JPH0785698B2 - 製パン製菓用焼成装置 - Google Patents

製パン製菓用焼成装置

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JPH0785698B2
JPH0785698B2 JP8323591A JP8323591A JPH0785698B2 JP H0785698 B2 JPH0785698 B2 JP H0785698B2 JP 8323591 A JP8323591 A JP 8323591A JP 8323591 A JP8323591 A JP 8323591A JP H0785698 B2 JPH0785698 B2 JP H0785698B2
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firing
baking
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temperature
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JP8323591A
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Inventor
康男 古林
Original Assignee
株式会社共栄電熱
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発酵済み整形生地を焼
成する製パン製菓用焼成装置、特にマイクロコンピュー
タによる自動制御が可能な製パン製菓用焼成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の焼成装置には、
焼成用炉室の上側に配設された上側ヒーターと焼成用炉
室の床板の下側に配設された下側ヒーターとが設けら
れ、各ヒーター毎に出力調整用のコントローラー(電圧
調整用トランスなど)が設けられている。而して従来の
この種の焼成装置では、作業者が炉室内の生地の焼け具
合を観察しながら、前記2つのコントローラーを手動操
作して上側ヒーター出力と下側ヒーター出力とを調整し
なければならず、高品質の製品を得るためには熟練した
職人の技量を必要としていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、焼成用上側ヒーター(3) の出力コントローラー
(11)と焼成用下側ヒーター(5) の出力コントローラー(1
2)とを制御するマイクロコンピュータ(9) を設け、この
マイクロコンピュータ(9) には、任意に選択できる複数
の焼成プログラム(…)毎に、焼成時間を分割する
複数の焼成ステップ(1,2…) を設定しておき、焼成プロ
グラム(…)の選択と、選択された焼成プログラム
における各焼成ステップ(1,2…)毎に時間と上側ヒータ
ー出力及び下側ヒーター出力を入力設定するための入力
操作盤(8) を設け、選択された焼成プログラム(
…)の起動操作により、各焼成ステップ(1,2…) を入力
設定通りの条件で順次実行させるように構成し、さらに
実行中の焼成ステップ(1,2…) における計時動作をオン
オフするためのタイマー入り切り用スイッチ(10r) と、
実行中の焼成ステップ(1,2…) のタイムアップ前に次の
焼成ステップへ強制的に移行させるためのステップ送り
用スイッチ(10q) とを併設して成る製パン製菓用焼成装
置を提案するものである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1において、1は本発明による焼
成装置であって、手前正面の開口部が扉により開閉され
る焼成用炉室2を備えており、当該炉室2内の天井には
上側ヒーター3が取付けられ、炉室床板4の下側(炉室
外側)には下側ヒーター5が取付けられ、炉室1内の天
井近傍位置と炉室床板4の下側(炉室外側)とに各々温
度センサー6,7が配設されている。8は上記焼成装置
1の正面側部に配設された操作盤である。
【0005】図2に示すように、上記焼成装置1は制御
用マイクロコンピュータ9を備え、当該マイクロコンピ
ュータ9は、前記操作盤8における入力部10から入力
され且つ当該マイクロコンピュータ9の記憶部において
記憶されたデータと前記温度センサー6,7からの温度
検出信号などに基づいて、前記上側ヒーター3の出力調
整用コントローラー11及び前記下側ヒーター5の出力
調整用コントローラー12とを自動制御し、更に前記操
作盤8における表示部13に入力されたデータや温度情
報などを表示する。
【0006】図3は前記操作盤8の表面上の構成を示し
ているが、本発明に関係のない部分は省略している。こ
の図3に示すように前記操作盤8の入力部10として
は、上火(上側ヒーター3、以下同様)温度設定用押し
釦スイッチ10a、下火(下側ヒーター5、以下同様)
温度設定用押し釦スイッチ10b、上火温度入力用押し
釦スイッチ10c,10d、下火温度入力用押し釦スイ
ッチ10e,10f、上火出力入力用押し釦スイッチ1
0g,10h、下火出力入力用押し釦スイッチ10i,
10j、時間入力用押し釦スイッチ10k〜10n、プ
ログラム番号入力用押し釦スイッチ10o,10p、ス
テップ送り用押し釦スイッチ10q、及びタイマー入り
切り用押し釦スイッチ10rが設けられ、前記操作盤8
の表示部13としては、上火温度表示部13a、下火温
度表示部13b、上火出力表示部13c、下火出力表示
部13d、時間表示部13e、プログラム番号表示部1
3f、及びステップ番号表示部13gが設けられてい
る。
【0007】前記マイクロコンピュータ9の記憶部に
は、図4に示すように任意に選択できる複数の焼成プロ
グラム…が設定される。而して各焼成プログラム
…には、焼成時間を分割する複数の焼成ステップ1〜
3(3ステップに限定されない)が設定されている。そ
して各焼成プログラム…毎に、各焼成ステップ1〜
3毎の時間、上火出力、及び下火出力の焼成条件が、前
記操作盤8を使用して入力設定される。図4では、焼成
品名「シュー皮」に対応させた焼成プログラムについ
ての焼成条件が示されている。
【0008】例えば前記焼成プログラムの焼成条件の
入力設定は、次のように行われる。先ず、プログラム番
号入力用押し釦スイッチ10o,10pの操作によりプ
ログラム番号表示部13fに目的とするプログラム番号
「1」を呼び出す。このときステップ番号表示部13g
はステップ番号「1」を表示している。係る状態で、上
火温度設定用押し釦スイッチ10aを押し、上火温度入
力用押し釦スイッチ10c,10dを操作して上火温度
表示部13aに上火設定温度「180」℃を表示させ
る。同様にして、下火温度表示部13bに下火設定温度
「210」℃を表示させる。前記温度表示部13a,1
3bは、通常は現在温度を表示しており、前記設定用押
し釦スイッチ10a,10bを押したときのみ、一定時
間だけ設定温度を表示する。従って、温度設定は前記一
定時間内に行うことになる。
【0009】温度設定が終了すると、次にステップ1で
の時間、上火出力、及び下火出力を入力設定する。即
ち、ステップ番号表示部13gがステップ番号「1」を
表示している状態で、時間入力用押し釦スイッチ10k
〜10nを操作して時間表示部13eに「6」分を表示
させ、上火出力入力用押し釦スイッチ10g,10h及
び下火出力入力用押し釦スイッチ10i,10jを操作
して、上火出力表示部13cにレベル「6」を表示させ
ると共に下火出力表示部13dにレベル「8」を表示さ
せる。ステップ1の焼成条件の設定が完了すると、ステ
ップ送り用押し釦スイッチ10qを操作してステップ番
号表示部13gにステップ番号「2」を表示させる。係
る状態で上記と同様にして、焼成時間「10」分、上火
出力レベル「8」、及び下火出力レベル「6」を設定す
る。ステップ3についても同様にして焼成条件を入力設
定する。
【0010】なお、上火出力レベル及び下火出力レベル
は、レベル0からレベル8まで設定することができるよ
うにしており、例えばレベル0はヒーター3,5に印荷
する電圧が0V、レベル1は同電圧が102V、レベル
2は同電圧が116V、以下14Vづつ加算されてレベ
ル8で同電圧が200Vとなるように設定することがで
きる。
【0011】焼成プログラムについて全ての焼成条件
を入力設定したならば、ステップ送り用押し釦スイッチ
10qを操作してステップ番号表示部13gにステップ
番号「2」を表示させた状態でシステムを起動させる。
マイクロコンピュータ9は、温度センサー6,7からの
現在温度情報と設定温度との比較結果に基づきコントロ
ーラー11,12を介して上側ヒーター3と下側ヒータ
ー5とを個別にオンオフ制御または比例制御し、炉室2
内の上部温度(上火温度)と底部温度(下火温度)とを
設定温度(180℃及び210℃)まで上げて保持す
る。作業者は、温度表示部13a,13bが表示する現
在温度が設定温度になっているのを確認した上で炉室2
内に、焼成プログラムに対応する「シュー皮」用の被
焼成生地を入れ、タイマー入り切り用押し釦スイッチ1
0rをオンにする。
【0012】タイマーの起動により焼成ステップ1〜3
が順次自動的に実行される。即ち図5に示すように、起
動後6分間は、上側ヒーター3の出力をレベル6、下側
ヒーター5の出力をレベル8とし、その後10分間は、
上側ヒーター3の出力をレベル8、下側ヒーター5の出
力をレベル6とし、更にその後8分間は、上側ヒーター
3の出力はレベル8のまま、下側ヒーター5の出力をレ
ベル0とするように、マイクロコンピュータ9がコント
ローラー11,12を介して上側ヒーター3及び下側ヒ
ーター5に印荷する電圧を自動的に切り換える。若し、
この焼成ステップ1〜3の実行途中に温度センサー6が
検出する上火現在温度が上火設定温度(180℃)より
も許容温度差を越えて高くなったとき、例えばその温度
差が+20℃を越えた場合には、上側ヒーター3を強制
的にオフに切り換え、前記温度差が+20℃以下になれ
ば再び上側ヒーター3をオンに戻すように制御すること
もできる。温度センサー7が検出する下火現在温度の変
動は、焼成に与える影響が少ないので無視することがで
きる。なお、各焼成ステップ1〜3の歩進に伴ってステ
ップ番号表示部13gの表示ステップ番号も自動的に歩
進する。
【0013】また、上記の如く設定した焼成ステップ1
〜3に基づいて自動焼成制御を行っている途中で、実際
の焼成具合を見て焼成条件を変更したい場合、例えば各
ステップの焼成時間を長くしたい場合には、タイマー入
り切り用押し釦スイッチ10rをオフに切り換える。こ
の結果、計時動作が中断され、任意の時間だけ現在の焼
成条件での焼成時間を延長することができる。延長時間
が経過すれば、前記タイマー入り切り用押し釦スイッチ
10rをオンすれば良い。各ステップの焼成時間を短く
したい場合には、次のステップに切り換えたい時点でス
テップ送り用押し釦スイッチ10qを操作し、ステップ
番号表示部13gに表示されている現在実行ステップ番
号を次のステップ番号に強制的に歩進させれば良い。更
に、上火出力や下火出力も、上火出力入力用押し釦スイ
ッチ10g,10hや下火出力入力用押し釦スイッチ1
0i,10jを操作して、上火出力表示部13cや下火
出力表示部13dに表示されている出力レベルを強制的
に変更すれば良い。
【0014】焼成品名「シュー皮」に対応させた焼成プ
ログラムの焼成条件はそのままマイクロコンピュータ
9の記憶部において記憶されているので、以後、「シュ
ー皮」を焼成するときは、プログラム番号入力用押し釦
スイッチ10o,10pの操作によりプログラム番号表
示部13fに目的とするプログラム番号「1」を呼び出
し、上記のように実行すれば良い。他の焼成品目につい
ても、焼成プログラム…の各々に対応させて焼成条
件を上記のように入力設定し、記憶させておけば良い。
また、前記のようにプログラム実行途中に焼成条件を変
更した場合には、その全てについて、或いは時間の変更
のみ、若しくは出力の変更のみ、記憶データを自動的に
書き換えることができる。
【0015】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の製パン製
菓用焼成装置によれば、マイクロコンピュータにおいて
設定した焼成プログラムを実行させることにより、当該
焼成プログラムに対応する製パン製菓用生地の焼成を自
動的に行わせることができるのであるが、特に本発明の
構成によれば以下のような格別の作用効果が期待でき
る。
【0016】(1) 焼成品目に対応させることのできる複
数の焼成プログラムの各々について、焼成時間を分割す
る複数の焼成ステップが設定されており、各焼成ステッ
プ毎に時間と上側ヒーター出力及び下側ヒーター出力を
入力設定することができるので、焼成する生地の種類や
大きさなどに応じて焼成開始から焼成終了まで上下両ヒ
ーター出力を複数段階に自動調整させるための設定操作
が簡単且つ能率的に行える。
【0017】即ち、上記のような焼成ステップが設定さ
れていない場合は、ヒーター出力レベルが異なる各焼成
ステップの時間を上側ヒーターと下側ヒーターの各々に
ついて設定しなければならないのに対し、焼成時間を分
割する複数の焼成ステップが前もって設定されている場
合は、各焼成ステップの時間を上側ヒーターと下側ヒー
ターとに別けて設定する必要がなく、設定項目が少なく
なるために全体として設定操作が簡単且つ能率的に行え
る。
【0018】(2) しかも、実行中の焼成ステップにおけ
る計時動作をオンオフするためのタイマー入り切り用ス
イッチと、実行中の焼成ステップのタイムアップ前に次
の焼成ステップへ強制的に移行させるためのステップ送
り用スイッチとを併設しているので、焼成ステップに基
づいて自動焼成制御を行っている途中で、実際の焼成具
合を見て実行中の焼成ステップの焼成時間を長くしたい
とき、その延長時間だけ前記タイマー入り切り用スイッ
チをオフに切り換えるだけで、実行中の焼成ステップの
計時動作を中断させて、任意の時間だけ焼成時間を延長
させることができる。また、実行中の焼成ステップの焼
成時間を短くしたいときは、前記ステップ送り用スイッ
チを操作するだけで、実行中の焼成ステップを終了させ
て、直ちに次の焼成ステップに切り換えることができ
る。
【0019】従って、実際に取り扱う製パン製菓用生地
に即応した焼成の調整が簡単容易に行え、常に高品質の
焼成製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 焼成装置の一部縦断正面図である。
【図2】 制御系の構成を説明するブロック線図であ
る。
【図3】 操作盤の構成を説明する正面図である。
【図4】 マイクロコンピュータに記憶させる焼成プロ
グラムの設定条件を説明するテーブルである。
【図5】 焼成プログラムの実行時の上火出力及び下火
出力の経時変化を説明するグラフである。
【符号の説明】
1 焼成装置 2 炉室 3 上側ヒーター 5 下側ヒーター 6 温度センサー 7 温度センサー 8 操作盤 9 マイクロコンピュータ 10 入力部 11 上側ヒーター出力調整用コントローラー 11 下側ヒーター出力調整用コントローラー 13 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼成用上側ヒーターの出力コントローラー
    と焼成用下側ヒーターの出力コントローラーとを制御す
    るマイクロコンピュータを設け、このマイクロコンピュ
    ータには、任意に選択できる複数の焼成プログラム毎
    に、焼成時間を分割する複数の焼成ステップを設定して
    おき、焼成プログラムの選択と、選択された焼成プログ
    ラムにおける各焼成ステップ毎に時間と上側ヒーター出
    力及び下側ヒーター出力を入力設定するための入力操作
    盤を設け、選択された焼成プログラムの起動操作によ
    り、各焼成ステップを入力設定通りの条件で順次実行さ
    せるように構成し、さらに実行中の焼成ステップにおけ
    る計時動作をオンオフするためのタイマー入り切り用ス
    イッチと、実行中の焼成ステップのタイムアップ前に次
    の焼成ステップへ強制的に移行させるためのステップ送
    り用スイッチとを併設して成る製パン製菓用焼成装置。
JP8323591A 1991-03-21 1991-03-21 製パン製菓用焼成装置 Expired - Lifetime JPH0785698B2 (ja)

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JPH0568462A JPH0568462A (ja) 1993-03-23
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JP2001161256A (ja) * 1999-12-13 2001-06-19 Shichiyo Seisakusho:Kk 焼成中のデータを記憶入力する機能を備えた製菓製パン用オーブン
KR100433574B1 (ko) * 2001-10-05 2004-05-31 김영식 저전력형 프로그래머블 제과 및 제빵용 오븐

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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株式会社藤沢製作所、フジサワ商事株式会社カタログ「プリンスオーブン▲II▼・クイーンオーブン▲II▼」

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