JPH0785592A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH0785592A
JPH0785592A JP5231966A JP23196693A JPH0785592A JP H0785592 A JPH0785592 A JP H0785592A JP 5231966 A JP5231966 A JP 5231966A JP 23196693 A JP23196693 A JP 23196693A JP H0785592 A JPH0785592 A JP H0785592A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はZCAV方式の光ディスク再生装置
に関し、アドレスマークの誤検出の可能性を小さくし、
信頼性を高めることを目的とする。 【構成】 第2のマーク検出タイミング信号作成手段1
3は、第1のマーク検出時点から、領域判定手段12に
より判定された領域に対応する所定時間遅延した時点
で、第2のマーク検出タイミング信号を生成する。第2
のマーク検出ゲート作成手段14は、第2のマーク検出
タイミング信号に同期した第2のマーク検出ゲート信号
を生成する。タイミング較正信号生成手段15は、第2
のマーク検出ゲート信号のゲート時間内に、同期データ
から第2のマークを検出して、タイミング較正信号を生
成する。データ復調タイミング信号作成手段16は、タ
イミング較正信号を基準として、データ復調タイミング
信号を生成する。データ復調手段17は、データ復調タ
イミング信号を用いて、読み出しデータを復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生装置に係
り、特に、ZCAV方式で記録されている光ディスクの
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、光磁気ディスク装置の再生部分
の構成図を示す。インタフェース回路36は、例えば、
一般的なSCSIインタフェースであり、装置外部から
入来する様々な指令に対して所定の処理命令を装置内の
各部に送出する。ここでは、データの読み出しに関して
説明する。
【0003】インタフェース回路36外部から、論理的
読み出し指令が入来すると、インタフェース回路36
は、この読み出し指令に含まれている論理アドレスデー
タを、光磁気ディスク31上の物理アドレスデータに変
換して、ディスク駆動系のサーボ回路35に、目的アド
レスまでのシーク命令を送出する。
【0004】サーボ回路35は、スピンドルモータ32
によりディスク31を駆動するとともに、シーク命令に
従って、ピックアップモータ34によりピックアップ3
3を目的アドレスまで移動させる。
【0005】また、インタフェース回路36は、読み出
し指令を、読み出し信号処理回路37に供給する。読み
出し信号処理回路37は、ピックアップ33から供給さ
れる高周波の読み出し信号から再生した、物理アドレス
データと読み出しデータをインタフェース回路36に供
給する。インタフェース回路36は、目的アドレスと同
一のアドレスデータが読み出し信号処理回路37から供
給されたとき、読み出しデータを受け取り、装置外部に
出力する。
【0006】図10は、光磁気ディスクのセクタフォー
マットの概略説明図を示し、図11は、セクタ中の各部
の機能の説明図を示す。
【0007】プリフォーマット領域の先頭には、非同期
データの状態で検出可能なセクタマークSMが位置して
いる。セクタマークSMの後には、後述するPLL回路
により生成される同期データ及び同期クロックにより検
出が可能となるアドレスマークAM1〜AM3がある。
夫々のアドレスマークAM1〜AM3に続いて、3つの
アドレス部ID1〜ID3がある。
【0008】各アドレス部ID1〜ID3には、このセ
クタに付けられた同一アドレスデータ(トラック番号と
セクタ番号からなる)が記録されており、また、このセ
クタ中の何番目のアドレス部であるかを示す番号が記録
されている。また、プリフォーマット領域には、PLL
回路のロック用のデータパターンである、VFO1〜V
FO3が、記録されている。
【0009】プリフォーマット領域の後には、フラグ
部、ユーザのデータが記録されるデータ部、及びバッフ
ァ部がある。
【0010】光磁気ディスク装置では、プリフォーマッ
ト領域を認識して、アドレスデータの取得後、読み出し
データの再生を行っている。
【0011】図12は、従来のCAV(Constan
t Angular Velocity)方式の読み出
し信号処理回路の構成図を示す。光ピックアップ33か
らの読み出し信号は、波形成形回路41,42に供給さ
れる。波形成形回路41,42は、アナログの読み出し
信号を、夫々の後続の回路が処理しやすいディジタル信
号に変換するものである。
【0012】読み出しタイミング信号作成回路46に
は、波形成形回路41から非同期データが供給され、基
準クロック発生回路43から再生の基準クロックが供給
される。
【0013】読み出しタイミング信号作成回路46は、
波形成形回路41からの非同期データから、セクタマー
クを検出し、セクタマーク検出信号をアドレス復調回路
47に供給する。また、アドレスマークを検出するため
のタイミングを示す、アドレスマーク検出タイミング信
号を生成し、アドレス復調回路47に供給する。
【0014】また、読み出しタイミング信号作成回路4
6は、データ復調タイミングを示す、各種の読み出しタ
イミング信号を生成して、データ復調回路45に供給す
る。また、VFO検出用のロックタイミングゲート信号
をPLL回路44に供給する。
【0015】PLL回路44は、再生周波数とほぼ等し
い周波数の基準クロック、ロックタイミングゲート信号
を供給されて、波形成形回路42からの非同期データか
ら、同期データと同期クロックを生成する。この同期デ
ータと同期クロックは、アドレス復調回路47、データ
復調回路45に供給される。
【0016】アドレス復調回路47は、供給される同期
データから、アドレスデータを復調する。アドレスデー
タを正しく復調できた際には、読み出しタイミング信号
作成回路46に、タイミング較正信号を供給する。この
タイミング較正信号は、読み出しタイミング信号作成回
路46において、アドレスマーク検出用基準信号、及
び、読み出しタイミング信号のタイミングの較正に用い
られる。
【0017】データ復調回路45は、インタフェース回
路36からの読み出し指令に従って、供給される同期デ
ータから、読み出しタイミング信号に基づいて読み出し
データを復調して出力する。
【0018】図13は、読み出しタイミング信号作成回
路46、及びアドレス復調回路47のより詳細な構成図
を示す。読み出しタイミング信号作成回路46は、セク
タマーク検出回路51、セクタ長カウンタ52、プリセ
ット回路60、ゲート幅設定回路61からなる。
【0019】また、アドレス復調回路47は、アドレス
マーク検出ゲート作成回路55、アドレスマーク検出回
路56、アドレスデータ復調ゲート作成回路57、アド
レスデータ復調回路58、アドレスデータ判別回路59
からなる。
【0020】セクタマーク検出回路51は、ディスクか
ら読み出された非同期データから、セクタの始まりを示
すセクタマークを検出して、セクタマークの終了時点で
セクタマーク検出信号を出力する。このセクタマークの
検出では、例えば、再生クロック周波数より十分高い周
波数のシステムクロックにより非同期データをサンプリ
ングして、セクタマークのパターンを検出する。
【0021】セクタ長カウンタ52は、セクタマークが
検出された時点から、基準クロックをカウントして1セ
クタ中の各部のデータ長を計測して、アドレスマーク検
出タイミングパルス、各種読み出しタイミングパルスを
出力する。なお、セクタ長カウンタ52は、1セクタの
全データ長に対応する計数の終了後に、連続する次のセ
クタについてのセクタマークが検出されなくても、自動
的に次のセクタについての計数を、初期値0から開始す
るループ式カウンタである。
【0022】プリセット回路60は、セクタマーク検出
パルス、アドレス復調回路47からのタイミング較正パ
ルスを供給されて、セクタマーク検出時、又はタイミン
グ較正パルスが供給された時点で、タイミング較正デー
タをセクタ長カウンタ52にプリセットする。
【0023】セクタ長カウンタ52が出力するアドレス
マーク検出タイミングパルスは、同期データのタイミン
グに同期させる必要がある。ところで、セクタマーク検
出回路51に供給される非同期データと、PLL回路4
4で生成された同期データとの間には、経由する回路の
特性上、時間差がある。即ち、同期データは、非同期デ
ータに比べて、若干(数ビット程度)、時間が遅れてい
る。
【0024】この時間差を補正するため、プリセット回
路60は、セクタマーク検出信号を供給されたセクタマ
ーク検出時点では、非同期データと同期データの時間差
に相当するオフセット値を含めたタイミング較正用デー
タを、ロード信号ととともにセクタ長カウンタ52に供
給する。これにより、セクタ長カウンタ52には、非同
期データと同期データの時間差を補正するタイミング較
正用データがプリセットされて、セクタ長カウンタ52
のタイミングは、同期データに同期する。
【0025】また、プリセット回路60は、セクタマー
クの検出に失敗した場合、タイミング較正パルスが供給
された時点で、各タイミング較正パルスに対応したタイ
ミング較正用データをロード信号とともにセクタ長カウ
ンタ52に供給する。これにより、セクタマークの検出
に失敗した場合は、タイミング較正パルスにより、セク
タ長カウンタ52のタイミングが較正される。
【0026】ゲート幅設定回路61は、セクタマーク検
出パルス、セクタ長カウンタ52から供給されるカウン
ト値を基にして、ゲート幅設定信号を生成して、アドレ
スマーク検出ゲート作成回路55に供給する。ゲート幅
設定信号は、必要最小限の第1の時間幅を指定するか、
或いは、時間幅の広い第2の時間幅を指定する信号であ
る。
【0027】セクタマーク検出信号が供給されると、ゲ
ート幅設定回路61は、必要最小限の第1の時間幅を指
定するゲート幅設定信号を生成する。また、カウント値
が基準値を越えると、時間幅の広い第2の時間幅を指定
するゲート幅設定信号を生成する。この基準値には、1
セクタ中のアドレスマーク検出ゲートの生成が終了した
後の時点での、セクタ長カウンタ52の計数値を設定し
ておく。このため、次のセクタの読み出し開始前の時点
で、広い第2の時間幅が指定される。
【0028】アドレスマーク検出ゲート作成回路55
は、同期データにおけるアドレスマークの先頭位置を示
すアドレスマーク検出タイミングパルスを、セクタ長カ
ウンタ52から供給されて、アドレスマーク検出ゲート
信号を生成して、アドレスマーク検出回路56に供給す
る。なお、ゲート時間幅は、上記ゲート時間幅設定信号
に従った、第1の時間幅又は第2の時間幅に設定され
る。
【0029】アドレスマーク検出回路56は、アドレス
マーク検出ゲート信号のゲート時間内において、同期ク
ロックと同期データからアドレスマークを検出し、アド
レスマークの終了位置を示すアドレスマーク検出パルス
を出力する。
【0030】アドレスデータ復調ゲート作成回路57
は、アドレスマーク検出パルスを供給された時点を基準
とした、アドレスデータ復調ゲート信号を作成し、アド
レスデータ復調回路58に供給する。アドレスデータ復
調回路58は、2−7復調回路とCRCチェック回路と
からなり、アドレスデータ復調ゲート信号のゲート時間
内において、アドレスデータを復調する。
【0031】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
データ復調回路58から供給されるアドレスデータが、
1セクタ中の何番目のアドレス部のデータであるかを判
別する。この判別結果に応じて、同期データのタイミン
グを示すタイミング較正パルス(1) 〜(3) のいずれかを
生成して、プリセット回路60に供給する。
【0032】即ち、アドレスデータ判別回路59は、1
番目のアドレス部ID1のアドレスデータであるとき
は、VFO2の先頭位置を示すタイミング較正パルス
(1) を生成し、2番目のアドレス部ID2のアドレスデ
ータであるときは、VFO3の先頭位置を示すタイミン
グ較正パルス(2) を生成し、3番目のアドレス部ID3
のアドレスデータであるときは、フラグ部の先頭位置を
示すタイミング較正パルス(3) を生成する。
【0033】プリセット回路60は、前記のように、セ
クタマークの検出に失敗した場合のみ、アドレスデータ
判別回路59から上記タイミング較正パルス(1) 〜(3)
を供給された時点で、セクタ長カウンタ52に対応する
タイミング較正用データをプリセットして、セクタ長カ
ウンタ52のタイミングを較正する。
【0034】次に、アドレスマークAM1の検出の場合
について説明する。前記のように、セクタ長カウンタ5
2は、セクタマーク検出時点で、非同期データと同期デ
ータの時間差を補正するタイミング較正用データをプリ
セットされる。このため、セクタマーク検出時点から、
非同期データと同期データの時間差に相当するオフセッ
ト分とVFO1の長さを計測して、同期データにおける
アドレスマークAM1の先頭タイミングで、アドレスマ
ークAM1用の検出タイミングパルスを出力する。
【0035】アドレスマーク検出ゲート作成回路55
は、同期データにおけるアドレスマークAM1の先頭位
置を示す、アドレスマークAM1用の検出タイミングパ
ルスをセクタ長カウンタ52から供給されて、アドレス
マークAM1用検出ゲート信号を生成して、アドレスマ
ーク検出回路56に供給する。なお、この際、ゲート時
間幅設定回路61から、第1の時間幅を指定するゲート
幅設定信号が供給されており、必要最小限の時間幅であ
る第1の時間幅のアドレスマークAM1用検出ゲート信
号を生成する。
【0036】アドレスマーク検出回路56は、アドレス
マークAM1用検出ゲート信号のゲート時間内におい
て、同期クロックと同期データからアドレスマークAM
1を検出し、アドレスマークAM1の終了位置を示すア
ドレスマークAM1検出パルスを出力する。
【0037】アドレスデータ復調ゲート作成回路57
は、アドレスマークAM1検出パルスを供給された時点
を基準として、アドレス部ID1を含むアドレスデータ
復調ゲート信号を作成し、アドレスデータ復調回路58
に供給する。アドレスデータ復調回路58は、このアド
レスデータ復調ゲート信号のゲート時間内において、ア
ドレス部ID1のアドレスデータを復調する。
【0038】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
データ復調回路58から供給されるアドレス部ID1の
アドレスデータから、1番目のアドレス部のデータであ
ると判別する。この判別結果、アドレスデータ判別回路
59は、同期データにおけるVFO2の先頭位置を示す
タイミング較正パルス(1) を生成し、プリセット回路6
0に供給する。
【0039】次に、アドレスマークAM2、アドレスマ
ークAM3の検出の場合について説明する。セクタ長カ
ウンタ52は、タイミング較正パルス(1) が供給された
以後、アドレスマークAM2用検出タイミングパルス、
アドレスマークAM3用検出タイミングパルスを生成
し、アドレスマーク検出ゲート作成回路55に供給す
る。
【0040】アドレスマーク検出回路56により、アド
レスマークAM1と同様に、アドレスマークAM2、ア
ドレスマークAM3が検出されて、アドレスマークAM
2検出パルス、アドレスマークAM3検出パルスが生成
される。
【0041】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
マークAM2に続く2番目のアドレス部ID2のアドレ
スデータを供給されると、VFO3の先頭位置を示すタ
イミング較正パルス(2) を生成し、アドレスマークAM
3に続く3番目のアドレス部ID3のアドレスデータを
供給されると、フラグ部の先頭位置を示すタイミング較
正パルス(3) を生成する。
【0042】セクタ長カウンタ52は、アドレスマーク
AM3検出用基準パルスを生成した後、フラグ部先頭タ
イミングパルス、データ部先頭タイミングパルス、バッ
ファ部先頭タイミングパルス等の、読み出しタイミング
パルスを生成して、データ復調回路45に供給する。
【0043】セクタ長カウンタ52は、前記のように、
ループ式カウンタである。このため、一つ前のセクタで
アドレスマークが正しく検出されており、かつ、現在の
セクタで、セクタマークの検出ができなかった場合に
は、セクタ長カウンタ52は、現在のセクタの同期デー
タの先頭に対応する初期値0から基準クロックをカウン
トして、ほぼ正確なタイミングで、アドレスマーク検出
タイミングパルスを生成する。また、ゲート幅設定回路
61は、セクタマーク検出パルスが供給されないため
に、第2の時間幅を指定するゲート幅設定信号を生成
し、ゲート時間幅は広い状態である。このため、セクタ
マークの検出ができなかった場合でも、アドレスマーク
を検出できる可能性がある。
【0044】セクタマークの検出に失敗して、アドレス
マークが検出できた場合は、検出ささたアドレスマーク
に対応するタイミング較正パルスがプリセット回路60
に供給された時点で、セクタ長カウンタ52がタイミン
グ較正用データをプリセットされて、タイミングを較正
される。
【0045】なお、セクタマークの検出ができなかった
場合は、アドレスマークを検出できた後も、アドレスマ
ーク検出ゲートの時間幅が時間幅の広い第2の時間幅の
ままである。このため、アドレスマーク検出ゲートの時
間幅が広い分、以後のアドレスマークを誤検出する可能
性が高くなる。
【0046】また、前記のように、セクタマークを正し
く検出できた場合には、セクタ長カウンタは、セクタマ
ーク検出時点でのみ、タイミングを較正され、アドレス
マークの検出により生成されるタイミング較正パルスに
よっては較正されない。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】前記の非同期データに
対する同期データの時間遅れは、基準クロックの周波数
にほぼ等しい再生周波数に依存しない成分と、再生周波
数に依存して変化する成分からなる。
【0048】再生周波数に依存しない成分の時間遅れ
は、主に、波形成形回路42により生じる。一方、再生
周波数に依存する成分の時間遅れは、PLL回路44で
発生する、基準クロック約1周期分の時間遅れである。
【0049】CAV方式の光磁気ディスク装置では、デ
ィスク内外周で、時間軸上での記録密度が一定であるた
め、基準クロックの周波数(即ち、再生周波数)は一定
である。このため、非同期データと同期データの時間差
は一定であり、プリセット回路60におけるタイミング
較正用データは、この一定時間差のみを考慮すればよか
った。
【0050】一層の高密度化のために最近提案されてい
る、ZCAV(Zoned Constant Ang
ular Velocity)方式の光磁気ディスクで
は、ディスクを半径方向に複数の領域(ゾーン)に分割
して、各ゾーンで異なる記録再生周波数を用いる。従っ
て、基準クロックの周波数が各ゾーンで異なるため、ゾ
ーンによって、非同期データと同期データの時間差が異
なる。
【0051】前記の、従来のCAV方式の読み出し信号
処理回路を、そのまま、ZCAV方式の装置に適用する
と、プリセット回路60で設定されている遅延時間が一
定であるため、ゾーンによっては、アドレスマーク検出
ゲートが、正しいタイミングからずれて、アドレスマー
クが正しく検出できない可能性が高くなる。
【0052】このアドレスマークの誤検出を防ぐため
に、アドレスマーク検出ゲートのタイミングを、アドレ
スマークの開始位置より前側に余裕を持たせたタイミン
グとし、かつ、ゲート時間幅を広めに設定する方法が考
えられる。しかし、この方法では、ゲート時間幅を広め
にすることにより、アドレスマークの誤検出の可能性が
高くなる問題がある。
【0053】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ゾーンによって再生周波数が変わる方式でも、アド
レスマークの誤検出の可能性が小さく、信頼性の高い光
ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0054】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。本発明の光ディスク再生装置では、複数の領
域で異なる再生周波数を用い、各セクタ中に、セクタの
先頭を示す第1のマークと、上記第1のマークから所定
データ長後に隣接して位置する第2のマーク及びアドレ
ス部と、上記第2のマークから所定データ長後に位置す
るデータ部とを持つ光ディスクを用いる。
【0055】請求項1の発明では、第1のマーク検出手
段11は、上記光ディスクからの読み出し信号より同期
クロックを分離せずに得られる非同期データから、上記
第1のマークを検出し、第1のマーク検出信号を生成す
る。
【0056】領域判定手段12は、上記非同期データか
ら、再生しているセクタが上記領域のうちのどの領域に
あるかを判定する。
【0057】第2のマーク検出タイミング信号作成手段
13は、上記領域判定手段12から領域判定信号を供給
されて、上記第1のマーク検出信号が供給された第1の
マーク検出時点から、上記判定された領域に対応する所
定時間遅延した時点で、第2のマーク検出タイミング信
号を生成する。
【0058】第2のマーク検出ゲート作成手段14は、
上記第2のマーク検出タイミング信号に同期した所定時
間幅の第2のマーク検出ゲート信号を生成する。
【0059】タイミング較正信号生成手段15は、上記
第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間内に、上記光
ディスクからの読み出し信号より同期クロックを分離し
て生成された同期データから第2のマークを検出し、第
2のマーク検出時点を基準としたタイミング較正信号を
生成する。
【0060】データ復調タイミング信号作成手段16
は、上記タイミング較正出信号生成手段15から供給さ
れるタイミング較正信号を基準として、データ復調タイ
ミング信号を生成する。
【0061】データ復調手段17は、上記データ復調タ
イミング信号を用いて、上記同期データから読み出しデ
ータを復調する。
【0062】請求項2の発明では、前記光ディスクは、
前記第2のマーク及びアドレス部が複数記録されてお
り、前記第2のマーク検出タイミング信号作成手段は、
前記領域判定手段から供給される領域判定信号を用い
て、判定された領域に設定されている再生周波数の基準
クロック信号を生成する基準クロック生成手段と、前記
第1のマーク検出時点から上記基準クロックを計数し
て、第2のマーク検出用基準信号及びデータ復調タイミ
ング信号を生成するセクタ長計数手段と、上記第1のマ
ーク検出時点、及び前記タイミング較正信号が供給され
た時点で、上記セクタ長計数手段にタイミング較正デー
タを読み込ませる計数値較正手段と、上記第1のマーク
検出時点以後第2のマークが検出されるまでの間、上記
セクタ長計数手段から供給される第2のマーク検出用基
準信号を所定時間遅延させて、第2のマーク検出タイミ
ング信号として出力し、第2のマークが検出された以後
は、上記セクタ長計数手段から供給される第2のマーク
検出用基準信号を遅延させることなく第2のマーク検出
タイミング信号として出力する遅延手段とから構成さ
れ、前記データ復調タイミング信号作成手段は、上記基
準クロック生成手段と、上記セクタ長計数手段と、上記
計数値較正手段とから構成される。
【0063】請求項3の発明では、前記セクタ長計数手
段は、1セクタの全データ長に対応する計数の終了後
に、連続する次のセクタについての前記第1のマーク検
出信号を供給されなくても、自動的に上記次のセクタに
ついての計数を開始するループ式カウンタであり、前記
第1のマーク検出時及び前記第2のマーク検出時に、前
記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を必要最
小限の第1の時間幅にすることを指定し、かつ、1セク
タについての第2のマーク検出ゲート信号の生成が終了
した後で次のセクタの読み出し開始前に、上記第2のマ
ーク検出ゲート信号のゲート時間幅を上記第1の時間幅
よりも広い第2の時間幅にすることを指定するゲート幅
設定信号を生成するゲート幅設定手段を有し、前記第2
のマーク検出ゲート作成手段は、上記ゲート幅設定手段
から供給されるゲート幅設定信号の指定に従って上記第
2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を設定する。
【0064】請求項4の発明では、前記光ディスクは、
前記第2のマーク及びアドレス部が複数記録されてお
り、前記第2のマーク検出タイミング信号作成手段は、
前記領域判定手段から供給される領域判定信号を用い
て、判定された領域に設定されている再生周波数の基準
クロック信号を生成する基準クロック生成手段と、前記
第1のマーク検出時点から上記基準クロックを計数し
て、第2のマーク検出用基準信号及びデータ復調タイミ
ング信号を生成するセクタ長計数手段と、上記第1のマ
ーク検出時点以後第2のマークが検出されるまでの間、
上記セクタ長計数手段から供給される第2のマーク検出
用基準信号を、上記判定された領域に対応する所定時間
遅延させて、第2のマーク検出タイミング信号として出
力し、第2のマークが検出された以後は、上記セクタ長
計数手段から供給される第2のマーク検出用基準信号を
遅延させることなく第2のマーク検出タイミング信号と
して出力する遅延手段とから構成され、前記データ復調
タイミング信号作成手段は、上記基準クロック生成手段
と、上記セクタ長計数手段とから構成される。
【0065】請求項5の発明では、前記セクタ長計数手
段は、1セクタの全データ長に対応する計数の終了後
に、連続する次のセクタについての前記第1のマーク検
出信号を供給されなくても、自動的に上記次のセクタに
ついての計数を開始するループ式カウンタであり、前記
第1のマーク検出時及び前記第2のマーク検出時に、前
記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を必要最
小限の第1の時間幅にすることを指定し、かつ、1セク
タについての第2のマーク検出ゲート信号の生成が終了
した後で次のセクタの読み出し開始前に、上記第2のマ
ーク検出ゲート信号のゲート時間幅を上記第1の時間幅
よりも広い第2の時間幅にすることを指定するゲート幅
設定信号を生成するゲート幅設定手段を有し、前記第2
のマーク検出ゲート作成手段は、上記ゲート幅設定手段
から供給されるゲート幅設定信号の指定に従って上記第
2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を設定する。
【0066】
【作用】請求項1の発明では、第1のマーク検出時点か
ら、判定された領域に対応する所定時間遅延した時点
で、第2のマーク検出タイミング信号を生成する。この
ため、領域によらず、第2のマーク検出ゲートのタイミ
ングを正確にし、かつ、ゲート時間幅を最小限にするこ
とができ、第2のマークの誤検出の可能性を小さくし、
信頼性を高めることを可能とする。
【0067】請求項2の発明では、第1のマーク検出時
点だけでなく、夫々の第2のマークの検出時点を基準と
したタイミング較正信号が供給された時点でも、セクタ
長カウンタのタイミングが較正される。このため、第2
のマーク検出ゲートのタイミングをより正確にして、第
2のマークの誤検出の可能性をより小さくすることを可
能とし、かつ、データ復調タイミング信号のタイミング
をより正確にして、データを正常に読み出せない可能性
をより小さくすることを可能とする。
【0068】請求項3の発明では、第1のマークの検出
に失敗した場合でも、時間幅の広い第2のゲート時間幅
の第2のマーク検出ゲート信号で第2のマークが検出さ
れた時点で、ゲート幅を必要最小限の第1のゲート時間
幅に設定できる。このため、上記検出された第2のマー
ク以降の第2のマークの誤検出の可能性を低くすること
を可能とする。
【0069】請求項4の発明では、第1のマーク検出時
点だけでなく、夫々の第2のマークの検出時点を基準と
したタイミング較正信号が供給された時点でも、セクタ
長カウンタのタイミングが較正される。このため、第2
のマーク検出ゲートのタイミングをより正確にして、第
2のマークの誤検出の可能性をより小さくすることを可
能とし、かつ、データ復調タイミング信号のタイミング
をより正確にして、データを正常に読み出せない可能性
をより小さくすることを可能とする。
【0070】請求項5の発明では、第1のマークの検出
に失敗した場合でも、時間幅の広い第2のゲート時間幅
の第2のマーク検出ゲート信号で第2のマークが検出さ
れた時点で、ゲート幅を必要最小限の第1のゲート時間
幅に設定できる。このため、上記検出された第2のマー
ク以降の第2のマークの誤検出の可能性を低くすること
を可能とする。
【0071】
【実施例】図2は、本発明の実施例の、ZCAV(Zo
nde Constant Angular Velo
city)方式の読み出し信号処理回路の構成図を示
す。
【0072】なお、光磁気ディスク装置の再生部分の構
成図は、図9と同様であり、読み出し信号処理回路37
が、図2に示す本実施例の読み出し信号処理回路に置き
替わる。
【0073】また、光磁気ディスクのセクタフォーマッ
トは、図10,図11に示した通りである。
【0074】図2の読み出し信号処理回路において、図
12の回路と同一構成部分には、同一符号を付し、適宜
説明を省略する。光ピックアップ33からの読み出し信
号は、波形成形回路65,66に供給される。波形成形
回路65,66は、アナログの読み出し信号を、夫々の
後続の回路が処理しやすいディジタル信号に変換するも
のである。
【0075】なお、波形成形回路65は、コンパレータ
により入力信号の上下を検出するもので、出力信号に
は、入力信号に対してほとんど時間遅れが生じない。ま
た、波形成形回路66は、PLL回路44の特性に合わ
せるため、微分回路を用いており、出力信号には、入力
信号に対して一定の時間遅れが生じる。
【0076】ZCAV方式では、ゾーン毎に異なる記録
再生周波数を用いる。このため、ゾーン毎に異なる周波
数のゾーンクロックを発生するゾーンクロック発生回路
71を備えている。このゾーンクロックの周波数が、記
録再生周波数とほぼ等しくなる。
【0077】読み出しタイミング信号作成回路72に
は、波形成形回路65から非同期データが供給され、ゾ
ーンクロック発生回路71からゾーンクロックが供給さ
れる。
【0078】読み出しタイミング信号作成回路72は、
波形成形回路65からの非同期データから、セクタマー
クを検出し、セクタマーク検出信号をアドレス復調回路
73に供給する。また、アドレスマークを検出するため
の基準タイミングを示す、アドレスマーク検出用基準信
号を生成し、アドレス復調回路73に供給する。
【0079】また、読み出しタイミング信号作成回路7
2は、データ復調タイミングを示す、各種の読み出しタ
イミング信号を生成して、データ復調回路45に供給す
る。また、VFO検出用のロックタイミングゲート信号
をPLL回路44に供給する。
【0080】PLL回路44は、ゾーンクロック、ロッ
クタイミングゲート信号を供給されて、波形成形回路6
6からの非同期データから、同期データと同期クロック
を生成する。この同期データと同期クロックは、アドレ
ス復調回路73、データ復調回路45に供給される。
【0081】アドレス復調回路73は、供給される同期
データから、アドレスデータを復調する。アドレスデー
タを正しく復調できた際には、読み出しタイミング信号
作成回路72に、タイミング較正信号を供給する。この
タイミング較正信号は、読み出しタイミング信号作成回
路72において、アドレスマーク検出用基準信号、及
び、読み出しタイミング信号のタイミングの較正に用い
られる。
【0082】データ復調回路45は、インタフェース回
路36からの読み出し指令に従って、供給される同期デ
ータから、読み出しタイミング信号に基づいて読み出し
データを復調して出力する。
【0083】図3は、本発明の第1実施例における、読
み出しタイミング信号作成回路72、及びアドレス復調
回路73のより詳細な構成図を示す。図3において、図
13の構成図と同一構成部分には、同一符号を付し、適
宜説明を省略する。
【0084】読み出しタイミング信号作成回路72は、
セクタマーク検出回路74、ゾーン判定回路75、セク
タ長カウンタ78、プリセット回路86、ゲート幅設定
回路87からなる。
【0085】また、アドレス復調回路73は、ディレー
ライン77、セレクタ54、アドレスマーク検出ゲート
作成回路55、アドレスマーク検出回路56、アドレス
データ復調ゲート作成回路57、アドレスデータ復調回
路58、アドレスデータ判別回路59からなる。
【0086】セクタマーク検出回路74は、ディスクか
ら読み出された非同期データから、セクタマークを検出
して、セクタマークの終了時点でセクタマーク検出信号
を出力する。このセクタマークの検出では、例えば、ゾ
ーンクロック周波数より十分高い周波数のシステムクロ
ックにより非同期データをサンプリングして、セクタマ
ークのパターンを検出する。
【0087】また、セクタマーク検出回路74は、シス
テムクロックを用いて、セクタマークの時間幅を測定
し、測定結果をゾーン判定回路75に供給する。ゾーン
判定回路は、セクタマーク検出回路74から供給され
る、セクタマークの時間幅の測定結果から、読み出し中
のセクタが、どこのゾーンに入っているかを判定し、判
定信号をゾーンクロック発生回路71に供給する。
【0088】ゾーンクロック発生回路71は、ゾーン判
定回路75から判定信号を供給されて、読み出し中のセ
クタがあるゾーンに対して設定されている周波数のゾー
ンクロックを発生させる。
【0089】セクタ長カウンタ78は、セクタマークが
検出された時点から、ゾーンクロックをカウントして1
セクタ中の各部のデータ長を計測して、アドレスマーク
検出用基準パルス、各種読み出しタイミングパルスを出
力する。なお、セクタ長カウンタ78は、1セクタの全
データ長に対応する計数の終了後に、連続する次のセク
タについてのセクタマークが検出されなくても、自動的
に次のセクタについての計数を、初期値0から開始する
ループ式カウンタである。
【0090】プリセット回路86は、セクタマーク検出
パルス、アドレス復調回路73からのタイミング較正パ
ルスを供給されて、セクタマーク検出時、及びタイミン
グ較正パルスが供給された時点で、タイミング較正用デ
ータをセクタ長カウンタ78にプリセットする。
【0091】ここで、非同期データと同期データの時間
差についての補正について説明する。前記のように、セ
クタマーク検出回路74に供給される非同期データに対
する同期データの時間遅れは、再生周波数に依存しない
成分と、再生周波数(即ち、ゾーンクロックの周波数)
に依存して変化する成分からなる。再生周波数に依存し
ない成分の時間遅れは、主に、波形成形回路66により
生じる。一方、再生周波数に依存する成分の時間遅れ
は、PLL回路44で発生する、ゾーンクロック約1周
期分の時間遅れである。
【0092】この非同期データに対する同期データの時
間遅れは、tC +TZ で表せる。ここで、tC は、再生
周波数によらず一定の時間遅れであり、TZ は、ゾーン
クロックの1周期である。
【0093】アドレスマーク検出ゲート作成回路55に
供給するアドレスマーク検出タイミングパルスは、同期
データのタイミングに同期させる必要がある。
【0094】第1実施例では、ディレーライン77の遅
延時間を一定値tC に設定し、かつ、セクタマーク検出
時に、プリセット回路86により、TZ に相当する1カ
ウントのオフセット値を含めたタイミング較正用データ
を、セクタ長カウンタ78にプリセットしている。この
ため、セクタマークが検出された以後、アドレスマーク
が検出されて、タイミング較正パルスによりセクタ長カ
ウンタ78が較正されるまでの間、ディレーライン77
の出力から、同期データに同期したアドレスマーク検出
タイミングパルスが得られる。
【0095】本実施例の構成では、ゾーンによってゾー
ンクロックの周波数が変わって、時間遅れのうちのゾー
ンクロックに依存する成分TZ が変化しても、非同期デ
ータと同期データの時間差に等しい時間を補正すること
ができる。
【0096】セレクタ54は、セクタマーク検出パルス
を供給されると、ディレーライン77の出力を選択し、
アドレスマーク検出パルスを供給されると、セクタ長カ
ウンタ78の出力を選択する。このため、セクタマーク
が検出された以後、アドレスマークが検出されるまでの
間、ディレーライン77の出力からの、同期データに同
期したアドレスマーク検出タイミングパルスが、アドレ
スマーク検出ゲート作成回路55に供給される。
【0097】また、プリセット回路86は、アドレス復
調回路73からタイミング較正パルスが供給された時点
で、各タイミング較正パルスに対応したタイミング較正
用データをロード信号とともにセクタ長カウンタ78に
供給する。これにより、セクタ長カウンタ78は、同期
データに同期した状態に較正される。セクタ長カウンタ
78が、同期データに同期した以後は、セクタ長カウン
タ78の出力するアドレスマーク検出用基準パルスは、
セレクタ54を介して、そのまま、アドレスマーク検出
タイミングパルスとしてアドレスマーク検出ゲート作成
回路55に供給される。
【0098】ゲート幅設定回路87は、ゲート幅設定信
号を生成して、アドレスマーク検出ゲート作成回路55
に供給する。ゲート幅設定信号は、必要最小限の第1の
時間幅を指定するか、或いは、時間幅の広い第2の時間
幅を指定する信号である。
【0099】セクタマーク検出信号、タイミング較正パ
ルス(1),(2) のいずれかが供給されたときに、ゲート幅
設定回路87は、必要最小限の第1の時間幅を指定する
ゲート幅設定信号を生成する。また、セクタ長カウンタ
78から供給されるカウント値が基準値を越えると、時
間幅の広い第2の時間幅を指定するゲート幅設定信号を
生成する。この基準値には、1セクタ中のアドレスマー
ク検出ゲートの生成が終了した後の時点での、セクタ長
カウンタ78の計数値を設定しておく。このため、次の
セクタの読み出し開始前の時点で、広い第2の時間幅が
指定される。
【0100】アドレスマーク検出ゲート作成回路55
は、同期データにおけるアドレスマークの先頭位置を示
すアドレスマーク検出タイミングパルスを、セレクタ5
4から供給されて、アドレスマーク検出ゲート信号を生
成して、アドレスマーク検出回路56に供給する。な
お、アドレスマーク検出ゲートの時間幅は、ゾーンクロ
ックを用いて決めている。また、ゲート時間幅は、上記
ゲート時間幅設定信号に従った、第1の時間幅又は第2
の時間幅に設定される。
【0101】アドレスマーク検出回路56は、アドレス
マーク検出ゲート信号のゲート時間内において、同期ク
ロックと同期データからアドレスマークを検出し、アド
レスマークの終了位置を示すアドレスマーク検出パルス
を出力する。
【0102】アドレスデータ復調ゲート作成回路57
は、アドレスマーク検出パルスを供給された時点を基準
とした、アドレスデータ復調ゲート信号を作成し、アド
レスデータ復調回路58に供給する。なお、アドレスデ
ータ復調ゲートの時間幅は、ゾーンクロックを用いて決
めている。アドレスデータ復調回路58は、アドレスデ
ータ復調ゲート信号のゲート時間内において、アドレス
データを復調する。
【0103】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
データ復調回路58から供給されるアドレスデータが、
1セクタ中の何番目のアドレス部のデータであるかを判
別する。この判別結果に応じて、同期データのタイミン
グを示すタイミング較正パルス(1) 〜(3) のいずれかを
生成して、プリセット回路86に供給する。
【0104】即ち、アドレスデータ判別回路59は、1
番目のアドレス部ID1のアドレスデータであるとき
は、VFO2の先頭位置を示すタイミング較正パルス
(1) を生成し、2番目のアドレス部ID2のアドレスデ
ータであるときは、VFO3の先頭位置を示すタイミン
グ較正パルス(2) を生成し、3番目のアドレス部ID3
のアドレスデータであるときは、フラグ部の先頭位置を
示すタイミング較正パルス(3) を生成する。
【0105】プリセット回路86は、アドレスデータ判
別回路59から上記タイミング較正パルス(1) 〜(3) を
供給されると、各タイミング較正パルスに対応した値の
タイミング較正用データを、セクタ長カウンタ78にプ
リセットする。これにより、セクタ長カウンタ78は、
同期データに同期した状態に較正される。
【0106】次に、アドレスマークAM1の検出の場合
について説明する。前記のように、セクタ長カウンタ7
8は、セクタマーク検出時点で、非同期データと同期デ
ータのゾーンにより異なる時間差TZ (1カウント分)
を補正するタイミング較正用データをプリセットされ
る。このため、セクタマーク検出時点から、1カウント
+VFO1の長さを計測して、アドレスマーク検出基準
パルスを生成する。(図4(D)のa)このアドレスマ
ーク検出基準パルスは、ディレーライン77により、同
期データに同期したアドレスマークAM1用の検出タイ
ミングパルスとなり、セレクタ54を介して、アドレス
マーク検出ゲート作成回路55に供給される(図4
(E)のd)。
【0107】アドレスマーク検出ゲート作成回路55
は、上記アドレスマークAM1用の検出タイミングパル
スを供給されて、図4(F)のgに示す、アドレスマー
クAM1用検出ゲート信号を生成して、アドレスマーク
検出回路56に供給する。なお、この際、ゲート時間幅
設定回路87から、第1の時間幅を指定するゲート幅設
定信号が供給されており、必要最小限の時間幅である第
1の時間幅のアドレスマークAM1用検出ゲート信号を
生成する。
【0108】このアドレスマークAM1用検出ゲート信
号は、ゾーンによらず、同期データのアドレスマークA
M1の先頭位置に正確にタイミングが合う。またゾーン
クロックによりゲート時間幅が決められるため、ゲート
時間幅は、ゾーンによらず、一定のデータ長分となる。
【0109】アドレスマーク検出回路56は、アドレス
マークAM1用検出ゲート信号のゲート時間内におい
て、同期クロックと同期データからアドレスマークAM
1を検出し、アドレスマークAM1の終了位置を示すア
ドレスマークAM1検出パルス(図4(G)のj)を出
力する。
【0110】アドレスデータ復調ゲート作成回路57
は、アドレスマークAM1検出パルスを供給された時点
を基準として、アドレス部ID1を含むアドレスデータ
復調ゲート信号を作成し、アドレスデータ復調回路58
に供給する。アドレスデータ復調回路58は、このアド
レスデータ復調ゲート信号のゲート時間内において、ア
ドレス部ID1のアドレスデータを復調する。
【0111】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
データ復調回路58から供給されるアドレス部ID1の
アドレスデータから、1番目のアドレス部のデータであ
ると判別する。この判別の結果、アドレスデータ判別回
路59は、同期データにおけるVFO2の先頭位置を示
すタイミング較正パルス(1) を生成し(図4(H))、
プリセット回路86に供給する。
【0112】セクタ長カウンタ78は、セクタマーク検
出以後、タイミング較正パルス(1)により較正される以
前は、同期データよりも時間tc だけ早いタイミング
で、1セクタ中の各部の計測を行っている。
【0113】プリセット回路86にタイミング較正パル
ス(1) が供給されると、プリセット回路86により、セ
クタの先頭からVFO2の先頭までに相当するカウント
値が、セクタ長カウンタ78にプリセットされる。この
ため、セクタ長カウンタ78は、タイミング較正パルス
(1) が供給された以後は、同期データと同一タイミング
で同期して、1セクタ中の各部の計測を行う。
【0114】次に、アドレスマークAM2、アドレスマ
ークAM3の検出の場合について説明する。セクタ長カ
ウンタ78は、タイミング較正パルス(1) が生成された
以後、VFO2、AM2、ID2、VFO3の各部のデ
ータ長を計測して、アドレスマークAM2検出用基準パ
ルス、アドレスマークAM3検出用基準パルスを生成し
(図4(D)のb,c)、アドレス復調回路73に供給
する。
【0115】セクタ長カウンタ78は、タイミング較正
パルス(1) により較正された以後は、同期データと同一
タイミングで、セクタ中の各部の計測を行っている。ま
た、セレクタ54は、アドレスマークAM1の検出パル
スが供給された時点で、ディレー回路53を介さない側
の入力信号を選択している。このため、アドレスマーク
AM2検出用基準パルスとアドレスマークAM3検出用
基準パルスは、夫々、セレクタ54を介して、そのま
ま、アドレスマークAM2用検出タイミングパルス、ア
ドレスマークAM3用検出タイミングパルス(図4
(E)のe,f)として、アドレスマーク検出ゲート作
成回路55に供給される。
【0116】アドレスマーク検出ゲート作成回路55で
は、アドレスマークAM2用検出ゲート信号,アドレス
マークAM3用検出ゲート信号(図4(F)のh,i)
が、夫々、アドレスマークAM2,AM3の先頭位置に
正確に合ったタイミングで生成される。
【0117】従って、アドレスマークAM2、アドレス
マークAM3は、アドレスマーク検出回路56により、
正しいタイミングで検出されて、アドレスマークAM2
検出パルス、アドレスマークAM3検出パルスが生成さ
れる(図4(G)のk,m)。
【0118】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
マークAM2に続く2番目のアドレス部ID2のアドレ
スデータを供給されると、VFO3の先頭位置を示すタ
イミング較正パルス(2) (図4(H))を生成し、アド
レスマークAM3に続く3番目のアドレス部ID3のア
ドレスデータを供給されると、フラグ部の先頭位置を示
すタイミング較正パルス(3) (図4(H))を生成す
る。
【0119】セクタ長カウンタ78は、タイミング較正
パルス(1) が生成された時点で、既に、同期データと同
一タイミングで同期しているが、タイミング較正パルス
(2),(3) が生成された時点で、プリセット回路86に
より、夫々のタイミング較正パルスに対応するタイミン
グ較正用データをプリセットされて、カウント値をより
精密に較正される。
【0120】セクタ長カウンタ78は、アドレスマーク
AM3検出用基準パルスを生成した後、フラグ部先頭タ
イミングパルス、データ部先頭タイミングパルス、バッ
ファ部先頭タイミングパルス、バッファ部終了タイミン
グパルス等の、読み出しタイミングパルスを生成して、
データ復調回路45に供給する。
【0121】データ復調回路45では、上記読み出しタ
イミング信号を基準として、同期データからデータを復
調する。
【0122】上記のように、第1実施例では、非同期デ
ータと同期データの時間差のうち、ゾーンクロックに依
存する成分をオフセット分としてセクタ長カウンタ78
でカウントさせ、ゾーンクロックに依存しない成分をデ
ィレーライン77で補正して、アドレスマーク検出タイ
ミングパルスを生成する。このため、ゾーンによらず、
アドレスマーク検出ゲートのタイミングを正確にし、か
つ、ゲート時間幅を最小限にすることができ、従来方式
の回路に比べて、アドレスマークの誤検出の可能性を小
さくし、信頼性を高めることができる。
【0123】なお、一つ前のセクタでアドレスマークが
正しく検出されており、かつ、現在のセクタで、セクタ
マークの検出ができなかった場合には、セクタ長カウン
タ78は、現在のセクタの同期データの先頭に対応する
初期値0から基準クロックをカウントして、ほぼ正確に
同期データに同期したアドレスマーク検出タイミングパ
ルスを生成する。また、この際、ゲート幅設定回路87
は、セクタマーク検出パルスが供給されないために、第
2の時間幅を指定するゲート幅設定信号を生成し、ゲー
ト時間幅は広い状態である。このため、セクタマークの
検出ができなかった場合でも、アドレスマークを検出で
きる可能性がある。
【0124】セクタマークが検出できずに、アドレスマ
ークを検出できた場合は、そのアドレスマークに対応す
るタイミング較正パルスにより、正常時と同様に、セク
タ長78カウンタが較正される。
【0125】なお、セクタマークの検出ができずに、ア
ドレスマークを検出できた場合は、そのアドレスマーク
に対応するタイミング較正パルス(1) 又は(2) が、ゲー
ト幅設定回路87に供給された時点で、ゲート幅設定回
路87が、第1の時間幅を指定するゲート幅設定信号を
生成する。このため、図13の従来装置に比べて、アド
レスマーク検出ゲートの時間幅が狭い分、以後のアドレ
スマークを誤検出する可能性を小さくすることができ
る。
【0126】また、前記のように、セクタマークを正し
く検出できた場合でも、セクタ長カウンタ78は、セク
タマーク検出時点だけでなく、アドレスマークが検出さ
れてタイミング較正パルス(1) 〜(3) が生成された時点
でもタイミングを較正される。このため、アドレスマー
ク検出ゲートのタイミング、及び、読み出しタイミング
パルスのタイミングを、図13の従来装置よりも正確に
することができ、データを正常に読み出せない可能性を
小さくすることができる。
【0127】図5は、本発明の第2実施例における、読
み出しタイミング信号作成回路72、及びアドレス復調
回路73の構成図を示す。図5において、図3の構成図
と同一部分には、同一符号を付し、適宜説明を省略す
る。
【0128】図6は、セクタ長カウンタ88の概念図を
示す。セクタ長カウンタ88は、図6に示すように、ゾ
ーンクロックを用いて、1セクタ中の各部のデータ長を
カウントするカウンタ91〜100の集合体とみなすこ
とができる。
【0129】また、第1実施例のセクタ長カウンタ78
と同様に、ループ式カウンタであり、1セクタの全デー
タ長に対応する計数の終了後に、連続する次のセクタに
ついてのセクタマークが検出されなくても、SMカウン
タ100のカウント終了信号が、オア回路104を介し
て、VFO1カウンタ91に供給されて、自動的に次の
セクタについての計数を、初期値0から開始する。
【0130】各カウンタは、カウント終了時点でカウン
ト終了信号を生成する。このカウント終了信号は、接続
されている次のカウンタのリセット信号となる。
【0131】セクタ長カウンタ88は、セクタマーク検
出パルスを供給された時点から、ゾーンクロックをカウ
ントして1セクタ中の各部のデータ長を計測して、アド
レスマーク検出用基準パルス、各種読み出しタイミング
パルスを出力する。なお、アドレスマークが検出された
以降は、アドレス復調回路73からのタイミング較正パ
ルスによりタイミングが較正されて、同期データに同期
して各部のデータ長の計測を行う。
【0132】第2実施例では、ゾーンクロックをカウン
トするシフトレジスタ76と、一定の遅延時間を持つデ
ィレーライン77で、非同期データと同期データの時間
差に等しい遅延時間を作り、両者の時間差を補正してい
る。
【0133】非同期データに対する同期データの時間遅
れは、前記のように、再生周波数によらず一定の時間遅
れtC と、ゾーンクロックの1周期の時間TZ の和であ
る。第2実施例では、ディレーライン77の遅延時間を
一定値tC に設定し、シフトレジスタ76による遅延を
1ゾーンクロック分としている。
【0134】このため、ゾーンによってゾーンクロック
の周波数が変わって、時間遅れのうちのゾーンクロック
に依存する成分TZ が変化しても、シフトレジスタ76
とディレーライン77により、非同期データと同期デー
タの時間差に等しい遅延時間を生じさせることができ
る。
【0135】また、ゲート幅設定回路89は、第1実施
例のゲート幅設定回路87と同様に、セクタマーク検出
信号、タイミング較正信号(1) ,(2) のいずれかが供給
された時点で、第1の時間幅を指定するゲート幅設定信
号を生成する。ただし、カウント値の代わりに、セクタ
長カウンタ88から、アドレスマーク検出ゲート作成終
了後の所定のタイミングを示すパルスが供給された時点
で、第2の時間幅を指定するゲート幅設定信号を生成す
る。
【0136】次に、アドレスマークAM1の検出の場合
について説明する。セクタ長カウンタ88は、セクタマ
ーク検出パルスを供給された時点から、VFO1カウン
タ91でVFO1の長さを計測して、非同期データにお
けるアドレスマークAM1の先頭タイミングで、AM1
検出用基準パルスを出力する。
【0137】このAM1検出用基準パルスは、シフトレ
ジスタ76とディレーライン77により、非同期データ
と同期データの時間差分だけ遅延されて、同期データの
アドレスマークAM1の先頭位置を示す、アドレスマー
クAM1用の検出タイミングパルスが生成される。こ
の、アドレスマークAM1用の検出タイミングパルス
は、ゾーンによらず、同期データのアドレスマークAM
1の先頭位置に合致する。
【0138】セレクタ54は、セクタマーク検出パルス
が供給された時点で、ディレーライン77側の入力信号
を選択している。このため、ディレーライン77から出
力された、アドレスマークAM1用の検出タイミングパ
ルスが、アドレスマーク検出ゲート作成回路55に供給
される。
【0139】アドレスマーク検出ゲート作成回路55
は、上記アドレスマークAM1用の検出タイミングパル
スを供給されて、アドレスマークAM1用検出ゲート信
号を生成して、アドレスマーク検出回路56に供給す
る。
【0140】このアドレスマークAM1用検出ゲート信
号は、ゾーンによらず、同期データのアドレスマークA
M1の先頭位置に正確にタイミングが合う。またゾーン
クロックによりゲート時間幅が決められるため、ゲート
時間幅は、ゾーンによらず、一定のデータ長分となる。
【0141】アドレスマーク検出回路56は、アドレス
マークAM1用検出ゲート信号のゲート時間内におい
て、同期クロックと同期データからアドレスマークAM
1を検出し、アドレスマークAM1の終了位置を示すア
ドレスマークAM1検出パルスを出力する。
【0142】アドレスデータ復調ゲート作成回路57
は、アドレスマークAM1検出パルスを供給された時点
を基準として、アドレス部ID1を含むアドレスデータ
復調ゲート信号を作成し、アドレスデータ復調回路58
に供給する。アドレスデータ復調回路58は、このアド
レスデータ復調ゲート信号のゲート時間内において、ア
ドレス部ID1のアドレスデータを復調する。
【0143】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
データ復調回路58から供給されるアドレス部ID1の
アドレスデータから、1番目のアドレス部のデータであ
ると判別して、同期データにおけるVFO2の先頭位置
を示すタイミング較正パルス(1) を生成し、セクタ長カ
ウンタ88に供給する。
【0144】セクタ長カウンタ88は、タイミング較正
パルス(1) が供給される以前は、セクタマーク検出パル
スが供給された時点を基準として、非同期データと同一
タイミングで同期して、1セクタ中の各部の計測を行っ
ている。
【0145】セクタ長カウンタ88は、タイミング較正
パルス(1) が供給されると、図4に示すオア回路101
を介して、VFO2カウンタ93にタイミング較正パル
ス(1) が供給されて、VFO2カウンタ93がリセット
される。このため、セクタ長カウンタ88は、タイミン
グ較正パルス(1) が供給された時点を、同期データにお
けるVFO2の先頭位置とする。従って、セクタ長カウ
ンタ88は、タイミング較正パルス(1) が供給された以
後は、同期データと同一タイミングで同期して、1セク
タ中の各部の計測を行う。
【0146】次に、アドレスマークAM2、アドレスマ
ークAM3の検出の場合について説明する。セクタ長カ
ウンタ88は、タイミング較正パルス(1) が供給された
以後、VFO2カウンタ93、AM2・ID2カウンタ
94、VFO3カウンタ95によりカウントして、アド
レスマークAM2検出用基準パルス、アドレスマークA
M3検出用基準パルスを生成し、アドレス復調回路73
に供給する。
【0147】セクタ長カウンタ88は、タイミング較正
パルス(1) が供給された以後は、同期データと同一タイ
ミングで、セクタ中の各部の計測を行っている。また、
セレクタ54は、アドレスマークAM1の検出パルスが
供給された時点で、ディレーライン77を介さない側の
入力信号を選択している。
【0148】このため、アドレスマークAM2検出用基
準パルスとアドレスマークAM3検出用基準パルスは、
セレクタ54を介して、夫々、そのまま、正しいタイミ
ングのアドレスマークAM2用検出タイミングパルス、
アドレスマークAM3用検出タイミングパルスとして、
アドレスマーク検出ゲート作成回路55に供給される。
【0149】アドレスマーク検出ゲート作成回路55で
は、アドレスマークAM2用検出ゲート信号,アドレス
マークAM3用検出ゲート信号が、夫々、アドレスマー
クAM2,AM3の先頭位置に正確に合ったタイミング
で生成される。
【0150】従って、アドレスマークAM2、アドレス
マークAM3は、アドレスマーク検出回路56により、
正しいタイミングで検出されて、アドレスマークAM2
検出パルス、アドレスマークAM3検出パルスが生成さ
れる。
【0151】アドレスデータ判別回路59は、アドレス
マークAM2に続く2番目のアドレス部ID2のアドレ
スデータを供給されると、VFO3の先頭位置を示すタ
イミング較正パルス(2) を生成し、アドレスマークAM
3に続く3番目のアドレス部ID3のアドレスデータを
供給されると、フラグ部の先頭位置を示すタイミング較
正パルス(3) を生成する。
【0152】セクタ長カウンタ88は、タイミング較正
パルス(1) が供給された時点で、既に、同期データと同
一タイミングで同期しているが、タイミング較正パルス
(2),(3) により、カウント値をより精密に較正され
る。
【0153】セクタ長カウンタ88は、アドレスマーク
AM3検出用基準パルスを生成した後、フラグ部先頭タ
イミングパルス、データ部先頭タイミングパルス、バッ
ファ部先頭タイミングパルス、バッファ部終了タイミン
グパルス等の、読み出しタイミングパルスを生成して、
データ復調回路45に供給する。
【0154】なお、第2実施例では、シフトレジスタ7
6で、ゾーンクロックを1クロック分カウントしている
が、より分解能を上げるために、ゾーンクロックの周波
数を逓倍したクロックをシフトレジスタ76でカウント
して、ゾーンクロック1周期分TZ の遅延を発生させる
構成とすることもできる。
【0155】第2実施例の装置は、上記以外について
は、第1実施例と同様の動作を行い、同様の効果を得ら
れるものである。
【0156】図7、図8は、本発明の第2実施例の変形
例の構成図を示す。図7、図8において、図5と同一構
成部分には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0157】第2実施例では、非同期データと同期デー
タとの時間差に等しい遅延時間を作るために、ディレー
回路81とセレクタ82を用いている。ディレー回路8
1は、各ゾーン1〜nにおける、非同期データと同期デ
ータとの時間差に等しい遅延時間を設定した、ディレー
ラインDL1 〜DLn を設けている。セレクタ82は、
ゾーン判定回路75からのゾーン判定信号を供給され
て、ディレーラインDL 1 〜DLn の出力信号のうち、
読み出し中のセクタがあるゾーンに対応したディレーラ
インの出力信号を選択する。
【0158】このため、ゾーンによってゾーンクロック
の周波数が変わって、時間遅れのうちのゾーンクロック
に依存する成分が変化しても、ディレー回路81とセレ
クタ82により、非同期データと同期データの時間差に
等しい遅延時間を生じさせることができる。
【0159】従って、ゾーンによらず、アドレスマーク
AM1検出用基準パルスを、非同期データと同期データ
の時間差分だけ遅延した、アドレスマークAM1用検出
タイミングパルスを生成して、アドレスマーク検出ゲー
ト作成回路55に供給することができる。このため、第
2実施例と同様に、ゾーンによらず、アドレスマーク検
出ゲートのタイミングを正確にし、かつ、ゲート時間幅
を最小限にすることができ、従来装置に比べて、アドレ
スマークの誤検出の可能性を小さくすることができる。
【0160】この変形例は、上記の他にも、第2実施例
と同様の効果を得られるものである。なお、光ディスク
上の全てのゾーンに対応させるのではなく、ディスク上
の隣接する複数のゾーンを一まとめにした上で、一まと
めにしたゾーンごとに、遅延時間を設定するようにして
もよい。この場合、ディレー回路81で必要なディレー
ラインの数を減らすことができる。
【0161】図8に示す変形例では、非同期データと同
期データとの時間差に等しい遅延時間を作るために、シ
フトレジスタ85とセレクタ82を用いている。シフト
レジスタ85は、ゾーンクロックより十分高い一定周波
数のシステムクロックをカウントして、各ゾーン1〜n
における非同期データと同期データとの時間差に等しい
時間だけ、入力信号に対して遅延した出力信号を、出力
端子O1 〜On から出力する。
【0162】セレクタ82は、ゾーン判定回路75から
のゾーン判定信号を供給されて、シフトレジスタ85の
出力信号のうち、読み出し中のセクタがあるゾーンに対
応した遅延時間が設定されている出力信号を選択する。
【0163】このため、ゾーンによってゾーンクロック
の周波数が変わって、時間遅れのうちのゾーンクロック
に依存する成分が変化しても、シフトレジスタ85とセ
レクタ82により、非同期データと同期データの時間差
に等しい遅延時間を生じさせることができる。
【0164】従って、図7の変形例と同様に、ゾーンに
よらず、アドレスマークAM1検出用基準パルスを、非
同期データと同期データの時間差分だけ遅延した、アド
レスマークAM1用検出タイミングパルスを生成して、
アドレスマーク検出ゲート作成回路55に供給すること
ができる。図8の変形例は、図7の変形例と同様の効果
を得られるものである。
【0165】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
第1のマーク検出時点から、判定された領域に対応する
所定時間遅延した時点で、第2のマーク検出タイミング
信号を生成するため、領域によらず、第2のマーク検出
ゲートのタイミングを正確にし、かつ、ゲート時間幅を
最小限にすることができ、第2のマークの誤検出の可能
性を小さくし、信頼性を高めることができる特長を有す
る。
【0166】請求項2の発明によれば、第1のマーク検
出時点だけでなく、夫々の第2のマークの検出時点を基
準としたタイミング較正信号が供給された時点でも、セ
クタ長カウンタのタイミングが較正されるため、第2の
マーク検出ゲートのタイミングをより正確にして、第2
のマークの誤検出の可能性をより小さくすることがで
き、かつ、データ復調タイミング信号のタイミングをよ
り正確にして、データを正常に読み出せない可能性をよ
り小さくすることができる。
【0167】請求項3の発明によれば、第1のマークの
検出に失敗した場合でも、時間幅の広い第2のゲート時
間幅の第2のマーク検出ゲート信号で第2のマークが検
出された時点で、ゲート幅を必要最小限の第1のゲート
時間幅に設定できるため、上記検出された第2のマーク
以降の第2のマークの誤検出の可能性を低くすることが
できる。
【0168】請求項4の発明によれば、第1のマーク検
出時点だけでなく、夫々の第2のマークの検出時点を基
準としたタイミング較正信号が供給された時点でも、セ
クタ長カウンタのタイミングが較正されるため、第2の
マーク検出ゲートのタイミングをより正確にして、第2
のマークの誤検出の可能性をより小さくすることがで
き、かつ、データ復調タイミング信号のタイミングをよ
り正確にして、データを正常に読み出せない可能性をよ
り小さくすることができる。
【0169】請求項5の発明によれば、第1のマークの
検出に失敗した場合でも、時間幅の広い第2のゲート時
間幅の第2のマーク検出ゲート信号で第2のマークが検
出された時点で、ゲート幅を必要最小限の第1のゲート
時間幅に設定できるため、上記検出された第2のマーク
以降の第2のマークの誤検出の可能性を低くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の、ZCAV方式の読み出し信
号処理回路の構成図である。
【図3】本発明の第1実施例における、読み出しタイミ
ング信号作成回路、及びアドレス復調回路の構成図であ
る。
【図4】図3の各部における信号のタイミング図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の読み出しタイミング信号
作成回路、及びアドレス復調回路の構成図である。
【図6】セクタ長カウンタの概念図である。
【図7】本発明の第2実施例の変形例の構成図である。
【図8】本発明の第2実施例の別の変形例の構成図であ
る。
【図9】光磁気ディスク装置の再生部分の構成図であ
る。
【図10】光磁気ディスクのセクタフォーマットの概略
説明図である。
【図11】セクタ中の各部の機能の説明図である。
【図12】従来のCAV方式の読み出し信号処理回路の
構成図である。
【図13】従来の読み出しタイミング信号作成回路、及
びアドレス復調回路の構成図である。
【符号の説明】
11 第1のマーク検出手段 12 領域判定手段 13 第2のマーク検出タイミング信号作成手段 14 第2のマーク検出ゲート作成手段 15 タイミング較正信号生成手段 16 データ復調タイミング信号作成手段 17 データ復調手段 44 PLL回路 45 データ復調回路 54 セレクタ 55 アドレスマーク検出ゲート作成回路 56 アドレスマーク検出回路 57 アドレスデータ復調ゲート作成回路 58 アドレスデータ復調回路 59 アドレスデータ判別回路 65,66 波形成形回路 71 ゾーンクロック発生回路 72 読み出しタイミング信号作成回路 73 アドレス復調回路 74 セクタマーク検出回路 75 ゾーン判定回路 76 シフトレジスタ 77 ディレーライン 78 セクタ長カウンタ 81 ディレー回路 82 セレクタ 85 シフトレジスタ 86 プリセット回路 87 ゲート幅設定回路 88 セクタ長カウンタ 89 ゲート幅設定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の領域で異なる再生周波数を用い、
    各セクタ中に、セクタの先頭を示す第1のマークと、上
    記第1のマークから所定データ長後に隣接して位置する
    第2のマーク及びアドレス部と、上記第2のマークから
    所定データ長後に位置するデータ部とを持つ光ディスク
    を用い、読み出しデータを復調する光ディスク再生装置
    において、 上記光ディスクからの読み出し信号より同期クロックを
    分離せずに得られる非同期データから、上記第1のマー
    クを検出し、第1のマーク検出信号を生成する第1のマ
    ーク検出手段11と、 上記非同期データから、再生しているセクタが上記領域
    のうちのどの領域にあるかを判定する領域判定手段と、 上記領域判定手段から領域判定信号を供給されて、上記
    第1のマーク検出信号が供給された第1のマーク検出時
    点から、上記判定された領域に対応する所定時間遅延し
    た時点で、第2のマーク検出タイミング信号を生成する
    第2のマーク検出タイミング信号作成手段と、 上記第2のマーク検出タイミング信号に同期した所定時
    間幅の第2のマーク検出ゲート信号を生成する第2のマ
    ーク検出ゲート作成手段と、 上記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間内に、上
    記光ディスクからの読み出し信号より同期クロックを分
    離して生成された同期データから第2のマークを検出
    し、第2のマーク検出時点を基準としたタイミング較正
    信号を生成するタイミング較正信号生成手段と、 上記タイミング較正信号生成手段から供給されるタイミ
    ング較正信号を基準として、データ復調タイミング信号
    を生成するデータ復調タイミング信号作成手段と、 上記データ復調タイミング信号を用いて、上記同期デー
    タから読み出しデータを復調するデータ復調手段17と
    を有することを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクは、前記第2のマーク及
    びアドレス部が複数記録されており、 前記第2のマーク検出タイミング信号作成手段は、 前記領域判定手段から供給される領域判定信号を用い
    て、判定された領域に設定されている再生周波数の基準
    クロック信号を生成する基準クロック生成手段と、 前記第1のマーク検出時点から上記基準クロックを計数
    して、第2のマーク検出用基準信号及びデータ復調タイ
    ミング信号を生成するセクタ長計数手段と、 上記第1のマーク検出時点、及び前記タイミング較正信
    号が供給された時点で、上記セクタ長計数手段にタイミ
    ング較正データを読み込ませる計数値較正手段と、 上記第1のマーク検出時点以後第2のマークが検出され
    るまでの間、上記セクタ長計数手段から供給される第2
    のマーク検出用基準信号を所定時間遅延させて、第2の
    マーク検出タイミング信号として出力し、第2のマーク
    が検出された以後は、上記セクタ長計数手段から供給さ
    れる第2のマーク検出用基準信号を遅延させることなく
    第2のマーク検出タイミング信号として出力する遅延手
    段とから構成され、 前記データ復調タイミング信号作成手段は、 上記基準クロック生成手段と、 上記セクタ長計数手段と、 上記計数値較正手段とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記セクタ長計数手段は、1セクタの全
    データ長に対応する計数の終了後に、連続する次のセク
    タについての前記第1のマーク検出信号を供給されなく
    ても、自動的に上記次のセクタについての計数を開始す
    るループ式カウンタであり、 前記第1のマーク検出時及び前記第2のマーク検出時
    に、前記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を
    必要最小限の第1の時間幅にすることを指定し、かつ、
    1セクタについての第2のマーク検出ゲート信号の生成
    が終了した後で次のセクタの読み出し開始前に、上記第
    2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を上記第1の
    時間幅よりも広い第2の時間幅にすることを指定するゲ
    ート幅設定信号を生成するゲート幅設定手段を有し、 前記第2のマーク検出ゲート作成手段は、上記ゲート幅
    設定手段から供給されるゲート幅設定信号の指定に従っ
    て上記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を設
    定することを特徴とする請求項2記載の光ディスク再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記光ディスクは、前記第2のマーク及
    びアドレス部が複数記録されており、 前記第2のマーク検出タイミング信号作成手段は、 前記領域判定手段から供給される領域判定信号を用い
    て、判定された領域に設定されている再生周波数の基準
    クロック信号を生成する基準クロック生成手段と、 前記第1のマーク検出時点から上記基準クロックを計数
    して、第2のマーク検出用基準信号及びデータ復調タイ
    ミング信号を生成するセクタ長計数手段と、 上記第1のマーク検出時点以後第2のマークが検出され
    るまでの間、上記セクタ長計数手段から供給される第2
    のマーク検出用基準信号を、上記判定された領域に対応
    する所定時間遅延させて、第2のマーク検出タイミング
    信号として出力し、第2のマークが検出された以後は、
    上記セクタ長計数手段から供給される第2のマーク検出
    用基準信号を遅延させることなく第2のマーク検出タイ
    ミング信号として出力する遅延手段とから構成され、 前記データ復調タイミング信号作成手段は、 上記基準クロック生成手段と、 上記セクタ長計数手段とから構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 前記セクタ長計数手段は、1セクタの全
    データ長に対応する計数の終了後に、連続する次のセク
    タについての前記第1のマーク検出信号を供給されなく
    ても、自動的に上記次のセクタについての計数を開始す
    るループ式カウンタであり、 前記第1のマーク検出時及び前記第2のマーク検出時
    に、前記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を
    必要最小限の第1の時間幅にすることを指定し、かつ、
    1セクタについての第2のマーク検出ゲート信号の生成
    が終了した後で次のセクタの読み出し開始前に、上記第
    2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を上記第1の
    時間幅よりも広い第2の時間幅にすることを指定するゲ
    ート幅設定信号を生成するゲート幅設定手段を有し、 前記第2のマーク検出ゲート作成手段は、上記ゲート幅
    設定手段から供給されるゲート幅設定信号の指定に従っ
    て上記第2のマーク検出ゲート信号のゲート時間幅を設
    定することを特徴とする請求項4記載の光ディスク再生
    装置。
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