JPH0784924B2 - 制振燃焼器カウル構造 - Google Patents
制振燃焼器カウル構造Info
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- JPH0784924B2 JPH0784924B2 JP4082568A JP8256892A JPH0784924B2 JP H0784924 B2 JPH0784924 B2 JP H0784924B2 JP 4082568 A JP4082568 A JP 4082568A JP 8256892 A JP8256892 A JP 8256892A JP H0784924 B2 JPH0784924 B2 JP H0784924B2
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- cowl
- combustor
- ply
- sheet metal
- plies
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/42—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
- F23R3/60—Support structures; Attaching or mounting means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/002—Wall structures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般にガスタービン
エンジンに関し、特にこのようなエンジンの燃焼室に用
いる改良したカウル制振構造に関する。
エンジンに関し、特にこのようなエンジンの燃焼室に用
いる改良したカウル制振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンのアンニュラ型燃
焼器では、圧縮機からの圧縮空気を案内ベーンにより燃
焼室、すなわち燃焼器の内側および外側ライナに沿って
案内して、冷却効果を得ている。図1に示すように、代
表的な燃焼器10は、外側ライナ14および内側ライナ
16により形成された、だいたい環形状の燃焼室12を
含む。ライナ14および16それぞれは、その軸線方向
の広がりの少なくとも一部にわたって、燃焼器10の、
したがってガスタービンエンジン全体の中心軸線C/L
に対して、だいたい円筒形状である。内側カウル18お
よび外側カウル20を燃焼室12と組み立てる。具体的
には、カウルそれぞれの後縁27aおよび27bを外側
ライナ14および内側ライナ16それぞれに、たとえば
ボルト28a,28bおよびナットにより連結する。こ
うしてカウル18および20の前縁26aおよび26b
を燃焼ノズル22の近傍に位置させるとともに、カウル
とノズルとの間に概して環状の開口を画定し、これによ
り圧縮空気を案内ベーン24によりカウル18および2
0の内側および外側に案内する。
焼器では、圧縮機からの圧縮空気を案内ベーンにより燃
焼室、すなわち燃焼器の内側および外側ライナに沿って
案内して、冷却効果を得ている。図1に示すように、代
表的な燃焼器10は、外側ライナ14および内側ライナ
16により形成された、だいたい環形状の燃焼室12を
含む。ライナ14および16それぞれは、その軸線方向
の広がりの少なくとも一部にわたって、燃焼器10の、
したがってガスタービンエンジン全体の中心軸線C/L
に対して、だいたい円筒形状である。内側カウル18お
よび外側カウル20を燃焼室12と組み立てる。具体的
には、カウルそれぞれの後縁27aおよび27bを外側
ライナ14および内側ライナ16それぞれに、たとえば
ボルト28a,28bおよびナットにより連結する。こ
うしてカウル18および20の前縁26aおよび26b
を燃焼ノズル22の近傍に位置させるとともに、カウル
とノズルとの間に概して環状の開口を画定し、これによ
り圧縮空気を案内ベーン24によりカウル18および2
0の内側および外側に案内する。
【0003】したがって、カウル18および20はきわ
めて過酷な環境に置かれ、圧縮機から衝突する圧縮空気
流の混沌としたじょう乱による衝撃を受け、そしてこれ
がカウルに機械的振動を起こす。これらの平常状態や、
避けることのできない不利な運転状態からもたらされる
振動は、カウル18および20の高サイクル疲労の原因
となり、したがって寿命を短くする破損機構を生み出
す。このような寿命に影響する振動の有害な作用を軽減
するために、振動減衰技術が開発されている。
めて過酷な環境に置かれ、圧縮機から衝突する圧縮空気
流の混沌としたじょう乱による衝撃を受け、そしてこれ
がカウルに機械的振動を起こす。これらの平常状態や、
避けることのできない不利な運転状態からもたらされる
振動は、カウル18および20の高サイクル疲労の原因
となり、したがって寿命を短くする破損機構を生み出
す。このような寿命に影響する振動の有害な作用を軽減
するために、振動減衰技術が開発されている。
【0004】かなり効果的な従来の振動減衰方法を前縁
26aとの関連で図2Aに図解してある。この方法で
は、板金カウル18の前端18aを連続な中実コアワイ
ヤ28のまわりに巻つけ、コアワイヤ28を部分的に包
囲する。この構造では、接触する前端18aの内面とワ
イヤ28の外面との間にねじり摩擦力が生じ、摩擦によ
り振動の減衰を行う。
26aとの関連で図2Aに図解してある。この方法で
は、板金カウル18の前端18aを連続な中実コアワイ
ヤ28のまわりに巻つけ、コアワイヤ28を部分的に包
囲する。この構造では、接触する前端18aの内面とワ
イヤ28の外面との間にねじり摩擦力が生じ、摩擦によ
り振動の減衰を行う。
【0005】しかし、燃焼器の過酷な作動状態に長期間
さらされると、ワイヤで減衰されたカウルは、摩擦(す
なわち静的部品)減衰と関連した代表的な摩耗問題を生
じる。図2Bに示すように、摩耗の累積的効果として、
最初は係合していた接触面間に隙間(ギャップ)28a
および28bが生じ、次第に大きくなる。摩擦摩耗は最
初はワイヤ28および/または前端18aを薄くし、そ
の後ワイヤ衝撃荷重を生じ、これにより包囲関係が変え
られ、さらに隙間28cが開く(図2B)。摩耗の累積
的効果は、所定のレベルの摩擦減衰を劣化するだけでな
く、寿命の短縮にもつながり、したがってカウルをもっ
と頻繁に取り替えなければならない。燃焼器カウルの部
品試験から、新しいカウルの周波数範囲にわたっての出
力応答が著しく変動し、その変動は前縁26aを形成す
る際の再現性に必要な製造公差に起因するものであるこ
とがわかる。実際のカウルからのデータは、新しいカウ
ルよりもはるかに大きな出力応答を示し、この結果は、
巻いたワイヤの前縁の減衰特性が、使用時間の関数とし
て劣化することを示唆している。破損した実際の部品か
らの制振ワイヤを調べたところ、制振ワイヤと巻つけた
板金それぞれの接触区域が摩耗していることがわかっ
た。
さらされると、ワイヤで減衰されたカウルは、摩擦(す
なわち静的部品)減衰と関連した代表的な摩耗問題を生
じる。図2Bに示すように、摩耗の累積的効果として、
最初は係合していた接触面間に隙間(ギャップ)28a
および28bが生じ、次第に大きくなる。摩擦摩耗は最
初はワイヤ28および/または前端18aを薄くし、そ
の後ワイヤ衝撃荷重を生じ、これにより包囲関係が変え
られ、さらに隙間28cが開く(図2B)。摩耗の累積
的効果は、所定のレベルの摩擦減衰を劣化するだけでな
く、寿命の短縮にもつながり、したがってカウルをもっ
と頻繁に取り替えなければならない。燃焼器カウルの部
品試験から、新しいカウルの周波数範囲にわたっての出
力応答が著しく変動し、その変動は前縁26aを形成す
る際の再現性に必要な製造公差に起因するものであるこ
とがわかる。実際のカウルからのデータは、新しいカウ
ルよりもはるかに大きな出力応答を示し、この結果は、
巻いたワイヤの前縁の減衰特性が、使用時間の関数とし
て劣化することを示唆している。破損した実際の部品か
らの制振ワイヤを調べたところ、制振ワイヤと巻つけた
板金それぞれの接触区域が摩耗していることがわかっ
た。
【0006】したがって、平常の運転状態で生じる振動
を減衰する手段を有する燃焼器カウルが依然として必要
とされている。
を減衰する手段を有する燃焼器カウルが依然として必要
とされている。
【0007】
【発明の目的】この発明の目的は、すぐれた振動減衰特
性をもち、寿命の長い改良燃焼器カウルを提供すること
にある。この発明の他の目的は、構成が比較的簡単で、
製造コストが低い改良燃焼器カウルを提供することにあ
る。
性をもち、寿命の長い改良燃焼器カウルを提供すること
にある。この発明の他の目的は、構成が比較的簡単で、
製造コストが低い改良燃焼器カウルを提供することにあ
る。
【0008】このような目的を達成するために、この発
明は、ガスタービンエンジンの燃焼器に用いる燃焼器カ
ウルを提供する。この発明の燃焼器カウルは、前端およ
び後端部分および対応するエッジを有する板金の第1プ
ライと、第1プライと表面接触した、前端および後端部
分および対応するエッジを有する板金の第2プライとを
備える。第1および第2プライのそれぞれの前端エッジ
は一体に接合され、それぞれの前端部分は湾曲して円弧
断面のカウル前縁を形成し、また第1および第2プライ
のそれぞれの後端部分は隣接または重畳関係で延在し、
それぞれの後端エッジは一体に接合されて後縁を形成す
る。第1および第2プライの摩擦表面接触により、ガス
タービンエンジンの平常運転状態での振動減衰を達成す
る。
明は、ガスタービンエンジンの燃焼器に用いる燃焼器カ
ウルを提供する。この発明の燃焼器カウルは、前端およ
び後端部分および対応するエッジを有する板金の第1プ
ライと、第1プライと表面接触した、前端および後端部
分および対応するエッジを有する板金の第2プライとを
備える。第1および第2プライのそれぞれの前端エッジ
は一体に接合され、それぞれの前端部分は湾曲して円弧
断面のカウル前縁を形成し、また第1および第2プライ
のそれぞれの後端部分は隣接または重畳関係で延在し、
それぞれの後端エッジは一体に接合されて後縁を形成す
る。第1および第2プライの摩擦表面接触により、ガス
タービンエンジンの平常運転状態での振動減衰を達成す
る。
【0009】この発明の別の実施例では、燃焼器カウル
は前端部分、後端部分、凸状外面および凹状内面を有す
る板金の単一プライを備え、前端部分が湾曲して円弧断
面の前縁を形成し、後端部分が後縁をなし、そしてばね
要素が、湾曲した前縁内に配置され、かつ湾曲した前縁
の内面と表面接触状態に弾性自己バイアスされ、ガスタ
ービンエンジンの平常運転状態から生じる振動の摩擦減
衰を行う。ばね要素を、断面C形状の中空な長さ方向割
り金属チューブとするのが好ましい。ばね要素を湾曲し
た前縁により、またしたがって湾曲した前縁内で、圧縮
状態に維持することにより、ばね要素が外向きの力を発
揮し、こうして割りチューブの外面と湾曲した前縁の内
面との間の表面接触、したがって必要な摩擦減衰を、構
成部品の予定通りの寿命の間維持する。
は前端部分、後端部分、凸状外面および凹状内面を有す
る板金の単一プライを備え、前端部分が湾曲して円弧断
面の前縁を形成し、後端部分が後縁をなし、そしてばね
要素が、湾曲した前縁内に配置され、かつ湾曲した前縁
の内面と表面接触状態に弾性自己バイアスされ、ガスタ
ービンエンジンの平常運転状態から生じる振動の摩擦減
衰を行う。ばね要素を、断面C形状の中空な長さ方向割
り金属チューブとするのが好ましい。ばね要素を湾曲し
た前縁により、またしたがって湾曲した前縁内で、圧縮
状態に維持することにより、ばね要素が外向きの力を発
揮し、こうして割りチューブの外面と湾曲した前縁の内
面との間の表面接触、したがって必要な摩擦減衰を、構
成部品の予定通りの寿命の間維持する。
【0010】
【実施例の記載】図3はこの発明の第1の実施例による
外側カウル30の正面立面図で、図4Aは図3の3B−
3B線に沿った面での断面図である。関連する内側カウ
ル30’およびその部品は図4Bの部分的断面にのみ示
されている。図4Bの断面図において、以下の説明を簡
単にするために、外側カウルの部品に対応する内側カウ
ルの部品は、外側カウルのものと同じ符号にダッシ
ュ(’)をつけて示してある。
外側カウル30の正面立面図で、図4Aは図3の3B−
3B線に沿った面での断面図である。関連する内側カウ
ル30’およびその部品は図4Bの部分的断面にのみ示
されている。図4Bの断面図において、以下の説明を簡
単にするために、外側カウルの部品に対応する内側カウ
ルの部品は、外側カウルのものと同じ符号にダッシ
ュ(’)をつけて示してある。
【0011】具体的には、外側カウル30は前端部分3
4および後端部分36を有する板金の第1プライ32
と、第1プライ32と表面接触状態に配置され、同じく
前端部分40および後端部分42を有する第2プライ3
8とを備える。第1プライ32および第2プライ38の
それぞれの前端部分34および40は一緒に湾曲(カー
ル)されて、カウル30の中心軸線(すなわち、図1の
中心線C/Lに対応する)から半径方向に延在する平面
において大体円弧断面のカウル前縁44を形成する。対
応する前部エッジは、たとえば連続な溶接部48または
ろう付け部により、一体に連結されている。第1プライ
32および第2プライ38のそれぞれの後端部分36お
よび42は隣接または重畳関係で延在し、対応する後部
エッジは、たとえば連続な溶接部50により一体に接合
され、カウル30の後縁46を画定する。
4および後端部分36を有する板金の第1プライ32
と、第1プライ32と表面接触状態に配置され、同じく
前端部分40および後端部分42を有する第2プライ3
8とを備える。第1プライ32および第2プライ38の
それぞれの前端部分34および40は一緒に湾曲(カー
ル)されて、カウル30の中心軸線(すなわち、図1の
中心線C/Lに対応する)から半径方向に延在する平面
において大体円弧断面のカウル前縁44を形成する。対
応する前部エッジは、たとえば連続な溶接部48または
ろう付け部により、一体に連結されている。第1プライ
32および第2プライ38のそれぞれの後端部分36お
よび42は隣接または重畳関係で延在し、対応する後部
エッジは、たとえば連続な溶接部50により一体に接合
され、カウル30の後縁46を画定する。
【0012】したがって、カウル30は2プライ積層構
成のもので、その前縁44は、その湾曲形状のおかげ
で、まただいたい円弧状の断面のおかげで、必要な構造
的強さと安定性を有し、プライ32および38のはまり
合う隣接表面間の広い表面接触により必要な摩擦(静
的)減衰を得る。したがって、この実施例のカウルで
は、従来のワイヤ型のダンパを用いる必要がなくなるだ
けでなく、製造公差の結果として効果が変動しやすいこ
と、また前述した破損機構の結果として効果の低下が進
行しやすいこともなくなる。
成のもので、その前縁44は、その湾曲形状のおかげ
で、まただいたい円弧状の断面のおかげで、必要な構造
的強さと安定性を有し、プライ32および38のはまり
合う隣接表面間の広い表面接触により必要な摩擦(静
的)減衰を得る。したがって、この実施例のカウルで
は、従来のワイヤ型のダンパを用いる必要がなくなるだ
けでなく、製造公差の結果として効果が変動しやすいこ
と、また前述した破損機構の結果として効果の低下が進
行しやすいこともなくなる。
【0013】図3、図5Aおよび図5Bに示すように、
カウル30には、複数の軸線方向に延在する表面変形を
形成するのがよく、たとえば板金を複数のある角度を隔
てた間隔でスタンピングすることにより、波形52を形
成する。これらの変形部は構造的剛固さ(スチッフネ
ス)を高め、これによりカウル30の周波数応答をター
ビンエンジンの運転速度および音響周波数範囲以上に増
大する。
カウル30には、複数の軸線方向に延在する表面変形を
形成するのがよく、たとえば板金を複数のある角度を隔
てた間隔でスタンピングすることにより、波形52を形
成する。これらの変形部は構造的剛固さ(スチッフネ
ス)を高め、これによりカウル30の周波数応答をター
ビンエンジンの運転速度および音響周波数範囲以上に増
大する。
【0014】複数のばね荷重要素54を設けて、プライ
32と38間に表面接触を確実に維持することにより、
カウル30の周波数減衰特性をさらに高めることができ
る。図4Aに示すように、具体的には、ばね荷重要素5
4はボルトを含み、その頭部58aをカウル30の凸状
外面の凹所31a内に、その外面と同一平面となるよう
に収容し、こうして燃焼器10の外側流路通過の際の空
気力学的損失の低減や、乱流の回避を含めた空気力学的
設計要件を満足させる。ボルトのねじ切りシャフト58
bをカウル30の開口31bに挿入する。ボルトシャフ
ト58bにばねワッシャ56をはめ、シャフト58bに
ナット60をねじ係合することにより、ばねワッシャ5
6をプライ38の内面に対して緊張状態に維持する。ナ
ット60を調節することにより、プライ32および38
を表面接触関係に維持するためのばね荷重要素54がつ
くり出す弾性荷重のレベルを調節できる。複数の要素5
4をカウル30のまわりに対応する複数のある角度を隔
てた間隔で配置し、また複数の波形52(設ける場合)
と交互の関係にするのがよい。要素54および波形52
それぞれの間隔と数は、カウル/ドーム空間の制約およ
びカウル30の輪郭に影響する許容可能な製造寸法公差
に依存する。
32と38間に表面接触を確実に維持することにより、
カウル30の周波数減衰特性をさらに高めることができ
る。図4Aに示すように、具体的には、ばね荷重要素5
4はボルトを含み、その頭部58aをカウル30の凸状
外面の凹所31a内に、その外面と同一平面となるよう
に収容し、こうして燃焼器10の外側流路通過の際の空
気力学的損失の低減や、乱流の回避を含めた空気力学的
設計要件を満足させる。ボルトのねじ切りシャフト58
bをカウル30の開口31bに挿入する。ボルトシャフ
ト58bにばねワッシャ56をはめ、シャフト58bに
ナット60をねじ係合することにより、ばねワッシャ5
6をプライ38の内面に対して緊張状態に維持する。ナ
ット60を調節することにより、プライ32および38
を表面接触関係に維持するためのばね荷重要素54がつ
くり出す弾性荷重のレベルを調節できる。複数の要素5
4をカウル30のまわりに対応する複数のある角度を隔
てた間隔で配置し、また複数の波形52(設ける場合)
と交互の関係にするのがよい。要素54および波形52
それぞれの間隔と数は、カウル/ドーム空間の制約およ
びカウル30の輪郭に影響する許容可能な製造寸法公差
に依存する。
【0015】図6にこの発明の第2の実施例を示す。外
側カウル61は板金の単一プライ62から形成する。プ
ライ62の湾曲した、すなわち巻いた前端は、カウルの
中心軸線に直交する平面においてだいたい円形の形状
で、カウルの中心軸線から半径方向に延在する平面にお
いてほぼ円弧状の断面をもつカウル前縁63を画定す
る。内側カウル61’は対応する形状で、その構成要素
はダッシュ(’)付きの同じ符号で示し、したがって、
以下の説明をそのまま適用できる。断面C形のチューブ
状ばね要素64を湾曲した前縁63内に圧縮状態で配置
し、これにより図6に半径方向に向いた矢印で示すよう
に半径方向外向きの弾性荷重力を維持する。要素64
は、割り金属チューブ、すなわち側壁にチューブの軸線
に平行な長さ方向のスリットを有する中空な金属チュー
ブから形成するのが好都合である。チューブを円周方向
に圧縮し、好ましくはスリットの円周方向寸法により許
される限界まで(すなわち、スリットの向かい合う平行
なエッジ64aおよび64bが当接するように)、かつ
最大レベルの圧縮で金属の降伏限界内で圧縮し、そして
実質的に連続な円形要素として成形する。あるいはま
た、複数の円弧状セグメント(その他の点ではコンテナ
チューブに対応する)を用いてもよい。このように圧縮
し、成形したチューブ状要素64を、シート62の前端
の内面に配置する。要素64は、シート62の前端を湾
曲して前縁63を形成する場合、マンドレルとして機能
する。振動がチューブ64の外面と湾曲した前縁63の
内面との間に摩擦摩耗を誘引する範囲まで、対応する弾
性要素64の円周方向膨張によって、図2Bに示した従
来の構造の隙間27および29のような隙間ができるの
を回避し、これにより必要な摩擦減衰を維持する一方、
従来のカウル制振構造のワイヤ衝撃荷重による破損機構
をなくす。
側カウル61は板金の単一プライ62から形成する。プ
ライ62の湾曲した、すなわち巻いた前端は、カウルの
中心軸線に直交する平面においてだいたい円形の形状
で、カウルの中心軸線から半径方向に延在する平面にお
いてほぼ円弧状の断面をもつカウル前縁63を画定す
る。内側カウル61’は対応する形状で、その構成要素
はダッシュ(’)付きの同じ符号で示し、したがって、
以下の説明をそのまま適用できる。断面C形のチューブ
状ばね要素64を湾曲した前縁63内に圧縮状態で配置
し、これにより図6に半径方向に向いた矢印で示すよう
に半径方向外向きの弾性荷重力を維持する。要素64
は、割り金属チューブ、すなわち側壁にチューブの軸線
に平行な長さ方向のスリットを有する中空な金属チュー
ブから形成するのが好都合である。チューブを円周方向
に圧縮し、好ましくはスリットの円周方向寸法により許
される限界まで(すなわち、スリットの向かい合う平行
なエッジ64aおよび64bが当接するように)、かつ
最大レベルの圧縮で金属の降伏限界内で圧縮し、そして
実質的に連続な円形要素として成形する。あるいはま
た、複数の円弧状セグメント(その他の点ではコンテナ
チューブに対応する)を用いてもよい。このように圧縮
し、成形したチューブ状要素64を、シート62の前端
の内面に配置する。要素64は、シート62の前端を湾
曲して前縁63を形成する場合、マンドレルとして機能
する。振動がチューブ64の外面と湾曲した前縁63の
内面との間に摩擦摩耗を誘引する範囲まで、対応する弾
性要素64の円周方向膨張によって、図2Bに示した従
来の構造の隙間27および29のような隙間ができるの
を回避し、これにより必要な摩擦減衰を維持する一方、
従来のカウル制振構造のワイヤ衝撃荷重による破損機構
をなくす。
【0016】振動減衰を増強する変更例では、第1実施
例と第2実施例とを組み合わせ、図6のばね要素64を
図4Aの積層カウル30の湾曲前縁44に利用する。こ
の発明の数多くの変更例および改変例が当業者には明ら
かであり、このような変更例や改変例もすべて特許請求
の範囲に包含される。
例と第2実施例とを組み合わせ、図6のばね要素64を
図4Aの積層カウル30の湾曲前縁44に利用する。こ
の発明の数多くの変更例および改変例が当業者には明ら
かであり、このような変更例や改変例もすべて特許請求
の範囲に包含される。
【図1】従来のカウルを用いた燃焼器の一部を示すガス
タービンエンジンの部分的長さ方向断面図である。
タービンエンジンの部分的長さ方向断面図である。
【図2】図2は図1の従来のカウルの拡大長さ方向断面
図で、図2Bは同カウルの前縁をさらに拡大した長さ方
向断面図で、摩耗により板金とワイヤとの間に隙間がで
きることを示す。
図で、図2Bは同カウルの前縁をさらに拡大した長さ方
向断面図で、摩耗により板金とワイヤとの間に隙間がで
きることを示す。
【図3】図3はこの発明の第1実施例による外側カウル
の正面から見た立面図。
の正面から見た立面図。
【図4】図4Aは図3の3B−3B線に沿った平面で見
た図3の外側カウルの断面図(図1および図2Aの長さ
方向断面に対応する)で、図4Bは図4Aの平面に対応
する平面で見た、この発明の第1実施例による内側カウ
ルの断面図である。
た図3の外側カウルの断面図(図1および図2Aの長さ
方向断面に対応する)で、図4Bは図4Aの平面に対応
する平面で見た、この発明の第1実施例による内側カウ
ルの断面図である。
【図5】図5Aは図3および図4Aの外側カウルの一部
の斜視図であり、図5Bは図5Aの4B−4B線方向に
見た断面図である。
の斜視図であり、図5Bは図5Aの4B−4B線方向に
見た断面図である。
【図6】図6Aおよび6Bはこの発明の第2実施例によ
る外側および内側カウルの長さ方向断面図である。
る外側および内側カウルの長さ方向断面図である。
30 外側カウル 32 第1プライ 34 前端部分 36 後端部分 38 第2プライ 40 前端部分 42 後端部分 44 カウル前縁 46 カウル後縁 52 波形 54 ばね荷重要素 58 ボルト 60 ナット 61 外側カウル 62 板金の単一プライ 63 前縁 64 チューブ状ばね要素
Claims (10)
- 【請求項1】ガスタービンエンジンの燃焼器と組み立て
て用いる燃焼器カウルであって、上記カウルはカウル中
心軸線を画定するだいたい環状の形状で、軸線方向に細
長く、カウル中心軸線に対して空気力学的な輪郭をも
ち、上記燃焼器は燃焼器中心軸線を画定し、これらのカ
ウル中心軸線および燃焼器中心軸線は燃焼器カウルの組
立関係において燃焼器と心合せされている燃焼器カウル
において、 板金の第1プライおよび第2プライがだいたい環状で、
軸線方向に細長く、空気力学的な輪郭の形状をもち、第
1プライおよび第2プライそれぞれが内側主面および外
側主面、前端部分および後端部分および対応する前端エ
ッジおよび後端エッジを有し、上記板金の第1プライお
よび第2プライをはめ合い関係に組み立て、板金の第1
プライの内面が板金の第2プライの外面上にかつその外
面と表面接触状態に配置され、 板金の第1プライおよび第2プライのそれぞれの前端部
分が一緒に上記板金の第2プライの内面に向かう方向に
湾曲されて、カウル中心軸線に関係しそれに直交する平
面においてだいたい円形の形状で、かつカウル中心軸線
から半径方向に延在する平面においてだいたい円弧状の
断面のカウル前縁を形成し、前端部分に対応する前端エ
ッジが一体に接合され、 板金の第1プライおよび第2プライのそれぞれの後端部
分がカウル後縁を画定し、後端部分に対応する後端エッ
ジが一体に接合され、 第1プライおよび第2プライの表面接触により摩擦接触
力を生成し、ガスタービンエンジンの平常運転状態でカ
ウルに誘引される振動の摩擦減衰を行う燃焼器カウル。 - 【請求項2】組み合わせた板金の第1および第2プライ
に複数の軸線方向に細長い補強用変形部が形成され、カ
ウル中心軸線に対して数に対応する角度隔てた間隔で配
置された請求項1に記載の燃焼器カウル。 - 【請求項3】補強用変形部が波形である請求項2に記載
の燃焼器カウル。 - 【請求項4】複数の弾性バイアス装置がカウルの前縁お
よび後縁の中間に、カウル中心軸線に対して数に対応す
る角度隔てた間隔で配置され、板金の第1プライおよび
第2プライを互いに表面接触関係に弾性バイアスする請
求項1に記載の燃焼器カウル。 - 【請求項5】上記弾性バイアス装置それぞれが、板金の
第1および第2プライに中心軸線に対して半径方向に貫
通する互いに心合せされた開口と、頭部および一体のね
じ切りシャフトを有するボルトと、ばねワッシャと、ナ
ットとを含み、上記ボルトは頭部が板金の第1プライの
外面に係合した状態でシャフトが心合せされた開口それ
ぞれに挿入され、ばねワッシャはシャフトにはめられ、
かつ板金の第2プライの内面に係合し、ナットはシャフ
トにねじ係合され、ナットを締めつけてばねワッシャを
板金の第2プライの内面に対して所望の弾性バイアス力
で係合、押圧し、これにより板金の第1および第2プラ
イの表面接触を維持する請求項4に記載の燃焼器カウ
ル。 - 【請求項6】弾性バイアス装置それぞれについて、板金
の第1および第2プライの対応する凹所は、対応する心
合せされた開口と心合せされ、かつこれらの開口から横
方向に延在し、かつカウル中心軸線に対して半径方向内
方へ延在し、各凹所はボルト頭部が第1プライの外面と
同一平面になるようにボルト頭部を収納するのに十分な
横および深さ寸法をもつ請求項5に記載の燃焼器カウ
ル。 - 【請求項7】第1溶接部が板金の第1および第2プライ
それぞれの前端の対応するエッジを一体に接合し、第2
溶接部が板金の第1および第2プライそれぞれの後端を
一体に接合する請求項1に記載の燃焼器カウル。 - 【請求項8】燃焼器がだいたい環状の形状で、それぞれ
前端および後端を有し、カウル中心軸線を共通に画定す
るだいたい円筒形の内側ライナおよび外側ライナを含
み、上記燃焼器カウルが内側および外側カウル部分を含
み、各カウル部分が上記だいたい環状の形状でカウル中
心軸線を共通に画定し、内側および外側カウル部分の対
応する後端エッジがそれぞれ内側および外側燃焼器ライ
ナの前端に連結された請求項1に記載の燃焼器カウル。 - 【請求項9】ガスタービンエンジンの燃焼器と組み立て
て用いる燃焼器カウルであって、上記カウルはカウル中
心軸線を画定するだいたい環状の形状で、軸線方向に細
長く、カウル中心軸線に対して空気力学的な輪郭をも
ち、上記燃焼器は燃焼器中心軸線を画定し、これらのカ
ウル中心軸線および燃焼器中心軸線は燃焼器カウルの組
立関係において燃焼器と心合せされている燃焼器カウル
において、 板金のプライがだいたい環状で、軸線方向に細長く、空
気力学的な輪郭の形状をもち、同プライが内側主面およ
び外側主面、前端部分および後端部分を有し、前端部分
が内側主面に向かう方向に湾曲され、カウル中心軸線に
直交する平面においてだいたい円形の形状で、かつカウ
ル中心軸線から半径方向に延在する平面においてだいた
い円弧状の断面のカウル前縁を形成し、後端部分がカウ
ル後縁を画定し、 だいたい円弧形状の細長いばねがカウルの湾曲した前縁
の内面に収容され、そこに圧縮状態に、したがって内面
と表面接触関係に維持され、これによりガスタービンエ
ンジンの平常運転状態でカウルに誘引される振動の摩擦
減衰を行う燃焼器カウル。 - 【請求項10】上記ばねが中空な細長いだいたい円筒形
のチューブであり、このチューブはチューブ中心軸線を
画定し、その円筒形側壁にスリットが入ってチューブ中
心軸線に直交する平面においてC形の断面を画定し、上
記中空なチューブは燃焼器カウルの湾曲した前縁の正確
な形状および範囲に実質的に対応するだいたい円弧状の
形状および範囲をとる形状となっており、上記中空なチ
ューブは燃焼器カウルの湾曲した前縁にプレスばめさ
れ、かつそれにより中空なチューブの側壁のスリット隙
間を実質的に閉じるよう圧縮され、これにより中空なチ
ューブを圧縮状態に維持する請求項9に記載の燃焼器カ
ウル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| US685947 | 1984-12-24 | ||
| US07/685,947 US5181377A (en) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | Damped combustor cowl structure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05113218A JPH05113218A (ja) | 1993-05-07 |
| JPH0784924B2 true JPH0784924B2 (ja) | 1995-09-13 |
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Family Applications (1)
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Country Status (4)
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-
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960319 |