JPH0786196B2 - クロロフルオロ化エーテル流体と溶剤からなる熱吸収媒体組成物並びに熱および低温の生成法 - Google Patents
クロロフルオロ化エーテル流体と溶剤からなる熱吸収媒体組成物並びに熱および低温の生成法Info
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- JPH0786196B2 JPH0786196B2 JP63275949A JP27594988A JPH0786196B2 JP H0786196 B2 JPH0786196 B2 JP H0786196B2 JP 63275949 A JP63275949 A JP 63275949A JP 27594988 A JP27594988 A JP 27594988A JP H0786196 B2 JPH0786196 B2 JP H0786196B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はクロロフルオロ化エーテル流体と溶剤との混合
物を熱および/または低温をつくり出す吸収熱機関(ab
sorption thermal machine)に応用することに関する。
物を熱および/または低温をつくり出す吸収熱機関(ab
sorption thermal machine)に応用することに関する。
この種の機関の吸収サイクルの原理は次のとおりであ
る。はじめガス状の作動流体が凝縮、膨脹、蒸発とその
次の溶剤流体中での吸収、の諸段階にかけられる。得ら
れた溶液は再加圧され、温度の上昇がガス状態にある作
動流体を加熱器または蒸発器の中で再生することを可能
にする。溶剤を次に吸収段階へ送り戻す。
る。はじめガス状の作動流体が凝縮、膨脹、蒸発とその
次の溶剤流体中での吸収、の諸段階にかけられる。得ら
れた溶液は再加圧され、温度の上昇がガス状態にある作
動流体を加熱器または蒸発器の中で再生することを可能
にする。溶剤を次に吸収段階へ送り戻す。
最もよく使用される作動流体−溶剤の流体対はNH3−H2O
およびH2O−LiBrの対である。しかし、これらの対に
は、ある領域においては、特に個人住宅または集合住宅
の加熱の領域において、それらの利用を妨げる主要欠陥
がある。事実、熱力学的に興味のあるNH3−H2O対はNH3
の毒性のために用途が限定される。H2O−LiBr対は、水
の結晶化のために、個人または集合住宅の加熱用ヒート
ポンプへ応用する場合に、蒸発器中で必要とされる低温
において使用できない。
およびH2O−LiBrの対である。しかし、これらの対に
は、ある領域においては、特に個人住宅または集合住宅
の加熱の領域において、それらの利用を妨げる主要欠陥
がある。事実、熱力学的に興味のあるNH3−H2O対はNH3
の毒性のために用途が限定される。H2O−LiBr対は、水
の結晶化のために、個人または集合住宅の加熱用ヒート
ポンプへ応用する場合に、蒸発器中で必要とされる低温
において使用できない。
吸収サイクルにおいては、作動流体−溶剤流体の対が良
好な熱力学的性質、溶剤中での作動流体の良好な溶解性
を示すことが重要であり、そしてさらに、毒性がなくか
つ結晶化の危険性を示さないことが重要である。
好な熱力学的性質、溶剤中での作動流体の良好な溶解性
を示すことが重要であり、そしてさらに、毒性がなくか
つ結晶化の危険性を示さないことが重要である。
そのほか、溶剤が加熱器中での分離を容易にするよう10
0℃より高いことが好ましい標準沸点をもつことが好ま
しい。
0℃より高いことが好ましい標準沸点をもつことが好ま
しい。
この目的のために、クロロフルオロ化炭化水素を溶剤と
しての重質化合物と一緒に使用することがすでに提唱さ
れている〔Gnrale de Thermique(General Journ
al of Thermology)No.236−237,1981年8月〜9月を参
照〕。
しての重質化合物と一緒に使用することがすでに提唱さ
れている〔Gnrale de Thermique(General Journ
al of Thermology)No.236−237,1981年8月〜9月を参
照〕。
吸収サイクル中でのこれらの作動流体−溶剤流体対の使
用には、特に溶剤中での作動流体のきわめて高い溶解性
のために、ある種の興味がある。しかし、その種の対は
金属化合物と接触するときに高温において分解し、一方
同じ条件の下でその対の各成分は熱的に安定である。こ
こに、吸収サイクルから成る加熱設備にとっては、作動
流体−溶剤系が10年位の運転の間安定であることが第一
次的に重要である。このことはまた、空調および冷凍の
設備にとっても第一義的に重要である。
用には、特に溶剤中での作動流体のきわめて高い溶解性
のために、ある種の興味がある。しかし、その種の対は
金属化合物と接触するときに高温において分解し、一方
同じ条件の下でその対の各成分は熱的に安定である。こ
こに、吸収サイクルから成る加熱設備にとっては、作動
流体−溶剤系が10年位の運転の間安定であることが第一
次的に重要である。このことはまた、空調および冷凍の
設備にとっても第一義的に重要である。
本発明者のフランス特許出願No.2567140において開示さ
れているように、適切で有効な安定化用添加剤をこれら
の作動流体−溶剤流体の対の中へ導入することによって
分解反応を阻止することが提案された。
れているように、適切で有効な安定化用添加剤をこれら
の作動流体−溶剤流体の対の中へ導入することによって
分解反応を阻止することが提案された。
本発明者のフランス特許願No.2575174において開示され
ているとおり、吸収ヒートポンプ用の流体対として、ク
ロロフルオロ化炭化水素とクロロフルオロ化化合物との
混合物を、安定剤を添加せずに使用することも提唱され
た。
ているとおり、吸収ヒートポンプ用の流体対として、ク
ロロフルオロ化炭化水素とクロロフルオロ化化合物との
混合物を、安定剤を添加せずに使用することも提唱され
た。
クロロフルオロ化炭化水素の群に属しない他の弗素化化
合物を使用することも可能である。
合物を使用することも可能である。
例えば、EP特許0143509は作動流体として炭化水素およ
びアクリル系の直鎖または分枝鎖の弗素化エーテルを使
用することを推奨しており、それらは環状であり、3個
から5個の炭素原子を含み、それらの分子式はエーテル
の場合もっぱら炭素、水素、弗素および酸素を含む。
びアクリル系の直鎖または分枝鎖の弗素化エーテルを使
用することを推奨しており、それらは環状であり、3個
から5個の炭素原子を含み、それらの分子式はエーテル
の場合もっぱら炭素、水素、弗素および酸素を含む。
作動流体として弗素化エーテルを使用する場合には、溶
剤はテトラグライム(tetraglyme)であり、あるいはさ
らに一般的にいえばプロトン受容性化合物のどれかであ
る。
剤はテトラグライム(tetraglyme)であり、あるいはさ
らに一般的にいえばプロトン受容性化合物のどれかであ
る。
作動流体としての弗素化エーテルの使用は、これらの化
合物が例えば麻酔の分野における応用についてすでに知
られており、従って毒性の危険を示さないので特に興味
がある。これらの化合物はまた溶剤がその分子式中に塩
素原子を含むときに特に大部分の溶剤中できわめて可溶
性である。しかし、この元素の存在は金属の存在下にお
いて、吸収機関の加熱器の内部で普通に到達する温度に
おいて、作動流体−溶剤の対の安定性を低下させる。
合物が例えば麻酔の分野における応用についてすでに知
られており、従って毒性の危険を示さないので特に興味
がある。これらの化合物はまた溶剤がその分子式中に塩
素原子を含むときに特に大部分の溶剤中できわめて可溶
性である。しかし、この元素の存在は金属の存在下にお
いて、吸収機関の加熱器の内部で普通に到達する温度に
おいて、作動流体−溶剤の対の安定性を低下させる。
実際、CnH2n+2-x-yFxCly型のクロロフルオロ化炭化水素
は、鉄、アルミニウムまたは銅、および水素供与性化合
物の存在下において、変換を受け、それはときには溶剤
から取り入れられる水素原子の置換で以て定量的であ
る。この方法は例えばフランス特許願No.2567139におい
て開示されている。
は、鉄、アルミニウムまたは銅、および水素供与性化合
物の存在下において、変換を受け、それはときには溶剤
から取り入れられる水素原子の置換で以て定量的であ
る。この方法は例えばフランス特許願No.2567139におい
て開示されている。
クロロフルオロ化エーテルの場合には、この不安定性は
エーテル基の存在に基づいて増幅される。例えば、1−
メトキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(C
H3−O−CF2−CHFCl)は、用いられる水素化溶剤が何で
あっても、180℃で100時間後には完全に分解される。
エーテル基の存在に基づいて増幅される。例えば、1−
メトキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(C
H3−O−CF2−CHFCl)は、用いられる水素化溶剤が何で
あっても、180℃で100時間後には完全に分解される。
このことは、溶剤分子の成分部分上の塩素の移転から生
ずる主要分解生成物、CH3Cl,C4H9Cl……について、イソ
フルラン(isoflerane)とよぶジフルオロメトキシ−1
クロロ−1トリフルオロ−2,2,2エタンに関するケース
でもある。
ずる主要分解生成物、CH3Cl,C4H9Cl……について、イソ
フルラン(isoflerane)とよぶジフルオロメトキシ−1
クロロ−1トリフルオロ−2,2,2エタンに関するケース
でもある。
本発明はクロロフルオロ化エーテル流体と溶剤との混合
物を吸収機関へ適用することを提唱することによって前
述の欠点を満たすものである。
物を吸収機関へ適用することを提唱することによって前
述の欠点を満たすものである。
実際、エンフルラン(enflurane)と呼ばれその式が次
のとおり、CF2H−O−CF2CHFClである1−ジフルオロメ
トキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(標
準沸点56.6℃)のような特定構造をもつある種のクロロ
フルオロ化エーテルが適切な溶剤と一緒に使用するとき
に、良好な安定性と同時に良好な溶解性を示しかつ毒性
を示さないことが発見されたのである。
のとおり、CF2H−O−CF2CHFClである1−ジフルオロメ
トキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(標
準沸点56.6℃)のような特定構造をもつある種のクロロ
フルオロ化エーテルが適切な溶剤と一緒に使用するとき
に、良好な安定性と同時に良好な溶解性を示しかつ毒性
を示さないことが発見されたのである。
従って、本発明は、1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−
トリフルオロ−2−クロロエタンから成る流体と、芳香
族エステルおよび/またはω,ω′−ジアルキル化ポリ
オキシエチレングリコールの群の中から選ばれる少くと
も一つの溶剤との混合物を、熱および/または低温の発
生のための吸収熱機関へ適用することに関する。
トリフルオロ−2−クロロエタンから成る流体と、芳香
族エステルおよび/またはω,ω′−ジアルキル化ポリ
オキシエチレングリコールの群の中から選ばれる少くと
も一つの溶剤との混合物を、熱および/または低温の発
生のための吸収熱機関へ適用することに関する。
本発明のもう一つの特徴によると、その溶剤は式 の芳香族エステルであり、式中、Xは水素原子またはメ
チル基を示し、mは1から2であり、Rは直鎖または分
枝鎖のC1−C8アルキル基を表わす。
チル基を示し、mは1から2であり、Rは直鎖または分
枝鎖のC1−C8アルキル基を表わす。
本発明の一つの特徴によると、その溶剤は式 R1(OC2H4)nOR2 のω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチレングリコー
ルであり、式中R1とR2は独立に直鎖または分枝鎖のC1−
C8アルキル基であり、nは1から4の整数である。
ルであり、式中R1とR2は独立に直鎖または分枝鎖のC1−
C8アルキル基であり、nは1から4の整数である。
本発明の一つの特徴によると、使用溶剤は100℃より高
い標準沸点をもつ。
い標準沸点をもつ。
本発明のもう一つの特徴によれば、選ばれる溶剤は安息
香酸メチルである。
香酸メチルである。
本発明のさらにもう一つの特色によると、選ばれる溶剤
はジエチレングリコールジメチルエーテルまたはテトラ
エチレングリコールジメチルエーテルである。
はジエチレングリコールジメチルエーテルまたはテトラ
エチレングリコールジメチルエーテルである。
本発明によると、上記の流体混合物はヒートポンプへ特
に応用を見出すものであり、その際、ガス状作動流体は
順次連続的に、熱受容体形成性の媒体と熱交換関係にあ
る凝縮、その凝縮流体の膨脹、冷媒体と熱交換関係にあ
りかつ熱源を形成する、その膨脹流体の蒸発、上記で規
定するような溶剤中への吸収、得られるリッチ溶液(ri
ch solution)の圧力上昇、作動流体を気化させるため
の加圧溶液の加熱、凝縮から生ずるガス状作動流体の循
環、得られる減損溶液(depleted solution)の抜き取
り、その圧力の膨脹、および吸収器へのそれの送り返
し、にかけられる。
に応用を見出すものであり、その際、ガス状作動流体は
順次連続的に、熱受容体形成性の媒体と熱交換関係にあ
る凝縮、その凝縮流体の膨脹、冷媒体と熱交換関係にあ
りかつ熱源を形成する、その膨脹流体の蒸発、上記で規
定するような溶剤中への吸収、得られるリッチ溶液(ri
ch solution)の圧力上昇、作動流体を気化させるため
の加圧溶液の加熱、凝縮から生ずるガス状作動流体の循
環、得られる減損溶液(depleted solution)の抜き取
り、その圧力の膨脹、および吸収器へのそれの送り返
し、にかけられる。
本発明、およびその他の目的、特色、細部および利点は
以下の説明のための記述と実施例からよりよく理解され
かつより明らかになるであろう。
以下の説明のための記述と実施例からよりよく理解され
かつより明らかになるであろう。
本発明によると、1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−ト
リフルオロ−2−クロロエタンと、芳香族エステルおよ
び/またはω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチレン
グリコールの中から選ばれる少くとも一つの溶剤とから
成る流体混合物が熱および/または低温の発生のための
吸収熱機関へ応用される。
リフルオロ−2−クロロエタンと、芳香族エステルおよ
び/またはω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチレン
グリコールの中から選ばれる少くとも一つの溶剤とから
成る流体混合物が熱および/または低温の発生のための
吸収熱機関へ応用される。
本発明による芳香族エステルは一般式 の特に液状の芳香族モノ−またはジ−エステルであり、
式中、Xは水素原子またはメチル基を示し、mは1また
は2であり、Rは直鎖または分枝鎖のC1−C8アルキル基
を表わす。
式中、Xは水素原子またはメチル基を示し、mは1また
は2であり、Rは直鎖または分枝鎖のC1−C8アルキル基
を表わす。
芳香族エステルは例えば、m=1、X=H、R=CH3で
あり、沸点が1気圧下において199℃である上記の式の
安息香酸メチルを含む。
あり、沸点が1気圧下において199℃である上記の式の
安息香酸メチルを含む。
本発明によるω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチレ
ングリコールは次の一般式 R1−(OC2H4)nOR2 をもち、式中、R1とR2は独立に直鎖または分枝鎖のC1−
C8アルキル基であり、nは1から4の整数である。
ングリコールは次の一般式 R1−(OC2H4)nOR2 をもち、式中、R1とR2は独立に直鎖または分枝鎖のC1−
C8アルキル基であり、nは1から4の整数である。
この種の溶剤は例えば、n=2、R1=R2=CH3でありか
つ沸点が1気圧下において160℃である上記一般式のジ
エチレングリコールジメチルエーテル、およびn=4、
R1=R2=CH3でありかつ沸点が1気圧下で276℃である上
記一般式をまたもつテトラエチレングリコールジメチル
エーテルを含む。
つ沸点が1気圧下において160℃である上記一般式のジ
エチレングリコールジメチルエーテル、およびn=4、
R1=R2=CH3でありかつ沸点が1気圧下で276℃である上
記一般式をまたもつテトラエチレングリコールジメチル
エーテルを含む。
熱および/または低温発生用の熱吸収機関へ応用するた
めには、1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−トリフルオ
ロ−2−クロロエタンと溶剤との相対量は吸収サイクル
の操作条件の関数として既知の方式で決定される。有利
には、作動流体−溶剤混合物中で5から80%の作動流体
を使用する。
めには、1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−トリフルオ
ロ−2−クロロエタンと溶剤との相対量は吸収サイクル
の操作条件の関数として既知の方式で決定される。有利
には、作動流体−溶剤混合物中で5から80%の作動流体
を使用する。
そのような流体混合物を吸収熱機関へ応用するときの成
績を示すために、安定性と溶解性のテストを実施した
が、それらは次の限定を意味しない実施例において開示
されかつ本発明の範囲外の試験と比較される。
績を示すために、安定性と溶解性のテストを実施した
が、それらは次の限定を意味しない実施例において開示
されかつ本発明の範囲外の試験と比較される。
A) 安定性試験 実施例1 組成物は5モルの1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−ト
リフルオロ−2−クロロエタン(エンフルラン)、3gの
安息香酸メチル、を混合することによって得られ、次の
手段に従って180℃で100時間、この組成物の安定性を試
験した。混合物を、250mgの普通鋼の適切に清浄化した
金属試験片を含む肉厚のパイレックス管の中へ注いだ。
この管を液体窒素の温度に冷却し、真空下で密封し、18
0℃の温度に100時間加熱した。その後、管を再び液体窒
素の中で浸漬し、真空マニホールドへ連ぎ、適切な位置
の助けをかりて開けた。揮発性生成物を低温排気によっ
て回収し、気相クロマトグラフィによって分析した。液
相中に残留する作動流体の量を内部検量方法に従い気相
クロマトグラフィによって測定した。作動流体分解率は
二回の試験の平均で0.9%の量であった。
リフルオロ−2−クロロエタン(エンフルラン)、3gの
安息香酸メチル、を混合することによって得られ、次の
手段に従って180℃で100時間、この組成物の安定性を試
験した。混合物を、250mgの普通鋼の適切に清浄化した
金属試験片を含む肉厚のパイレックス管の中へ注いだ。
この管を液体窒素の温度に冷却し、真空下で密封し、18
0℃の温度に100時間加熱した。その後、管を再び液体窒
素の中で浸漬し、真空マニホールドへ連ぎ、適切な位置
の助けをかりて開けた。揮発性生成物を低温排気によっ
て回収し、気相クロマトグラフィによって分析した。液
相中に残留する作動流体の量を内部検量方法に従い気相
クロマトグラフィによって測定した。作動流体分解率は
二回の試験の平均で0.9%の量であった。
700時間まで試験継続時間をのばすことによっても作動
流体分解率は僅かに5.8%の量であった。
流体分解率は僅かに5.8%の量であった。
実施例2 安息香酸メチルをジエチレングリコールジメチルエーテ
ルによって置き換えることによって実施例1を繰返し
た。作動流体分解パーセンテージは4.7%をこえなかっ
た。
ルによって置き換えることによって実施例1を繰返し
た。作動流体分解パーセンテージは4.7%をこえなかっ
た。
実施例3 安息香酸メチルをテトラエチレングリコールジメチルエ
ーテルによって置き換えることによって実施例1を繰返
した。作動流体分解パーセンテージは二回の試験の平均
で4.9%をこえなかった。
ーテルによって置き換えることによって実施例1を繰返
した。作動流体分解パーセンテージは二回の試験の平均
で4.9%をこえなかった。
次の試験aからcは空試験として提供されるもので、本
発明を例証する実施例1から3と比較されるべきもので
ある。
発明を例証する実施例1から3と比較されるべきもので
ある。
試験a 実施例1において開示する工程を安息香酸メチルをN−
メチルピロリドンによって置き換え、かつ重量が292mg
の試験片を使うことによって繰返した。作動流体分解パ
ーセンテージは63%に達した。
メチルピロリドンによって置き換え、かつ重量が292mg
の試験片を使うことによって繰返した。作動流体分解パ
ーセンテージは63%に達した。
試験b 実施例2において開示する工程を、1−ジフルオロメト
キシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタンを1−
メトキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(C
H3−O−CF2−CHFCl)によって置き換えることによって
繰返した。作動流体分解パーセンテージは100%に達し
た。気相クロマトグラフィによって同定された主な変換
生成物はジオキサンとジメチルエーテルであった。
キシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタンを1−
メトキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(C
H3−O−CF2−CHFCl)によって置き換えることによって
繰返した。作動流体分解パーセンテージは100%に達し
た。気相クロマトグラフィによって同定された主な変換
生成物はジオキサンとジメチルエーテルであった。
試験c 実施例3において開示される工程を、1−ジフルオロメ
トキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタンをジ
フルオロメトキシ−1トリフルオロ−2,2,2クロロエタ
ン(イソフルラン)によって置き換えることによって繰
返した。作動流体分解パーセンテージは96%に達し、気
相クロマトグラフィによって同定された主な変換生成物
はジオキサン、ジメチルエーテルおよびメチルクロライ
ドであった。
トキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタンをジ
フルオロメトキシ−1トリフルオロ−2,2,2クロロエタ
ン(イソフルラン)によって置き換えることによって繰
返した。作動流体分解パーセンテージは96%に達し、気
相クロマトグラフィによって同定された主な変換生成物
はジオキサン、ジメチルエーテルおよびメチルクロライ
ドであった。
上記実施例はこの種の流体混合物のすぐれた安定性を例
証するものであり、それらの混合物は従って熱および/
または低温の発生のための吸収熱機関の中で使用するの
に特に適切である。
証するものであり、それらの混合物は従って熱および/
または低温の発生のための吸収熱機関の中で使用するの
に特に適切である。
B) 溶解性試験 溶剤中での作動流体の良好な溶解性は溶質−溶剤溶液の
低い流速をもたらし、従ってフィードポンプの仕事を減
らす。その上、良好な溶解性はきわめてしばしば高い混
合熱を伴ない、投資の削減に貢献する。
低い流速をもたらし、従ってフィードポンプの仕事を減
らす。その上、良好な溶解性はきわめてしばしば高い混
合熱を伴ない、投資の削減に貢献する。
溶解性は無限稀釈における活量係数γ∞によって間接的
に特徴づけることができる。
に特徴づけることができる。
実際には、混合物上の成分Aの分圧は pA=γAXAPA(固定温度Tにおいて) によって与えられ、ここに、 pA=成分Aの分圧 pA=固定温度Tにおいて純粋である生成物Aの蒸気圧 XA=成分Aのモル滴定量(molar titer) γA=成分Aの活量係数。
pAの同じ値について、XA(液相中の濃度または溶解度)
はすべて、γAが低いときに一層高い。
はすべて、γAが低いときに一層高い。
特に、良好な溶解性はγ1の特徴をもつ。
成分Aの濃度のきわめて低い値についてγの値(無限稀
釈)を保持時間(成分Aの注入と検出との間のクロマト
グラフィにおける経過時間)の測定からきめることが可
能である。
釈)を保持時間(成分Aの注入と検出との間のクロマト
グラフィにおける経過時間)の測定からきめることが可
能である。
測定のために行なわれている手続きは次のとおりであ
る。既知量の検討溶剤をクロマトグラフ・カラム上で、
キャリヤー100gあたり溶剤15から20g程度の含浸率を得
るように置く。
る。既知量の検討溶剤をクロマトグラフ・カラム上で、
キャリヤー100gあたり溶剤15から20g程度の含浸率を得
るように置く。
検討溶質をきわめて少量、ガス状溶質で50μ、あるい
は液状溶質で0.2μ、でヘリウム・キャリヤーガスの
流れ(流速30cc/分)の中へ注入する。
は液状溶質で0.2μ、でヘリウム・キャリヤーガスの
流れ(流速30cc/分)の中へ注入する。
各々の溶質について、二回の注入で一般には十分であ
る。
る。
保持時間の測定は、クロマトグラフへ連結した積算器
と、ピークの形成および形状を肉視することを可能にし
同時にすべての欠陥、すなわち、ベースラインのずれ、
ひろがりすぎピークなどの検出を可能にする記録計、と
によって得られる。
と、ピークの形成および形状を肉視することを可能にし
同時にすべての欠陥、すなわち、ベースラインのずれ、
ひろがりすぎピークなどの検出を可能にする記録計、と
によって得られる。
以下の実施例においては、1−ジフルオロメトキシ−1,
1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(エンフルラ
ン)の各種溶剤の溶解度(γ∞)が次の弗素化炭化水
素:クロロジフルオロメタン(R22=CHClF2)、トリフ
ルオロメタン(R23=CHF3)、1,2−ジクロロ−1,1,2,2
−テトラフルオロエタン(R114=CClF2−CClF2)、1−
クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン(R124=CF3CH
ClF)で以て得られる溶解度と比較される。
1,2−トリフルオロ−2−クロロエタン(エンフルラ
ン)の各種溶剤の溶解度(γ∞)が次の弗素化炭化水
素:クロロジフルオロメタン(R22=CHClF2)、トリフ
ルオロメタン(R23=CHF3)、1,2−ジクロロ−1,1,2,2
−テトラフルオロエタン(R114=CClF2−CClF2)、1−
クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン(R124=CF3CH
ClF)で以て得られる溶解度と比較される。
実施例1 クロマトグラフ・カラム上にのせた溶剤は安息香酸メチ
ルC6H5COOCH3である。
ルC6H5COOCH3である。
各種溶質で以て20℃において得られた結果を次のとおり
にまとめた。
にまとめた。
溶質 T=20℃におけるγ∞ R22 1 R23 2.5 R114 6.8 R124 1.4 エンフルラン 0.6 測定された最良の溶解性はエンフルラン−安息香酸メチ
ルの対の溶解性であることが分かる。
ルの対の溶解性であることが分かる。
実施例2 クロマトグラフ・カラム上にのせた溶剤ジエチレングリ
コールジメチルエーテルCH3O(CH2CH2O)2CH3(E141)
である。
コールジメチルエーテルCH3O(CH2CH2O)2CH3(E141)
である。
各種溶質で以て20℃において得られた結果をまとめる
と、次の通りである。
と、次の通りである。
溶質 T=20℃におけるγ∞ R22 0.2 R23 0.5 R114 3.6 R124 0.25 エンフルラン 0.2 エンフルラン−ジエチレングリコールジメチルエーテル
の対についてのγ∞の低い値は従って良好な相互溶解性
を意味する。
の対についてのγ∞の低い値は従って良好な相互溶解性
を意味する。
C) ヒートポンプへの応用実施例 1−ジフルオロメトキシ−1,1,2−トリフルオロ−2−
クロロエタンと安息香酸メチルとの混合物をヒートポン
プにおいて使用する。
クロロエタンと安息香酸メチルとの混合物をヒートポン
プにおいて使用する。
この目的のために、直列で次のものから成る気密な閉鎖
回路を形成する慣用的装置を使用する: −熱受容体を形成する加熱されるべき媒体と熱的交換関
係にある、作動流体用の凝縮交換器、 −減圧弁、 −例えば空気または水のような冷媒体と熱的交換関係に
あり、回路の熱源を形成する、蒸発交換器、 −作動流体を溶剤中へ吸収させるための接触器、 −昇圧用ポンプ、および −例えばガス−、燃料−、または他の加熱源のような適
切な手段のいずれかによって加熱されるガス状作動流体
再生用加熱器。
回路を形成する慣用的装置を使用する: −熱受容体を形成する加熱されるべき媒体と熱的交換関
係にある、作動流体用の凝縮交換器、 −減圧弁、 −例えば空気または水のような冷媒体と熱的交換関係に
あり、回路の熱源を形成する、蒸発交換器、 −作動流体を溶剤中へ吸収させるための接触器、 −昇圧用ポンプ、および −例えばガス−、燃料−、または他の加熱源のような適
切な手段のいずれかによって加熱されるガス状作動流体
再生用加熱器。
得られた結果は、特に安定性に関してすぐれていること
が認められた。なぜならば、約100時間運転後において
作動流体の分解率は約0.9%であったからである。
が認められた。なぜならば、約100時間運転後において
作動流体の分解率は約0.9%であったからである。
上記の実施例は従って、例えばヒートポンプのような吸
収率を使用する加熱および冷凍の領域への応用におい
て、この種の流体混合物を使用する利点を示す。
収率を使用する加熱および冷凍の領域への応用におい
て、この種の流体混合物を使用する利点を示す。
もちろん、本発明は記述および例証実施態様へ決して限
定されるものではなく、それらは例としてのみ与えられ
ている。逆に、本発明は、その精神に従ってなされる場
合、記述の手段と同等のすべての技法とそれらの組合せ
のすべてを包含するものである。
定されるものではなく、それらは例としてのみ与えられ
ている。逆に、本発明は、その精神に従ってなされる場
合、記述の手段と同等のすべての技法とそれらの組合せ
のすべてを包含するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック・シェロン フランス国78600 メゾン‐ラフィット, リュー・デュ・マレッシャル・フォッシュ 76ビス
Claims (7)
- 【請求項1】作動流体としての1−ジフルオロメトキシ
−1,1,2−トリフルオロ−2−クロロエタンと、芳香族
エステルおよびω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチ
レングリコールよりなる群から選ばれる少なくとも1つ
の溶剤からなる熱吸収媒体としての組成物。 - 【請求項2】溶剤が式 (式中、Xは水素原子またはメチル基を示し、mは1ま
たは2であり、そしてRは直鎖または分枝鎖のC1−C8ア
ルキル基を表す。) で表される芳香族エステルである、請求項1に記載の組
成物。 - 【請求項3】溶剤が式 R1(OC2H4)nR2 (式中、R1とR2は独立に直鎖または分枝鎖のC1−C8アル
キル基であり、そしてnは1から4の整数である。) で表されるω,ω′−ジアルキル化ポリオキシエチレン
グリコールである、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項4】溶剤が100℃より高い標準沸点をもつもの
である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】溶剤が安息香酸メチルである、請求項2に
記載の組成物。 - 【請求項6】溶剤がジエチレングリコールジメチルエー
テルまたはテトラエチレングリコールジメチルエーテル
である、請求項3に記載の組成物。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱吸
収媒体としての組成物を使用し;そしてガス状の作動流
体を、熱受容体を構成する媒体と熱交換関係にある凝
縮、その凝縮流体の膨張、熱源を構成する低温媒体と熱
交換関係にあるその膨張流体の蒸発、および請求項1〜
6のいずれか1項に記載のような溶剤への吸収に連続し
て付し、得られたリッチ溶液の圧力を上げ、次いで加圧
されたその溶液を加熱して作動流体を気化させ、前記凝
縮によって生ずるガス状作動流体を循環させ、得られた
減損溶液を抜き出し、その圧力を膨張させ、吸収器に戻
す、熱および/または低温の生成法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8715101A FR2622593B1 (fr) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | Application d'un melange de fluides a base d'ether chlorofluore et de solvants a des machines a absorption |
| FR8715101 | 1987-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149885A JPH01149885A (ja) | 1989-06-12 |
| JPH0786196B2 true JPH0786196B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=9356364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63275949A Expired - Lifetime JPH0786196B2 (ja) | 1987-10-30 | 1988-10-31 | クロロフルオロ化エーテル流体と溶剤からなる熱吸収媒体組成物並びに熱および低温の生成法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0314571B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0786196B2 (ja) |
| DE (1) | DE3867428D1 (ja) |
| ES (1) | ES2029059T3 (ja) |
| FR (1) | FR2622593B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4999127A (en) * | 1989-12-11 | 1991-03-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Azeotropic composition of 2-chloro-1,1,2-trifluoroethyl-2-difluoromethyl ether with trans-1,2-dichloroethylene and methnanol |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3202377A1 (de) * | 1982-01-26 | 1983-07-28 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Arbeitsmedium fuer absorptionswaermepumpen |
| GB8321569D0 (en) * | 1983-08-10 | 1983-09-14 | Ici Plc | Heat pumps |
| DE3524737A1 (de) * | 1985-07-11 | 1987-01-15 | Univ Essen Angewandte Thermody | Stoffgemische fuer sorptionsprozesse |
| JPS63275967A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体測定装置 |
-
1987
- 1987-10-30 FR FR8715101A patent/FR2622593B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-10-26 DE DE8888402698T patent/DE3867428D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-26 ES ES88402698T patent/ES2029059T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-26 EP EP19880402698 patent/EP0314571B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-31 JP JP63275949A patent/JPH0786196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0314571A1 (fr) | 1989-05-03 |
| FR2622593A1 (fr) | 1989-05-05 |
| DE3867428D1 (de) | 1992-02-13 |
| JPH01149885A (ja) | 1989-06-12 |
| ES2029059T3 (es) | 1992-07-16 |
| EP0314571B1 (fr) | 1992-01-02 |
| FR2622593B1 (fr) | 1991-04-26 |
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