JPH0785978B2 - 車輌内装用表皮材 - Google Patents
車輌内装用表皮材Info
- Publication number
- JPH0785978B2 JPH0785978B2 JP62324934A JP32493487A JPH0785978B2 JP H0785978 B2 JPH0785978 B2 JP H0785978B2 JP 62324934 A JP62324934 A JP 62324934A JP 32493487 A JP32493487 A JP 32493487A JP H0785978 B2 JPH0785978 B2 JP H0785978B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- resin
- needling
- fibers
- vehicle interior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車輛内装用表皮用に関する。さらに詳しくは、
本発明は自動車などの天井、ドアーサイド、ピラーガー
ニッシュ、リヤパッケージなどの内装に使用される表皮
材に関する。
本発明は自動車などの天井、ドアーサイド、ピラーガー
ニッシュ、リヤパッケージなどの内装に使用される表皮
材に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来より皮状のしぼ模様を設けた車輛内装用表皮材に
は、ポリ塩化ビニルなどの樹脂シートの表面上にプリン
ト加工を施し、ついでエンボス加工を施して皮状のしぼ
模様を設けた表皮材を用いられている(特開昭52−3524
5号公報)。かかる表皮材としては、樹脂シートの表面
上に設けられるプリントやエンボスの種類をえらぶこと
により種々の模様を有するものが用いられているが、い
ずれのものも樹脂シートの表面上に直接これらの加工が
施されているので、深み感のある装飾効果を呈するもの
ではない。また、樹脂シートを用いた表皮材は通気性が
ないため、吸音性に乏しく、しかも重量が大きくなると
いう欠点がある。
は、ポリ塩化ビニルなどの樹脂シートの表面上にプリン
ト加工を施し、ついでエンボス加工を施して皮状のしぼ
模様を設けた表皮材を用いられている(特開昭52−3524
5号公報)。かかる表皮材としては、樹脂シートの表面
上に設けられるプリントやエンボスの種類をえらぶこと
により種々の模様を有するものが用いられているが、い
ずれのものも樹脂シートの表面上に直接これらの加工が
施されているので、深み感のある装飾効果を呈するもの
ではない。また、樹脂シートを用いた表皮材は通気性が
ないため、吸音性に乏しく、しかも重量が大きくなると
いう欠点がある。
一方、この深みのある装飾効果を向上させるためにニー
ドルパンチ不織布の表面上にプリントを設け、ついでエ
ンボン加工を施したものが開発されているが、成形時に
エンボス模様が消失しやすく、しかも耐摩耗性などの表
面の耐性が充分でなはいという欠点がある。そこでエン
ボス模様が消失しないようにするためにはエンボス部を
強く圧して加工を施せばよいが、このばあい、えられる
内装材の風合が硬くなり、成形性が低下し、しかもエン
ボス部と不織布との境界部で切断や破壊が生じることが
あった。
ドルパンチ不織布の表面上にプリントを設け、ついでエ
ンボン加工を施したものが開発されているが、成形時に
エンボス模様が消失しやすく、しかも耐摩耗性などの表
面の耐性が充分でなはいという欠点がある。そこでエン
ボス模様が消失しないようにするためにはエンボス部を
強く圧して加工を施せばよいが、このばあい、えられる
内装材の風合が硬くなり、成形性が低下し、しかもエン
ボス部と不織布との境界部で切断や破壊が生じることが
あった。
[発明が解決しようとする問題点] そこで本発明者らは、前記従来技術の問題点に鑑みて実
用上満足しうる表面耐性を有することは勿論のこと、深
みのある装飾効果にすぐれ、さらには自動車などの内装
材用表皮材に望まれる成形性、通気性、吸音性、軽量お
よび風合をもすべて具備する表皮材をうるべく鋭意研究
を重ねた結果、かかる表皮材をようやく見出し、本発明
を完成するにいたった。
用上満足しうる表面耐性を有することは勿論のこと、深
みのある装飾効果にすぐれ、さらには自動車などの内装
材用表皮材に望まれる成形性、通気性、吸音性、軽量お
よび風合をもすべて具備する表皮材をうるべく鋭意研究
を重ねた結果、かかる表皮材をようやく見出し、本発明
を完成するにいたった。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は熱接着性複合繊維を5〜25重量%含
む繊維ウェブの片面からニードリングが施されたニード
ルパンチ不織布のニードリング面とは反対の面に、樹脂
が含浸され、プリント加工およびエンボス加工が施され
ており、かつ通気度が50〜120cc/cm2/secであることを
特徴とする車輛内装用表皮材に関する。
む繊維ウェブの片面からニードリングが施されたニード
ルパンチ不織布のニードリング面とは反対の面に、樹脂
が含浸され、プリント加工およびエンボス加工が施され
ており、かつ通気度が50〜120cc/cm2/secであることを
特徴とする車輛内装用表皮材に関する。
[作用および実施例] 本発明の車輛内装用表皮材は、熱接着性複合繊維を5〜
25重量%含む繊維ウェブの片面からニードリングが施さ
れたニードルパンチ不織布のニードリング面とは反対の
面に、樹脂を含浸し、かつプリント加工およびエンボス
加工を施して、通気度を50〜120cc/cm2/secとすること
によりえられる。
25重量%含む繊維ウェブの片面からニードリングが施さ
れたニードルパンチ不織布のニードリング面とは反対の
面に、樹脂を含浸し、かつプリント加工およびエンボス
加工を施して、通気度を50〜120cc/cm2/secとすること
によりえられる。
本発明に用いられる熱接着性複合繊維には、融点が異な
る2成分以上の樹脂からなるサイド・バイ・サイド型、
芯鞘型、偏心型などの複合繊維が適している。とくに芯
鞘型ポリエステル熱接着性繊維は、表皮材に使用される
繊維にポリエステル繊維が汎用されているため、これら
の繊維との接着性がよいので望ましい。
る2成分以上の樹脂からなるサイド・バイ・サイド型、
芯鞘型、偏心型などの複合繊維が適している。とくに芯
鞘型ポリエステル熱接着性繊維は、表皮材に使用される
繊維にポリエステル繊維が汎用されているため、これら
の繊維との接着性がよいので望ましい。
この芯鞘型ポリエステル熱接着性繊維とは、融点が240
〜260℃であるポリエステル樹脂からなる芯成分と融点
が110〜200℃であるポリエステル樹脂からなる鞘成分と
で構成される芯鞘型の複合繊維である。なお、緩やかな
エンボス加工の条件で、成形時にエンボス模様が消失し
ないようにするためには、前記熱接着性複合繊維の高融
点の樹脂成分の融点と低融点の樹脂成分の融点との差は
50℃以上であるので好ましい。かかる熱接着性複合繊維
はエンボン加工を施したときに表皮材に表面耐性を付与
せしめるのみならず、安定した装飾効果を向上させるは
たらきを有するものである。
〜260℃であるポリエステル樹脂からなる芯成分と融点
が110〜200℃であるポリエステル樹脂からなる鞘成分と
で構成される芯鞘型の複合繊維である。なお、緩やかな
エンボス加工の条件で、成形時にエンボス模様が消失し
ないようにするためには、前記熱接着性複合繊維の高融
点の樹脂成分の融点と低融点の樹脂成分の融点との差は
50℃以上であるので好ましい。かかる熱接着性複合繊維
はエンボン加工を施したときに表皮材に表面耐性を付与
せしめるのみならず、安定した装飾効果を向上させるは
たらきを有するものである。
ところで、本発明において、繊維ウェブに含まれる前記
熱接着性複合繊維の使用量が5〜25重量%とされるの
は、5重量%未満ではエンボス加工性が充分ではなく、
また必要な表面耐性を有する表皮材をうることができ
ず、また、25重量%をこえると成形性が低下し、風合が
硬くなるとともにクッション性が低下するためである。
熱接着性複合繊維の使用量が5〜25重量%とされるの
は、5重量%未満ではエンボス加工性が充分ではなく、
また必要な表面耐性を有する表皮材をうることができ
ず、また、25重量%をこえると成形性が低下し、風合が
硬くなるとともにクッション性が低下するためである。
前記熱接着性複合繊維以下の繊維としては、通常表皮材
に使用されている繊維があげられる。かかる繊維の具体
例としては、たとえばポリエステル繊維、ナイロン繊
維、塩化ビニル繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊
維などの合成繊維があげられるが、これらの繊維は単独
で用いてもよく、また2種以上の併用してもよい。また
これらの繊維のなかではポリエステル繊維は高温時にお
ける熱劣化や色変化が少なく、耐熱性、耐候性、防汚性
に優れているので好適に使用しうる。また、これらの繊
維の繊度は均一な平滑面を有する表皮材をうるために
は、6デニール以下であるのが好ましい。
に使用されている繊維があげられる。かかる繊維の具体
例としては、たとえばポリエステル繊維、ナイロン繊
維、塩化ビニル繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊
維などの合成繊維があげられるが、これらの繊維は単独
で用いてもよく、また2種以上の併用してもよい。また
これらの繊維のなかではポリエステル繊維は高温時にお
ける熱劣化や色変化が少なく、耐熱性、耐候性、防汚性
に優れているので好適に使用しうる。また、これらの繊
維の繊度は均一な平滑面を有する表皮材をうるために
は、6デニール以下であるのが好ましい。
前記繊維ウェブにはその片面のみからニードリングが施
されるのは、えられるニードルパンチ不織布のニードリ
ング面と反対の面にプリントをのせる際に不織布面を平
滑にしてプリントの加工性を向上せしめるためである。
なお、ニードリングを施す際の針密度は150本/cm2未満
ではえられる表皮材の密度が小さくなり、また600本/cm
2をこえると生産性および成形性が低下するようになる
ので、150〜600本/cm2、なかんづく200〜500本/cm2であ
るのが好ましい。また、ニードリングを施す際の針深さ
は3〜15mmであるのがよい。
されるのは、えられるニードルパンチ不織布のニードリ
ング面と反対の面にプリントをのせる際に不織布面を平
滑にしてプリントの加工性を向上せしめるためである。
なお、ニードリングを施す際の針密度は150本/cm2未満
ではえられる表皮材の密度が小さくなり、また600本/cm
2をこえると生産性および成形性が低下するようになる
ので、150〜600本/cm2、なかんづく200〜500本/cm2であ
るのが好ましい。また、ニードリングを施す際の針深さ
は3〜15mmであるのがよい。
上記のようにして繊維ウェブにニードリングを施してえ
られたニードルパンチ不織布の目付は100g/m2未満であ
るばあい、クッション性が不足し、また400g/m2をこえ
ると、重量が重くなるうえに原料コストが高くなる傾向
にあるので、通常100〜400g/m2、なかんづく150〜350g/
m2に調整するのが好ましい。
られたニードルパンチ不織布の目付は100g/m2未満であ
るばあい、クッション性が不足し、また400g/m2をこえ
ると、重量が重くなるうえに原料コストが高くなる傾向
にあるので、通常100〜400g/m2、なかんづく150〜350g/
m2に調整するのが好ましい。
前記ニードルパンチ不織布のニードリング面と反対の面
には、表面の均一化をはかるために樹脂が含浸される。
かかる含浸法としては、たとえばコーティングによる方
法、スプレー含浸法、浸漬による含浸法などがあげられ
るが、本発明においてはいずれの方法であってもよい。
含浸される樹脂としては、たとえばポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などがあげられる。な
お、該樹脂の含浸量は、表面の均一性や耐性の点から5g
/m2以上、また通気度や風合の点から50g/m2以下、なか
んづく15〜35g/m2であるのが好ましい。また、この樹脂
が含浸された繊維ウェブ層の厚さは、繊維ウェブ全体の
厚さの1/5〜3/5、なかんづく1/4〜1/2であるのが好まし
い。
には、表面の均一化をはかるために樹脂が含浸される。
かかる含浸法としては、たとえばコーティングによる方
法、スプレー含浸法、浸漬による含浸法などがあげられ
るが、本発明においてはいずれの方法であってもよい。
含浸される樹脂としては、たとえばポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などがあげられる。な
お、該樹脂の含浸量は、表面の均一性や耐性の点から5g
/m2以上、また通気度や風合の点から50g/m2以下、なか
んづく15〜35g/m2であるのが好ましい。また、この樹脂
が含浸された繊維ウェブ層の厚さは、繊維ウェブ全体の
厚さの1/5〜3/5、なかんづく1/4〜1/2であるのが好まし
い。
前記樹脂が含浸された面には、表皮材としての意匠性を
向上させるため、たとえばアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂のプリント加工が施
される。かかるプリントを設ける方法としては、たとえ
ばグラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷、スクリー
ン印刷などがあげられるが、本発明においてはいずれの
方法であってもよい。該プリントの樹脂量は装飾効果や
表面耐性の点から5g/m2以上、また成形性や風合の点か
ら15g/m2以下であるのが好ましい。
向上させるため、たとえばアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂のプリント加工が施
される。かかるプリントを設ける方法としては、たとえ
ばグラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷、スクリー
ン印刷などがあげられるが、本発明においてはいずれの
方法であってもよい。該プリントの樹脂量は装飾効果や
表面耐性の点から5g/m2以上、また成形性や風合の点か
ら15g/m2以下であるのが好ましい。
つぎに不織布のプリント加工が施された面には、表皮材
としての意匠性を向上させるために、エンボス加工が施
される。該エンボス加工の条件は、不織布に設けられる
模様、不織布の厚さなどによって異なるので一概に決定
することはできないが、成形後のエンボス模様の保存性
やえられる表皮材の通気性などを考慮すれば、温度は熱
接着性複合繊維の低融点成分の融点よりも20℃以上高温
であるのが望ましく、130〜220℃であるのがよい。また
加圧力は線圧が10〜30kg/cmであるのが望ましい。エン
ボス加工によるエンボス形状や模様についてはとくに限
定されないが、皮しぼ模様やなし地模様、あるいは円、
四角形などの所定形状を適宜の配置でポイントシールし
たものが好適に用いられる。この際、エンボスにより形
成される凹部の面積は3〜30%、なかんづく5〜25%と
される。これは凹部の面積が3%未満では、装飾効果や
表面の耐性が出ず、また30%をこえると成形性や通気性
が低下するからである。
としての意匠性を向上させるために、エンボス加工が施
される。該エンボス加工の条件は、不織布に設けられる
模様、不織布の厚さなどによって異なるので一概に決定
することはできないが、成形後のエンボス模様の保存性
やえられる表皮材の通気性などを考慮すれば、温度は熱
接着性複合繊維の低融点成分の融点よりも20℃以上高温
であるのが望ましく、130〜220℃であるのがよい。また
加圧力は線圧が10〜30kg/cmであるのが望ましい。エン
ボス加工によるエンボス形状や模様についてはとくに限
定されないが、皮しぼ模様やなし地模様、あるいは円、
四角形などの所定形状を適宜の配置でポイントシールし
たものが好適に用いられる。この際、エンボスにより形
成される凹部の面積は3〜30%、なかんづく5〜25%と
される。これは凹部の面積が3%未満では、装飾効果や
表面の耐性が出ず、また30%をこえると成形性や通気性
が低下するからである。
なお、本発明の表皮材は前記した構成を満たすととも
に、その通気度が50〜120cc/cm2/secの範囲にある必要
がある。これは通気度が50cc/cm2/sec未満であるばあ
い、車輛内装用表皮材として必要な吸音性がえられず、
一方120cc/cm2/secをこえると車室内の塵埃がこの表皮
材に捕えられやすくなり、汚れやすくなるからである。
に、その通気度が50〜120cc/cm2/secの範囲にある必要
がある。これは通気度が50cc/cm2/sec未満であるばあ
い、車輛内装用表皮材として必要な吸音性がえられず、
一方120cc/cm2/secをこえると車室内の塵埃がこの表皮
材に捕えられやすくなり、汚れやすくなるからである。
つぎに本発明の車輛内装用表皮材を実施例および比較例
をあげてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
をあげてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
実施例1〜3および比較例1〜3 第1表に示す割合で芯鞘型ポリエステル熱接着性繊維
(芯部の融点:260℃、鞘部の融点:110℃、繊度:4デニー
ル)およびポリエステル繊維(繊度:3デニール)を混綿
した繊維ウェブ(坪量:200g/m2)に片面からニードリン
グ(針密度:240本/m2)を施してニードルパンチ不織布
を形成したのち、該ニードリングが施されていない面に
ウレタン樹脂エマルジョン(大日本インキ(株)製、商
品名:ハイドランHW−102)を固形分量で15g/m2となる
ように含浸し、この面にアクリル樹脂を付着量が10g/m2
となるように皮絞りの模様状にプリントし、つぎにこれ
をエンボス面積15%の皮しぼ模様エンボスロールを用い
て、温度160℃、線圧20kg/cmの条件でエンボス加工を施
して表皮材をえた。
(芯部の融点:260℃、鞘部の融点:110℃、繊度:4デニー
ル)およびポリエステル繊維(繊度:3デニール)を混綿
した繊維ウェブ(坪量:200g/m2)に片面からニードリン
グ(針密度:240本/m2)を施してニードルパンチ不織布
を形成したのち、該ニードリングが施されていない面に
ウレタン樹脂エマルジョン(大日本インキ(株)製、商
品名:ハイドランHW−102)を固形分量で15g/m2となる
ように含浸し、この面にアクリル樹脂を付着量が10g/m2
となるように皮絞りの模様状にプリントし、つぎにこれ
をエンボス面積15%の皮しぼ模様エンボスロールを用い
て、温度160℃、線圧20kg/cmの条件でエンボス加工を施
して表皮材をえた。
えられた表皮材の物性として、引張り伸度、外観、通気
性、耐摩耗性、重量および風合を下記方法にしたがって
調べた。その結果を第1表に示す。
性、耐摩耗性、重量および風合を下記方法にしたがって
調べた。その結果を第1表に示す。
(引張り伸度) 幅方向5cm、生産方向20cmの試験片を5枚採取し、JIS L
1068に準じて引張り試験機により引張り速度20cm/分で
引張り、破断時の伸度(%)を測定する。伸度の大きい
ものほど成形性は良好であると判定される。
1068に準じて引張り試験機により引張り速度20cm/分で
引張り、破断時の伸度(%)を測定する。伸度の大きい
ものほど成形性は良好であると判定される。
(外 観) えられた表皮材を目視にて観察し、装飾性を以下の判断
基準に基づいて評価する。
基準に基づいて評価する。
○:深みのある模様が明瞭であった。
△:深みのある模様がややぼやけていた。
×:深みのある模様は呈さなかった。
(通気性) JIS L 1004に準じてフラジール型法により通気度(cc/c
m2/sec)を測定する。
m2/sec)を測定する。
(耐摩耗性) JIS L 1021に準じて、表皮材を直径約13cmの円形に打ち
抜いて試験片とし、これをテーバ形摩耗試験機の試料ホ
ルダのゴムマット上に取り付け、摩耗輪CS−10に500gの
荷重をかけて試験片と接触させ、60rpmの速度で150回回
転させたのち、その表面状態を観察し、下記の判定基準
に基づいて評価する。
抜いて試験片とし、これをテーバ形摩耗試験機の試料ホ
ルダのゴムマット上に取り付け、摩耗輪CS−10に500gの
荷重をかけて試験片と接触させ、60rpmの速度で150回回
転させたのち、その表面状態を観察し、下記の判定基準
に基づいて評価する。
等 級 判 定 基 準 5級 変化がみられない。
4級 変化がわずかにみられる。
3級 変化があきらかにみられる。
2級 変化がやや著しい。
1級 変化が著しい。
(重 量) えられた表皮材を一辺の長さが10cmとなるように正方形
の切り取り、その重量を秤量ばかりを用いて測定する。
の切り取り、その重量を秤量ばかりを用いて測定する。
(風 合) えられた表皮材を指触し、以下の判断基準に基いて評価
する。
する。
○:しなやかで暖かくソフトで風合を呈していた。
×:表皮は硬く、まったくソフトではなかった。
比較例4 実施例1で用いたニードルパンチ不織布のかわりにポリ
塩化ビニルシート(厚さ:0.5mm)を用いたほかは実施例
1と同様にして表皮材をつくり、えられた表皮材の物性
を実施例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示
す。
塩化ビニルシート(厚さ:0.5mm)を用いたほかは実施例
1と同様にして表皮材をつくり、えられた表皮材の物性
を実施例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示
す。
第1表の結果からわかるように本発明の車輛内装用表皮
材は、満足しうる表面耐性と成形性とを有し、装飾効果
がすぐれ、通気性すなわち吸音性、軽量および風合をす
べて具備するものであることがわかる。
材は、満足しうる表面耐性と成形性とを有し、装飾効果
がすぐれ、通気性すなわち吸音性、軽量および風合をす
べて具備するものであることがわかる。
[発明の効果] 本発明の表皮材は、実用上満足しうる表面耐性を有する
ことは勿論のこと、深みのある装飾性にすぐれ、さらに
は通気性すなわち吸音性を有し、しかも軽量でかつソフ
トで暖かい風合を具備するものであるから、たとえば自
動車の内装用表皮材として好適に使用しうるという効果
を奏する。
ことは勿論のこと、深みのある装飾性にすぐれ、さらに
は通気性すなわち吸音性を有し、しかも軽量でかつソフ
トで暖かい風合を具備するものであるから、たとえば自
動車の内装用表皮材として好適に使用しうるという効果
を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】熱接着性複合繊維を5〜25重量%含む繊維
ウェブの片面からニードリングが施されたニードルパン
チ不織布のニードリング面とは反対の面に、樹脂が含浸
され、プリント加工およびエンボス加工が施されてお
り、かつ通気度が50〜120cc/cm2/secであることを特徴
とする車輛内装用表皮材。 - 【請求項2】熱接着性複合繊維が芯鞘型ポリエステル熱
接着性繊維である特許請求の範囲第1項記載の車輛内装
用表皮材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62324934A JPH0785978B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車輌内装用表皮材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62324934A JPH0785978B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車輌内装用表皮材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01168540A JPH01168540A (ja) | 1989-07-04 |
| JPH0785978B2 true JPH0785978B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=18171247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62324934A Expired - Lifetime JPH0785978B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車輌内装用表皮材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785978B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051268A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-03-20 | Japan Vilene Co Ltd | 自動車用装飾繊維シート |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2570464B2 (ja) * | 1990-05-08 | 1997-01-08 | 日本電気株式会社 | 電荷転送装置の電荷検出回路 |
| JPH0748702Y2 (ja) * | 1990-11-09 | 1995-11-08 | 日本バイリーン株式会社 | 不織布製内装材 |
| JP2720764B2 (ja) * | 1993-09-28 | 1998-03-04 | 株式会社コーセー | 表面に凹凸を有する繊維製クッション材およびその製造方法 |
| JP3613712B2 (ja) * | 1993-11-08 | 2005-01-26 | 東洋紡績株式会社 | 通気性レザー及びその製造法 |
| JPH09109795A (ja) * | 1995-10-19 | 1997-04-28 | Sanwa Kogyo Kk | 車両用内装材 |
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1987
- 1987-12-22 JP JP62324934A patent/JPH0785978B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01168540A (ja) | 1989-07-04 |
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