JPH0785884B2 - 装飾骨材搭載シートの製造方法 - Google Patents
装飾骨材搭載シートの製造方法Info
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- JPH0785884B2 JPH0785884B2 JP14877393A JP14877393A JPH0785884B2 JP H0785884 B2 JPH0785884 B2 JP H0785884B2 JP 14877393 A JP14877393 A JP 14877393A JP 14877393 A JP14877393 A JP 14877393A JP H0785884 B2 JPH0785884 B2 JP H0785884B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は景観装飾用コンクリート
の骨材仕上げに係り、特に簡便かつ効率的に実施が可能
な装飾骨材仕上げに用いる装飾骨材搭載シートの製造方
法に関する。
の骨材仕上げに係り、特に簡便かつ効率的に実施が可能
な装飾骨材仕上げに用いる装飾骨材搭載シートの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの骨材露出仕上げについて
は、これまで一般に知られている方法として、洗い出し
法と呼ばれる工法が用いられてきた。この工法は、例え
ば、コンクリート下地上に骨材を練り込んだモルタルを
打ち込み、モルタルが半硬化のうちに表面のモルタルを
洗い流して骨材の一部を露出させる方法、あるいは、骨
材を練り込んだモルタル表面の硬化を硬化遅延剤を用い
て遅らせ、モルタルの内部が硬化した時点で未硬化の表
面層を洗い流して骨材の一部を露出させる方法などであ
る。
は、これまで一般に知られている方法として、洗い出し
法と呼ばれる工法が用いられてきた。この工法は、例え
ば、コンクリート下地上に骨材を練り込んだモルタルを
打ち込み、モルタルが半硬化のうちに表面のモルタルを
洗い流して骨材の一部を露出させる方法、あるいは、骨
材を練り込んだモルタル表面の硬化を硬化遅延剤を用い
て遅らせ、モルタルの内部が硬化した時点で未硬化の表
面層を洗い流して骨材の一部を露出させる方法などであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記洗
い出し法においては、モルタルを多量の水で洗い流すた
め、重金属等を含む多量の無機物懸濁液を処理しなけれ
ばならないこと、高価な骨材を必要以上に多量に使用し
なければならないこと、複雑なパターンの装飾仕上げを
行うには長い時間と高度の技術を必要とすることなどの
問題点があった。
い出し法においては、モルタルを多量の水で洗い流すた
め、重金属等を含む多量の無機物懸濁液を処理しなけれ
ばならないこと、高価な骨材を必要以上に多量に使用し
なければならないこと、複雑なパターンの装飾仕上げを
行うには長い時間と高度の技術を必要とすることなどの
問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の有してい
た課題を解決して、簡便かつ効率的に実施可能なコンク
リート骨材露出仕上げに用いるに好適な装飾骨材搭載シ
ートの製造方法を提供することにある。
た課題を解決して、簡便かつ効率的に実施可能なコンク
リート骨材露出仕上げに用いるに好適な装飾骨材搭載シ
ートの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、シート状支
持体上に該支持体の軟化点よりも低い温度で溶融流動す
るバインダー層を設け、該バインダー層上に上記支持体
の軟化点よりも低くかつ該バインダーの流動温度よりも
高い温度に加熱した装飾骨材を載せ、該装飾骨材を自重
で上記バインダー層中に部分埋没させることを特徴とす
る装飾骨材搭載シートの製造方法とすること、あるい
は、シート状支持体上に該支持体の軟化点よりも低い温
度で溶融流動するバインダー層を設け、該バインダー層
上に上記支持体の軟化点よりも低くかつ該バインダーの
流動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を載せ、該
装飾骨材を加圧して上記バインダー層中に部分埋没させ
ることを特徴とする装飾骨材搭載シートの製造方法とす
ること、あるいは、シート状支持体上に該支持体の軟化
点よりも低い温度で溶融流動するバインダー層を設け、
上記支持体の軟化点よりも低くかつ上記バインダーの流
動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を同様温度に
加熱した上記バインダー層上に載せ、該装飾骨材を自重
でバインダー層中に部分埋没させることを特徴とする装
飾骨材搭載シートの製造方法とすることによって解決す
ることができる。
持体上に該支持体の軟化点よりも低い温度で溶融流動す
るバインダー層を設け、該バインダー層上に上記支持体
の軟化点よりも低くかつ該バインダーの流動温度よりも
高い温度に加熱した装飾骨材を載せ、該装飾骨材を自重
で上記バインダー層中に部分埋没させることを特徴とす
る装飾骨材搭載シートの製造方法とすること、あるい
は、シート状支持体上に該支持体の軟化点よりも低い温
度で溶融流動するバインダー層を設け、該バインダー層
上に上記支持体の軟化点よりも低くかつ該バインダーの
流動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を載せ、該
装飾骨材を加圧して上記バインダー層中に部分埋没させ
ることを特徴とする装飾骨材搭載シートの製造方法とす
ること、あるいは、シート状支持体上に該支持体の軟化
点よりも低い温度で溶融流動するバインダー層を設け、
上記支持体の軟化点よりも低くかつ上記バインダーの流
動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を同様温度に
加熱した上記バインダー層上に載せ、該装飾骨材を自重
でバインダー層中に部分埋没させることを特徴とする装
飾骨材搭載シートの製造方法とすることによって解決す
ることができる。
【0006】この場合、支持体としてプラスチックシー
トを用い、バインダーとして柔軟性があって折り曲げに
強い接着剤等を用いて骨材の一部分を埋没させて固定す
ることによって、有効な効果を得ることができる。
トを用い、バインダーとして柔軟性があって折り曲げに
強い接着剤等を用いて骨材の一部分を埋没させて固定す
ることによって、有効な効果を得ることができる。
【0007】また、ここで使用する接着剤等のバインダ
ーは、骨材が脱落しないように固定、保持できる性能を
保有している必要があり、このため、常温での骨材に対
する接着力は十分大きくなければならない。また、モル
タル等で骨材を固定した後には骨材を容易に除去できる
性質を有している必要があり、また、プラスチックス等
の支持体に対する接着力は骨材に対する接着力よりも十
分大きいことが必要である。さらに、上記性能の外に骨
材を簡単に埋め込むことのできる物性を保有するもので
でなければならない。このような性能を有するバインダ
ーとしては、低い温度で溶融可能なホットメルト系粘着
剤が最も適している。
ーは、骨材が脱落しないように固定、保持できる性能を
保有している必要があり、このため、常温での骨材に対
する接着力は十分大きくなければならない。また、モル
タル等で骨材を固定した後には骨材を容易に除去できる
性質を有している必要があり、また、プラスチックス等
の支持体に対する接着力は骨材に対する接着力よりも十
分大きいことが必要である。さらに、上記性能の外に骨
材を簡単に埋め込むことのできる物性を保有するもので
でなければならない。このような性能を有するバインダ
ーとしては、低い温度で溶融可能なホットメルト系粘着
剤が最も適している。
【0008】上記のような性能を有するバインダーを支
持体に塗工してなる骨材搭載用シートのバインダー上
に、バインダーが溶融流動する温度以上でかつ支持体の
軟化点以下に加熱した骨材を振りかけ、バインダー中に
それぞれの骨材の一部を自重で埋没させるかあるいは加
圧して埋没させることにより、上記の課題を解決するこ
とができる。この際、必要に応じて、骨材搭載シートを
加熱することも有効である。
持体に塗工してなる骨材搭載用シートのバインダー上
に、バインダーが溶融流動する温度以上でかつ支持体の
軟化点以下に加熱した骨材を振りかけ、バインダー中に
それぞれの骨材の一部を自重で埋没させるかあるいは加
圧して埋没させることにより、上記の課題を解決するこ
とができる。この際、必要に応じて、骨材搭載シートを
加熱することも有効である。
【0009】
【作用】シート状支持体上に骨材をバインダーで固定す
れば、適用性の広い景観装飾用のコンクリート骨材露出
仕上げのための骨材搭載シートを得ることができる。特
に、柔軟性のあるバインダーで骨材を固定すれば、曲面
にも適用できる骨材シートを得ることができる。図1は
本発明の方法を適用して製造した骨材搭載シートの構造
を示す模式断面図で、支持体1上に骨材3がバインダー
2によって固定、搭載されていることを示す。
れば、適用性の広い景観装飾用のコンクリート骨材露出
仕上げのための骨材搭載シートを得ることができる。特
に、柔軟性のあるバインダーで骨材を固定すれば、曲面
にも適用できる骨材シートを得ることができる。図1は
本発明の方法を適用して製造した骨材搭載シートの構造
を示す模式断面図で、支持体1上に骨材3がバインダー
2によって固定、搭載されていることを示す。
【0010】上記の骨材搭載シート上にモルタルまたは
コンクリートを打ち込み、モルタルまたはコンクリート
が十分固まった後にバインダーとともに支持体シートを
除去すれば、骨材が露出した成形品を得ることができ
る。また、コンクリート下地上にモルタルを流し、直ち
に上記骨材搭載シートをこれに圧着し、モルタルが硬化
した後に、同様に、支持体シートを除去することによっ
ても、容易に骨材露出仕上げを行うことができる。
コンクリートを打ち込み、モルタルまたはコンクリート
が十分固まった後にバインダーとともに支持体シートを
除去すれば、骨材が露出した成形品を得ることができ
る。また、コンクリート下地上にモルタルを流し、直ち
に上記骨材搭載シートをこれに圧着し、モルタルが硬化
した後に、同様に、支持体シートを除去することによっ
ても、容易に骨材露出仕上げを行うことができる。
【0011】骨材搭載シートの製造方法、すなわち骨材
の一部をバインダー中に埋め込んで固定する方法として
は、(1) 支持体上に流動性のあるプレ接着剤をを塗工
し、該プレ接着剤中に骨材をその一部分が沈むように載
置し、次いでプレ接着剤を硬化させる方法、(2) 支持体
上に加圧変形可能なバインダー層を設け、骨材を載せて
から加圧して骨材を接着剤中に埋め込む方法、(3) 支持
体上にホットメルト系バインダーを塗工し、骨材を載せ
てから加熱してこれをバインダー中に埋め込む等の方法
があるが、さらに、簡単でより実用的な方法として、本
発明になる(4) 骨材をバインダーの溶融流動し得る温度
以上に加熱し、これをバインダー上に載せ、骨材の熱に
よりバインダーを溶融させて埋め込むという方法があ
る。この(4)の方法によれば、骨材は自重または軽い加
圧によりバインダー層中に容易に沈む。バインダー中へ
の骨材の埋没程度はバインダー層の厚さを適宜選ぶこと
によって容易に制御することができる。
の一部をバインダー中に埋め込んで固定する方法として
は、(1) 支持体上に流動性のあるプレ接着剤をを塗工
し、該プレ接着剤中に骨材をその一部分が沈むように載
置し、次いでプレ接着剤を硬化させる方法、(2) 支持体
上に加圧変形可能なバインダー層を設け、骨材を載せて
から加圧して骨材を接着剤中に埋め込む方法、(3) 支持
体上にホットメルト系バインダーを塗工し、骨材を載せ
てから加熱してこれをバインダー中に埋め込む等の方法
があるが、さらに、簡単でより実用的な方法として、本
発明になる(4) 骨材をバインダーの溶融流動し得る温度
以上に加熱し、これをバインダー上に載せ、骨材の熱に
よりバインダーを溶融させて埋め込むという方法があ
る。この(4)の方法によれば、骨材は自重または軽い加
圧によりバインダー層中に容易に沈む。バインダー中へ
の骨材の埋没程度はバインダー層の厚さを適宜選ぶこと
によって容易に制御することができる。
【0012】上記の支持体シートとしては、プラスチッ
クフィルム、布、紙、不織布など種々のものが使用可能
である。これらのシートは骨材搭載シートの製造工程で
遭遇する熱衝撃に耐えるものでなければならない。強
度、取扱い易さの点で、ポリエチレンテレフタレートな
どのプラスチックフィルムが適している。
クフィルム、布、紙、不織布など種々のものが使用可能
である。これらのシートは骨材搭載シートの製造工程で
遭遇する熱衝撃に耐えるものでなければならない。強
度、取扱い易さの点で、ポリエチレンテレフタレートな
どのプラスチックフィルムが適している。
【0013】骨材を固定するバインダーは柔軟性があり
かつ特異な接着特性を備えていなければならない。実用
的には、90度程度の折り曲げに耐え、骨材に対する接着
力は骨材を十分保持できる強度を有している反面、骨材
をモルタル等で固定した後にこれらから容易に剥離除去
できるものでなければならない。実験によれば、常温で
の骨材に対する接着力すなわちピーリング強さは、3N/
cm以上であれば骨材が脱落する恐れは殆どない。一方、
モルタルやコンクリートを打ち込んでからこれを硬化さ
せ、シートを骨材表面から小さな力で剥離できるために
は、接着力が2N/cm以下に低下していることが望まし
い。施工直後のモルタルは多量の水を抱えて打ち込まれ
ており、シート剥離時においても接着剤とモルタルとの
界面には幾許かの水分が介在する。また、骨材とバイン
ダーの界面も徐々に水分の影響を受ける。従って、接着
力が乾燥状態で大きく、水に接すると低下するバインダ
ーを使用すれば、上記の接着力に関する条件を満足する
ことができる。さらに、シートの剥離時に骨材表面にバ
インダーを残さないためには、バインダーの凝集力が2
N/cmよりも十分大きく、また、支持体に対する接着力が
骨材やモルタルに対する接着力よりも十分大きくなけれ
ばならない。さらに、加熱骨材の熱によってバインダー
を溶融流動させて骨材を埋め込むため、バインダーは低
温で溶融するものが望ましい。上記のような性能を有す
るバインダーとしては、ホットメルト系のバインダー、
特に、ホットメルト粘着剤が適している。
かつ特異な接着特性を備えていなければならない。実用
的には、90度程度の折り曲げに耐え、骨材に対する接着
力は骨材を十分保持できる強度を有している反面、骨材
をモルタル等で固定した後にこれらから容易に剥離除去
できるものでなければならない。実験によれば、常温で
の骨材に対する接着力すなわちピーリング強さは、3N/
cm以上であれば骨材が脱落する恐れは殆どない。一方、
モルタルやコンクリートを打ち込んでからこれを硬化さ
せ、シートを骨材表面から小さな力で剥離できるために
は、接着力が2N/cm以下に低下していることが望まし
い。施工直後のモルタルは多量の水を抱えて打ち込まれ
ており、シート剥離時においても接着剤とモルタルとの
界面には幾許かの水分が介在する。また、骨材とバイン
ダーの界面も徐々に水分の影響を受ける。従って、接着
力が乾燥状態で大きく、水に接すると低下するバインダ
ーを使用すれば、上記の接着力に関する条件を満足する
ことができる。さらに、シートの剥離時に骨材表面にバ
インダーを残さないためには、バインダーの凝集力が2
N/cmよりも十分大きく、また、支持体に対する接着力が
骨材やモルタルに対する接着力よりも十分大きくなけれ
ばならない。さらに、加熱骨材の熱によってバインダー
を溶融流動させて骨材を埋め込むため、バインダーは低
温で溶融するものが望ましい。上記のような性能を有す
るバインダーとしては、ホットメルト系のバインダー、
特に、ホットメルト粘着剤が適している。
【0014】
【実施例】以下、本発明の装飾骨材搭載シートの製造方
法について、実施例によって具体的に説明する。なお、
これらの実施例は本発明の一部を示すものであり、本発
明の範囲はこれらに限定されるものではない。
法について、実施例によって具体的に説明する。なお、
これらの実施例は本発明の一部を示すものであり、本発
明の範囲はこれらに限定されるものではない。
【0015】
【実施例1】厚さ35μmのポリエチレンテレフタレート
フィルム上にスチレン・ブタジエン・スチレンをベース
とする粘着剤を800μmの厚さに塗工した300mm×300m
mの粘着シートを作製した。ここで、上記粘着剤の150℃
における溶融粘度は45Pa・sであった。次に、上記シート
の粘着剤層上に180℃に加熱した5〜10mmの大きさの飾
り小石、すなわち骨材、を振りかけた。その結果、骨材
は粘着剤を溶融させて自重で粘着剤層中に沈み、これに
よって、骨材がほぼ半分程度粘着剤中に埋没した骨材搭
載シートを作製することができた。
フィルム上にスチレン・ブタジエン・スチレンをベース
とする粘着剤を800μmの厚さに塗工した300mm×300m
mの粘着シートを作製した。ここで、上記粘着剤の150℃
における溶融粘度は45Pa・sであった。次に、上記シート
の粘着剤層上に180℃に加熱した5〜10mmの大きさの飾
り小石、すなわち骨材、を振りかけた。その結果、骨材
は粘着剤を溶融させて自重で粘着剤層中に沈み、これに
よって、骨材がほぼ半分程度粘着剤中に埋没した骨材搭
載シートを作製することができた。
【0016】
【実施例2】実施例1の粘着シートの粘着層上に150℃
に加熱した5〜10mmの大きさの飾り小石を振りかけた後
その上に厚さ5mmのウレタンゴムシートを置き、幅300m
m、直径50mm、重さ5kgのローラーで圧着した。その結
果、骨材は粘着剤を溶融させて粘着剤層中に沈み、これ
によって、骨材がほぼ半分程度粘着剤層中に埋没した骨
材搭載シートを作製することができた。
に加熱した5〜10mmの大きさの飾り小石を振りかけた後
その上に厚さ5mmのウレタンゴムシートを置き、幅300m
m、直径50mm、重さ5kgのローラーで圧着した。その結
果、骨材は粘着剤を溶融させて粘着剤層中に沈み、これ
によって、骨材がほぼ半分程度粘着剤層中に埋没した骨
材搭載シートを作製することができた。
【0017】
【実施例3】厚さ35μmのポリエチレンテレフタレート
フィルム上に実施例1で用いた粘着剤を400μmの厚さに
塗工した300mm×300mmの粘着シートを作製した。次い
で、該シートの粘着剤層上に150℃に加熱した着色砂か
らなるカラー骨材を振りかけ、その上に厚さ5mmのウレ
タンゴムシートを置き、幅300mm、直径50mm、重さ5kg
のローラーで圧着して、カラー骨材を部分的に粘着剤層
中に沈めた骨材搭載シートを作製することができた。
フィルム上に実施例1で用いた粘着剤を400μmの厚さに
塗工した300mm×300mmの粘着シートを作製した。次い
で、該シートの粘着剤層上に150℃に加熱した着色砂か
らなるカラー骨材を振りかけ、その上に厚さ5mmのウレ
タンゴムシートを置き、幅300mm、直径50mm、重さ5kg
のローラーで圧着して、カラー骨材を部分的に粘着剤層
中に沈めた骨材搭載シートを作製することができた。
【0018】
【実施例4】実施例3で用いた粘着シートの粘着剤層上
に180℃に加熱した約2mmの大きさの着色セラミックス
からなるカラー骨材を多量に振りかけ、骨材の一部を粘
着剤層中に沈めた。このシートを冷却させた後、余分の
骨材を除去して、骨材搭載シートを得ることができた。
に180℃に加熱した約2mmの大きさの着色セラミックス
からなるカラー骨材を多量に振りかけ、骨材の一部を粘
着剤層中に沈めた。このシートを冷却させた後、余分の
骨材を除去して、骨材搭載シートを得ることができた。
【0019】以上実施例1〜4で作製した骨材搭載シー
ト上にモルタルを2cmの厚さで打ち込み、70℃で7時間
養生した後粘着シートを骨材から引き剥がしたところ、
優れた外観の骨材露出 PC 板が得られた。
ト上にモルタルを2cmの厚さで打ち込み、70℃で7時間
養生した後粘着シートを骨材から引き剥がしたところ、
優れた外観の骨材露出 PC 板が得られた。
【0020】
【発明の効果】以上述べてきたように、装飾骨材搭載シ
ートの製造方法を本発明構成の製造方法とすることによ
って、従来技術の有していた課題を解決して、簡便かつ
効率的に実施可能なコンクリート骨材露出仕上げに用い
るに好適な材料の製造方法を提供することができた。こ
の骨材搭載シートを用いることにより、従来莫大な時間
と人手を必要とし、かつ面倒な廃水処理を必要としてい
たコンクリート骨材露出のための洗い出し工法が不要と
なり、景観装飾工法を飛躍的に容易ならしめることがで
きた。
ートの製造方法を本発明構成の製造方法とすることによ
って、従来技術の有していた課題を解決して、簡便かつ
効率的に実施可能なコンクリート骨材露出仕上げに用い
るに好適な材料の製造方法を提供することができた。こ
の骨材搭載シートを用いることにより、従来莫大な時間
と人手を必要とし、かつ面倒な廃水処理を必要としてい
たコンクリート骨材露出のための洗い出し工法が不要と
なり、景観装飾工法を飛躍的に容易ならしめることがで
きた。
【図1】本発明の方法を適用して得られた骨材搭載シー
トの構造を示す模式断面図。
トの構造を示す模式断面図。
1…支持体、2…バインダー、3…骨材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 茂 神奈川県川崎市多摩区登戸3819番地 株式 会社スリオンテック内 (72)発明者 小林 映章 神奈川県川崎市多摩区登戸3819番地 株式 会社スリオンテック内 (72)発明者 小河 洋征 東京都府中市寿町1−4−3 セルテック 株式会社内 (72)発明者 田村 豊 東京都府中市寿町1−4−3 セルテック 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−31704(JP,A) 特開 昭57−38113(JP,A) 特公 昭45−18159(JP,B1)
Claims (4)
- 【請求項1】シート状支持体上に該支持体の軟化点より
も低い温度で溶融流動するバインダー層を設け、該バイ
ンダー層上に上記支持体の軟化点よりも低くかつ該バイ
ンダーの流動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を
載せ、該装飾骨材を自重で上記バインダー層中に部分埋
没させることを特徴とする装飾骨材搭載シートの製造方
法。 - 【請求項2】シート状支持体上に該支持体の軟化点より
も低い温度で溶融流動するバインダー層を設け、該バイ
ンダー層上に上記支持体の軟化点よりも低くかつ該バイ
ンダーの流動温度よりも高い温度に加熱した装飾骨材を
載せ、該装飾骨材を加圧して上記バインダー層中に部分
埋没させることを特徴とする装飾骨材搭載シートの製造
方法。 - 【請求項3】シート状支持体上に該支持体の軟化点より
も低い温度で溶融流動するバインダー層を設け、上記支
持体の軟化点よりも低くかつ上記バインダーの流動温度
よりも高い温度に加熱した装飾骨材を同様温度に加熱し
た上記バインダー層上に載せ、該装飾骨材を自重でバイ
ンダー層中に部分埋没させることを特徴とする装飾骨材
搭載シートの製造方法。 - 【請求項4】上記バインダーがホットメルト系粘着剤か
らなることを特徴とする請求項1及び2記載の装飾骨材
搭載シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14877393A JPH0785884B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 装飾骨材搭載シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14877393A JPH0785884B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 装飾骨材搭載シートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710660A JPH0710660A (ja) | 1995-01-13 |
| JPH0785884B2 true JPH0785884B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15460344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14877393A Expired - Lifetime JPH0785884B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 装飾骨材搭載シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785884B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP14877393A patent/JPH0785884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0710660A (ja) | 1995-01-13 |
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