好ましい。
この位置設定装置(29)では、回動アーム(30)の先端
部がフィン収容部(7)内のフィン(3)の後端部を先
端側に押動し所定の位置で停止することによって、該フ
ィン(3)の先端部を当接ブロック(31)に当接させ、
もってフィン(3)の長さ方向の位置設定、及びフィン
(3)の長さを所定の長さに揃えることが行われる。
また、該回動アーム(30)の動作は、フィン(3)の後
端部が該アーム(30)先端部の空送部(25)内への進入
開始位置を通過した直後にフィンの移動に追従する態様
でアーム(30)の先端部が空走路(25)内に進入してい
くように制御されるものとなされるのが好ましい。それ
により、フィン(3)が収容部(7)内に収容されるの
と略同時にフィン(3)の長さ方向の位置設定を行うこ
とができ、フィン挿入のサイクルタイムの減少を図るこ
とができる。
押込み板(8)は、フィン収容部(7)の上方位置に昇
降作動可能に配設され、下降作動されることにより、該
収容部(7)内に進入し、そこに収容されているフィン
(3)を押し下げてチューブ(2)間の間隙に該フィン
(3)押し込むものとなされている。
なお、上記構成の装置の制御方式は、以下の作動の説明
と併せて説明する。
次に、装置の取扱方法及び作動を説明する。
まず、準備工程として、第1図に示されるように、スケ
ルトン(A)をパレット(10)上に載置し、係合部(1
1)にて該スケルトン(A)を位置決め状態に固定す
る。次いで、作動ピン配置孔(18)に棒状工具を差し込
み(第2図に矢印参照)、チューブピッチ保持用ピン
(13)をスケルトン(A)のチューブ(2)間間隙内に
進出状態に配置する。そして、このパレット(10)を、
図示しないパレット移送装置に組み付ける。
そして、装置を作動させる。すると、チューブ(2)が
フィン収容部(7)の直下に位置し、フィン空送部(2
5)からフィン収容部(7)内にフィン(3)が送られ
てくる。第3図(イ)(ロ)は、装置の始動後複数回フ
ィン(3)の挿入を行ったのちフィン空送部(25)から
フィン収容部(7)内にフィン(3)が送られてくる途
中の状態を示す。この状態では、同図に示されるよう
に、収容部(7)の直下にチューブ(2)が待機状態に
位置し、フィン(3)が該チューブ(2)の上縁部をス
ライドしていくことによって収容部(7)内に送給され
る。
なお、収容部(7)の直下には、同図に示されるよう
に、両側のいずれにもフィンの挿入がなされていないチ
ューブ(2)、例えばこれからフィン(3)の挿入を行
おうとするチューブ間挿入間隙を挾む両チューブ(2a)
(2b)のうちの一方(2a)が位置するものとなされてい
る。これは、同図に示されるようにフィン(3)の幅が
チューブ(2)の幅と略同じか、若干大きく設計されて
いるような場合にでも収容部(7)へのフィン(3)の
スムーズな送込みを達成しうるようにするためである。
即ち、隣接状態にフィン(3)が配置されているチュー
ブ(2b)を収容部(7)の直下に位置させてフィン
(3)をこれにスライドさせると該フィン(3)が挿入
済のフィン(3)に干渉して引っ掛かりを生じ、スムー
ズな送り込みが阻害されることになる。なお、フィン
(3)の幅がチューブ(2)の幅よりも小さいような場
合等には、上記のような配慮は特に必要でない。
また、第3図に示される状態では、可動ブロック(23)
は基準ブロック(22)に対して離反位置に、また押込み
板(8)は上部待機位置にそれぞれ待機した状態となっ
ている。
そして、フィン(3)の後端部が空送部(25)内を出る
前後の状態において、第4図に示されるように、回動ア
ーム(30)が回動作動され、その先端部が空走部(25)
内に進入して収容部(7)内に向けて移行しフィン
(3)の後端部を押動する。そして、フィン(3)の先
端部が当接ブロック(31)に当接し、アーム(30)が所
定位置で回動停止することにより、フィン(3)の長さ
方向の位置設定がなされる。
次いで、第5図に示されるように、まず可動ブロック
(23)が基準ブロック(22)に対して接近作動し、フィ
ン(3)が両ブロック(22)(23)により挾持状態に保
持される。なお、可動ブロック(23)は、センサーによ
ってフィンの収容状態が検知されることによって自動的
に作動されるものとなされている。そして、その状態
で、パレット(10)が後方に向けて0.5チューブピッチ
移行され、第6図に示されるように、チューブ(2)間
の間隙がフィン収容部(7)の直下に位置され、その状
態でパレット(10)の移行が一時的に停止する。
そして、第7図に示されるように、押込み板(8)が下
降作動し、収容部(7)内のフィン(3)がチューブ
(2)間の間隙内に押し込まれ、フィンの挿入が達成さ
れる。同時に、このフィン(3)の押込みによってチュ
ーブ(2)間に内在しているチューブピッチ保持用ピン
(13)も押し下げられる。しかし未挿入チューブ間間隙
にはピン(13)が内在しているので、フィン高さの関係
でフィン挿入後にチューブ(2)が外方に若干湾曲され
ても、その挿入間隙が狭くなることがない。また、その
変形は、既にフィンの挿入されている側、即ち第7図の
左側において現出するものとなり、未挿入間隙がチュー
ブの並列方向において位置ずれを起こすということも起
こらない。またこのことは、移送されるチューブ(2)
をフィン収容部(7)の直下の正確な位置で一時待機さ
せて、フィン(3)を安定した状態で収容部(7)内に
送り込ませることを可能にする。
その後、第8図に示されるように、押込み板(8)は、
その下面を収容部(7)の下面と面一となる高さまで上
昇作動され、その位置で一時的に待機される。即ち、こ
の状態ではフィン収容部(7)の直下にまだチューブ間
間隙が位置しており、そのため、押込み板(B)を初期
の高さ位置まで上昇復帰させてしまうと、フィン空送部
(25)から次のフィン(3)が収容部(7)内に送り込
まれることがあり、該フィンがチューブ間間隙上を送ら
れるという不具合を生じる。この不都合が生じないよう
に、収容部(7)内に押込み板(8)を内在させ、フィ
ンが収容部(7)内に送り込まれないようにしている。
このように、収容部(7)への誤ったフィンの送り込み
を、押込み板(8)にストッパーの機能を併せ持たせて
防止することとすることにより、装置の一層の簡素化を
図ることができる。
そしてその後、パレット(10)が1.5チューブピッチ前
進され、第9図に示されるように、チューブ(2)がフ
ィン収容部(7)の直下に位置される。その状態で、押
込み板(8)が初期の高さ位置まで上昇復帰されると共
に、可動ブロック(23)が基準ブロック(22)に対して
離反作動され、フィン収容部(7)がフィン受入れ可能
な状態とされる。
その後は、再び第3図に示されるように、フィンが空送
部(25)から収容部(7)に送られ、上記同様の作動が
行われていく。そして、フィン挿入を終えたのちは、装
置からパレット(10)を取り出して、フィン挿入済みの
スケルトンは次の作業工程にわたされる一方で、フィン
未挿入のスケルトン(A)を保持した次のパレットが装
置に組み込まれ、上記同様にフィンの挿入が行われてい
く。
発明の効果 上述の次第で、この発明は、フィン送給部からのフィン
をチューブの上縁部をスライドさせながらフィン収容部
内にその端部からを送り込むものとされているから、従
来装置に使用されていたフィン受け板等を省略すること
ができ、装置構成の簡素化を図ることができる。しか
も、フィンをチューブの上縁部をスライドさせるものと
していることにより、接触面積が少なくそのため摩擦抵
抗の少ない状態でフィンが収容部内に送り込まれること
になり、フィンの移送中にひっかかりを生じる危険性が
減少され、フィンのスムーズな移送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの発明の熱交換器コアの自動組
立装置を示すもので、第1図は同組立装置の全体を示す
概略斜視図、第2図はチューブピッチ保持用ピンの作動
機構を示すパレットの断面図、第3図(イ)(ロ)はフ
ィンが送給装置からフィン収容部内に送り込まれてくる
状態を示す斜視図及び断面図、第4図はフィン収容部内
のフィンの長さ方向の位置決めが行われた状態を示す断
面図、第5図はフィンが収容部の両側壁間に保持された
状態を示す断面図、第6図はチューブがその並列方向後
方に向けて0.5ピッチ後退した状態を示す断面図、第7
図は押込み板が下降作動してフィンをチューブ間に挿入
した状態を示す断面図、第8図は押込み板をその下面が
フィン収容部の下面と略面一となる位置まで上昇作動
し、そこで一時待機している状態を示す断面図、第9図
はチューブがその並列方向前方に向けて1.5ピッチ前進
し、かつ押込み板が元位置に復帰し最初の作動状態に戻
された状態を示す断面図である。 第10図(イ)(ロ)及び第11図(イ)(ロ)はそれぞれ
は従来装置を示す断面図である。 (2)……チューブ、(3)……フィン、(4)……熱
交換器コア自動組立装置、(6)……チューブ移送装
置、(7)……フィン収容部、(8)……押込み板、
(25)……フィン空送部(フィン送給部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をおいて並列状態にされた複数本
    のチューブを保持し該チューブをその並列方向に間欠移
    送せしめるチューブ移送装置と、 該チューブ移送装置の上方位置にチューブと平行な方向
    に向いて配置され、フィンの下面をチューブの上縁部で
    支持する態様においてフィンを収容するフィン収容部
    と、 該フィン収容部の長手方向一端部より該収容部内にフィ
    ンを送給するフィン送給部と、 フィン収容部内にその上方から進入し、フィンをチュー
    ブ間に挿入する押込み板と、 が具備され、前記チューブ移送装置がチューブをフィン
    収容部の直下に位置させて一時的に待機した状態でフィ
    ン送給部からフィンをフィン収容部内に送給し、該フィ
    ン収容状態でチューブ移送装置がチューブ間の間隙をフ
    ィン収容部の直下に移行させて一時的に待機した状態で
    押込み板がフィンをチューブ間に押し込むように制御さ
    れるものとなされていることを特徴とする熱交換器コア
    の自動組立装置。
JP2114885A 1990-04-26 1990-04-26 熱交換器コアの自動組立装置 Expired - Lifetime JPH078462B2 (ja)

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