JPH0785897A - 廃乾電池の処理方法 - Google Patents
廃乾電池の処理方法Info
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- JPH0785897A JPH0785897A JP18729493A JP18729493A JPH0785897A JP H0785897 A JPH0785897 A JP H0785897A JP 18729493 A JP18729493 A JP 18729493A JP 18729493 A JP18729493 A JP 18729493A JP H0785897 A JPH0785897 A JP H0785897A
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Abstract
材料、特に、ソフトフェライト用原料に適した原材料が
得られる廃乾電池の処理方法とする。 【構成】 廃乾電池からマンガン乾電池を選別して破砕
した後篩分けして正極作用物質(「合剤」ともいう。)
を主体とするものを得、このものを水洗した後仮焼し、
マンガン酸化物と亜鉛酸化物とを得る。
Description
関し、特にソフトフェライト製造用の原料を得るのに適
する廃乾電池の処理方法に関する。
携帯用のものが増すにつれて、乾電池の使用量が増大し
ている。乾電池のなかで一次電池として使用されている
大部分はマンガン乾電池、アルカリ・マンガン電池であ
り、これらのものは、使用後、一般ゴミと一緒に捨てら
れることが多い。そして、これらの廃乾電池は、自治体
等により、一般ゴミとともに焼却処理される場合やゴミ
として回収された後回収業者等によって処理される場合
などがある。
近年、環境保全、資源節減、廃棄物の減容化などが要望
されていることから、種類別に分別する方法や解体する
方法、あるいは有価物を分離回収する方法などが種々提
案されている(特開昭60−136174号、同61−
488号、同61−78484号、同61−97085
号、同61−118182号、同61−234981
号、同62−145658号、同62−286584
号、特開平4−65063号、特公平4−22975
号、同3−31116号、特公昭63−2676号、特
公平3−6208号、特公平3−48624号、同2−
47059号、特公昭63−25830号、同52−7
813号、特開昭50−1094号、同61−1119
1号、同60−156594号、同60−211023
号等)。
池のような廃乾電池から得られたものを例えば二酸化マ
ンガンやフェライトのような磁性体材料の製造用の原料
として利用できることは示唆されているものの、実際に
使用して具体的にフェライト等の製造物を得たとの記載
はない。これは従来の方法が、エネルギーを多量に消費
するためコスト高となり、その経済性の低さが利用技術
や回収技術の進歩を阻む結果となっているからである。
従って、現状における廃乾電池の回収率や利用率は極め
て低い。
付加価値の高いものを得ることができれば、自ずと廃乾
電池の回収率も向上することが予想される。また、この
ことは、環境保全や資源節減あるいは廃棄物の減容化な
どの上からも好ましい。
ともに、利用に適した廃乾電池の処理方法が期待され
る。
は、廃乾電池のなかのマンガン乾電池から有用な原材
料、特にソフトフェライト用原料に適した原材料を得る
ことができる廃乾電池の処理方法を提供することにあ
る。
(1)〜(8)の本発明により達成される。 (1)廃乾電池からマンガン乾電池を選別して破砕した
後篩分けして正極作用物質を主体とするものを得、この
正極作用物質を主体とするものを水洗した後仮焼し、マ
ンガン酸化物と亜鉛酸化物とを得る廃乾電池の処理方
法。 (2)前記篩分けに用いる篩の目開きが1〜4mmである
上記(1)の廃乾電池の処理方法。 (3)前記仮焼温度が700〜950℃である上記
(1)または(2)の廃乾電池の処理方法。 (4)前記仮焼時間が1〜5時間である上記(1)ない
し(3)のいずれかの廃乾電池の処理方法。 (5)前記水洗を重量で被水洗物の2〜10倍量の水で
行う上記(1)ないし(4)のいずれかの廃乾電池の処
理方法。 (6)前記破砕に際し、廃乾電池からマンガン乾電池を
超高性能マンガン乾電池と高性能マンガン乾電池とのグ
レードに分けて選別し、選別したマンガン乾電池を前記
グレード毎に破砕する上記(1)ないし(5)のいずれ
かの廃乾電池の処理方法。 (7)前記篩分けにより金属外装と負極作用物質と集電
棒とを主体とするものを得、この金属外装と負極作用物
質と集電棒とを主体とするものを磁力選別して鉄成分と
亜鉛成分とカーボン成分とを得る上記(1)ないし
(6)のいずれかの廃乾電池の処理方法。 (8)前記マンガン酸化物と亜鉛酸化物をソフトフェラ
イト製造用の原料に用いる上記(1)ないし(7)のい
ずれかの廃乾電池の処理方法。
に説明する。
し破砕する工程、 破砕物を篩分けして正極作用物質(以下、「合剤」と
いう。)を主体とするものを得る工程、 合剤を主体とするものを水洗する工程、および 水洗したものを仮焼する工程を含む。
ンガン乾電池を利用してソフトフェライト用原料等に適
したマンガン−亜鉛化合物を得ることができる。すなわ
ち、本発明では合剤を主体とするものを篩分けした後、
これから直接マンガンと亜鉛の酸化物の混合物を得る。
この混合物はそのままソフトフェライト製造等に用いる
ことができる。この際、水洗と仮焼によりソフトフェラ
イトに有害な成分を除去することができるので、ソフト
フェライトの製造が容易になる。また、Mn−Zn系ソ
フトフェライトではこれらのマンガン−亜鉛成分が必須
であり、得られた混合物を単離する必要がないという利
点もある。
が均質に存在し、それから得られる本発明によって処理
された混合物も両成分を均質に含有する。このため、こ
の混合物をソフトフェライトの製造に用いればマンガン
成分と亜鉛成分とを混合する工程を省略することもで
き、あるいはこの混合工程が簡略化し、ソフトフェライ
トの製造が容易になる。さらに、上記の篩分けによって
得られる合剤を主体とするもの以外の金属外装、亜鉛缶
を含むものを磁力選別によって鉄分と亜鉛分とに分離す
る工程を設け、これにより鉄原料と亜鉛原料とを得るこ
ともできる。また、磁力選別に際し、亜鉛分とともに分
離される集電棒(炭素棒)を亜鉛分と分離し、炭素源と
して用いることもできる。
ソフトフェライトの原料として使用できるほか、鉄源、
亜鉛源として他の用途に用いることもできる。また、カ
ーボン(炭素)は融雪剤、還元剤、燃料等に用いること
ができる。
乾電池から選別したマンガン乾電池を超高性能マンガン
乾電池”PU”と高性能マンガン乾電池”P”とのグレ
ード毎にさらに選別する工程等を設けることが好まし
い。
説明する。
能マンガン乾電池”PU”と高性能マンガン乾電池”
P”とのグレード毎に選別する工程である。まず、集荷
された廃乾電池には、マンガン乾電池の他に、アルカリ
・マンガン電池、リチウム電池、銀電池、水銀電池、ニ
カド電池等、品種の異なる電池が混在しており、このう
ち、ソフトフェライトの原料として、最も効果的に再利
用の可能なマンガン乾電池のみを取り出す。
別、色彩選別などの選別法を適宜組合せて、最終的に超
高性能マンガン乾電池”PU”(以下、「黒タイプ」と
いう。)と高性能マンガン乾電池”P”(以下、「赤タ
イプ」という。)とに選別する。さらに、黒タイプと赤
タイプにおいて、さらにメーカー別に選別してもよい。
選別を行い、マンガン乾電池の形状の大多数を占める筒
型の単1形、単2形、単3形とその他の型に選別する。
この形状選別には形状選別機を用いて大量、かつ連続的
に各型に選別すればよい。
1形、単2形、単3形には、マンガン乾電池のほかにア
ルカリ・マンガン電池が含まれているため、重量選別に
よりマンガン乾電池とアルカリ・マンガン電池とを選別
する。すなわち、同じ単1形であってもアルカリ・マン
ガン電池の方がマンガン乾電池に比べて重量が多いこと
を利用する。この重量選別には重量選別機を用いて大量
かつ連続的に選別を行う。
ガン乾電池を色彩選別により、黒タイプと赤タイプとに
選別する。黒タイプのものは全体に黒目がちで、赤タイ
プのものは赤色が多いことを利用する。この色彩選別に
は色彩選別機を用いて大量かつ連続的に選別を行う。こ
の黒タイプと赤タイプとの選別には、重量選別を併用す
ることができる。さらに黒タイプと赤タイプとの各々に
おいてメーカー別に選別するときは色彩選別または商標
等のメーカー名による選別を行えばよい。
別してからメーカー別に選別してもよく、メーカー別に
選別してから黒タイプと赤タイプとを選別してもよい。
また、付されたバーコードによって黒タイプと赤タイ
プ、あるいはメーカー別の選別を行うこともできる。
れたグループ毎に処理を施す。選別グループ毎に処理を
行うことによって再利用に供する最終物の品質を一定に
保持することができる。
選別し、黒タイプと赤タイプとの各々において、同じ処
理を行っているため、図1に従って、黒タイプについて
代表的に説明する。
を目的とすることから、例えば合剤を主体とするものの
みを2mm以下になるように所定の大きさに破砕し、他の
ものは2mm超となるように所定の大きさのものに破砕す
る。破砕機としてはスクリーン付きスイング・ハンマー
クラッシャー型などを用いればよく、特に炭素棒や紙等
が2mm以下に過破砕されないように破砕機の周速を制御
するなどする。さらに、例えば2mm超となるように所定
の大きさに破砕したオーバーサイズ品の破砕、篩分けを
数段階繰り返し行ってもよく、また破砕の一部を湿式法
で行ってもよい。
篩分けによる分離を兼ねる形態のものが多く、オーバー
サイズ品の破砕、篩分けを繰り返すことにより、合剤を
主体とするものの分離が確実になる。
をマンガン酸化物と酸化亜鉛を主体とし例えば2mm以下
の所定の大きさの破砕品であるアンダーサイズ品と、金
属鉄、亜鉛缶、炭素棒、紙、プラスチックなどを主体と
し例えば2mm超の所定の大きさの破砕品であるオーバー
サイズ品とに篩分けする。篩分けには、振動スクリー
ン、トロンメル・スクリーンなどの篩分機を用いればよ
く、上記のように、破砕機に併設されている形態のもの
が多い。篩分機の篩の目開きは、合剤を主体とするもの
の破砕粒の大きさにより選択すればよく、通常1〜4mm
程度、好ましくは2mm程度とする。
対しさらに1〜2回繰り返すことによって、破砕に供し
たマンガン乾電池の合剤を主体とするものの75〜80
wt%程度をアンダーサイズ品として分離することができ
る。アンダーサイズ品とオーバーサイズ品とに篩分けし
た後はサイズ品毎に処理するが、まずアンダーサイズ品
の処理について述べる。
製する。これにより、合剤に含まれるナトリウムないし
カリウム化合物、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、
さらには塩素化合物などの不純物を除去することができ
る。これらの不純物は、ソフトフェライト用原料とする
上で有害成分となるものであるので、極力除去すること
が好ましい。水洗に用いる水は、有害成分の少ない水を
用いることが好ましく、具体的にはイオン交換水を用い
ればよい。また、水洗に用いる水量は、水洗を十分行う
ことができ、かつ水資源の無駄を防止するために、重量
で被水洗物の2〜10倍量、特に好ましくは4倍量程度
とすることが好ましい。
を容器内に入れ、攪拌したり、攪拌しつつ連続的に濾別
するなどすればよい。濾別によって得られた固形分はさ
らに新鮮なイオン交換水で洗浄することが好ましく、水
洗に用いる水は、これら洗浄水も含めて全体で上記量と
なるようにすればよい。なお、濾別によって得られた固
形分は、各種乾燥機により乾燥すればよい。
するNa2 Oを63〜70wt% 、K2 Oを70〜75wt
% 、MgOを56〜60wt% 、CaOを65〜73wt%
除去することができる。また塩素分を50〜65wt%
(Cl換算)除去することができる。
マンガン−亜鉛化合物を主体とする固形分は、仮焼され
る。仮焼は仮焼炉を用い、通常、炉内温度は700〜9
50℃程度、仮焼時間は1〜5時間程度とする。
マンガン酸化物を低級酸化物から高級酸化物に至る種々
の酸化マンガンに、亜鉛分を酸化亜鉛にすることができ
る。また、残留塩素分を揮発させ、炭素分を除去するこ
ともできる。
いて、乾式法によりソフトフェライトを製造する場合
は、合剤中の炭素分を除去する必要があり、仮焼時間は
長い方が好ましく、4〜5時間程度とする。また、仮焼
炉の炉内雰囲気は、高級マンガン酸化物を得、炭素分を
除去するために、酸化性雰囲気とすることが好ましい。
塩酸に溶解し、その後噴霧焙焼法によりソフトフェライ
トを製造することもできる。この場合には、仮焼におけ
る低級マンガン酸化物、例えば一酸化マンガン(Mn
O)、あるいは酸化亜鉛(ZnO)への変換が多少不十
分であってもよい。また炭素等の除去が不十分であって
も塩酸による溶解工程および不純物精製工程で除去でき
る。このため、仮焼時間は1〜2時間、炉内雰囲気は還
元性雰囲気とすればよい。
酸化物が生成する雰囲気であり、還元性雰囲気とは、マ
ンガンの低級酸化物が生成する雰囲気である。
とする。粉砕はスクリーン付パルベライザーなどにより
行い、例えば200メッシュ以下とする。
が、さらに所定の目開きの篩を用いて篩分けを行っても
よい。この篩分けは、ソフトフェライトを乾式法によっ
て製造するときに有効である。篩分けにより、工程中機
械から混入する鉄分や、炭素分を除去することができ
る。
亜鉛酸化物との混合物であり、MnO換算のMn含有量
は57.4〜66.0wt% 程度、ZnO換算のZn含有
量は26.2〜31.8wt% 程度である。また、不純物
としては、Cl、C、SiO2 、CaO、MgO、P、
Na2 O、K2 O等が挙げられる。一般に、不純物量
は、Cl;0.03〜0.60wt% 、C;0.02〜
4.1wt% 、SiO2 ;0.01〜0.06wt% 、Ca
O;0.015〜0.06wt% 、MgO;0.015〜
0.04wt% 、P;0.003〜0.01wt% 、Na2
O;0.02〜0.03wt% 、K2 O;0.01〜0.
03wt% 程度である。
って適宜、使い分ければよい。例えば乾式法による場合
は、不純物量の少ないものを選択したり、または清浄な
原料で希釈して用いてもよい。一方、噴霧焙焼法による
場合は、塩酸溶解後精製によって除去可能であるので不
純物は多少多くてもよい。
排ガスを洗浄した洗液とともに回収する。上記濾液およ
び洗液は塩化亜鉛を含有するので、亜鉛源として回収す
ることが好ましい。具体的には、濃縮により塩化亜鉛と
して回収するか、中和により水酸化亜鉛として回収す
る。なお、アンダーサイズ品の亜鉛分は、金属換算で、
水洗工程において電池全体の4〜5wt% 程度、仮焼工程
においても3〜4wt% 程度、捕捉、回収している。
アンダーサイズ品の処理について述べたが、次に、オー
バーサイズ品の処理について述べる。
紙、プラスチックを風力により分離する工程である。回
収した紙、プラスチックはリサイクルの対象とはなら
ず、焼却処分する。なお、風ひは破砕工程に伴って行わ
れる工程であり、また破砕を数回繰り返すときなどに適
宜行われる搬送工程や、篩分け工程において風ひを繰り
返し行うことが好ましい。
物である鉄製外装と非磁性物を磁力により分離する工程
である。具体的にはドラムタイプ磁選機、マグネット・
ローラ等を用いればよい。そして、必要に応じ、破砕、
篩分け、圧縮等を行い、減容化し金属鉄として回収す
る。鉄の純度は97.5〜98.8%程度である。
め、オーバーサイズ品の破砕、分離を繰り返す段階で磁
力選別も繰り返し実施することが好ましい。
り、亜鉛分を回収する工程である。非磁性物には、主と
して亜鉛缶、炭素棒を含み、合剤が付着しているので、
破砕で炭素棒を砕き、合剤を水洗で除去した上で篩分け
により、亜鉛缶を回収する。その後、加熱溶融などすれ
ば、純度98.1〜99.3%の亜鉛メタルが得られ
る。
利用する。
説明してきたが、赤タイプのものについても同様の処理
を行う。
鉛化合物におけるMnO換算のMn含有量は53.0〜
61.6wt% 、ZnO換算のZn含有量は26.7〜3
3.1wt% 程度である。また、不純物量はCl;0.0
8〜0.35wt% 、C;0.1〜5.6wt% 、SiO
2 ;0.3〜1.1wt% 、CaO;0.04〜0.13
wt% 、MgO;0.03〜0.08wt% 、P;0.02
〜0.06wt% 、Na2O;0.02〜0.07wt% 、
K2 O;0.06〜0.25wt% 程度である。
量が多いので、乾式法でソフトフェライトを製造する場
合には黒タイプのものを用いることが好ましい。
が、これに限定されるものではなく、廃マンガン乾電池
を破砕した後篩分けにより合剤ないし合剤を主体とする
ものを分離し、合剤ないし合剤を主体とするものを水洗
した後仮焼する工程を含むものであればいずれであって
もよい。
する。
どを適宜組み合わせて廃乾電池1トンを処理し、黒タイ
プ325kg、赤タイプ310kgを得た。
下に述べる同様の処理を行った。黒タイプ325kgをス
クリーン付きスイング・ハンマークラッシャー型破砕機
を用いて破砕し篩分けを行った。このときのスクリーン
は振動スクリーンであり、目開き2mmの篩を具えるもの
である。破砕は、合剤が2mm以下になるような周速で行
った。この破砕、篩分けを2mm超のものに対して、2回
繰り返した。
剤を主体とするものの粉末を196kg(体積137リッ
トル)得た。次に、この合剤を主体とするものの粉末を
水洗し濾過した。水洗に用いた水はイオン交換水とし、
合計で784リットルの水を使用した。濾過によって得
られた固形物をドライヤーにより乾燥した後、ロータリ
ー・キルンを用い、800℃程度の温度で1.5時間程
度、還元性雰囲気で仮焼を行った。その後、仮焼品を目
開き0.3mmの篩を有するスクリーン付きパルベライザ
ーを用いて粉砕し、96kg(体積53リットル)を得
た。この粉砕品の組成を調べたところ、MnO;61.
0wt% 、ZnO;29.1wt% 、Cl;0.20wt% 、
C;2.9wt% 、SiO2 ;0.016wt% 、CaO;
0.054wt% 、MgO;0.026wt% 、P;0.0
07wt% 、Na2 O;0.022wt% 、K2 O;0.0
26wt% であった。
の際に排出された排ガスの洗液をともに回収した。これ
らの液を濃縮し、塩化亜鉛を回収した。なお、アンダー
サイズ品中の亜鉛は電池全体の亜鉛分に対して濾液中に
4.6wt% 、洗液中に3.2wt% 含まれていた。
ほかは同様にして粉砕品を得た。このものに比べ、水洗
を行った本発明のものは不純物量が少なく、本発明のも
のの方が、Na2 Oで67wt% 、K2 Oで73wt% 、M
gOで58wt% 、CaOで68wt% 、塩素分(Cl換
算)で58wt% 減少していることがわかった。従って、
本発明の水洗工程により、不純物量を減少できることが
わかる。
5時間、酸化性雰囲気として行ったところ、97kg(体
積49.5リットル)の粉砕品を得た。この粉砕品の組
成はMnO;63.7wt% 、ZnO;26.9wt% 、C
l;0.04wt% 、C;0.02wt% 、SiO2 ;0.
032wt% 、CaO;0.02wt% 、MgO;0.02
wt% 、P;0.004wt% 、Na2 O;0.023wt%
、K2 O;0.013wt% であった。
たほかは同様の処理を行って粉砕品を得たところ、水洗
したものに比べ不純物が多かった。従って、還元性雰囲
気の場合も酸化性雰囲気の場合も、水洗工程を施した方
が不純物量が少ないことがわかった。
イズ品129kg(体積258リットル)を風速12〜1
7m/s の条件下で風ひした。この結果14kg(体積70
リットル)の風ひ物を得た。このものは主として紙、プ
ラスチックスであり、焼却して廃棄した。オーバーサイ
ズ品に含まれる鉄製外装をドラムタイプ磁選機またはマ
グネット・ローラによる磁力選別を行って分離した。な
お、オーバーサイズ品に対し、繰り返し行う破砕、篩分
けの工程で磁力選別を繰り返した。
リットル)のスクラップ鉄を得た。鉄の純度は98%で
あった。磁力選別で分離した非磁性物を破砕機により破
砕し、篩分けを行った。篩の目開きは5mmとして炭素棒
をアンダーサイズに破砕して亜鉛缶と分離した。このよ
うにして得られた炭素粉末は11kgであった。
ズ品として得られた亜鉛缶を主体とするものは水洗して
乾燥し、さらに篩分けした。その後500℃で加熱溶解
し、純度98.8%の亜鉛メタルを31kg得た。
処理した。ただし、仮焼条件を800℃、1.5時間、
還元性雰囲気として合剤に由来する濾過によって得られ
た固形分を仮焼した。この場合は下記組成のMn−Zn
化合物の粉砕品が87kg(体積48リットル)得られ
た。MnO;53.2wt% 、ZnO;32.1wt% 、C
l;0.33wt% 、C;4.51wt% 、SiO2 ;0.
32wt% 、CaO;0.11wt% 、MgO;0.074
wt% 、P;0.036wt% 、Na2 O;0.060wt%
、K2 O;0.20wt%
の処理を行って粉砕品を得たところ、水洗したものに比
べ不純物量が多かった。従って、赤タイプでも水洗工程
を施した方が不純物量が少ないことがわかった。
焼雰囲気を酸化性雰囲気として88kg(体積44リット
ル)の粉砕品を得た。この粉砕品の組成は、MnO;5
2.4wt% 、ZnO;30.7wt% 、Cl;0.08wt
% 、C;0.1wt% 、SiO2 ;0.84wt% 、Ca
O;0.065wt% 、MgO;0.033wt% 、P;
0.019wt% 、Na2 O;0.03wt% 、K2 O;
0.094wt% であった。
かは同様の処理を行って粉砕品を得たところ、水洗した
ものに比べ不純物量が多かった。
ットル)得られ、鉄の純度は98%であった。また、炭
素は11kg得られ、亜鉛は純度98.2%のものが23
kg得られた。
ガン乾電池から、特に、ソフトフェライト用原料とする
のに適する有用な原材料を得ることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 廃乾電池からマンガン乾電池を選別して
破砕した後篩分けして正極作用物質を主体とするものを
得、この正極作用物質を主体とするものを水洗した後仮
焼し、マンガン酸化物と亜鉛酸化物とを得る廃乾電池の
処理方法。 - 【請求項2】 前記篩分けに用いる篩の目開きが1〜4
mmである請求項1の廃乾電池の処理方法。 - 【請求項3】 前記仮焼温度が700〜950℃である
請求項1または2の廃乾電池の処理方法。 - 【請求項4】 前記仮焼時間が1〜5時間である請求項
1ないし3のいずれかの廃乾電池の処理方法。 - 【請求項5】 前記水洗を重量で被水洗物の2〜10倍
量の水で行う請求項1ないし4のいずれかの廃乾電池の
処理方法。 - 【請求項6】 前記破砕に際し、廃乾電池からマンガン
乾電池を超高性能マンガン乾電池と高性能マンガン乾電
池とのグレードに分けて選別し、選別したマンガン乾電
池を前記グレード毎に破砕する請求項1ないし5のいず
れかの廃乾電池の処理方法。 - 【請求項7】 前記篩分けにより金属外装と負極作用物
質と集電棒とを主体とするものを得、この金属外装と負
極作用物質と集電棒とを主体とするものを磁力選別して
鉄成分と亜鉛成分とカーボン成分とを得る請求項1ない
し6のいずれかの廃乾電池の処理方法。 - 【請求項8】 前記マンガン酸化物と亜鉛酸化物をソフ
トフェライト製造用の原料に用いる請求項1ないし7の
いずれかの廃乾電池の処理方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18729493A JPH0785897A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 廃乾電池の処理方法 |
| DE69405317T DE69405317T2 (de) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | Verfahren zur Rückgewinnung von gebrauchten Trockenzellen, und Verfahren zur Herstellung von Ferrit |
| US08/269,212 US5498360A (en) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | Process for recycling used-up dry cells, and ferrite production process |
| EP19940304779 EP0632514B1 (en) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | Process for recycling used-up dry cells, and ferrite production process |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18729493A JPH0785897A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 廃乾電池の処理方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785897A true JPH0785897A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16203484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18729493A Pending JPH0785897A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 廃乾電池の処理方法 |
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