JPH0785505A - 光ディスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方法 - Google Patents
光ディスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方法Info
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- JPH0785505A JPH0785505A JP5250947A JP25094793A JPH0785505A JP H0785505 A JPH0785505 A JP H0785505A JP 5250947 A JP5250947 A JP 5250947A JP 25094793 A JP25094793 A JP 25094793A JP H0785505 A JPH0785505 A JP H0785505A
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- light
- layer
- emitting layer
- light emitting
- optical disc
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 C/N比の低下を防止しつつ、光学ヘッドの
作製を容易にし、しかもスポット径よりも小さい情報単
位で記録・再生をすることができる光ディスク及びその
フォーカシングとトラッキングの制御方法を得る。 【構成】 基板上のトラックに沿って点在して、又は基
板上の全面に、読み出し光照射時の熱発光により該読み
出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を配設し、
前記発光層からの熱発光強度をフォーカシング信号又は
トラッキング信号として検出することを特徴とする光デ
ィスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方
法。
作製を容易にし、しかもスポット径よりも小さい情報単
位で記録・再生をすることができる光ディスク及びその
フォーカシングとトラッキングの制御方法を得る。 【構成】 基板上のトラックに沿って点在して、又は基
板上の全面に、読み出し光照射時の熱発光により該読み
出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を配設し、
前記発光層からの熱発光強度をフォーカシング信号又は
トラッキング信号として検出することを特徴とする光デ
ィスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク及びそのフ
ォーカシングとトラッキングの制御方法に関するもので
ある。
ォーカシングとトラッキングの制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、通信、映像機器をはじめ
とする情報機器の高機能化やパーソナル化の進歩にとも
ない、その処理すべき情報が増大しており、そのため記
録装置や媒体の高性能化は近年大きな開発ターゲットと
なっている。特に、記録の高密度化及び大容量化は、来
るべき画像情報のデジタル化時代を鑑みても、非常に大
きな要請であるといえる。そして、記録媒体(光ディス
ク)からの記録情報の読出し方法としての光学的方法
は、今後とも高密度及び大容量メモリーに関しての有力
な方法であることは間違いないところである。
とする情報機器の高機能化やパーソナル化の進歩にとも
ない、その処理すべき情報が増大しており、そのため記
録装置や媒体の高性能化は近年大きな開発ターゲットと
なっている。特に、記録の高密度化及び大容量化は、来
るべき画像情報のデジタル化時代を鑑みても、非常に大
きな要請であるといえる。そして、記録媒体(光ディス
ク)からの記録情報の読出し方法としての光学的方法
は、今後とも高密度及び大容量メモリーに関しての有力
な方法であることは間違いないところである。
【0003】光記録読み出し方法を用いた製品は、現在
すでに音楽用CDやCD−ROM、LDあるいは光磁気
ディスクなどとして広く提供されている。これらにおい
ては、光源(読み出し装置小型化のため半導体レーザが
用いられることが多い。)からの照射光(プローブ光)
を記録媒体である回転ディスク上に集光し、ディスク上
の記録情報をそのプローブ光の反射光によって検出して
いる。
すでに音楽用CDやCD−ROM、LDあるいは光磁気
ディスクなどとして広く提供されている。これらにおい
ては、光源(読み出し装置小型化のため半導体レーザが
用いられることが多い。)からの照射光(プローブ光)
を記録媒体である回転ディスク上に集光し、ディスク上
の記録情報をそのプローブ光の反射光によって検出して
いる。
【0004】記録情報としては、CDなどではディスク
上に設けた凹凸であり、そこからの反射光の大小が再生
情報となる。また光磁気ディスクでは、記録媒体の磁化
の向きが情報となり、磁化の向きによるプローブ光の反
射光(あるいは透過光)の偏光面の変化によりその情報
を読み出している。
上に設けた凹凸であり、そこからの反射光の大小が再生
情報となる。また光磁気ディスクでは、記録媒体の磁化
の向きが情報となり、磁化の向きによるプローブ光の反
射光(あるいは透過光)の偏光面の変化によりその情報
を読み出している。
【0005】このように光記録読み出し方法において
は、記録ディスク上のプローブ光を小さく集光すること
により情報単位をその大きさにまで小さくすることがで
き、このため非常に大きな記録密度が実現されている。
現在、光磁気ディスクにおいて約108 マーク/cm2 程
度である。
は、記録ディスク上のプローブ光を小さく集光すること
により情報単位をその大きさにまで小さくすることがで
き、このため非常に大きな記録密度が実現されている。
現在、光磁気ディスクにおいて約108 マーク/cm2 程
度である。
【0006】尚、こうした光読み出し用の光学ヘッド
は、一般的に、半導体レーザなどの光源や、レンズ、ミ
ラーなどの集光光学系により主に構成されており、フォ
ーカシングやトラッキングのためのサーボ制御(最適化
駆動制御)を行っている。
は、一般的に、半導体レーザなどの光源や、レンズ、ミ
ラーなどの集光光学系により主に構成されており、フォ
ーカシングやトラッキングのためのサーボ制御(最適化
駆動制御)を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような光を利用した情報の記録読み出し方法において
は、プローブ光の反射光を情報信号として用いるため、
前記情報信号の取り出しのためにプローブ光と反射光と
の光路を分割する必要がある。また、光源には、一般的
に干渉性の良い光波長を持つレーザ光が使用されること
が多いため、前記光源への戻り光の影響を回避するため
にプローブ光と反射光との完全な分離が要求されてい
る。このため、光学素子(アイソレータなど)の用意と
配置が必要となり、光学ヘッドが複雑化するという問題
点があった。
ような光を利用した情報の記録読み出し方法において
は、プローブ光の反射光を情報信号として用いるため、
前記情報信号の取り出しのためにプローブ光と反射光と
の光路を分割する必要がある。また、光源には、一般的
に干渉性の良い光波長を持つレーザ光が使用されること
が多いため、前記光源への戻り光の影響を回避するため
にプローブ光と反射光との完全な分離が要求されてい
る。このため、光学素子(アイソレータなど)の用意と
配置が必要となり、光学ヘッドが複雑化するという問題
点があった。
【0008】また、一般的に、プローブ光の反射光の強
度分布を用いて、様々なサーボ系の制御(最適化制御)
が行われているが、そのために、前記反射光を位置分割
光センサにアライメント良く入射させることが必要とな
り、そのための組み立てに手間がかかるという問題点が
あった。
度分布を用いて、様々なサーボ系の制御(最適化制御)
が行われているが、そのために、前記反射光を位置分割
光センサにアライメント良く入射させることが必要とな
り、そのための組み立てに手間がかかるという問題点が
あった。
【0009】また、記録媒体を設けた光ディスクにおい
ては、反射光を検出する時に、反射光の強度や位相を制
御するため、記録媒体(一般的には薄膜層)の膜厚制御
及び反射増加や反射防止のための層形成が必要になり、
光ディスクの作製が煩雑となる問題点があった。
ては、反射光を検出する時に、反射光の強度や位相を制
御するため、記録媒体(一般的には薄膜層)の膜厚制御
及び反射増加や反射防止のための層形成が必要になり、
光ディスクの作製が煩雑となる問題点があった。
【0010】また、一般的に反射光には、読み出し情報
である光量(光磁気記録媒体の読み出しでは偏光成分の
光量)の変化(交流成分)以外に、光量の直流成分が重
畳されており、この直流成分は反射光による情報信号の
C/N(搬送波雑音)比を低下させる原因となる。従っ
て、例えば光磁気記録媒体の読み出しの場合には、偏光
成分の差分を取り出すことにより、C/N比の低下を防
止しなければならないという問題点があった。
である光量(光磁気記録媒体の読み出しでは偏光成分の
光量)の変化(交流成分)以外に、光量の直流成分が重
畳されており、この直流成分は反射光による情報信号の
C/N(搬送波雑音)比を低下させる原因となる。従っ
て、例えば光磁気記録媒体の読み出しの場合には、偏光
成分の差分を取り出すことにより、C/N比の低下を防
止しなければならないという問題点があった。
【0011】更に、従来の光ディスクにおいては、読み
出し光の集光の度合い(スポット径)が情報単位の大き
さが記録密度を決定しているが、このスポット径の最小
値は、光源の波長および集光レンズ系の開口数によって
制限され、回折限界以下に小さくすることはでず、記録
密度をあげようとした場合、光学系を改造して大きな開
口数を得るか、短波長の光源を得るかが考えられるが、
どちらも装置の巨大化及び高価格化を伴うという問題点
があった。
出し光の集光の度合い(スポット径)が情報単位の大き
さが記録密度を決定しているが、このスポット径の最小
値は、光源の波長および集光レンズ系の開口数によって
制限され、回折限界以下に小さくすることはでず、記録
密度をあげようとした場合、光学系を改造して大きな開
口数を得るか、短波長の光源を得るかが考えられるが、
どちらも装置の巨大化及び高価格化を伴うという問題点
があった。
【0012】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、C/N比の低下を防止しつつ、光学ヘッドの作
製を容易にし、しかもスポット径よりも小さい情報単位
で記録・再生をすることができる光ディスク及びそのフ
ォーカシングとトラッキングの制御方法を提供すること
を目的とする。
であり、C/N比の低下を防止しつつ、光学ヘッドの作
製を容易にし、しかもスポット径よりも小さい情報単位
で記録・再生をすることができる光ディスク及びそのフ
ォーカシングとトラッキングの制御方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る光ディスクは、上記目的を達成するために、基板上
のトラックに沿って、読み出し光照射時の熱発光により
該読み出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を点
在させ、この発光層を情報単位として、この情報単位の
有無又は長さによって情報を表すことを特徴とするもの
である。
係る光ディスクは、上記目的を達成するために、基板上
のトラックに沿って、読み出し光照射時の熱発光により
該読み出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を点
在させ、この発光層を情報単位として、この情報単位の
有無又は長さによって情報を表すことを特徴とするもの
である。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係る光ディ
スクは、基板上に、読み出し光照射時の熱発光により該
読み出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を全面
的に設け、該発光層の読み出し光照射側に、トラックに
沿って光反射層又は光吸収層を点在させ、これらの光反
射層又は光吸収層を情報単位として、この情報単位の有
無又は長さによって情報を表すことを特徴とするもので
ある。
スクは、基板上に、読み出し光照射時の熱発光により該
読み出し光とは異なる波長の光を発光する発光層を全面
的に設け、該発光層の読み出し光照射側に、トラックに
沿って光反射層又は光吸収層を点在させ、これらの光反
射層又は光吸収層を情報単位として、この情報単位の有
無又は長さによって情報を表すことを特徴とするもので
ある。
【0015】また、請求項3に記載の発明に係る光ディ
スクでは、請求項1又は2に記載の光ディスクにおい
て、前記発光層の読み出し光照射側又はその反対側に熱
反射層を設けたことを特徴とするものである。
スクでは、請求項1又は2に記載の光ディスクにおい
て、前記発光層の読み出し光照射側又はその反対側に熱
反射層を設けたことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項4に記載の発明に係る光ディ
スクでは、請求項1又は2に記載の光ディスクにおい
て、前記発光層の読み出し光照射側又はその反対側に断
熱層を設けたことを特徴とするものである。
スクでは、請求項1又は2に記載の光ディスクにおい
て、前記発光層の読み出し光照射側又はその反対側に断
熱層を設けたことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項5に記載の発明に係る光ディ
スクでは、請求項3又は4に記載の光ディスクにおい
て、前記熱反射層又は断熱層が光反射層としての機能を
有することを特徴とするものである。
スクでは、請求項3又は4に記載の光ディスクにおい
て、前記熱反射層又は断熱層が光反射層としての機能を
有することを特徴とするものである。
【0018】また、請求項6に記載の発明に係る光ディ
スクでは、請求項1〜4に記載の光ディスクにおいて、
前記発光層の読み出し光照射側の反対側に光反射層を設
けたことを特徴とするものである。
スクでは、請求項1〜4に記載の光ディスクにおいて、
前記発光層の読み出し光照射側の反対側に光反射層を設
けたことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項7に記載の発明に係るフォー
カシング制御方法では、請求項1〜6に記載した光ディ
スクにおいて、前記光ディスクの発光層からの熱発光強
度をフォーカシングエラー信号として検出することを特
徴とするものである。
カシング制御方法では、請求項1〜6に記載した光ディ
スクにおいて、前記光ディスクの発光層からの熱発光強
度をフォーカシングエラー信号として検出することを特
徴とするものである。
【0020】また、請求項8に記載の発明に係るトラッ
キング制御方法では、請求項1〜6に記載した光ディス
クにおいて、前記光ディスクの発光層からの熱発光強度
をトラッキングエラー信号として検出することを特徴と
するものである。
キング制御方法では、請求項1〜6に記載した光ディス
クにおいて、前記光ディスクの発光層からの熱発光強度
をトラッキングエラー信号として検出することを特徴と
するものである。
【0021】
【作用】上記のように構成された本発明に係る光ディス
クは、基板上のトラックに沿って点在させた発光層や、
基板上の全面に設けた発光層に対向して読み出し光側に
点在させて設けた光反射層又は光吸収層が情報単位とな
る。情報単位の有無又は長さが情報を表している。
クは、基板上のトラックに沿って点在させた発光層や、
基板上の全面に設けた発光層に対向して読み出し光側に
点在させて設けた光反射層又は光吸収層が情報単位とな
る。情報単位の有無又は長さが情報を表している。
【0022】ここで、前記発光層は、前記読み出し光の
照射による加熱の効果により、前記読み出し光とは異な
る波長領域の光を発する。尚、この現象をサーモルミネ
ッセンスという。また、前記発光層には、常温での発光
を防止するため、高温時にのみ発光する有機高分子材料
あるいは無機材料のものが適用される。
照射による加熱の効果により、前記読み出し光とは異な
る波長領域の光を発する。尚、この現象をサーモルミネ
ッセンスという。また、前記発光層には、常温での発光
を防止するため、高温時にのみ発光する有機高分子材料
あるいは無機材料のものが適用される。
【0023】具体的には、有機高分子材料にあっては、
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)であり、無機
材料にあっては、α−Al2 O3 や、該α−Al2 O3
に添加物(Tiなど)を加えたものなど適用される。
尚、前記PEEKは150℃程度の熱によりで発光し、
前記α−Al2 O3 や、該α−Al2 O3 に添加物(T
iなど)を加えたものなどは200℃程度の熱で発光す
る。
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)であり、無機
材料にあっては、α−Al2 O3 や、該α−Al2 O3
に添加物(Tiなど)を加えたものなど適用される。
尚、前記PEEKは150℃程度の熱によりで発光し、
前記α−Al2 O3 や、該α−Al2 O3 に添加物(T
iなど)を加えたものなどは200℃程度の熱で発光す
る。
【0024】また、前記情報は、紫外線、X線、あるい
はγ線などの短波長を前記発光層に露光することにより
情報が記録される。そして、前記記録情報は、有限回の
読み出し(発光)で消滅する。
はγ線などの短波長を前記発光層に露光することにより
情報が記録される。そして、前記記録情報は、有限回の
読み出し(発光)で消滅する。
【0025】つまり、基板上のトラックに沿って発光層
を点在させた光ディスクにおいては、前記記録情報の消
滅後に、前記短波長光を全面露光することにより再生専
用の光ディスクとして利用される。また、基板上の全面
に発光層を設けた光ディスクにおいては、前記記録情報
の消滅後に、新たにパターン露光をすることにより、書
き換え可能な光ディスクとして利用される。
を点在させた光ディスクにおいては、前記記録情報の消
滅後に、前記短波長光を全面露光することにより再生専
用の光ディスクとして利用される。また、基板上の全面
に発光層を設けた光ディスクにおいては、前記記録情報
の消滅後に、新たにパターン露光をすることにより、書
き換え可能な光ディスクとして利用される。
【0026】また、本発明に係る光ディスクでは、熱反
射層又は断熱層が、前記発光層の読み出し光照射側又は
その反対側に設けられている。ここで、前記熱反射層又
は断熱層は、前記読み出し光の照射によって加熱される
前記発光層を効果的に加熱する。
射層又は断熱層が、前記発光層の読み出し光照射側又は
その反対側に設けられている。ここで、前記熱反射層又
は断熱層は、前記読み出し光の照射によって加熱される
前記発光層を効果的に加熱する。
【0027】また、本発明に係る光ディスクでは、光反
射層が、前記発光層の読み出し光照射側の反対側に設け
られている。ここで、前記光反射層は、前記読み出し光
の照射によって加熱される前記発光層、及び前記熱反射
層又は断熱層の加熱を促進する。
射層が、前記発光層の読み出し光照射側の反対側に設け
られている。ここで、前記光反射層は、前記読み出し光
の照射によって加熱される前記発光層、及び前記熱反射
層又は断熱層の加熱を促進する。
【0028】また、本発明に係る光ディスクでは、前記
熱反射層又は断熱層が、前記光反射層とされる。即ち、
前記熱反射層又は断熱層が、前記光反射層として構成さ
れることにより、光ディスクの製造工程が短縮される。
熱反射層又は断熱層が、前記光反射層とされる。即ち、
前記熱反射層又は断熱層が、前記光反射層として構成さ
れることにより、光ディスクの製造工程が短縮される。
【0029】また、上記のように構成された本発明に係
るフォーカシング制御方法は、前記光ディスクの発光層
からの熱発光強度を検出してフィードバック信号(エラ
ー信号)として、前記光ディスクのフォーカシングのた
めの最適化制御を行う方法である。
るフォーカシング制御方法は、前記光ディスクの発光層
からの熱発光強度を検出してフィードバック信号(エラ
ー信号)として、前記光ディスクのフォーカシングのた
めの最適化制御を行う方法である。
【0030】また、上記のように構成された本発明に係
るトラッキング制御方法は、前記光ディスクの発光層か
らの熱発光強度を検出してフィードバック信号(エラー
信号)として、前記光ディスクのトラッキングのための
最適化制御を行う方法である。
るトラッキング制御方法は、前記光ディスクの発光層か
らの熱発光強度を検出してフィードバック信号(エラー
信号)として、前記光ディスクのトラッキングのための
最適化制御を行う方法である。
【0031】以下、本発明の光ディスク及びそのフォー
カシングとトラッキングの制御方法の原理を図1〜図4
を参照して説明する。図1は、本発明に係る光ディスク
に読み出し光を照射し、発光層から発せられた光を検出
している状態を示す説明図である。図1に示すように集
光レンズ1により集光された読み出し光4が、基板2上
に照射されると、予め短波長露光された発光層3(3
A)は、前記読み出し光4の加熱の効果により加熱さ
れ、熱発光(矢印5)する。
カシングとトラッキングの制御方法の原理を図1〜図4
を参照して説明する。図1は、本発明に係る光ディスク
に読み出し光を照射し、発光層から発せられた光を検出
している状態を示す説明図である。図1に示すように集
光レンズ1により集光された読み出し光4が、基板2上
に照射されると、予め短波長露光された発光層3(3
A)は、前記読み出し光4の加熱の効果により加熱さ
れ、熱発光(矢印5)する。
【0032】ここで、前記発光層3(3A)から発せら
れる光5は、前記読み出し光4の波長と異なる波長の光
を発するため、フォトディテクター6により、読み出し
光4の反射光あるいは散乱光と識別され、該発光5の熱
発光強度が検出される。
れる光5は、前記読み出し光4の波長と異なる波長の光
を発するため、フォトディテクター6により、読み出し
光4の反射光あるいは散乱光と識別され、該発光5の熱
発光強度が検出される。
【0033】そして、前記フォトディテクター6により
熱発光強度が検出された検出信号7をフィードバック信
号7(エラー信号)として、該フィードバック信号の強
度(高周波成分)が最大となるように(包絡線検波;回
路図示せず)することにより、フォーカシングの最適化
制御が行われ、前記フィードバック信号7の低周波成分
が一定となるように(包絡線検波;回路図示せず)する
ことによりトラッキングの最適化制御が行われる。
熱発光強度が検出された検出信号7をフィードバック信
号7(エラー信号)として、該フィードバック信号の強
度(高周波成分)が最大となるように(包絡線検波;回
路図示せず)することにより、フォーカシングの最適化
制御が行われ、前記フィードバック信号7の低周波成分
が一定となるように(包絡線検波;回路図示せず)する
ことによりトラッキングの最適化制御が行われる。
【0034】この結果、読み出し光4のスポット4Aの
中央部は、情報が記録された発光層3Aに位置するよう
になる。これは、読み出し光4のスポット内の熱強度
は、図2(b)に示す熱強度分布図8から分かるよう
に、中央部ほど大きく(所謂、ガウス分布)なってお
り、発光層3(3A)から発せられる光5(図1参照)
の熱発光強度が最大となるのは図2(b)に示す熱発光
強度分布図9から分かるように、前記スポット4Aの中
央部が位置した時だからである。
中央部は、情報が記録された発光層3Aに位置するよう
になる。これは、読み出し光4のスポット内の熱強度
は、図2(b)に示す熱強度分布図8から分かるよう
に、中央部ほど大きく(所謂、ガウス分布)なってお
り、発光層3(3A)から発せられる光5(図1参照)
の熱発光強度が最大となるのは図2(b)に示す熱発光
強度分布図9から分かるように、前記スポット4Aの中
央部が位置した時だからである。
【0035】従って、図2(a)に示すように、照射光
の強度を調節すれば、前記スポット4Aの光強度分布は
中心部程強い(ガウス分布)ため、中心部付近の情報単
位のみをより高温にすることができ、発光強度に大きな
差をつけることができ、記録情報の高密度化が実現され
る。また場合によっては発光のための温度のしきい値近
傍に光強度制御を行うことにより、スポット4A内の一
部(中央付近)の情報単位のみを発光させることもでき
る。
の強度を調節すれば、前記スポット4Aの光強度分布は
中心部程強い(ガウス分布)ため、中心部付近の情報単
位のみをより高温にすることができ、発光強度に大きな
差をつけることができ、記録情報の高密度化が実現され
る。また場合によっては発光のための温度のしきい値近
傍に光強度制御を行うことにより、スポット4A内の一
部(中央付近)の情報単位のみを発光させることもでき
る。
【0036】尚、図1、図2において、光ディスクは、
基板2と発光層3のみを示した。更に、前記発光層3内
には、短波長露光によって情報が記録されている部分3
Aと情報が記録されていない部分3Bとを示した。
基板2と発光層3のみを示した。更に、前記発光層3内
には、短波長露光によって情報が記録されている部分3
Aと情報が記録されていない部分3Bとを示した。
【0037】また、フォトディテクタ6において、発光
した光5のみを検出するのは、光フィルターや回折格子
などを用いたり、適当な感度波長域の光センサ材料を用
いることで簡単に行われる。これにより、読み出し光4
の反射光や散乱光による影響(信号のC/N比劣化)は
除くことができる。また、発光の有無を検出するため、
信号に直流成分はのりにくく、C/N比も向上する。ま
た、図1において、フォトディテクタ6を集光レンズ1
と光ディスクとの間に配設したが、この場合、読み出し
光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記フォトディ
テクタ6を構成することが好ましい。
した光5のみを検出するのは、光フィルターや回折格子
などを用いたり、適当な感度波長域の光センサ材料を用
いることで簡単に行われる。これにより、読み出し光4
の反射光や散乱光による影響(信号のC/N比劣化)は
除くことができる。また、発光の有無を検出するため、
信号に直流成分はのりにくく、C/N比も向上する。ま
た、図1において、フォトディテクタ6を集光レンズ1
と光ディスクとの間に配設したが、この場合、読み出し
光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記フォトディ
テクタ6を構成することが好ましい。
【0038】また、発光5の集光の光学系については、
読み出し光4の集光の光学系1で兼用しても良い。厳密
な集光は、読み出し光4と発光の波長が異なるため困難
であるが、発光5の強度のみを検出するため、発光5の
集光の光学系と読み出し光4の集光の光学系1とを兼用
することが可能となる。
読み出し光4の集光の光学系1で兼用しても良い。厳密
な集光は、読み出し光4と発光の波長が異なるため困難
であるが、発光5の強度のみを検出するため、発光5の
集光の光学系と読み出し光4の集光の光学系1とを兼用
することが可能となる。
【0039】図3は、本発明に係る光ディスクに熱反射
層又は断熱層10を設けた場合の概念図である。図3に
示すように、熱反射層又は断熱層10が発光層3を介在
して形成されている。これにより、前記読み出し光4に
より加熱された前記発光層3の熱の低下が防止され、前
記発光層3の加熱が効率的に行われる。尚、前記熱反射
層又は断熱層10は、読み出し光照射側、その反対側の
一方のみに設けても良い。但し、読み出し光照射側に設
ける場合には、この層10により、読み出し光4が大き
く吸収されたり、反射されたりしないことが必要とされ
る。
層又は断熱層10を設けた場合の概念図である。図3に
示すように、熱反射層又は断熱層10が発光層3を介在
して形成されている。これにより、前記読み出し光4に
より加熱された前記発光層3の熱の低下が防止され、前
記発光層3の加熱が効率的に行われる。尚、前記熱反射
層又は断熱層10は、読み出し光照射側、その反対側の
一方のみに設けても良い。但し、読み出し光照射側に設
ける場合には、この層10により、読み出し光4が大き
く吸収されたり、反射されたりしないことが必要とされ
る。
【0040】尚、前記熱反射層10としては、赤外線反
射膜として知られるITO(Indium−Tin O
xide)やZnO、TiO2 等が適用され、また、断
熱層10としては、SiO2 や、ZnS−SiO2 、S
iNなどが適用される。また、前記熱反射層又は断熱層
10は、読み出し光4の波長を透過する層であるため、
前記読み出し光4は、前記発光層3に達する。
射膜として知られるITO(Indium−Tin O
xide)やZnO、TiO2 等が適用され、また、断
熱層10としては、SiO2 や、ZnS−SiO2 、S
iNなどが適用される。また、前記熱反射層又は断熱層
10は、読み出し光4の波長を透過する層であるため、
前記読み出し光4は、前記発光層3に達する。
【0041】また、図3において、光ディスクは、基板
2、熱反射層又は断熱層10、発光層3(情報が記録さ
れている部分3A、情報が記録されていない部分3B)
から構成され、図中の矢印5は、発光層3(情報が記録
されている部分3A)から発せられる光を示す。
2、熱反射層又は断熱層10、発光層3(情報が記録さ
れている部分3A、情報が記録されていない部分3B)
から構成され、図中の矢印5は、発光層3(情報が記録
されている部分3A)から発せられる光を示す。
【0042】図4は、本発明に係る光ディスクに光反射
層11を設けた場合の概念図である。図4に示すよう
に、光反射層11が、光ディスクの読み出し光4の照射
側の反対側に設けられている。これにより、基板2、熱
反射層又は断熱層10、発光層3を透過した読み出し光
4が、前記光反射層11で反射して、発光層3の加熱の
効果を促進することができる。
層11を設けた場合の概念図である。図4に示すよう
に、光反射層11が、光ディスクの読み出し光4の照射
側の反対側に設けられている。これにより、基板2、熱
反射層又は断熱層10、発光層3を透過した読み出し光
4が、前記光反射層11で反射して、発光層3の加熱の
効果を促進することができる。
【0043】この結果、図1において示したフォトディ
テクタ6への熱発光強度を更に強くすることができる。
また、読み出し光4によって加熱された発光層3(3
A)から発せられた光が前記反射層11で反射すれば、
更に前記フォトディテクタ6への熱発光強度を更に強く
することができる。尚、前記光反射層11が、前記熱反
射層または断熱層10を兼ねた材料であると、ディスク
の製造工程を短縮することができる。また、このような
材料としては、In−Sb合金などを適用することが望
ましい。
テクタ6への熱発光強度を更に強くすることができる。
また、読み出し光4によって加熱された発光層3(3
A)から発せられた光が前記反射層11で反射すれば、
更に前記フォトディテクタ6への熱発光強度を更に強く
することができる。尚、前記光反射層11が、前記熱反
射層または断熱層10を兼ねた材料であると、ディスク
の製造工程を短縮することができる。また、このような
材料としては、In−Sb合金などを適用することが望
ましい。
【0044】
【実施例】図5は、本発明の一実施例に係る光ディスク
(書き換え可能型)の構成を示す説明図であり、トラッ
ク方向に平行な概略断面図である。図5に示すように、
本実施例に係る光ディスクは、第1の保護膜(断熱層)
14、発光層15、第2の第2の保護膜(断熱層)1
6、基板17より構成されている。前記基板2は、ガラ
ス等からなる直径5インチ、厚さ1mmの円形の基板であ
る。第1の保護膜(断熱層)14は、ZnS−SiO2
からなり、スパッタ法(RFマグネトロンスパッタ)に
より基板17上の全面に約50nmの厚さで形成されて
いる。
(書き換え可能型)の構成を示す説明図であり、トラッ
ク方向に平行な概略断面図である。図5に示すように、
本実施例に係る光ディスクは、第1の保護膜(断熱層)
14、発光層15、第2の第2の保護膜(断熱層)1
6、基板17より構成されている。前記基板2は、ガラ
ス等からなる直径5インチ、厚さ1mmの円形の基板であ
る。第1の保護膜(断熱層)14は、ZnS−SiO2
からなり、スパッタ法(RFマグネトロンスパッタ)に
より基板17上の全面に約50nmの厚さで形成されて
いる。
【0045】また、前記発光層15は、Tiを0.05重量
%添加したα−Al2 O3 からなり、この発光層15を
前記第1の保護膜(断熱層)14上に形成するには、前
記基板17上に第1の保護膜(断熱層)14を形成した
のと同様なスパッタ法により前記第1の保護膜(断熱
層)14上の全面に該発光層15を約50nm形成す
る。その後、KrFエキシマレーザ露光機により信号原
版(最小マークサイズ長0. 4μm,マーク間隔0. 4
μm、トラック間隔1.2μmの信号列)のとおりに露
光を行う。積算露光パワーは約5〜10J/cm2 であ
る。信号原版は、使用波長400〜500nmのレーザ
カッティングマシーンで作成した。
%添加したα−Al2 O3 からなり、この発光層15を
前記第1の保護膜(断熱層)14上に形成するには、前
記基板17上に第1の保護膜(断熱層)14を形成した
のと同様なスパッタ法により前記第1の保護膜(断熱
層)14上の全面に該発光層15を約50nm形成す
る。その後、KrFエキシマレーザ露光機により信号原
版(最小マークサイズ長0. 4μm,マーク間隔0. 4
μm、トラック間隔1.2μmの信号列)のとおりに露
光を行う。積算露光パワーは約5〜10J/cm2 であ
る。信号原版は、使用波長400〜500nmのレーザ
カッティングマシーンで作成した。
【0046】その後さらに、SiO2 からなる第2の保
護膜(断熱層)16を前記同様のスパッタ法により前記
発光層15の全面に約100nm形成し、書き換え可能
な光ディスクを形成した。尚、本実施例において、第1
の保護膜14及び第2の保護膜16を断熱層として形成
したが、どちらか一方あるいは両方を熱反射層として形
成しても良い。更に、前記第1の保護膜14及び第2の
保護膜16に光を反射する光反射的機能を備えても良
い。
護膜(断熱層)16を前記同様のスパッタ法により前記
発光層15の全面に約100nm形成し、書き換え可能
な光ディスクを形成した。尚、本実施例において、第1
の保護膜14及び第2の保護膜16を断熱層として形成
したが、どちらか一方あるいは両方を熱反射層として形
成しても良い。更に、前記第1の保護膜14及び第2の
保護膜16に光を反射する光反射的機能を備えても良
い。
【0047】図6は、上述のように形成された光ディス
ク(発光層15)の熱発光特性を示すグラフであり、
(a)は温度特性を示すグラフであり、(b)は波長特
性を示すグラフである。尚、(a)において、縦軸は光
量、横軸は温度[℃]であり、(b)において、縦軸は
光量、横軸は波長[nm]を示す。
ク(発光層15)の熱発光特性を示すグラフであり、
(a)は温度特性を示すグラフであり、(b)は波長特
性を示すグラフである。尚、(a)において、縦軸は光
量、横軸は温度[℃]であり、(b)において、縦軸は
光量、横軸は波長[nm]を示す。
【0048】図6(a)に示すように、本実施例に係る
光ディスクは、A地点(100℃付近)で光量が第1の
ピーク値となり、次にB地点(200℃付近)で光量が
第2のピーク値となっている。
光ディスクは、A地点(100℃付近)で光量が第1の
ピーク値となり、次にB地点(200℃付近)で光量が
第2のピーク値となっている。
【0049】一方、図6(b)に示す波長特性は、
(a)に示したA,B地点でのそれぞれの波長特性であ
る。(b)に示すように、(a)において示したA,B
地点での波長は、それぞれ425nm付近で光量がピー
ク値(第1のピーク値)となっている。
(a)に示したA,B地点でのそれぞれの波長特性であ
る。(b)に示すように、(a)において示したA,B
地点での波長は、それぞれ425nm付近で光量がピー
ク値(第1のピーク値)となっている。
【0050】つまり、光ディスクに読み出し光を照射し
た場合において、A地点での温度(100℃付近)であ
っても、B地点での温度(200℃付近)であっても、
前記光ディスクの熱発光波長に差がないことが分かる。
た場合において、A地点での温度(100℃付近)であ
っても、B地点での温度(200℃付近)であっても、
前記光ディスクの熱発光波長に差がないことが分かる。
【0051】従って、光ディスク(発光層15)の加熱
は、極力低温(光ディスクに悪影響を及ぼさないた
め。)で、且つ、常温で発光しない(記録情報は有限回
の発光でで消滅するため。)温度での加熱が好ましく、
この結果、光ディスクに照射される読み出し光の温度と
しては、100℃付近の温度が最適であることになる。
は、極力低温(光ディスクに悪影響を及ぼさないた
め。)で、且つ、常温で発光しない(記録情報は有限回
の発光でで消滅するため。)温度での加熱が好ましく、
この結果、光ディスクに照射される読み出し光の温度と
しては、100℃付近の温度が最適であることになる。
【0052】また、光ディスク(発光層15)を加熱し
た際に発する光(発光)の波長は、図6(b)に示すよ
うに約425nmであるため、読み出し光の波長域は、
425nm以外の波長領域が望ましく、従って、本実施
例では、図7に示すように、読み出し光として半導体レ
ーザ20(波長780nm、レーザーパワー5mW)を
用い、開口数0.5の集光レンズ1により集光を行うと
ともに、該ビームが7m/sec程度の定線速度で図7
に示す矢印26方向に移動するように光ディスクを回転
させ、記録情報の読み出しを行った。尚、図7におい
て、光ディスクは基板17と発光層15のみを示した。
た際に発する光(発光)の波長は、図6(b)に示すよ
うに約425nmであるため、読み出し光の波長域は、
425nm以外の波長領域が望ましく、従って、本実施
例では、図7に示すように、読み出し光として半導体レ
ーザ20(波長780nm、レーザーパワー5mW)を
用い、開口数0.5の集光レンズ1により集光を行うと
ともに、該ビームが7m/sec程度の定線速度で図7
に示す矢印26方向に移動するように光ディスクを回転
させ、記録情報の読み出しを行った。尚、図7におい
て、光ディスクは基板17と発光層15のみを示した。
【0053】前記光ディスクを回転系によって回転し、
光源20からの読み出し光4を集光レンズ1により集光
してディスク(基板17)上の発光層15に照射した。
この時、発光層15から発光された光5の強度を発光検
出用発光検出用フォトディテクタ22により検出してフ
ィードバック信号とし(エラー信号の検出)、フォーカ
シングやトラッキングのための最適化制御をサーボ回路
23により行った。
光源20からの読み出し光4を集光レンズ1により集光
してディスク(基板17)上の発光層15に照射した。
この時、発光層15から発光された光5の強度を発光検
出用発光検出用フォトディテクタ22により検出してフ
ィードバック信号とし(エラー信号の検出)、フォーカ
シングやトラッキングのための最適化制御をサーボ回路
23により行った。
【0054】即ち、検出した発光の強度(高周波成分)
が最大となるように(包絡線検波)してフォーカシング
24を、また検出した発光の低周波数成分が一定となる
ように(包絡線検波)してトラッキング25を最適化制
御した。この結果、集光レンズ1を通過した読み出し光
4は、発光層15Aの中央部に位置するようなスポット
4Aに集光される。
が最大となるように(包絡線検波)してフォーカシング
24を、また検出した発光の低周波数成分が一定となる
ように(包絡線検波)してトラッキング25を最適化制
御した。この結果、集光レンズ1を通過した読み出し光
4は、発光層15Aの中央部に位置するようなスポット
4Aに集光される。
【0055】集光された読み出し光4のスポット4A内
の読み出し強度は、スポット4Aの中心部が大きいの
で、スポット4A内の発光強度も中央部(発光層15A
がある部分)だけが大きくなる。従って、読み出し光4
のスポット4A径よりも小さな情報単位のみを読み出す
ことができる。
の読み出し強度は、スポット4Aの中心部が大きいの
で、スポット4A内の発光強度も中央部(発光層15A
がある部分)だけが大きくなる。従って、読み出し光4
のスポット4A径よりも小さな情報単位のみを読み出す
ことができる。
【0056】尚、発光層15Aからの発光は、425n
m程度の波長を示したので、この波長よりも長波長のカ
ットフィルターを前記発光検出用フォトディテクタ22
に一体形成することにより、読み出し光4の反射光や散
乱光を分離することができる。また、読み出し時のC/
N比は、45dB以上であった。
m程度の波長を示したので、この波長よりも長波長のカ
ットフィルターを前記発光検出用フォトディテクタ22
に一体形成することにより、読み出し光4の反射光や散
乱光を分離することができる。また、読み出し時のC/
N比は、45dB以上であった。
【0057】また、信号読み出し後、再びエキシマレー
ザ露光で別信号の記録を行うことにより、その読み取り
が行われる。
ザ露光で別信号の記録を行うことにより、その読み取り
が行われる。
【0058】また、本実施例において、発光検出用フォ
トディテクタ22は、ビームスプリッタ21により前記
発光5を受光するようにしたが、集光レンズ1と光ディ
スクとの間に配設しても良い。但し、この場合、読み出
し光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記発光検出
用フォトディテクタ22を構成することが好ましい。
トディテクタ22は、ビームスプリッタ21により前記
発光5を受光するようにしたが、集光レンズ1と光ディ
スクとの間に配設しても良い。但し、この場合、読み出
し光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記発光検出
用フォトディテクタ22を構成することが好ましい。
【0059】図8は、本発明の光ディスクの別の実施例
に係る光ディスク(再生専用型)の構成を示す説明図で
あり、トラック方向に平行な概略断面図である。図8に
示すように、本第2の実施例に係る光ディスクは、第1
の保護膜(断熱層)14、発光層15、第2の第2の保
護膜(断熱層)16、基板17、光反射層27より構成
されている。前記基板2は、ガラス等からなる直径5イ
ンチ、厚さ1mmの円形の基板である。第1の保護膜(断
熱層)14は、ZnS−SiO2 からなり、スパッタ法
(RFマグネトロンスパッタ)により基板17上の全面
に約50nmの厚さで形成されている。
に係る光ディスク(再生専用型)の構成を示す説明図で
あり、トラック方向に平行な概略断面図である。図8に
示すように、本第2の実施例に係る光ディスクは、第1
の保護膜(断熱層)14、発光層15、第2の第2の保
護膜(断熱層)16、基板17、光反射層27より構成
されている。前記基板2は、ガラス等からなる直径5イ
ンチ、厚さ1mmの円形の基板である。第1の保護膜(断
熱層)14は、ZnS−SiO2 からなり、スパッタ法
(RFマグネトロンスパッタ)により基板17上の全面
に約50nmの厚さで形成されている。
【0060】また、光反射膜27は、Alからなり、こ
の光反射層27を前記第1の保護膜14上に形成するに
は、前記基板17上に第1の保護膜14を形成した時と
同様なスパッタ法により前記第1の保護膜14上の全面
に該光反射層27を約50nmの厚さで形成し、その
後、この光反射膜27上に、一旦レジスト(図示せず)
を塗布し、前記第1の実施例で使用した信号原版を用
い、エキシマレーザ露光、Arイオンエッチングにより
光反射層27のみをパターニングする。この結果、前記
反射層27は、前記第1の保護膜14上に選択的に残
り、凹部には、前記第1の保護膜14が露出する。
の光反射層27を前記第1の保護膜14上に形成するに
は、前記基板17上に第1の保護膜14を形成した時と
同様なスパッタ法により前記第1の保護膜14上の全面
に該光反射層27を約50nmの厚さで形成し、その
後、この光反射膜27上に、一旦レジスト(図示せず)
を塗布し、前記第1の実施例で使用した信号原版を用
い、エキシマレーザ露光、Arイオンエッチングにより
光反射層27のみをパターニングする。この結果、前記
反射層27は、前記第1の保護膜14上に選択的に残
り、凹部には、前記第1の保護膜14が露出する。
【0061】また、前記発光層15は、Tiを0.05重量
%添加したα−Al2 O3 からなり、この発光層15を
前記第1の保護膜(断熱層)14及び反射層27上に形
成するには、前記基板17上に第1の保護膜(断熱層)
14を形成したのと同様なスパッタ法により前記第1の
保護膜(断熱層)14及び反射層27上に該発光層15
を約50nm形成する。
%添加したα−Al2 O3 からなり、この発光層15を
前記第1の保護膜(断熱層)14及び反射層27上に形
成するには、前記基板17上に第1の保護膜(断熱層)
14を形成したのと同様なスパッタ法により前記第1の
保護膜(断熱層)14及び反射層27上に該発光層15
を約50nm形成する。
【0062】その後さらに、SiO2 からなる第2の第
2の保護膜(断熱層)16を前記同様のスパッタ法によ
り前記発光層15の全面に約100nm形成し、再生専
用の光ディスクを形成した。尚、本第2の実施例におい
て、第1の保護膜14及び第2の保護膜16を断熱層と
して形成したが、どちらか一方あるいは両方を熱反射層
として形成しても良い。
2の保護膜(断熱層)16を前記同様のスパッタ法によ
り前記発光層15の全面に約100nm形成し、再生専
用の光ディスクを形成した。尚、本第2の実施例におい
て、第1の保護膜14及び第2の保護膜16を断熱層と
して形成したが、どちらか一方あるいは両方を熱反射層
として形成しても良い。
【0063】上記のように形成された光ディスクを図9
に示す再生装置により記録情報の読み出しを行う。尚、
図9に示す再生装置と第1の実施例において示した再生
装置(図7参照)との最大の相違点は、光ディスクに光
反射層27を形成したことにより、半導体レーザ光源2
0から照射された読み出し光4の反射光を利用して、フ
ォーカシングやトラッキングのための最適化制御を行っ
た点にある。
に示す再生装置により記録情報の読み出しを行う。尚、
図9に示す再生装置と第1の実施例において示した再生
装置(図7参照)との最大の相違点は、光ディスクに光
反射層27を形成したことにより、半導体レーザ光源2
0から照射された読み出し光4の反射光を利用して、フ
ォーカシングやトラッキングのための最適化制御を行っ
た点にある。
【0064】即ち、前記光反射層27を情報単位とし
て、フォーカシングやトラッキングのための最適化制御
を行っている。従って、反射光検出用フォトディテクタ
29を設け、光反射層27によって反射された読み出し
光4の反射光12を前記反射光検出用フォトディテクタ
29により検出して、該検出結果をフィードバック信号
とし(エラー信号の検出)、フォーカシングやトラッキ
ングのための最適化制御をサーボ回路30により行う。
尚、第1の実施例と同一部分については、同一符号を付
し、説明を省略する。
て、フォーカシングやトラッキングのための最適化制御
を行っている。従って、反射光検出用フォトディテクタ
29を設け、光反射層27によって反射された読み出し
光4の反射光12を前記反射光検出用フォトディテクタ
29により検出して、該検出結果をフィードバック信号
とし(エラー信号の検出)、フォーカシングやトラッキ
ングのための最適化制御をサーボ回路30により行う。
尚、第1の実施例と同一部分については、同一符号を付
し、説明を省略する。
【0065】また、信号読み出し後、再びエキシマレー
ザ露光で記録を行うことにより、その読み取りが行われ
る。
ザ露光で記録を行うことにより、その読み取りが行われ
る。
【0066】また、本実施例において、発光検出用フォ
トディテクタ22は、ビームスプリッタ21により前記
発光5を受光するようにしたが、集光レンズ1と光ディ
スクとの間に配設しても良い。但し、この場合、読み出
し光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記発光検出
用フォトディテクタ22を構成することが好ましい。
トディテクタ22は、ビームスプリッタ21により前記
発光5を受光するようにしたが、集光レンズ1と光ディ
スクとの間に配設しても良い。但し、この場合、読み出
し光4をあまり遮蔽しない程度の大きさで前記発光検出
用フォトディテクタ22を構成することが好ましい。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、読み出し
光の加熱による発光を検出するため、大きくC/N比を
上昇させることができ、光源波長、開口数の変更をする
ことなく高密度な光記録読み出しを行うことができると
いう効果がある。また、短波長光の露光により情報の書
き込みを行うことができるので、効率のよい一括書き込
みを行うことができるという効果もある。
光の加熱による発光を検出するため、大きくC/N比を
上昇させることができ、光源波長、開口数の変更をする
ことなく高密度な光記録読み出しを行うことができると
いう効果がある。また、短波長光の露光により情報の書
き込みを行うことができるので、効率のよい一括書き込
みを行うことができるという効果もある。
【0068】更に、本発明の光ディスクのフォーカシン
グ制御方法及びトラッキングの制御方法によれば、読み
出し光の反射光を読み出さないので、正確なアライメン
トが要求される位置分割センサが不要となり、光学ヘッ
ドの作製が容易になるという効果がある。
グ制御方法及びトラッキングの制御方法によれば、読み
出し光の反射光を読み出さないので、正確なアライメン
トが要求される位置分割センサが不要となり、光学ヘッ
ドの作製が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク及びそのフォーカシン
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る光ディスク及びそのフォーカシン
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る光ディスク及びそのフォーカシン
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係る光ディスク及びそのフォーカシン
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
グとトラッキングの制御方法の原理図を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施例に係る光ディスク(書き換え
可能型)の構成を示す説明図である。
可能型)の構成を示す説明図である。
【図6】前図(図5)において示した光ディスクの熱発
光特性を示すグラフであり、(a)は温度特性を示すグ
ラフであり、(b)は波長特性を示すグラフである。
光特性を示すグラフであり、(a)は温度特性を示すグ
ラフであり、(b)は波長特性を示すグラフである。
【図7】前図(図5)において示した光ディスクを再生
する再生装置の概略構成を示す説明図である。
する再生装置の概略構成を示す説明図である。
【図8】本発明の光ディスクの別の実施例に係る光ディ
スク(再生専用型)の構成を示す説明図である。
スク(再生専用型)の構成を示す説明図である。
【図9】前図(図8)において示した光ディスクを再生
する再生装置の概略構成を示す説明図である。
する再生装置の概略構成を示す説明図である。
1…集光レンズ 2,17…基板 3,15…発光層 4…読み出し光 4A…読み出し光スポット 5…発光 6…フォトディテクター 8…熱強度分布図 9…熱発光強度分布図 10…熱反射層(断熱層) 11,27…光反射層 14…第1の保護膜 16…第2の保護膜 20…半導体レーザ(照射光光源) 21…ビームスプリッター 22…発光検出用フォトディテクター 23,30…サーボ用回路 29…反射光検出用フォトディテクター
Claims (8)
- 【請求項1】 基板上のトラックに沿って、読み出し光
照射時の熱発光により該読み出し光とは異なる波長の光
を発光する発光層を点在させ、この発光層を情報単位と
して、この情報単位の有無又は長さによって情報を表す
ことを特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 基板上に、読み出し光照射時の熱発光に
より該読み出し光とは異なる波長の光を発光する発光層
を全面的に設け、該発光層の読み出し光照射側に、トラ
ックに沿って光反射層又は光吸収層を点在させ、これら
の光反射層又は光吸収層を情報単位として、この情報単
位の有無又は長さによって情報を表すことを特徴とする
光ディスク。 - 【請求項3】 前記発光層の読み出し光照射側又はその
反対側に熱反射層を設けたことを特徴とする請求項1又
は2に記載の光ディスク。 - 【請求項4】 前記発光層の読み出し光照射側又はその
反対側に断熱層を設けたことを特徴とする請求項1又は
2に記載の光ディスク。 - 【請求項5】 前記熱反射層又は断熱層が光反射層とし
ての機能も有することを特徴とする請求項3又は4に記
載の光ディスク。 - 【請求項6】 前記発光層の読み出し光照射側の反対側
に光反射層を設けたことを特徴とする請求項1〜4に記
載の光ディスク。 - 【請求項7】 前記光ディスクの発光層からの熱発光強
度をフォーカシングエラー信号として検出することを特
徴とする請求項1〜6に記載の光ディスクのフォーカシ
ング制御方法。 - 【請求項8】 前記光ディスクの発光層からの熱発光強
度をトラッキングエラー信号として検出することを特徴
とする請求項1〜6に記載の光ディスクのトラッキング
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250947A JPH0785505A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光ディスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250947A JPH0785505A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光ディスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785505A true JPH0785505A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17215377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250947A Pending JPH0785505A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光ディスク及びそのフォーカシングとトラッキングの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785505A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7457210B2 (en) | 1999-10-05 | 2008-11-25 | Lg Electronics Inc. | High-density disk recording medium and apparatus and method of reproducing data recorded therein |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5250947A patent/JPH0785505A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7457210B2 (en) | 1999-10-05 | 2008-11-25 | Lg Electronics Inc. | High-density disk recording medium and apparatus and method of reproducing data recorded therein |
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